JP3668086B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に関し、更に詳しくは、洗濯機の安全性を向上させるための構造及び制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
全自動洗濯機では、脱水運転中には洗濯脱水槽が高速で回転しているため、ユーザが誤って洗濯脱水槽内に手を入れると、手が洗濯物に巻き込まれる恐れがあり危険である。そこで、一般的な全自動洗濯機では、外箱上面の蓋体の開閉状態を検知するためにスイッチ(以下、「蓋開閉検知スイッチ」という)が設けられており、蓋開閉検知スイッチにより蓋体の開放が検知されると脱水運転が開始されず、また、脱水運転途中で蓋体が開放したことが検知されると洗濯脱水槽の回転を停止させるような制御が行われている。
【0003】
蓋開閉検知スイッチとして、蓋体の下面前方に下垂片が設けられると共に、蓋体を閉鎖する際に該下垂片に対応する外箱上面の位置に受入孔を穿孔し、蓋体が閉鎖してその受入孔に下垂片が挿入されると、その下垂片による押圧力を受ける連動部材を介してスイッチの可動接点と固定接点とを接触又は離間させるという構造の蓋開閉検知機構が知られている。例えば本出願人は特願平11−350386号において、そのような構造の蓋開閉検知機構を含む安全保持装置を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような蓋開閉検知機構では、例えば悪戯等により意図的に受入孔に棒状体(例えばドライバー)が挿入されて連動部材を押し込むような行為が為された場合、これによりスイッチがON又はOFFし、蓋体が閉鎖されたものと誤って判断してしまう可能性がある。例えば脱水運転の一時停止中にこのような行為が行われると、実際には蓋体が開いているにも拘わらず洗濯脱水槽の回転を立ち上げてしまうということが起こり得る。このような行為は洗濯機の使用上不適正な行為ではあるものの、洗濯機の安全性を高めるためには、このような行為に対する対策が求められる。また、蓋体が開放された状態では受入孔が外箱上面に露出するため、この受入孔を介して水が侵入する可能性があり、その水が安全保持装置を構成するスイッチや各種電装部品に接触しないように配慮する必要もある。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みて成されたものであり、その第1の目的は、蓋体が開放されている際の安全性を一層高めることができる洗濯機を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、外箱上面に開口した受入孔を介して水が落下した場合でも蓋開閉検知機構等を構成する各種電装部品に対する悪影響をなくす又は軽減することができる洗濯機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び発明の実施の形態】
上記課題を解決するために成された第1の発明は、洗濯脱水槽を内装する外箱と、該外箱上面の衣類投入口を開閉する蓋体とを有し、該蓋体の下面に突出して下垂片を形成すると共に、前記外箱上面には蓋体を閉鎖する際に前記下垂片に対応する位置に受入孔を設けた洗濯機において、
a)蓋体が閉鎖される際に受入孔に挿入された前記下垂片の下端部に当接して押圧される突片を有し、蓋体が閉鎖されると該突片が前記下垂片に押圧されることにより一方向に回動し、蓋体が開放されると反対方向に回動するとともに、前記突片よりも上に位置して該突片よりも短い突出長を有し、蓋体が閉鎖した状態で前記下垂片と係合する係合爪を設けた回動体と、
b)該回動体の回動に応じて二つの接片が接触又は離間することにより蓋体の開閉状態を検知するスイッチと、
を備え、前記回動体の突片の幅を前記受入孔の同一方向の幅又は径よりも小さくするとともに、
前記回動体は、一方向に傾斜して前記受入孔から侵入した水を沿わせて流れ落とす傾斜面を前記突片の下方に有して成り、
前記回動体の下方に、前記傾斜面の傾斜前方に水抜き孔を設けた水受け部を配設したことを特徴としている。
【0007】
この第1の発明に係る洗濯機では、受入孔の開口に露出している突片の幅が狭いため、細い棒状体を受入孔に挿入して突片を押し下げようとしても、その突片を的確に捉えることが困難である。即ち、そのような不適正な行為によっては回動体が回動しにくくなっており、これにより蓋体が開いているときに蓋体が閉鎖したと誤って判断される可能性を減らすことができる。
【0010】
た、この構成によれば、受入孔から侵入した水は傾斜面に当たってその傾斜に沿って流れ落ちる。そのため、受入孔の開口から落下したあと周囲に大きく飛散することを抑制でき、周囲に電装部品等を配設した場合でもそれら部品に水が掛かることを抑止できる。
また、上述のように棒状体が挿入され傾斜面を押し下げようとしても滑り、うまく押すことが困難であるため、結果的に回動体の回動を阻止できる。
【0011】
また、回動体の下方に、該回動体の傾斜面の傾斜前方に水抜き孔を設けた水受け部を配設したので、回動体の傾斜面を伝い落ちた水を円滑に排出できる。
【0015】
【発明の効果】
第1の発明に係る洗濯機によれば、外箱上面の受入孔に棒状体を挿入しても回動体を回動させること自体が困難な構造となっているので、そのような行為によっては蓋体が閉鎖したと検知し得るようにスイッチを動作させることは困難である。そのため、蓋体が開放している状態で蓋体が閉鎖したと誤って判断される可能性はきわめて少なくなり、不適正な行為に対しても高い安全性を確保することができる。また、第1の発明に係る洗濯機によれば、受入孔の開口を介して水が侵入した場合でも、この水が電装部品等に掛かることを軽減でき、水は迅速に且つ円滑に排出される。従って、受入孔の下方に配設された蓋開閉検知機構等の故障が少なくなり信頼性が高まる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明に係る洗濯機の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は本実施例の洗濯機の概略構成を示す縦断面図、図2はこの洗濯機の上面図である。外箱1の内部には有底円筒形状の外槽2が図示しない複数の吊棒により吊支されており、これにより外槽2の振動が外箱1に伝わることを防止している。外槽2の内部には、周囲に多数の通水孔を有する洗濯脱水槽3が、その底壁に固定された支持軸4を中心に回転自在に軸支されている。洗濯脱水槽3の内底部には、撹拌翼5が支持軸4に嵌挿された内軸6を中心に回転自在に設けられている。
【0018】
外槽2の下面に取り付けられたモータ7の回転動力は、モータ軸8に固定された小プーリ9、Vベルト10、大プーリ11などから成る伝達機構と、クラッチ機構12、トルクモータ13を含む動力切換機構14とを介して、支持軸4と内軸6とに伝達される。即ち、主として洗い運転や濯ぎ運転時にはトルクモータ13の動作に応じてクラッチ機構12は大プーリ11と支持軸4との連繋を解除し、内軸6を介して撹拌翼5を一方向又は両方向に回転させる。一方、脱水運転時にはクラッチ機構12は大プーリ11と支持軸4とを接続し、洗濯脱水槽3と撹拌翼5とを一体に一方向に回転させる。
【0019】
外箱1の上部後方には外部の水道栓に接続された給水管15が配設され、給水バルブ16が開放されると、給水管15を通して導入された水が洗剤容器を備えた注水口17に流入し、外槽2内に注がれるようになっている。一方、外槽2の底部には排水口18が設けられ、排水口18に接続された排水管19は排水バルブ20により開閉されるようになっている。この排水バルブ20の開閉動作は上記クラッチ機構12の動作と呼応しており、撹拌翼5が洗濯脱水槽3と切り離されて単独で回転可能な状態では排水バルブ20は閉鎖し、撹拌翼5と洗濯脱水槽3とが一体回転可能な状態では排水バルブ20は開放する。
【0020】
外箱1の上面に大きく開口した衣類投入口21には開閉自在の蓋体22が設けられており、この蓋体22が閉鎖された状態でその開放を禁止すべく施錠するためのロック機構、蓋体22の開閉を検知する蓋開閉検知機構、及び外槽2の振動を検知する振動検知機構を一体化した安全装置23が外箱1内の上部前方に設置されている。
【0021】
外箱1上面の衣類投入口21の側方には操作パネル24が設けられている。図3はこの操作パネルの拡大平面図である。操作キーとしては、電源の投入及び切断を指示するための電源キー24a、洗濯行程の開始、運転途中での一時停止、及び一時停止状態からの運転の再開を指示するためのスタートキー24bなどの各種キーと複数の表示器とが配設されている。
【0022】
次いで、図4〜図13を参照して、安全装置23の構造と動作について説明する。図4及び図5は安全装置23の上面図であり、図4はケース30に上カバー31を取り付けた状態、図5は上カバー31を取り外した状態であって(a)は蓋体22のロックが解錠された状態、(b)は蓋体22がロックされた状態を示す。図6及び図7は安全装置23の要部の縦断面図であり、図6(a)は蓋体22が開放途中である状態、図6(b)は蓋体22がロックされた状態、図7は蓋体22が完全に開放した状態を示す。図8は外箱1上面の挿入孔1a周辺の上面図であり、図9は図8中のB−B’線断面図である。図10は図5(a)中のA−A’線断面図である。図11はロック機構を構成する作動体の筒部の断面図である。図12はロック機構を構成する回転体36の半断面図である。図13は安全装置23における蓋体22のロックの施錠及び解錠動作の説明図である。
【0023】
この安全装置23を構成する主要部材は、ロックレバー32、蝶番アーム33、ソレノイド34、マイクロスイッチ38、40等であって、これらがケース30内部の所定位置に取り付けられ、ケース30の上面には上カバー31が、下面には図示しない防滴カバーがネジによって固定されている。
【0024】
ロックレバー32は、図6及び図7に示すように、第1基体部32aと第2基体部32bとが断面略逆V字状を成すように一体に形成された基体321を有し、第1基体部32aには第1突片322と第2突片323とが略同一方向に突出して形成されており、第2基体部32bには一組の第3突片324と第4突片325とが突出して形成されている。図8に示すように、第1突片322の幅W1と第2突片323の幅W2とはほぼ同一であって、これらは、後述の理由により第1基体部32aの幅W3及び挿入孔の幅W4よりも格段に小さくなっている。また、図9に示すように、第2突片の幅方向の両上縁部Rのコーナは適度に丸みを持った形状になっている。
【0025】
ロックレバー32は、軸326を中心に回動自在にケース30に取り付けられると共に、図示しない捻りコイルバネにより図6及び図7において反時計回り方向に付勢されている。このロックレバー32の第3突片324には、軸333を中心にして回動自在に蝶番アーム33が取り付けられている。蝶番アーム33は水平方向に延在する平板部331を有し、図示しない捻りコイルバネにより図6及び図7において時計回り方向に付勢されている。
【0026】
プランジャ341を備えるソレノイド34はケース30に固定されている。ソレノイド34は、外部から通電が行われるとその通電期間中だけプランジャ341を引き込むタイプのものである。図10に示すように、プランジャ341には一端(図10では左端)が円筒状に形成された(以下この部分を「筒部351」という)作動体35が連結されている。作動体35には軸方向に延伸する長孔352が設けられ、この長孔352にケース30から突出したボス301が緩挿されており、これによってプランジャ341に連動して作動体35は軸方向に所定範囲で往復動するようになっている。作動体35の筒部351の外側にはコイルバネ353が周設され、このコイルバネ353のプランジャ側端部(図10において右端)はケース30に対して位置規制されており、反対側端部(図6において左端)は筒部351の外側に突出した鍔部354で位置規制されている。従って、作動体35はコイルバネ353により、プランジャ341の引込み方向M1と反対方向に付勢されている。
【0027】
図11に示すように、筒部351の内壁にはリブ356とカム溝とが周回方向に交互に形成された係止部355が形成され、カム溝は軸方向に深い位置まで切れ込んだ第1カム溝357と、浅い位置までしか切れ込んでいない第2カム溝358とが周回方向に交互に配列されている。図10に示すように、筒部351の内側には、コイルバネ365によりプランジャ341の引込み方向M1に付勢された回転体36と、ボス301によりケース30に対し固定された固定体37とが緩挿されている。
【0028】
図12に示すように、回転体36はコイルバネ365の取付側と反対側が円筒状の筒部361になっており、筒部361の外周に作動体35のカム溝357、358の間隔(角度)に対応して複数のリブ362が放射状に設けられ、そのリブ362の端部は傾斜状に切り落とされた傾斜部363となっている。また、筒部361の端面は傾斜部363の傾斜面に連続した山形状に形成された歯合部364となっている。一方、固定体37は回転体36の歯合部364に対向する端面が、その山形状に歯合する歯合部371に形成されている。
【0029】
図5に示すように、ソレノイド34、作動体35、回転体36、固定体37と略一直線上には、マイクロスイッチ38が配設されている。作動体35のマイクロスイッチ側端部には、マイクロスイッチ38の可動片381に対向して突部35aが設けられている。
【0030】
なお、後述のような動作を達成するために、ソレノイド34のプランジャ341の牽引力P1、コイルバネ353の付勢力P2、コイルバネ365の付勢力P3、マイクロスイッチ38の可動片381の戻り力(つまり可動片381を付勢する図示しないバネの付勢力)P4の力の関係は次のように設定されている。
P1>P2>P3+P4
【0031】
ソレノイド34、作動体35、回転体36、固定体37は以下のような動作により、ロックレバー32の第4突片325の位置を規制又はその規制を解除する。図13ではこの動作状態をわかり易く示すために、作動体35の筒部351内部、回転体36、固定体37を展開して示している。いま、ソレノイド34に通電が行われていないときに、作動体35と一体に設けられたストッパ359は図13(a)に示す位置PBにあるものとする(以下、この位置を「後退位置PB」という)。このとき、回転体36のリブ362は作動体35の筒部351の第2カム溝358に挿入され、リブ362先端の傾斜部363はカム溝358の傾斜壁に当接している。前述のように作動体35はコイルバネ353により左方向に付勢されているが、上記当接によって作動体35の位置は規制され、これによりストッパ359は後退位置PBより左方には移動することが妨げられる。その結果、ロックレバー32の第4突片325はストッパ359による位置規制を受けず、図13(a)に示すように、第4突片325が作動体35上方に入り込むようにロックレバー32は自由に回動する。また、作動体35の突部35aとマイクロスイッチ38の可動片381との間には隙間が確保されているので、突部35aは可動片381を押圧しない。
【0032】
図13(b)に示すように、第4突片325が作動体35の上部から退避した状態にあって通電によりソレノイド34がプランジャ341を引き込むと、コイルバネ353の付勢力に抗して作動体35も右方向に摺動する。回転体36はコイルバネ365により所定の付勢力により固定体37に押し付けられている。そのため、回転体36のリブ362が第2カム溝358から外れて回転自在となり、図13(c)に示すように、固定体37の歯合部371の頂部が回転体36の歯合部364の谷部に嵌合するように回転体36は僅かに回転する。
【0033】
そのあと、ソレノイド34への通電が終了してプランジャ341の引込み動作が解除されると、作動体35はコイルバネ353の付勢力により右方向へ摺動しようとする。このとき回転体36は、その歯合部364の頂部が筒部351のリブ356先端の傾斜面を滑るに従い回転し、最終的に回転体36のリブ362は第1カム溝357に挿入される。第1カム溝357は深い位置までリブ362を受け入れることが可能であるから、図13(d)に示すように、ストッパ359は先の後退位置PBを通り過ぎて更に左方向まで移動する(以下、このときの位置を「前進位置PF」という)。ストッパ359が前進位置PFまで移動すると、ストッパ359はロックレバー32の第4突片325の回動範囲までくるため第4突片325の位置が規制される。また、このとき作動体35の突部35aはマイクロスイッチ38の可動片381を押し込む。
【0034】
この状態から再び通電によりソレノイド34がプランジャ341を引き込むと、上述と同様の動作により回転体36が回転し、回転体36のリブ362の先端の傾斜部363は第2カム溝358の傾斜した端部壁面に当接し、ストッパ359は後退位置PBに位置決めされる。このようにして、本構成では、プランジャ341の引込み動作を行う毎に回転体36は所定角度ずつ回転し、それにより作動体35が往復動してストッパ359は前進位置PFと後退位置PBとに交互に位置決めされる。
【0035】
次いで、安全装置23における蓋体22のロックの施錠及び解錠、並びに蓋体22の開閉検知動作について説明する。なお、軸326、333はほぼ平行に位置しており、以下の説明では、軸326、333を中心にした回動の方向を図6及び図7に示す状態で時計回り方向又は反時計回り方向の何れかと規定するものとする。
【0036】
図6に示すように、蓋体22の前部下面には下垂片221が突出して形成されており、この下垂片221には掛止孔222が穿孔されている。外箱1側には、蓋体22の下垂片221に対応する位置に挿入孔1aが穿孔されている。図6(a)及び図7に示すように、蓋体22が或る程度以上開放された状態では蓋体22のロックは解錠しており、図示しないバネの付勢力によってロックレバー32は軸326を中心に反時計回り方向に最も回動した状態にある。
【0037】
蓋体22を閉じるべくユーザにより蓋体22が下方に押圧されると、下垂片221の下端がロックレバー32の第2突片323を押し下げ、バネの付勢力に抗してロックレバー32は時計回り方向に回動する。蓋体22の自重による押下げ力はバネの付勢力よりも強いため、蓋体22が閉じられると図6(b)に示すようにロックレバー32の第1突片322は下垂片221の掛止孔222に挿入される(但し、このときは後述のような施錠はされていない)。
【0038】
蝶番アーム33を時計回り方向に回転させるように付勢している図示しないバネの付勢力は、マイクロスイッチ40の可動片401を外向きに戻しているバネの付勢力よりも大きく設定されている。そのため、蝶番アーム33はロックレバー32とほぼ一体に回動し、図6(b)に示すように蓋体22が閉鎖されると蝶番アーム33の平板部331はマイクロスイッチ40の可動片401を押し上げる。これにより、マイクロスイッチ40はON(又はOFF)する。即ち、図6(a)に示すように蓋体22が開放した状態から図6(b)に示すように閉鎖すると、マイクロスイッチ40がOFF→ON(又はその逆)し、これにより蓋体22が閉鎖したことが検知される。
【0039】
このように単に蓋体22が閉鎖されただけであってロックされていない場合には、ユーザが蓋体22の把手に手を掛けてこれを引き上げようとすると、蓋体22の自重による押圧力が解除されるため、ロックレバー32はバネの付勢力により迅速に反時計回り方向に回動する。この回動の速度は、通常、蓋体22の引上げ速度よりも速いので、ロックレバー32の第1突片322は掛止孔222から抜去され、蓋体22は円滑に開放する。その際、ロックレバー32の回動に連動して蝶番アーム33も反時計回り方向に回転するので、平板部331による可動片401の押圧は解除され、マイクロスイッチ40の可動片401は突出する。これにより、マイクロスイッチ40はOFF(又はON)し、蓋体22が開放したことが検知される。
【0040】
上述のように蓋体22が閉鎖された状態で施錠する際には、図示しない電気回路よりソレノイド34に短時間(例えば0.5秒程度)通電を行う。この通電により上述したようにプランジャ341が引き込まれ、通電が終了したときストッパ359は後退位置PBから前進位置PFに移動する。すると、図13(d)に示したようにストッパ359はロックレバー32の第4突片325に当接し、ロックレバー32の反時計回り方向の回動を阻止する。そのため、蓋体22の掛止孔222にはロックレバー32の第1突片322が挿入されたままとなり、ユーザが蓋体22の把手に手を掛けて引き上げようとしてもその開放は阻止される。また、蓋体22がロックされると、作動体35の突部35aによりマイクロスイッチ38の可動片381が押し込まれ、マイクロスイッチ38はON(又はOFF)する。これにより蓋体22がロックされたことが検知される。
【0041】
ロックを解錠する場合には、再びソレノイド34に短時間通電を行う。この通電により上述したようにプランジャ341が引き込まれ、通電が終了したときストッパ359は前進位置PFから後退位置PBに移動する。これにより、ストッパ359によるロックレバー32の第4突片325に対する制止が解除されるから、ロックレバー32はバネの付勢力によって反時計回り方向に回動することが可能となり、上述したようなユーザによる蓋体22の開放が可能となる。
【0042】
ところで、本実施例の洗濯機では、図7に示したように蓋体22を開放した状態では、外箱1の上面に挿入孔1aが露出する。そのため、子供の悪戯などにより挿入孔1aに棒状体が挿入され、その結果、蓋体22を閉鎖したときと同様にロックレバー32が回動してしまうと、蓋体22が開いているにも拘わらずマイクロスイッチ40がONして蓋体22が閉鎖されたものと誤って検知されてしまう恐れがある。そこで、本実施例の洗濯機では、そのような場合でもロックレバー32が回動しにくいような構造上の配慮が成されている。
【0043】
まず第1に、前述したように第2突片323の幅W2が挿入孔W4の幅と比較して非常に狭くなっている点である。図8(a)に示すように、蓋体22が開放した状態で挿入孔1aの開口に露呈しているのは、ロックレバー32の第1基体部32aと第2突片323とである。上述のように第2突片323は幅が狭いため、ドライバーのような先端部の細い棒状体ではこれを捉えにくくなっている。第2に、第2突片323は幅W2が第1突片322の幅W1と同程度である点である。図8(b)に示すように、第2突片323を押し下げてロックレバー32が回動するに伴い、第1突片322は前方に迫り出してくる。そのため、挿入孔1aの開口に露呈する第2突片323の面積は一層狭くなり、ロックレバー32が回動するほど棒状体で押し続けるのが困難になる。
【0044】
第3には、図9に示したように、第2突片323の幅方向の両上縁部Rが丸みを持っている点である。これにより、特に第2突片323の幅方向の両縁部を上から押そうとしても滑り易く、第2突片323を押し下げることのできる実質的な幅を一層狭くすることができる。第4に、第1基体部32aが下方向に急峻な傾斜面を有している点である。これにより、第1基体部32aを押すことによりロックレバー32を回動させることを極めて困難にしている。このように、悪戯等によっては容易に蓋開閉検知スイッチ40がON(又はOFF)しないようになっている点が本洗濯機の特徴の一つである。
【0045】
また、上述のように挿入孔1aに異物が挿入されるのは特殊な場合であるが、通常の洗濯において、この挿入孔1aを介して水が侵入することは頻繁に起こり得る。そこで、水が侵入した場合でも、安全装置23内部に配設されているスイッチ38、40やソレノイド34等に水が掛かることを極力防止すると共に、侵入した水が円滑に排出されるように構造上の配慮が成されている。即ち、挿入孔1aを介して下方に落下した水のうち、直接的にケース30の底壁へ落下する水のほかの大部分は第1基体部32aに接触することになるが、前述したように、第1基体部32aは下方向に急峻な傾斜面を有しているので接触した水はあまり飛散せず、第1基体部32aの傾斜面に沿って伝い落ちる。また、これを伝い落ちた水は図7において右方向へ流れる力を付与されるが、ケース30の底壁にはその流れ前方に水抜き孔302が設けられているので、水の流れが円滑であって迅速に水をケース30下方(外槽2の内部)へと排出することができる。また、ロックレバー32下方のケース30の底壁にも傾斜部303を設けており、これにより水抜き孔302の方向へ向かう水の流れを一層円滑にしている。このように、挿入孔1aから侵入した水による悪影響も取り除くことができる。
【0046】
次に、本実施例の洗濯機の制御について説明する。
図14は本実施例の洗濯機の要部の電気系構成図である。制御の中心には、CPU、RAM、ROM、タイマなどを含んで構成される制御部50が据えられている。制御部50には、複数の操作キーを備えて成る操作部52から操作信号が入力されると共に、上述の安全装置23に組み込まれている蓋開閉検知スイッチ40とロック検知スイッチ38とからON/OFF信号が入力される。また、制御部50は、負荷駆動部51を介して、モータ7、トルクモータ13、給水バルブ16、ソレノイド34の動作を制御する。トルクモータ13は前述したようにクラッチ機構12と排水バルブ20の双方の動作を制御する。更に、制御部50は、表示部53に対してキー入力の受付状態や運転状態のモニタのための表示制御信号を出力する。
【0047】
図15は、本実施例の洗濯機における標準的な洗濯行程の流れを示すフローチャートである。図15を参照してこの洗濯機の動作を概略的に説明する。
ユーザが洗濯脱水槽3内に洗濯物を投入し操作部52により適宜の設定を行ってスタートキー24bを押すと、制御部50はまず負荷量検知処理を実行する(ステップS1)。具体的には、制御部50は負荷駆動部51を介してモータ7を短時間ONさせることにより撹拌翼5を回転させ、その後モータ7をOFFする。負荷量が大きいほど撹拌翼5の回転に対する抵抗が大きいから、惰性回転の継続時間は短くなる。そこで、この惰性回転期間中、モータ7の回転に同期したパルス信号を計数し、制御部50はその計数値でもって負荷量を判断し、その負荷量に応じて複数段階に定められた洗濯水位を決定する。
【0048】
洗濯水位が決定され実質的な洗濯行程として洗い行程が開始されると(ステップS2)、まず給水バルブ16が開放されて洗濯脱水槽3内に所定水位まで給水が行われ、撹拌翼5を所定速度で一方向又は両方向に回転することによって洗い運転が実行される。洗い行程が終了するとトルクモータ13が駆動されて排水バルブ20が開放され、洗濯脱水槽3内の水は排水される。そして、洗濯脱水槽3と撹拌翼5とを一体に高速で回転することにより中間脱水が実行される(ステップS3)。この中間脱水により、洗濯物に染み込んでいる洗剤水が飛散して除去される。
【0049】
次に1回目の濯ぎとして脱水濯ぎが行われる(ステップS4)。脱水濯ぎは、洗濯脱水槽3を回転させながら注水口17から水をシャワー状に洗濯物に降り掛けることにより、洗濯物にきれいな水を吸水させ、その代わりに洗濯物に染み込んでいる洗剤水を押し出そうとするものである。そして、洗濯物に十分に水を含ませた後に、ステップS3と同様のステップS5の処理により中間脱水が行われ、洗濯物に染み込んでいる水が飛散される。更に、2回目の濯ぎとして、洗濯脱水槽3内に所定量の給水がなされ、ステップS2の洗い行程時と同様に撹拌翼5を回転することにより溜め濯ぎが実行される(ステップS6)。溜め濯ぎが終了すると、排水バルブ20が開かれて洗濯脱水槽3内の水は排水され、中間脱水と同様に洗濯脱水槽3と撹拌翼5とを一体に高速で回転することにより最終脱水が実行される(ステップS7)。
【0050】
なお、上記動作は最も標準的な動作であって、運転コースに応じて、或いはユーザによる種々の設定に応じて、例えば脱水濯ぎ行程の代わりに溜め濯ぎが行われたり、溜め濯ぎの代わりに注水濯ぎが行われる等、各行程の内容は適宜に変更される。
【0051】
上記一連の洗濯行程の途中において、ユーザがスタートキー24bを押すと制御部50はその時点で一時的に運転を停止させる。具体的には給水中であれば給水バルブ16を閉鎖し、洗濯脱水槽3又は撹拌翼5を回転させるためにモータ7がONされている場合にはモータ7をOFFする。このような運転の一時停止中に再度スタートキー24bが押されると運転が再開されるわけであるが、本洗濯機では安全性を向上させるために、運転一時停止中から運転を再開するに際して次に説明するような処理を実行している。
【0052】
図16は、本洗濯機における運転一時停止中の処理ルーチンを示すフローチャートであり、このルーチンは運転一時停止中に一定又は不定期の時間間隔で繰り返し実行される。また、このルーチンは、例えば脱水行程のみの運転コースが設定された場合の運転開始前の待機時にも一定又は不定期の時間間隔で繰り返し実行される。この場合には、図16中の「運転再開」は「運転開始」に読み替えればよい。
【0053】
この処理が実行されると、制御部50はまず、蓋開閉検知スイッチ40により蓋体22が開放状態であるか否かを判定する(ステップS10)。ここで蓋体22が閉鎖している判断されると、運転再開許可、つまりスタートキー24bの受付が可能となり(ステップS11)、スタートキー24bの操作が有ったか否かを判定する(ステップS12)。スタートキー24bの操作が有った場合には、運転再開の処理を行い、運転一時停止直前の状態から運転を再開する(ステップS13)と共に、運転時間のカウントを再開する(ステップS14)。
【0054】
一方、ステップS10で蓋体22が開放していると判定されると、次いで脱水濯ぎ行程又は脱水行程中であるか否かを判定し(ステップS15)、脱水行程又は脱水濯ぎ行程中でない場合、つまり洗い行程、溜め濯ぎ又は注水濯ぎ行程の何れかである場合にはステップS19、S20と進み、ステップS11及びS12と同様の処理により、運転再開を許可しスタートキー24bを受け付ける。ステップS20でスタートキー24bの操作が有った場合には、次いで蓋開閉検知スイッチ40からの信号により蓋体22が閉鎖されたか否かを判定する(ステップS21)。蓋体22がまだ開放している場合には閉鎖されるまで待機し、蓋体22が閉鎖されると先のステップS13の運転再開処理へと進む。
【0055】
上記ステップS15で脱水行程又は脱水濯ぎ行程中であると判定されると、運転再開が不許可、つまりスタートキー24bの受付禁止となり(ステップS16)、各種の動作停止処理を実行する(ステップS17)。既に動作が停止されている場合にはそれを継続する。そして、動作停止処理を実行した場合にはタイマによる運転時間カウントも一時停止する(ステップS18)。上記ステップS12又はS20でスタートキー24bの操作がないと判定された場合もステップS17→S18へと進む。
【0056】
即ち、上記処理により、洗い行程、溜め濯ぎ又は注水濯ぎ行程、つまり基本的に撹拌翼5が回転され、洗濯脱水槽3は回転しないか或いはごく低速度でしか回転していない行程においては、蓋体22が閉鎖していさえすればスタートキー24bが押されたのを受けて運転を再開する。また、蓋体22が開放している場合であってもスタートキー24dを受け付け、スタートキー24dが押されたあとに蓋体22が閉じられたならばすぐに運転を再開する。
【0057】
一方、脱水行程又は脱水濯ぎ行程の場合には、蓋体22が開いている場合にはたとえスタートキー24bが押されたとしても運転の一時停止を継続する。従って、脱水行程又は脱水濯ぎ行程時には、蓋体22が閉鎖されていると判定され、且つスタートキー24bの操作が有った場合にのみ運転が再開される。つまり、実際に蓋体22が開いた状態で運転を再開、つまり洗濯脱水槽3の回転を立ち上げるためには、上述したように棒状体を挿入孔1aに挿入してロックレバー32の第2突片323を押し下げてロックレバー32を時計回り方向に回動させつつスタートキー24bを押す、という大変面倒で一人では困難な手順を踏まねばならない。そのため、子供の悪戯程度では誤って洗濯脱水槽3が回転し始める恐れは殆どなく、洗濯機の安全性を極めて高いものとすることができる。
【0058】
なお、上記実施例は一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更又は修正することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である洗濯機の概略構成を示す縦断面図。
【図2】 本実施例の洗濯機の上面図。
【図3】 本実施例の洗濯機における操作パネルの平面図。
【図4】 本実施例の洗濯機における安全装置の平面図(上カバーを取り付けた状態)。
【図5】 本実施例の洗濯機における安全装置の平面図(上カバーを取り外した状態)であり、(a)は蓋体が開放された状態、(b)は蓋体が閉鎖されてロックされた状態。
【図6】 本実施例の洗濯機における安全装置の要部の縦断面図であり、(a)は蓋体の開放途中である状態、(b)は蓋体が閉鎖されてロックされた状態。
【図7】 本実施例の洗濯機における安全装置の要部の縦断面図であり、蓋体が完全に開放した状態。
【図8】 本実施例の洗濯機における挿入孔近傍の上面図。
【図9】 図8中のB−B’線断面図。
【図10】 図5(a)中のA−A’線断面図。
【図11】 この安全装置の一部材である作動体の要部の断面図。
【図12】 この安全装置の一部材である回転体の半断面図。
【図13】 この安全装置におけるロックの施錠及び解錠動作を説明するための模式図。
【図14】 本実施例の洗濯機の要部の電気系構成図。
【図15】 本実施例の洗濯機の標準的な洗濯行程を示すフローチャート。
【図16】 本洗濯機における運転一時停止中の処理ルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…外箱 1a…挿入孔(受入孔)
2…外槽 3…洗濯脱水槽
5…撹拌翼 7…モータ
21…衣類投入口 22…蓋体
221…下垂片 222…掛止孔
23…安全装置 24…操作パネル
24b…スタートキー 30…ケース
302…水抜き孔 303…傾斜部
32…ロックレバー(回動体) 321…基体
32a…第1基体部(傾斜面) 32b…第2基体部
322…第1突片(係合爪) 323…第2突片(突片)
324…第3突片 325…第4突片
326…軸 33…蝶番アーム
331…平板部 333…軸
40…マイクロスイッチ(蓋開閉検知スイッチ)
401…可動片 50…制御部
51…負荷駆動部 52…操作部

Claims (1)

  1. 洗濯脱水槽を内装する外箱と、該外箱上面の衣類投入口を開閉する蓋体とを有し、該蓋体の下面に突出して下垂片を形成すると共に、前記外箱上面には蓋体を閉鎖する際に前記下垂片に対応する位置に受入孔を設けた洗濯機において、
    a)蓋体が閉鎖される際に受入孔に挿入された前記下垂片の下端部に当接して押圧される突片を有し、蓋体が閉鎖されると該突片が前記下垂片に押圧されることにより一方向に回動し、蓋体が開放されると反対方向に回動するとともに、前記突片よりも上に位置して該突片よりも短い突出長を有し、蓋体が閉鎖した状態で前記下垂片と係合する係合爪を設けた回動体と、
    b)該回動体の回動に応じて二つの接片が接触又は離間することにより蓋体の開閉状態を検知するスイッチと、
    を備え、前記回動体の突片の幅を前記受入孔の同一方向の幅又は径よりも小さくするとともに、
    前記回動体は、一方向に傾斜して前記受入孔から侵入した水を沿わせて流れ落とす傾斜面を前記突片の下方に有して成り、
    前記回動体の下方に、前記傾斜面の傾斜前方に水抜き孔を設けた水受け部を配設したことを特徴とする洗濯機。
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