JP3667718B2 - メール送受信制御方法、メールサーバ、認証課金サーバ、通信装置、及び、データ変換プログラム - Google Patents

メール送受信制御方法、メールサーバ、認証課金サーバ、通信装置、及び、データ変換プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はメールシステム、メールサーバ、認証課金サーバ、通信装置、及び、データ変換プログラムに関し、特に移動パケット通信網におけるメールシステム、メールサーバ、認証課金サーバ、通信装置、及び、データ変換プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話メールサービスは、図8に示されるようなシステムにより実現されていた。同図に示されるように、携帯電話メールシステムは、携帯電話MSと、基地局BSと、ゲートウェイサーバGWと、を含んで構成されている。
ゲートウェイサーバGWは、携帯電話MSから送信されるメールを受信し、宛先へ送信するとともに、携帯電話MS宛に送信されたメールを受信して携帯電話MSに送信する携帯電話MSのメールサーバとしての機能を有する。更に、ゲートウェイサーバGWは、移動パケット通信網内における通信のみでなく、インターネットINETに接続して通信する機能を有する。このため、インターネットメールを受信して、携帯電話MSに送信するとともに、携帯電話MSから送信されたメールをインターネットメールとして送信する機能も有する。この場合には、インターネットINET又は移動パケット通信網においてメールを送受信するために必要なプロトコル変換処理を行なう。例えば、ゲートウェイサーバGWと携帯電話MSとは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)によって接続されるが、通常インターネットメールが送信される場合には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)が用いられる。このため、携帯電話MS宛のインターネットメールを受信した場合には、不要なヘッダを削除し、予め定められたマークアップ言語に従って必要なタグ付けを行う。
【0003】
なお、このゲートウェイサーバGWと携帯電話MSとをHTTPを用いて接続可能とすることにより、携帯電話MSにおいては、ゲートウェイサーバGWを介して、インターネットINET上のWEBサーバとHTTP通信を行なって、WEBページの閲覧等を行なうこともできる。
また、図9には、このようなシステムにおいて、携帯電話MS−1から携帯電話MS−2にメールが送信された場合の通信シーケンスが示されている。同図に示されているように、携帯電話MS−1から送信されたメールは、移動パケット通信網の交換機に中継されて、ゲートウェイサーバGWに送信され、送信先となる携帯電話MS−2に対応するメールボックスに蓄積される(ステップS301〜S303)。メールボックスへの蓄積が行なわれると、移動パケット通信網の仕組みにより、ゲートウェイサーバGWから携帯電話MS−2にメール着信通知がなされる(ステップS304〜S305)。メール着信通知を受けた携帯電話MS−2は、ゲートウェイサーバGWとHTTPを用いて通信し、メール取得要求を行なうことにより、メールを取得することができる(ステップS30306〜S309)。携帯電話MSでは、予め定められたマークアップ言語の文法に則り、メールを適切な方法で表示することができる。尚、ゲートウェイサーバGWに蓄積されたメールは、携帯電話MS−2からの応答信号によりメールの受信が確認されると、削除される(ステップS310〜S312)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、携帯電話メールサービスにおいては、携帯電話MS間のメールの送受信だけでなく、インターネットメールの送受信を行なうことができる。しかも、移動パケット通信網独自の仕組みによってメールの受信が即時に通知され、コンピュータ等を立ち上げたりすることなくいつでもメールを受信することができるという点で、コンピュータを用いた従来のインターネットメールサービスよりも優れている。
【0005】
しかし、この携帯電話メールサービスは、携帯電話MSからのアクセスのみをサポートしており、海外など移動パケット通信網の圏外からは、メールを送受信することができなかった。
一方、移動パケット通信網の外部にメールサーバを設置することにより、インターネットINETに接続されたコンピュータと、携帯電話MSとの両方からメールを送受信可能とするサービスも行われている。この場合には、携帯電話MSが圏外であっても、インターネットINETに接続したコンピュータによって当該メールサーバにアクセスすることにより、メールを送受信することができる。しかし、このサービスの場合、当該メールサーバのメールボックスと移動パケット通信網の連携した動作は不可能であり、メールボックスにメールが着信しても、携帯電話MSにその通知を行うことはできない。
【0006】
本発明の目的は、メールボックスへのメール着信を携帯電話機に通知する、という携帯電話メールサービスならではの長所を残しつつ、海外など、移動パケット通信網の圏外からもメールボックスへのアクセスを可能とするメール送受信制御方法、メールサーバ、認証課金サーバ、通信装置、及び、データ変換プログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によるメールシステムは、移動機宛に送信されたメールをメール蓄積装置と、該メール蓄積装置に移動機宛のメールを受信すると、当該移動機にメールの受信を通知する通知手段と、をメールサーバに備え、前記通知手段による通知に基づき、受信したメールを前記メール蓄積装置から取得する移動機メール取得手段を移動機に備える移動機のメールシステムにおいて、前記メールサーバとインターネット経由で接続される通信装置は、前記メールサーバに蓄積される移動機宛のメールの取得要求を送信する取得要求送信手段と、前記メールの取得要求送信手段による要求に応じてメールサーバから送信されるメールに関する情報を取得する通信装置メール取得手段と、を備え、前記メールサーバは、前記通信装置から送信される取得要求の受信に応じて、前記メール蓄積装置に蓄積されるメールに関する情報を送信する通信装置向けメール送信手段を備えることを特徴とする。
【0008】
ここで、ール蓄積装置に蓄積されたメールを通信装置において受信する場合だけでなく、例えば、サイトにおいて閲覧のみが可能である場合等も含み、メールに対応する情報を参照することができるものであればよい。
本発明の請求項2によるメールシステムは、請求項1において、前記メールサーバは、前記移動機へのメールの送信、及び、前記通信装置へのメールに関する情報の送信の双方ともHTTPプロトコルに従って行うことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項3によるメールシステムは、請求項1又は2において、前記インターネットに接続された通信装置からのメールの参照に対応して通信料の課金を行なう課金ステップを、更に、含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項4によるメールシステムは、請求項1〜3のいずれか1項において、前記通信装置へのメールに関する情報の送信に対応して通信料の課金を行なう課金手段を、更に、含むことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項5によるメールサーバは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられるメールサーバであって、前記メールを蓄積するメール蓄積装置と、前記メールの受信を通知する通知手段と、前記通信装置にメールに関する情報を送信する通信装置向けメール送信手段と、を有することを特徴とする
本発明の請求項6による認証課金サーバは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられるサーバであって、前記メールの取得要求を送信した通信装置が前記メールを参照する権限を有するか否かの認証を行なう認証手段、有することを特徴とする
【0012】
本発明の請求項7による認証課金サーバは、請求項6において、前記通信装置へのメールに関する情報の送信に対応して通信料の課金を行なう課金手段を、更に、有することを特徴とする
【0013】
本発明の請求項8による通信装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられる通信装置であって、前記メールサーバとインターネット経由で接続され、前記メールサーバに蓄積される移動機宛のメールの取得要求を送信する取得要求送信手段と、前記メールの取得要求送信手段による要求に応じてメールサーバから送信されるメールに関する情報を取得する通信装置メール取得手段と、を備えることを特徴とする
本発明の請求項9による通信装置は、請求項8において、前記通信装置メール取得手段により取得したメールに関する情報を正常に参照することができるようにデータを変換する変換手段を、更に、含むことを特徴とする
【0014】
発明の請求項10にかかるデータ変換プログラムは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられるプログラムであって、前記取得要求がなされたメールを前記通信装置において正常に参照することができるようにデータを変換する変換ステップを、含むことを特徴とする
本請求項にかかるデータ変換プログラムは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられる前記メールサーバ、前記認証課金サーバ、及び、前記通信装置のいずれかの装置において、動作するものである。
本発明の請求項11によるデータ変換プログラムは、請求項10において、前記変換ステップにおいては、前記移動機におけるメールの参照と同様に、前記通信装置においてメールを参照することができるようにデータを変換することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等の部分が同一符号によって示されている。
本実施の形態における携帯電話メールシステムの構成が、図1に示されている。同図に示されているように、携帯電話メールシステムは、移動パケット通信網と、ゲートウェイサーバGWと、認証・課金サーバ2と、インターネットINETと、通信回線4を介してインターネットINETに接続するコンピュータPCと、によって実現される。
【0016】
移動パケット通信網は、[従来の技術]の項で説明したように、携帯電話MSと無線通信する基地局BSと、図示せぬパケット交換機と、ゲートウェイサーバGWと、を含んで構成され、携帯電話MSにおいてデータ通信を行なうためのものである。
ゲートウェイサーバGWは、[従来の技術]の項で説明したような機能に加えて、図2に示されるような構成をとって、コンピュータPCからのメールの参照を可能にする。ゲートウェイサーバGWは、同図に示されるように、システム制御部11と、電子メール管理部12と、メールボックス13と、を含んで構成され、移動パケット通信網におけるメールサーバとしての機能を有する。
【0017】
システム制御部11は、携帯電話MSに接続し、携帯電話MSからのメールの送信要求に基づいて、メールボックス13に蓄積されたメールを送信するように制御する。更に、本実施の形態においては、インターネットINET上のコンピュータPCとの接続機能を有し、コンピュータPCからのメールの送信要求に基づいて、メールボックス13に蓄積されたメールを送信するように制御する。
【0018】
電子メール管理部12は、システム制御部11において受信したメールの送信要求に基づいて、メールボックス13から特定のメールを取り出し、システム制御部11に引き渡す。
メールボックス13は、携帯電話MSのユーザ毎に設けられ、各ユーザ宛のメールを蓄積している。上述のように、本実施の形態において蓄積されるメールには、移動パケット通信網においてやり取りされるメールだけでなく、インターネットから送信された携帯電話MS宛のメールも含んでいる。
【0019】
認証・課金サーバ2は、本実施の形態においては、ゲートウェイサーバGWとインターネットINETとの間に設置され、インターネットINET上のコンピュータPCからゲートウェイサーバGWへの接続の制御を行う。認証・課金サーバ2の構成は、図3に示されている。同図に示されるように、認証・課金サーバ2は、システム制御部21と、課金部22と、認証部23と、を含んで構成される。
【0020】
システム制御部21は、ゲートウェイサーバGWとの接続機能と、インターネットINETとの接続機能を有しインターフェースとなって、ゲートウェイサーバGW及びコンピュータPCからの接続に応じた処理を行なうように認証部23及び課金部22を制御する。
認証部23は、インターネットINETに接続するコンピュータPCからのメールの送信要求に対し、そのコンピュータPCがゲートウェイサーバGWに蓄積されるメールを参照する権限を有するか否かの認証を行なう機能を有する。
【0021】
課金部22は、コンピュータPCによってメールが参照時に、通過するパケット量、あるいは、コンピュータPCからの接続時間を集計し、このパケット量・接続時間に対応して通信料の課金を行なう機能を有する。
インターネットINETは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によるパケット通信をベースとする共通のネットワークプロトコルによって、世界中のコンピュータを相互接続したネットワークである。ネットワーク内においては、電子メールの送受信、HTTPを用いたHTMLデータ等の送受信によるWEBページの閲覧等が可能になっている。
【0022】
コンピュータPCは、図4に示されるように、通信部31と、処理部32と、入出力部33と、を含んで構成される。
通信部31は、電話回線、専用回線等の通信回線4に接続し、TCP/IPを用いたインターネット上でのデータの送受信を行なうための機能を有する。
処理部32は、通信部31、入出力部33を制御して、ゲートウェイサーバGWに対してメールの送信要求を行い、送信要求に対する応答データを受信して、メールボックスに蓄積されているメールを入出力部33に表示する。本実施の形態においては、処理部32は、リクエストとそれに対するレスポンスによって必要なデータを送受信するHTTP通信によって、メールを参照するために必要なデータを送受信する。このように、携帯電話によってメールを送受信する時と同様の通信プロトコルを用いることにより、ゲートウェイサーバGWにおいて特別なプロトコル変換処理等を行なうことなく、携帯電話にメールを送信する場合と同様にメールの送信を行なうことができる。更に、処理部32は、通信部31において受信するゲートウェイサーバGW、携帯電話MSで予め定められたマークアップ言語により記述されたデータに基づいて、携帯電話MSでのメールサービスと類似したユーザインタフェースにて表示する処理を行なう。このようなマークアップ言語を解釈し、表示処理を実行するプログラムをコンピュータPCに実装する代わりに、ゲートウェイサーバGWにおいて蓄積するデータの変換処理を行なってもよい。例えば、HTML言語によって記述することにより、コンピュータPCにおいては、通常のブラウザを用いて表示することができる。
【0023】
入出力部33は、キーボード入力等によるユーザの指示入力を受付けて処理部32に出力するとともに、処理部32から入力されるデータをディスプレイ装置等に出力する機能を有する。本実施の形態においては、ユーザによるID・パスワードの入力を伴ったメールの送信要求を受け、文字や画像等のデータを含むメールを出力する。
【0024】
コンピュータPC、通信回線4の種類、及び、それらの接続形態等は、特に限定されるものではなく、インターネットに接続して、ゲートウェイサーバGWに対するメールの送信要求を行い、応答データを受信してメールボックスに蓄積されたメールを参照可能であればよい。例えば、パーソナルコンピュータとモデムとを用いて電話回線に接続してもよいし、LAN(ローカルエリアネットワーク)に接続された個人端末からサーバを介してインターネットに接続してもよい。
【0025】
次に、本実施の形態の携帯電話メールシステムにおいて、インターネットに接続されたコンピュータPCから携帯電話MS宛に送信されたメールを受信するまでのフローについて説明する。図5には、メールの送受信におけるゲートウェイサーバGW、認証・課金サーバ2、及び、コンピュータPC間の通信シーケンスが示されている。
【0026】
同図のステップS400においては、図9を参照して説明したように、携帯電話宛に送信されたメールが蓄積されている。上述のように、メールの蓄積を契機として携帯電話にはメールの着信が通知され、携帯電話がメールの受信可能な状態にある場合には自動的にメール受信が行なわれる。しかし、メールの着信通知がなされた時点で携帯電話が圏外にある場合などには、メールが携帯電話に送信されることなくゲートウェイサーバGWに蓄積されたままとなる。
【0027】
図5のステップS401においては、コンピュータPCをインターネットINET経由で認証・課金サーバ2に接続し、ゲートウェイサーバGWに蓄積されているメールを受信するための認証要求を行なう。
同図のステップS402においては、認証・課金サーバ2による認証が行なわれる。認証時の認証・課金サーバ2の動作については、後述する。この認証が成立した場合(ステップS404)には、コンピュータPCからゲートウェイサーバGWに対して接続の要求が行なわれて(ステップS405)、ゲートウェイサーバGWからの接続応答(ステップS406)によって接続が完了する。接続が完了すると、コンピュータPCからのメールの取得要求がなされる(ステップS407)。ゲートウェイサーバGWは、メールの取得要求に応答して、メールボックス内に蓄積されたメールを送信する。メールの送信後にゲートウェイサーバGWに依然蓄積されているメールは、コンピュータPCからの正常受信の応答信号が返された場合(ステップS409)に、削除される(ステップS410)。正常に受信できなかった場合は、再接続のためにメールは蓄積されたままにしておくが、正常に受信された場合にも、ユーザの設定等により削除せずに残しておくこととしてもよい。
【0028】
以上のようなフローにより、携帯電話MS宛のメールをコンピュータPCにおいて参照することができる。なお、同様に、コンピュータPCからゲートウェイサーバGWへのアクセスにより、コンピュータPCから送信すべきメールをゲートウェイサーバGWに送信し、当該ゲートウェイサーバGWから宛先へメールを送信するようにしてもよい。これにより、圏外で携帯電話によりメールが送信できない場合も、コンピュータPCにおいてメールを作成し、ゲートウェイサーバGWを利用して、メールを転送することができる。
【0029】
図6のフローチャートには、認証・課金サーバ2の認証動作が示されている。図6のステップS101においては、システム制御部において、上記フローのようにコンピュータPCから認証要求を受信し、その接続種別の判別を行なう。この接続種別は、セッション、すなわちリクエストとそれに対するレスポンスとからなる手続きが、携帯電話MSから開始されたものであるか、コンピュータPC側から開始されたものであるか、の区別である。本実施の形態におけるゲートウェイサーバGWは、上述のように、コンピュータPCからアクセスされるだけでなく、携帯電話MS側からインターネットINETに接続する場合にもプロトコル変換等を行なうために接続される。このため、ゲートウェイサーバGWとインターネットINETとの間に設置された認証・課金サーバ2においては、コンピュータPC及び携帯電話MSの双方からのデータが通過する。接続種別が、携帯電話MSからセッションが開始されたものと判断された場合(GW→INET)には、認証を行なうことなく携帯電話MSはそのままインターネットINETに接続される。これにより、携帯電話MSからの接続時には、認証・課金サーバ2を間に設置しても、ゲートウェイサーバGWとインターネットINETとが論理的に直接接続された状態とすることができる。一方、コンピュータPCからセッションが開始されたものと判断された場合(INET→GW)には、ステップS102に移行する。
【0030】
ステップS102においては、認証部が認証を行なう。この認証においては、例えば、メールの送信要求時にコンピュータPCから入力されたID及びパスワードが、あらかじめメールを受信する権限を有するユーザ、コンピュータPCに付与されたものであるか否か、判断する。
ステップS102において認証が成立した場合(OK)には、コンピュータPCとゲートウェイサーバGWとの接続が行なわれる(ステップS103)。この通信の許容状態は、コンピュータPCがゲートウェイサーバGWからメールの取得を完了するまで維持される。
【0031】
一方、ステップS102において認証不成立の場合(NG)には、コンピュータPCとの認証・課金サーバ2との接続が切断される(ステップS104)。
図7は、認証課金サーバの課金動作を示すフローチャートである。同図のステップS201においても、上述のように、ネットワークとのインターフェースとなるシステム制御部が、接続種別の判断を行なう。セッションがコンピュータPCより開始されたと判断された場合(INET→PC)には、通過するパケット量を集計し、パケット量に応じて通信料を課金する。セッションが携帯電話MSより開始されたと判断された場合(GW→INET)には、課金処理は行なわない(ステップS203)。
【0032】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、インターネットに接続された通信装置から移動パケット通信網のメール蓄積装置にメールの送信を要求し、当該要求に応答してメールを参照可能とすることにより、移動パケット通信網の圏外に滞在している場合においても、インターネットに接続されたコンピュータから、メールボックスにアクセスすることが可能となり、VHE(Virtual Home Environment)が実現される。また、従来の携帯電話におけるメール受信システムを変更することなく、インターネット等の異なる通信網を用いて受信する方法を用いることにより、必要に応じてインターネットに接続して携帯電話における受信と同様のサービスを受けることができる。更に、携帯性に優れ、即時にメール受信を通知する仕組みを有する移動パケット通信網と、全世界的に普及し、接続容易なインターネットとを組み合わせることにより、よりメールの情報性、便宜性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる携帯電話メールシステムの構成を説明する図である。
【図2】本実施の形態にかかるゲートウェイサーバの構成を説明するブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる認証・課金サーバの構成を説明するブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかるコンピュータの構成を説明するブロック図である。
【図5】本実施の形態にかかる携帯電話メールシステムにおけるゲートウェイサーバ、認証・課金サーバ、及び、コンピュータ間の通信シーケンスを示す図である。
【図6】認証・課金サーバの認証動作を説明するフローチャートである。
【図7】認証・課金サーバの課金動作を示すフローチャートである。
【図8】従来の携帯電話メールシステムの構成を説明する図である。
【図9】従来の携帯電話メールシステムにおける通信シーケンスである。
【符号の説明】
4 通信回線
11 システム制御部
12 電子メール管理部
13 メールボックス
21 システム制御部
22 課金部
23 認証部
31 通信部
32 処理部
33 入出力部
BS 基地局
GW ゲートウェイサーバ
INET インターネット
MS 携帯電話
PC コンピュータ

Claims (11)

  1. 移動機宛に送信されたメールをメール蓄積装置と、該メール蓄積装置に移動機宛のメールを受信すると、当該移動機にメールの受信を通知する通知手段と、をメールサーバに備え、前記通知手段による通知に基づき、受信したメールを前記メール蓄積装置から取得する移動機メール取得手段を移動機に備える移動機のメールシステムにおいて、
    前記メールサーバとインターネット経由で接続される通信装置は、前記メールサーバに蓄積される移動機宛のメールの取得要求を送信する取得要求送信手段と、前記メールの取得要求送信手段による要求に応じてメールサーバから送信されるメールに関する情報を取得する通信装置メール取得手段と、を備え、
    前記メールサーバは、前記通信装置から送信される取得要求の受信に応じて、前記メール蓄積装置に蓄積されるメールに関する情報を送信する通信装置向けメール送信手段を備えることを特徴とするメールシステム。
  2. 前記メールサーバは、前記移動機へのメールの送信、及び、前記通信装置へのメールに関する情報の送信の双方ともHTTPプロトコルに従って行うことを特徴とする請求項1に記載のメールシステム。
  3. 前記メールの取得要求を送信した通信装置が前記メールを参照する権限を有するか否かの認証を行なう認証手段を、更に、含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のメールシステム。
  4. 前記通信装置へのメールに関する情報の送信に対応して通信料の課金を行なう課金手段を、更に、含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のメールシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられるメールサーバであって、前記メールを蓄積するメール蓄積装置と、前記メールの受信を通知する通知手段と、前記通信装置にメールに関する情報を送信する通信装置向けメール送信手段と、を有することを特徴とするメールサーバ。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられるサーバであって、前記メールの取得要求を送信した通信装置が前記メールを参照する権限を有するか否かの認証を行なう認証手段、有することを特徴とする認証課金サーバ。
  7. 前記通信装置へのメールに関する情報の送信に対応して通信料の課金を行なう課金手段を、更に、有することを特徴とする請求項6に記載の認証課金サーバ。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられる通信装置であって、前記メールサーバとインターネット経由で接続され、前記メールサーバに蓄積される移動機宛のメールの取得要求を送信する取得要求送信手段と、前記メールの取得要求送信手段による要求に応じてメールサーバから送信されるメールに関する情報を取得する通信装置メール取得手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  9. 前記通信装置メール取得手段により取得したメールに関する情報を正常に参照することができるようにデータを変換する変換手段を、更に、含むことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のメールシステムにおいて用いられるプログラムであって、前記取得要求がなされたメールを前記通信装置において正常に参照することができるようにデータを変換する変換ステップを、含むことを特徴とするデータ変換プログラム。
  11. 前記変換ステップにおいては、前記移動機におけるメールの参照と同様に、前記通信装置においてメールを参照することができるようにデータを変換することを特徴とする請求項10に記載のデータ変換プログラム。
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