JP3667462B2 - クランク伝動機構を有する回転ミクロトーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転ミクロトームに関し、特に請求項1の前置部に記載の、クランク伝動機構を有する回転ミクロトームに関する。即ち、本発明は、クランク伝動機構と、薄片試料のための物体ホルダの受けを有し垂直路を昇降自在な物体スライダを駆動する駆動装置とを有する回転ミクロトームであって、運動質量を補償する質量補償装置が設けてあり、質量補償装置が、旋回自在に軸支されたレバーを介して異った慣性力を補償する調節自在に構成され予圧されたバネ要素を有する形式に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の回転ミクロトームの場合、物体スライダは、被切断試料のために上記スライダに設けた物体ホルダとともに、回転ミクロトームの垂直路を昇降する。試料は、この運動時、回転ミクロトームに固定された刃上を案内される。
【0003】
公知のミクロトームの場合、垂直な切断運動の制御は、一般に、手動ホイルによって駆動されるクランク伝動機構を介して行われる。このようなクランク伝動機構は、手動ホイルの回転運動を物体スライダの垂直運動に変換する。この種の駆動装置の場合、回転ミクロトーム内を可動な物体(試料)は、交互に、加速、減速され、この場合、手動ホイルの最初の半回転中、重力が、運動(即ち運動物体の質量)を加速する(物体スライダの下降運動)。手動ホイルの第2半回転において、運動質量は、重力によって減速される(物体スライダの上昇運動)。即ち、手動ホイルには、物体スライダの下降運動中には重力分だけ減少した力が必要であるに過ぎず、一方、上昇運動中には対応して大きい力が必要である。
【0004】
上記の望ましくない加速および減速の補償のため、手動ホイルに組込んだ非対称の補償おもりからなる質量補償装置(カウンターバランス装置)が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
回転ミクロトームの運動物体の質量が比較的大きい場合、補償おもりを対応して大きく設計しなければならない。更に、非対称の形状の補償おもりを用いるとこれは、物体スライダの高速の昇降時に回転ミクロトーム内に振動を誘起する。しかしながら、ミクロトームの振動は、必然的に、不均一の厚さないし不均一な表面に切断された、従って、使用できない試料を生ずることになる。
【0006】
手動ホイルに設けた非対称形状のおもりを用いないようにした装置は、ドイツ特許第3347238号から公知である。この公報には、クランク伝動機構の駆動シャフトに固定されたカム要素を有する質量補償装置が記載されている。カム要素には、旋回自在に枢支されバネ要素を介して押圧力を形成するレバーが作用する。レバーによって形成されるトルクは、カム要素の当該接点位置に依存する。
【0007】
かくして、レバーによって形成されたトルクは、クランク伝動装置の各位置における運動質量のトルクに逆比例し、従って、手動ホイルをその全回転角度にわたって均一に作動できる。
【0008】
しかしながら、実際に、この場合もなお、高速の切断運動時、カム要素によって振動が現れ、従って、駆動速度を比較的低速としなければ、均一な切片を形成できない。
【0009】
従って、本発明の課題は、公知の先行技術から出発して、高速の駆動速度または切断速度においてもミクロトームに振動が現れないよう、ミクロトーム駆動装置を構成することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1の前置部に記載の特徴を有する回転ミクロトームにおいて、本発明にもとづき、請求項1の特徴記載部分に開示の特徴によって解決される。すなわち、本発明は、レバーが、引張手段を介して物体スライダに結合され、質量補償装置が、レバーおよび引張手段によって駆動装置から実質的に遮断されるよう(換言すれば機械的に解離された如くに)構成されたことを特徴とする。
【0011】
なお請求項に付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるためのものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図しない。
【0012】
このように構成した回転ミクロトームによって、質量補償装置をレバーおよび位置手段によって駆動装置からあたかも機械的に完全に解離(デカップルentkoppeln)したように機能する。本発明の原理の本質は、垂直スライダの質量によって形成される重力には、レバー・バネ系の等大の力が対抗(バランス)するという点にある。この際手動ホイル駆動装置は、質量補償には寄与しない。かくて偏心的に作用する質量を駆動系から除いたことによって、高速の切断速度においても、振動がミクロトームに伝達されることはない。換言すれば、駆動系の動力伝達ラインの再末端に位置する物体スライダの質量の上下往復動によって派生する慣性力の変動は、直接物体スライダの所で、これに作用するレバー・バネ系の対抗的補償作用力によって補償ないしバランス吸収されるので、駆動系に変動トルクが逆伝達されることはなく、実質的に”デカップル”される。
【0013】
【発明の実施の形態】
有利な実施態様は、従属請求項の対象であるが、以下に代表的な点について概説する。
【0014】
好ましい実施態様において、レバーは、相互に角度をなして配置された2つのレバーアームを備えている。てこ作用および1つのレバーアームに作用する引張バネによって、物体スライダに作用する力をすべての位置において対応して適合させることができる。
【0015】
引張バネの調節自在の予圧によって、ミクロトームの変化する質量状態を補償できる。かくして、偏平な標本、カセットなどのための物体ホルダに物体ホルダを簡単に切換えることができる。
【0016】
調節自在の引張バネおよびレバーの特殊構造によって、可変の力を加えることができる。クランク伝動機構の位置に依存して変化する上記の力から、質量補償装置の可変のトルクが生じ、運動質量のトルクに重畳する。かくして生ずる合計トルクは、全回転角度にわたって一定である。
【0017】
この装置によって、物体スライダに更に加速力が作用しない場合は、物体スライダをその運動路に沿うすべての位置において停止できる。例えば、標本交換時、スライダが、その下部当接位置に強制的に走行されることはなく、各位置に保持される。かくして、ランダムなスライダ運動による破損の危険性はない。
【0018】
好ましくは、レバーの一端には、引張手段を設け、他端には、バネ要素が設けてある。引張手段が、方向変更ロールを介して物体スライダに結合されていることが好ましい。また、引張手段が、歯付ベルトとして構成されること、さらに歯付ベルトが、その平滑な背面で方向変更ロール上を走行するよう、配置されていることが好ましい。他の態様として引張手段は、ロープないしワイヤであってもよいし、またリンクチェインでもよい。バネ要素は、引張バネとすることができるがもちろん圧縮バネでも同様なバネ特性を得ればよい。バネ要素は、両側で、ネジ込スリーブによって固定できる。この場合バネ応力は、ネジ込スリーブおよび締付ネジによって変更できるように構成する。特に、締付ネジは、バネ応力の調節のため外部から触手できるよう回転ミクロトームの凹みに設けることが好ましい。
【0019】
以下本発明の実施例を略図を参照して詳細に説明する。
【0020】
【実施例】
図1に、物体スライダ4を駆動するクランク伝動機構2を有する回転ミクロトーム1の断面図を示した。駆動のため、手動ホイル16は、取手17を備えており、この場合、手動ホイル16は、駆動シャフト18に結合されている。駆動シャフト18は、2つのころがり軸受20を介して軸受台19に回転自在に軸支されている。軸受台19は、回転ミクロトーム1の基礎架台23に固定されている。駆動シャフト18は、軸受台19の範囲に、大きい質量慣性にもとづき振れ性質を安定化する対称的回転質量(フライホイール)21を有する。全駆動装置の制動作用の調節または停止のために、回転質量21には、基礎架台23に結合されたブレーキ22が配してある。
【0021】
駆動シャフト18は、手動ホイル16に対向するシャフト端において、クランクアーム24に固定されている。クランクアーム24の他端には、クランクピン25が固定されている。クランクピン25は、ころがり軸受30を介してピストンロッド26に結合されている。ピストンロッド26の他端には、クランク頸軸27を軸支した別のころがり軸受28が設けてある。クランク頸軸27は、ネジ29によって物体スライダ4に固定されている。
【0022】
物体スライダ4には、被切断試料を受容する物体ホルダ5が着脱自在に取付けてある。物体スライダ4は、架台31の垂直案内路3に沿って可動に設けてある。
【0023】
取手17による手動ホルダ16の回転運動は、駆動シャフト18とクランクアーム24とピストンロッド26とクランク頸軸27とを有するクランク伝動機構2を介して物体スライダ4に伝達され、かくして、物体スライダ4は、垂直路3に沿って昇降される。
【0024】
上記説明から明らかな如く、回転ミクロトーム1内を運動する質量は交互に加速、減速される。手動ホイル16の第1半回転中、運動質量は重力によって加速され(物体スライダの下降運動)、手動ホイル16の第2半回転中、運動質量は減速される(物体スライダの上昇運動)。
【0025】
手動ホイル16に作用する上記の不等な力は、質量補償装置(ないし質量バランス装置)6によって物体スライダ4の所でほぼ完全に補償される。このため、図1、2を参照すると、(物体スライダ4の架台31の後方の)基礎架台23にはレバー8が設けてあり、基礎架台23から上方に形成された架台31には回転自在に支持された方向変更ロール13が設けてある。レバー8および物体スライダ4に樞着された引張手段9は、方向変更ロール13を経て走行する。図示の実施例の場合、この引張手段は、歯付ベルトとして構成されている。レバー8の他端には、引張バネとして構成されたバネ要素7が作用する(図2)。バネ要素7の予圧は、ネジ機構15,15´によって調節できる。上記予圧は、物体スライダ4の上部位置において質量補償のために十分に強い引張応力が存在するよう調節される。
【0026】
図2に、質量補償装置6を有する回転ミクロトーム1の側面図を示した。レバー8は、旋回軸10によって軸受台32に旋回自在に軸支され、上記旋回軸10から出発して上部レバーアーム11および下部レバーアーム12を一体に形成して有する。レバーアーム11の端部には、引張手段9がロール34を介して係止されている。下部レバーアーム12の端部には、バネ要素7がピン結合部材36を介して係止されている。双方のレバーアーム11,12は、相互に折曲げて構成してあり(図中でくの字形)、この場合、上部レバーアームの方向に対する短いレバーアームの折曲度は、以下に説明する作用にもとづき特に重要である。
【0027】
バネ要素7は、図面上の理由から、架台23の範囲では単に破線で示してある。バネ要素の両端には、スリーブ(バネのリテイナ)15がネジ込まれている。スリーブの一端(図中右側)には、下部レバーアーム12に達するピン結合部材36がネジ込まれている。スリーブ他端には、バネ7の予圧を調節できる締付ネジ15´が設けてある。触手し易いよう、基礎架台23は、締付ネジ15´の範囲に凹み35を備えており、従って、ミクロトーム1の運転中も、バネ要素7を調節できる。これは、クランク伝動機構2の運動質量が、例えば、物体ホルダ5の交換時に、変化する場合に常に必要である。
【0028】
引張手段9の一端は、ループ37によってロール34に結合されており、歯付ベルトとして構成するのが好ましい。歯付ベルトは、その平滑な背面14で、方向変更ロール13上を走行し、懸架部材33によって物体スライダ4に結合されている。
【0029】
レバー8は、クランク伝動機構2に直接に連結されてはおらず、引張手段9の懸架手段33を介して物体スライダ4に連結されている(即ち、クランク伝動機構の動力伝達系の末端たる物体スライダ4に対してレバー8は機能的に結合している)。物体スライダ4の上部位置では、引張バネ7は、既に強く負荷されて(引張られて)おり、従って、物体スライダの質量に対応する重力が補償される。物体スライダ4が下降されると、下部レバーアーム12が矢印方向へ外へ旋回する。同時に、引張バネ7が、更に大きく負荷される。この場合、下部レバーアーム12のバネ負荷に有効な長さは、有効なレバーアーム長とバネ力との積が、ほぼ一定に保持されるよう長い上部レバーアーム11よりも短く設定される。この場合、下部レバーアームの適切な有効短縮度は、明らかに、長い上部レバーアームに対する角度位置に依存する。物体スライダ4の上昇運動中、系は、対応する挙動を示す。即ち、下部レバーアーム12が矢印と反対方向に旋回し、それに応じて有効なレバーアームが延長され、バネ力は対応して減少する。このようにして、有効なレバーアーム長とバネ力の積はほぼ一定に保たれる。
【0030】
この基本的な構成原理に基づき、クランク伝動機構の動力伝達系の最末端にある物体スライダに対し、直接にレバー・バネ系の補償力(カウンタバランス力)が作用しそこで、補償は完全に行われる。従って物体スライダの上下動に伴って本来生ずる回転トルクの変動は、クランク伝動機構に対しては伝達されることはなく、つまり、物体スライダの所で、質量補償装置によって吸収解消され、実質的にクランク伝動機構に対しては遮断する効果がある。これをいわば「機械的なデカップリング」或いは「機能的ないしダイナミックに遮断」と表現することができる。
【0031】
双方のレバーアーム11,12を所定の角度をなすよう配置したことによって、更に、双方のアーム位置の死点は、物体スライダ4の上部終点位置および下部終点位置と一致しないようにできる。上記終点位置においてクランク伝動機構2または物体スライダ4に作用する力は、角度をなすアーム位置およびバネ要素7の増減する張力によって合計でほぼゼロとなる。
【0032】
引張手段9を選択する場合、多数のバリエーションが可能である。引張手段は、引張強度の前提を満足すればよく、即ち、引張手段は、伸張してはならない。
【0033】
図3に、質量補償装置6を有するミクロトーム1の平面図を示した。レバー8は、ロール34とともに、旋回軸10によって軸受台32に固定されている。レバー8は、引張手段9を介して、懸架部材33によって物体スライダ4に結合されている。垂直案内路3と物体スライダ4との間には、リニアコロ軸受(スライドベアリング)または交差コロ軸受38が設けてある。引張手段9の方向変更ロール13には、ころがり軸受39を配するのが好ましい。
【0034】
【発明の効果】
本発明の質量補償装置により、回転ミクロトームの所要回転トルクが平滑化され、高速回転(即ち高速の切断操作)時にも、ミクロトームに振動を生ずることがなく、所定の高精度の切断試料の厚さ及び切断面の平滑一様さを確保できる(請求項1以下)。特に、互いに角度をなして形成されたレバーアームをバネと組合わせて用いることにより、物体ホルダの上昇、下降に伴う運動質量の変化に対応した補償力が得られ、有効に補償(バランス)できる(請求項2)。請求項3以下の従属請求項によってさらに付加的な利点が得られるが、詳細は、実施の態様及び実施例に記載のとおりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】クランク伝動機構を有するミクロトームの断面図である。
【図2】質量補償装置を有するミクロトームの側面図である。
【図3】質量補償装置を有するミクロトームの平面図である。
【符号の説明】
1 回転ミクロトーム
2 クランク伝動機構
3 垂直路
4 物体スライダ
5 物体ホルダ
6 質量補償装置
7 バネ要素
8 レバー
9 引張手段(歯付ベルト、ロープ、リンクチェイン)
10 8の旋回軸
11 8の上部レバーアーム
12 8の下部レバーアーム
13 方向変更ロール
14 9の背面
15 ネジ込スリーブ
15´ 締付ネジ
16 手動ホイル
17 取手
18 駆動シャフト
19 軸受台
20 軸受
21 回転質量
22 ブレーキ
23 基礎架台
24 クランクアーム
25 クランクピン
26 ピストンロッド
27 クランク頸軸
28 ころがり軸受
29 ネジ
30 ころがり軸受
31 4の架台
32 8の軸受台
33 4に設けた9の懸架部材
34 ロール
35 凹み
36 ピン結合部材
37 ループ
38 リニアコロ軸受
39 ころがり軸受
Claims (12)
- クランク伝動機構(2)と、薄片試料のための物体ホルダ(5)の受けを有し垂直路(3)を昇降自在な物体スライダ(4)を駆動する駆動装置(16,18)とを有する回転ミクロトーム(1)であって、運動質量を補償する質量補償装置(6)が設けてあり、質量補償装置(6)が、旋回自在に軸支されたレバー(8)を介して異った慣性力を補償する調節自在に構成され予圧されたバネ要素(7)を有する形式のものにおいて、レバー(8)が、引張手段(9)を介して物体スライダ(4)に結合され、質量補償装置(6)が、レバー(8)および引張手段(9)によって駆動装置(16,18)から実質的に遮断されるよう構成されたことを特徴とする、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- レバー(8)が、その旋回軸(10)のまわりに、相互に角度をなすよう配置された2つのレバーアーム(11,12)を有する一体の構造要素として構成されていることを特徴とする請求項1の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- レバー(8)の一端には、引張手段(9)が設けてあり、他端には、バネ要素(7)が設けてあることを特徴とする請求項1または2の、クランク機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- 引張手段(9)が、方向変更ロール(13)を介して物体スライダ(4)に結合されていることを特徴とする請求項1〜3の1つに記載の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- 引張手段(9)が、歯付ベルトとして構成されていることを特徴とする請求項1〜4の1つに記載の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- 歯付ベルト(9)が、その平滑な背面(14)で方向変更ロール(13)上を走行するよう、配置されていることを特徴とする請求項5の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- 引張手段(9)が、ロープないしワイヤとして構成されていることを特徴とする請求項1〜4の1つに記載の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- 引張手段(9)が、リンクチェインとして構成されていることを特徴とする請求項1〜4の1つに記載の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- バネ要素(7)が、引張バネとして構成されていることを特徴とする請求項1〜8の1つに記載の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- バネ要素(7)が、両側で、ネジ込スリーブ(15)によって固定されていることを特徴とする請求項1−9の1つに記載の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- バネ応力が、ネジ込スリーブ(15)および締付ネジ(15´)によって変更できるよう構成されていることを特徴とする請求項10の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
- 締付ネジ(15´)が、バネ応力の調節のため外部から触手できるよう回転ミクロトーム(1)の凹み(35)に設けてあることを特徴とする請求項11の、クランク伝動機構(2)を有する回転ミクロトーム。
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