JP3665641B2 - 放送受信回路、放送受信装置及び放送受信方法 - Google Patents

放送受信回路、放送受信装置及び放送受信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、放送受信回路に関し、特に電源電位を昇圧した昇圧電位に基づくチューニング制御信号を用いて選局を行う放送受信回路、放送受信装置及び放送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、放送信号の放送受信装置が小型化しつつあり、通信ユニットとして、例えば、ケーブルモデムに内蔵される製品が開発され製造されてきている。このような通信ユニットでは、放送信号の選局回路についても小型化されデジタル信号で制御されており、一例として、電源電位である5VをDC−DCコンバータ等で30V等の昇圧電位に昇圧し、この昇圧電位に基づき、デジタル信号で制御されるPLL(Phase Locked Loop)回路で制御されるトランジスタにより、希望する放送局の周波数に対応する適正な電位をもつ制御信号を生成する。そして、この制御信号を可変BPF(Band Pass Filter)や発振回路の可変容量(静電容量が可変)ダイオードへと供給し制御することで、RF(Radio Frequency)信号から所望の放送局の選局を行っている。
ここで、可変BPFや発振部に含まれている可変容量ダイオードのチューニング制御信号は、広い周波数帯域を選局の対象とするために、電源電位の5V等では電位不足となるため、上述したDC−DCコンバータ等で昇圧したものを用いている。しかしながら、DC−DCコンバータからの昇圧電位が起動時の過渡期等において過大な値となって上述した可変容量ダイオードに印加すると可変容量ダイオードを破損する場合があるので保護が必要となる。
【0003】
これに関連した従来技術として、DC−DCコンバータ回路の電圧を制御するべくツェナーダイオードを用いた例(例えば、特許文献1参照)がある。この従来技術においては、DC−DCコンバータ回路の出力にツェナーダイオードを用いることで、ツェナーダイオードの降伏電圧により、出力電圧を一定に抑制することが可能となる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−103738号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術においては、ツェナーダイオードの降伏電圧(例えば12V)の値により出力電圧を一定に保っているため、ツェナーダイオードは、定常状態において常にブレークダウン動作を行っている。従って、定常状態において、ツェナーダイオードからのノイズが常に発生している状態にある。これにより、高周波であるRF信号を扱う放送受信回路等ではこのノイズが高周波回路に悪影響を及ぼすこととなり、良好な受信状態を得ることができないという問題がある。又、更に、例えば、ケーブルモデム等に放送受信回路を内蔵するにあたり、受信ユニットは、デジタル制御を行いながら構造的にも非常に小型化が要求されており、従来技術においては、小型化の要求に答えることができないという問題がある。
【0006】
本発明は、DC−DCコンバータ回路の昇圧電位をツェナーダイオードを用いて定常状態でブレークダウンしない方法による電圧抑制を行いながら、小型化を可能とする放送受信回路、放送受信装置及び放送受信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、RF(Radio Frequency)信号を受信し、受信したRF信号から、入力された所定の制御信号に応じ、所望の放送信号が選択される選択部と、前記選択された放送信号を増幅する、集積回路内に設けられたアンプ部と、電源電位が入力され、入力された電源電位を昇圧して昇圧電位を出力する昇圧部と、前記集積回路内に設けられ、前記昇圧部から出力された前記昇圧電位を受けて前記所望の放送信号を指定するための前記制御信号を生成して前記選択部へ供給する制御部と、前記制御信号の電位の最大値よりも大きな電位値であるツェナー電圧値を有し、前記昇圧部から与えられる前記昇圧電位が前記ツェナー電圧値以下となるように前記昇圧電位を抑制するツェナーダイオードとを具備することを特徴とする放送受信回路である。
【0008】
本発明に係る放送受信回路においては、放送信号の選局を行う選択部において、例えば、静電容量可変ダイオードを用いるべく、例えば、DC−DCコンバータ回路により、5V等の電源電位を例えば30V等の昇圧電位に昇圧して用いることとなる。そして、昇圧部により昇圧された昇圧電位は、制御部により、所望の放送局の周波数のフィルタリング処理をRF信号に施し、更にこの周波数に応じた発振信号を生成するべく、所望の電位の制御信号が生成される。
【0009】
このとき、DC−DCコンバータ回路による昇圧電位が過渡期等において一時的に過大な電位となると、上述した静電容量可変ダイオードは破損する怖れがあるため、ツェナーダイオードにより保護されなければならない。しかし、ここで、本発明のツェナーダイオードは、制御信号の最大電位Vtmaxよりも大きいツェナー電圧Vzを有するものであり、例えば、電源起動時の過渡期等における過大な電位を接地電位へと放出させるものである。従って、従来装置のように、定常状態において常にツェナーダイオードのブレークダウン動作を行ってはいないため、ツェナーダイオードからのノイズが発生するという不具合を生じることなく、同時に、選択部の例えば静電容量可変ダイオードを過電圧から保護することができる。更に、ツェナーダイオードのブレークダウン動作のノイズの影響を受けることがない良好な受信を行うことができる。
【0010】
又、更に本発明においては、放送受信回路の小型化を妨げる原因となるIFアンプや上述した制御部であるPLL回路等を、一つの集積回路として一体形成するものである。これにより、放送受信回路を小型化することができるため、デジタル制御されるケーブルモデムに受信ユニットを内蔵させることで、チューナ機能をもった高品質なモデムを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態である放送受信回路、放送受信装置及び放送受信方法を詳細に説明する。
【0012】
<本発明に係る放送受信回路>
初めに、本発明に係る放送受信回路を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る放送受信回路を示すブロック図である。
【0013】
(構成)
本発明に係る放送受信回路20は、図1に示すように、アンテナや分配器からRF(Radio Frequency)信号が供給されるRF入力端子1と、これに接続され、RF信号が供給される可変BPF(Band Pass Filter)4と、ここからの出力を受けるミキサ−/発振器/PLL/IFアンプ内蔵の集積回路IC1とを有する。更に、例えば、+5V等の内部の電源端子に抵抗等を介して接続されるDC−DC−コンバータ(DDC)11と、この出力端に接続される抵抗R1と、この他端に一端を接続され他端を接地電位に接続されるツェナーダイオードZDと、抵抗R1の他端に接続される抵抗R2とを有する。
【0014】
この抵抗R2の他端は、上述した集積回路IC1に接続され、又、可変BPF4と発振部6−2とに接続される。集積回路IC1は、その出力端にコンデンサを介してIF(Intermediate Frequency)出力端子に接続されている。更に、出力端子の一端がSAWフィルタ13に接続されその出力が入力端子に接続されている。
【0015】
又、更に、可変BPF4は、RF入力端子1が接続される入力端にコンデンサを介して静電容量可変ダイオードVCD1が接続され、カソード側に上述した抵抗R2からのチューニング制御電圧Vtが供給される。又、アノード側にインダクタL1の一端が接続され他端が抵抗を介して接地され、又、コンデンサを介して出力端に接続される。
【0016】
又、更に、発振部6−2は、上述した抵抗R2からのチューニング制御電圧Vtが抵抗を介してカソード側に供給される静電容量可変ダイオードVCD2を有しており、カソードとアノードとの間には直列するコンデンサとインダクタL2が接続されており、更に、アノードは抵抗を介して接地されている。又、アノードとカソードとは、発振出力端として、それぞれ、コンデンサを介して集積回路IC1の入力端子に接続されている。
【0017】
又、更に、集積回路IC1は、電源端子から電源電位Vccが供給される。更に、集積回路IC1は、チューニング制御電圧Vtを決定する制御部である、トランジスタTr1とこのベースに制御信号を供給するPLL(Phase Locked Loop)回路12とを有している。トランジスタTr1は、端子を介して上述した抵抗R2の他端から昇圧電位が供給され、トランジスタTr1の働きに応じて、チューニング制御電圧(Vt)を決定している。又、PLL回路12は、図示しない接続により図6で後述する制御部15から所望の放送局に応じたコード信号を受けており、これに応じてフェーズドロックループを形成し、所望の放送局の放送信号が選局されるべく所望のチューニング制御電圧Vtを特定する。ここで、所望の放送信号とは、VHF(Very High Frequency)やUHF(Ultra High Frequency)、衛星放送等のテレビジョン放送であってもよいし、FM(Frequency Modulation)放送やAM(Amplitude Modulation)放送等のラジオ放送信号であってもよいしインターネット等のデジタル通信データの変調信号でもよく、又、他の形態の放送信号であってもかまわない。
【0018】
更に、集積回路IC1は、発振部6−2から発振信号を受ける発振器6を有しており、この出力がミキサ部5とPLL回12に供給される。更に、可変BPF4の出力が端子を介して同様にミキサ部5に供給される。ミキサ部5の出力が、集積回路IC1の外部に接続されるSAWフィルタ13に接続される。又、SAWフィルタ13の出力を受けるIFアンプ14が設けられ、この出力が集積回路IC1の出力端子に出力される。
【0019】
(動作)
このような構成を有する本発明に係る放送受信回路20は、以下のように動作するものである。図1において、ミキサー/発振器/PLL/IFアンプを内蔵する集積回路IC1内のPLL回路12で駆動されるトランジスタTr1は、チューニング制御信号Vtを生成する。すなわち、例えば、後述する図6に示す制御部15等から、所望の放送局の指定を意味するコード信号等がPLL回路12に供給されると、PLL回路12は、これに応じた値の制御信号でトランジスタTr1を制御することで、所望の放送局の周波数に応じたチューニング制御信号Vtを生成する。そして、チューニング制御信号Vtに応じて、集積回路IC1内の発振器6に接続されている発振部6−2の可変容量(静電容量が可変)ダイオードVCD2の容量値を変化させる。集積回路IC1内の発振器6は、可変容量ダイオードVCD2とインダクタL2の直列共振によりPLL回路の制御によって所望の共振周波数で発振する。このときチューニング制御信号Vtの生成に用いられる電圧は、DC−DCコンバータ回路11によって、+B端子から供給されるDC−DCコンバータ回路11の入力電圧VddciをDC−DCコンバータ回路の出力電圧Vddcoに昇圧した昇圧電位である。
【0020】
一方、RF入力端子1から入力されたRF信号は、コンデンサを介して可変容量ダイオードVCD1に供給される。又、チューニング制御信号Vtは、周波数可変BPF4の可変容量ダイオードVCD1の容量を変化させる。このとき可変容量ダイオードVCD1とインダクタL1は、所望の放送信号のみを受信するべく、所望の受信チャンネルに同調されるように設計されており、RF信号は、所望の放送信号を中心とした信号のみにフィルタリングされた後に、集積回路IC1の入力端子に入力される。
【0021】
集積回路IC1においては、発振器6で発振された発振信号と、周波数可変BPF4を介されて集積回路IC1に入力された信号とが、集積回路IC1内のミキサー5に入力される。そして、発振器6で発振された信号周波数と、集積回路IC1に入力されたRF信号との差の周波数に変換され、IF(Intermediate Frequency)信号として集積回路IC1から出力される。
【0022】
このIF信号は集積回路IC1に接続されたSAWフィルタ13を介され、隣接チャンネル等の不要信号を除去した後、再度集積回路IC1に入力される。集積回路IC1に入力されたIF信号は集積回路IC1内のIFアンプ14を介し所望の振幅に増幅される。その後IF信号は集積回路IC1から出力され、コンデンサ等を介してIF出力端子に供給される。
【0023】
そして、その後、このIF出力端子からのIF信号は、例えば、後述する図6のフィルタ回路部40の入力端に供給され、復調処理等を施されて映像信号やオーディオ信号やデジタル通信データの変調信号へと変換されることとなる。
【0024】
(本発明に係るツェナーダイオードZDの働き)
上述した構成及び動作を有する本発明に係る放送受信回路20においては、上述したように、可変BPF4や発振部6−2が有する可変容量ダイオードVCD1,VCD2によりフィルタリングされたり、対応の発振信号を発振したりするため、可変容量ダイオードVCD1,VCD2に印加されるチューニング制御電圧Vtは、高い直流電圧であることが必須とされており、一例で30V乃至15V等の印加電圧が必要となる。このような高い印加電圧は、放送受信回路20の電源電位が例えば5Vであれば、このまま電源電位を使用して可変容量ダイオードVCD1,VCD2を制御することはできず、DC−DCコンバータ回路11等を用いて昇圧処理を施した後の昇圧電位として提供される必要がある。
【0025】
ここで、現実的には、放送受信回路20のコストをできるだけ落とすべく、安価なDC−DCコンバータ回路を用いると一般的にDC−DCコンバータ回路の出力電圧Vddcoのばらつき幅は大きくなる。この大きいばらつき幅を考慮しながら選局に必要な最大電圧Vtmaxを確保するためには、DC−DCコンバータ回路の出力電圧Vddcoのばらつき最大電圧が非常に高いDC−DCコンバータ回路を設計する必要がある。
【0026】
ここで、ケーブルモデムの電源を投入した直後のPLL動作が始まらない期間、すなわち過渡期においては、トランジスタTr1がオフの状態にあり、この出力電圧Vddcoが保護抵抗R1,R2の電圧降下を経た出力電圧Vtとして、可変容量ダイオードVCD1,VCD2に印加される。もし、このときの出力電圧Vtが可変容量ダイオードVCD1,VCD2の逆耐電圧Vr以上であると可変容量ダイオードVCD1,VCD2を破損、劣化させる恐れがある。
【0027】
そこで、このような放送受信回路20において、DC−DCコンバータ回路出力とトランジスタTr1の間にツェナーダイオードZDを配置して、このような過大な出力電圧Vtを適宜、接地側へと放出することで、制御電圧Vtを抑制する。このときツェナーダイオードZDのツェナー電圧Vzは、
Vr>Vz>Vtmax
となるように選ぶ。ただし、ここで抵抗R2による電圧降下は微小であると考えて省略している。
【0028】
このような値にツェナー電圧Vzを選ぶことにより、電源投入の直後のPLL動作が始まらない期間は、DC−DCコンバータ回路11の出力電圧VddcoがツェナーダイオードZDの逆耐電圧Vrより高くても、ツェナーダイオードZDの降状特性により制御電圧Vtはツェナー電圧Vzに低下させられる。従って、これにより、本発明に係る放送受信回路20においては、静電容量可変ダイオードVCD1,2に逆耐電圧Vr以上の電圧が印加されることはないので、静電容量可変ダイオードVCDの破損、劣化を招くおそれがなくなる。
【0029】
又、受信回路20が過渡期から定常状態へと移行して、PLL回路12によるPLL動作が始まれば、チューニング制御信号Vtは常にチューニング制御信号の最大電位Vtmax以下となるため、チューニング制御信号Vtがツェナー電圧Vz以上になることはない。よって、ツェナーダイオードZDが降状特性によるブレークダウン動作状態にはならない。従って、選局時等の定常状態においては、ツェナーダイオードZDの降状特性による雑音の発生もなく、良好な品質の受信を行うことが可能となる。
【0030】
又、更に、図1に示すように、本発明に係る受信回路20においては、図6乃至図8で後述するように、受信ユニットとしてケーブルモデムM内に組み込む場合に、可能な限り小型化する必要が生じる。本発明によれば、図1に示すように、制御部であるトランジスタTr1やPLL回路12及び、発振器6、ミキサー5、IFアンプ14等を一つに集積回路IC1のチップとして一体形成することにより、受信回路20を小型化して、ケーブルモデムM等に組み込むことが可能となる。
【0031】
<本発明に係る受信回路の他の構成例>
又、本発明に係る受信回路は、図1に示した場合だけではなく、他の効果的な構成が可能である。図2は、本発明に係る受信回路であり、電圧降下の抵抗を一つだけ用いた場合を示すブロック図、図3は、同じく、DDCを集積回路内に設けた場合を示すブロック図、図4は、同じく、DDC及び抵抗を集積回路内に設けた場合を示すブロック図、図5は、同じく、DDC、抵抗及びツェナーダイオードを集積回路内に設けた場合のブロック図である。以下、図1との構成的に相違する部分を中心に説明する。
図2において、DC−DCコンバータ回路11の出力電圧Vddcoは、図1に示すように必ずしも二つの抵抗素子R1とR2により電圧降下させる必要はなく、図2に示すように、一つだけの抵抗素子R1によるものであっても可能であり、これにより受信回路20の簡易化を図ることができる。
【0032】
又、図3において、DC−DCコンバータ回路11−2は、集積回路IC2の内部に設けることも可能であり、これにより、受信回路の一層の小型化を図ることが可能となる。
【0033】
又、図4において、DC−DCコンバータ回路11−2だけではなく、二つの抵抗素子R1及びR2をも、集積回路IC3の内部に設けることが可能であり、これにより、受信回路の一層の小型化を図ることが可能となる。
【0034】
又、図5において、DC−DCコンバータ回路11−2、二つの抵抗素子R1及びR2だけではなく、ツェナーダイオードZD2をも、集積回路IC3の内部に設けることが可能であり、同様に、受信回路の一層の小型化を図ることが可能となる。
【0035】
<本発明に係る放送受信装置の一例>
次に、上述した本発明に係る受信回路を受信ユニットとして内蔵したケーブルモデムとしての放送受信装置Mの例を図面を用いて詳細に説明する。図6は、本発明に係る放送受信装置の一例の概略構成を示すブロック図、図7は、本発明に係る放送受信装置と接続されるPCの一例の外観を示す外観図、図8は、同じく、放送受信装置の基板の一例を示す外観図である。
【0036】
本発明に係る放送受信装置Mは、図6において、上述した本発明に係る受信回路20に応じたチューナ部として有しており、この後段のフィルタ回路部40、復調部30、通信部50を有している。これらの各部の全体の動作を制御するための制御部15が接続されている。更に、RF入力端子1は、RF信号を供給するRF分配器70にケーブルを介して接続されており、又、通信部に接続されるLAN端子16が、ネットワークLを介して、例えば、外部のPC(Personal Computer)に接続されている。
【0037】
ここで、チューナ部20は、RF入力端子1から供給されるRF信号の利得を増幅する利得制御部2と、後段の増幅器3と、上述したバンドパスフィルタ4と、ミキサー5及びこれに発振信号を供給する発振部6が接続されている。
【0038】
更に、フィルタ回路部40においては、ミキサー5から供給されるIF信号をフィルタ処理する帯域通過フィルタであるSAWフィルタ13と、フィルタ処理したIFアンプ14、及び、高域周波数のみを通過させる高域通過フィルタ(HPF:High Pass Filter)43を有している。
【0039】
更に、復調部30においては、高域通過フィルタ43の出力をA/D変換するためのA/Dコンバータ9と、この変換されたデジタル信号のデジタル復調処理を行うデジタル復調回路10を有している。更に、復調されたデジタル信号は図示しない誤り訂正回路で誤り訂正が施される。
【0040】
更に、通信部50においては、例えば、イーサネットインタフェース51が設けられており、通常のネットワークモデムの機能を備えると共に、復調部30の復調された放送信号であるデジタル信号を、ネットワークLで接続された、例えば、上述したPC60へと供給する。
【0041】
又、図7は、ネットワークLで接続されたPC60と本発明に係る通信装置Mの一例の外観を示している。ここで、例えば、図7で示すような通信装置Mに接続されたPC60において、インターネットを行うためのアプリケーション等をPC60上に起動させることにより、ユーザからの指示に応じて、例えば、希望のインターネット上のURL等のアドレスを指定することで、このURLに応じたデータを通信装置Mへ供給する。通信装置Mにおいては、このデータを受けて、制御部15の制御の元でCATVセンター局の指示の周波数帯域でURLのデータのダウンロードのリクエストデータを送信する。その後通信装置MはCATVセンター局の指示の周波数帯域に応じた選局を、上述した受信回路20における選局機能を用いて行うことにより、所望のURLのデジタル通信データを受信する。そして、受信したURLのデジタル通信データを復調部30で復調し、復調されたURLのデータが、通信部50のイーサネットI/F51を介して、ネットワークLで接続されたPC60へと供給されるものである。これにより、ユーザは、ネットワークLで接続されたPC60により、モデム機能を有する通信装置Mによって、希望のインターネット上のURLデータを受信することが可能となる。
【0042】
又、図8は、通信装置Mの回路基板の一例の外観を示している。ここでは、通信装置MはLAN等の通信用端子16をもつモデム機能を有しており、通信回路20は、例えばメモリ17と分離させるべく、金属部材で囲われた状態でユニットとして設けられている。このように、金属部材で分離独立させて設けることにより、メモリ17から発生する高周波ノイズの影響により、通信回路20が送受信する際の品質の劣化や誤動作する等の不具合を回避することが可能となる。
【0043】
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、受信回路の選局部に与えられる制御信号の元となるDC−DCコンバータ回路からの昇圧電位が、電源起動時等の過大電位となって静電容量可変ダイオードを破損することを回避するべく、制御信号の最大電位Vtmaxよりも大きいツェナー電圧Vzを有するツェナーダイオードで、昇圧電位を抑制するものである。本発明においては、定常状態においては、ツェナーダイオードのブレークダウン動作を行わないため、ツェナーダイオードからのノイズの影響がない良好な受信を行うことができ、又、受信回路の構成の一部を集積回路化することにより小型化を図ることで、ネットワークモデム等に内蔵することが可能な受信回路、放送受信装置及び放送受信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る受信回路の一例を示すブロック図。
【図2】 本発明に係る受信回路の他の一例を示すブロック図。
【図3】 本発明に係る受信回路のDDCを集積回路内に設けた一例を示すブロック図。
【図4】 本発明に係る受信回路のDDC及び抵抗を集積回路内に設けた一例を示すブロック図。
【図5】 本発明に係る受信回路のDDC、抵抗及びツェナーダイオードを集積回路内に設けた一例を示すブロック図。
【図6】 本発明に係る放送受信装置の一例の概略構成を示すブロック図。
【図7】 本発明に係る放送受信装置と接続されるPCの一例の外観を示す外観図。
【図8】 本発明に係る放送受信装置の基板の一例を示す外観図。
【符号の説明】
4…可変BPF、5…ミキサー、6…発振器、6−2…発振部、11…DC−DCコンバータ回路、12…PLL回路、13…SAWフィルタ、14…IFアンプ、15…制御部、20…チューナ部、30…復調部、40…フィルタ回路部、50…通信部、60…外部PC、70…RF分配器。

Claims (12)

  1. RF信号を受信し、受信したRF信号から、入力された所定の制御信号に応じ、所望の放送信号が選択される選択部と、
    前記選択された放送信号を増幅する、集積回路内に設けられたアンプ部と、
    電源電位が入力され、入力された電源電位を昇圧して昇圧電位を出力する昇圧部と、
    前記集積回路内に設けられ、前記昇圧部から出力された前記昇圧電位を受けて前記所望の放送信号を指定するための前記制御信号を生成して前記選択部へ供給する制御部と、
    前記制御信号の電位の最大値よりも大きな電位値であるツェナー電圧値を有し、前記昇圧部から与えられる前記昇圧電位が前記ツェナー電圧値以下となるように前記昇圧電位を抑制するツェナーダイオードと、
    を具備することを特徴とする放送受信回路。
  2. 前記選択部は、前記制御信号に応じて可変容量ダイオードを用いて前記RF信号から前記所望の放送信号を通過させるバンドパスフィルタを具備し、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧値を、前記可変容量ダイオードの逆耐電圧の最大定格よりも小さくすることを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  3. 前記選択部は、前記制御信号に応じて第2の可変容量ダイオードを用いて前記放送信号の特定周波数の発振信号を出力する発振部を具備し、前記バンドパスフィルタを通過した信号と前記発振部の発振信号とを合成してIF信号に変換して出力し、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧値を、前記第2の可変容量ダイオードの逆耐電圧の最大定格よりも小さくすることを特徴とする請求項2記載の放送受信回路。
  4. 前記ツェナーダイオードは、抵抗素子を介して一端が前記昇圧部の出力端に接続されており、他端が接地電位に接続されていることを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  5. 前記抵抗素子は、前記集積回路内に設けられることを特徴とする請求項4記載の放送受信回路。
  6. 前記ツェナーダイオードは、第1の抵抗素子を介して一端が前記昇圧部の出力端に接続され他端が接地電位に接続されており、更に、前記ツェナーダイオードの一端と前記制御部との間には第2の抵抗素子が設けられていることを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  7. 前記昇圧部は、DC−DCコンバータであることを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  8. 前記昇圧部は、前記集積回路内に設けられることを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  9. 前記制御部は、前記昇圧部から送信される昇圧電位を受信するトランジスタを具備しており、このトランジスタを前記所望の放送信号の周波数に応じてPLL回路で駆動することで前記制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  10. 前記アンプ部から出力される増幅出力を受信し、これをネットワークを介して送信するための通信部を更に具備することを特徴とする請求項1記載の放送受信回路。
  11. RF信号を受信し、受信したRF信号から、入力された所定の制御信号に応じ、所望の放送信号が選択される選択部と、
    前記選択された放送信号を増幅する、集積回路内に設けられたアンプ部と、
    前記アンプ部からの増幅出力を復調して復調信号を出力する復調部と、
    電源電位が入力され、入力された電源電位を昇圧して昇圧電位を出力する昇圧部と、
    前記集積回路内に設けられ、前記昇圧部から出力された前記昇圧電位を受けて前記所望の放送信号を指定するための前記制御信号を生成して前記選択部へ供給する制御部と、
    前記制御信号の電位の最大値よりも大きな電位値であるツェナー電圧値を具備し、前記昇圧部から与えられる前記昇圧電位が前記ツェナー電圧値以下となるように前記昇圧電位を抑制するツェナーダイオードと、
    を具備することを特徴とする放送受信装置。
  12. RF信号を受信し、受信したRF信号から、入力された所定の制御信号に応じ、所望の放送信号を選択するステップと、
    前記選択された放送信号を集積回路内に設けられたアンプ部により増幅するステップと、
    入力された電源電位を昇圧して昇圧電位を出力するステップと、
    前記集積回路内に設けられた制御部により、前記昇圧電位を受けて前記所望の放送信号を指定するための前記制御信号を生成して前記選択するステップに供給するステップと、
    前記制御信号の電位の最大値よりも大きな電位値であるツェナー電圧値を有するツェナーダイオードにより、前記昇圧電位が前記ツェナー電圧値以下となるように前記昇圧電位を抑制するステップとを具備することを特徴とする放送受信方法。
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