JP3665230B2 - 網点画像記録装置および網点画像記録方法ならびに記録媒体 - Google Patents

網点画像記録装置および網点画像記録方法ならびに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力画像信号に基づいて網点画像を記録する網点画像記録装置、網点画像記録方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続調原稿画像からフィルム、刷版によって印刷版画像を作成する場合、従来から1画素について「0」と最大濃度とのいずれかの濃度(階調)を取り得る2値網点が用いられている。
【0003】
一方昨今、フィルム・刷版を介さず直接、用紙に印刷をする電子写真方式のダイレクト印刷機、インクジェットプリンタ等が使用されるようになってきており、これらの装置では1画素について複数の濃度を表現できるものとなっている。
【0004】
図10(a)は2値網点の例を、図10(b)は多値網点の例をそれぞれ示す図であり、各矩形は画素Pを表わしている。図10(b)に示すように、多値網点においては、最高濃度(m)だけでなく、複数レベルの中間濃度(n:0<n<m)も出力でき、網点の外縁には中間濃度画素を設定し、網点中心に近いほど高濃度の画素が設定されている。このような多値網点を用いることにより、2値網点における「量子化誤差が大きい」、「平網などがざらつきやすい」といった問題点を改善している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、多値網点においても、中間濃度画素と最高濃度画素が混在することにより、中間調からシャドウにかけての濃度域に属する画像においては、なお、中間濃度画素の濃度が不安定になり易いことに起因して、網点濃度(網点面積率)が不安定になり易いという問題があった。
【0006】
これに対し、特開昭61−189774号公報には、中間濃度画素数に制限を設ける技術が示されており、また、特開平7−57104号公報には、中間濃度画素数の出力画素数に対する比率を制限する技術が示されている。そして、これにより中間調からシャドウにかけての網点濃度(網点面積率)の不安定性は改善されるが、逆に、ハイライトの濃度域では、ざらつきが若干目立つという問題が生じる。このように、多値網点を用いた従来の技術でも、画像の濃度域によって何らかの不具合が生じていた。
【0007】
この発明は、従来技術における上述の問題の克服を意図しており、全濃度域にわたって良好な画質の網点画像が得られる網点画像記録装置、網点画像記録方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、入力画像信号に基づいて複数の階調を有する画素の集まりとしての多値網点による画像を記録する網点画像記録装置であって、入力画像信号を取得する信号取得手段と、入力画像信号の属する濃度域ごとに複数の階調のうち高階調側の画素数に対する低階調側の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で比率が相対的に低い網点を生成する網点生成手段とを備えている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の網点画像記録装置において、入力画像信号の属する濃度域が、ハイライト濃度域とシャドウ濃度域との間に1以上の中間濃度域を含んでおり、前記1以上の中間濃度域における比率が、ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域とのそれぞれにおける比率の間にある。
【0009】
また、請求項の発明は、請求項1または請求項2に記載の網点画像記録装置であって、網点生成手段が、各画素位置に対応した閾値マトリクスを記憶した記憶手段と、入力画像信号の画素位置の閾値を閾値マトリクスから読み出し、入力画像信号と比較する比較手段と、得られた比較結果に基づいて、入力画像信号の濃度値を越えない最大の閾値が読み出された閾値マトリクスに対応する網点信号を出力する出力手段とを備えている。
【0010】
また、請求項の発明は、請求項に記載の網点画像記録装置であって、網点における複数の階調それぞれの画素数の比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる所定の比率範囲内となるように、閾値マトリクスに複数の閾値が配置されている。
【0011】
また、請求項の発明は、入力画像信号に基づいて複数の階調を有する画素の集まりとしての多値網点による画像を記録する網点画像記録方法であって、入力画像信号を取得する信号取得工程と、入力画像信号の属する濃度域ごとに複数の階調のうち高階調側の画素数に対する低階調側の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で前記比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で前記比率が相対的に低い網点を生成する網点生成工程とを備えている。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の網点画像記録方法において、入力画像信号の属する濃度域が、ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域との間に1以上の中間濃度域を含んでおり、前記1以上の中間濃度域における比率が、ハイライト濃度域とシャドウ濃度域とのそれぞれにおける比率の間にある。
【0012】
また、請求項の発明は、請求項5または請求項6に記載の網点画像記録方法であって、網点生成工程が予め準備された閾値マトリクスから入力画像信号の画素位置の閾値を取得する閾値取得工程と、取得した閾値と入力画像信号とを比較する比較工程と、得られた比較結果に基づいて、入力画像信号の濃度値を越えない最大の閾値が読み出された閾値マトリクスに対応する網点信号を出力する出力工程とを備えている。
【0013】
また、請求項の発明は、請求項7に記載の網点画像記録方法であって、網点における複数の階調それぞれの画素数の比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる所定の比率範囲内となるように、閾値マトリクスに複数の閾値が配置されている。
【0014】
さらに、請求項の発明は、コンピュータによって、入力画像信号に基づいて複数の階調を有する画素の集まりとしての多値網点による画像を記録するにあたり、網点を生成するための複数の閾値を集めた閾値マトリクスを記録した記録媒体であって、入力画像信号の属する濃度域ごとに複数の階調のうち高階調側の画素数に対する低階調側の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で比率が相対的に低い網点を生成するような複数の閾値の配置を有する閾値マトリクスを記録している。
また、請求項10の発明は、請求項9に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、入力画像信号の属する濃度域が、ハイライト濃度域とシャドウ濃度域との間に1以上の中間濃度域を含んでおり、前記1以上の中間濃度域における比率が、ハイライト濃度域とシャドウ濃度域とのそれぞれにおける比率の間にある網点を生成するような複数の閾値の配置を有する閾値マトリクスを記録している。
【0015】
なお、この発明においては、入力画像信号の階調を「濃度」と呼び、多値網点内の各画素の有する階調(出力画像信号の階調)を「階調」と呼ぶことにする。また、この発明における「複数の階調」には描画を行わない、いわば「0」階調は含まないものとする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
<1.第1の実施の形態>
図1はこの発明の一実施の形態である網点画像記録装置1の装置構成を示すブロック図である。この網点画像記録装置1は多値網点、具体的には3値網点を出力する装置である。以下、図1を用いて網点画像記録装置1の概略装置構成および概略動作について説明する。なお、以下の実施の形態の説明においては、Y(イエロー)・M(マゼンタ)・C(シアン)・K(墨)の各色成分における入力画像信号の階調を「濃度」と呼び、多値網点内の各画素の有する階調(出力画像信号の階調)を「階調」と呼ぶことにする。
【0018】
網点画像記録装置1において、入力画像信号はまず色演算回路10に入力され、そこでY,M,C,K各色成分のデジタル信号に変換され、画像信号メモリ20に送られ、記憶される。また、マトリクスメモリ30には後に詳述する閾値マトリクス(1/2階調、2/2階調)が記録されており、それら閾値マトリクスそれぞれにおける入力画像信号に対応する位置の閾値、および上述の画像信号メモリ20からの色演算後の入力画像信号がともに比較器40に読み込まれ、比較器40では読み込まれた閾値と入力画像信号とが比較され、その比較結果は階調選択回路50に送られる。
【0019】
そして、階調選択回路50では、その比較結果から入力画像信号の濃度を超えない最大の閾値に対応する階調を出力画像の階調として決定し、網点画像信号をダイレクト印刷機、インクジェットプリンタ等の多階調の出力が行える出力手段を備えた出力部60に送信し、出力部60が出力画像を生成する。
【0020】
また、この網点画像記録装置1は読取り部70を備えており、必要に応じて閾値マトリクスを記録した磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体RMから閾値マトリクスを読み出し、マトリクスメモリ30に保存することもできるようになっている。
【0021】
そして、この網点画像記録装置1は、出力画像中の網点における複数の階調相互の画素数の比率が入力画像信号が属する濃度域に応じた所定の比率範囲内となるものとし、とりわけ、入力画像信号が高濃度域に属するほど最高階調画素の比率が高いものとしている。
【0022】
図2は網点画像記録処理のフローチャートである。以下、図2に従って第1の実施の形態における網点画像記録処理について説明する。なお、処理の開始に先立ち、外部からの入力画像信号は色演算回路10において色演算を受けた後、画像信号メモリ20に記録されている。
【0023】
まず、画像信号メモリ20から対象画素の入力画像信号を比較器40に読み込む(ステップS1)。
【0024】
つぎに、マトリクスメモリ30に記録された各閾値マトリクスから対象画素に対応する位置の閾値を比較器40に読み出す(ステップS2)。
【0025】
図3は第1の実施の形態における閾値マトリクスの例を示す図である。第1の実施の形態では、網点中の階調として最大階調と中間階調と「0」(描画なし)を有する3値網点を出力することができ、最大階調および中間階調に対して、図3(a)に示す1/2階調の閾値マトリクスと図3(b)に示す2/2階調の閾値マトリクスをそれぞれ有している。そして、順に処理を行っていく画素を1画素ずつずらして画像記録処理を行う際の処理対象とする画素を対象画素とするとき、両閾値マトリクスを入力画像に適応して、それら閾値マトリクスにおいて対象画素に対応する位置の閾値(1/2階調の閾値、2/2階調の閾値)を読み出すのである。
【0026】
つぎに、比較器40において、得られた閾値と入力画像信号とを比較し、その結果に基づいて階調選択回路50が対象画素の階調を求める(ステップS3)。すなわち、比較器40に読み出された2つの閾値を、読み込まれた対象画素の入力画像信号の濃度と比較する。そして、2つの閾値との比較により、入力画像信号の濃度を越えない最大の閾値が含まれていた閾値マトリクスの対応する階調(第1の実施の形態では、その閾値が1/2階調の閾値マトリクスに含まれていた場合には最大階調、2/2階調の閾値マトリクスに含まれていた場合には中間階調、いずれの閾値も入力画像信号の濃度を越えていた場合には「0」)を対象画素の階調とする。
【0027】
例えば、対象画素の入力画像信号の濃度が「10」であった場合、図3(a)においては領域AR1内の閾値が、図3(b)においては領域AR2内の閾値が入力画像信号の濃度を越えていない。そして、対象画素が図3(b)の領域AR2に含まれていた場合には、対象画素の出力画像信号は最大階調とされ、図3(b)の領域AR2に含まれず、図3(a)の領域AR1に含まれていた場合には、対象画素の出力画像信号は中間階調とされ、図3(a)の領域AR1より外の領域に含まれていた場合には、対象画素の出力画像信号は「0」とされるといった具合である。
【0028】
このようにして各対象画素の出力画像信号の階調を決定しているのであるが、この発明では、同一の多値網点内に含まれる複数の階調相互の画素数の比率(以下、単に「画素比率」という)が入力画像信号が属する濃度域ごとに設定された所定の比率範囲内となるように決定される。とりわけ、第1の実施の形態では出力画像中の各網点内における画素比率として最大階調の画素数に対する中間階調の画素数の比率を入力画像信号の濃度域に応じて異なるもの、特に、高濃度域ほど画素比率が低くなるものとしている。
【0029】
図4は第1の実施の形態における入力画像信号の各濃度域での画素比率範囲を示す図である。図4(a)に示すように第1の実施の形態では入力画像信号の濃度域をハイライト、中間調、シャドウの3つに分割して、それぞれ最高階調画素数に対する中間階調画素数の比率(中間階調画素数/最高階調画素数)が∞〜比率A、比率A〜比率B、比率B〜「0」である網点を出力する。なお、比率A,Bはそれぞれ任意の比率(ただし、比率A>比率B)を表している。また、以下において、正数Nに対してN/0=∞として扱う。
【0030】
そして、このような画素数の比率を有する網点を形成する方法として、具体的には、使用する閾値マトリクスをそのような画素数の比率となるような閾値の配置を有するものとして予め作成しておき、それを用いることにより、上記のような網点を実現している。
【0031】
図5はこの発明における閾値マトリクスの閾値の配置を求める方法を説明するための概念図である。図5(a)において縦軸は入力画像信号の濃度であり、換言すると閾値マトリクスに設定すべき閾値を表わしている。また、横軸は画素位置を表わしている。シャドウ領域、中間調領域、ハイライト領域の各濃度域において1/2階調および2/2階調の閾値マトリクスにおける理想的な閾値の配置はそれぞれ図5(a)の閾値分布曲面T1iおよびT2i(i=1(シャドウ),2(中間調),3(ハイライト))で表わされている。すなわち、任意の画素位置における閾値分布曲面T1iおよびT2iの濃度値がその画素位置において、最高階調画素と中間階調画素との画素数の比率が所定のものとなるような閾値を表わしている。
【0032】
ただし、実際には図3に示すように閾値マトリクスにおける画素位置には2次元的な広がりがあるため、図5(a)ではその1断面を表わしている。そして、仮想的な網点として円形の網点を想定すると、図5(a)中の閾値分布曲面T1iおよびT2iの断面における曲線を縦軸方向の対称軸について回転させた回転体(分布曲面)上が理想的な閾値の配置である。図5(b),(c),(d)はそれぞれシャドウ領域、中間調領域、ハイライト領域における閾値分布曲面の縦軸に垂直で横軸に平行な平面(水平面)での断面を示す図である。
【0033】
したがって、この閾値分布曲面T1iおよびT2iで作成された閾値マトリクスを用いて任意の濃度の入力画像信号に対する網点を考えることは、任意の濃度における閾値分布曲面T1iおよびT2iの断面(水平断面)において、閾値分布曲面T1iの内側が最高階調の画素でT2iとT1iとの間の画素が中間階調の画素である網点を考えることである。そして、閾値分布曲面T1iの内側の面積(画素数)と閾値分布曲面T1iとT2iとの間の面積(画素数)の比率が画素比率を表わしており、それは、図5から分かるように濃度域ごとに異なるとともに、各濃度域内では濃度に関わらずほぼ一定となっている。これが、この発明における入力画像信号の濃度域によって画素比率が異なることに対応している。具体的には、図5(b),(c),(d)から分かるように最高階調画素数に対する中間階調画素数の比率は濃度域が上がる(濃い側になる)につれて次第に小さくなるのが分かる。すなわち、閾値分布曲面T1i内の面積(画素数)に対する閾値分布曲面T1iとT2iとの間の面積(画素数)の比率は、ハイライト域、中間調域、シャドウ域の順に小さくなっている。
【0034】
ただし、閾値マトリクスにおける閾値は重複しないこと、および、図4(a)で示したように画素比率には所定の範囲(広がり)があること等から、実際に閾値マトリクスを作成する場合には全ての画素の閾値は正確に閾値分布曲面T1iおよびT2i上の値とすることはできず、上記画素比率範囲内になるように閾値分布曲面T1iおよびT2iの近傍の所定幅内の閾値を選択する。また、図5では閾値分布曲面T1iおよびT2iの断面形状を円形としたが、実際には所望の網点形状の断面を持つものとする必要がある。そして、この発明では、このようにして得られた閾値マトリクスを用いるのである。
【0035】
つぎに、出力部60において対象画素を得られた階調で描画する(ステップS4)。図6は各濃度域における網点の例を示す図である。図6では図4(a)で示した画素比率範囲における比率A=3、比率B=0.5の場合を示している。ハイライト域では図6(a)の入力画像の濃度値が「2」(閾値「1」以下の画素を出力)の例では、図3の閾値マトリクスを参照する(以下同様)と分かるように閾値マトリクスを適用する4×4画素の区画内に2画素のみが出力され、その画素比率、すなわち中間階調画素数/最高階調画素数は2/0=∞となる。同様に図6(b)の入力画像の濃度値が「10」(閾値「9」以下の画素を出力)の例では6/2=3であり、図4(a)で示したハイライト域の画素比率範囲∞〜比率A(=3)を満たしている。
【0036】
また、中間調域では図6(c)の入力画像の濃度値が「13」(閾値「12」以下の画素を出力)の例では画素比率は7/3、同様に図6(d)の入力画像の濃度値が「20」(閾値「19」以下の画素を出力)の例では6/2=3であり、図4(a)で示した中間調域の画素比率範囲、比率A(=3)〜比率B(=0.5)を満たしている。
【0037】
さらに、シャドウ領域では図6(e)の入力画像の濃度値が「23」(閾値「22」以下の画素を出力)の例では画素比率は1/11、同様に図6(f)の入力画像の濃度値が「27」(閾値「26」以下の画素を出力)の例では1/13であり、図4(a)で示したシャドウ域の画素比率範囲、比率B(=0.5)〜「0」を満たしている。
【0038】
このような画素比率で出力が行われることにより、ハイライトからシャドウにかけての全濃度域にわたって良好な画質が得られる。
【0039】
そして、ステップS5において、全画素に対する処理が終了していなければ次の画素を対象画素としてステップS1に戻り再びステップS1〜ステップS4の処理を行い、対象画素を順次移動させながら各対象画素を出力していく。そして、全画素に対して出力が終了するとステップS5において全画素の処理が終了したとして、網点画像の出力は終了する。
【0040】
以上は図4(a)に示す画素比率範囲を設定した例であるが、他の画素比率範囲を設定することもできる。図4(b)は他の画素比率範囲を設定した例を示しており、この例は、比率A=∞の場合、すなわち、全て中間階調で網点を形成する例を示している。
【0041】
このような、閾値マトリクスを用いることにより、ハイライト域において最高階調画素が出力されないため、出力画像におけるハイライト部分において、特に画像のざらつきが少ない良好な画質を得ることができる。
【0042】
図4(c)はさらに別の画素比率範囲を設定した例を示しており、この例では、比率B=0の場合、すなわち、シャドウ域においては、中間階調画素を含まず、全て最高階調画素で網点を形成する例を示している。そして、この場合には中間階調用の閾値マトリクスのシャドウ域に含まれる閾値を有する画素位置には、それより高い階調用(第1の実施の形態では2/2階調用)の閾値マトリクスの閾値と同じ値の閾値が配置される。
【0043】
図7は図4(c)の画素比率範囲を設定した場合の各濃度域における網点の例を示す図である。図7では図4(c)で示した画素比率範囲における比率A=3、比率B=0の場合を示している。ハイライトでは図7(a)の例では画素比率(中間階調画素数/最高階調画素数)が2/0=∞、図7(b)では6/2=3であり、図4(c)で示したハイライト域の画素比率範囲∞〜比率A(=3)を満たしている。
【0044】
また、中間調域では図7(c)の例では画素比率が7/3、図7(d)では1/11であり、図4(c)で示したハイライトの画素比率範囲、比率A(=3)〜比率B(=0)を満たしている。
【0045】
さらに、シャドウ域では図7(e)の例では画素比率が0/13=0、図7(f)では0/15=0であり、図4(c)で示したハイライトの画素比率範囲、比率B(=0)〜「0」を満たしている。
【0046】
このような、閾値マトリクスを用いることにより、シャドウ域において、中間階調画素が出力されないため、出力画像におけるシャドウ部分において、特に網点濃度(網点面積率)の安定した良好な画質を得ることができる。
【0047】
以上、説明したように、第1の実施の形態によれば、多値網点による画像を記録するにあたり、画素比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる網点を生成するため、全濃度域にわたって良好な画質の網点画像を得ることができる。
【0048】
また、画素比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる所定の比率範囲内となるように複数の閾値が配置されている閾値マトリクスを用いるため、そのような閾値マトリクスを準備することのみで、容易に画素比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる網点を生成することができるとともに、そのための特別な機構を備えなくてもそのような多値網点画像を記録できるので、装置の製造コストを抑えることができる。
【0049】
<2.第2の実施の形態>
図8は第2の実施の形態における入力画像信号の各濃度域での画素比率範囲を示す図である。第2の実施の形態では、濃度域のうち、中間調域を分割(3分割)して中間調1、中間調2、中間調3の領域を設けている。すなわち、入力画像信号の濃度域をハイライト、中間調1、中間調2、中間調3、シャドウの5つに分割して、それぞれ最高階調画素数に対する中間階調画素数の比率(中間階調画素数/最高階調画素数)が∞〜比率A、比率A〜比率B、比率B〜比率C、比率C〜比率D、比率D〜「0」である網点を出力する。なお、比率A,B,Cはそれぞれ任意の比率(ただし、比率A>比率B>比率C>比率D)を表している。
【0050】
なお、第2の実施の形態の網点画像記録装置1の装置構成は第1の実施の形態とほぼ同様であり、また、第2の実施の形態における網点画像記録処理は上記のように閾値マトリクスが異なる以外は第1の実施の形態とほぼ同様である。
【0051】
図9は図8の画素比率範囲を設定した場合の各濃度域における網点の例を示す図である。図9では図8で示した画素比率範囲における比率A=∞、比率B=2、比率C=0.5、比率D=0の場合を示している。ハイライト域では図9(a)の例では画素比率(中間階調画素数/最高階調画素数)が1/0=∞、図9(b)では3/0=∞であり、図8で示したハイライト域の画素比率範囲∞〜比率A(=∞)を満たしている。
【0052】
また、中間調1では図9(c)の例では画素比率が3/1=3、図9(d)では4/2であり、図8で示した中間調1の画素比率範囲、比率A(=∞)〜比率B(=2)を満たしている。
【0053】
また、中間調2では図9(e)の例では画素比率が5/3、図9(f)では4/8=0.5であり、図8で示した中間調2の画素比率範囲、比率B(=2)〜比率C(=0.5)を満たしている。
【0054】
また、中間調3では図9(g)の例では画素比率が2/10=0.2、図9(h)では1/11であり、図8で示した中間調3の画素比率範囲、比率C(=0.5)〜比率D(=0)を満たしている。
【0055】
さらに、シャドウ域では図9(i)の例では画素比率が0/12=0、図9(j)では0/14=0であり、図8で示したシャドウ域の画素比率範囲、比率D(=0)〜「0」を満たしている。
【0056】
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を有するとともに、中間調域を中間調1と中間調2に分けて、それらにおいても画素比率を異なるものとすることにより、中間調域における網点表現をより微妙に調節して、中間調における網点濃度(網点面積率)の不安定性や画像のざらつきを一層抑えて、さらに良好な画質を得ることができる。また、ハイライト域では最高階調画素を含まず、シャドウ域では中間階調画素を含まないものとなり、これらの濃度域においても良好な画像を得ることができる。
【0057】
<3.変形例>
上記第1および第2の実施の形態において網点画像記録装置1およびそれによる網点画像記録処理の例を示したが、この発明はこれに限られるものではない。
【0058】
例えば、上記第1および第2の実施の形態では、出力可能な網点として3値網点の場合を示したが、4値以上の網点を対象とする装置に応用することもできる。その場合には、マトリクスメモリ30に記録される閾値マトリクスの数が3つ(多値網点の階調数−1)以上とし、それに伴い、比較器も3つ以上の閾値と入力画像信号とを比較することができるものとする。
【0059】
この場合、画素比率は(最高階調以外の階調の画素数/最高階調画素数)としたり、(最高階調以外のいずれかの階調の画素数/最高階調画素数)とすればよい。具体的には、4値網点の場合、出力階調として1/3階調、2/3階調、3/3階調を有する場合、前者は(2/3階調画素数+1/3階調画素数)/(3/3階調画素数)であり、後者は例えば(2/3階調画素数)/(3/3階調画素数)といった具合である。そして、この画素比率が入力画像信号の濃度域に応じた所定の比率範囲内となるような閾値マトリクスを用いる。また、それに対応して、網点画像記録処理は、図2においてステップS4における対象画素の出力が4値網点におけるいずれかの階調で描画することが異なる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項10の発明によれば、多値網点による画像を記録するにあたり、入力画像信号の属する濃度域ごとに多値網点における複数の階調相互の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で前記比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で前記比率が相対的に低い網点を生成するため、全濃度域にわたって良好な画質を得ることができる。
【0061】
また、特に請求項および請求項の発明によれば、網点画像における複数の階調それぞれの画素数の比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる所定の比率範囲内となるように、閾値マトリクスに複数の閾値が配置されているため、そのような閾値マトリクスを準備することのみで、容易に複数の階調相互の画素数の比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる多値網点を生成することができるとともに、そのための特別な機構を備えなくてもそのような多値網点画像を記録できるので、装置の製造コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である網点画像記録装置の装置構成を示すブロック図である。
【図2】網点画像記録処理のフローチャートである。
【図3】第1の実施の形態における閾値マトリクスの例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における入力画像信号の各濃度域での画素比率範囲を示す図である。
【図5】この発明における閾値マトリクスの閾値の配置を求める方法を説明するための概念図である。
【図6】各濃度域における網点の例を示す図である。
【図7】図4(c)の画素比率範囲を設定した場合の各濃度域における網点の例を示す図である。
【図8】第2の実施の形態における入力画像信号の各濃度域での画素比率範囲を示す図である。
【図9】図8の画素比率範囲を設定した場合の各濃度域における網点の例を示す図である。
【図10】2値網点および多値網点の例をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
1 網点画像記録装置
10 色演算回路(信号取得手段)
30 マトリクスメモリ(記憶手段)
40 比較器(比較手段)
50 階調選択回路(出力手段、30、40と併せて網点生成手段)
RM 記録媒体

Claims (10)

  1. 入力画像信号に基づいて複数の階調を有する画素の集まりとしての多値網点による画像を記録する網点画像記録装置であって、
    入力画像信号を取得する信号取得手段と、
    前記入力画像信号の属する濃度域ごとに前記複数の階調のうち高階調側の画素数に対する低階調側の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で前記比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で前記比率が相対的に低い網点を生成する網点生成手段と
    を備えることを特徴とする網点画像記録装置。
  2. 請求項1に記載の網点画像記録装置において、
    前記入力画像信号の属する濃度域が、前記ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域との間に1以上の中間濃度域を含んでおり、
    前記1以上の中間濃度域における前記比率が、前記ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域とのそれぞれにおける前記比率の間にあることを特徴とする網点画像記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の網点画像記録装置であって、
    前記網点生成手段が、
    各画素位置に対応した閾値マトリクスを記憶した記憶手段と、
    入力画像信号の画素位置の閾値を前記閾値マトリクスから読み出し、前記入力画像信号と比較する比較手段と、
    得られた比較結果に基づいて、前記入力画像信号の濃度値を越えない最大の閾値が読み出された前記閾値マトリクスに対応する網点信号を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする網点画像記録装置。
  4. 請求項3に記載の網点画像記録装置であって、
    網点における前記複数の階調それぞれの画素数の比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる所定の比率範囲内となるように、前記閾値マトリクスに複数の閾値が配置されていることを特徴とする網点画像記録装置。
  5. 入力画像信号に基づいて複数の階調を有する画素の集まりとしての多値網点による画像を記録する網点画像記録方法であって、
    入力画像信号を取得する信号取得工程と、
    前記入力画像信号の属する濃度域ごとに前記複数の階調のうち高階調側の画素数に対する低階調側の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で前記比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で前記比率が相対的に低い網点を生成する網点生成工程と
    を備えることを特徴とする網点画像記録方法。
  6. 請求項5に記載の網点画像記録方法において、
    前記入力画像信号の属する濃度域が、前記ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域との間に1以上の中間濃度域を含んでおり、
    前記1以上の中間濃度域における前記比率が、前記ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域とのそれぞれにおける前記比率の間にあることを特徴とする網点画像記録方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の網点画像記録方法であって、
    前記網点生成工程が
    予め準備された閾値マトリクスから入力画像信号の画素位置の閾値を取得する閾値取得工程と、
    取得した閾値と前記入力画像信号とを比較する比較工程と、
    得られた比較結果に基づいて、前記入力画像信号の濃度値を越えない最大の閾値が読み出された前記閾値マトリクスに対応する網点信号を出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする網点画像記録方法。
  8. 請求項7に記載の網点画像記録方法であって、
    網点における前記複数の階調それぞれの画素数の比率が入力画像信号の属する濃度域ごとに異なる所定の比率範囲内となるように、前記閾値マトリクスに複数の閾値が配置されていることを特徴とする網点画像記録方法。
  9. コンピュータによって、入力画像信号に基づいて複数の階調を有する画素の集まりとしての多値網点による画像を記録するにあたり、網点を生成するための複数の閾値を集めた閾値マトリクスを記録した記録媒体において、
    入力画像信号の属する濃度域ごとに前記複数の階調のうち高階調側の画素数に対する低階調側の画素数の比率が異なり、ハイライト濃度域で前記比率が相対的に高く、かつシャドウ濃度域で前記比率が相対的に低い網点を生成するような複数の閾値の配置を有する閾値マトリクスを記録していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 請求項9に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記入力画像信号の属する濃度域が、前記ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域との間に1以上の中間濃度域を含んでおり、
    前記1以上の中間濃度域における前記比率が、前記ハイライト濃度域と前記シャドウ濃度域とのそれぞれにおける前記比率の間にある網点を生成するような複数の閾値の配置を有する閾値マトリクスを記録していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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