JP3665051B2 - ウラニウム棒の連続鋳造方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、核廃燃料の金属転換物を熔解し、ウラニウム棒を連続的に鋳造する連続鋳造方法及び装置に関するもので、より詳細には、核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する不純物が手軽に除去されると同時に、熔湯内の脱ガスが容易に成され、ウラニウムの酸化が防止された状態で、坩堝に残湯が残らないように連続鋳造するウラニウム棒の連続鋳造方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、原子力発電に使用した後の残った核廃燃料には多量のウラニウムが含有されているのだが、これを効率的に貯蔵管理するためには、核廃燃料を還元して金属転換物に転換させた後、鋳造してウラニウム棒にして保管することになるのである。
【0003】
このように、ウラニウム棒にすることによって、核廃燃料の保管と取扱がたいへん容易になり、核燃料としての再使用が可能になって、多大なる経済的利益が創出されるのである。
【0004】
前記のような目的で、核廃燃料の金属転換物をウラニウム棒に鋳造するために連続鋳造が使用されるのだが、従来のウラニウム棒の連続鋳造では、真空度の形成された気密チェンバーでウラニウムインゴットを熔解し、脱ガスが成された状態で、ウラニウム棒をスタート棒と駆動ローラーによって引出する方法及び装置が提案されている。
【0005】
しかし、前記のような連続鋳造は、真空状態でウラニウム棒が下部に鋳造され排出されるので、一定水準の真空度を維持することが大変難しく、それに伴い真空度の破棄された部分でウラニウム棒の酸化が起こり易いという問題点があった。
【0006】
前記のような問題点を解決する為に、不活性ガスが気密チェンバーの内部に充填された状態で連続鋳造をする方法と装置が提案されている。
【0007】
しかし、前記のように不活性ガス雰囲気で連続鋳造をすると、熔湯の脱ガスが適切に起こらず、不良のウラニウム棒が鋳造されるという問題点があった。
【0008】
そして、ウラニウムの酸化を防ぐために、連続鋳造過程の間、全体的に多量の不活性ガスを続けて供給しなければならないので、不活性ガスの浪費が大変激しいという問題点がある。
【0009】
前記のような問題点を解決するために、真空状態で熔解した後、高圧の不活性ガスで熔湯に圧力を加え、ウラニウム棒を上向きに引出する方法と装置が提案されている。
【0010】
しかし、前記のように、加圧された状態で、ウラニウム棒を上向きに抜き取ることによって、脱ガスと酸化防止は成されるが、熔湯が完全に排出されず、残湯が残るという問題点があった。
【0011】
前記のような残湯が坩堝の内部で容易に固まり、再使用時に、これに対する除去作業が必要になり、なお且つ放射性物質の残存のため近接作業が容易でないので、連続鋳造装置の再使用に付加的な作業と多大なる時間が必要になり、再使用率が著しく落ちるという問題点があった。
【0012】
また、残湯等の放射能物質の除去作業時に作業者が近接作業をすることになり、放射能などの汚染環境に容易に露出される等の操業の安定性が保障されないという問題点があった。
【0013】
さらに、鋳造されたウラニウム棒を上部に排出する時、適切な遮蔽チェンバーが具備されていないので、ウラニウム棒の排出と共に、同時に排出される有害ガスの適切な吸入及び放射能の遮蔽が成されないという問題点がある。
【0014】
そして、前記のような装置は、坩堝の内部にモールドが具備され、熔湯をストローのように吸い上げる役割をする事によって、モールドが十分に長くなければならず、それに伴いモールドを通過して成形されるウラニウム棒の表面の損傷が容易に起こり、ウラニウム棒の不良率が著しく増大されるという問題点がある。
【0015】
さらに、熔湯を上部へと吸入し引出するので、モールドの下部が高熱の熔湯の内部に入らなければならないことによって、繰り返し的な使用によりモールドの損傷が加重され、かつモールドが容易に放射能汚染物になるという問題点がある。
【0016】
そして、残湯を最少化するために、気密チェンバーの内部の高温高圧の状態で坩堝を上部に移動させなければならないので、機器の誤作動及び不均一な吸入によって、ウラニウム棒の断落が誘発されるという問題点がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、前記のような従来の諸盤の問題点を解消するために案出されたもので、その目的は、高準位放射性物質である核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する不純物が容易に除去されながら、同時に熔湯内の脱ガスが容易に成され、ウラニウムの酸化が防止された状態で、坩堝に残湯が残らないように連続鋳造するウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0018】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーの内部に充填される不活性ガスが、大気圧水準の一定な圧力を有するようにするウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0019】
さらに、本発明の他の目的は、ウラニウム棒が鋳造されて引出される時、断落されず、連続的に引出されるようにするウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0020】
さらに、本発明の他の目的は、モールドにより成形されて鋳造されるウラニウム棒が一定の温度に冷却されるようにするウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0021】
さらに、本発明の他の目的は、1次的に冷却されたウラニウム棒を、不活性ガスによって排出する前に完全に冷却するウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0022】
さらに、本発明の他の目的は、ウラニウム棒の排出と共に排出される有害ガスを完全に吸入するウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0023】
さらに、本発明の他の目的は、連続鋳造を妨害しない状態で、排出されるウラニウム棒を切断するウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0024】
さらに、本発明の他の目的は、切断されたウラニウム棒を移送して貯蔵するようにするウラニウム棒の連続鋳造方法を提供することにある。
【0025】
また、本発明の目的は、高準位放射性物質である核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する不純物が除去され、並びに容易に熔湯の脱ガスが成され、ウラニウムの酸化が防止された状態で、坩堝に残湯が残らないように連続鋳造するウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0026】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーの下部の駆動ローラーを含むウラニウム棒が排出される部位に、全体的に放射能の遮蔽が成されるようにするウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0027】
さらに、本発明の他の目的は、モールドの内部でウラニウム棒が成形されながら、急激な温度変化で断落されず、スムーズに引出されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0028】
さらに、本発明の他の目的は、断熱材により坩堝とモールドの熱損傷が防止されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0029】
さらに、本発明の他の目的は、モールドで成形されて引出されるウラニウム棒が、1次的に適切に冷却されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0030】
さらに、本発明の他の目的は、ウラニウム棒の熔解時、坩堝の下部に嵌入されるスタート棒が適切に支持され固定されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0031】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーの上部から坩堝の内部へ燃料を装入することのできるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0032】
さらに、本発明の他の目的は、スタート棒が、熔解されたウラニウムによって容易に解けないと同時に、容易に分解及び結合されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0033】
さらに、本発明の他の目的は、連続鋳造されたウラニウム棒が、連続鋳造工程に妨害されない状態で、容易に切断されるようにするウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0034】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーの内部に充填される不活性ガスが、一定の圧力以上になると自動的に排出されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0035】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーの密閉と解放が簡単な構造で容易に成されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0036】
さらに、本発明の他の目的は、鋳造されたウラニウム棒が、遮蔽チェンバーから排出される前に、2次的に不活性ガスによって完全に冷却されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0037】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーの内部から遮蔽チェンバーの内部へとウラニウム棒が鋳造され排出される時、いっしょに排出される有害ガスを局部的に完全に吸入するウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0038】
さらに、本発明の他の目的は、坩堝とモールドと冷却部とが気密チェンバーの内部で適切に支持されるウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0039】
さらに、本発明の他の目的は、冷却部によって冷却されるウラニウム棒が、一定の温度に冷却されるようにするウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0040】
さらに、本発明の他の目的は、切断されたウラニウム棒を適切に把持し移送するようにするウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0041】
さらに、本発明の他の目的は、気密チェンバーからモールドと冷却部を通過して引出されるウラニウム棒を、気密チェンバーの外部で肉眼にて検査するウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0042】
さらに、本発明の他の目的は、切断されて移送されたウラニウム棒を、下部遮蔽チェンバーの内部に適切に貯蔵するようにするウラニウム棒の連続鋳造装置を提供することにある。
【0043】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するために、本発明は、核廃燃料の金属転換物を熔解し、ウラニウム棒を鋳造する連続鋳造方法において、坩堝が具備された気密チェンバーの内部を真空の状態にし、真空が維持された状態で坩堝を加熱し、坩堝に装入された核廃燃料の金属転換物を熔解する真空熔解段階と、前記真空熔解段階によって核廃燃料の金属変換物が完全に熔解された後、気密チェンバー内の真空を破棄し、不活性ガスを充填する不活性ガス充填段階と、前記不活性ガス充填段階でのガス充填が完了された後、この不活性ガス雰囲気でモールドに挿入されたスタート棒を駆動ローラーで下向移動させ、核燃料の熔解された坩堝からウラニウム棒を抜き取るウラニウム棒下向引出段階と、前記ウラニウム棒下向引出段階によって抜かれ引出されるウラニウム棒の周りに冷却ジャケットを設置し、このウラニウム棒が引出される状態で冷却するウラニウム冷却段階と、前記ウラニウム棒冷却段階によって冷却されたウラニウムを、密閉の成された遮蔽チェンバーの内部に排出するウラニウム棒排出段階とを含んでいることを特徴とするウラニウム棒の連続鋳造方法。
【0044】
さらに、前記不活性ガス充填段階とウラニウム棒下向引出段階との間に、気密チェンバーの内部に注入される不活性ガスが高圧になると自動排出して、一定の圧力を維持するようにする圧力維持段階を更に含んでいることを特徴とするものである。
【0045】
さらに、前記ウラニウム棒下向引出段階は、不活性ガスの雰囲気で駆動ローラーによってスタート棒やウラニウム棒を一定時間引出した後、一定時間停止する、引出と停止を繰り返してウラニウム棒を引出するように形成されていることを特徴とするものである。
【0046】
さらに、前記ウラニウム棒下向引出段階とウラニウム棒冷却段階との間に、モールドの温度を感知し、その温度によって冷却水量を調節する冷却水量調節段階を更に含んでいることを特徴とするものである。
【0047】
さらに、前記ウラニウム棒冷却段階とウラニウム棒排出段階との間に、冷却水によって1次的に冷却されたウラニウム棒を、不活性ガスによりもう一度冷却するガス冷却段階を更に含んでいることを特徴とするものである。
【0048】
さらに、前記ウラニウム棒排出段階の次に、遮蔽チェンバーの内部に下向排出されるウラニウム棒の周りに局部吸入装置を設置し、ウラニウム棒の排出とともに排出され得る有害ガスを完全に吸入する有害ガス吸入段階を更に含んでいることを特徴とするものである。
【0049】
さらに、前記ウラニウム棒排出段階の次に、遮蔽チェンバーの内部から外部に下向排出されるウラニウム棒を切断するウラニウム棒切断段階を更に含んでいることを特徴とするものである。
【0050】
さらに、前記ウラニウム棒切断段階の次に、切断されたウラニウム棒を移送して貯蔵庫に貯蔵する移送及び貯蔵段階を更に含んでいることを特徴とするものである。
【0051】
さらに、気密チェンバーの内部に高周波誘導コイルで囲まれた坩堝が具備され、前記坩堝の下部にモールドと冷却部とが順次的に具備され、前記気密チェンバーの外部下側に駆動ローラーが具備され、スタート棒で前記モールドにてウラニウム棒を鋳造して引出する連続鋳造装置において、前記気密チェンバーの一側に内部と流通されるように具備される空気排出管と、前記空気排出管に具備される吸入ポンプとで構成され、前記気密チェンバーの内部が真空になるようにする真空形成部と、前記気密チェンバーの一側に具備される不活性ガス注入管と、前記気密チェンバーの下部に構成され、開閉バルブを有する不活性ガス排出管とで構成され、前記気密チェンバーの内部が不活性ガス雰囲気に形成されるようにする不活性ガス形成部と、前記気密チェンバーの下部に、前記駆動ローラーによって引出されるウラニウム棒の移動通路を開閉するように具備される開閉部とで構成されることを特徴とするものである。
【0052】
さらに、前記気密チェンバーの下部にウラニウム棒が貫通される通路を有する密閉連結管が具備され、前記密閉連結管の下部に開閉部が具備され、前記密閉連結管の下部と駆動ローラーとを囲むように遮蔽チェンバーが具備されていることを特徴とするものである。
【0053】
さらに、前記モールドは、坩堝の下面の通孔にはめ込まれる嵌入部が形成され、前記嵌入部の下部に一体に保温部が形成され、前記保温部の下部に一体に垂直の排出部が形成されるモールド胴体と、前記モールド胴体の中央に垂直に形成される成形孔と、前記成形孔の内周面に付着される窒化珪素チューブとで構成されていることを特徴とするものである。
【0054】
さらに、前記坩堝とモールドは、その外部の周りに黒鉛材質の断熱材が具備されていることを特徴とするものである。
【0055】
さらに、前記冷却部は、モールドの下部を囲むように装着されている冷却ジャケットと、前記冷却ジャケットの内部に冷却水が流動されるように形成されている冷却水流動路とで構成されていることを特徴とするものである。
【0056】
さらに、前記密閉連結管の内部に、通路の一側にスタート棒支持体が具備され、前記スタート棒支持体の一側に油圧作動される支持棒が具備されていることを特徴とするものである。
【0057】
さらに、前記気密チェンバーの上部に油圧シリンダーによって開閉作動される開閉ドアが具備されていることを特徴とするものである。
【0058】
さらに、前記スタート棒は、下部の内側に固定溝が具備され、前記固定溝の上部に着脱部が具備されている上部スタート棒と、前記固定溝に挿入され前記着脱部に嵌入固定される固定突起を上端に有する下部スタート棒とで構成されていることを特徴とするものである。
【0059】
さらに、前記駆動ローラーの下部に下部遮蔽チェンバーが具備され、前記下部遮蔽チェンバーの内部に、下向引出されるウラニウム棒を固定する固定部と、前記固定部の下部に前記ウラニウム棒を切断する上部カッティング刃及び下部カッティング刃と、弾性復元され繰り返し切断されるようにするスプリングとで構成されているカッティング部が具備されていることを特徴とするものである。
【0060】
さらに、前記開閉バルブは、不活性ガス排出管に連結されて遮蔽チェンバーの内部に具備され、前記遮蔽チェンバーの外部と連結された管の断面が正方形の高圧破壊管と、前記高圧破壊管の内部の前記不活性ガス排出管の端に、一定の重さの円錐錘によって開閉されるように具備される重量開閉部とで構成されていることを特徴とするものである。
【0061】
さらに、前記開閉部は、密閉連結管の下面に装着され、油圧によって作動される油圧駆動部と、前記油圧駆動部によって折曲作動する開閉栓とで構成されていることを特徴とするものである。
【0062】
さらに、前記密閉連結管の内部に具備される不活性ガス噴射管と、前記密閉連結管の下面に具備されるガス排出管とで構成されるガス冷却部が具備されていることを特徴とするものである。
【0063】
さらに、前記遮蔽チェンバーの内部の開閉部の一側に多数の吸入孔が形成された吸気体と、前記吸気体の後方に連結される流動管と、前記流動管の端に前記遮蔽チェンバーの外部に具備されている吸気ポンプとで構成されている局部吸入部が具備されていることを特徴とするものである。
【0064】
さらに、前記冷却ジャケットの下部に具備されており、ウラニウム棒が貫通する垂直管通孔を有する支持台と、前記支持台を中央に固定し、気密チェンバーの内部に装着される支持板とで構成される支持部が具備されていることを特徴とするものである。
【0065】
さらに、前記モールドの内部に具備される熱電対と、前記熱電対により感知された温度によって冷却ジャケットの冷却水量を調節するコントローラーとで構成され、ウラニウム棒が一定の温度に冷却されるように冷却水量調整部が具備されていることを特徴とするものである。
【0066】
さらに、前記カッティング部の下部で切断されたウラニウム棒を把持する把持部と、把持したウラニウム棒を左右に移送する左右移動部とで構成される移送部が具部されていることを特徴とするものである。
【0067】
さらに、前記支持台の下部へ垂直管通孔に垂直に具備される石英管と、前記石英管に対応される気密チェンバーの一側に具備される透明窓とで構成される肉眼検査部が具備されていることを特徴とするものである。
【0068】
さらに、前記移送部の一側に移送されたウラニウム棒を貯蔵する貯蔵庫が具備されていることを特徴とするものである。
【0069】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照に、本発明の好ましい一実施例を詳細に説明する。
【0070】
図1に図示されているように、本発明による連続鋳造方法を示したブロック図を見ると、核廃燃料の金属転換物を高純度のウラニウム棒に連続鋳造するために、本発明は、気密チェンバー内で核廃燃料の金属転換物を真空状態で熔解する真空熔解段階S10と、核廃燃料の金属転換物を熔解した後、真空を破棄し、不活性ガスを充填する不活性ガス充填段階S20と、不活性ガスが充填された状態でウラニウム棒を鋳造して引出するウラニウム棒下向引出段階S30と、引出されるウラニウム棒を冷却するウラニウム棒冷却段階S40と、冷却の完了されたウラニウム棒を排出するウラニウム棒排出段階S50とで構成されるものである。
【0071】
より詳細な説明として、前記真空熔解段階S10は、坩堝の具備された気密チェンバーの内部を吸入ポンプを使用して真空状態にし、この真空が維持された状態で坩堝を高周波誘導コイルで加熱して、坩堝に装入された核廃燃料の金属転換物を熔解する過程で、核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する粉塵や放射ガスなどの不純物を吸入除去し、熔湯の脱ガスが成され、純度の高い熔湯が形成されるように熔解する過程をいうのである。
【0072】
そして、前記不活性ガス充填段階S20は、前記真空熔解段階 S 10によって核廃燃料の金属転換物が熔解された後に気密チェンバー内の真空を破棄し、不活性ガスを充填するもので、小量の不活性ガスの注入でウラニウムの酸化を防止する過程を意味するものである。
【0073】
そして、前記ウラニウム棒下向引出段階S30は、不活性ガス充填段階S20でのガス充填の完了された後、不活性ガスを続けて注入し、不活性ガス雰囲気でモールドに挿入されたスタート棒を駆動ローラーで下向移動させ、核燃料の熔解された坩堝からウラニウム棒を抜き取るもので、高純度のウラニウム棒が酸化されない状態で引出される過程を意味するものである。
【0074】
さらに、前記ウラニウム棒冷却段階S40は、ウラニウム棒下向引出段階S30によって抜かれ引出されるウラニウム棒の周りに冷却ジャケットを設置し、このウラニウム棒が引出される状態で冷却するもので、液状のウラニウム棒を冷まし、個体状に形成させる過程を意味するものである。
【0075】
そして、前記ウラニウム棒排出段階S50は、ウラニウム棒冷却段階S40によって冷却されたウラニウム棒を密閉の成された遮蔽チェンバーの内部に排出するもので、ウラニウム棒の排出と共に排出される放射ガスが完全に遮蔽された状態で、ウラニウム棒の適切な排出が成される過程を意味するものである。
【0076】
従って、本方法は、核廃燃料の金属転換物を脱ガスと不純物の除去が成された状態で熔解し、酸化が防止された状態でウラニウム棒を鋳造して引出し、放射能が適切に遮蔽された状態でウラニウム棒を排出して、高純度のウラニウム棒を安全性の保障された状態で連続鋳造するように構成されるものである。
【0077】
一方、図2に図示されているように、本発明による連続鋳造方法の他の実施例を示すブロック図を見ると、本発明は、核廃燃料の金属転換物を高純度のウラニウム棒に連続鋳造するために、気密チェンバー内で核廃燃料の金属転換物を真空状態で熔解する真空熔解段階S10と、核廃燃料の金属転換物を熔解した後、真空を破棄して不活性ガスを充填する不活性ガス充填段階S20と、不活性ガスが充填された状態で、ウラニウム棒を鋳造して引出するウラニウム棒下向引出段階S30と、引出されたウラニウム棒を冷却するウラニウム棒冷却段階S40と、冷却の完了されたウラニウム棒を排出するウラニウム棒排出段階S50とで構成されるものである。
【0078】
そして、前記不活性ガス充填段階S20とウラニウム棒下向引出段階S30との間に圧力維持段階S21が具備され、前記ウラニウム棒下向引出段階S30とウラニウム棒冷却段階S40との間に冷却水量調節段階S31が具備され、前記ウラニウム棒冷却段階S40とウラニウム棒排出段階S50との間にガス冷却段階S41が具備され、前記ウラニウム棒排出段階S50の次に有害ガス吸入段階S60が具備され、前記有害ガス吸入段階S60の次にウラニウム棒切断段階S70が具備され、前記ウラニウム棒切断段階S70の次に移送及び貯蔵段階S80が具備されるものである。
【0079】
より詳細な説明として、前記圧力維持段階S21は、不活性ガス充填段階S20によって気密チェンバーの内部に注入される不活性ガスが高圧になると自動排出させ、一定の圧力を維持するようにしたもので、真空が破棄された状態で気密チェンバーの内部に不活性ガスが注入された後、気密チェンバーの内部が異常高温高圧の状態になり爆発し、それに伴い放射能などが漏出される危険を未然に防止するための過程を意味するものである。
【0080】
そして、前記ウラニウム棒下向引出段階S30は、不活性ガスの雰囲気で駆動ローラーによってスタート棒やウラニウム棒を一定時間引出した後、一定の時間停止する、引出と停止を繰り返してウラニウム棒を引出するように形成されるもので、急激な引出によるウラニウム棒の断落が防止された状態で容易に引出する過程を意味するものである。
【0081】
さらに、前記冷却水量調節段階S31は、ウラニウム棒下向引出段階S30とウラニウム棒冷却段階S40との間に、モールドの温度を感知し、その温度によって冷却水量を調節するもので、引出されるウラニウム棒の温度によって冷却水量を調節して、ウラニウム棒が一定の温度に冷却されるようにし、急激な温度変化によるウラニウム棒の断落が防止されるようにする過程を意味するものである。
【0082】
そして、前記ガス冷却段階S41は、ウラニウム棒冷却段階S40とウラニウム棒排出段階S50との間に冷却水によって1次的に冷却されたウラニウム棒を、不活性ガスによってもう一度冷却するもので、ウラニウム棒が排出される前に20℃以下に冷却させ、大気中で酸化されることが完全に防止されるようにする過程を意味するものである。
【0083】
さらに、前記有害ガス吸入段階S60は、ウラニウム棒排出段階S50の次に、遮蔽チェンバーの内部で下向排出されるウラニウム棒の周りに局部吸入装置を設置し、ウラニウム棒の排出と共に排出され得る有害ガスを局部的に完全に吸入することで、操業の安全性をより向上させる過程を意味するものである。
【0084】
そして、前記ウラニウム棒切断段階S70は、排出されたウラニウムを一定の長さに切断することで、連続鋳造によって下向きに鋳造され引出されるウラニウム棒が、その下向移動に妨害されない状態で適切に切断されるようにするものである。
【0085】
さらに、前記移送及び貯蔵段階S80は、ウラニウム切断段階S70によって切断されたウラニウム棒を自動的に把持し、貯蔵庫に移送して貯蔵庫に貯蔵されるようにし、連続鋳造によって鋳造されたウラニウム棒が無人で遮蔽の成されたチェンバーの内部で切断され貯蔵されるようにするものである。
【0086】
従って、本方法は、不活性ガスの高圧による気密チェンバーの爆発を未然に防止し、ウラニウム棒の引出と冷却による断落が極小化されるようにすると同時に、排出されるウラニウム棒の酸化を完全に防止し、有害ガスの吸入で安全性が極大化された状態で操業が成され、鋳造されたウラニウム棒が遠隔で切断されて移送され貯蔵されるようにするものである。
【0087】
一方、図3に図示されているように、本発明による連続鋳造装置の全体の縦断面図を見ると、連続鋳造装置1は気密チェンバー10の内部に高周波誘導コイル21で囲まれた坩堝20が具備され、前記坩堝20の下部にモールド30と冷却部40が順次的に具備され、前記坩堝20とモールド30の周りに断熱材22が具備され、前記冷却部40の下部に支持部130が具備され構成されるものである。
【0088】
そして、前記気密チェンバー10の下部に密閉連結管101が具備され、前記密閉連結管101の下部に駆動ローラー50を囲むように遮蔽チェンバー100が具備され、前記密閉連結管101の内部にガス冷却部110が具備され、前記密閉連結管101の下面に開閉部90が具備され、前記開閉部90に対応して前記遮蔽チェンバー100の内部に局部吸入部120が具備され構成されるものである。
【0089】
さらに、前記気密チェンバー10の一側にその内部の真空を形成する真空形成部70が具備され、その他側に不活性ガスを充填する不活性ガス形成部80が具備され構成されるものである。
【0090】
ここで、前記気密チェンバー10は、坩堝20に装入される核廃燃料の金属転換物の熔解中に真空度を形成するように密閉されたチェンバーから構成されるもので、前記気密チェンバー10の上部に具備される開閉ドア11は、前記坩堝20に遠隔で高準位放射性物質である核廃燃料の金属転換物を装入することができるようにするものである。
【0091】
さらに、前記開閉ドア11の一側に具備される透視窓12と高温計13は、坩堝20の内部で高周波誘導コイル21によって核廃燃料の金属転換物が熔解され形成される熔湯の温度を測定し、高周波誘導コイル21を制御することによって、熔湯が適定な温度を有するようにするものである。
【0092】
そして、前記真空形成部70は、気密チェンバー10の一側に空気排出管71が具備され、前記空気排出管71の外側に吸入ポンプ72が具備され構成されるもので、前記吸入ポンプ72の強力な吸気で前記気密チェンバー10の内部が一定水準の真空度を形成し、それに伴い核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する不純物と熔湯の脱ガスが容易に成され、高純度のウラニウム熔湯が形成されるようにするものである。
【0093】
さらに、前記不活性ガス形成部80は、気密チェンバー10の一側に不活性ガス注入管81が具備され、前記気密チェンバー10の下部に不活性ガス排出管82が具備され、前記不活性ガス排出管82の端に開閉バルブ83が具備されて構成されたもので、坩堝20の内部で核廃燃料の金属転換物が真空状態で完全に熔解された後、真空度を破棄し、前記気密チェンバー10の内部に不活性ガスを注入して充填するようにするものである。
【0094】
前記のように、不活性ガスが気密チェンバー10の内部に充填され、一定の圧力を維持した状態で、熔湯がウラニウム棒に連続鋳造され、ウラニウム棒の酸化が完全に防止されるものである。
【0095】
また、前記坩堝20は、中空円筒形の立方体で上部が解放され、下部にモールド30が装着されるように構成され、前記モールド30は、前記坩堝20の下部に嵌入されて装着され、その下部に冷却部40が具備され構成されるものである。
【0096】
ここで、前記坩堝20は、核廃燃料の金属転換物が高周波誘導コイル21によって熔解される空間の役割をするもので、前記モールド30は、熔湯をウラニウム棒に成形させる役割をするもので、前記冷却部40は、成形されて引出されるウラニウム棒を冷却し固形に固める役割をするものである。
【0097】
そして、前記坩堝20とモールド30は黒鉛材質の断熱材22で囲まれ、熔湯が前記坩堝20からモールド30へ引出される時、急激な温度差が発生しないようにし、この温度差によるウラニウム棒の断落を未然に防止できるようにするものである。
【0098】
さらに、前記冷却部40の下部には支持部130が具備されているのだが、前記支持部130は気密チェンバー10の内部で坩堝20とモールド30と冷却部40とを適切に全体的に支持する役割をするものである。
【0099】
また、前記支持部130の下部に石英管141が具備され、前記石英管141に対応する気密チェンバー10に透明窓142が具備されて構成される肉眼検査部140が具備されるのだが、前記肉眼検査部140は前記石英管141の内部に下向引出されるウラニウム棒を作業者が肉眼で認知できるように構成され、不良鋳造されたり断落されたウラニウム棒が発見されると、連続鋳造装置1の稼動を中止し、不良原因を解決できるようにするものである。
【0100】
また、前記密閉連結管101は、気密チェンバー10から遮蔽チェンバー100にウラニウム棒が鋳造されて排出される移動空間の役割をしながら、その内部に具備されるガス冷却部110によって鋳造され排出されるウラニウム棒を完全に冷却し、大気中での酸化が防止されるようにするものである。
【0101】
さらに、前記密閉連結管101の下面に具備される開閉部90は、前記密閉連結管101と気密チェンバー10を全体的に密閉し、適切な真空度が形成されるようにするものである。
【0102】
また、前記遮蔽チェンバー100は、鋳造されて駆動ローラー50によって引出されるウラニウム棒の放射能を適切に遮蔽する役割をするものである。
【0103】
そして、前記遮蔽チェンバー100の内部の一側に具備される局部吸入部120は、前記遮蔽チェンバー100に排出されるウラニウム棒と共に排出される有害ガスを、局部的に完全に吸入する役割をするものである。
【0104】
また、前記駆動ローラー50は、鋳造されるウラニウム棒を引っ張って引出する役割をするもので、公知の制御ボックスによって一定時間の間下向に引出し、一定時間の間停止する、引出と停止の過程を繰り返し行うことによって、鋳造されて引出されるウラニウム棒の過度な引出により断落されることが防止されるようにするものである。
【0105】
さらに、前記駆動ローラー50の下部に下部遮蔽チェンバー160が具備され、前記下部遮蔽チェンバー160の内部にカッティング部170と移送部180、そして貯蔵庫190が具備されるものである。
【0106】
ここで、前記下部遮蔽チェンバー160は、カッティング部170によって切断されるウラニウム棒から発生する虞のある有害ガス及び放射能を遮蔽するようにするものである。
【0107】
そして、前記カッティング部170は、連続鋳造され、駆動ローラー50によって下向に引出されるウラニウム棒をその下向引出を妨害しない状態で一定の長さに切断するものである。
【0108】
さらに、前記移送部180は、カッティング部170によって切断されたウラニウム棒を貯蔵庫190に移送する役割をするものである。
【0109】
そして、前記貯蔵庫190は、下部遮蔽チェンバー160の内部で切断されたウラニウム棒が貯蔵されるようにするものである。
【0110】
従って、前記連続鋳造装置1は、真空の形成された状態で核廃燃料の金属転換物を熔解し、不純物の除去と脱ガスが成され、不活性ガスによってウラニウムの酸化が防止された状態で引出し、ウラニウム棒の放射能遮蔽が適切に成され、高純度のウラニウム棒を安全な状態で容易に連続鋳造し、鋳造されたウラニウム棒を、連続鋳造されて下向引出される状態で、遠隔で切断し移送して貯蔵するように構成されるものである。
【0111】
一方、図4に図示されているように、本発明による連続鋳造装置の要部拡大縦断面図を見ると、前記図4はモールド30と冷却部40と支持部130を断面で図示したものであり、その構成は、高周波誘導コイル21の内部に坩堝20が具備され、前記坩堝20の下部でモールド30が具備され、前記坩堝20とモールド30の上部側の周りに断熱材22が具備され、前記モールド30の下部に冷却部40が具備され、前記冷却部40の下部に支持部130が具備され構成されるものである。
【0112】
ここで、前記モールド30は、嵌入部311と保温部312と排出部313とが垂直に順次形成されるモールド胴体31と、前記モールド胴体31の中央に垂直に形成される成形孔32と、前記成形孔32に付着される窒化珪素チューブ33とで構成されるもので、前記嵌入部311は、坩堝20の下部に前記モールド30が安着される役割をするもので、前記保温部312は坩堝20から前記窒化珪素チューブ33を介して排出されるウラニウム熔湯が急激な温度差が発生しないように保温し、温度を維持する役割をするもので、前記排出部313はその外部の周りに冷却部40が安着されるようにするものである。
【0113】
さらに、前記成形孔32は熔湯がウラニウム棒に形成されるように成形する役割をするもので、前記窒化珪素チューブ33は熔湯がウラニウム棒にスムーズに成形され、表面が滑らかで欠陥のない棒に引出されるように潤滑剤の役割をするものである。
【0114】
また、前記冷却部40は、排出部313に安着される冷却ジャケット41と、前記冷却ジャケット41の内部に形成される冷却水流動路42とで形成されるのだが、前記冷却水流動路42を介して冷却ジャケット41の内部に冷却水が吸水ポンプ43によって流動され、前記排出部313を介して下向引出されるウラニウム棒を冷却して個体状に固める役割をするものである。
【0115】
さらに、前記冷却部40の上側に具備される坩堝20とモールド30との周りに断熱材22が具備され、前記坩堝20から前記モールド30に流入される熔湯が急激な温度差が発生しないようにして、この温度差によるウラニウム棒の断落が防止されるようにするものである。
【0116】
また、前記支持部130は、冷却ジャケット41の下部に垂直貫通孔133を有する支持台131が具備され、前記支持台131の外側の周りに支持板132が具備され、坩堝20とモールド30と冷却部40とを全体的に支持する役割をするものである。
【0117】
また、前記モールド30の一側に多数個の熱電対151が具備され、前記熱電対151と電気信号的に連結されたコントローラー152が具備され構成される冷却水量調節部150が具備されるものである。
【0118】
ここで、前記冷却水量調節部150は、熱電対151の温度測定によりコントローラー152が吸水ポンプ43の流量を適切に調節することによって、冷却部40によって冷却されるウラニウム棒が一定の温度に冷却されるようにするものである。
【0119】
言い替えると、前記モールド30を介して流入される熔湯の温度が設定温度より過度に高いと、熱電対151によってこの温度を信号上で感知したコントローラー152が吸水ポンプ43の流量を増やし、一定温度になるように冷却させ、反対に熔湯の温度が設定よりやや高いと、前記熱電対151によりこの温度を信号上で感知した前記コントローラー152が前記吸水ポンプ43の流量を減少させ、一定の温度になるように冷却するようになるのである。
【0120】
従って、熔湯が冷却されウラニウム棒が形成される過程で、前記冷却水量調節部150によって一定の温度にウラニウム棒が冷却され形成されることによって、急激な温度差を有する冷却によって熔湯とウラニウム棒が引出時に断落されることが防止されるようにするものである。
【0121】
従って、本発明はモールド30により、滑らかで欠陥のない表面を有するウラニウム棒が、断落されず、適切に連続鋳造されるように構成されるのである。
【0122】
一方、図5に図示されているように、本発明による連続鋳造装置の要部拡大縦断面図を見ると、前記図5は気密チェンバー10と遮蔽チェンバー100との間の密閉連結管101の断面を図示したもので、その構成は前記密閉連結管101の内側の上部にガス冷却部110が具備され、前記密閉連結管101の内側の下部にスタート棒支持体103が具備され、前記スタート棒支持体103に対応し前記密閉連結管101の一側に支持棒104が具備され、前記スタート棒支持体103に対応される前記密閉連結管101の下面の中央に通路102が形成され、前記密閉連結管101の下面に開閉部90が具備され構成されるものである。
【0123】
ここで、前記ガス冷却部110は不活性ガス噴射管111とガス排出管112とで構成され、前記不活性ガス噴射管111によって密閉連結管101に下向引出されるウラニウム棒に不活性ガスが噴射され、ウラニウム棒が200℃以下に冷却され、大気中でも酸化されないように完全に冷却させる役割をするものである。
【0124】
さらに、前記ガス排出管112は密閉連結管101の内部に噴射された不活性ガスを排出する役割をするものである。
【0125】
また、前記スタート棒支持体103は、操業初期に坩堝20の下面に嵌入される上部スタート棒(未図示)を、油圧駆動される支持棒104と共に噛み込んで固定する役割をするものである。
【0126】
また、前記開閉部90は、油圧作動される油圧駆動部91と、前記油圧駆動部91によって折曲作動され通路102を開閉する開閉栓92とで構成されるもので、前記開閉栓92によって操業初期に気密チェンバー10と密閉連結管101とが全体的に適切に密閉され、一定水準の真空度を形成することができるようになるのである。
【0127】
従って、本装置は、ガス冷却部110によって酸化が完全に防止された状態でウラニウム棒が排出され、開閉部90によって適切な真空度が形成されるように構成されるものである。
【0128】
一方、図6に図示されているように、本発明による連続鋳造装置の要部拡大縦断面図を見ると、前記図6は、不活性ガス排出管82の開閉バルブ83を断面で図示したもので、その構成は前記不活性ガス排出管82が遮蔽チェンバー100の内部に具備され、その端に開閉バルブ83が具備され構成されるものである。
【0129】
より詳細な構成として、前記開閉バルブ83は、遮蔽チェンバー100の外部と連結された管の断面が正方形の高圧破壊管831と、前記高圧破壊管831の内部の前記不活性ガス排出管82の端に一定の重さの円錐錘833によって開閉されるように具備される重量開閉部832とで構成されるものである。
【0130】
ここで、前記開閉バルブ83は、気密チェンバー(未図示)の内部が不活性ガスによって充填され一定の圧力に至ると、自動的に不活性ガスを排出する役割をするものである。
【0131】
そして、前記高圧破壊管831は、不活性ガスが急激に高温高圧を形成し、急に排出される時に破壊されるように具備され、不活性ガス排出管82の破壊による放射性及び有害ガスの漏出が防止されるようにするものである。
【0132】
従って、前記高圧破壊管831は、遮蔽チェンバー100の内部に具備され、その破壊によって漏出事故が最少化されるように構成されるものである。
【0133】
さらに、前記重量開閉部832は、不活性ガス排出管82を介して流入される不活性ガスが一定の圧力以上になると、円錐錘833が持ち上がり自然的に排出されるようにするものである。
【0134】
そして、前記のような開閉バルブ83はガス排出管(未図示)に具備され、異常高圧による有害ガスの漏出が防止されるようにすることがより好ましい。
【0135】
従って、本装置は、開閉バルブ83による不活性ガスの安全で容易な排出が成されるように構成されるものである。
【0136】
一方、図7に図示されているように、本発明による連続鋳造装置の概略的な要部拡大斜視図を見ると、前記図7は遮蔽チェンバー100の内部に具備される局部吸入部120の斜視図を図示したもので、その構成は前記遮蔽チェンバー100の上部に具備される密閉連結管101の下面に、通路102の下部の一側に前記局部吸入部120が具備され構成されるものである。
【0137】
より詳細な構成として、前記局部吸入部120は、通路102の下部の一側に具備される多数の吸入孔124の形成された吸気体121と、前記吸気体121の後方に連結される流動管122と、前記流動管122の端に前記遮蔽チェンバー100の外部に具備される吸気ポンプ123とで構成されるものである。
【0138】
ここで、前記局部吸入部120は、密閉連結管101の通路102を介して下向に引出されるウラニウム棒と共に排出される有害ガスを局部的に吸入する役割をするものである。
【0139】
前記のように、局部吸入部120によって、作業者は遮蔽チェンバー100で近接作業が可能になり、並びに有害ガスが完全に防止され、より安全な操業が可能になるのである。
【0140】
一方、図8に図示されているように、本発明による連続鋳造装置のスタート棒を示す断面図を見ると、スタート棒60は、下部内側に固定溝63が具備され、前記固定溝63の上部に着脱部64が具備される上部スタート棒61と、前記固定溝63に挿入され前記着脱部64に嵌入固定される固定突起65を上端に有する下部スタート棒62とで構成されるものである。
【0141】
ここで、前記上部スタート棒61は、操業初期に気密チェンバー(未図示)の内部に誘入され、坩堝(未図示)の下部を塞ぐ役割をするものである。
【0142】
そして、前記下部スタート棒62は、上部スタート棒61の下面に締結され、前記上部スタート棒61と共にウラニウム棒を鋳造するように引出する役割をするものである。
【0143】
従って、前記着脱部64は固定溝63に挿入される固定突起65が容易に弾性的に固定されるようにする役割をしながら、同時にウラニウム棒の連続鋳造が終わって下向に完全に引出された後は、作業者により容易にその締結が解体されるように構成されるものである。
【0144】
さらに、前記上部スタート棒61は熔湯と当接する部位を非熔解及び非酸化材質で形成し、ウラニウム熔湯により容易に熔解されたり、酸化されないように構成されるものである。
【0145】
従って、前記スタート棒60は、二つに分けて締結固定可能に具備されることによって、連続鋳造時に真空度の形成が容易に成されながら、ウラニウム棒の適切な引出が成されるように構成されるものである。
【0146】
一方、図9に図示されているように、本発明による連続鋳造装置のカッティング部と移送部とを示す要部拡大縦断面図を見ると、カッティング部170は、遮蔽チェンバー100の下部に具備される下部遮蔽チェンバー160の内部で下向引出されるウラニウム棒を固定する固定部171と、前記固定部171の下部にウラニウム棒を切断する上部カッティング刃172及び下部カッティング刃173と、弾性復元され、繰り返し切断するようにするスプリング174とで構成されるものである。
【0147】
そして、移送部180は、カッティング部170の下部に切断されたウラニウム棒を把持する把持部181と、把持したウラニウム棒を左右に移送する左右移動部182とで構成され、前記移送部180の一側に、移送されたウラニウム棒を貯蔵する貯蔵庫190が具備されるものである。
【0148】
ここで、前記固定部171は、駆動ローラー50によって下向に引出されるウラニウム棒を固定し、その引出力でカッティング部170がウラニウム棒と共に下向に移動されるようにするものである。
【0149】
そして、前記カッティング刃172、173は、固定部171によってウラニウム棒と共に移動される状態で、前記下部カッティング刃173が油圧によって移動し、ウラニウム棒を切断するようにするものである。
【0150】
さらに、前記スプリング174は、固定部171によってウラニウム棒と共に下向に移動し、ウラニウム棒の切断が完了された後、前記固定部171を解除すると弾性復原力が発揮され、元来の位置に前記固定部171が移動されるようにし、繰り返して切断が起こるようにするものである。
【0151】
また、前記把持部181は、カッティング部170によって切断されたウラニウム棒を把持する役割をするもので、前記左右移動部182は、前記把持部181によって把持されたウラニウム棒を貯蔵庫190に移送する役割をするものである。
【0152】
従って、本装置は、鋳造されたウラニウム棒を容易に繰り返して切断し、この切断されたウラニウム棒を移送し貯蔵するので、遠隔で鋳造及び貯蔵が完全に起こるように構成されるものである。
【0153】
一方、図10は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、真空度を形成する状態を示した縦断面図である。図11は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、不活性ガス雰囲気を形成する状態を示す縦断面図である。図12は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、スタート棒を締結する状態を示す縦断面図である。図13は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、スタート棒を下向に引出し、ウラニウム棒を鋳造する状態を示す縦断面図である。図14は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、ウラニウム棒を鋳造して排出する状態を示す縦断面図である。図15は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、鋳造されたウラニウム棒を切断する状態を示す縦断面図である。図16は、本発明による連続鋳造装置の作動状態を示す概略的な縦断面図で、切断されたウラニウム棒を移送して貯蔵する状態を示す縦断面図である。前記図10から図16に図示されているように、坩堝20に核廃燃料の金属転換物3を装入した後、開閉栓92を開き上部スタート棒61を上向きに挿入し、坩堝20の下部を塞いだ状態で、スタート棒支持体103と支持棒104とで前記上部スタート棒61を固定し、前記開閉栓92で通路102を再び塞いだ状態で、気密チェンバー10の一側に具備される空気排出管71を介して前記気密チェンバー10の内部の空気を吸入し、真空度を形成するものである。
【0154】
前記のように、気密チェンバー10が完全に密閉された状態で一定水準の真空度が形成された後、高周波誘導コイル21で坩堝20に装入された核廃燃料の金属転換物3を加熱し熔解するのだが、この熔解中に発生される不純物と熔湯に混入されるガスが真空度の形成によって除去され、高純度のウラニウム熔湯が形成されるものである。
【0155】
さらに、遮蔽チェンバー100の内部に具備される駆動ローラー50に下部スタート棒62が具備されるようにしたものである。
【0156】
前記のように、真空が形成された状態で、核廃燃料の金属転換物3が熔解され、熔湯が形成された後、次に前記図11に図示されているように、真空度形成を中止して真空を破棄し、気密チェンバー10の内部に不活性ガス注入管81を介して不活性ガスを注入することになるのである。
【0157】
前記のように、気密チェンバー10の内部に不活性ガスが完全に充填された後、前記図12に図示されているように、不活性ガスが不活性ガス注入管81を介して続けて噴射されている状態で、油圧駆動部91によって開閉栓92を折曲させ密閉連結管101の通路102を開いた後、駆動ローラー50に具備された下部スタート棒62を上向きに移動させ、上部スタート棒61と締結されるようにしたものである。
【0158】
前記のように、上部スタート棒61と下部スタート棒62とが締結された状態で、前記図13に図示されているように、支持棒104を一側に移動し、前記上部スタート棒61の固定を解除した後、駆動ローラー50によって前記スタート棒61、62を下向に移動させると、上部スタート棒61の端にウラニウム熔湯が付着されてモールド30に引出されウラニウム棒2が形成されるものである。
【0159】
ここで、坩堝20の下部でモールド30を介して引出されるウラニウム熔湯は、冷却ジャケット41によって冷却され、固定状態のウラニウム棒2に形成されながら下向に連続引出されるのである。
【0160】
この時、作業者は、石英管141と透明窓142を介して、気密チェンバー10の外部でウラニウム棒2が適切に形成され引出されているかを肉眼で検査することになるのである。
【0161】
そして、前記駆動ローラー50は、駆動と停止を繰り返しながらウラニウム棒2を引出し、前記ウラニウム棒2が引出過程で断落されることを防止することになるのである。
【0162】
さらに、前記気密チェンバー10の内部を不活性ガス雰囲気に形成するために、不活性ガス注入管81を介して噴射される不活性ガスは、体気圧水準の一定圧力以上になると、不活性ガス排出管82を介して開閉バルブ83に入り、重量開閉部832の円錐錘833を持ち上げながら自動排出され、前記気密チェンバー10内の不活性ガスが一定の圧力を有することになるのである。
【0163】
前記のように、ウラニウム棒が鋳造され引出された状態で、前記図14に図示されているように、モーター51で駆動される駆動ローラー50によって続けて下向引出されることになると、密閉連結管101の内部に具備される不活性ガス噴射管111によって200℃以下に完全に冷却され、大気中でも酸化されない状態で遮蔽チェンバー100の内部に排出されるようになるのである。
【0164】
さらに、前記不活性ガス噴射管111によって噴射されウラニウム棒2を冷却する不活性ガスは、ガス排出管112を介して外部に排出され、下向に続けて引出され密閉連結管101の通路102を通過する前記ウラニウム棒2は、吸気体121によって局部的に有害ガスが吸入されている状態で下向排出されることになるのである。
【0165】
前記のように鋳造され下向引出されるウラニウム棒2は、前記図15に図示されているように、固定部171によって前記ウラニウム棒2が固定されカッティング部170が全体的に前記ウラニウム棒2と共に下向移動されながら、瞬間的に上部カッティング刃172が固定された状態で下部カッティング刃173が移動し、前記ウラニウム棒2の切断が起こるようになるのである。
【0166】
このように切断されたウラニウム棒2は、図16に図示されているように、把持部181によって捕まって左右移送部182によって貯蔵庫190に移送され貯蔵されることになるのである。
【0167】
この時、前記カッティング部170は、固定部171のウラニウム棒2に対する固定が解除され、スプリング174によって元来の状態に復元され、繰り返し的な切断が起こるようになるのである。
【0168】
言い替えると、連続鋳造され下向に引出されるウラニウム棒2は、カッティング部170と移送部180、及び貯蔵庫190によって一定の長さに繰り返して切断され、下部遮蔽チェンバー160の内部に適切に貯蔵されるのである。
【0169】
従って、本装置は、真空度の形成によって、高純度のウラニウム棒2が表面の欠陥のない状態に滑らかに引出され、引出中の断落が極小化され、排出後、酸化が完全に防止され、かつウラニウム棒2に対する放射能遮蔽が適切に成されながら、有害ガスの吸入が容易に成り、安全な操業が保障され、鋳造されたウラニウム棒2が切断及び移送、貯蔵され、遠隔で完全に連続鋳造が起こるように構成されるのである。
【0170】
【発明の効果】
前述したように、本発明は、高準位放射性物質である核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する不純物が容易に除去されながら、同時に熔湯内の脱ガスが容易に成され、ウラニウムの酸化が防止された状態で、連続鋳造する方法を提供することによって、有害ガスが除去された状態で安全に操業でき、高純度のウラニウム棒を生産することができ、不活性ガスの消耗が著しく減り、鋳造中にウラニウムの酸化が完全に防止される効果を有する。
【0171】
さらに、本発明は、気密チェンバーの内部に充填される不活性ガスが、大気圧水準の一定な圧力を有するようにする連続鋳造方法を提供することによって、真空を破棄し、不活性ガスを充填する時、急な高圧形成による気密チェンバーの破壊が未然に防止される効果を有する。
【0172】
さらに、本発明は、ウラニウム棒が鋳造され引出される時、断落されず、連続的に引出されるようにする連続鋳造方法を提供することによって、棒の断落による操業の中断と、それによる生産性の低下が防止される効果を有する。
【0173】
さらに、本発明は、モールドによって成形され鋳造されるウラニウム棒が、一定の温度に冷却されるようにする連続鋳造方法を提供することによって、急激な温度差を有する冷却で引出時に棒が脱落されることが未然に防止される効果を有する。
【0174】
さらに、本発明は、1次的に冷却されたウラニウム棒を、不活性ガスによって排出する前に完全に冷却する連続鋳造方法を提供することによって、ウラニウムの酸化温度以下に完全に冷却して、排出後、ウラニウムが酸化されることを未然に防止する効果を有する。
【0175】
さらに、本発明は、ウラニウム棒の排出と共に排出される有害ガスを完全に吸入する連続鋳造方法を提供することによって、ウラニウム棒の鋳造時に発生する放射性ガス及び有害ガスを、排出直後局部的に完全に吸入し、操業の安全性をより向上させ、近接操業が可能になる効果を有する。
【0176】
さらに、本発明は、連続鋳造を妨害しない状態で排出されるウラニウム棒を切断することによって、連続鋳造の作業性能が著しく向上され、自動的に弾性復元され、繰り返し的な切断が容易に成される効果を有する。
【0177】
さらに、本発明は、切断されたウラニウム棒を移送して貯蔵するようにすることによって、連続鋳造後にカッティング及び移送と貯蔵が一括的に成され、連続鋳造作業が無人化され、より安定的で精密に成される効果を有する。
【0178】
また、本発明は、高準位放射性物質である核廃燃料の金属転換物の熔解時に発生する不純物が除去されると同時に、熔湯内の脱ガスが容易に成され、ウラニウムの酸化が防止された状態で連続鋳造する連続鋳造装置を提供することによって、簡単な構造で、有害ガスが完全に除去された状態で安全に操業することができ、高純度のウラニウム棒を生産することができ、不活性ガスの消耗が著しく減り、鋳造中にウラニウムの酸化が完全に防止され、鋳造後残湯が残らず、遠隔鋳造が容易に成される効果を有する。
【0179】
さらに、本発明は、気密チェンバーの下部の駆動ローラーを含むウラニウム棒が排出される部位に全体的に放射能の遮蔽が成されるようにする連続鋳造装置を提供することによって、操業の安全性が一層強化され、近接操業が可能になる効果を有する。
【0180】
さらに、本発明は、モールドの内部でウラニウム棒が成形されながら、急激な温度変化で断落されず、スムーズに引出される連続鋳造装置を提供することによって、成形中にウラニウム棒が断落されることが防止され、表面が滑らかで、欠陥のないウラニウム棒が簡便に鋳造され、モールド自体が放射性廃棄物となることが防止される効果を有する。
【0181】
さらに、本発明は、断熱材によって坩堝とモールドの熱損傷が防止される連続鋳造装置を提供することによって、坩堝とモールドが一定の温度勾配を有することになり、それによってウラニウム棒の断落が防止され、より安定的な連続鋳造が起こる効果を有する。
【0182】
さらに、本発明は、モールドで成形され引出されるウラニウム棒が、1次的に適切に冷却される連続鋳造装置を提供することによって、熔解状態で引出されるウラニウム棒をより安定的で自然的に固める効果を有する。
【0183】
さらに、本発明は、核廃燃料の金属転換物の熔解時、坩堝の下部に嵌入されるスタート棒が適切に支持され堅固に固定される連続鋳造装置を提供することによって、熔湯の重さによるスタート棒の下向移動で熔湯が漏出されることが未然に防止される効果を有する。
【0184】
さらに、本発明は、気密チェンバーの上部から坩堝の内部に燃料を装入できる連続鋳造装置を提供することによって、高準位放射性物質である核廃燃料の金属転換物を遠隔で坩堝に装入でき、それによって作業者が放射能に露出される危険が極小化される効果を有する。
【0185】
さらに、本発明は、スタート棒が熔解されたウラニウムによって容易に解けないと同時に、容易に分解及び結合される連続鋳造装置を提供することによって、核廃燃料の金属転換物の熔解時、坩堝の下部に位置したスタート棒が核廃燃料の金属転換物のように溶融されることが未然に防止され、分解と結合が容易で、気密チェンバーの真空度形成が大変容易になる効果を有する。
【0186】
さらに、本発明は、連続鋳造されたウラニウム棒が連続鋳造工程に妨害されない状態で容易に切断されるようにすることによって、連続鋳造装置の作業性能が著しく向上される効果を有する。
【0187】
さらに、本発明は、気密チェンバーの内部に充填される不活性ガスが、一定の圧力以上になると自動的に排出される連続鋳造装置を提供することによって、真空破棄後、不活性ガスが気密チェンバー内に充填される時、異常高圧による気密チェンバーの破壊が未然に防止でき、熔湯上部の高圧形成による熔湯の漏出が未然に防止される効果を有する。
【0188】
さらに、本発明は、気密チェンバーの密閉と解放が簡単な構造で容易に成される連続鋳造装置を提供することによって、簡単な構造で遠隔自動開閉が成され、緊密で安定的な開閉で気密チェンバー内の真空度が容易に成される効果を有する。
【0189】
さらに、本発明は、鋳造されたウラニウム棒が遮蔽チェンバーに排出される前に、2次的に不活性ガスによって完全に冷却される連続鋳造装置を提供することによって、排出後、ウラニウムが酸化されることが完全に防止される効果を有する。
【0190】
さらに、本発明は、気密チェンバーの内部から遮蔽チェンバーの内部にウラニウム棒が鋳造され排出される時、いっしょに排出される有害ガスを局部的に完全に吸入する連続鋳造装置を提供することによって、簡単な構造で、ウラニウム棒の鋳造時に発生する放射性ガス及び有害ガスを排出直後、局部的に完全に吸入し、操業の安全性をより向上させ、近接操業が可能になる効果を有する。
【0191】
さらに、本発明は、坩堝のモールドと冷却部が気密チェンバーの内部で適切に支持される連続鋳造装置を提供することによって、高熱及び高圧の気密チェンバーの内部で鋳造され引出されるウラニウム棒が捻れず、より安定的に引出される効果を有する。
【0192】
さらに、本発明は、冷却部によって冷却されるウラニウム棒が一定の温度に冷却されるようにする連続鋳造装置を提供することによって、ウラニウム棒の引出時に冷却温度の変化によるウラニウム棒の断落が未然に防止される効果を有する。
【0193】
さらに、本発明は、切断されたウラニウム棒を適切に把持し移送するようにすることによって、無人の状態で繰り返し的な連続鋳造作業が自動的に起こり、連続鋳造作業の安全性と作業性能が著しく向上される効果を有する。
【0194】
さらに、本発明は、気密チェンバーからモールドと冷却部を通過して引出されるウラニウム棒を、気密チェンバーの外部で肉眼にて検査する連続鋳造装置を提供することによって、鋳造されるウラニウム棒が断落されたり表面の不良が確認されると、連続鋳造装置を停止し、すぐに再整備して問題点を解決することによって、不良ウラニウム棒の排出が未然に防止される効果を有する。
【0195】
さらに、本発明は、切断され移送されたウラニウム棒を、下部遮蔽チェンバーの内部で適切に貯蔵するようにすることによって、連続鋳造されたウラニウム棒を切断して移送し貯蔵することが自動的に起こり、連続鋳造作業の安全性が著しく向上される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続鋳造方法を示したブロック図である。
【図2】本発明による連続鋳造方法の他の実施例を示したブロック図である。
【図3】本発明による連続鋳造装置の全体縦断面図である。
【図4】本発明による連続鋳造装置の要部拡大縦断面図である。
【図5】本発明による連続鋳造装置の要部拡大縦断面図である。
【図6】本発明による連続鋳造装置の要部拡大縦断面図である。
【図7】本発明による連続鋳造装置の概略的な要部拡大斜視図である。
【図8】本発明による連続鋳造装置のスタート棒を示した断面図である。
【図9】本発明による連続鋳造装置のカッティング部と移送部を示した要部拡大縦断面図である。
【図10】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、真空度を形成する状態を示した縦断面図である。
【図11】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、不活性ガス雰囲気を形成する状態を示した縦断面図である。
【図12】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、スタート棒を締結する状態を示した縦断面図である。
【図13】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、スタート棒を下向に引出し、ウラニウム棒を鋳造する状態を示した縦断面図である。
【図14】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、ウラニウム棒を鋳造して排出する状態を示した縦断面図である。
【図15】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、鋳造されたウラニウム棒を切断する状態を示した縦断面図である。
【図16】本発明による連続鋳造装置の作動状態を示した概略的な縦断面図で、切断されたウラニウム棒を移送して貯蔵する状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 連続鋳造装置
2 ウラニウム棒
3 金属転換物
10 気密チェンバー
20 坩堝
30 モールド
40 冷却部
50 駆動ローラー
60 スタート棒
70 真空形成部
71 空気排出管
72 吸入ポンプ
80 不活性ガス形成部
81 不活性ガス注入管
82 不活性ガス排出管
90 開閉部
100 遮蔽チェンバー
110 ガス冷却部
120 局部吸入部
130 支持部
140 肉眼検査部
150 冷却数量調節部
160 下部遮蔽チェンバー
170 カッティング部
180 移送部
190 貯蔵部
Claims (26)
- 核廃燃料の金属転換物を熔解し、ウラニウム棒を鋳造する連続鋳造方法において、
坩堝が具備された気密チェンバーの内部を真空の状態にし、真空が維持された状態で坩堝を加熱し、坩堝に装入された核廃燃料の金属転換物を熔解する真空熔解段階(S10)と、
前記真空熔解段階( S 10)によって核廃燃料の金属転換物が完全に熔解された後、気密チェンバー内の真空を破棄し、不活性ガスを充填する不活性ガス充填段階(S20)と、
前記不活性ガス充填段階(S20)でのガス充填が完了された後、この不活性ガス雰囲気でモールドに挿入されたスタート棒を駆動ローラーで下向移動させ、核燃料の熔解された坩堝からウラニウム棒を抜き取るウラニウム棒下向引出段階(S30)と、
前記ウラニウム棒下向引出段階(S30)によって抜かれ引出されるウラニウム棒の周りに冷却ジャケットを設置し、このウラニウム棒が引出される状態で冷却するウラニウム冷却段階(S40)と、
前記ウラニウム棒冷却段階(S40)によって冷却されたウラニウムを、密閉の成された遮蔽チェンバーの内部に排出するウラニウム棒排出段階(S50)とを含んでいることを特徴とするウラニウム棒の連続鋳造方法。 - 前記不活性ガス充填段階(S20)とウラニウム棒下向引出段階(S30)との間に、気密チェンバーの内部に注入される不活性ガスが高圧になると自動排出して、一定の圧力を維持するようにする圧力維持段階(S21)を更に含んでいることを特徴とする請求項1に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 前記ウラニウム棒下向引出段階(S30)は、不活性ガスの雰囲気で駆動ローラーによってスタート棒やウラニウム棒を一定時間引出した後、一定時間停止する、引出と停止を繰り返してウラニウム棒を引出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 前記ウラニウム棒下向引出段階(S30)とウラニウム棒冷却段階(S40)との間に、モールドの温度を感知し、その温度によって冷却水量を調節する冷却水量調節段階(S31)を更に含んでいることを特徴とする請求項1に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 前記ウラニウム棒冷却段階(S40)とウラニウム棒排出段階(S50)との間に、冷却水によって1次的に冷却されたウラニウム棒を、不活性ガスによりもう一度冷却するガス冷却段階(S41)を更に含んでいることを特徴とする請求項1に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 前記ウラニウム棒排出段階(S50)の次に、遮蔽チェンバーの内部に下向排出されるウラニウム棒の周りに局部吸入装置を設置し、ウラニウム棒の排出とともに排出され得る有害ガスを完全に吸入する有害ガス吸入段階(S60)を更に含んでいることを特徴とする請求項1に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 前記ウラニウム棒排出段階(S50)の次に、遮蔽チェンバーの内部から外部に下向排出されるウラニウム棒を切断するウラニウム棒切断段階(S70)を更に含んでいることを特徴とする請求項1に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 前記ウラニウム棒切断段階(S70)の次に、切断されたウラニウム棒を移送して貯蔵庫に貯蔵する移送及び貯蔵段階(S80)を更に含んでいることを特徴とする請求項7に記載のウラニウム棒の連続鋳造方法。
- 気密チェンバー(10)の内部に高周波誘導コイル(21)で囲まれた坩堝(20)が具備され、前記坩堝(20)の下部にモールド(30)と冷却部(40)とが順次的に具備され、前記気密チェンバー(10)の外部下側に駆動ローラー(50)が具備され、スタート棒(60)で前記モールド(30)からウラニウム棒(2)を鋳造して引出する連続鋳造装置において、
前記気密チェンバー(10)の一側に内部と流通されるように具備される空気排出管(71)と、前記空気排出管(71)に具備される吸入ポンプ(72)とで構成され、前記気密チェンバー(10)の内部が真空になるようにする真空形成部(70)と、
前記気密チェンバー(10)の一側に具備される不活性ガス注入管(81)と、前記気密チェンバー(10)の下部に構成され、開閉バルブ(83)を有する不活性ガス排出管(82)とで構成され、前記気密チェンバー(10)の内部が不活性ガス雰囲気に形成されるようにする不活性ガス形成部(80)と、
前記気密チェンバー(10)の下部に、前記駆動ローラー(50)によって引出されるウラニウム棒(2)の移動通路を開閉するように具備される開閉部(90)とで構成されていることを特徴とするウラニウム棒の連続鋳造装置。 - 前記気密チェンバー(10)の下部にウラニウム棒(2)が貫通される通路(102)を有する密閉連結管(101)が具備され、前記密閉連結管(101)の下部に開閉部(90)が具備され、前記密閉連結管(101)の下部と駆動ローラー(50)とを囲むように遮蔽チェンバー(100)が具備されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記モールド(30)は、坩堝(20)の下面の通孔にはめ込まれる嵌入部(311)が形成され、前記嵌入部(311)の下部に一体に保温部(312)が形成され、前記保温部(312)の下部に一体に垂直の排出部(313)が形成されるモールド胴体(31)と、前記モールド胴体(31)の中央に垂直に形成される成形孔(32)と、前記成形孔(32)の内周面に付着される窒化珪素チューブ(33)とで構成されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記坩堝(20)とモールド(30)は、その外部の周りに黒鉛材質の断熱材(22)が具備されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記冷却部(40)は、モールド(30)の下部を囲むように装着されている冷却ジャケット(41)と、前記冷却ジャケット(41)の内部に冷却水が流動されるように形成されている冷却水流動路(42)とで構成されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記密閉連結管(101)の内部に、通路(102)の一側にスタート棒支持体(103)が具備され、前記スタート棒支持体(103)の一側に油圧作動される支持棒(104)が具備されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記気密チェンバー(10)の上部に油圧シリンダーによって開閉作動される開閉ドア(11)が具備されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記スタート棒(60)は、下部の内側に固定溝(63)が具備され、前記固定溝(63)の上部に着脱部(64)が具備されている上部スタート棒(61)と、前記固定溝(63)に挿入され前記着脱部(64)に嵌入固定される固定突起(65)を上端に有する下部スタート棒(62)とで構成されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記駆動ローラー(50)の下部に下部遮蔽チェンバー(160)が具備され、前記下部遮蔽チェンバー(160)の内部に、下向引出されるウラニウム棒(2)を固定する固定部(171)と、前記固定部の下部に前記ウラニウム棒(2)を切断する上部カッティング刃(172)及び下部カッティング刃(173)と、弾性復元され繰り返し切断されるようにするスプリング(174)とで構成されているカッティング部(170)が具備されていることを特徴とする請求項9に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記開閉バルブ(83)は、不活性ガス排出管(82)に連結されて遮蔽チェンバー(100)の内部に具備され、前記遮蔽チェンバー(100)の外部と連結された管の断面が正方形の高圧破壊管(831)と、前記高圧破壊管(831)の内部の前記不活性ガス排出管(82)の端に、一定の重さの円錐錘(833)によって開閉されるように具備されている重量開閉部(832)とで構成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記開閉部(90)は、密閉連結管(101)の下面に装着され、油圧によって作動される油圧駆動部(91)と、前記油圧駆動部(91)によって折曲作動する開閉栓(92)とで構成されていることを特徴とする請求項10に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記密閉連結管(101)の内部に具備される不活性ガス噴射管(111)と、前記密閉連結管(101)の下面に具備されるガス排出管(112)とで構成されるガス冷却部(110)が具備されていることを特徴とする請求項10に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記遮蔽チェンバー(100)の内部の開閉部(90)の一側に多数の吸入孔(124)が形成された吸気体(121)と、前記吸気体(121)の後方に連結される流動管(122)と、前記流動管(122)の端に前記遮蔽チェンバー(100)の外部に具備されている吸気ポンプ(123)とで構成されている局部吸入部(120)が具備されていることを特徴とする請求項10に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記冷却ジャケット(41)の下部に具備されており、ウラニウム棒(2)が貫通する垂直管通孔(133)を有する支持台(131)と、前記支持台(131)を中央に固定し、気密チェンバー(10)の内部に装着される支持板(132)とで構成される支持部(130)が具備されていることを特徴とする請求項13に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記モールド(30)の内部に具備される熱電対(151)と、前記熱電対(151)により感知された温度によって冷却ジャケット(41)の冷却水量を調節するコントローラー(152)とで構成され、ウラニウム棒(2)が一定の温度に冷却されるように冷却水量調整部(150)が具備されていることを特徴とする請求項13に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記カッティング部(170)の下部で切断されたウラニウム棒(2)を把持する把持部(181)と、把持したウラニウム棒(2)を左右に移送する左右移動部(182)とで構成される移送部(180)が具備されていることを特徴とする請求項17に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記支持台(131)の下部へ垂直管通孔(133)に垂直に具備される石英管(141)と、前記石英管(141)に対応される気密チェンバー(10)の一側に具備される透明窓(142)とで構成される肉眼検査部(140)が具備されていることを特徴とする請求項22に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
- 前記移送部(180)の一側に移送されたウラニウム棒(2)を貯蔵する貯蔵庫(190)が具備されていることを特徴とする請求項24に記載のウラニウム棒の連続鋳造装置。
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