JP3663583B2 - 射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置に関し、特に、射撃場に散乱されている鉛散弾を表土と共に集めながら容易に分別処理できる射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各方面に従来から設置されてきた多くの射撃場は、自然の森林や草原の一区画を利用して広い地域を占めながら開設されている。これらの射撃場においては、銃弾の鉛が微少すぎることや草木や落葉が広範囲に拡散されている地表面に散在していることとも相俟って、回収効率が悪いことから膨大な費用と多大な作業時間を要するために、結果として発砲された鉛銃弾は殆どの場合回収されることなく放置されており、その結果として、放置された鉛散弾から溶出する鉛等の重金属が地下水に浸透して周辺に流出を始め、周辺の土壌を自然界の500倍〜800倍の濃度に汚染しているとの報告もなされている。
【0003】
このような状況下で、射撃場の土壌中に溶出浸透した鉛で汚染された地下水によって人体への悪影響が危惧されることから環境汚染対策の対象にされている。本対策例としては、図3に示すような鉛散弾処理機構が提案されている。(特願2001−181056号)
本例での射撃場31は、平地32と傾斜面33とから構成されており、平地32の鉛散弾が落下してくる区域には、管理処分型の処分シート34を配置して内部に不溶化処理土35を埋設した汚染防止構造36を形成している。
【0004】
鉛散弾から溶出してくる汚染水は、処分シート34に滞留させてから集水して水処理施設40に導かれるものであり、鉛汚染水は射撃場31から流出することなく確実に浄化処理されることから環境問題の発生を回避している。
【0005】
又、鉛散弾が飛散してくる傾斜面33の法尻37には、鉛直遮水壁38が設置されており、傾斜面を流下してくる鉛散弾からの溶出汚染水は、法尻37に図示のように設置された暗渠管39に集水されて水処理施設40に導かれるものであり、傾斜面33の鉛散弾からの溶出汚染水は、平地の場合と同様に射撃場31から流出することなく確実に浄化処理されて環境問題を解消している。
【0006】
水処理施設40は、鉛を対象にして特化した水処理をしており、その前後に処理対象水調整槽41と洪水等に対処する雨水調整池42を配置して、処分シート34と暗渠管39とからの鉛汚染水を処理対象水調整槽41で受けて浄化処理して、その後に雨水調整池42を経由させて射撃場31の外部に放流させている。
【0007】
従って、平地32と傾斜面33の表面に散乱している鉛散弾については、定期的に回収することによって鉛害の発生を基から絶つことで問題の発生を防止しており、平地32で発生する表流水については、殆ど汚染していないことから汚染防止構造36の外に設置している集水路43に集めて水処理施設40を経由させないで雨水調整池42に直接導くようにしている。
【0008】
尚、平地32の外部には、モニタリング井戸44を設けることで鉛汚染水が外部に流出していないことを常に監視している。
【0009】
上述の射撃場は、所定の効果を発揮して環境汚染の防止を達成しているが、汚染防止設備や水処理施設の設置及びその運転管理に多大なコストと労力を要している。しかしながら、営業中の既設射撃場では、このような設備や施設に改変することは、営業の障害ににもなって困難であることから、鉛散弾が集中的に積もっていると共に回収し易い場所だけを対象にして、そのような場所の鉛散弾だけを袋等に詰めて集積しているのが現状であった。
【0010】
特に、広大な射撃場における回収作業は、適当な動力源も存在しない山間部での作業であることから、大規模な機械や装置を無用にしながら運搬上の困難性を解消し、鉛散弾以外のものは現地に残して置いて回収した鉛散弾のみを所定の場所に運搬したいとの要望が強かった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の状況に鑑みて提案されたものであり、山間部に求められる要望を満たして、大規模な機械や装置を要することなく鉛散弾のみを回収して所定の場所に運搬できる射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置を提供している。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明による射撃場の鉛散弾処理方法は、射撃場の鉛散弾混入表土を採掘して、複数度の分級を経て鉛散弾混入採集物を形成し、次いで、鉛散弾混入採集物を所定の傾斜角度を有する第1摺動板の上に投入させ、第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板の上に飛越させることで、採集物から鉛散弾を分離回収しており、動力源が存在しない山間部における大規模な工事を無用にして、鉛散弾以外のものは現地に残して置くことで、運搬上の困難性を解消しながら回収した鉛散弾のみを所定の場所に運搬している。
【0013】
本発明による鉛散弾処理装置は、上記射撃場の鉛散弾処理方法に用いるもので、基本的に、鉛散弾混入採集物の投入機構、投入機構を受けて配置される複数の篩、篩下で受ける所定の傾斜角度を有する第1摺動板及び第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板から構成しており、具体的には、第1摺動板の傾斜角度を22度前後とし、第2摺動板との間隙を10cm前後にすることを特徴としており、動力源が存在しない山間部においても大規模な機械や装置を無用にして、鉛散弾のみを効率良く容易に分別回収している。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明による射撃場の鉛散弾処理方法は、射撃場の鉛散弾混入表土を採掘して、複数度の分級を経て鉛散弾混入採集物を形成し、次いで、鉛散弾混入採集物を所定の傾斜角度を有する第1摺動板の上に投入させ、第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板の上に飛越させることで、採集物から鉛散弾を分離回収している。
【0015】
これによって、動力源が存在しない山間部における大規模な機械や装置を無用にして、鉛散弾以外のものは現地に残して置くことで、運搬上の困難性を解消しながら回収した鉛散弾のみを所定の場所に運搬している。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明による射撃場の鉛散弾処理方法を示す実施の形態図であるが、本実施の形態で示す鉛散弾処理方法1には、本発明による鉛散弾処理装置2が用いられている。
【0017】
しかして、鉛散弾処理装置2には、射撃場から採集される鉛散弾、土砂、草木、落葉等を含んで土壌表土を形成する全ての採集物3を投入しており、従来のように多くの動力を用いることで鉛散弾だけを抽出する手段等は採用されていないが、後述するような構成の機構によって鉛散弾4のみを簡便かつ迅速に抽出している。
【0018】
即ち、山間部に形成されている射撃場には、射撃時に使用された多くの鉛散弾が散乱されている。このために、射撃場の傾斜地から人力によって無差別に採集されてくる表土には、周囲の土砂と共にその地表面に散乱している鉛散弾が含まれていることから、本発明による鉛散弾処理方法では、鉛散弾を抽出する大規模な選定手段に用いられる動力源を一切必要とすることなく鉛散弾のみを人力のみで容易に抽出している。
【0019】
又、本発明による鉛散弾処理装置は、鉛散弾混入採集物の投入機構、投入機構を受けて配置される複数の篩、篩下で受ける所定の傾斜角度を有する第1摺動板及び第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板から構成しており、具体的には、第1摺動板の傾斜角度を22度前後とし、第2摺動板との間隙を10cm前後にすることを特徴としている。
【0020】
これによって、本発明による鉛散弾処理装置は動力源が存在しない山間部においても大規模な機械や装置を無用にして、鉛散弾のみを効率良く容易に分別回収している。
【0021】
以下に本発明の鉛散弾処理方法に用いられている鉛散弾処理装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、図1には、鉛散弾処理装置の実施の形態が示されており、図2には鉛散弾の分別処理の状態を示している。
【0022】
本実施の形態における鉛散弾処理装置2は、投入される採集物3を三段階に分級する荒篩部5と、分級した後の採集物6を、石粒、土粒、鉛散弾に分別する分別部7から構成されている。
【0023】
荒篩部5は、粒径13mm以下に篩い分ける一次分級部8と次いで粒径3mm以下に篩い分ける二次分級部9、最終的に粒径1.3mm以上に篩い分ける三次分級部10及び三次分級部10を透過した粒径1.3mm以下の透過物27を受ける不透過板26が順次に配列されている。
【0024】
従って、ホッパー11から投入される採集物3は、最終的に粒径1.3〜3mmの採集物6として分級され、1.8mmもしくは2.0mmの粒径で形成されている鉛散弾4は、粒径1.3〜3mmの石粒、土粒と共に分別部7に降下されている。
【0025】
しかして、採集物3に含まれている草木と落葉や一次分級部8で篩い分けられる13mm以上の石粒、土粒12、二次分級部9で篩い分けられる3mm以上の石粒、土粒13及び三次分級部10を透過する1.3mm以下の透過物26は、荒篩部5の側面から外部に随時に放出されるものであり、必要に応じて射撃場に戻されることで、表土として再利用されるように配慮されている。
【0026】
最終的に、三次分級部10の篩に留まった石粒と土粒と鉛散弾の採集物6は、分別部7に移送されその形状や比重が異なる性質を利用することで、さらに石粒、土粒、鉛散弾に分別している。
【0027】
分別部7は、傾斜角度を備えて配置される複数の摺動板から構成されている。
本実施の形態における分別部7は、木材や合板から構成される軽量の第1の摺動板14と第2の摺動板15とから構成されて搬送等を便利にしている。両摺動板14、15の間には間隙部16が設けられると共に、第1の摺動板14は、水平距離l1=170cmと垂直高さh1=70cmの位置関係の傾斜角度約22°23′程度に配置されており、第2の摺動板15は、水平距離l2=90cmと垂直高さh2=30cmの位置関係の傾斜角度約18°26′程度に配置されている。
【0028】
第1の摺動板14と第2の摺動板15との間に形成されている間隙部16の形態は、水平距離l3=10cmと垂直高さh3=6cmの位置関係に確保しており、三次分級後の採集物6を同じ粒径ながらこれに混在している鉛散弾4と石粒17と土粒18とをそれぞれに分別可能なように相互間を構成している。
【0029】
上記実施の形態は、粒径が1.8mmもしくは2.0mmの鉛散弾4を分別するために、繰り返し実験した結果による最適な関連数値であるが、これらの寸法角度は、決して特定されるものでなく、第1摺動板の傾斜角度を22度前後とし、相互の間隙を10cm前後にして第2摺動板の傾斜角度を18度前後にすることで、鉛散弾の径や石粒17と土粒18が、それぞれに形成している土砂の比重、形状及び湿潤状況、さらには第1摺動板の表面平滑度に対処させるために適宜に変更できるものである。
【0030】
又、各摺動板の滑落表面19は、平滑面にして表面を樹脂コーティングした化粧合板を用いており、滑落面の左右には、採集物6がこぼれ落ちないように桟木20、20で境界枠を形成している。
【0031】
尚、射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置は、上記実施の形態に限定されるものでなく、上記実施の形態において石粒、土粒、鉛散弾に分別する分別部を構成している第1の摺動板と第2の摺動板及び間隙部のみを、射撃場の適宜の場所に上記の位置関係を保ちながら配置することができる。
【0032】
即ち、各摺動板は、上述したように主に軽量な木材や合板で構成されているので、山間部への搬入に便利であり、射撃場の適宜の場所に組み立てることで分別部を容易に設置することが出来る。
【0033】
そして、射撃場の採集物3は、別途の篩で適宜に分級してから配置した分別部の第1の摺動板に投入することで、鉛散弾のみを分別回収することを可能にしており、大規模な機械や装置を無用にすると同時に鉛散弾以外のものは現地に残して置くようにして運搬上の困難性も解消している。
【0034】
又、このような場合には、第2の摺動板を省略することによって、鉛散弾を回収箱23で直接回収することもできる。
【0035】
次に、採集物6に混在している鉛散弾4と石粒17と土粒18とをそれぞれに分別できる仕組みについて説明する。
【0036】
先ず、鉛散弾4、石粒17、土粒18の表面に付着していた微粉は、各摺動板を回転滑落中の衝撃によって剥落し、それぞれの摺動板の滑落表面19上に埃のように残り、角張った石粒17や土粒18については、第1の摺動板14の下方に形成されている間隙部16まで到達することなく滑落表面19上に留まる。
【0037】
そして、滑落表面19上に留まったこれらの微粉と、角張った石粒、土粒については、採集物3が投入される1回毎に箒で間隙部16に掃き込むことや操作取手24を、溝25をガイドにして上下に振ることによって、間隙部16の下に配置される投入機構21を通じて土砂処理箱22に投棄される。
【0038】
又、比較的角張っていない形状の石粒17や土粒18については比重が約2〜3で、球形状の鉛が有している比重約11に比べて小さいために、滑落速度が鉛散弾4ほど大きくならないので、第1の摺動板14を滑落した後に第2の摺動板15に到達することなく、その下方に形成されている間隙部16から下方に配置されているホッパー21から土砂処理箱22に落下する。
【0039】
一方、球形状の鉛散弾4は、比重が約11であることから第1の摺動板14に形成される滑落表面19の上を回転しながら勢いよく滑落することで、間隙部16の上方を飛越しながら通過して第2の摺動板15に到達することになり、第2の摺動板15をさらに滑落して下方に設置されている回収箱23に落下して回収されている。
【0040】
又、鉛散弾4が第2の摺動板15に到達する際には、鉛散弾にこびり付いている土粒子等が到着時の衝撃によって剥離しており、剥離した土粒子等は鉛散弾4と共に落下しないで第2の摺動板15上に止まることになって、鉛散弾4の回収率を更に向上させることに貢献している。
【0041】
本実施の形態で示した鉛散弾処理装置2についての実験結果では、投入される採集物6の中に球形に近い石粒が希に混入されており、この球形石粒が鉛散弾と同様に滑落して回収箱に到達することもあるが、回収後の鉛散弾の重量割合は約99%以上という高回収率であることが検証されている。
【0042】
以上のように、本発明による射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置は、上記実施の形態で説明したように構成されているので、従来の鉛散弾処理機構が問題になっていた、動力源が存在しない山間部における大規模な機械や装置を無用にして、鉛散弾以外のものは現地に残して置くことで運搬上の困難性を解消して、回収した鉛散弾のみを所定の場所に容易に運搬できるものである。
【0043】
以上、本発明を各実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0044】
【発明の効果】
本発明による射撃場の鉛散弾処理方法は、射撃場の鉛散弾混入表土を採掘して、複数度の分級を経て鉛散弾混入採集物を形成し、次いで、鉛散弾混入採集物を所定の傾斜角度を有する第1摺動板の上に投入させ、第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板の上に飛越させることで、採集物から鉛散弾を分離回収しているので、動力源が存在しない山間部における大規模な機械や装置を無用にして、鉛散弾以外のものは現地に残して置くことで、運搬上の困難性を解消しながら回収した鉛散弾のみを所定の場所に運搬できる効果を発揮している。
【0045】
本発明による鉛散弾処理装置は、鉛散弾混入採集物の投入機構、投入機構を受けて配置される複数の篩、篩下で受ける所定の傾斜角度を有する第1摺動板及び第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板から構成して、第1摺動板の傾斜角度を22度前後とし、第2摺動板との間隙を10cm前後にすることを特徴としているので、動力源が存在しない山間部においても大規模な機械や装置を無用にして、鉛散弾のみを効率良く容易に分別回収できる効果を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明による射撃場の鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置における実施の形態図
【 図2】本発明による鉛散弾処理方法と鉛散弾処理装置の機能を説明する作動状態図
【 図3】従来の射撃場における浄化処理機構図
【符号の説明】
1 鉛散弾処理方法、 2 鉛散弾処理装置、 3 採集物、 4 鉛散弾、
5 荒篩部、 6 採集物、 7 分別部、 8 一次分級部、
9 二次分級部、 10 三次分級部、 11 ホッパー、
12 13mmの石粒、度粒、 13 3mmの石粒、度粒、
14 第1の摺動板、 15 第2の摺動板、 16 間隙部、
17 石粒、 18 土粒、 19 滑落表面、 20 桟木、
21 投入機構、 22 土砂処理箱、 23 回収箱、 24操作取手、
25 溝、 26 不透過板、 27 透過物、 31 射撃場、
32 平地、 33 傾斜面、 34 処分シート、 35 不溶化処理土、
36 汚染防止構造、 37 法尻、 38 鉛直遮水壁、 39 暗渠管、
40 水処理施設、 41 処理対象水調整槽、 42 雨水調整池、
43 集水路、 44 モニタリング井戸、
Claims (3)
- 射撃場の鉛散弾混入表土を採掘して、複数度の分級を経て鉛散弾混入採集物を形成し、次いで、該鉛散弾混入採集物を所定の傾斜角度を有する第1摺動板の上に投入させ、該第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板の上に飛越させることで、採集物から鉛散弾を分離回収する射撃場の鉛散弾処理方法。
- 鉛散弾混入採集物の投入機構、該投入機構を受けて配置される複数の篩、該篩下で受ける所定の傾斜角度を有する第1摺動板及び該第1摺動板と所定の間隙を経て配置される第2摺動板から構成する請求項1に記載する射撃場の鉛散弾処理方法に用いる鉛散弾処理装置。
- 第1摺動板の傾斜角度を22度前後とし、第2摺動板との間隙を10cm前後にすることを特徴とする請求項2に記載の鉛散弾処理装置。
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