JP3663417B2 - 写真シール自動販売方法とその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば撮像した画像を編集して印刷するような写真シール自動販売に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、照明手段で照明した被写体を撮像手段で撮像し、該撮像画像に対して落書き編集を許容して印刷した写真シールシートを排出する写真シール自動販売装置が存在している。
【0003】
このような写真シール自動販売装置はライフサイクルが短いため、利用者を飽きさせないよう新機能を搭載した写真シール自動販売装置が次々と提案されており、その機能は高度かつ複雑になる傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような高度かつ複雑な機能は、利用回数の多い熟練利用者には使いやすくアミューズメント性の高い機能となるが、利用回数の少ない初心者には初利用の戸惑いもあって理解するのに時間がかかり、高度な機能を使いこなせないまま終了してしまうことも多い。
一方、熟練利用者にとっては、撮像や編集を素早く完了することができるため、その分撮像回数を増やしたい等の要望もある。
【0005】
このように、撮像時間及び編集時間の設定と撮像回数及び編集回数の設定の調整に対する利用者の希望が、熟練度によって異なると共に、写真シール自動販売装置に対する顧客満足度も、熟練度によって大きく左右される。
【0006】
この発明は、所定の制限時間内であれば、前記撮像処理と前記編集処理とを繰り返し許容して、利用者の熟練度が異なってもその熟練度に合わせたペースで処理を実行することができる写真シール自動販売方法とその装置を提案し、利用者に応じた満足度の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、照明手段で撮像空間内の1以上の被写体を照明し撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、前記編集画像を印刷手段で写真シールシートとして印刷する印刷処理を実行する写真シール自動販売方法であって、最初の撮像処理の開始から所定の制限時間内であれば、前記撮像処理と前記編集処理とを繰り返し許容して、作成した前記編集画像を記憶手段に記憶すると共に、前記記憶手段に記録した前記編集画像の数に対応する金額をディスプレイで表示して貨幣処理装置に対する入金処理を許容し、該入金処理において入金された金額に基づいて、印刷して排出する写真シールシートの枚数を定めて印刷処理を実行する写真シール自動販売方法又はその装置であることを特徴とする。
【0008】
これにより、同じ長さの制限時間の間でも初心者はゆっくり処理を行い、熟練度の高い利用者は何度も処理を行うことができる。
【0009】
つまり、利用者は最初に投入した金額によって定められる制限時間内で各処理に要する時間に応じて何度でも処理を繰り返すことができ、利用者の熟練度が高いほど安価に効率よく複数の写真シールを取得することができる。
【0010】
さらに、例えば作成した編集画像の枚数に合わせて写真シールシートを多枚数取得する場合は徴収する対価を増加する、又は支払われた対価が少ないと排出する写真シールシートの枚数を減少させるといったことができる。
【0011】
好ましい実施の形態として、前記入金処理において、前記ディスプレイで該金額を表示してから一定時間内に入金がされなかったときは前記印刷処理を実行しないよう設定することができる。
【0012】
好ましい実施の形態として、前記制限時間の長さを、前記利用者が最初の撮像処理の処理開始前に支払う対価の価値に基づいて決定手段で決定することができる。
【0013】
これにより、例えば利用者が求める制限時間に対応する対価を先に支払い、その対価の価値分だけ処理を実行することができる。
【0014】
前記対価の価値は、金銭の金額、コイン(メダル)の枚数、ICカード等のカードの度数であることを含む。
【0015】
好ましい実施の形態として、前記制限時間の終了と共に、前記照明手段、前記撮像手段、又は前記編集手段の1以上を停止手段で停止することができる。
【0016】
これにより、処理を許容する長さの経過と共に確実に処理を終了することができる。
【0017】
ましい実施の形態として、前記撮像空間を室内に備え、前記対価の投入によって入出口通過制御手段で入出口を通過して前記室内に入出可能にすることができる。
前記入出口は、入り口、出口又は出入口であることを含み、前記室内の入出は、入室、退室又は入退室であることを含む。
【0018】
前記入出口通過制御手段は、電子ロックによる入室制御及び/又は退室制御、又は管理人による入室管理及び/又は退室管理であることを含む。
前記構成により、例えば先の利用者の処理が終了するまで入出不可能にする、又は対価を支払うまで入出不可能にするといった制限ができる。
【0019】
好ましい実施の形態として、利用者の利用予定時間を受付けて、該利用予定時間を計時手段で計時する経過状態を、経過時、経過後、又は経過前の1以上の時に利用者に通知手段で通知することができる。
【0020】
前記通知手段は、音声で通知するインターホン又はブザー、表示で通知する通知画面又はランプであることを含む。
前記通知は、入室を管理する管理者が行う通知、制御装置で制御して自動に行う通知であることを含む。
【0021】
前記構成により、利用者は利用予定時間の経過を知ることができると共に、例えば予定よりも早く退出した場合や延長した場合に、対価の返還又は追加徴収を行うようにして柔軟に対処することもできる。
【0022】
【発明の効果】
この発明により、初心者は制限時間内でゆっくりと処理を実行でき、熟練者は制限時間内で何度でも処理を繰り返すことができ、手早く処理を実行することができるため、利用者は熟練度に応じた満足を得ることができる。
【0023】
特に熟練者に対しては安価に短時間で写真シールシートを提供することができて他の写真シール自動販売よりも高い付加価値を与えると共に、初心者に対しても次回は少しでも早く処理を済ませてより安価に写真シールシートを得られるという期待感を与え、施設にとってはリピート客の確保による売上向上を見込むことができる。
【0024】
さらに、例えば作成した編集画像の枚数に合わせて写真シールシートを多枚数取得する場合は徴収する対価を増加する、又は支払われた対価が少ないと排出する写真シールシートの枚数を減少させるといったことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示す写真シール自動販売機1の斜視図(一部断面図)及び図2に示す印刷ボックス14の斜視図(一部断面図)と共に、写真シール自動販売機1の外観について説明する。
【0026】
写真シール自動販売機1は、普通人が3人程度余裕を持って入り得るボックス状の撮像部屋2の中に撮像空間を有し、手前側の壁の内面に撮像時の背景となる背景パネル3を備える。
【0027】
撮像部屋2の右側面手前側には、利用者が入退室するために開閉するドア4を蝶着する。
撮像部屋2の内部には、正面奥の中央に略立位板状のカメラボックス11を備え、その両横に略立位板状の照明ボックス12,12を配設する。
【0028】
前記カメラボックス11は、本体として白熱灯照明装置を内蔵した照明ボックスに形成してその中央にデジタルカメラ28を備え、上部にはディスプレイ29を備えてその両横に白熱灯照明装置26,26を配設する
前記照明ボックス12は、内部にストロボ照明装置27(後述)を備えており、正面から照射する略均一光で撮像時に被写体を照明する。
【0029】
前記カメラボックス11及び前記照明ボックス12の底面には、車輪(キャスタ)11a,12aを4つずつ備えており、利用者が自由に位置及び向きを変更可能に形成している。
【0030】
撮像部屋2内部の左側面の奥側には、表示を行うと共に利用者によって落書き入力等の入力をされるタッチパネル23及びタッチペン23aを備えた操作ボックス13を設置する。
【0031】
撮像部屋2内部の右側面の奥側には、写真シールシート40cを排出するシール排出口30aと、写真シールシート40cの料金(使用の対価)が硬貨で投入される貨幣投入口24aを備えた印刷ボックス14を備える。
【0032】
該印刷ボックス14の内部には、図2に示すようにプリンタ30を備えており、該プリンタ30にはロール状に巻いたシール紙40bと、正規品であることを識別させる識別データ等のデータを記憶したIDタグ40aを備えたシール紙ユニット40をセットしている。
前記プリンタ30の背部にはIDタグリーダ/ライタ31を備えており、前記IDタグ40aに記憶のデータの読取り及び書込みを実行する。なお、図2において貨幣投入口24aの内部に設ける貨幣処理装置24は、周知の装置を利用するものとしてその説明を省略する。
【0033】
撮像部屋2内部(図1)の右側面の手前側には、写真シール自動販売機1の利用料金が硬貨で投入される硬貨投入口24bを備えた支払ボックス15を設置する。
【0034】
以上の構成により、ドア4を開けて室内に入った利用者は、まず支払ボックス15の硬貨投入口24bに利用料金を投入し、照明ボックス12及び白熱灯照明装置26の照明を受けてカメラボックス11に備えたデジタルカメラ28で撮像を実行し、操作ボックス13のタッチペン23aでタッチパネル23をタッチして前記撮像した撮像画像に落書き編集し、印刷ボックス14の貨幣投入口24aに印刷料金を投入して写真シールシート40cを得ることができる。
【0035】
次に、図3に示す回路ブロック図と共に、写真シール自動販売機1の制御回路について説明する。
写真シール自動販売機1は、CPU,ROM,RAMを備えて各装置の制御動作を実行する制御装置21と、該制御装置21に接続した記憶装置22、タッチモニタ23、貨幣処理装置24、白熱灯照明装置26、デジタルカメラ28、ディスプレイ29、プリンタ30、IDタグリーダ/ライタ31と、前記デジタルカメラ28に接続したストロボ照明装置27を設ける。
【0036】
前記制御装置21は、前述の通り各装置の制御処理を実行すると共に、利用者に投入された硬貨の金額に基づいて、プレイを許容する制限時間の決定と経過時間の監視等の処理も実行する。
【0037】
前記記憶装置22は、写真シール自動販売機1のプレイ価格等の設定情報を記憶する。
前記タッチモニタ23は、制御装置21から受けるRGB信号に従って画像を表示すると共に、利用者によってタッチペン23a(図1)で撮像開始や落書き編集等の指示が入力され、その座標信号を入力信号として前記制御装置21に送信する。
【0038】
前記貨幣処理装置24は、前述の貨貨幣投入口24a及び硬貨投入口24bの各内部に設けられ、投入された硬貨(又は紙幣)の真偽判別、金種判別を行い、投入金額を処理信号として前記制御装置21に送信する。なお、この硬貨投入は、プレイ開始信号にもなる。
【0039】
前記白熱灯照明装置26は、前述したようにディスプレイ29の左右及びカメラボックス11の内部に備えられており、前記制御装置21から照明制御信号を受け取り、連続光で撮像部屋2内部を照明すると共に、撮像時には補助光として被写体を照明する。
【0040】
前記ストロボ照明装置27は、前述したように照明ボックス12に内蔵されており、デジタルカメラ28からのシンクロ信号に従って撮像時にストロボ発光する。
【0041】
前記デジタルカメラ28は、前記制御装置21から受取るシャッタ信号で撮像を実行し、撮像動画データや撮像静止画データといった撮像画像データを制御装置21に送信する。また、前記シャッタ信号に基づく撮像と同期をとってストロボ照明装置27にシンクロ信号を送信し、前記ストロボ照明装置27を発光させて撮像時に必要な照明光を得る。
【0042】
前記ディスプレイ29は、前記制御装置21よりRGB信号を受信し、該信号に従って前記デジタルカメラ28で撮影している撮像前の動画像や撮像時の静止画像(撮像画像)、落書き編集画像等の画像、及び制限時間等の画像を表示する。
【0043】
前記プリンタ30は、前記制御装置21よりプリント画像データを受信し、受信したプリント画像をシール紙ユニット40(図2)のシール紙40bに印刷し、作成した写真シールシート40cを排出する。
【0044】
前記IDタグリーダ/ライタ31は、シール紙ユニット40に備えたIDタグ40aに記憶されているデータを読出信号で読取り、更新信号で前記データの更新を実行する。これによって、シール紙ユニット40が正規のものであるか否かを判定し、必要に応じて印刷回数であるカウント数を上書きする等の更新処理を実行する。
【0045】
以上の構造により、制御装置21は、硬貨投入口24bで投入された金額に基づいて制限時間を決定し、撮像処理、編集処理及び印刷処理を行っている間の経過時間を監視して、制限時間までのプレイを許容すると共に、プリンタ30で印刷した写真シールシート40cの枚数をカウントし、該枚数分の料金を貨幣投入口24aに投入するようにディスプレイ29に表示する。
【0046】
次に、図4に示す処理フロー図と共に、写真シール自動販売機1の販売処理の動作フローについて、図5の画面イメージ図を参照して説明する。
利用者が硬貨投入口24b(図1)に硬貨(例えば100円)を投入すると(ステップn1)、制御装置21(図3)は、タッチモニタ23、白熱灯照明装置26、デジタルカメラ28及びディスプレイ29の電源をONにする(ステップn2)。
【0047】
制御装置21は、投入金額に基づいて制限時間を決定し(例えば5分)、該制限時間から経過時間を減算した残時間のカウンタによるカウント(計時)を開始する(ステップn3)。
【0048】
利用者は、デジタルカメラ28で撮影している動画映像をディスプレイ29で確認してポーズをとって撮像する撮像処理を行う(ステップn4)。
制御装置21は残時間を監視しており、残時間が30秒以上残っていれば、ステップn6に処理を進める(ステップn5)。
【0049】
前記ステップn5で時間切れになるか利用者が撮像を終了するまで撮像処理が続行され(ステップn6)、撮像処理が終了すると(例えばこの1回目の撮像時点で1分30秒経過)、制御装置21は、前記撮像による撮像画像をタッチモニタ23に表示し、利用者にタッチペン23aで落書き編集をさせる編集処理を実行する(ステップn7)。
【0050】
ここで、落書き編集とは、タッチモニタ23上の操作を示し、該タッチモニタ23には、落書き用のメニュー画面と撮像画像を表示する。利用者は、前記メニュー画面上の操作ボタンを選択して撮像画像にタッチペン23aによる落書きを行うことができ、カラーペン、カラースタンプなどのアイテムで撮像画像を画像処理する操作ができる。落書き編集中は、経過時間又は残時間を表示している。
【0051】
制御装置21は残時間を監視しており、残時間が30秒以上残っていれば、ステップn9に処理を進める(ステップn8)。
前記ステップn8で時間切れになるか利用者が落書きを終了するまで編集処理が続行され(ステップn9)、落書きが終了すると(例えばこの時点で3分50秒経過)、制御装置21はプリンタ30に印刷処理を実行させる準備として印刷画像を作成する(ステップn10)。
【0052】
制御装置21は、前記印刷画像を作成した枚数(例えば1枚)をカウントし(ステップn11)、残時間が30以上残っていれば(例えばこの時点で4分経過)ステップn4に処理を戻す(ステップn12)。
【0053】
前記ステップn5で残時間が30秒以下であった場合は(例えば2回目の撮像時点で4分40秒経過)、ステップn13に処理を進めて落書き時間(例えば一律30秒)のカウントを開始する(ステップn13)。
このときの編集処理では、以前の処理での経過時間に関わらず落書き時間を30秒確保して、利用者に落書き編集をさせる(ステップn14)。
【0054】
落書き時間である30秒が経過すると(ステップn15)、制御装置21は、ディスプレイ29に図5の(A)に示す時間終了案内を表示すると共に、タッチモニタ23、白熱灯照明装置26、デジタルカメラ28及びディスプレイ29の電源をOFFにして撮像及び落書きを不可の状態にし(ステップn16)、処理をステップn10に戻して印刷処理を実行する。なお、前述のステップn8で残時間が30秒以下となってこのステップn16に進んできたときも同様にする。
【0055】
最後の処理として、制御装置21は前記ステップn11でカウントしていた写真シールシート40cの印刷枚数(例えば2枚)に印刷料金(例えば100円)を乗算し、その計算金額を図5の(B)に示すようにディスプレイ29に表示して貨幣投入口24aに投入するように利用者に促し、印刷料金を徴収する(ステップn17)。この際に、一定時間内に入金がなかった場合には、印刷が実行されずにゲームを終了する。
【0056】
制御装置21は、入金を確認した後プリンタ30で前記印刷画像をシール紙40bに印刷し、シール排出口30aから写真シールシート40cを排出する(ステップn18)。
【0057】
以上の動作により、利用者は最初に投入した金額によって定められる制限時間内で各処理に要する時間に応じて何度でも処理を繰り返すことができ、利用者の熟練度が高いほど安価に効率よく複数の写真シールシート40cを取得することができる。また、撮像、編集、印刷の1サイクルを必ずこの順で実行するため、利用者が意図しない印刷漏れの編集画像等が発生せず、利用者は作成した全ての画像を写真シールシート40cとして確実に取得することができる。
【0058】
なお、撮像時に複数枚撮像した撮像画像に対し、編集時では全ての撮像画像に対して編集可能な設定にしても良い。その際、編集時に撮像画像の1つを中心に表示して編集可能にすると共に、周囲に縮小画像にした他の撮像画像を配置して、該縮小画像によって編集対象とする撮像画像を選択可能としても良い。
【0059】
次に、他の実施形態として、管理者を写真シール自動販売機1につけるタイプについて説明する。
この場合は、図1に示した斜視図に仮想線で示すように、ドア4の右横にインターホン5を備え、管理者が撮像部屋2内の利用者にアナウンスできるように構成する。
【0060】
この写真シール自動販売機1の他の構成及び構造については、図1に示した貨幣投入口24a,24b及び図3に示した貨幣処理装置24が不要であることを除き先の実施形態と同一であるため、その詳細な説明を省略し、その動作について図6の処理フロー図と共に説明する。
【0061】
利用者はまず管理者に利用予定時間を申告し(ステップs1)、ドア4(図1)を開けて入室する(ステップs2)。
【0062】
利用者は、デジタルカメラ28(図1,図3)で撮影している動画映像をディスプレイ29で確認してポーズをとって撮像する撮像処理を行う(ステップs3)。
【0063】
このとき、管理者はストップウォッチ等の時計(計時手段)で残時間のカウントを開始し(ステップs4)、残時間が30秒以下になるまでカウントを継続した後(ステップs5)、インターホン5で利用者に制限時間の30秒前である旨をアナウンスする(ステップs6)。
【0064】
前記ステップs3の撮像処理を行った利用者は、管理者からアナウンスを受けるか(ステップs7)、撮像続行を止めるまで撮像を続ける(ステップs8)。
制御装置21は、利用者がタッチモニタ23に表示される前記撮像による撮像画像に対して、タッチペン23aで落書き編集を行う編集処理を実行する(ステップs9)。
【0065】
利用者は、管理者からアナウンスを受けるか(ステップs10)、落書き続行を止めるまで編集処理を続ける(ステップs11)。
制御装置21は、プリンタ30で印刷処理を実行し(ステップs12)、シール排出口30aから写真シールシート40cを排出する(ステップs13)。
【0066】
制御装置21は、残時間が30以上残っていればステップs7に処理を戻す(ステップs14)。
前記ステップs14で残時間が30秒以下であった場合は、処理を終了して利用者は退室し(ステップs15)、管理者に利用時間に相当する料金を支払う。
【0067】
以上の動作により、管理者が利用者の入退室を監視して最終的な利用時間に対して料金を徴収することができると共に、例えば落書き編集で文字を書いているときに後一文字で時間切れになった場合に、最後の一文字を書きあげてから退出し、管理者はわずかな時間超過を看過して利用者の満足度を優先するといったこともできる。
【0068】
これらの各実施形態により、利用者の熟練度や希望に合わせてプレイ時間及びプレイ料金を設定することができ、操作の早い熟練利用者に対しては、プレイを早く終了させて回転率の向上又は印刷枚数の増加を図り、操作の遅い利用者に対しては、料金を増加させてゆっくりとプレイさせることができる。
【0069】
なお、前述した先の実施形態で図4のステップn2,n18におけるディスプレイ29の電源のON,OFFを実行せず、ステップn1の前は、図7の画面イメージ図の(C)に示すように、投入金額によってプレイ時間が変化することを伝える画面を表示しておいても良い。
【0070】
また、落書き編集中は、経過時間及び残り時間をグラフ表示して、視覚的に表示しても良い。
また、前述した後の実施形態で残時間の管理を制御装置21で実行し、残時間が30秒になればブザー音を発音するように構成しても良い。
【0071】
また、プレイ中に硬貨を投入すると自動的にプレイ時間を延長するように設定しておき、例えば撮像中に硬貨を投入した場合には、図7の(D)に示すようにディスプレイ29に表示する撮影中の動画表示の上欄に、時間延長の表示を行うように設定しても良い。
【0072】
また、残時間が一定時間(例えば30秒)に達すると、タッチモニタ23及び/又はディスプレイ29に図7の(E)に示すように残時間を表示しても良いし、残時間を常時カウントダウン表示しても良い。
【0073】
また、撮像処理の最中に所定の残時間になれば、編集処理に移行するよう促すメッセージをディスプレイ29に表示する、あるいは残時間を表示して編集時間がなくなるおそれがある旨をディスプレイ29に表示するように設定しても良い。
【0074】
また、撮像処理、編集処理、印刷処理は順番に関係なく実行できるように設定しても良いし、写真シールシート40c1枚分の撮像及び編集が完了する毎に、印刷処理を実行するように促すメッセージをディスプレイ29に表示するように設定しても良い。
【0075】
また、時間切れあるいは所定の残時間になると未印刷の画像を全て印刷するように設定しても良いし、最後にまとめて印刷を実行するように基から設定しておいても良い。
【0076】
また、印刷処理を実行している間も撮像処理及び編集処理を実行可能に設定しても良いし、撮像処理と編集処理を独立させて、例えば1人が撮像処理を行っている間に他方の1人は編集処理を行うといったことも可能なように設定しても良い。
また、印刷の際には分割数やサイズ、配置を選択可能に構成しても良いし、撮像画像又は編集画像の枚数に応じて自動で配置するように設定しても良い。
【0077】
また、図1に示した写真シール自動販売機1のドアに仮想線で示す電子ロックキー25を備えて支払ボックス15を撮像部屋2の外に配置し、図3の回路ブロック図に仮想線で示すように制御装置21から該電子ロックキー25にロック信号を送信するように構成しても良い。
【0078】
この場合は、前記支払ボックス15の硬貨投入口24bに硬貨の投入を受けて制御装置21が電子ロックキー25をロック解除し、ドア4を開閉して入室可能になるように設定しても良いし、このときのプレイにおいて、プレイ時間が支払い金額分を超過していれば、電子ロックキー25を再びロックし、不足金額が投入されるまでロック解除しないように設定しても良い。
【0079】
また、写真シール自動販売機1内にテーブルや椅子を備え、カラオケボックスのように撮像部屋として該撮像部屋を時間単位で貸し出すように設定しても良いし、カラオケ等の他の装置を備え付けても良い。
【0080】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の写真シール自動販売装置は、写真シール自動販売機1に対応し、
以下同様に、
通知手段は、インターホン5に対応し、
決定手段、処理許容手段、停止手段及び出力制御手段は、制御装置21に対応し、
入室制御手段は、制御装置21及び電子ロックキー25に対応し、
編集手段は、タッチモニタ23及びタッチペン23aに対応し、
照明手段は、白熱灯照明装置26及びストロボ照明装置27に対応し、
撮像手段は、デジタルカメラ28に対応し
印刷手段は、プリンタ30に対応し、
写真シールシートは、写真シールシート40cに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【図2】印刷ボックスの内部を示す斜視図(一部断面図)。
【図3】写真シール自動販売機の制御回路を示すブロック図。
【図4】写真シール自動販売機の動作を示す処理フロー図。
【図5】ディスプレイに表示する画面の画面イメージ図。
【図6】他の実施形態での写真シール自動販売機の動作を示す処理フロー図。
【図7】他の実施形態でディスプレイに表示する画面の画面イメージ図。
【符号の説明】
1…写真シール自動販売機
5…インターホン
21…制御装置
23…タッチモニタ
23a…タッチペン
25…電子ロックキー
26…白熱灯照明装置
27…ストロボ照明装置
28…デジタルカメラ
30…プリンタ
40c…写真シールシート

Claims (12)

  1. 照明手段で撮像空間内の1以上の被写体を照明し撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
    編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    前記編集画像を印刷手段で写真シールシートとして印刷する印刷処理を実行する写真シール自動販売方法であって、
    最初の撮像処理の開始から所定の制限時間内であれば、前記撮像処理と前記編集処理とを繰り返し許容して、作成した前記編集画像を記憶手段に記憶すると共に、
    前記記憶手段に記録した前記編集画像の数に対応する金額をディスプレイで表示して貨幣処理装置に対する入金処理を許容し、
    該入金処理において入金された金額に基づいて、印刷して排出する写真シールシートの枚数を定めて印刷処理を実行する
    写真シール自動販売方法。
  2. 前記入金処理において、前記ディスプレイで該金額を表示してから一定時間内に入金がされなかったときは前記印刷処理を実行しない
    請求項1記載の写真シール自動販売方法。
  3. 前記制限時間の長さを、前記利用者が最初の撮像処理の処理開始前に支払う対価の価値に基づいて決定手段で決定する
    請求項1又は2記載の写真シール自動販売方法。
  4. 前記制限時間の終了と共に、前記照明手段、前記撮像手段、又は前記編集手段の1以上を停止手段で停止する
    請求項1から3のいずれか1つに記載の写真シール自動販売方法。
  5. 前記撮像空間を室内に備え、前記対価の投入によって入出口通過制御手段で入出口を通過して前記室内に入出可能にする
    請求項1から4のいずれか1つに記載の写真シール自動販売方法。
  6. 利用者の利用予定時間を受付けて、該利用予定時間を計時手段で計時する経過状態を、経過時、経過後、又は経過前の1以上の時に利用者に通知手段で通知する
    請求項1から5のいずれか1つに記載の写真シール自動販売方法。
  7. 照明手段で撮像空間内の1以上の被写体を照明し撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
    編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    前記編集画像を印刷手段で写真シールシートとして印刷する印刷処理を実行する写真シール自動販売装置であって、
    最初の撮像処理の開始から所定の制限時間内であれば、前記撮像処理と前記編集処理とを繰り返し許容して、作成した前記編集画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記編集画像の数に対応する金額を表示するディスプレイと、
    該金額の入金処理を許容する貨幣処理装置とを備え、
    該入金処理において入金された金額に基づいて、印刷して排出する写真シールシートの枚数を定めて印刷処理を実行するよう設定した
    写真シール自動販売装置。
  8. 前記入金処理において、前記ディスプレイで該金額を表示してから一定時間内に入金がされなかったときは前記印刷処理を実行しないよう設定した
    請求項記載の写真シール自動販売装置。
  9. 前記制限時間の長さを、前記利用者が最初の撮像処理の処理開始前に支払う対価の価値に基づいて決定する決定手段を備えた
    請求項7又は8記載の写真シール自動販売装置。
  10. 前記制限時間の終了と共に、前記照明手段、前記撮像手段、又は前記編集手段の1以上を停止する停止手段を備えた
    請求項7から9のいずれか1つに記載の写真シール自動販売装置。
  11. 前記撮像空間を室内に備え、前記対価の投入によって入出口を通過して前記室内に入出可能にする入出口通過制御手段を備えた
    請求項7から10のいずれか1つに記載の写真シール自動販売装置。
  12. 利用者の利用予定時間を受付けて、該利用予定時間を計時手段で計時する経過状態を、経過時、経過後、又は経過前の1以上の時に利用者に通知可能な通知手段備えた
    請求項7から11のいずれか1つに記載の写真シール自動販売装置。
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