JP3663015B2 - 空気調和機のドレンパン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に装備され、熱交換器から滴下する凝縮水を受ける空気調和機のドレンパンに関するものであり、さらに詳しくは雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路などが詰まるのを長期にわたり防止した空気調和機のドレンパンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機では、冷房運転時または除湿運転時に室内熱交換器に結露した凝縮水が下方に滴下するので、室内熱交換器の下方にはこの凝縮水を受けて、それを排出するためのドレンパンが装備されている。
【0003】
このドレンパンには、板金製や樹脂材料、または板金と樹脂材料を組み合わせたもの等があるが、樹脂材料製のもののうち、特に、成型容易であり、断熱効果に優れ、且つ安価で軽量な点から発泡樹脂を使用したものがある。
【0004】
かかる発泡樹脂材料製のドレンパンは、例えば、スチロール樹脂のビーズを蒸気等により加熱して発泡成型したドレンパンが用いられる。しかしこのドレンパンはドレンパンの形状や厚み、及び成形条件等によってビーズどうしが充分に融合できず、発泡粒子間の境目や隙間に水が浸透して水漏が発生する場合があるので、凝縮水が接する面に防水用のスチロール樹脂、ABS樹脂などのシートを貼着したドレンパンや、雑菌などの繁殖を防止するために、その上に更にポリエチレン、ポリプロピレンなどに抗菌剤や抗菌剤組成物を練り込んだ樹脂組成物からなるシートあるいはフィルムを積層したドレンパンが提案されている。
【0005】
しかし、防水用のスチロール樹脂などのシートを貼着し、雑菌などの繁殖を防止するために、その上に更にポリエチレンなどに抗菌剤や抗菌剤組成物を練り込んだ樹脂組成物からなるシートあるいはフィルムを積層したドレンパンであっても、空気調和機を2〜3年程度使用すると凝縮水の排出につれて抗菌剤が流出するため抗菌性が失われ、雑菌などが繁殖してヘドロやゼリー状になり、凝縮水の通路やドレンを詰まらせたり、あるいは前記のヘドロやゼリー状の流出物が流れ出るとドレンパン以外の場所にも雑菌などが繁殖して不衛性となる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来のドレンパンを改良して、雑菌などの繁殖を抑制し、かつ雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できるような空気調和機のドレンパンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等はかかる問題について鋭意研究した結果、例えばスチロール樹脂などのビーズを蒸気等により加熱して発泡成型した発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパンの表面に、防水用のスチロール樹脂などのシートを貼着した上に更にポリエチレンなどに抗菌剤や抗菌剤組成物を練り込んだ樹脂組成物からなる抗菌性シートあるいはフィルムを積層したドレンパンの前記抗菌性シートあるいはフィルムの上にさらに前記抗菌剤を透過可能な、孔のない、あるいは孔の明いた樹脂製シートあるいはフィルムを積層することにより雑菌などの繁殖を抑制できるとともに、凝縮水により抗菌剤が流出するのを遅延させたり、制御したりできることを見いだし、本発明を成すに到った。
【0008】
本発明の請求項1の発明は、空気調和機に装備されて熱交換器から滴下する凝縮水を受ける発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパンにおいて、この発泡樹脂材料製のドレンパンの内側表面に、防水用の樹脂製シートと抗菌剤含有の抗菌性フィルムとをその順に積層するとともに、前記抗菌性フィルムの上で、かつ前記熱交換器からの凝縮水に接する表層に、前記抗菌性フィルムの抗菌剤を透過可能な結晶性ポリオレフィン製のシートあるいはフィルムを積層して成ることを特徴とする空気調和機のドレンパンである。
【0009】
本発明の請求項2の発明は、請求項1記載の空気調和機のドレンパンにおいて、前記結晶性ポリオレフィン製のシートあるいはフィルムは複数の孔を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明において使用する抗菌剤としては、適切な殺菌効果を有するものであることは勿論であるが、一般的な住環境において使用するためには、人体への毒性や環境への悪影響がないことが条件となる。このような条件を満たす抗菌剤としては有機系抗菌剤、無機系抗菌剤あるいはこれらの混合物を使用できる。
有機系抗菌剤としては、例えば、パラクロロメタキシレノールおよび2−5−ジクロロ−4−ブロモフェノールなどのフェノール類、N−(フロロジクロロメチルチオ)−フタルイミドおよびN,N−ジメチル−N’−フェニル−N’−(フロロジクロロメチルチオ)−スルファミドなどのハロアルキル類、1−(4−クロロフェニル)−3−ヨードプロパギールホルマールおよび1−[(ジヨードメチル)スルフォニル]−4−メチルベンゼンなどのヨード類、2−(4−チアゾリル)−ベンツイミダゾールおよびベンツイミダゾリルカルバミン酸メチルエステルおよび2−メトキシカルボニルアミノベンツイミダゾールなどのベンツイミダゾール類、2−チオシアノ−メチルチオ−ベンゾチアゾールおよび1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼンなどのベンゾチアゾール類、テトラメチルチウラムジスルフィドおよびエチレンビス(ジチオカルバミン酸)亜鉛などのチオカーバメート類、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛および2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフェニル)ピリジンおよび2,4−ジクロロ−6−(オルト−クロロアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどの異種環式窒素化合物、8−オキシキノリン銅および2−3−ジクロロ−1,4−ナフトキノンなどのキノン類、1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンおよび2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンなどのイソチアゾリン類、塩化ベンザルコニウムおよび1,1’−ヘキサメチレンビス[5−(4−クロロフェニル)ビグアニド]ジヒドロクロリドなどの第4級アンモニウム塩類、2,4,5,6−テトラクロロイソフタノニトリルをはじめとするシアネート類、サリシルアニドをはじめとするアニリド類、10,10’−オキシビスフェノキサアルシンをはじめとする有機砒素類、1−(3−クロロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンクロリド、α−ブロモシンナムアルデヒド、2,4,4−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニールエーテルなど、トリクロロカルバニド、ポリヘキサメチレンバイグアニドハイドロクロリド、オクタデシルジメチル−3−トリメトキシシリルプロピルアンモニウムなどを主成分とするものなどを挙げることができる。
本発明において使用する無機系抗菌剤としては、例えば、銀、銅、亜鉛、錫などの無機化合物を主体とする無機系抗菌剤や、これらの抗菌剤を炭酸カルシウム、ゼオライト、カオリンクレー、珪藻土、タルク、ベントナイト、セラミックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗菌剤を挙げることができる。セラミックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗菌剤は抗菌性が高く、非揮発性であり、樹脂と混練し易いなどの理由から好ましく使用できる。
抗菌剤の配合割合は特に限定されない。
【0012】
本発明で用いる抗菌剤を配合する樹脂は天然樹脂、半合成樹脂、合成樹脂のいずれでもよく、また熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂のいずれでもよく特に限定されない。具体的には例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマー、これらの混合物などを挙げることができる。これらの中でもポリエチレン、ポリプロピレンなどの結晶性ポリオレフィンは成形性、経済性などに優れているので好ましく使用できる。
抗菌剤とこれらの樹脂を含む本発明で用いる抗菌剤含有樹脂組成物は他に、可塑剤、金属石鹸、防黴剤、殺虫剤、消臭剤、着香剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、染料などを併用することができる。
【0013】
本発明で用いる抗菌剤を透過可能な樹脂としては、抗菌剤を透過可能な樹脂であれば特に限定されない。具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの結晶性ポリオレフィンを挙げることができる。
【0014】
本発明で用いる抗菌剤を透過可能な樹脂製のシートあるいはフィルムはその下に積層されている抗菌剤含有樹脂組成物層が直接凝縮水に接してその中に含まれる抗菌剤が短期間に流出するのを抑制・制御するためのものであり、抗菌剤含有樹脂組成物に同じ抗菌剤を同量だけ使用しても樹脂の種類やシートあるいはフィルムの厚さなどを変えることにより抗菌効果と流出期間の関係を制御できる。
【0015】
本発明においては、抗菌剤を透過可能な樹脂製のシートあるいはフィルムに複数の孔を設けたものを用いることができる。孔の大きさ、孔の数、孔の分布、孔の形状などを変えて抗菌効果と流出期間の関係を変えることができる。
【0016】
発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパンの表面に抗菌剤含有樹脂組成物層を積層するのに使用する接着剤や、その上に前記抗菌剤を透過可能な樹脂製シートあるいはフィルムを積層する接着剤として、前記抗菌剤を配合した接着剤を用いて積層することができる。前記抗菌剤を配合した接着剤を用いることにより、より一層、雑菌などの繁殖を抑制し、雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できる。
【0017】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
図1に示すように、本発明の実施例にかかる空気調和機1は、吊り金具8により天井空間に吊り下げて固定される天井埋め込み型の空気調和機であり、その化粧板2の一側に吸込口3、他側に吹出口4が開口され、吸込口3から吸入された空気を熱交換後、吹出口4から吹き出すようになっている。
【0019】
本体6内には、送風機5、熱交換器7、ドレンパン(空気調和機のドレンパン)9、ドレンポンプ11(図2参照)等が収納されており、吸込口3から吸入された空気は、送風機5により、熱交換器7に送られて、ここで熱交換された後、吹出口4から吹き出される。
【0020】
ドレンパン9には、凹状に形成された内表面10に熱交換器7の下端部が載置されており、内表面10が熱交換器に結露した凝縮水を受けるようになっている。この内表面10は凝縮水を受けると共に、受けた凝縮水を溜める。そして、溜めた凝縮水は、ドレンポンプ11により汲み出されて、図示しないドレンホースを介して外に排出するようになっている。
【0021】
ドレンパン9は、発泡成形された発泡ポリスチレンにより、所定の形状に製造されている。発泡成形することにより断熱効果が高められている。また、材料として発泡ポリスチレンを用いることにより、安価に且つ容易に製造することができる。
【0022】
尚、ドレンパン9の材料としては、発泡樹脂であれば、発泡ポリスチレン樹脂に限らず、塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリエチレン等であってもよい。
【0023】
ドレンパン9の厚みは、場所によって異なるが、例えば10乃至15mm程度に形成されている。
【0024】
図3は、ドレンパン9の内表面10の断面説明図である。ドレンパン9には防水用のポリスチレンシート(厚さ約0.5mm)12が貼着されており、その上に接着剤13によりポリエチレンに抗菌剤や抗菌剤組成物を練り込んだ樹脂組成物からなる抗菌性フィルム14が積層され、その上にさらに前記抗菌剤を透過可能なポリエチレン樹脂製フィルム15が積層されている。16は発泡樹脂粒子を示す。
【0025】
かかるドレンパンの製造は、金型にビーズ状のポリスチレンを充填した後、蒸気により加熱して樹脂を発泡させて行う。発泡体の表面に温度の高い蒸気を供給して表面の溶融を行ってもよい。ポリスチレンシート12、抗菌性フィルム14、ポリエチレン樹脂製フィルム15の積層は発泡成形と同時に行っても、発泡成形後に積層してもいずれでもよい。
【0026】
熱交換器7に結露された凝縮水は下方に落下して、ドレンパン9に受けられ溜められる。ドレンパン9では所定の箇所に凝縮水を集めるようになっており、所定量の凝縮水が溜るとドレンポンプ11が作動して、ドレンパン9内の水を排出する。
【0027】
ドレンパン9はポリスチレンシート12、抗菌性フィルム14、ポリエチレン樹脂製フィルム15が積層されているので、凝縮水が漏れたりすることなく、凝縮水の排出がスムースにできるとともに、抗菌性フィルム14から移行する抗菌剤は、抗菌剤を透過できるポリエチレン樹脂製フィルム15を通って表面に供給されるのでドレンパン9は抗菌性を有する。ドレンパン9に溜った凝縮水により透過して表面にでた抗菌剤が流出されても、次に同様にして抗菌剤が抗菌性フィルム14から移行し、ポリエチレン樹脂製フィルム15を通って表面に供給されるのでドレンパン9は実質的に常に抗菌性を有することになる。このようにしてドレンパン9は雑菌などの繁殖を抑制し、雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できる。
抗菌剤を前記接着剤に対して配合すれば、より一層抗菌効果を挙げることができる。
【0028】
図4に、本発明の他の実施例にかかる空気調和機1Aを示す。図4において図1、図2と同じ符号を用いたものは、図1、図2のものとは形式、大きさなどが異なるが同一名称で表されるものである。この空気調和機1Aは壁に固定される壁掛けタイプの空気調和機であり、前面に吸込口3、下部に吹出口4が開口され、吸込口3から吸入された空気を熱交換後、吹出口4から吹き出すようになっている。
【0029】
本体6内には、送風機5、熱交換器7、ドレンパン(空気調和機のドレンパン)9Aおよび9B等が収納されており、吸込口3から吸入された空気は、送風機5により、熱交換器7に送られて、ここで熱交換された後、吹出口4から吹き出される。
【0030】
ドレンパン9Aおよび9Bには、前記の空調機1と同様に凹状に形成された内表面10に熱交換器7の下端部が近ずけてそれぞれ対面されており、内表面10が熱交換器に結露した凝縮水を受けるようになっている。ドレンパン9Bの内表面10は凝縮水を受けると、図示しない排水用パイプを経て凝縮水をドレンパン9Aに流し、ドレンパン9Aの内表面10に受けた凝縮水と共に図示しない排水用パイプを経て外に排出するようになっている。
すなわち、熱交換器7に結露された凝縮水は下方に落下して、ドレンパン9Aおよび9Bにそれぞれ受けられ、ドレンパン9Bの内表面10は凝縮水を受けると、図示しない排水用パイプを経て凝縮水をドレンパン9Aに流し、ドレンパン9Aの内表面10に受けた凝縮水と共に図示しない排水用パイプを経て外に排出する。
【0031】
ドレンパン9Aおよび9Bの内表面10の断面は図3に示したものと同じに構成されているので、凝縮水が漏れたりすることなく、凝縮水の排出がスムースにできるとともに、抗菌性フィルム14から移行する抗菌剤は、抗菌剤を透過できるポリエチレン樹脂製フィルム15を通って表面に供給されるのでドレンパン9Aおよび9Bは前記と同様な抗菌性を有し、実質的に常に抗菌性を有する。このようにしてドレンパン9Aおよび9Bは雑菌などの繁殖を抑制し、雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の空気調和機のドレンパンは、従来のドレンパンを改良したものであり雑菌などの繁殖を抑制し、かつ雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる空調機の断面図である。
【図2】 図1に示す空調機に装備されたドレンパンの断面図である。
【図3】 図2に示すドレンパンの一部を拡大して示す断面図である。
【図4】 本発明の他の実施例にかかる空調機の断面図である。
【符号の説明】
1、1A 空気調和機
2 化粧板
3 吸込口
4 吹出口
5 送風機
6 本体
7 熱交換器
8 吊り金具
9、9A、9B ドレンパン
10 内表面
11 ドレンポンプ
12 ポリスチレンシート
13 接着剤
14 抗菌性フィルム
15 ポリエチレン樹脂製フィルム
16 発泡樹脂粒子

Claims (2)

  1. 空気調和機に装備されて熱交換器から滴下する凝縮水を受ける発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパンにおいて、この発泡樹脂材料製のドレンパンの内側表面に、防水用の樹脂製シートと抗菌剤含有の抗菌性フィルムとをその順に積層するとともに、前記抗菌性フィルムの上で、かつ前記熱交換器からの凝縮水に接する表層に、前記抗菌性フィルムの抗菌剤を透過可能な結晶性ポリオレフィン製のシートあるいはフィルムを積層して成ることを特徴とする空気調和機のドレンパン。
  2. 前記結晶性ポリオレフィン製のシートあるいはフィルムは複数の孔を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機のドレンパン。
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