JP3663005B2 - 蒸気滅菌器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱ヒータによる加熱によって注入水を高温、高圧の蒸気とすることにより、チャンバ内に収納された医療用器具等の被滅菌物の滅菌処理を行う蒸気滅菌器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
蒸気滅菌器は、チャンバ内に所定量の水を注入し、その水をチャンバ内に設けた加熱ヒータによって加熱、沸騰させることにより、チャンバ内に高温、高圧の蒸気を充満させて、医療用器具等の被滅菌物を滅菌、消毒するものである。
【0003】
このような高圧の蒸気滅菌器によって滅菌を行う場合、例えば特公平4−31707号公報に開示された蒸気滅菌器では、チャンバの排気弁を開放した状態で水を沸騰させて空気抜きを行った後、排気弁を閉じて滅菌工程に移行するようになっている。
【0004】
このとき、排気弁を閉じるタイミングは、空気抜き工程から滅菌工程に移行する際に、排気弁から排出される蒸気温度を温度センサで検出し、その検出温度の変化率が、設定された一定時間にわたって安定した温度値を示すとき、排気弁を閉じるようになっている。
【0005】
ところで、滅菌工程において完全な滅菌を行うためには、チャンバ内の空気を全て排気する必要があり、空気の残っている領域がある場合には、確実な滅菌が期待できない。そのため、上記した従来の蒸気滅菌器では、空気抜き工程時に、温度センサによりチャンバ内の温度を検出し、温度勾配(変化率)が一定値になったとき、排気弁を閉じるといった手段を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような手段を採用した従来の蒸気滅菌器においては、チャンバ内の温度センサ付近の温度は温度勾配が一定値(大気中での水の沸点温度)に達していても、チャンバ内に収納されている個々の被滅菌物の温度が水の沸点温度に達しているとは限らない。
【0007】
チャンバ内に収納される被滅菌物の種類や量、収納形態などは常に一定の状態ではなく、チャンバ内に無造作に詰め込まれる場合が多い。例えばメスやハサミといった医療用器具を数十本まとめて無造作に収納する場合が多い。
【0008】
この場合、熱は周囲に置かれた被滅菌物からその中心部に置かれた被滅菌物へと伝わるため、被滅菌物間において温度差を生じる。そのため、中心部に置かれた被滅菌物の温度が低い場合(水の沸点温度に達していない場合)でも、温度センサ付近の温度は温度勾配が一定値に達している場合がある。
【0009】
そして、このままの状態で排気弁を閉じて滅菌温度まで上昇させたとしても、中心部にある被滅菌物の付近の温度は、水の沸点温度よりも低い温度に留まることになる。
【0010】
つまり、チャンバ内に空気が残ったまま滅菌工程に移行するため、多数本の被滅菌物の中心部分では、滅菌温度に達しないまま滅菌工程を終了してしまうことになる。そのため、被滅菌物が完全には滅菌されず、滅菌不良となってしまうといった問題があった。
【0011】
本発明は係る問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、滅菌工程の異常をいち早く使用者に知らせるとともに、滅菌工程の異常を自動的に解除して正常な滅菌を行うことのできる蒸気滅菌器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の蒸気滅菌器は、被滅菌物を収納し内底部に加熱ヒータを有するチャンバと、このチャンバ内に注入する水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクと前記チャンバとを連通する給水管と、この給水管の開閉を行う給排水弁と、前記チャンバ内に発生した蒸気を排出する排気管と、この排気管の開閉を行う排気弁とを備えた蒸気滅菌器において、前記チャンバ内の温度を検出する温度検出部と、前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、前記チャンバに収納された被滅菌物の滅菌時間を計数する計数部と、前記温度検出部による検出温度に基づいて温度変化を計測する温度計測部と、前記圧力検出部による検出圧力に基づいて圧力勾配を計測する圧力勾配計測部と、前記温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、前記圧力勾配計測部によって計測される圧力勾配パターンが安定しないとき、滅菌工程の異常を警報する警報部とを備えたものである。
【0013】
また、本発明の請求項2記載の蒸気滅菌器は、被滅菌物を収納し内底部に加熱ヒータを有するチャンバと、このチャンバ内に注入する水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクと前記チャンバとを連通する給水管と、この給水管の開閉を行う給排水弁と、前記チャンバ内に発生した蒸気を排出する排気管と、この排気管の開閉を行う排気弁とを備えた蒸気滅菌器において、前記チャンバ内の温度を検出する温度検出部と、前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、前記チャンバに収納された被滅菌物の滅菌時間を計数する計数部と、前記温度検出部による検出温度に基づいて温度変化を計測する温度計測部と、前記圧力検出部による検出圧力に基づいて圧力勾配を計測する圧力勾配計測部と、前記温度検出部、圧力検出部、計数部、温度計測部、圧力勾配計測部の各出力値に基づいて滅菌工程の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、前記圧力勾配計測部によって計測される圧力勾配パターンが安定しないとき、前記排気弁を開いて排気を行うとともに、前記加熱ヒータによる加熱状態を継続し、一定時間経過後に前記排気弁を閉じて、再度、滅菌工程の制御を行うものである。
【0014】
また、本発明の請求項3記載の蒸気滅菌器は、被滅菌物を収納し内底部に加熱ヒータを有するチャンバと、このチャンバ内に注入する水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクと前記チャンバとを連通する給水管と、この給水管の開閉を行う給排水弁と、前記チャンバ内に発生した蒸気を排出する排気管と、この排気管の開閉を行う排気弁とを備えた蒸気滅菌器において、前記チャンバ内の温度を検出する温度検出部と、前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、前記チャンバに収納された被滅菌物の滅菌時間を計数する計数部と、前記温度検出部による検出温度に基づいて温度変化を計測する温度計測部と、前記圧力検出部による検出圧力に基づいて圧力勾配を計測する圧力勾配計測部と、滅菌工程の異常を表示する表示部と、前記温度検出部、圧力検出部、計数部、温度勾配計測部、圧力計測部の各出力値に基づいて滅菌工程の制御を行う制御部とを備え、前記温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、前記圧力勾配計測部によって計測される圧力勾配パターンが安定しないとき、前記制御部は滅菌工程の制御を中止するとともに、前記表示部によって滅菌工程の異常を表示するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
図2は、本発明の蒸気滅菌器の概略構成図を示している。
【0017】
同図において、蒸気滅菌器は、主としてピンセットや注射針等の医療用器具である被滅菌物(図示省略)を収納するチャンバ1と、このチャンバ1内に注入する水を貯留する貯水タンク8と、この貯水タンク8とチャンバ1とを連通する給水管6と、この給水管6の開閉を行う給排水弁7と、チャンバ1内に発生した蒸気を排出する排気管9と、この排気管9の開閉を行う排気弁10とを備えている。
【0018】
チャンバ1には、その一側部に開閉蓋2が装着されている。また、チャンバ1の内底部には、被滅菌物を載置する載置台5が設けられているとともに、チャンバ1内に蓄えられた水を加熱する加熱ヒータ4が設けられている。さらに、チャンバ1には、チャンバ1内の温度を検出する温度検出部11と、チャンバ1内の圧力を検出する圧力検出部12とが設けられている。
【0019】
給排水弁7及び排気弁10としては、例えば電磁弁やボールバルブが好適に用いられる。
【0020】
図1は、上記構成の蒸気滅菌器の電気的構成を示すブロック図である。
【0021】
すなわち、温度検出部11の出力は、その検出温度に基づいて温度変化(本例では温度勾配)を計測する温度勾配計測部14に導かれており、圧力検出部12の出力は、その検出圧力に基づいて圧力変化(本例では圧力勾配)を計測する圧力勾配計測部15に導かれている。
【0022】
また、温度勾配計測部14及び圧力勾配計測部15の各出力は、蒸気滅菌器の動作全体を制御する制御部17とに導かれている。
【0023】
また、制御部17の各制御出力は、加熱ヒータ4を駆動するヒータ駆動部19と、給排水弁7を開閉駆動する給排水弁駆動部20と、排気弁10を開閉駆動する排気弁駆動部21とに導かれている。また、制御部17の出力は、滅菌工程の異常をブザー等によって警報する警報部22と、滅菌工程の異常を表示するCRT、LCD、LED等からなる表示部23とに導かれている。さらに、制御部17は、滅菌工程での滅菌時間及び圧力勾配計測部15で計測された圧力変化が一定値(勾配が一定)となってからの一定時間を計数する計数部18と双方向の接続となっている。
【0024】
ここで、蒸気滅菌器の通常時の動作について、図3に示すフローチャート及び図4に示す温度及び圧力変化図を参照して説明する。
【0025】
蒸気滅菌器が動作を開始すると、制御部17は、給排水弁駆動部20を制御して、給排水弁7を開く。これにより、貯水タンク8内の水がその高低差によって給水管6を通り、チャンバ1内に注水される(ステップS1)。このとき、排気弁10は、開いた状態となっている。そして、注水が完了すると、制御部17は、給排水弁駆動部20を制御して、給排水弁7を閉じる。
【0026】
この後、制御部17は、時刻t1においてヒータ駆動部19を制御し、加熱ヒータ4に通電を開始する(ステップS2)。これにより、チャンバ1内の水が加熱され、水温が上昇する(符号31により示す)。このとき、排気弁10が開状態となっていることから、チャンバ1内の圧力は大気圧(ほぼ1気圧)で一定となっている(符号41により示す)。
【0027】
そして、時刻t2において水の沸点温度(100度)付近に達すると、内部温度は沸点温度近傍で安定する(符号32により示す)。制御部17は、内部温度が沸点温度近傍で安定したことを確認した後(ステップS3)、時刻t3において排気弁10を閉じる(ステップS4)。
【0028】
排気弁10を閉じると、チャンバ1が密閉されることから、その後は飽和蒸気によって内部の圧力が上昇する(符号42により示す)とともに、チャンバ1の内部温度も圧力上昇とともに上昇する(符号33により示す)。そして、チャンバ1の内部温度が、時刻t4において滅菌温度である例えば130度まで上昇すると、その後は一定温度となるように制御部17が加熱ヒータ4を制御する(ステップS5,S6)。そのため、時刻t4以降は、滅菌温度である130度で安定するとともに、内部圧力も時刻t4時点の値で一定に保たれることになる(符号34,43により示す)。
【0029】
このとき、制御部17は、内部圧力が一定となる時刻t4より一定時間T0の計数を計数部18によって開始し、内部圧力の一定状態を時間T0の間計数すると、時刻t5において計数部18の計数値をクリアし(ステップS7,S8,S9)、同時に滅菌時間である時間T4を計数部18によって計数する(ステップS10)。すなわち、時刻t5において滅菌工程を開始する。
【0030】
そして、滅菌工程である時間T4が経過した時刻t8において、加熱ヒータ4による加熱を停止するとともに(ステップS11,S12)、排気弁10を開放する(ステップS13)。これにより、時刻t8以降はチャンバ1内の温度及び圧力が急激に低下し、最終的には大気温度及び体気圧力まで低下して安定することになる。
【0031】
すなわち、蒸気滅菌器の通常の動作では、図4に示すように、水の加熱時間である時間T1は、内部温度は一定勾配で上昇するとともに、内部圧力は大気圧に保たれ(符号31,41)、沸点温度近傍に到達後、排気弁10を閉じるまでの時間T2は、内部温度及び内部圧力とも一定に保たれ(符号32,41)、排気弁10を閉じた後、内部温度が滅菌温度まで上昇する時間T3は、内部温度及び内部圧力ともに一定勾配で上昇し(符号33,42)、滅菌温度に到達後、排気弁10開放までの時間T4は、内部温度及び内部圧力ともに一定に保たれる(符号34,43)ことになる。
【0032】
ここで、チャンバ1に多数本の被滅菌物が収納され、そのために多数本の被滅菌物の中心部分に空気層ができている場合の圧力変化を図4中に一点鎖線で示す。
【0033】
この場合、水の加熱時間である時間T1は、通常動作の場合と同様に、内部圧力は大気圧に保たれる(符号31,41)。また、沸点温度近傍に到達後、排気弁10を閉じるまでの時間T2においても、通常動作の場合と同様に、内部圧力は一定に保たれる(符号32,41)。
【0034】
しかしながら、排気弁10を閉じた後、内部温度が滅菌温度まで上昇する時間T3においては、通常動作の場合と同様に、内部圧力は一定勾配で上昇するものの、その上昇率は、通常の場合より小さい(符号422)。これは、内部温度が滅菌温度まで達したと判断される時刻t4において、実際には多数本の被滅菌物の中心部分に空気が残っているためである。
【0035】
そのため、滅菌温度に到達後、排気弁10開放までの時間T4においては、この残存空気の影響で、内部圧力が一定勾配で上昇することになる(符号433)。これは、多数本の被滅菌物の中心部分に、滅菌温度以下の温度の空気が残存し、この残存空気が徐々に温められて膨張するため、密閉されたチャンバ1内の圧力が上昇するためである。
【0036】
このように、チャンバ1内に多数本の被滅菌物が収納された結果、チャンバ1内が沸点温度に達して排気弁10を閉じたときに、多数本の被滅菌物の中心部分に残存空気がある場合は、残存空気の無い場合と比べて、圧力が特徴的な変化を示すことになる。
【0037】
そこで、本発明の蒸気滅菌器では、このような通常動作時と異常動作時とにおける圧力変化パターンの相違に着目して、滅菌工程の異常の警報や、滅菌工程の異常を自動的に解除して正常な滅菌を行えるようにしたものである。
【0038】
以下、排気弁10を閉じるときにチャンバ1内に残存空気があるために滅菌工程の異常が発生した場合の動作を、時刻t4以降について説明する。
【0039】
上述したように、排気弁10を閉じるとき(時刻t3)にチャンバ1に収納された多数本の被滅菌物の中心部分に空気が残存している場合には、その後の圧力変化は図4中に一点鎖線で示すパターンとなる。
【0040】
すなわち、チャンバ1の内部温度が、時刻t4において滅菌温度である例えば130度まで上昇すると、その後は一定温度となるように制御部17が加熱ヒータ4を制御する(ステップS5,S6)。そのため、温度勾配計測部14によって計測される温度変化は、時刻t4以降、滅菌温度である130度で安定するが、圧力勾配計測部15によって計測される圧力変化は、時刻t4以降も一定勾配で上昇し続ける。
【0041】
制御部17は、この時刻t4以降の圧力変化の勾配を一定時間T0検出し、圧力勾配に変化があることを確認して警報部22を駆動し、例えばブザー音等を出力する(ステップS14)。また、表示部23に滅菌工程の異常を表示する(ステップS14)。これにより、使用者は滅菌工程に異常があることを知ることができるので、即座に適切な対応(滅菌工程を手動操作によって停止する等の対応)を取ることができる。また、滅菌工程を自動停止させる場合には、ステップS15からステップS16へと動作を進め、制御部17によって滅菌工程を自動停止させる。
【0042】
また、制御部17が滅菌工程の異常を自動的に解除する機能を有する場合には、ステップS15からステップS17へと動作を進める。すなわち、制御部17は、排気弁10を開いて排気を行うとともに(ステップS17)、加熱ヒータ4による加熱状態を継続する。そして、予め設定された一定時間経過後に(ステップS18)、排気弁10を閉じて(ステップS4)、再度、滅菌工程の制御を行う。これにより、使用者がその場にいなくても、滅菌工程の異常を自動的に解除して、正常な滅菌工程に移行することができる。
【0043】
なお、滅菌工程の異常を自動的に解除する場合には、ステップS14のブザー音等による警報や異常表示を省略してもよい。
【0044】
このように、本発明の蒸気滅菌器によれば、滅菌工程の初期の段階で異常を判別し、適切な対応を取ることができるものである。
【0045】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の蒸気滅菌器は、温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、圧力計測部によって計測される圧力変化パターンが安定しないとき、滅菌工程の異常を警報する警報部を備えた構成としたので、滅菌工程の初期の段階で異常を判別し、使用者に知らせることができる。そのため、使用者は、その後の適切な対応を取ることができるものである。
【0046】
また、本発明の請求項2記載の蒸気滅菌器は、温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、圧力計測部によって計測される圧力変化パターンが安定しないとき、排気弁を開いて排気を行うとともに、加熱ヒータによる加熱状態を継続し、一定時間経過後に排気弁を閉じて、再度、滅菌工程の制御を行うように構成したので、使用者がその場にいなくても、滅菌工程の異常を自動的に解除して、正常な滅菌工程に移行することができるものである。
【0047】
また、本発明の請求項3記載の蒸気滅菌器は、温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、圧力計測部によって計測される圧力変化パターンが安定しないとき、制御部が滅菌工程の制御を中止するとともに、表示部によって滅菌工程の異常を表示するように構成したので、使用者がその場にいなくても、滅菌工程を自動停止できるとともに、停止後に使用者がその場に戻ったときに、表示部の表示内容によって自動停止の原因を知ることができるので、その後の適切な対応を取ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気滅菌器の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の蒸気滅菌器の概略構成図である。
【図3】本発明の蒸気滅菌器の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】排気弁を閉じるときに残存空気の無い場合とある場合との動作における温度及び圧力の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 チャンバ
4 加熱ヒータ
6 給排水管
7 給排水弁
9 排気管
10 排気弁
11 温度検出部
12 圧力検出部
14 温度勾配計測部(温度計測部)
15 圧力勾配計測部(圧力計測部)
16 異常判別部
17 制御部
18 異常警報部
22 警報部
23 表示部
Claims (3)
- 被滅菌物を収納し内底部に加熱ヒータを有するチャンバと、このチャンバ内に注入する水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクと前記チャンバとを連通する給水管と、この給水管の開閉を行う給排水弁と、前記チャンバ内に発生した蒸気を排出する排気管と、この排気管の開閉を行う排気弁とを備えた蒸気滅菌器において、
前記チャンバ内の温度を検出する温度検出部と、
前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記チャンバに収納された被滅菌物の滅菌時間を計数する計数部と、
前記温度検出部による検出温度に基づいて温度変化を計測する温度計測部と、
前記圧力検出部による検出圧力に基づいて圧力勾配を計測する圧力勾配計測部と、
前記温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、前記圧力勾配計測部によって計測される圧力勾配パターンが安定しないとき、滅菌工程の異常を警報する警報部とを備えたことを特徴とする蒸気滅菌器。 - 被滅菌物を収納し内底部に加熱ヒータを有するチャンバと、このチャンバ内に注入する水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクと前記チャンバとを連通する給水管と、この給水管の開閉を行う給排水弁と、前記チャンバ内に発生した蒸気を排出する排気管と、この排気管の開閉を行う排気弁とを備えた蒸気滅菌器において、
前記チャンバ内の温度を検出する温度検出部と、
前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記チャンバに収納された被滅菌物の滅菌時間を計数する計数部と、
前記温度検出部による検出温度に基づいて温度変化を計測する温度計測部と、
前記圧力検出部による検出圧力に基づいて圧力勾配を計測する圧力勾配計測部と、
前記温度検出部、圧力検出部、計数部、温度計測部、圧力勾配計測部の各出力値に基づいて滅菌工程の制御を行う制御部とを備え、
前記制御部は、前記温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、前記圧力計測部によって計測される圧力勾配パターンが安定しないとき、前記排気弁を開いて排気を行うとともに、前記加熱ヒータによる加熱状態を継続し、一定時間経過後に前記排気弁を閉じて、再度、滅菌工程の制御を行うことを特徴とする蒸気滅菌器。 - 被滅菌物を収納し内底部に加熱ヒータを有するチャンバと、このチャンバ内に注入する水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクと前記チャンバとを連通する給水管と、この給水管の開閉を行う給排水弁と、前記チャンバ内に発生した蒸気を排出する排気管と、この排気管の開閉を行う排気弁とを備えた蒸気滅菌器において、
前記チャンバ内の温度を検出する温度検出部と、
前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記チャンバに収納された被滅菌物の滅菌時間を計数する計数部と、
前記温度検出部による検出温度に基づいて温度変化を計測する温度計測部と、
前記圧力検出部による検出圧力に基づいて圧力勾配を計測する圧力勾配計測部と、
滅菌工程の異常を表示する表示部と、
前記温度検出部、圧力検出部、計数部、温度計測部、圧力勾配計測部の各出力値に基づいて滅菌工程の制御を行う制御部とを備え、
前記温度計測部によって計測される温度変化が滅菌温度に達した後も、前記圧力勾配計測部によって計測される圧力勾配パターンが安定しないとき、前記制御部は滅菌工程の制御を中止するとともに、前記表示部によって滅菌工程の異常を表示することを特徴とする蒸気滅菌器。
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