JP3662462B2 - 多層構造体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数層の織物を連結して層状と成し、緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能を得るような多層構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、織物構造体としては下側の織物と上側の織物とからなる二層織物を形成すると共に、下側の織物と上側の織物とを接結糸または一重織部で連結し、下側の織物と上側の織物との間の層間に内容物を挿注入すべく構成したものがあるが、この構造では単一の層間が形成されるのみであるから、単一の機能が確保されるに過ぎず、良好な緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能を得ることができない問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、3層の織物間に複数の層空間を形成し、第1層織物と第2層織物とで形成される層空間には、コンクリート、モルタル、建設残土、または発泡スチロールを挿入し、第2層織物と第3層織物とで形成される層空間には植生基盤材を挿入して、緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能を得る多層構造体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の多層構造体は、第1層、第2層および第3層の織物と、対向する織物を部分的に連結する一重織部とで、3層の織物間に複数の層空間を形成し、第1層織物と第2層織物との一重織部は四辺が囲繞されたものと成し、該一重織部の中央部をメッシュ部と成して、層内外の部分連通を許容すると共に、第1層織部と第2層織物とで形成された層空間にはコンクリート、モルタル、建設残土、または発泡スチロールを挿入し、第2層織物と第3層織物とで形成された層空間には植生基盤材を挿入し、該第3層織物をメッシュ構造体に設定して、植生基盤材に含まれる植物の根を一重織部の中央部におけるメッシュ部から成長させ、植生基盤材に含まれる植物の茎部、葉部を第3層織物を介して外方へ成長させるように構成したものである。
【0005】
上記構成により、各層間を一重織部で連結して各層間の一体化が図れ、かつ複数の層空間が形成されるので、これら層空間内部に使用目的に対応した機能を発揮する異種の内容物を挿入(注入、充填を含む)することができる。
すなわち、第1層織物と第2層織物とで形成された層空間にはコンクリート、モルタル 、建設残土、または発泡スチロールを挿入することができ、第2層織物と第3層織物とで形成された層空間には植生基盤材を挿入することができるので、緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能を得ることができる。
【0006】
また、一重織部の中央部におけるメッシュ部から植生基盤材に含まれる植物の根を成長させることができ、メッシュ構造体の第3層織物から植生基盤材に含まれる植物の茎部、葉部を外方へ成長させることができる。
【0007】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能を得るような
多層構造体を示し、図1、図2において1は第1層織物、2は第2層織物、3は第3層織物である。
【0008】
上述の第1層織物1および第2層織物2はポリエステル長繊維(1000De/205F)糸を用い、2重織部4と1重織部5とで構成し、2重織部4はタテ方向の長さL1、ヨコ方向の長さL2を共に約15cmとし、織物1,2間に形成される層空間6(内容物挿入用の空間)を内容物挿入後の直径に演算した場合に、その値が約9.5cmになるように設定している。
【0009】
上述の1重織物5は図1に示すように各辺5aの幅L3を約3cmに設定して、四辺を囲繞し、中央部5bは層内外の部分連通が許容されるように、すだれ織(メッシュ部)としている。また、その組織は平織とし、密度は20本/2.54cmに設定している。
【0010】
上述の第3層織物3はポリエステル長繊維(500De/96F)糸を用い、組織を摸紗織とすることで、この第3層織物3を物質、成分の移動を許容する構造体の一例としてのメッシュ構造体に設定している。このメッシュ構造体の目合(網目)は例えば2mm角目に設定されている。
【0011】
上述の第2層織物2と第3層織物3との接結は、部分的に1重織(1重織部7参照)と成すことで両者2,3を連結している。この1重織部7は例えば5cm角に設定され、第2層織物2の2重織部4中央において所定間隔毎に形成される。
このように第2層織物2と第3層織物3とを接結することで、これら織物2,3間には層空間8(内容物挿入用の空間)が形成される。
【0012】
ここで、各織物1,2,3を構成するタテ糸は素材繊度および織物密度が異なるので、2ビーム送り出し装置(但し、複数の素材でタテ糸を構成する場合には2ビーム以上)を用い、ヨコ糸も素材繊度および織物密度が異なるので、2色供給装置(但し、複数の素材でヨコ糸を構成する場合には2色以上の多色供給装置)を用いる。なお、上述の例示した素材および繊度、密度等の数値は一例であって、これに限定されるものではない。また各層間の間隔は一重織部5,7の配置調整により任意に設定することができる。
【0013】
このように図1、図2で示した多層構造体は、第1層、第2層および第3層の織物1,2,3と、対向する織物を部分的に連結する一重織部5,7とで、3層の織物間に複数の層空間6,8を形成し、第1層織物1と第2層織物2との一重織部5は四辺が囲繞されたものと成し、該一重織部5の中央部5bをメッシュ部と成して、層内外の部分連通を許容すると共に、第1層織部1と第2層織部2とで形成された層空間6にはコンクリート、モルタル、建設残土、または発泡スチロールを挿入し、第2層織物2と第3層織物3とで形成された層空間8には植生基盤材を挿入し、該第3層織物3をメッシュ構造体に設定して、植生基盤材に含まれる植物の根を一重織部5の中央部5bにおけるメッシュ部から成長 させ、植生基盤材に含まれる植物の茎部、葉部を第3層織部3を介して外方へ成長させるように構成したものである。
【0014】
このため、各層間つまり織物1,2間および織物2,3間を一重織部5,7で連結して各層間の一体化が図れ、かつ複数の層空間6,8が形成されるので、これら層空間6,8内部に使用目的に対応した機能を発揮する異種の内容物を挿入(注入、充填を含む)することができる。
すなわち、第1層織物1と第2層織物2とで形成された層空間6にはコンクリート、モルタル、建設残土、または発泡スチロールを挿入することができ、第2層織物2と第3層織物3とで形成された層空間8には植生基盤材を挿入することができるので、緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能(但し、層空間6に発泡スチロールを挿入した場合)を得ることができる。
【0015】
また、一重織部5の中央部5bにおけるメッシュ部から植生基盤材に含まれる植物の根を成長させることができ、メッシュ構造体の第3層織物3(摸紗織された第3層織物の網目つまり目合部分参照)から植生基盤材に含まれる植物の茎部、葉部を外方へ成長させることができる。
【0016】
上述の多層構造体の使用目的と各層空間6,8の内部に挿入、注入または充填される内容物(異種の内容物)を例示すると、次の[表1]の如くなる。
【0017】
【表1】
上記[表1]に示すように浄化を目的として、層空間8に脱臭、脱色、精製性能を有する活性炭(active carbon)などの活性浄化材を、層空間6にコンクリートまたはモルタルを充填すると、これら異種内容物により浄化機能と河川法面の保護機能とを確保することができるので河川等の水の浄化および法面保護に用いることができる。
【0018】
遮水を目的として、層空間8にポリウレタン等の充填が可能な遮水ポリマーを、層空間6にベントナイト(bentonite、火山灰の変質作用で形成される粘土状物質)を充填すると、これらの異種の内容物により遮水機能および基盤機能を確保することができるので、廃棄物処理場でのライニング用として用いることができる。
【0019】
建設残土のリサイクルを目的として、層空間8に植生基盤材(土壌、種子等を含む客土材)を、層空間6に建設残土を充填すると、植生による緑化機能およびリサイクル機能を確保することができる。
【0020】
防音(または吸音)および緩衝を目的として、層空間8に断熱性および吸音性に優れる発泡ウレタンを、層空間6にクッション性に優れる発泡スチロール(密度5〜70kg/m2程度)を充填すると、これら異種の内容物により防音および緩衝機能を確保することができるので、岩盤の落下からの保護を図るロックシェット等として用いることができる。
【0021】
ろ過を目的として、層空間8に砕石を、層空間6に砂を充填すると、ろ過率が異なる内容物によってろ過機能(フィルタ機能)を確保することができるので、例えば浄水場の水ろ過用に用いることができる。
【0022】
浮島の形成を目的として、層空間8に植生基盤材(客土材)を、層空間6に低比重(例えば比重=0.02)の発泡スチロールを充填すると、植生による緑化機能および浮力確保機能を得することができる。
【0023】
さらに、緑化および護岸を目的として、層空間8に植生基盤材(土壌、植物の種子や根などを含む客土材)を、層空間6にコンクリートまたはモルタルを充填すると、植生による緑化機能および護岸機能を確保することができる。
【0024】
ここで、上述の層空間8に植生基盤材(客土材)を充填した場合、芝等の植物の根の部分は1重織部5のすだれ織部(中央部5b参照)の間隙から地面中に成長し、茎部、葉部はメッシュ構造体に形成された第3層織物3の目合を介して多層構造体の外方(上方)へ成長する。
【0025】
上記[表1]に例示した内容物の他に使用目的に対応して吸音材、断熱材、保水材、ろ過助剤その他の各種の異種内容物を任意に選定して挿入、注入または充填することができる。
図3、図4は多層構造体の他の例を示し、同図において11は第1層織物、12は第2層織物、13は第3層織物である。
【0026】
上述の第1層織物11および第2層織物12はポリエステル長繊維(1000De/250F)糸を用い、組織は平織に設定し、密度はタテ方向、ヨコ方向共に20本/2.54cmに設定している。
【0027】
上述の第1層織物11と第2層織物12とを接結糸14で連結して、これらの各織物11,12間に層空間15(内容物挿入用の空間)を形成している。
ここで、上述の接結糸14としては例えばポリエステルトワイン(250De×48本)を用い、接結糸14の配列は間隔L4=6cmとし、この接結糸14を第1層織物11に対して長さL5=10cm組織させた後に、長さL6=22cm浮織し、その後、第2層織物12に対して長さL7=10cm組織させる構成を図3に示すように千鳥配置にして、全体の強度向上を図ったものである。
【0028】
また、上述の接結糸14の移行点においてはその前後のヨコ糸密度を他部に対して多く成して補強部16を形成している。
さらに、上述の第3層織物13はポリエステル長繊維(500De/96F)糸を用い、組織を摸紗織とすることで、この第3層織物13を物質、成分の移動を許容するメッシュ構造体に設定している。このメッシュ構造体の目合(網目)は例えば2mm角目に設定されている。
【0029】
上述の第2層織物12と第3層織物13との接結は、部分的に1重織(1重織部17参照)と成すことで両者12,13を連結している。この1重織部17は例えば3cm角に設定され、ヨコ方向にあっては図4に示す如く第2織物12の接結糸配列部位の中央部において接結糸配列1つ飛び毎(つまりヨコ方向に2本の接結糸14,14を隔てる毎)に設定し、タテ方向にあっては所定間隔たとえば9cm毎に形成される。
このように、第2層織物12と第3層織物13とを接結することで、これら織物2,3間には層空間18(内容物挿入用の空間)が形成される。
【0030】
ここで、各織物11,12,13を構成するタテ糸は素材繊度および織物密度が異なるうえ、接結糸14を用いるので、タテ方向にあっては3ビーム送り出し装置(但し、複数の素材でタテ糸を構成する場合には4ビーム以上)を用い、ヨコ方向にあってはヨコ糸の素材繊度および織物密度が異なるので、2色供給装置(但し、複数の素材でヨコ糸を構成する場合には2色以上の多色供給装置)を用いる。なお、上述の例示した素材および繊度、密度等の数値は一例であって、これに限定されるものではない。また各層間の間隔は接結糸14の浮織長の調整または一重織部17の配置調整により任意に設定することができる。
【0031】
このように図3、図4で示した多層構造体は、2ビームまたはそれ以上の送出しビームを用いて、3層の織物11,12,13と、対向する織物11,12および織物12,13を部分的に連結する接結糸14または一重織部17とで、上記3層の織物間(つまり織物11,12間および織物12,13間)に複数の層空間15,18を形成し、上記複数の層空間15,18には機能に対応した異種内容物を挿入すべく構成すると共に、少なくとも3層の織物11,12,13のうち最表面の一層13を物質、成分の移動を許容する構造体(メッシュ構造体)と成したものである。
【0032】
このため、各層間つまり織物11,12間および織物12,13間を接結糸14または一重織部17で連結して各層間の一体化が図れ、かつ複数の層空間15,18が形成されるので、これら層空間15,18内部に使用目的に対応した機能を発揮する異種内容物を挿入(注入、充填を含む)することができる。
したがって、異種内容物に応じた複数機能または複合機能を確保することができる。
【0033】
しかも、上述の3層の織物11,12,13のうち少なくとも最表面の一層(第3層織物13参照)を物質、成分の移動を許容する構造体としてのメッシュ構造体と成したものである。
このため、最表面のメッシュ構造体(摸紗織された第3層織物13参照)の網目(目合部分)から物質、成分等の移動を許容することができる。
【0034】
上述の多層構造体の使用目的と各層空間15,18の内部に挿入、注入または充填される異種内容物については先の実施例と同様である。
図5は多層構造体のさらに他の例を示し、この実施例では第1層織物21と、第2層織物22と、第3層織物23と、ポリエステル長繊維(500De/96F)糸による摸紗織にてメッシュ構造体に設定された第4層織物24とで合計4層構造に成すと共に、これらの各層間には層空間25,26,27(内容物挿入用の空間)を形成したものである。
【0035】
上述の第1層乃至第3層の各組織物21,22,23はポリエステル長繊維(1000De/250F)糸を用い、組織は平織に設定し、密度はタテ方向、ヨコ方向に20本/2.54cmに設定している。
【0036】
また、上述の第1層織物21と第2層織物22とをポリエステルトワイン(250De×48本)の接結糸28を用いて図3、図4と同様に接続し、第2層織物22と第3層織物23とをポリエステルトワイン(250De×48本)の接結糸29を用いて同様に接結している。
【0037】
さらに、第3層織物23と第4層織物24との接結は、部分的に1重織(1重織部30参照)と成すことで、これら両織物23,24を連結し、上述の接結糸28,29と1重部30とで合計4層の組織物21,22,23,24の一体化を図っている。
この場合、タテ方向にあっては複数ビーム送り出し装置を用い、ヨコ方向にあっては多色供給装置を用いて製造することができる。
【0038】
図5に示すように、2ビームまたはそれ以上の送出しビームを用いて、織物21〜24を4層構造に成すと、合計3層の層空間25,26,27が形成されるので、これら各層間隔25〜27の内部に使用目的に応じた内容物(異種の内容物)を挿入、注入または充填して、各種工業、農水産業、土木その他の産業用資材として広範囲に用いることができる。たとえば層空間27に植生基盤材、層空間26に保水材、層空間25にコンクリートまたはモルタルを挿入、注入、充填してもよい。なお、図5に示すこの実施例においても、その他の点については先の実施例とほぼ同様であって、図5から明らかなように最表面の一層としての第4層織物24は物質、成分の移動を許容すべくメッシュ構造体に設定されている。
【0039】
【発明の効果】
この発明によれば、3層の織物間に複数の層空間を形成し、第1層織物と第2層織物とで形成される層空間には、コンクリート、モルタル、建設残土、または発泡スチロールを挿入し、第2層織物と第3層織物とで形成される層空間には植生基盤材を挿入するので、緑化機能、護岸機能または浮島を形成する浮力確保機能を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多層構造体を一部切欠して示す平面図。
【図2】 図1のA−A線矢視断面図。
【図3】 多層構造体の他の例を一部を分解して示す斜視図。
【図4】 図3のB−B線矢視断面図。
【図5】 多層構造体のさらに他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1…第1層織物
2…第2層織物
3…第3層織物
5,7…1重織物
5b…中央部
6,8…層空間
Claims (1)
- 第1層、第2層および第3層の織物1,2,3と、対向する織物を部分的に連結する一重織部5,7とで、3層の織物間に複数の層空間6,8を形成し、
第1層織物1と第2層織物2との一重織部5は四辺が囲繞されたものと成し、
該一重織部5の中央部5bをメッシュ部と成して、層内外の部分連通を許容すると共に、
第1層織物1と第2層織部2とで形成された層空間6にはコンクリート、モルタル、建設残土、または発泡スチロールを挿入し、
第2層織物2と第3層織物3とで形成された層空間8には植生基盤材を挿入し、
該第3層織物3をメッシュ構造体に設定して、植生基盤材に含まれる植物の根を一重織部5の中央部5bにおけるメッシュ部から成長させ、植生基盤材に含まれる植物の茎部、葉部を第3層織物3を介して外方へ成長させるように構成した
多層構造体。
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