JP3662447B2 - 液体容器のキャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、化粧用マニュキア液や修正液等の粘性液を収容し、その先端に粘性液塗布のための先端塗布体を有する液体容器に被着されるキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の液体容器のキャップとしては、実用新案登録番号第2521936号公報に記載されたものがある。かかる公報に記載されたキャップは、キャップ本体と、キャップ本体の先端内部に仕切り部材を介して区画形成された収容部と、収容部内に収納された溶剤含浸材と、仕切り部材のほぼ中央箇所に設けられ、溶剤含浸材からの溶剤を収容部からキャップの内部下方へと流通させる液体流通手段と、キャップの内部下方に配置され、液体流通手段を開成する開閉成機構と、仕切り部材と開閉成機構との間に配置される付勢手段と、を備えている。そして、キャップが液体容器から取り外されているときには、付勢手段が開閉成機構を液体流通閉成位置へと付勢させるために、溶剤含浸材からの溶剤の蒸発流出が阻止される。一方、キャップが液体容器に被着されているときには、付勢手段が収縮して、開閉成機構を液体流通開成装置へと移動させるため、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が液体容器の先端塗布体へと流出し、先端塗布体の乾燥防止が図られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の液体容器のキャップでは、開閉成機構が、具体的には、液体容器の先端塗布体が収容される空間内に連通する通孔などによって構成されているため、キャップが被着されている状態で液体容器の先端塗布体から粘性液が飛び出した場合などに、この通孔で粘性液が詰まり、通孔が塞がれるおそれがあるという問題がある。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、本発明は、キャップが液体容器に被着されている状態で、溶剤蒸気の供給が阻害されないような液体容器のキャップを提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のうち請求項1記載の発明では、粘性液を収容しその先端に粘性液塗布のための先端塗布体を有する液体容器の先端部に着脱可能に被着され、該先端塗布体を保護する液体容器のキャップであって、
キャップ本体と、キャップ本体の奥部に収容され、前記先端塗布体の乾燥を防止する溶剤を含浸させた溶剤含浸材と、キャップ本体内に固定され、該溶剤含浸材をキャップ本体の手前部と区画する仕切り部材と、該仕切り部材の径方向ほぼ中央部に設けられ溶剤含浸材からの溶剤蒸気を流出させる溶剤流出手段と、キャップ本体の手前部に配設され、該溶剤流出手段を開閉する開閉部材と、開閉部材を常時、溶剤流出手段を閉じる方向へ付勢する付勢手段と、前記開閉部材の内部に固定される内キャップと、が備えられ、該内キャップの外面と前記開閉部材の内面との間に、前記溶剤流出手段からの溶剤蒸気が通過する溶剤通路が画成され、さらに該溶剤通路と前記先端塗布体とを連通する第2溶剤通路が内キャップの外面と内面との間に形成され、キャップが液体容器に被着された時に、液体容器が前記溶剤流出手段を開く方向に前記開閉部材を押圧すると共に、前記先端塗布体が前記内キャップの内部に挿入され、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が溶剤流出手段、前記溶剤通路及び第2溶剤通路を通り先端塗布体へと到達することを特徴とする。
【0006】
キャップが液体容器から取り外されているときには、付勢手段が溶剤流出手段を閉じる方向へ開閉部材を付勢するため、溶剤含浸材からの溶剤の蒸発流出が阻止される。一方、キャップが液体容器に被着されているときには、液体容器が前記溶剤流出手段を開く方向に前記開閉部材を押圧するため、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が溶剤流出手段、開閉部材と内キャップとの間に形成された溶剤通路、及び内キャップの外面と内面との間に形成された第2溶剤通路を通り、先端塗布体へと到達し、先端塗布体に湿りを与え、先端塗布体の乾燥を阻止する。先端塗布体が内キャップの内部に挿入されているため、先端塗布体から飛び出した粘性液は、主に内キャップ内へと飛散するが、溶剤流出手段、溶剤通路へと到達することはなく、これらを詰まらせることはない。第2溶剤通路は、その通路断面積を大きくとるか、またはその位置を先端塗布体の基部より液体容器側に位置付けることによって、先端塗布体から飛び出した粘性液で第2溶剤通路を詰まらせることがないようにすることができる。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記第2溶剤通路が、内キャップの鍔部の周囲とすることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のものにおいて、前記内キャップの鍔部が、径方向外方へ広がっていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記第2溶剤通路が、内キャップの周面に形成された開口であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記溶剤流出手段が、仕切り部材の径方向ほぼ中央部に形成された貫通孔と、該貫通孔を摺動する筒状部とから構成され、筒状部にはキャップ本体の奥部と前記溶剤通路とを連通する孔が形成されており、さらに、仕切り部材の貫通孔の周囲はキャップ本体の奥部の方へ突出した突出縁となっていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載のものにおいて、前記突出縁には、キャップの中心軸方向へ傾斜した傾斜面と、該傾斜面の最も中心軸寄りの所にあってキャップの中心軸と直交する平坦面とが形成されており、該平坦面が前記筒状部の先端に形成された鍔と当接可能であることを特徴とする。
【0012】
また、請求項7記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記溶剤流出手段が、仕切り部材の径方向ほぼ中央部に形成された貫通孔と、該貫通孔を摺動する筒状部と、筒状部と別体に形成され筒状体の先端側に一体に連結される鍔部とから構成され、筒状部にはキャップ本体の奥部と前記溶剤通路とを連通する孔とが形成されており、さらに、仕切り部材の貫通孔の周囲はキャップ本体の奥部の方へ突出した突出縁となっており、前記突出縁が前記鍔部と密着的に当接可能であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1ないし図6は本発明の第1実施形態を表す図である。
【0015】
図において、符号40は液体容器であり、液体容器40は、外筒42と、外筒42内に配設され、例えば、化粧用マニュキア液や修正液等の粘性液が収容されたタンク部44と、このタンク部44の先端に固定されたホルダ部46と、タンク部44内を伸長するノックバー48と、ノックバー48の先端にその後端が圧入固定されると共に先端側がホルダ部46を貫通する誘導バー50と、外筒42に対してノック可能に取り付けられてタンク部44の後端を覆うノックキャップ52と、ホルダ部46に固定された先具54と、ホルダ部46とノックバー48との間に介挿されノックバー48を後方へ付勢するバネ56と、ホルダ部46に固定されその内部を誘導バー50が摺動する誘導パイプ58と、先具54内にその基端が固定され先具54から突出する先端塗布体である刷毛60と、を有している。
【0016】
タンク部44の後端部には蛇腹状の伸縮部44aが形成されている。この液体容器40を使用する場合には、後述のキャップ12を取り外して、ノックキャップ52をノックすると、タンク部44が押されて上記伸縮部44aが収縮し、バネ56の付勢力に抗してノックバー48及び誘導バー50が前進する。これにより、ノックバー48がタンク部44内の粘性液を、ホルダ部46と誘導バー50との隙間及び誘導パイプ58と誘導バー50との隙間へと押出して、刷毛60へと供給するため、刷毛60により塗布を行うことができるようになっている。なお、ホルダ部46と誘導バー50との隙間及び誘導パイプ58と誘導バー50との隙間を粘性液が円滑に流通するために、これらの隙間を大きくするべく、誘導バー50は図6に示したように断面十字状となっている。また、ノックバー48の外側には、攪拌リング62が遊びをもって遊嵌されており、攪拌リング62がタンク部44内で軸方向及び径方向に移動することで、タンク部44内の粘性液を攪拌することができるようになっている。この攪拌リング62の外径はタンク部44の先端にある出入口の内径と同じかまたはそれ以下となっており、ノックバー48と共にタンク部44内へと組み込むことができる。
【0017】
符号12は、不使用時の刷毛60を保護するために、液体容器40の先端部に着脱可能に被着される本発明に係るキャップであり、13はキャップ本体である。キャップ本体13の奥部13aには、粘性液と同一の液または希釈液等からなる溶剤を含浸させた、例えばフェルト、綿からなる溶剤含浸材14が設けられている。
【0018】
キャップ本体13内には、仕切り部材16が固定されており、この仕切り部材16によって、キャップ本体13の奥部13aと手前部13bとが仕切られて、溶剤含浸材14が手前部13bと区画される。仕切り部材16の径方向ほぼ中央部には、貫通孔16aが形成されており、貫通孔16aの周囲は、奥部13aへと突出した突出縁16bとなっており、この突出縁16bの内側には、キャップ12の中心軸方向へ傾斜した傾斜面16cと、傾斜面16cの最も中心軸寄りの所にあってキャップ12の中心軸と垂直な平坦面16dとが形成されている。
【0019】
この貫通孔16aを筒状部18が摺動可能に挿通しており、貫通孔16aと筒状部18とで溶剤流出手段を構成している。この筒状部18には、横孔18bと、該横孔18bに一端が連通する縦孔18cとが形成されている。また、筒状部18の突出端に形成された鍔18dが仕切り部材16の突出縁16bの前記平坦面16dに当接可能となっており、筒状部18が仕切り部材16から抜け出すことができないようになっている。
【0020】
この筒状部18は、仕切り部材16の手前部13bに配設された筒状の開閉部材19と一体に形成されている。前記縦孔18cの他端は、開閉部材19の内部に連通している。開閉部材19と仕切り部材16との間には、付勢手段であるバネ24が介挿されており、バネ24によって開閉部材19は常時、仕切り部材16から離反する方向へ付勢されている。これによって、筒状部18が仕切り部材16よりも手前部13bへ向かう方向へ付勢される。
【0021】
さらに、開閉部材19の内面には、複数(図の例では4個)のリブ19e、19e’(図3及び図4参照)が形成されており、このリブ19e、19e’に圧接するようにして、開閉部材19の内部に内キャップ20が固定されている。開閉部材19の内面と内キャップ20の外面との間には、リブ19e、19e’が形成されていない所で、隙間が画成されており、この隙間が前記筒状部材18の縦孔18cの他端と連通する溶剤通路22となっている。
【0022】
内キャップ20の鍔部20aは、径方向外方へと広がっており、内キャップ20の内部空間は、刷毛60が挿入するための空間となっている。この鍔部20aが、内キャップ20の外面と内面とを連通する第2溶剤通路を構成している。
【0023】
また、キャップ本体13の頂部には、透明キャップ26が装着されている。そして、キャップ本体13の頂面13cに、例えば、液体容器40に収容される粘性液の色を付しておくか、または粘性液自体を塗布しておくことにより、使用者がキャップ12をしたまま粘性液の色を認識できるようになっている。
【0024】
以上のように構成されるキャップ12においては、図5に示したように、キャップ12が液体容器40から取り外されているときには、バネ24によって、開閉部材19は仕切り部材16から離反する方向へ押圧され、筒状部18の鍔18dが仕切り部材16の突出縁16bの前記平坦面16dに当接する。このとき、筒状部18の横孔18bは、キャップ本体13の奥部13aから脱出するため、キャップ本体13の奥部13aは密閉され、溶剤含浸材14からの溶剤の蒸発流出が阻止される。
【0025】
キャップ12が液体容器40に被着されているときには、図2に示したように、液体容器40の刷毛60の先端が内キャップ20の内部空間に挿入され、且つ液体容器40の先具54が、開閉部材19をバネ24の付勢力に抗してキャップ本体13の奥部13aの方向へと押圧するため、筒状部18の横孔18bが、キャップ本体13の奥部13aと連通し、溶剤含浸材14からの溶剤蒸気が横孔18b、縦孔18c、溶剤通路22を通り、内キャップ20の鍔部20aを回り込んで、液体容器40の刷毛60へと到達し、刷毛60に湿りを与え乾燥を阻止する。このキャップ12が液体容器40に被着されている状態で、液体容器40が不用意にノックされたりして、刷毛60から粘性液が飛び出したとしても、粘性液は内キャップ20の内部へと飛散するが、溶剤蒸気の流通通路へと飛散することはなく、内キャップ20の内面に付着して固化することはあっても、該流通通路を塞ぐことはない。
【0026】
また、キャップ本体13の手前部13bを奥部13aよりも下側にした状態で、キャップ12が液体容器40に被着されている場合に、溶剤含浸材14の溶剤が下方向に移動して、液体の状態で横孔18bを通って、仕切り部材16よりも手前部13bへ流れ出すおそれがあるが、突出縁16bが奥部13aの方へ突出しているため、多くの溶剤は突出縁16bよりも下方となる突出縁16bの外周囲で滞留することになり、溶剤液体が流れ出すことはない。
【0027】
また、筒状部18が貫通孔16aを摺動する場合に、径方向のぶれがあったとしても、突出縁16bには、傾斜面16cが形成されているため、この傾斜面16cでその変位を矯正することができ、確実に筒状部18の鍔18dを平坦面16dへと誘導することができる。
【0028】
また、内キャップ20の鍔部20aは、径方向外方へと広がっているため、キャップ12を液体容器40へと被着するときに、刷毛60に鍔部20aが干渉して、刷毛60を損傷させることを防止することができる。但し、刷毛60または先端塗布体との干渉のおそれがない場合には、必ずしも鍔部20aを径方向外方へ広げる必要はない。
【0029】
次に、図7ないし図12は本発明の第2実施形態を表す図である。
【0030】
図において、符号140は液体容器であり、液体容器140は、例えば、化粧用マニュキア液や修正液等の粘性液が収容されたタンク部を兼ねる外筒142と、この外筒142の先端に固定された先具144と、外筒142内を伸長するノックバー148と、ノックバー148の先端にその後端が圧入固定されると共に先端側が外筒142を貫通する誘導バー150と、外筒142の後端に固定された尾栓152と、尾栓152の後端に嵌着される後リング154と、尾栓152と後リング154との間で挟着される蛇腹状の伸縮体156と、外筒142に対してノック可能となり伸縮体156の後端を覆うノックキャップ158と、外筒142の内部の段面とノックバー148との間に介挿されノックバー148を後方へ付勢するバネ160と、先具144内にその基端が固定され先具144から突出する先端塗布体である刷毛162と、外筒142内で自由に移動できるようになった攪拌体164と、を有している。
【0031】
外筒142、ノックバー148、尾栓152等の粘性液に直接接触する部品は、ポリアミド樹脂またはポリアクリロニトリル系熱可塑性樹脂等を用いることができる。
【0032】
尾栓152、後リング154及び伸縮体156は、ユニットとなっており、伸縮体156の先端を挟み込んだ状態で、後リング154を尾栓152に嵌着することで、予め組み立てておくことができる。また、これらに加えて、ノックキャップ158を後リング154に係止させてユニットを構成することとしてもよい。
全体の組立は、外筒142に対して、ノックバー148、誘導バー150及びバネ160を挿入し、外筒142の先端に、刷毛162と先具144を取付け、後述のキャップ112を被着する。そして、外筒142を、キャップ112を下にして、上下に起立させた状態で、外筒142の後方から粘性液を充填し、前記予め組み立てておいた尾栓152、後リング154及び伸縮体156のユニットを外筒142の後方から圧入することで、液体容器140全体の組み立てを行うことができる。
【0033】
図12に詳細に示したように、外筒142の先部の内周面には、複数のリブ142aが形成されており、リブ142aよりも後方は外筒142の内径が大きくなった拡径部142b、リブ142aよりも前方はリブ142aと同じ高さで連続する内径が拡径部142bより小さくなった縮径部142c、となっている。一方、前記ノックバー148の先端には、縮径部142cとほぼ一致する外径となった拡径部148aが形成されている。常時は、バネ160の付勢力により、後方へ付勢されたノックバー148の拡径部148aが、リブ142aの形成された箇所またはリブ142aよりもやや後方に位置づけられている。
【0034】
この液体容器140を使用する場合には、後述のキャップ112を取り外して、ノックキャップ158をノックすると、伸縮体156が収縮し、バネ160の付勢力に抗してノックバー148及び誘導バー150が前進する。これにより、ノックバー148の拡径部148aが外筒142のリブ142aに摺接しながら、前進し、さらに縮径部142cに摺接する。これにより、縮径部142cにおいて、ノックバー148及び/または誘導バー150と縮径部142cとの間に密閉室が形成され、該密閉室内にある粘性液が、ポンプ作用により前方へと押出されて、誘導バー150の前進と共に外筒142から流出して刷毛162へと供給される。こうして、刷毛162により塗布を行うことができる。
【0035】
ところで、不使用時に、誤ってノックキャップ158をノックしてしまうと、不用意に粘性液が刷毛162から飛び出してしまい好ましくない。しかしながら、ノックバー148は、ノックの初期段階では、外筒142のリブ142aと摺接するため、外筒142と、ノックバー148及び/または誘導バー150との間に密閉室が形成されないため、刷毛162からの不用意な排出を防ぐことができるようになっている。リブ142aを設けることにより、ノックバー148がリブ142aに摺接して安定して軸方向に移動することができると共に、リブ142aの長さを適当に設定することにより、ポンプ作用が開始するまでの遊びを調整することができる。
【0036】
符号112は、不使用時の刷毛162を保護するために、液体容器140の先端部に着脱可能に被着される本発明に係るキャップであり、113はキャップ本体である。キャップ本体113の奥部113aには、粘性液と同一の液または希釈液等からなる溶剤を含浸させた、例えばフェルト、綿からなる溶剤含浸材114が設けられている。
【0037】
キャップ本体113内には、仕切り部材116が固定されており、この仕切り部材116によって、キャップ本体113の奥部113aと手前部113bとが仕切られて、溶剤含浸材114が手前部113bと区画される。仕切り部材116の径方向ほぼ中央部には、貫通孔116aが形成されており、貫通孔116aの周囲は、奥部113aへと突出した突出縁116bとなっており、この突出縁116bの内側には、キャップ112の中心軸方向へ傾斜した傾斜面116cと、傾斜面116cの最も中心軸寄りの所にあってキャップ112の中心軸と垂直な平坦面116dとが形成されている。
【0038】
この貫通孔116aを筒状部118が摺動可能に挿通しており、さらにこの筒状部118と別体に形成された鍔部117が筒状部118の先端側に一体に圧入されており、これら貫通孔116a、筒状部118及び鍔部117とで溶剤流出手段を構成している。この筒状部118には、横孔118bと、該横孔118bに一端が連通する縦孔118cとが形成されている。縦孔118cは、図9(b)に示したように、円形の一部が切り欠かれた小判状形状をなしており、一方の鍔部117は、この縦孔118cに圧入されるべく、縦孔118cの形状に対応した横断面小判状形状(図10(b)参照)をした突出部117aを有している。そして、この突出部117aの長手方向に沿って、横孔118bと連通する連通溝117bが形成されている。
【0039】
鍔部117は、仕切り部材116の突出縁116bの前記平坦面116dに密着当接可能となっており、鍔部117と一体に連結される筒状部118が仕切り部材116から抜け出すことができないようになっている。
【0040】
この筒状部118は、仕切り部材116の手前部113bに配設された筒状の開閉部材119と一体に形成されている。前記縦孔118cの他端は、開閉部材119の内部に連通している。開閉部材119と仕切り部材116との間には、付勢手段であるバネ124が介挿されており、バネ124によって開閉部材119は常時、仕切り部材116から離反する方向へ付勢されている。これによって、筒状部118が仕切り部材116よりも手前部113bへ向かう方向へ付勢される。
【0041】
さらに、開閉部材119の内面には、複数のリブ119e、19e’(図9参照)が形成されており、このリブ119e、119e’に圧接するようにして、開閉部材119の内部に内キャップ120が固定されている。開閉部材119の内面と内キャップ120の外面との間には、リブ119e、119e’が形成されていない所で、隙間が画成されている。この隙間が、前記筒状部118の縦孔118cと前記鍔部117に形成された連通溝117bとによって形成される通路に連通する溶剤通路122となっている。
【0042】
内キャップ120には、図11に示すように、その長手方向中央部に径方向外方へと広がるテーパー部120aが形成されており、このテーパー部120aに周方向に離間されて、複数の開口120bが形成されて、この開口120bが、内キャップ120の外面と内面とを連通する第2溶剤通路を構成している。内キャップ120の内部空間は、刷毛162が挿入するための空間となっている。
【0043】
以上のように構成されるキャップ112は、キャップ本体113を除き、他の部品である溶剤含浸材114、仕切り部材116、鍔部117、筒状部118、開閉部材119及び内キャップ120を予め組み立てたユニットとし、このユニットをキャップ本体113に押し入れることで、キャップ112全体を組み立てることができる。
【0044】
この実施形態におけるキャップ112においても、第1実施形態と同様に、キャップ112が液体容器140から取り外されているときには、バネ124によって、開閉部材119は仕切り部材116から離反する方向へ押圧され、鍔部117が仕切り部材116の突出縁116bの前記平坦面116dに密着当接する。このとき、筒状部118の横孔118bは、キャップ本体113の奥部113aから脱出するため、キャップ本体113の奥部113aは密閉され、溶剤含浸材114からの溶剤の蒸発流出が阻止される。
【0045】
キャップ112が液体容器140に被着されているときには、図7に示したように、液体容器140の刷毛162の先端が内キャップ120の内部空間に挿入され、且つ液体容器140の外筒142が、開閉部材119をバネ124の付勢力に抗してキャップ本体113の奥部113aの方向へと押圧するため、筒状部118の横孔118bが、キャップ本体113の奥部113aと連通し、溶剤含浸材114からの溶剤蒸気が横孔118b、縦孔118c及び連通溝117bによって形成される通路、溶剤通路122、内キャップ120の開口120bを通り、液体容器140の刷毛162へと到達し、刷毛162に湿りを与え乾燥を阻止する。このキャップ112が液体容器140に被着されている状態で、液体容器140が不用意に強くノックされて、前記ノックバー148の拡径部148aがリブ142aから縮径部142cへと移動し、刷毛162から粘性液が飛び出したとしても、粘性液は内キャップ120の内部へと飛散するが、内キャップ120の開口120bは、刷毛162の基部付近にあって飛散された粘性液が到達しにくい位置にあるので、開口120bが塞がれることはない。さらに、開口120bは、大きな開口面積としておけば、塞がれることはない。こうして、内キャップ120の内面に付着して固化することはあっても、上記溶剤通路122を塞ぐことはない。
【0046】
鍔部117と筒状部118を別体の部品としているため、鍔部117を形成する際に、横孔118bの形成された筒状部118の形状に影響を受けることなく、鍔部117を割型にせずに成形することができる。これにより、鍔部117の外表面にパーティングラインができないため、鍔部117が仕切り部材116の平坦面116dに当接したときに、パーティングラインがあることによって意図しない隙間が形成されて溶剤の蒸発流出を引き起こす、といった事態を防ぐことができる。
【0047】
また、キャップ本体113の手前部113bを奥部113aよりも下側にした状態で、キャップ112が液体容器140に被着されている場合に、溶剤含浸材114の溶剤が下方向に移動して、液体の状態で横孔118bを通って、仕切り部材116よりも手前部113bへ流れ出すおそれがあるが、突出縁116bが奥部113aの方へ突出しているため、多くの溶剤は突出縁116bよりも下方となる突出縁116bの外周囲で滞留することになり、溶剤液体が流れ出すことはない。
【0048】
また、鍔部117と一体となった筒状部118が貫通孔116aを摺動する場合に、径方向のぶれがあったとしても、突出縁116bには、傾斜面116cが形成されているため、この傾斜面116cでその変位を矯正することができ、確実に鍔部117を平坦面116dへと誘導することができる。
【0049】
また、内キャップ120のテーパー部120aは、径方向外方へと広がっているため、キャップ112を液体容器140へと被着するときに、刷毛162にテーパー部120aが干渉して、刷毛162を損傷させることを防止することができる。
【0050】
尚、以上の実施形態では、先端塗布体として刷毛60、162を例にとったが、これに限るものではなく、細管、棒状体であっても、同様に適用可能である。
【0051】
図13は、本発明の第3実施形態を表す図である。この例では、第1実施形態で説明した液体容器40に対して、第2実施形態で説明したキャップ112を被着した場合を示している。
【0052】
この第3実施形態においても、前実施形態で説明したものと同様の作用・効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、キャップが液体容器から取り外されているときには、付勢手段が溶剤流出手段を閉じる方向へ開閉部材を付勢するため、溶剤含浸材からの溶剤の蒸発流出を阻止することができる。一方、キャップが液体容器に被着されているときには、液体容器が前記溶剤流出手段を開く方向に前記開閉部材を押圧するため、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が溶剤流出手段、開閉部材と内キャップとの間に形成された溶剤通路、及び内キャップの外面と内面との間に形成された第2溶剤通路を通り、先端塗布体へと到達し、先端塗布体に湿りを与え、先端塗布体の乾燥を阻止することができる。さらにこのときに、先端塗布体が内キャップの内部に挿入されているため、キャップをしたままで先端塗布体から粘性液が飛び出すことがあっても、粘性液は主に内キャップ内へと飛散し、溶剤流出手段、溶剤通路へと到達することはなく、これらを詰まらせることはなく、従って、溶剤蒸気の供給が阻害されることはない。第2溶剤通路は、その通路断面積を大きくとるか、またはその位置を先端塗布体の基部より液体容器側に位置付けることができるため、先端塗布体から飛び出した粘性液で第2溶剤通路を詰まらせることのないようにすることができる。
【0054】
また、請求項2記載の発明によれば、第2溶剤通路を内キャップの鍔部とすることによって、第2溶剤通路が粘性液で詰まることなく、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が溶剤流出手段、開閉部材と内キャップとの間に形成された溶剤通路、及び内キャップの鍔部の周囲を通り、先端塗布体へと到達することができる。
【0055】
また、請求項3記載の発明によれば、キャップを液体容器の先端部へ被着して、先端塗布体が内キャップ内へ挿入される際に、先端塗布体が内キャップの鍔部に干渉して先端塗布体を損傷させる、といったことを防止することができる。
【0056】
また、請求項4記載の発明によれば、第2溶剤通路を内キャップの周面に形成された開口とすることによって、第2溶剤通路が粘性液で詰まることなく、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が溶剤流出手段、開閉部材と内キャップとの間に形成された溶剤通路、及び内キャップの開口を通り、先端塗布体へと到達することができる。
【0057】
また、請求項5記載の発明によれば、キャップ本体の手前部を奥部よりも下側にした状態で、キャップが液体容器に被着されている場合に、溶剤含浸材の溶剤が下方向に移動して、液体の状態で筒状部の孔を通って、仕切り部材よりも手前部へ流れ出すおそれがあるが、仕切り部材の突出縁がキャップ本体の奥部の方へ突出しているため、多くの溶剤は突出縁の外周囲で滞留することになり、溶剤液体が流れ出すことはない。
【0058】
また、請求項6記載の発明によれば、キャップが液体容器に被着されているときには、筒状部の鍔と平坦面とが当接して、キャップ本体の奥部を密閉状態に保ち、且つ筒状部が貫通孔から完全に脱落することを防ぐことができ、また、突出縁に傾斜面が形成されているため、筒状部の鍔が平坦面に接近するときに、傾斜面によって確実に平坦面へと誘導することができる。
【0059】
また、請求項7記載の発明によれば、筒状部と鍔部とを別体に構成することにより、それぞれの部品の成形性を良くすることができ、簡単に製造することができる。鍔部を、孔の形成された筒状部と別体とすることにより、鍔部の表面にパーティングラインなどが形成されないように成形することができ、鍔部が仕切り部材の突出縁に密着的に当接したときに、溶剤の蒸発流出を引き起こすこととなる意図しない隙間の形成を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体容器及びキャップの第1実施形態を表す縦断面図である。
【図2】図1のキャップの拡大断面図であり、液体容器に被着されている状態を表す。
【図3】図2の3−3線に沿って見た断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿って見た断面図である。
【図5】図2に相当するキャップの拡大縦断面図であり、キャップが液体容器に被着されていない状態を表す。
【図6】図2の6−6線に沿って見た断面図である。
【図7】本発明の液体容器及びキャップの第2実施形態を表す縦断面図である。
【図8】図7のキャップの拡大断面図であり、液体容器に被着されている状態を表す。
【図9】 (a)は図7の開閉部材及び筒状部の断面図、(b)は(a)のb矢視図である。
【図10】図7の鍔部の(a)は側面図、(b)は(a)のb矢視図、(c)は(b)のc−c線に沿って見た断面図である。
【図11】内キャップの側面図である。
【図12】図7の外筒の先端部の断面図である。
【図13】本発明の液体容器及びキャップの第3実施形態を表す縦断面図である。
【符号の説明】
12 キャップ
13 キャップ本体
13a 奥部
13b 手前部
14 溶剤含浸材
16 仕切り部材
16a 貫通孔(溶剤流出手段)
16b 突出縁
16c 傾斜面
16d 平坦面
18 筒状部(溶剤流出手段)
18b 横孔
18c 縦孔
18d 鍔
19 開閉部材
20 内キャップ
20a 鍔部
22 溶剤通路
24 バネ(付勢手段)
40 液体容器
60 刷毛(先端塗布体)
112 キャップ
113 キャップ本体
113a 奥部
113b 手前部
114 溶剤含浸材
116 仕切り部材
116a 貫通孔(溶剤流出手段)
116b 突出縁
116c 傾斜面
116d 平坦面
117 鍔部(溶剤流出手段)
117a 連通溝
118 筒状部(溶剤流出手段)
118b 横孔
118c 縦孔
119 開閉部材
120 内キャップ
120b 開口(第2溶剤通路)
122 溶剤通路
124 バネ(付勢手段)
140 液体容器
162 刷毛(先端塗布体)

Claims (7)

  1. 粘性液を収容しその先端に粘性液塗布のための先端塗布体を有する液体容器の先端部に着脱可能に被着され、該先端塗布体を保護する液体容器のキャップであって、
    キャップ本体と、キャップ本体の奥部に収容され、前記先端塗布体の乾燥を防止する溶剤を含浸させた溶剤含浸材と、キャップ本体内に固定され、該溶剤含浸材をキャップ本体の手前部と区画する仕切り部材と、該仕切り部材の径方向ほぼ中央部に設けられ溶剤含浸材からの溶剤蒸気を流出させる溶剤流出手段と、キャップ本体の手前部に配設され、該溶剤流出手段を開閉する開閉部材と、開閉部材を常時、溶剤流出手段を閉じる方向へ付勢する付勢手段と、前記開閉部材の内部に固定される内キャップと、が備えられ、該内キャップの外面と前記開閉部材の内面との間に、前記溶剤流出手段からの溶剤蒸気が通過する溶剤通路が画成され、さらに該溶剤通路と前記先端塗布体とを連通する第2溶剤通路が内キャップの外面と内面との間に形成され、キャップが液体容器に被着された時に、液体容器が前記溶剤流出手段を開く方向に前記開閉部材を押圧すると共に、前記先端塗布体が前記内キャップの内部に挿入され、溶剤含浸材からの溶剤蒸気が溶剤流出手段、前記溶剤通路及び第2溶剤通路を通り先端塗布体へと到達することを特徴とする液体容器のキャップ。
  2. 前記第2溶剤通路は、内キャップの鍔部の周囲とすることを特徴とする請求項1記載の液体容器のキャップ。
  3. 前記内キャップの鍔部は、径方向外方へ広がっていることを特徴とする請求項2記載の液体容器のキャップ。
  4. 前記第2溶剤通路は、内キャップの周面に形成された開口であることを特徴とする請求項1記載の液体容器のキャップ。
  5. 前記溶剤流出手段は、仕切り部材の径方向ほぼ中央部に形成された貫通孔と、該貫通孔を摺動する筒状部とから構成され、筒状部にはキャップ本体の奥部と前記溶剤通路とを連通する孔が形成されており、さらに、仕切り部材の貫通孔の周囲はキャップ本体の奥部の方へ突出した突出縁となっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液体容器のキャップ。
  6. 前記突出縁には、キャップの中心軸方向へ傾斜した傾斜面と、該傾斜面の最も中心軸寄りの所にあってキャップの中心軸と直交する平坦面とが形成されており、該平坦面が前記筒状部の先端に形成された鍔と当接可能であることを特徴とする請求項5記載の液体容器のキャップ。
  7. 前記溶剤流出手段は、仕切り部材の径方向ほぼ中央部に形成された貫通孔と、該貫通孔を摺動する筒状部と、筒状部と別体に形成され筒状体の先端側に一体に連結される鍔部とから構成され、筒状部にはキャップ本体の奥部と前記溶剤通路とを連通する孔とが形成されており、さらに、仕切り部材の貫通孔の周囲はキャップ本体の奥部の方へ突出した突出縁となっており、前記突出縁が前記鍔部と密着的に当接可能であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の液体容器のキャップ。
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