JP3662238B2 - 冷却装置及び恒温装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は冷却装置に関するものであり、特に半導体や電子部品等の製造装置、検査装置、評価試験装置等の様に、精密な恒温環境を必要とする製造装置や検査装置に採用することが望ましいものである。
【0002】
【従来の技術】
冷却装置は、冷蔵庫やクーラ等の低温を作りだす装置に普通に使用されている。冷却装置は、周知の通り、圧縮装置と、凝縮装置と、膨張弁と、蒸発装置を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成するものである。
冷凍回路においては、気体状態の冷媒が圧縮装置で圧縮されて凝縮装置に送られ、凝縮装置では冷媒から熱を奪って液状又は気・液混合状態に変化させる。そして冷媒は膨張手段を経て蒸発装置に送られる。蒸発装置内においては前記した液状又は気・液混合状態の冷媒が蒸発し、潜熱によって負荷から熱を奪う。冷媒は、負荷から熱を受けて気化し、圧縮装置に戻る。
【0003】
ところで圧縮装置に戻される冷媒は、いわゆる液圧縮を防ぐために完全に気化された状態であることが望ましい。
そこで従来技術においては、液状又は気・液混合状態の冷媒は、蒸発装置内においてその全量が気化される様に設計されていた。
すなわち従来技術の冷却装置においては、蒸発装置の出側の温度が冷凍回路内における冷媒の飽和温度よりも高くなる様に膨張弁等が制御されていた。より具体的には、蒸発装置の出側における冷媒の過熱度が一定となる様に膨張弁等が制御されていた。
【0004】
また冷媒を完全に気化した状態で圧縮装置に戻すための方策として、特開昭61−89456号に記載の方法が提案されている。
特開昭61−89456号に記載された方策は、蒸発装置と圧縮装置の間の低圧側の冷媒を、圧縮装置から膨張弁までの高圧側と熱交換するものである。特開昭61−89456号に記載された方策は、蒸発装置を出た冷媒を加熱し、冷媒を過熱状態として圧縮装置に送るものである。
特開昭61−89456号に記載された方策は、あくまでも蒸発装置内で冷媒を完全に気化することを目的としており、蒸発装置と圧縮装置の間を高圧側と熱交換するのは、蒸発装置を出た冷媒気体をさらに加熱して過熱状態とし、圧縮装置に液状の冷媒が戻ることを完全に阻止するためである。
【0005】
また従来技術の冷却装置では、負荷側の温度制御は、圧縮装置のオン・オフ等によって行われてきた。
すなわち負荷側の温度が設定温度よりも高い場合には圧縮装置を起動して冷却装置を作動させ、蒸発装置の温度を低下して負荷側の温度を下げる。逆に負荷側の温度が設定温度よりも低い場合には圧縮装置を停止する。
従来技術の冷却装置は、上記した様に圧縮装置のオン・オフによって設定温度に近づけるものであったから、負荷側の温度が振動するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、半導体や電子部品等の製造装置、検査装置、評価試験装置、あるいは環境試験器等には、極めて精密な恒温環境を必要とするものがある。そのため上記した様に圧縮装置をオン・オフして温度制御する構成では、負荷側の温度が振動して要求性能を満たすことができない。すなわち圧縮装置をオン・オフして温度制御する構成では、温度の安定性が低い。
【0007】
そのためこれらの装置においては、冷却装置の他に応答性の高いヒータを内蔵している。そして冷却装置で必要冷却量以上の冷却量を与え、冷却しすぎた分を応答性の高いヒータで補う方策が採用されている。
しかしながら、この様に冷却装置の他に応答性の高いヒータを内蔵させる構成は、加熱しながら冷やすという矛盾があり、エネルギー効率が悪く、省エネルギーに反するものであった。
【0008】
また上記した環境試験器等は、内部における温度分布のばらつきが少ないことも重要な性能の一つであるが、従来技術の冷却装置はこの点においても満足のゆくものではなかった。
【0009】
すなわち環境試験器等は、例えば−40℃から100℃といった様な広範囲に設定温度を変更することが要求され、これに搭載される冷却装置の蒸発装置は、最低到達温度に達することができるように高性能(熱交換効率が高い)のものが使用される。そのため負荷側(例えば恒温槽内)の温度が高い場合、蒸発装置に入った冷媒はただちに気化し、蒸発装置の途中で潜熱を放出しきってしまう。その結果、従来技術の冷却装置では、蒸発装置自体に温度分布が生じ、負荷側に温度ばらつきが生じて正確な環境試験を行うことができないという不満があった。
【0010】
負荷側の温度ばらつきを無くすために、冷却装置で二次冷媒(ブライン)の温度調節を行い、二次冷媒を負荷側に流す方策も考えられるが、二次冷媒の回路や循環ポンプその他の設備が必要でありコストが掛かるという問題や、装置が大型化するために設置場所に苦慮するという新たな問題があった。
すなわち冷却装置で二次冷媒の温度調節を行い、二次冷媒を負荷側に流す構成として、例えば図11に示す様なものが考えられるが、圧縮装置100、凝縮装置101、膨張弁102、蒸発装置103によって構成される冷却装置の他に、タンク105が必要である。またさらにタンク105内に電気ヒータ106を内蔵させる必要もある。そのため二次冷媒を使用する方策は設備コストが掛かり、且つ設備の専有スペースを確保する必要がある。さらに二次冷媒を使用する方策は、熱効率も悪い。
【0011】
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、温度の制御精度が高く、且つ温度ばらつきが少なく、かつ設備コストも低い冷却装置を開発することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そして上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、圧縮装置と、凝縮装置と、膨張手段と、蒸発装置を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成し、気体状態の冷媒を圧縮装置で圧縮して凝縮装置に送り、凝縮装置では冷媒から熱を奪って冷媒を液状又は気・液混合状態に変化させ、膨張手段を経て蒸発装置に送り、さらに冷媒を圧縮装置に戻す冷却装置において、蒸発装置と圧縮装置の間に加熱部を備え、冷媒は蒸発装置の出口に至るまで気・液混合状態を維持し、加熱部で熱を得てその全てが気体に相変化し、蒸発装置から圧縮装置に至る間に流量制御手段又は圧力制御手段を備え、さらに負荷側の温度を検知する負荷側温度検知手段を有し、流量制御手段又は圧力制御手段は前記負荷側温度検知手段の検知温度に基づいて制御され、設定温度に対して負荷側温度検知手段の検知温度が高い場合は、流量制御手段又は圧力制御手段の開度が大きくなり、逆に設定温度に対して負荷側温度検知手段の検知温度が低い場合は、流量制御手段又は圧力制御手段の開度が小さくなることを特徴とする冷却装置である。
【0013】
ここで加熱部は、ヒータその他の熱源を有することが望ましいが、当該部位を流れる冷媒が熱エネルギーを受けることができれば足り、例えば外気と熱交換して冷媒が加熱される様な構成でも構わない。請求項2以下についても同一である。
本発明の冷却装置では、冷媒は蒸発装置の出口に至るまで気・液混合状態を維持している。そのため蒸発装置の入口から出口に至る間の冷媒温度は略一定であり、温度のバラツキが少ない。また冷媒は蒸発装置の出口に至るまで気・液混合状態を維持しているので、蒸発装置内にある冷媒は、潜熱を保有している。そのため大きな負荷変動があっても蒸発装置の温度は変わりにくい。したがって本発明の冷却装置は安定性が高い。
また本発明の冷却装置では、蒸発装置と圧縮装置の間に加熱部を備え、加熱部から熱を得てその全てが気体に相変化する。そのため圧縮装置に液状の冷媒が戻ることはない。
【0014】
なお、膨張手段は開度を制御することが可能であり、冷媒が蒸発装置の出口に至るまで気・液混合状態を維持し、加熱部から熱を得てその全てが気体に相変化する様に膨張手段の開度が自動調節されることが望ましい。
【0015】
本発明は、圧縮装置と、凝縮装置と、膨張手段と、蒸発装置を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成し、気体状態の冷媒を圧縮装置で圧縮して凝縮装置に送り、凝縮装置では冷媒から熱を奪って冷媒を液状又は気・液混合状態に変化させ、膨張手段を経て蒸発装置に送り、さらに冷媒を圧縮装置に戻す冷却装置であり、蒸発装置から圧縮装置に至る間に流量制御手段又は圧力制御手段が備えられている。
【0016】
請求項1に記載の冷却装置では、蒸発装置から圧縮装置に至る間に流量制御手段又は圧力制御手段を備えている。ここで流量制御手段とは例えば電動弁の様に開口の面積を変更可能な弁や、パルス信号に応じて短時間で開閉を繰り返し、パルス幅に応じて単位時間当たりの流量を変更するものを含む。また流量を一定に保つ構成のものを含む。
圧力制御手段は、圧力を任意に調整するものや、圧力を一定に保つ構成のものを含む。
本発明の冷却装置では、蒸発装置から圧縮装置に至る間に流量制御手段等を備えているから、蒸発装置内における冷媒の圧力を制御することができる。そのため蒸発装置内における飽和温度を制御することができる。
【0017】
本発明は、負荷側温度検知手段によって負荷側の温度を検知し、流量制御手段等を負荷側温度検知手段の検知温度に基づいて制御することとした。
【0018】
また請求項2に記載の発明は、流量制御手段又は圧力制御手段をバイパスするバイパス手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置である。
【0019】
本発明の冷却装置は、流量制御手段等をバイパスするバイパス手段が設けられているので、流量制御手段等を機能させたくない場合に流量制御手段等をバイパスさせることができる。
【0020】
また請求項3に記載の発明は、圧縮装置から凝縮装置に至る間と、流量制御手段又は圧力制御手段から圧縮装置に至る間をつなぐバイパス手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却装置である。
【0021】
本発明の冷却装置は、圧縮装置から凝縮装置に至る間と、流量制御手段等から圧縮装置に至る間をバイパスする(つなぐ)バイパス手段が設けられている。そのため流量制御手段等の開度が低いときも圧縮装置に十分な冷媒を供給することができる。
【0022】
また請求項4に記載の発明は、蒸発装置は、直膨式プレート熱交換器であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却装置である。
【0023】
ここで直膨式プレート熱交換器とは、冷媒が通過する冷媒流路と伝熱プレートを備えた熱交換器や、冷媒キャビティと、伝熱プレートを備えた熱交換器である。
【0024】
また請求項5に記載の発明は、加熱部は、凝縮装置から膨張手段に至る高圧側の冷媒を熱源とするものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷却装置である。
【0025】
本発明の装置において、当該部位の配管を、多くの場合、液体の冷媒が流れるので、配管と冷媒との熱交換効率が高く、加熱部(熱交換部)を小型化することができる。
また凝縮装置から膨張弁に至る間を流れる冷媒は、圧縮装置から凝縮装置に至る間を流れる冷媒に比べて温度変化が少ないから、加熱部(熱交換部)における熱交換量が安定する。そのため外部の温度変化によって回路に及ぼされる影響が小さいものとなり、動作が安定化する。
【0026】
また請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却装置が搭載された恒温装置である。
【0027】
本発明の恒温装置は、温度の制御精度が高く、且つ温度ばらつきが少ないものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態の冷却装置の配管系統図である。図2は、図1の冷却装置で採用する直膨式熱交換器の斜視図である。図3は、直膨式熱交換器の変形例を示す斜視図である。図4は、直膨式熱交換器の他の変形例を示す斜視図である。図5は、本発明の他の実施形態である冷却装置の配管系統図である。図6は本発明のさらに他の実施形態である冷却装置の配管系統図である。図7は、本発明のさらに他の実施形態である冷却装置及び当該装置を使用した恒温装置の配管系統図である。図8は、本発明のいっそう他の実施形態である冷却装置及び当該装置を使用した恒温装置の配管系統図である。図9は、本発明のさらに他の実施形態である冷却装置及び当該装置を使用した恒温装置である恒温ブライン供給装置の配管系統図である。図10は、図9の恒温ブライン供給装置で採用する蒸発装置の断面図である。図11は、従来技術における冷却装置を使用した恒温ブライン供給装置の配管系統図である。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態である冷却装置1である。本実施形態の冷却装置1は、半導体等の環境試験に使用されるものである。
本実施形態の冷却装置1は、従来技術と同様に圧縮装置2と、凝縮装置3と、膨張弁5と、蒸発装置6を備える。また本実施形態の冷却装置1は、これらの機器に加えて、電動弁10が設けられ、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成している。また本実施形態に特有の構成として加熱部(熱交換部)11とバイパス流路12が設けられている。
【0030】
順次説明すると、圧縮装置2は公知のそれと同一であり、レシプロ式やロータリー式あるいはスクロール式等の冷媒圧縮ポンプである。
【0031】
凝縮装置3は熱交換器であり、図示しないファンから送風を受けて内部を流れる冷媒を冷却するものである。
【0032】
膨張弁5はいわゆる温度式膨張弁である。温度式膨張弁は、温度自動膨張弁又は感熱式膨張弁とも称されるものであり、感温筒13を備える。そして内部にプランジャを持ち、感温筒13の温度と膨張弁5の出口近傍の温度に応じてオリフィスの開度が変化する。
すなわち感温筒13の内部にはチャージ媒体が封入されており、感温筒13の温度に応じて膨張・収縮する。そして感温筒13の圧力は、フランジ等を介してプランジャに作用するので、結果的に感温筒13の検知温度に応じてプランジャに力が作用する。一方、オリフィスの出口側の冷媒圧力についてもフランジ等を介してプランジャに作用する様に構成されているので、オリフィスの出口側の冷媒温度に応じてもプランジャに力が作用する。そして両者がつりあったところでオリフィスが停止するので、結果的に膨張弁5は、感温筒13周辺の温度と、膨張弁5の近傍の温度に基づいて制御される。
そして膨張弁5は、感温筒13の温度と膨張弁5の出口近傍の温度の差が所定の温度となる様に開度が変化する。
【0033】
本実施形態の冷却装置1は、前記した様に半導体等の環境試験器に使用されるものであり、蒸発装置6は、直膨式プレート熱交換器が採用されている。すなわち蒸発装置6は冷媒が通過する冷媒流路や冷媒キャビティを有し、これらに伝熱プレートが接合されたものである。
本実施形態で採用可能な蒸発装置6の例としては、例えば図2の様に熱伝導性に優れた金属製伝熱プレート15の内部に流路16が形成されたものが挙げられる。
【0034】
また図3の様に金属製伝熱プレート17の一面に冷媒配管14が溶接されたものであってもよい。
さらに図4の様に電気ヒータ等のプレート加熱装置19を内蔵するものであってもよい。なおプレート加熱装置19は、金属製伝熱プレート15を昇温させるものであり、面状のヒータである。プレート加熱装置19は、例えば運転終了後の乾燥運転等、金属製伝熱プレート15の温度を上昇させたい場合に利用することができる。
蒸発装置6には、熱電対又はサーミスタ等の温度センサー22が取り付けられている。
【0035】
電動弁10は、ステッピングモータが取り付けられた弁であり、信号に応じて開度が調整される。
【0036】
本実施形態の冷却装置1は、前記した様に圧縮装置2と、凝縮装置3と、膨張弁5と、蒸発装置6が設けられ、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成している。そして本実施形態の特徴的な構成たる電動弁10は、蒸発装置6の下流側に設けられている。
【0037】
また本実施形態の冷却装置1では、蒸発装置6の出口側の配管の一部が高圧側の配管に近接し、加熱部11が構成されている。
すなわち本実施形態の冷却装置1では、蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間の配管の一部が、圧縮装置2から凝縮装置3に至る間の配管の一部に接触している。具体的には、両者の配管は、100mmから200mm程度の範囲に渡って密着し、両者の間で直接的に熱交換が行なわれる。
【0038】
ここで圧縮装置2から凝縮装置3に至る間は、冷媒が圧縮されて流れる部位であり、高圧領域であって配管の温度が高い。一方、蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間は、低圧領域であって温度が低い。そのため加熱部11においては、圧縮装置2から膨張装置3に至る高圧側の冷媒を熱源として蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間が加熱される。言い換えれば、加熱部11は、蒸発装置6の出口側の冷媒と、高圧領域の冷媒とを熱交換する部分である。
【0039】
またバイパス流路12は圧縮装置2と加熱部11の間から分岐され、電動弁10と圧縮装置2の間に接続されている。バイパス流路12には電磁弁18とキャビラリーチューブ20が接続されている。
【0040】
本実施形態の冷却装置1を圧縮装置2を起点として説明すると次の通りである。すなわち圧縮装置2の吐出側は、加熱部11を経て凝縮装置3の入り側に接続され、凝縮装置3の吐出側は、膨張弁5を経て蒸発装置6に接続され、さらに加熱部11を経て電動弁10に接続され、電動弁10の吐出側が圧縮装置2の吸い込み側に戻る。
また圧縮装置2と加熱部11の間と、電動弁10と圧縮装置2の間にバイパス流路12が設けられ、当該バイパス流路12には電磁弁18とキャピラリーチューブ20が設けられている。
【0041】
そして上記した一連の配管には代替フロン等の熱媒体が封入されている。
また膨張弁5の感温筒13は、加熱部11と電動弁10の間に設けられ、加熱部11を出て電動弁10に至る間の冷媒温度を検知する。
すなわち通常の冷却装置においては、膨張弁の感温筒は、蒸発装置の出口近傍に設けられるが、本実施形態では、膨張弁5の感温筒13は、蒸発装置6の出口から離れた部位に設けられ、さらに感温筒13の取付け部位と、蒸発装置6の間には加熱部11が存在する。
【0042】
そして膨張弁5は、加熱部11を出て電動弁10に至る間の冷媒温度に基づいて過熱度制御される。すなわち膨張弁5は、加熱部11を出て電動弁10に至る間の冷媒温度と、膨張弁5の出口近傍の温度(飽和温度)の差異が一定の温度となる様にオリフィスの開度が自動調節される。具体的には、膨張弁5は、加熱部11を出た冷媒温度と、冷凍回路内の冷媒の飽和温度の差が一定となる様に弁の開度が自動調節され、上記した差が一定温度を越える場合は弁の開度が拡大し、一定温度未満である場合は弁の開度が縮小する。
【0043】
また本実施形態では、膨張弁5の過熱度設定は、圧縮装置2の容量、蒸発装置6の容量、及び加熱部11から低圧側冷媒が受ける熱量等を勘案し、少なくとも蒸発装置6を出るまで、冷媒が気・液混合状態を維持する温度を選ぶ。この温度は、一般的に3℃から8℃程度であり、より好ましくは、4℃〜6℃程度である。
【0044】
また本実施形態の冷却装置1は、制御装置21を備える。制御装置21には、蒸発装置6に取り付けられた温度センサー22の信号が入力される。そして図示しない温度設定装置によって設定された温度と、温度センサー22の温度を比較し、その差に応じたパルス信号を電動弁10に送る。すなわち設定温度に対して温度センサー22の検知温度が高い場合は、電動弁10の開度が大きくなり、逆に設定温度に対して温度センサー22の検知温度が低い場合は、電動弁10の開度が小さくなる様にP.I.D制御される。
【0045】
次に本実施形態の冷却装置1の機能について説明する。
本実施形態の冷却装置1は、前記した様に半導体等の環境試験器に使用されるものであり、蒸発装置6には直膨式プレート熱交換器が採用されている。本実施形態の冷却装置1では、蒸発装置(直膨式プレート熱交換器)6の金属製伝熱プレート15上に被試験物を並べて押しつけるか、又は金属製伝熱プレート15によって被試験物を挟む。
【0046】
本実施形態の冷却装置1は、通常の冷却装置と同様に気体状態の冷媒を圧縮装置2で圧縮して凝縮装置3に送り、凝縮装置3では冷媒から熱を奪って冷媒を液状又は気・液混合状態に変化させる。また冷媒は膨張弁5によって流量制御され、膨張弁5を経て蒸発装置6に開放され、金属製伝熱プレート15が温度低下を来す。
【0047】
そして蒸発装置6を出た冷媒は、加熱部11によって加熱され、電動弁10に至る。電動弁10では、蒸発装置6に取り付けられた温度センサー22に応じて冷媒の流量が絞られ、冷媒は圧縮装置2に戻る。
【0048】
上記した一連の冷媒の流れの中で特記すべきは、本実施形態の冷却装置1では、冷媒は、蒸発装置6を出るまで気・液混合状態を維持しているという点である。
【0049】
すなわち本実施形態の冷却装置1では、蒸発装置6の下流側に加熱部11が設けられているから、冷媒は加熱部11において加熱され、過熱状態となって圧縮装置2に戻るが、膨張弁5の過熱度制御における基準温度として、加熱部11を出た部位の温度を採用している。
またさらに加えて、本実施形態では、膨張弁5を過熱度制御する温度設定は、圧縮装置2の容量、蒸発装置6の容量、及び加熱部11から低圧側冷媒が受ける熱量等を勘案し、少なくとも蒸発装置6を出るまで、冷媒が気・液混合状態を維持する温度が選定されている。
【0050】
そのため本実施形態の冷却装置1では、冷媒は、蒸発装置6を出るまで気・液混合状態を維持しており、湿り状態である。したがって蒸発装置6内の冷媒の温度は、どの部位においても冷媒の飽和温度に等しい。そのため本実施形態の冷却装置は、温度ばらつきが極めて小さい。実施形態に則して説明すると、本実施形態の冷却装置1では、金属製伝熱プレート15上のどの部分についても同一の温度である。そのため金属製伝熱プレート15上に載置された半導体は、どの部位に載置されたものも同一の温度となる。
【0051】
また本実施形態の冷却装置1では、冷媒は、蒸発装置6を出るまで気・液混合状態を維持しているので、冷媒は蒸発装置6を出るまで潜熱を保有している。そのため冷熱エネルギーに余裕があり、負荷変動があっても一定の温度を維持することができる。
【0052】
また本実施形態の冷却装置では、低圧側配管における加熱部11の下流側に電動弁10が設けられているので冷媒の飽和温度を変えることができ、蒸発装置6の温度(金属製伝熱プレート15の温度)を任意に変更することができる。
【0053】
すなわち電動弁10を絞ると蒸発装置6内の圧力が上昇し、冷媒の蒸発が抑制され、飽和温度が上昇する。その結果、蒸発装置6(金属製伝熱プレート15)の表面温度が上昇する。逆に電動弁10を開くと、蒸発装置6内の圧力が低下し、飽和温度が低下して蒸発装置6の表面温度が降下する。
【0054】
また本実施形態の冷却装置1は、図示しない温度設定装置を持ち、温度設定装置に任意の温度を設定することができる。そして前記した様に、制御装置21によって設定温度と、温度センサー22の温度を比較し、その差に応じたパルス信号を電動弁10に送る。具体的には、設定温度に対して温度センサー22の検知温度が高い場合は、電動弁10の開度が大きくなり、逆に設定温度に対して温度センサー22の検知温度が低い場合は、電動弁10の開度が小さくなる様に信号を送る。
【0055】
したがって設定温度よりも蒸発装置6の温度が十分に高い場合は、電動弁10は、全開状態となり、温度式膨張弁5によって最大能力で温度降下する。そして蒸発装置6の温度が設定温度に近づくと、電動弁10は、開度を閉じる方向に作動する。電動弁10の開度が小さいと、蒸発装置6内は中間圧力となり、蒸発温度が上昇する。本実施形態の冷却装置1は、この様に電動弁10の開度をコントロールすることで蒸発温度(圧力)を制御することが可能となり、蒸発装置6の温度制御が可能となる。また電動弁10を採用することにより、任意の温度に設定することが可能となる。
【0056】
このように本実施形態では、膨張弁5が温度の均一性を確保し、電動弁10が温度を制御している。電動弁10の開度を小さくすると圧縮装置2の吸い込み圧力が下がり、冷凍能力が低下するため、蒸発装置6の過熱度が大きくなる方向となるが、この時は膨張弁5の開度が増大し、常に蒸発装置6の出口付近が湿り状態を保つ様に働き、平衡する。
つまり、電動弁10は、圧力を可変させて蒸発装置6の温度を所定の温度に保つ作用をし、膨張弁5は、冷媒流量を変化させて蒸発装置6内の冷媒を常に気・液混合状態に維持する様に調整し、温度分布を均一にする作用を行う。
【0057】
また本実施形態の冷却装置1は、ブラインを使用しなくても温度分布が均一となるので、ブラインの回路が不要であり、経済的である。
【0058】
本実施形態の冷却装置1では、圧縮装置2と加熱部11の間と、電動弁10と圧縮装置2の間にバイパス流路12が設けられている。このバイパス流路12は、主として安全装置として設けたものである。すなわち本実施形態の冷却装置1は、冷凍回路に電動弁10が設けられており、回路を流れる冷媒量が当該電動弁10によって絞られる。そのため電動弁10を過度に絞ると圧縮装置2に供給される冷媒が過度に減少し、圧縮装置2の吸い込み圧力が極端に低下して圧縮装置2の故障の原因となる。そこで本実施形態では、凝縮装置3、膨張弁5、蒸発装置6、電動弁10、加熱部11等の機器をバイパスするバイパス流路12を設けている。
【0059】
本実施形態で採用するバイパス流路12には電磁弁18が設けられている。電磁弁18は、制御装置21によって制御され、電動弁10の開度が一定以下となった時に開く。そのため電動弁10が絞られ、電動弁10の開度が過小となると電磁弁18が開いてバイパス流路12が開通し、圧縮装置2に冷媒が供給される。
【0060】
なおバイパス流路12を流れる冷媒の量は、圧縮装置2の吸い込みに悪影響を与えない程度の量が確保されれば足りる。また凝縮装置3側には相当量の冷媒を流す必要がある。そこでバイパス流路12にはキャビラリーチューブ20が設けられ、凝縮装置3側の流量よりもバイパス流路12側の流量が少なくなる様に工夫されている。バイパス流路12に設けられたキャビラリーチューブ20は、上記した理由で設けられたものであるから、他の絞りに変更してもよく、また省略してもよい。
またパイパス流路12の電磁弁18を省略してもよい。
【0061】
次に、本発明の効果を確認するために行った実験について説明する。本発明者は、図1に示す構成の冷却装置1を試作し、性能を試験した。蒸発装置6は、図2に示す構成のものを使用した。蒸発装置6内の冷媒の温度は、蒸発装置6の表面温度に対して数度低い温度でコントロールされた。
蒸発装置6の表面温度のバラツキは、±0.3℃程度であった。また設定温度は、−40℃〜0℃まで変更可能であった。設定温度に対する温度の変動幅は、±0.1℃以下であった。
試作機における−10℃及び−20℃制御時の圧力状態は、表1の通りであった。
【0062】
【表1】
【0063】
従来技術において、本実施形態と同等に小さい温度バラツキを実現しようとすると、図11に示した様な二次冷媒方式を採用せざるを得なかったが、本実施形態の様に蒸発装置6として、直膨式プレート熱交換器を使用することにより、二次冷媒方式と同等の性能が期待できる。また本実施形態によると、ブライン循環ポンプの発熱や、配管、タンクからの熱ロスが無くなり、冷却装置の容量を小さくでき、さらにまたブライン回路が不要となる。そのため省エネルギー、安価、省スペース化が実現できる。
【0064】
以上説明した実施形態では、加熱部11として圧縮装置2から凝縮装置3に至る高圧側の冷媒を熱源として蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間を加熱する構成を開示した。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば図5に示すように、蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間に電気ヒータ23を設け、当該電気ヒータ23を熱源として蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間を加熱してもよい。電気ヒータ23を熱源として加熱部を構成する場合には、必要な過熱度を確保し得る容量を持つ電気ヒータを常時通電しておくことが望ましい。
【0065】
また図1に示した実施形態では、加熱部11として圧縮装置2から凝縮装置3に至る高圧側の冷媒を熱源としたが、図6に示すように凝縮装置3から膨張弁5に至る高圧側の冷媒を熱源としてもよい。
すなわち図6に示す冷却装置では、蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間の配管の一部が、凝縮装置3から膨張弁5に至る間の配管の一部に接触している。具体的には、両者の配管は、100mmから200mm程度の範囲に渡って密着し、両者の間で直接的に熱交換が行なわれる。なお、本実施形態では温度調整器21と電動弁10の間にパルスコンバータ25が介挿されている。
【0066】
凝縮装置3から膨張弁5に至る間の温度、すなわち凝縮装置3の出口側の温度は、図1の実施形態で採用した様な、圧縮装置2から凝縮装置3に至る間よりも低いが、当該部位の配管を流れる冷媒は、多くの場合、液体であるから、図1の実施形態の場合に比べて配管と冷媒との熱交換効率が高く、結果的に熱交換量が増大する。そのため図6に示す構成を採用すると、加熱部(熱交換部)11を小型化することができる。
また凝縮装置3から膨張弁5に至る間を流れる冷媒は、圧縮装置2から凝縮装置3に至る間を流れる冷媒に比べて温度変化が少ないから、加熱部(熱交換部)11における熱交換量が安定する。そのため外部の温度変化によって回路に及ぼされる影響が小さいものとなり、動作が安定化する。
【0067】
また蒸発装置6から圧縮装置2に戻る配管を長くして配管が外気と触れる時間を長くし、外気温度と接する機会を増やして蒸発装置6の出口側から電動弁10に至る間を実質的に加熱してもよい。さらに空冷式の熱交換器(管コイル形や、フィンコイル形の熱交換器等)を当該部位に挿入して加熱部とすることも可能である。
いずれの方策を採用する場合であっても、加熱部の能力は、膨張弁の設定過熱度以上に至らしめることができる熱量を冷媒に与えることができることが必要である。また負荷変動を勘案して加熱部の能力は、多少の余裕を有することが推奨されるが、加熱部における加熱量が過度に大きいと、冷却装置1自体の冷却能力が低下してしまうので注意を要する。
【0068】
また上記した実施形態は、半導体用の環境試験器に本発明を応用したものであるが、もちろん他の機器に本発明を応用することができる。
【0069】
図7は、本発明に係る冷却装置30を恒温槽33に適用してなる恒温装置の例を示すものである。なお以下に示す実施形態の中で、先の実施形態と同一の部材は、同一の番号を付し、重複した説明を省略する。
図7に示す冷却装置30は、先の実施形態と同様に圧縮装置2と、凝縮装置3と、膨張弁5と、蒸発装置35及び電動弁10を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成している。また先の実施形態と同様に加熱部11を備えている。
【0070】
ただし、先の実施形態では、蒸発装置6は、直膨式プレート熱交換器であり、接触による熱伝導によって物を冷却するものであったのに対し、本実施形態で採用する蒸発装置35は、クーラや冷蔵庫で採用される物と同様の形態であり、冷媒と恒温槽33内の雰囲気との間で熱交換を行うものである。具体的には、蒸発装置35は、管コイル形や、フィンコイル形の熱交換器である。
【0071】
また本実施形態の冷却装置30は、凝縮装置3等を迂回するバイパス流路を持たない。しかしこれに代わって、電動弁10を迂回するバイパス流路31を備えている。バイパス流路31には、電磁弁32が設けられている。
【0072】
本実施形態の冷却装置30は、前記した様に恒温槽33に適用されるものである。恒温槽33は、公知のそれと同様に断熱材によって囲まれた箱体である。そして断熱材で仕切られた箱体内には仕切り34があり、仕切り34の内側に通風通路38が設けられている。そして当該通風通路38の内部に蒸発装置35が配されている。
また温度センサー22は、恒温槽33内の所定の位置に配されている。
【0073】
他に、恒温槽33内に電気ヒータ36とファン37が設けられている。これらの電気ヒータ36とファン37は、温度制御装置40によって制御される。
【0074】
本実施形態の恒温槽33は、低温から高温に至るまで、幅広く温度調節を行うことを目的としている。
そのために本実施形態の恒温槽33では、制御温度を低温領域、中温領域及び高温領域の3つに区分し、それぞれ冷却装置30と、電気ヒータ36を使い分けている。
【0075】
例えば、低温領域を−40℃〜0℃とし、中温領域を0℃〜40℃とし、高温領域を40℃〜100℃とする。
ここで低温領域たる−40℃〜0℃は、前記した実験の通り冷却装置30だけで精度良く温度調節ができる領域であるから、基本的に、冷却装置30のみで温度調節を行い、急速に槽内の温度を上昇させる必要がある場合に限って電気ヒータ36を作動させる。
すなわち冷却装置30の電動弁10を動作させて冷媒の飽和温度を調節し、所望の温度に調整する。この様に低温領域においては、電動弁10を機能させて温度調節を行うので、バイパス流路31の電磁弁32は、閉じた状態のままで使用される。
【0076】
低温領域、中温領域及び高温領域の各領域における動作を表に纏めると、表2の通りである。
【0077】
【表2】
【0078】
本実施形態の恒温槽33では、低温領域の温度制御に冷却装置30を使用するが、本実施形態の冷却装置30は、蒸発装置35の温度ばらつきが少ない。そのため蒸発装置35を通過する空気の温度が均一となる。その結果、本実施形態の恒温槽33では、槽内における温度のばらつきが少ない。
【0079】
これに対して中温領域たる0℃〜40℃は、冷却装置30単独では、温度調節ができない領域である。そのため冷却装置30と電気ヒータ36を併用して恒温槽33内の温度を調節する。すなわち中温領域たる0℃〜40℃では、従来技術と同様に冷却装置で過冷却ぎみに冷却し、冷却しすぎた分を応答性の高い電気ヒータ36で補う。
また中温領域たる0℃〜40℃で恒温槽33を使用する場合には、バイパス流路31の電磁弁32を開成し、電動弁10を迂回して冷媒を流す。
この理由は、次の通りである。
【0080】
すなわち本実施形態では、電動弁10は恒温槽33内の温度センサー22の検出温度に基づいて制御されているため、恒温槽33内が高温状態にあるときや、設定温度が高いときは、冷媒の飽和温度を上げようとして電動弁10が全閉状態となってしまうおそれがある。そこで中温領域たる0℃〜40℃では、電動弁10による冷媒流量の制限が行なわれないようにバイパス流路31側の電磁弁32を開き、バイパス流路31側に冷媒を流すこととした。
【0081】
したがってバイパス流路31を設ける代わりに、電気回路やソフトウェアを工夫して電動弁10が全閉状態となることを防止してもよい。たとえば恒温槽33内の温度や設定温度が一定温度よりも高い場合に、電動弁10を全開状態或いは一定の開度(例えば50%)に固定する方策が有効である。
【0082】
また高温領域たる40℃〜100℃においては、冷却装置30を使用する機会がほとんどなく、専ら電気ヒータ36によって槽内の温度調節を行う。
【0083】
図7で示した恒温槽33は、電気ヒータを併用して−40℃程度の低温領域から、100℃程度の高温領域までの温度制御を可能としたものであるが、例えば制御範囲が、−40℃の低温領域から10℃程度の中低温領域までの温度制御で足りる場合には、図8に示す様なより簡便な構成を採用してもよい。
図8に示す恒温槽45では、冷却装置41は、圧縮装置2と、凝縮装置3と、膨張弁5と、蒸発装置35及び電動弁10を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成している。また先の実施形態と同様に加熱部11を備えている。
本実施形態で採用する蒸発装置35は、図7に示した実施形態で採用したものと同様のものであり、冷媒と恒温槽45内の空気の間で熱交換を行うものである。
また本実施形態の冷却装置41は、図1のような凝縮装置3等を迂回するバイパス流路を持たない。また電動弁10を迂回するバイパス流路31も無い。
【0084】
次に本発明の冷却装置を恒温ブライン供給装置に適用してなる恒温装置の例を図9を参照しつつ説明する。
図9に示す恒温ブライン供給装置50では、冷却装置51は、圧縮装置2と、凝縮装置3と、膨張弁5と、蒸発装置52及び電動弁10を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成している。また先の実施形態と同様に加熱部11を備えている。
【0085】
本実施形態の冷却装置51は、凝縮装置3等を迂回するバイパス流路を持たない。また電動弁10を迂回するバイパス流路31も無い。
【0086】
本実施形態で採用する蒸発装置52は、図10に示すように二重管路となっている。すなわち蒸発装置52は、略「U」字状をした内管53を持ち、内管53の外側に外管55が設けられている。言い換えれば、蒸発装置52は、外管55の内部に内管53が同心状に挿入されたものである。したがって蒸発装置52は、内管53によって構成される内側流路と、外管と内管の間によって構成される外側流路を有する。
【0087】
そして内管53の両端部は、凝縮装置3及び加熱部11側に接続され、内側流路には冷媒が通過する。一方、外管55の端部側面にはブライン導入管56とブライン排出管57が接続されている。外側流路には、ブラインが通過する。
またブライン排出管57には温度センサー58が取り付けられている。
【0088】
本実施形態の恒温ブライン供給装置50では、制御装置21によって設定温度と、温度センサー58が検出する蒸発装置52のブライン出口付近のブライン温度を比較し、その差に応じたパルス信号を電動弁10に送って電動弁10を動作させる。
【0089】
本実施形態の恒温ブライン供給装置50では、蒸発装置52の内側流路を冷媒が通過するが、冷媒は、蒸発装置52を出るまで気・液混合状態を維持している。したがって蒸発装置52内の冷媒の温度は、どの部位においても冷媒の飽和温度に等しい。そのため本実施形態の冷却装置51の蒸発装置52の内側流路は、温度ばらつきが極めて小さい。
また本実施形態の冷却装置51では、冷媒は、蒸発装置52を出るまで気・液混合状態を維持しているので、冷媒は蒸発装置52を出るまで潜熱を保有している。そのため冷熱エネルギーに余裕があり、負荷変動があっても一定の温度を維持することができる。そのため外側流路を流れるブラインは、流れる内に一定の温度に調整され、所定の負荷に送られる。
【0090】
本実施形態の冷却装置51では、ブラインと冷媒とを蒸発装置52によって直接的に熱交換している。そして蒸発装置52のブラインの出口側の温度によって温度制御を行っている。そのため蒸発装置52における冷却量を制御でき、ブラインタンクが不要である。また本実施形態によると、電気ヒータ等の加熱装置を必要とせずに精密な温度制御が可能となり、低コスト、省スペースを実現できる。さらに本実施形態では、必要冷却量のみで運転されるため、省エネルギーである。
【0091】
以上説明した実施形態では、膨張手段として温度式膨張弁5を採用し、感温筒13は、加熱部11と電動弁10の間に配したが、感温筒13を電動弁10と圧縮装置2の間に設けてもよい。
また上記した実施形態では、膨張手段として温度式膨張弁5を採用したが、他の形式のものであっても構わない。膨張手段として電子膨張弁を使用する場合、温度センサーは、蒸発装置6,35の手前と、加熱部11の下流に配することとなる。
温度制御範囲が狭い場合は、膨張手段として手動式膨張弁やキャピラリーチューブを使用することもできる。
【0092】
また上記した実施形態では、膨張弁5は、加熱部11を出て電動弁10に至る間の冷媒温度と、膨張弁5の出口近傍の温度(飽和温度)の差異が一定の温度となる様に過熱度制御したが、加熱部11を出て電動弁10に至る間の冷媒温度だけによって膨張弁5を制御してもよい。例えば、加熱部11を出て電動弁10に至る間の冷媒が常識的に乾き状態となっているであろう温度となる様に膨張弁5を制御する。
【0093】
また上記した実施形態では、電動弁10はいずれも加熱部11と圧縮装置2の間に設けたが、蒸発装置6,35と加熱部11の間に電動弁10を設けてもよい。ただし蒸発装置6,35と加熱部11の間は、気・液混合状態であるから、流量調節が安定しにくい。そのため実施形態の様に、加熱部11の下流側に電動弁10を設けることが望ましい。すなわち加熱部11の下流では、冷媒は、乾き蒸気であるから、流量制御を行いやすい。
【0094】
また電動弁10に代わって他の形式の制御弁を使用することもできる。電動弁10に代わって固定的な絞りであってもある程度の効果は期待できる。
さらに一次側の圧力を所定の値に保つ弁を使用することもできる。また固定温度でも構わない場合は、例えば蒸発圧力調整弁等を電動弁の代わりに使用してもよい。
【0095】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明の冷却装置は、蒸発装置の温度バラツキが少なく、温度が安定している。そのため環境試験器等に採用すると、安定した温度環境をつくり出すことができ、信頼性の高い試験を行うことができる。
本発明の冷却装置では、冷媒は蒸発装置の出口に至るまで気・液混合状態を維持しているので温度のバラツキが少なく、且つ大きな負荷変動があっても蒸発装置の温度は変わりにくい。
【0096】
本発明の冷却装置は、蒸発装置から圧縮装置に至る間に流量制御手段等を備えているから、蒸発装置内における冷媒の圧力を制御することができる。そのため蒸発装置内における飽和温度を制御することができる。したがって本発明によると、蒸発装置の温度を任意に変更することができる。
【0097】
また本発明の冷却装置では、負荷側の温度を検知して温度制御を行うので、負荷側を所望の温度に調節することができる。
【0098】
さらに請求項2に記載の冷却装置は、流量制御手段等をバイパスするバイパス手段が設けられているので、流量制御手段等が締切り状態となるのを防いだり、あるいは流量制御手段等の流路抵抗を軽減することができる。
【0099】
また請求項3に冷却装置では、圧縮装置から凝縮装置に至る間と、流量制御手段等から圧縮装置に至る間をつなぐバイパス手段が設けられている。そのため流量制御手段等の開度が低いときも圧縮装置に十分な冷媒を供給することができ、安全性が高い。
【0100】
また請求項4に記載の冷却装置では、蒸発装置に直膨式プレート熱交換器が採用されているので、被冷却物をプレート上において冷却したり、所望の試験を行うことができる。
【0101】
また請求項5に記載の冷却装置では、配管と冷媒との熱交換効率が高く、加熱部(熱交換部)を小型化することができ、また、加熱部(熱交換部)における熱交換量が安定して、外部の温度変化によって回路に及ぼされる影響が小さいものとなり、動作が安定化する。
【0102】
また請求項6に記載の恒温装置は、温度の制御精度が高く、且つ温度ばらつきが少ないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の冷却装置の配管系統図である。
【図2】 図1の冷却装置で採用する直膨式熱交換器の斜視図である。
【図3】 直膨式熱交換器の変形例を示す斜視図である。
【図4】 直膨式熱交換器の他の変形例を示す斜視図である。
【図5】 本発明の他の実施形態の冷却装置の配管系統図である。
【図6】 本発明のさらに他の実施形態である冷却装置の配管系統図である。
【図7】 本発明のさらに他の実施形態である冷却装置及び当該装置を使用した恒温装置の配管系統図である。
【図8】 本発明のいっそう他の実施形態である冷却装置及び当該装置を使用した恒温装置の配管系統図である。
【図9】 本発明のさらに他の実施形態である冷却装置及び当該装置を使用した恒温装置である恒温ブライン供給装置の配管系統図である。
【図10】 図9の恒温ブライン供給装置で採用する蒸発装置の断面図である。
【図11】 従来技術における冷却装置を使用した恒温ブライン供給装置の配管系統図である。
【符号の説明】
1 冷却装置
2 圧縮装置
3 凝縮装置
5 膨張弁
6 蒸発装置
10 電動弁
11 加熱部
12 バイパス流路
13 感温筒
30, 41 冷却装置
31 バイパス流路
32 電磁弁
33,45 恒温槽
35 蒸発装置
50 恒温ブライン供給装置
51 冷却装置
Claims (6)
- 圧縮装置と、凝縮装置と、膨張手段と、蒸発装置を備え、これらが順次配管接続されて冷凍回路を構成し、気体状態の冷媒を圧縮装置で圧縮して凝縮装置に送り、凝縮装置では冷媒から熱を奪って冷媒を液状又は気・液混合状態に変化させ、膨張手段を経て蒸発装置に送り、さらに冷媒を圧縮装置に戻す冷却装置において、蒸発装置と圧縮装置の間に加熱部を備え、冷媒は蒸発装置の出口に至るまで気・液混合状態を維持し、加熱部で熱を得てその全てが気体に相変化し、蒸発装置から圧縮装置に至る間に流量制御手段又は圧力制御手段を備え、さらに負荷側の温度を検知する負荷側温度検知手段を有し、流量制御手段又は圧力制御手段は前記負荷側温度検知手段の検知温度に基づいて制御され、設定温度に対して負荷側温度検知手段の検知温度が高い場合は、流量制御手段又は圧力制御手段の開度が大きくなり、逆に設定温度に対して負荷側温度検知手段の検知温度が低い場合は、流量制御手段又は圧力制御手段の開度が小さくなることを特徴とする冷却装置。
- 流量制御手段又は圧力制御手段をバイパスするバイパス手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
- 圧縮装置から凝縮装置に至る間と、流量制御手段又は圧力制御手段から圧縮装置に至る間をつなぐバイパス手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却装置。
- 蒸発装置は、直膨式プレート熱交換器であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却装置。
- 加熱部は、凝縮装置から膨張手段に至る高圧側の冷媒を熱源とするものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷却装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却装置が搭載された恒温装置。
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