JP3661053B2 - ブラケットの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚板や天板等を支持する際に用いられるブラケットの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
棚板や天板は、一般に、ブラケットを介して支柱や側板の起立面に取付けられる。従来のブラケットの取付構造は、支柱や側板の起立面に横長のスリットを形成する一方、ブラケットの内面に前記スリットに係合する係合爪を水平に延設し、その際に係合爪の先端を適当に屈曲させておいて、当該先端を前記スリットに係合させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように水平に延出する係合爪には、ブラケットに掛かる荷重が該係合爪の肉厚方向に作用するため、係合爪が簡単に塑性変形して曲がってしまう恐れが高い。その上、挿入の便を図るため、係合孔の上下寸法を係合爪の肉厚よりも大きく設定しており、ブラケットを起立面に取付けた状態で上下方向にがたつきを生じやすい。そこで、従来は、所定係合位置においてブラケットの随所をねじ止め等により強固に補強しておかなければならず、取付作業が煩雑で部品点数も多くなるという不都合がある上、ブラケットをねじ等で止着する前の位置決めも行いにくかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した不具合を解消するため、本発明は、係合爪の肉厚方向を荷重の掛かる方向と直交するように設定した上、この係合爪に所定取付位置で少なくとも係合孔の荷重が作用する方向の両開口縁に略緊密に嵌合する嵌合部を配設する或いは、第1、第2の係合爪をブラケットの上下動を防止し得るように第1、第2の係合孔の開口縁に略緊密に当接した状態で係合させるようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明は、起立した取付面に、鉛直面内を回動させることによって被支持部材を支持するブラケットを取付けるようにしたものであって、前記取付面に、鉛直方向に沿って延びる係合孔を開口させるとともに、前記ブラケットの回動基端側に前記係合孔に係合可能な係合爪を略前後方向に沿って複数箇所に並設し、前記係合爪が、肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているものであり、所定取付位置で少なくとも係合孔の荷重が作用する方向の両開口縁に略緊密に嵌合する嵌合部を具備してなることを特徴とするブラケットの取付構造である。
【0006】
このような構成のものであると、取付面に形成した係合孔に、ブラケットを鉛直面内で回動させて係合爪を係合させれば、所定取付位置で前記係合爪の嵌合部が係合孔の荷重が作用する方向の両開口縁に略緊密に嵌合することになる。したがって、所定取付位置でのブラケットの鉛直方向へのがたつきを有効に防止してブラケットの位置決めを適性に行い得るとともに、一定の取付強度も得られる。また、このものは、ブラケットに掛かる荷重が前記係合爪の肉厚方向と直交する方向に作用するため、係合爪を構成する部材自体の圧縮強度を利用して、ブラケットの荷重を無理なく有効に支持することができ、前述した嵌合部により得られる取付強度と併せて、基本的にねじ止めが不要、若しくは最低限の止着箇所でブラケットを取付面に取付け得る。さらに、ブラケットの略前後方向に沿って複数の係合爪を配設しているので、被支持部材やブラケットに偏荷重が掛かっても、各係合爪が取付位置で略緊密に係合孔に嵌合して、ブラケットの安定支持を図るものである。
【0007】
本発明の他の好適な実施の形態としては、起立した取付面に、鉛直面内を回動させることによって被支持部材を支持するブラケットを取付けるようにしたものであって、前記取付面に、鉛直方向に沿って延びる係合孔を上下方向に複数開口させるとともに、前記ブラケットの回動基端側の対応位置に前記係合孔に係合可能な係合爪を複数設けているものにおいて、上下方向に偏位して位置する第1、第2の係合爪が、前記取付面側に対応して位置する第1、第2の係合孔に係合するものであり、これら第1、第2の係合爪が、肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているとともに、少なくともいずれか一方側の上向面を対応する係合孔の下向面に、他方側の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合することを特徴とするブラケットの取付構造が挙げられる。
【0008】
このような構成の場合にも、所定取付位置でのブラケットの鉛直方向へのがたつきを有効に防止することになる。すなわち、少なくとも第1、第2の係合爪の一方側の上向面を対応する係合孔の下向面に略緊密に当接させて係合することによりブラケットの上方への移動が禁止され、他方側の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合することによりブラケットの下方への移動が禁止される。また、このものは、ブラケットに掛かる荷重が前記係合爪の肉厚方向と直交する方向に作用するため、係合爪を構成する部材自体の圧縮強度を利用して、ブラケットの荷重を無理なく有効に支持することができ、前述した係合爪と係合孔の係合により得られる取付強度と併せて、基本的にねじ止めが不要、若しくは最低限の止着箇所でブラケットを取付面に取付け得る構成を実現することができる。
【0009】
また、ブラケットの略前後方向に沿って複数の係合爪を配設している場合には、少なくとも最後方において上下方向に偏位して位置する第1、第2の係合爪のいずれか一方側の上向面を対応する係合孔の下向面に、他方側の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合することが望ましい。
好適な実施の形態としては、対向する取付面に取付けた対をなすブラケットを前記被支持部材を介して連結することにより所定取付位置からのブラケットの回動動作を禁止するようにしているものが挙げられる。
【0010】
本発明のブラケットの取付構造を適用するのに好適な例としては、ブラケットが、少なくとも一端側を、取付面の前後方向に突出して配設してなるものが挙げられる。
ブラケットの具体的な実施の形態としては、ブラケットが、前記被支持部材を支持し得る支持壁と、前記取付面に添接し得る添接壁とを具備してなり、前記添接壁より係合爪を突設してなるものを挙げることができる。
【0011】
位置決め精度を良好にするには、係合孔の開口形状が、矩形状であることが望ましい。
ブラケットの回動動作を円滑なものとするには、係合爪が、外周縁が略半円弧状で、回動基端側に荷重が作用する方向に沿った突出端を有する係合爪本体を具備してなることが望ましい。
【0012】
回動初期には係合孔の開口縁と突出端の干渉を有効に防止し、所定取付位置では嵌合部が係合孔に略緊密に嵌合し得るようにするには、ブラケットの回動支点が、係合爪本体の中心から荷重の掛かる方向に沿って突出端側に偏位した位置に設定してなることが望ましい。
また、係合爪の具体的な実施の形態としては、係合爪が、前記突出端を鉛直上向きに突出してなる上向き爪であるものや、係合爪が、前記突出端を鉛直下向きに突出してなる下向き爪であるものを挙げることができる。
【0013】
簡単な加工により係合爪を形成するには、係合爪が、前記ブラケットから一体に切り起こした切り起こし片であることが望ましい。
具体的な実施の形態としては、被支持部材が、天板であり、取付面が天板を支持する支柱の内面であるものや、被支持部材が、棚板であり、取付面が棚板を支持する支柱の内面であるものを挙げることができる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本実施例のブラケットの取付構造を適用した机Aを示している。この机Aは、左右対をなす側部支持体1の間に天板2を支持させてなるもので、天板2の上方に必要に応じて更に複数の棚板3A、3Bを取付けることができるように構成されている。
【0015】
側部支持体1は、図1及び図2に示すように、2つの板金素材を組み合わせて構成され、前壁となる位置にフック孔を開口させてなる中空体状の支柱11と、この支柱11の下端部より前方に向けて延出するベース12と、前記支柱11に前記フック孔を利用して掛止される天板支持用のステー13からなるもので、左右の側部支持体1は、梁14及び枠体15を介して相互に自立可能に連結されている。
【0016】
支柱11は、主として内壁を構成する厚板111と、主として外壁を構成する薄板112とを組み合わせて構成されている。前記薄板112は、前記厚板111よりも後方に延出した後方延出部分112aを有し、この後方延出部分112aにより形成される内方に開口した鉛直方向に延びる空間を、配線類を鉛直方向に案内し得る縦配線空間Sとしている。なお、この支柱11の上方の開口端には、着脱可能にキャップ16が装着される。また、図示していないが、前壁となる位置に開口させてなるフック孔を利用して、支柱11の前面に配線具を掛止するようにしてもよい。
【0017】
梁14は、後方が開口した長尺部材であり、その左右両端を前記支柱11に適宜の手段で固設されている。この梁14には、図2に示すように、中間棚17や、配線受け18が適宜の手段で取着してある。
枠体15は、側部支持体1の下方を連結している正面視ロ字型のものであり、左右一対の縦枠材151の上下端に後方が開口した梁152を固設して構成され、この梁152にも前記中間棚17や配線受け18を適宜の手段で取着し得るようになっている。
【0018】
天板2は、左右両縁をそれぞれ対応するステー13の上面に載荷させて配設されるもので、予め支柱11の内面からステー13の内面に亘る部位に天板支持用ブラケット4を取付けており、このブラケット4に天板2の後端部を支持させるとともに止着している。一方、天板2の前端部は、ステー13の前端部において例えば、図示しないフランジ付きピンとダルマ孔との係合とねじ止めとを併用した既知の方法で止着している。また、天板支持用ブラケット4には、天板2の後方に配設するダクトカバー5の下面も支持させている。天板2の後端部には、その幅寸法が、対向する支柱11の内側面間の離間距離と略等しくなるように左右両縁に切り欠きが形成されており、この切り欠きの前端と内方端が、それぞれ支柱11の前面と内側面に添接するようになっている。
【0019】
棚板3A、3Bは、左右の支柱11の上端及び中間位置付近に取付けてなる奥行寸法の異なるものであり、支柱11の内側面に棚板支持用ブラケット6A、6Bを取付け、これらブラケット6A、6Bに各棚板3A、3Bの下面を支持させるようにしている。
このような構成において、本実施例では、前記天板支持用ブラケット4及び棚板支持用ブラケット6A、6Bを、それぞれ回動動作を利用して左右の支柱11の内側面に設定した対向する取付面11aに取付けるようにしている。なお、支柱11の内壁を構成している厚板111は、図3及び図7に示すように、第1の内側面部111bと、この第1の内側面部111bの後方において外方に階段状に折り曲げて形成してなる第2の内側面部111cとを具備してなり、前記第1の内側面部111bをブラケット4、6A、6Bの取付面11aとし、前記第2の内側面部111cを前記梁14や枠体15や配線具(図示せず)の取付面としている。
【0020】
先ず、図3〜図6を参照して、天板支持用ブラケット4を支柱11の取付面11aに取付ける場合について説明する。
天板支持用ブラケット4は、取付面11aに添接される添接壁たる起立壁41と、この起立壁41の上縁から90度屈曲させて水平方向に延出した天板2の下面を支持する支持壁たる水平壁42とを具備する断面略L字型の長尺部材であり、その前後端を取付面11aの前後端よりも突出させて取付けてある。起立壁41は、所定取付位置において、支柱11の内面に添接される支柱添接部41aと、支柱11の前面に取付けられたステー13の内面に添接されるステー添接部41bとを具備してなり、これら支柱添接部41a及びステー添接部41bには、支柱11及びステー13への止着用ボルトbを貫通するためのボルト挿通孔45を穿設してある。水平壁42は、天板2及びダクトカバー5の下面に添接してこれらを支持するもので、その後方延出端からは、前記ダクトカバー5に係合するダクトカバー位置決め用の係合板43が、内方縁より上方に向かって延出してある。また、この水平壁42の前端部には、天板2の止着用ボルトbを貫通するためのボルト挿通孔44が穿設してある。そして、この天板支持用ブラケット4は、以下に記載するようなブラケット取付構造により支柱11の取付面11aに添接固定される。
【0021】
このブラケット取付構造は、支柱11の内側面に設定した取付面11aの前後端に開口させた前後方向に対をなす係合孔71と、前記天板支持用ブラケット4を形成する起立壁41から反水平壁方向に屈曲させた前記係合孔71に係合し得る係合爪72と、同様に前記起立壁41から反水平壁方向に屈曲して突出させた補助係合爪73とを利用して構成されている。
【0022】
係合孔71は、鉛直方向に沿って延びる縦長矩形状のものであり、支柱11の上端から下端近傍まで鉛直方向にそって複数個穿設してある。
係合爪72は、起立壁41と直交するように該起立壁41の下端から切り起こして一体に形成してなる肉厚方向が水平方向となっているもので、先端側に配設される外周縁が略半円弧状をなす係合爪本体721と、前記係合爪本体721の基端側に一体に形成され所定取付位置で前記係合孔71に略緊密に嵌合し得る嵌合部722とを具備してなる。また、この係合爪72は、係合爪本体721が前記嵌合部722よりも下方に突出した突出端721aを有してなる下向き爪である。嵌合部722は、奥行方向に沿って切断した場合の縦断面が前記係合孔71の開口形状と略同一であるため、所定取付位置で、嵌合部722の上下面及び前後面は、係合孔71の上下開口縁及び前後開口縁に当接する。また、この所定取付位置で、係合爪本体721の突出端721aの内側面721bは、厚板111の外面111aと添接し、ブラケット4は支柱11に安定的に支持されることになる。一方、このブラケット4では、嵌合部722の下面にブラケット4の回動支点cが設定されることとなるが、この回動支点cが、係合爪本体721の鉛直方向中心よりも若干、突出端721a側に偏位した位置となる様、嵌合部722の下面は、係合爪本体721の鉛直方向中心よりも若干、突出端721a側に偏位した位置となっている。また、前記嵌合部722の下面は、起立壁41の下面と面一に連続しており、回動時、係合孔71の上向き開口縁と起立壁41の下面との噛み付きを防止するようにしている。
【0023】
補助係合爪73は、起立壁41と直交するように該起立壁41から一体に切り起して形成してなる肉厚方向が水平方向に沿うものである。この補助係合爪73は、前記係合爪72の上方より突設してなり、前記係合爪72が係合する係合孔71の真上の係合孔71に係合する。
次に、前記天板支持用ブラケット4を支柱11の取付面11aに取付ける場合の手順について説明する。
【0024】
まず、天板2の前端部の左右両端をステー13上に載荷し、天板2の前端部をステー13の前端部に、例えば、図示しないフランジ付きピンとダルマ孔との係合とねじ止めとを併用した既知の方法で止着し、天板2をステー13上に固定する。次に、天板支持用ブラケット4を取付面11aに対し角度のある方向から近づけて、図6中想像線に示すように、係合爪本体721の突出端721aを前記係合孔71内に係合した状態で、ブラケット4を下方から上方へすなわち反時計回りに回動する。そして、起立壁42が、支柱11の取付面11aに添接し、水平壁41が、天板2の下面に添接する所定取付位置で、嵌合部722が係合孔71に略嵌合し、補助係合爪73が、係合爪72が係合する係合孔71の真上の係合孔71内に係合する。しかる後、前記ボルト挿通孔44を介して下方から挿入した止着用ボルトbを天板2に止着してブラケット4を天板2に固定するとともに、起立壁42に穿設したボルト挿通孔45を介して挿入した止着用ボルトbを支柱11及びステー13に設けためねじ孔hにそれぞれ螺着することによりブラケット4を支柱11及びステー13に固定する。このように、本実施例では、支柱11に起立壁41を固定した天板支持用ブラケット4の水平壁42上に天板2を添接しねじで止着しているので、このブラケット4及び天板2を介して支柱11の左右方向への揺動を有効に防止することができる。
【0025】
次に、図7〜図10を参照して、棚板支持用ブラケット6Aを支柱11の上端付近の取付面11aに取付ける場合について説明する。
棚板支持用ブラケット6Aは、支柱11の取付面11aに添接される添接壁たる起立壁61と、この起立壁61の上縁から90度屈曲させて水平方向に延出した棚板3Aの下面を支持する支持壁たる水平壁62とを具備する断面略L字型の長尺部材である。起立壁61には、支柱11への止着用ボルトbを貫通するためのボルト挿通孔65が穿設してある。水平壁62は、棚板3Aの下面に添接して支持するもので、その奥行方向中間位置からは、前記棚板3Aを構成しているチャネル部材に係合する棚板位置決め用の係合板63が、内方縁より上方に向かって延出してある。また、この水平壁62の前後端部には、棚板3Aの止着用ボルトbを貫通するためのボルト挿通孔64が穿設してある。そして、この棚板支持用ブラケット6Aは、以下に記載するようなブラケット取付構造により支柱11の取付面11aに添接固定される。
【0026】
このブラケット取付構造は、支柱11の内面に設定した取付面11aの前後端に開口させた前後方向に対をなす係合孔71と、前記棚板支持用ブラケット6Aを形成する起立壁61から反水平壁方向に屈曲させた前記係合孔71に係合し得る係合爪75と、同様に前記起立壁61から反水平壁方向に屈曲して突出させた補助係合爪76とを利用して構成されている。
【0027】
係合孔71は、鉛直方向に沿って延びる縦長矩形状のものであり、支柱11の上端から下端近傍まで鉛直方向にそって複数個穿設してある。
係合爪75は、起立壁61と直交するように該起立壁61及び水平壁62から切り起こして一体に形成してなる肉厚方向が水平方向に沿うもので、先端側に配設される外周縁が略半円弧状をなす係合爪本体751と、基端側に配設され取付位置で前記係合孔71に略緊密に嵌合し得る嵌合部752とを具備してなる。この係合爪75は、係合爪本体751が前記嵌合部752よりも上方に突出した突出端751aを有してなる上向き爪である。嵌合部752は、奥行方向に沿って切断した場合の縦断面が前記係合孔71の開口形状と略同一であるため、所定取付位置で、嵌合部752の上下面及び前後面は、係合孔71の上下開口縁及び前後開口縁と略緊密に当接する。また、この所定取付位置で、係合爪本体751の突出端751aの内側面751bは、厚板111の外面111aと添接することになるため、ブラケット6Aは支柱11に安定的に支持される。また、このブラケット6Aを回動させる際の、回動支点cは、嵌合部752の上面に設定されるが、この回動支点cが、係合爪本体751の鉛直方向中心よりも若干、突出端751a側に偏位した位置となる様、嵌合部752の上面は、係合爪本体751の鉛直方向中心よりも若干、突出端751a側に偏位した位置となっている。また、前記嵌合部752の上面は、水平壁62の上面と面一に連続しており、回動時、係合孔71の下向き開口縁と水平壁62の上面との噛み付きを防止するようにしている。
【0028】
補助係合爪76は、起立壁61と直交するように該起立壁61から一体に切り起して形成してなる肉厚方向が水平方向に沿うものである。この補助係合爪76は、前記係合爪75の下方より突設してなり、前記係合爪75が係合する係合孔71の真下の係合孔71に係合する。また、この補助係合爪76は、上縁が略水平方向に延びる水平辺であり、下縁が基端から先端に向かって上方に傾斜する傾斜辺となっている。
【0029】
次に、前記棚板支持用ブラケット6Aを支柱11の取付面11aに取付ける場合の手順について説明する。
棚板支持用ブラケット6Aを、取付面11aに対し角度のある方向から近づけて、図10中想像線に示すように、係合爪本体751の突出端751aを前記係合孔71内に係合した状態で、ブラケット6Aを上方から下方へすなわち時計回りに回動する。そして、起立壁61が、支柱11の取付面11aに添接し、水平壁61が略水平状態となる所定取付位置で、嵌合部752が係合孔71に略緊密に嵌合し、補助係合爪76は、係合爪75が係合する係合孔71の真下の係合孔71内に係合している。このようにして左右の支柱11の取付面11aに各ブラケット6Aを仮保持させた後、両ブラケット6Aの水平壁62上に棚板3Aを載荷する。しかる後、前記ボルト挿通孔64を介して下方から挿入した止着用ボルトbを棚板3Aに止着してブラケット6A上に棚板3Aを固定するとともに、起立壁61に穿設したボルト挿通孔65を介して挿入した止着用ボルトbを支柱11に設けためねじ孔hに螺着することによりブラケット6Aを支柱11に固定する。
【0030】
なお、棚板3Aよりも奥行寸法が大きい棚板3Bを棚板支持用ブラケット6Bを介して支柱11に取付ける場合も、上述した棚板3Aを棚板支持用ブラケット6Aを介して支柱11に取付ける場合と同様の構成、作業手順を踏むものであるので、説明を省略する。
このような構成のものであると、所定取付位置でのブラケット4、6A、6Bの上下方向へのがたつきを有効に防止してブラケット4、6A、6Bの位置決めを適性に行い、取付後のボルトb等での止着作業が容易なものとなる。さらに、嵌合部722、752が係合孔71に略緊密に嵌合するので、一定の取付強度も得られる。また、このものは、ブラケット4、6A、6Bに掛かる荷重が前記係合爪72、75の肉厚方向と直交する方向に作用するため、係合爪72、75を構成する部材自体の圧縮強度を利用して、ブラケット4、6A、6Bの荷重を無理なく有効に支持し得る。したがって、本実施例では取付後、ブラケット4、6A、6Bをボルトbで支柱11に止着したが、基本的にねじ止めが不要、若しくは最低限の止着箇所でブラケット4、6A、6Bを安定的に取付面11aに取付け得るブラケットの取付構造を実現し得るものである。さらに、ブラケット4、6A、6Bの奥行方向前後端2箇所に係合爪72、75を配設しているので、ブラケット4、6A、6Bに偏荷重が掛かっても、各係合爪72、75が所定取付位置で略緊密に係合孔71に嵌合して、ブラケット4、6A、6Bの安定支持を図るものである。
【0031】
また、本実施例では、対向する取付面11a間に各一対のブラケット4、6A、6Bを取付け、これらブラケット4、6A、6Bが天板2、棚板3A、3Bの両端に止着されることにより該天板2、棚板3A、3Bを介して連結されているため、天板2、棚板3A、3Bとブラケット4、6A、6Bの連結を解除しない限り、ブラケット4、6A、6Bは鉛直方向に沿った面内を回動することができない。そのため、天板2、棚板3A、3Bがブラケット4、6A、6Bの抜け止めとして有効に機能することになり、別途抜け止め等を設ける必要がない。
【0032】
ブラケット4、6A、6Bが、少なくとも奥行方向の一端側を、取付面11aの奥行方向に突出して配設してなるので、ブラケット4は偏荷重を受けやすくなり、本実施例のように奥行方向に複数の係合爪72、75を並設することは、ブラケット4、6A、6Bの傾きを防止する上で特に有効となる。
ブラケット4、6A、6Bが、前記天板2、棚板3A、3Bを支持し得る水平壁42、62と、前記取付面11aに添接し得る起立壁41、61とを具備してなり、前記起立壁41、61より係合爪72、75を突設してなるので、ブラケット4、6A、6Bの安定支持が可能となる。
【0033】
係合孔71の開口形状が、矩形状であるので、位置決め精度を良好にすることが可能となる。
係合爪本体721、751の外周縁が、略半円弧状のものであり、前記嵌合部722、752より荷重が作用する方向に沿って回動基端側に突出してなる突出端721a、751aを有しているので、ブラケット4、6A、6Bの回動動作を円滑に行い得るものとなる。
【0034】
ブラケット4、6A、6Bの回動基端cが、係合爪本体721、751の中心から荷重の掛かる方向に沿って突出端721a、751a側に偏位した位置に設定してなるので、回動初期に、係合孔71の開口縁と係合爪本体721、751が干渉することを有効に防止し、ブラケット4、6A、6Bの回動動作を円滑に行い得るものとなる。
【0035】
また、天板支持用ブラケット4では、係合爪72が、突出端721aを鉛直下向きに突出してなる下向き爪であるので、天板2をステー13に固定した後で、ブラケット4を下方から上方へ回動させて前記天板2を支持し得る位置に取着することが可能となる。
一方、棚板支持用ブラケット6A、6Bでは、係合爪75が、突出端751aを鉛直上向きに突出する上向き爪であるので、先ず、棚板支持用ブラケット6A、6Bを左右の支柱11の取付面11aに仮保持させておいてから、棚板3A、3Bの載置作業やボルト止め作業を行うことができ、取付作業が行いやすいものとなる。
【0036】
係合爪72、75が、前記ブラケット4、6A、6Bから一体に切り起こした切り起こし片であるので、簡単な加工で前記ブラケット4、6A、6Bと係合爪72、75とを一体に構成し得る上、部品点数を削減することができる。
また、各部の具体的な構成は、上述した実施例に限定されるものではない。例えば、本実施例では、ブラケット4、6A、6Bをボルトbで取付面11aに止着したが、このボルトbを省略しても、適性な取付強度が得られるものである。また、本発明のブラケットの取付構造は、机以外の書棚等に適用して上記実施例と同様な効果を奏し得るものである。
【0037】
次に、このブラケットの取付構造の一変形例を以下に説明する。なお、前述した実施例と同様の構成を有するものは、同一の符号を付して詳しい説明を省略するものである。
このものは、図11及び図12に示すように、前述した実施例の取付構造と同様に、起立した取付面11aに、鉛直面内を回動させることによって棚板3Aを支持する棚板支持用ブラケット106Aを取付けるようにしたものであって、前記取付面11aに、鉛直方向に沿って延びる係合孔71を鉛直方向に複数開口させるとともに、前記棚板支持用ブラケット106Aの回動基端側の対応位置に前記係合孔71に係合可能な互いに鉛直方向に位置する第1、第2の係合爪175、176を設けており、前記第1、第2の係合爪175、176が、肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているものであり、上方に位置する第1の係合孔71Aの下向面71aに第1の係合爪175の上向面175aを、下方に位置する第2の係合孔71Bの上向面71bに第2の係合爪176の下向面176aを略緊密に当接して係合するようにしている。
【0038】
第1の係合爪175は、起立壁61と直交するように該起立壁61及び水平壁62から切り起こして一体に形成してなる肉厚方向が水平方向に沿うもので、先端側に配設される外周縁が略半円弧状をなす係合爪本体1751と、基端側に配設され所定取付位置でその上向面175aを前記第1の係合孔71Aの下向面71aに略緊密に当接した状態で係合し得る係合部1752とを具備してなる。この第1の係合爪175は、係合爪本体1751が前記係合部1752よりも上方に突出した突出端1751aを有してなる上向き爪である。
【0039】
第2の係合爪176は、起立壁61と直交するように該起立壁61から一体に切り起して形成してなる肉厚方向が水平方向に沿うものである。この第2の係合爪176は、前記第1の係合爪175の下方より突設してなり、前記係合爪175が係合する第1の係合孔71Aの真下に位置する第2の係合孔71Bに係合する。また、この第2の係合爪176は、上縁が略水平方向に延びる水平辺であり、下縁が、基端部側に位置し第2の係合孔71Bの上向面71bに略緊密に当接する下向面176aを形成する水平辺と、この水平辺から先端に向かって上方に傾斜する傾斜辺とから構成されている。
【0040】
このような構成の場合にも、第1の係合爪175の上向面175aを第1の係合孔71Aの下向面71aに略緊密に当接させて係合することによりブラケット106Aの上方への移動が禁止され、第2の係合爪176の下向面176aを第2の係合孔71Bの上向面71bに略緊密に当接させて係合することによりブラケット106Aの下方への移動が禁止され、所定取付位置でのブラケット106Aの鉛直方向へのがたつきを有効に防止して、ブラケット106Aの位置決めを適性に行い得るとともに、一定の取付強度も得ることが可能となる。また、このものも、ブラケット106Aに掛かる荷重が前記第1、第2の係合爪175、176の肉厚方向と直交する方向に作用するため、係合爪を構成する部材自体の圧縮強度を利用して、ブラケット106Aの荷重を無理なく有効に支持することができ、前述した係合爪と係合孔の係合により得られる取付強度と併せて、基本的にねじ止めが不要、若しくは最低限の止着箇所でブラケットを取付面に取付け得る構成を実現することができる。
【0041】
なお、前記第1、第2の係合爪175、176は、略前後方向に沿って複数箇所に並設してあるものであるが、この場合には、図13に示すように、少なくとも最後方で上下方向に対をなす第1、第2の係合爪175、176と第1、第2の係合孔71A、71Bとが、前述した構成を有するものであれば、棚板3Aに対して前後方向に荷重を移動させた場合にも、ブラケット106Aのがたつきを防止してその安定支持を図ることが可能となる。また、図14に示すように、最後方の第1、第2の係合爪175、176が上下方向に偏位して位置するものであっても同様の作用、効果が得られる。
【0042】
なお、その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本発明は、前記ブラケットの回動基端側に前記係合孔に係合可能な係合爪を略前後方向に沿って複数箇所に並設してなり、前記係合爪が、その肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているとともに、所定取付位置で少なくとも係合孔の荷重が作用する方向の両開口縁に略緊密に嵌合する嵌合部を具備してなるので、取付位置でのブラケットの上下方向へのがたつきを有効に防止してブラケットの位置決めを適性に行い得る。また、係合爪を構成する部材自体の圧縮強度を利用して、ブラケットの荷重を無理なく有効に支持し得るので、基本的にねじ止めが不要、若しくは最小限の止着箇所で済み、作業工数や部品点数の削減を図ることができる。さらに、ブラケットの略方向に沿って複数の係合爪を配設しているので、被支持部材やブラケットに偏荷重が掛かっても、各係合爪が取付位置で緊密に係合孔に嵌合しブラケットの安定支持を図りやすいものとなる。
【0044】
また、起立した取付面に、鉛直面内を回動させることによって被支持部材を支持するブラケットを取付けるようにしたものであって、前記取付面に、鉛直方向に沿って延びる係合孔を上下方向に複数開口させるとともに、前記ブラケットの回動基端側の対応位置に前記係合孔に係合可能な係合爪を複数設けているものにおいて、上下方向に偏位して位置する第1、第2の係合爪が、前記取付面側に対応して位置する第1、第2の係合孔に係合するものであり、これら第1、第2の係合爪が、肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているとともに、少なくともいずれか一方側の上向面を対応する係合孔の下向面に、他方側の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合するものである場合にも、前述した請求項1記載の構成と略同様に、所定取付位置でのブラケットの鉛直方向へのがたつきを有効に防止してブラケットの位置決めを適性に行い得るとともに、一定の取付強度も得ることが可能となる。
【0045】
また、ブラケットの略前後方向に沿って複数の係合爪を配設している場合には、少なくとも最後方において上下方向に偏位して位置する第1、第2の係合爪のいずれか一方側の上向面を対応する係合孔の下向面に、他方側の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合するようにすれば、被支持部材に対して前後方向に荷重を移動させた場合にも、ブラケットのがたつきを防止してその安定支持を図ることが可能となる。
【0046】
対向する取付面に取付けた対をなすブラケットを前記被支持部材を介して連結しているならば、被支持部材とブラケットの連結を解除しない限り、ブラケットは荷重が作用する方向に沿った面内を回動することができず、被支持部材がブラケットの抜け止めとして有効に機能することになるので、別途抜け止めを設ける必要がない。
【0047】
ブラケットが、少なくとも一端側を、取付面の略前後方向に突出して配設してなるならば、ブラケットは偏荷重を受けやすくなるため、奥行方向に複数の係合爪を並設することは、ブラケットの傾きを防止する上で特に有効となる。
ブラケットが、前記被支持部材を支持し得る支持壁と、前記取付面に添接し得る添接壁とを具備してなり、前記添接壁より係合爪を突設してなるならば、被支持部材及びブラケットの安定支持が可能となる。
【0048】
係合孔の開口形状が、矩形状であるならば、位置決め精度を良好にすることが可能となる。
係合爪が、外周縁が略半円弧状で、回動基端側に荷重が作用する方向に沿った突出端を有する係合爪本体を具備してなるならば、ブラケットの回動動作を円滑に行い得るものとなる。
【0049】
ブラケットの回動基端が、係合爪本体の中心から荷重の掛かる方向に沿って突出端側に偏位した位置に設定してなるならば、回動初期に、係合孔の開口縁と係合爪本体が干渉することを有効に防止し、ブラケットの回動動作を円滑に行い得るものとなる。
係合爪が、突出端を鉛直上向きに突出する上向き爪であるならば、ブラケットを取付面に仮保持させることができ、仮保持後、前記ブラケットに被支持部材を支持させたり、ねじで止着する等の作業を行うことができるので、取付作業が非常に行いやすいものとなる。
【0050】
係合爪が、突出端を鉛直下向きに突出する下向き爪であるならば、被支持部材を取付面に取付けた後で、ブラケットを回動させて前記被支持部材を支持し得る位置に取付けることが可能となる。
係合爪が、前記ブラケットから一体に切り起こした切り起こし片であるならば、簡単な加工でのみ構成できる上、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した机の全体斜視図。
【図2】同机を後方から見た分解斜視図。
【図3】同要部を拡大した分解斜視図。
【図4】同側断面図。
【図5】図4に対応する一部内部構造を省略したI−I線断面図。
【図6】同作用説明図。
【図7】同要部を拡大した分解斜視図。
【図8】同側断面図。
【図9】図8に対応する一部内部構造を省略したII−II線断面図。
【図10】同作用説明図。
【図11】同実施例における一変形例を示す側断面図。
【図12】図11に対応するIII−III線断面図。
【図13】同他の変形例を示す断面図。
【図14】同さらに他の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
11…支柱
11a…取付面
2…天板
3A、3B…棚板
4…ブラケット(天板支持用ブラケット)
41…添接壁(起立壁)
42…支持壁(水平壁)
6A、6B、106A…ブラケット(棚板支持用ブラケット)
61…添接壁(起立壁)
62…支持壁(水平壁)
71…係合孔
71A…第1の係合孔
71a…下向面
71B…第2の係合孔
71b…上向面
72…係合爪
721…係合爪本体
721a…突出端
722…嵌合部
75…係合爪
751…係合爪本体
751a…突出端
752…嵌合部
175…第1の係合爪
1751…係合爪本体
1751a…突出端
176…第2の係合爪
c…回動支点

Claims (14)

  1. 起立した取付面に、鉛直面内を回動させることによって被支持部材を支持するブラケットを取付けるようにしたものであって、
    前記取付面に、鉛直方向に沿って延びる係合孔を上下方向に複数開口させるとともに、前記ブラケットの回動基端側の対応位置に前記係合孔に係合可能な係合爪を複数設けているものにおいて、
    第1の係合爪と第1の係合爪より上方に偏位して位置する第2の係合爪とが、前記取付面側に対応して位置する第1、第2の係合孔に係合するものであり、
    これら第1、第2の係合爪が、肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているとともに、少なくとも第1の係合爪の上向面を対応する係合孔の下向面に、第2の係合爪の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合することを特徴とするブラケットの取付構造。
  2. 起立した取付面に、鉛直面内を回動させることによって被支持部材を支持するブラケットを取付けるようにしたものであって、
    前記取付面に、鉛直方向に沿って延びる係合孔を上下方向に複数開口させるとともに、前記ブラケットの回動基端側の対応位置に前記係合孔に係合可能な係合爪を複数設けているものにおいて、
    第1の係合爪と第1の係合爪より下方に偏位して位置する第2の係合爪とが、前記取付面側に対応して位置する第1、第2の係合孔に係合するものであり、
    これら第1、第2の係合爪が、肉厚方向を荷重が作用する方向と直交させているとともに、少なくとも第1の係合爪の上向面を対応する係合孔の下向面に、第2の係合爪の下向面を対応する係合孔の上向面に略緊密に当接させて係合するものであって、
    前記第2の係合爪の基端部側に前記下向面を形成し、かつ第2の係合爪の下縁に前記下向面から先端に向かって上方に傾斜する傾斜辺を設けていることを特徴とするブラケットの取付構造。
  3. 第1の係合爪及び第2の係合爪が、略前後方向に沿って複数箇所に並設してあり、少なくとも最後方において上下方向に偏位して位置する第1、第2の係合爪が対応する係合孔に係合することを特徴とする請求項1又は2記載のブラケットの取付構造。
  4. 対向する取付面に取付けた対をなすブラケットを前記被支持部材を介して連結することにより所定取付位置からのブラケットの回動動作を禁止するようにしていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のブラケットの取付構造。
  5. ブラケットが、少なくとも一端側を、取付面の前後方向に突出して配設してなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のブラケットの取付構造。
  6. ブラケットが、前記被支持部材を支持し得る支持壁と、前記取付面に添接し得る添接壁とを具備してなり、前記添接壁より係合爪を突設してなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のブラケットの取付構造。
  7. 係合孔の開口形状が、矩形状であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のブラケットの取付構造。
  8. 第1の係合爪が、外周縁が略半円弧状で、回動基端側に荷重が作用する方向に沿った突出端を有する係合爪本体を具備してなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のブラケットの取付構造。
  9. ブラケットの回動支点が、係合爪本体の中心から荷重の掛かる方向に沿って突出端側に偏位した位置に設定してなることを特徴とする請求項8記載のブラケットの取付構造。
  10. 第1の係合爪が、外周縁が略半円弧状で、回動基端側に荷重が作用する方向に沿った突出端を有する係合爪本体を具備し、前記突出端を鉛直上向きに突出してなる上向き爪であることを特徴とする請求項2記載のブラケットの取付構造。
  11. 第1の係合爪が、外周縁が略半円弧状で、回動基端側に荷重が作用する方向に沿った突出端を有する係合爪本体を具備し、前記突出端を鉛直下向きに突出してなる下向き爪であることを特徴とする請求項記載のブラケットの取付構造。
  12. 係合爪が、前記ブラケットから一体に切り起こした切り起こし片により構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載のブラケットの取付構造。
  13. 被支持部材が、天板であり、取付面が天板を支持する支柱の内面であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載のブラケットの取付構造。
  14. 被支持部材が、棚板であり、取付面が棚板を支持する支柱の内面であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載のブラケットの取付構造。
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