JP3660830B2 - フリッカ低減方法及びフリッカ低減回路 - Google Patents
フリッカ低減方法及びフリッカ低減回路 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、フリッカ低減方法に係わり、特に、文字などの図形と自然画像を1画面に表示する場合のフリッカ低減方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電話回線を通信媒体として利用した双方向サービスが盛んに行われている。双方向サービスには、自宅で商品を購入する事ができるオンラインショッピングや、文字データにより情報交換を行うパソコン通信などが実施されている。今後は、映画やTV番組をリクエストすると、選択した番組を受信者個別に提供するビデオ・オン・デマンドなどのサービスが予定されている。
【0003】
また、日本では、デジタル放送が2000年から開始される予定である。BSデジタル放送では、衛星の1つの中継器に標準画質の映像信号が複数と情報を多重することが可能である。デジタル放送の最大の特長ともいうべきデータ放送では、いつでも視聴することが可能な天気予報やニュース、電子的番組ガイドをユーザーに提供することが検討されている。更に、このデータ放送は、伝送容量の大きさを利用し、色々なサービスが提供されるに違いない。
【0004】
これらのサービスを受ける受信機は、従来の単に映像を映し出すだけの機器ではなく、高速なCPUやリアルタイムOSを搭載した複雑なシステムである。このような受信機では、複数の映像に対してデジタル映像信号処理を施し拡大・縮小して映像信号を表示する。即ち、本来の映像(自然画像)に、文字など作成した図形を重畳して表示することがある。この2種の画像は、周波数成分の点から見ると、大きく異なる。前者は高い垂直周波数成分が少ないのに対して、後者では高い垂直周波数成分が非常に多い。ここでは、高い垂直周波数成分が少ない前者の画像を自然画像とし、高い垂直周波数成分が多い後者の画像を図形と定義して区別する。
【0005】
ところで、上記の受信機の表示形態には大きく分けて2通りの方法がある。走査線を1本置きに表示するインターレース(飛び越し)走査方式と、走査線を1本づつ表示するプログレッシブ(順次)走査方式である。
【0006】
前者のインターレース方式は、プログレッシブ方式に比べてデータ伝送容量が半分になるメリットがあるが、図形のように垂直の周波数が高い場合には、インターラインフリッカ妨害として、画面がちらついて見える。一方、プログレッシブ方式では、このインターラインフリッカは発生せず、高精細な画像を表示できる反面、伝送容量及び内部動作周波数も倍になる。このようなことから、主に画像を表示するTVでは、インターレース方式を採用し、文字など図形を表示するパソコンでは、プログレッシブ方式が採用されている。
【0007】
しかし、先に説明したように、デジタル放送が開始されると、データ放送などにより文字情報など高い周波数成分を有する図形をTVで表示することになり、インターレース方式のフリッカ妨害が問題となる。
【0008】
この問題を解決する為に、フリッカフリーフィルターが採用された。このフリッカーフリーフィルターは、垂直低域のデジタルフィルターによる実現される。垂直低域のデジタルフィルターを通すことによってフリッカが軽減されるが、代わりに鮮明感がなくなる。即ち、文字情報はこのフィルターにより文字が見やすくなり問題が解決されるが、自然画像は元々垂直の高域成分が少ないために、フィルターを通すことで更にぼやけた画像になってしまう。
【0009】
この問題を解決するべく例えば、特開平10-23463に開示されているように、文字領域と自然画領域でフリッカーフリーフィルターを通すか否かを選択できるフリッカ低減回路が考えられた。
【0010】
しかし上記構成では、文字領域が複数の矩形領域であった場合に制御が複雑になり、更に、モニタに表示するデータ列(ラスターイメージ)で垂直フィルターをかけるには、水平数ライン分のラインメモリが必要になる問題点がある。しかも、従来のNTSC方式であれば、水平910画素であるので、必要になるラインメモリも比較的少なくて済んだが、デジタルTVでは、主にHD(高精細)である為に、水平1920画素となり、従来よりも倍以上のメモリ容量が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来のフリッカ低減回路では、文字の領域が多くあった場合に複雑な制御が必要であり、又、垂直フィルターをかける為に水平数ライン分のラインメモリが必要になって、特に表示が高精細のデジタルTVでは容量の大きなラインメモリが必要となる問題点がある。
【0012】
したがって、この発明は上記問題点を解決し、 文字領域が多くあった場合でも制御が簡単であり、しかも容量の大きなラインメモリを必要としないフリッカ低減方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願の方法発明の基本的な特徴によれば、自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリから、前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換ステップと、このCLUT変換ステップにより変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出す読み出しステップと、この読み出しステップにより読み出されたデータに垂直方向の低域通過フィルター処理を行う低域通過処理ステップと、この低域通過処置ステップにより低域通過処理を行った図形データと、前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶ステップとを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減方法を提供する。
したがって、この発明では、画像メモリの表示領域と図形データが格納されている部品領域を分けて管理し、部品領域から図形データを矩形領域のブロック転送(BitBLT)により表示領域にコピーする際に、垂直方向の低域通過フィルター処理を行うことによりフリッカ低減がなされる。この発明では、大きな容量のラインメモリを必要としない。
【0014】
また、本願の方法発明の他の基本的な特徴によれば、自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリから、前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換ステップと、このCLUT変換ステップにより変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出す読み出しステップと、この読み出しステップにより読み出されたデータに複数タップのデジタルフィルターにより垂直方向の低域通過フィルター処理を行う低域通過処理ステップと、この低域通過処置ステップにより低域通過処理を行った図形データと、前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶ステップとを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減方法を提供する。
【0015】
また、本願の方法発明の更に他の基本的な特徴によれば、自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリから前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換ステップと、このCLUT変換ステップにより変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出す読み出しステップと、この読み出しステップにより読み出されたデータとこのデータを表示画面上垂直方向にずらせたデータとを加算したデータを生成する加算データ生成ステップと、この加算データ生成ステップにより生成された加算データと前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶ステップとを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減方法を提供する。
【0016】
この発明では、矩形領域ブロック転送の際に転送元データと転送先データを一定の比率で混合することによりフリッカー低減が実現できる。したがって、この発明によれば、垂直フィルター部、具体的には低域通過フィルター処理を行うためのメモリを全く必要としない利点がある。
【0017】
また、本願の発明の基本的な特徴によれば、自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリと、この画像メモリに記憶された前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換回路と、このCLUT変換回路により変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出すバッファメモリと、このバッファメモリに記憶されたデータに垂直方向の低域通過フィルター処理を行う垂直フィルター部と、この垂直フィルター部により垂直方向の低域通過フィルター処理をしたデータを、前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶手段とを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減回路を提供する。
【0018】
要するに本願の発明は、画像メモリの表示領域に図形データを転送する前に、デジタルフィルタによってあるいは、図形データを1ラインずらせた図形データを加算することによって、実質的に垂直フィルタ処理を行うものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明のフリッカ低減方法に用いる一実施例の回路の構成を示す。
【0020】
グラフィックプロセッサ101は、中央制御ユニット(CPU)102の制御の下に画像入力端子103から入力される映像(自然画像)を処理し文字などの図形を重畳し、接続されている画像メモリ104の表示領域に記憶させ、画像出力端子105から表示する画像を出力する機能を有する。
【0021】
グラフィックプロセッサ101は、画像入力端子103から入力された映像信号から同期信号の抽出、画像出力端子105に出力する信号の同期信号の生成などを行う同期処理部106と、画像入力端子103から入力された映像信号の処理を行う映像信号処理部107と、画像メモリ104に対して矩形領域のブロック転送や矩形領域の単色塗りつぶし等の処理を行うアクセラレータ108と、画像メモリ104とグラフィックプロセッサ101内の各回路との間に立って競合処理や画像メモリ104のリフレッシュ動作等を行うメモリインターフェース(メモリI/F)109と、画像メモリ104の表示領域のデータをラスターイメージに変換するラスターユニット111と、映像信号の各種変換を行う映像ポスト処理部112と、これらグラフィックプロセッサ101内の各回路と上記CPU102との間に立って各回路からの割り込み要求をCPU102に送りCPU102からの制御を各回路に伝えるCPUインターフェース(CPU―I/F)113とから構成される。
【0022】
グラフィックプロセッサ101は、CPU―I/F113に接続されるCPU102によって制御されており、CPU102は、CPU―I/F113を経由してグラフィックプロセッサ101の内部及び画像メモリ104にアクセスすることになる。CPU102からのアクセスには、大きく分けて2つあり、1つはレジスタアクセスであり、もう一つは画像メモリ104に対するアクセスである。CPU102からのアドレスによって、2つのアクセスが区別されており、アドレスマップにはメモリアクセス領域とレジスタアクセス領域がある。レジスタアクセスによって、グラフィックプロセッサ101内の各回路が持つレジスタにRead/Writeを行い、グラフィックプロセッサ101の動作を決定する。一方、メモリアクセスによって、グラフィックプロセッサ101に接続されている画像メモリ104へのRead/Write動作が行われる。
【0023】
画像メモリ104には、高速の同期型DRAM(SDRAM)やRDRAM等が用いられ、バンド幅の広い特性を有するデバイスが要求される。
【0024】
同期処理部106は、画像入力端子103から入力される映像信号の同期信号の抽出や画像出力端子105に出力する画像信号の同期信号の生成、グラフィックプロセッサ101内の各回路へのクロック及び同期信号の分配を行う。グラフィックプロセッサ101内の各回路では、同期処理部106からのこれらの信号を元にして水平・垂直のカウンタ等を生成し画像処理等を行う。
【0025】
CPU―I/F113は、メモリ領域へのアクセスの場合には、Read/Writeの種別、アドレス、データをメモリI/F109に出力する。一方、レジスタ領域のアクセスの場合には、メモリアクセスの場合と同様にRead/Writeの種別、アドレス、データをグラフィックプロセッサ101内の各回路に出力する。
【0026】
またCPU―I/F113は、グラフィックプロセッサ101内の各回路から発生する割り込み信号をまとめてCPU102に送出する。割り込み信号は、例えば垂直同期信号であり、この割り込み信号を利用してフレーム毎の映像を更新し、点滅しているような画像を表示するアプリケーションなどに利用される。
【0027】
一方、MPEG2等によって圧縮された信号を外部のMPEGデコーダによって復元されたデジタル映像信号が画像入力端子103から映像入力処理部107に入力される。この映像入力処理部107では、クロックの同期化、メモリI/F109に対する信号変換等を行い、信号変換された映像(自然画像)のデータはメモリI/F109を通して、一旦画像メモリ104に書き込まれる。書き込まれたデータは、次に述べるようにラスターユニット111によって読み出され表示される。
【0028】
ラスターユニット111は、画像出力端子105に出力するために画像メモリ104の表示領域に記憶されているデータをラスターイメージに変換する。ラスターユニット111は内部にバッファを有しており、画像メモリ104から高速で読み出されたデータは一旦この内部バッファに書き込まれる。書き込まれたデータは表示するクロックで1画素づつ途切れなく出力され、映像ポスト処理部112に入力される。
【0029】
映像ポスト処理部112では、映像信号のマトリックス変換、インタレース変換、デジタルーアナログ変換等が行われ、自然画像と文字等の図形が混在した画像が画像出力端子105に出力される。出力された画像は、図示しない外部モニタによってユーザに画像として提示される。
【0030】
アクセラレータ108は、画像メモリ104に対して、矩形領域の単色塗りつぶし(Fill)や、メモリ内の矩形領域のブロック転送(BitBLT)を行うための回路が内蔵されており、基本的にCPU102からの指示によって動作する。例えば、CPUからブロック転送の実行指示があると、予め設定されたアドレスのデータをメモリI/F109を介して画像メモリ104から読み込み、アクセラレータ108内の内部バッファに一時格納される。格納されたデータは所望の処理が行われて、メモリI/F109に出力され、画像メモリ104の表示領域に書き込まれる。
【0031】
またアクセラレータ108には垂直フィルターが内蔵されており転送するデータのフリッカーを除去することも可能である。このアクセラレータ108については以下に詳しく説明する。
【0032】
メモリI/F109は、各ユニットからのメモリアクセスを一手に集め、競合(アービトレーション)処理や、画像メモリ104に対するリフレッシュ動作などを行う。このメモリI/F109は非常に重要であり、先に説明したラスターユニット111からは途切れなく映像信号を出力する必要があるため、ラスターユニット111からのアクセスは決められた範囲内で必ず応答しなければならない。また、映像入力処理部107からの信号も途切れなく画像メモリ104に書き込まなければならない。このような競合を処理しなければならないのである。
【0033】
図2にアクセラレータ108のブロック構成を示す。このアクセラレータ108は、矩形領域の単一色塗りつぶし(Fill)、矩形領域のブロック転送(BitBLT)の機能を有する。BitBLT機能には、オプション機能として、転送先のデータと任意の比率で混合するブレンド機能、出力データに垂直のフィルター処理機能、フリッカー除去機能、特定の色を透明(書き込まない)にする機能、転送元と転送先の色を変換する色空間変換機能などを持つ。
【0034】
アクセラレータ108は、画像メモリ104上の転送元のデータが一時記憶されるバッファRAM201aと、転送先のデータが一時記憶されるバッファRAM201bと、これらバッファRAMに記憶された図形データがパレットデータである場合に輝度・色差信号に変換するCLUT変換回路202a,202bと、これらのCLUT変換回路出力かバッファRAM201a,201bの出力かを選択するセレクタ203a,203bと、これらセレクタ出力を所定の割合で加算するブレンド処理部204と、このブレンド処理部204出力を垂直方向の低域通過フィルター処理を行う垂直フィルター部205と、セレクタ203a,203b出力を比較する比較器206と、矩形領域を単一色塗りつぶしするときに動作するFillエンジン207と、垂直フィルター部205出力かブレンド処理部204出力かFillエンジン207出力かを選択するセレクタ208と、内部レジスタ211を有しセレクタ203a、203b,208とブレンド処理部204と比較器206とFillエンジン207に制御信号等を送る内部コントローラ212とから成る。
【0035】
ブレンド処理部204は、セレクタ203a,203bの各出力をKA,KB倍する係数器213a,213bとこれら係数器の出力を加算する加算器214とから成る。また、垂直フィルター部205は、ブレンド処理部204出力を入力とするバッファRAM215,216と、これらバッファRAMの出力をそれぞれKC,KD倍する係数器217,218と、ブレンド処理部204の出力をKE倍する係数器219と、これら係数器出力を加算する加算器220とから成る。バッファRAM215,216は、例えば128バイトの長さを有する。
【0036】
内部コントローラ212は、アクセラレータ108全体を制御するコントロール回路であり、基本的には、CPU―I/F113からのアドレス、データ、Read/Writeの種別により内部レジスタ211の書き込み、読み出しを行う。内部レジスタ211は、アクセラレータの動作を決定するために各回路から参照される。例えば、内部レジスタの所定のビットが1であればセレクタ208におて、垂直フィルター部205の垂直フィルター処理を行った出力を選択し、0であれば垂直フィルター部205を通らない信号を選択するようにする。
【0037】
また、内部コントローラ212は、CPU102から設定された転送先/転送元のプレーン幅、開始アドレスを元にメモリI/F109に対する読み出し又は書き込みのアドレス、データなどを計算し、メモリI/F109にデータ転送要求を行う。要求された転送データは、メモリI/F109により画像メモリ104から読み出し又は書き込みがなされる。画像メモリ104から読み出されたデータは、アクセラレータ108のバッファRAM201a又は201bに格納される。バッファRAMは2つ存在し、ブレンド動作時に2つ利用される。1つは転送元データ用のバッファRAM201aであり、もう1つは転送先の読み込み用のバッファRAM201bである。通常のブロック転送では基本的にバッファRAM201aのみが使用される。
【0038】
バッファRAM201aから出力されたデータはCLUT変換回路202aに入力される。CLUT変換回路202aはRAMで構成されており、いわゆるパレットメモリである。画像メモリ104に格納されている図形データがパレットデータであれば、このデータはCLUT変換回路202aにおいて色差信号Y,Pr,Pb(4:2:2)のデータに変換される。画像メモリ104上に格納されている図形データが色差信号形式のデータであれば、CLUT変換回路202aを通さず、セレクタ203aはバッファ201a出力を選択しブレンド処理部204に出力するよう内部コントローラ212が制御する。このCLUT変換を行うか否かはCPU102によって設定される。
セレクタ203aから出力されたデータは、ブレンド処理部204の係数器213aに入力される。ブレンドオプションが設定された場合は、同時に係数値も設定され係数値と信号が、乗算されて加算器214に入力される。係数器213aと係数器213bの係数値がそれぞれ、KA、KBとすると、KA=(1−KB)という関係が成立ち、入力された信号のGain(振幅)が1以上にならないようにされる。ブレンドオプションが設定されていない場合には、係数器213a,213bの係数値が1,0となり、係数器213aの入力がそのまま出力される。
【0039】
一方、バッファRAM201bはバッファRAM201bと基本的に同様に動作する。CLUT変換回路202b,セレクタ203b,係数器213bも各々CLUT変換回路202a,セレクタ203a,係数器213aと同様に動作する。これらの回路の動作は独立に設定可能である。
【0040】
ブレンド処理部204の加算器214では、係数器213aと係数器213bの出力するデータを加算する。ブレンドオプションが設定されていない場合は、係数器213aの係数値が1となり、この係数器213aの出力データが垂直フィルター部205とセレクタ208に入力される。
【0041】
ブレンドオプションが設定された場合には、係数器213aの出力と係数器213bの出力が混合されることになる。このとき、加算器214出力は基本的にゲインは1を超えない筈であるが、演算誤差により1を超えてしまう場合がある。デジタルでは信号を表すのに2の補数表現を利用するため、正の数であるにも拘わらず負の数になってしまう、いわゆるオーバフローが生ずることがある。これを避けるためにオーバフロー回路を挿入する場合もある。
【0042】
加算器214出力は、垂直フィルター部205とセレクタ208に入力される。垂直フィルター部205は、3タップの垂直デジタルフィルターにより構成されている。バッファRAM215には、2ライン前のデータが格納され、バッファRAM216には、1ライン前のデータが格納されている。また、係数器217,218,219は、それぞれ、1/4(0.25),1/2(0.5),1/4(0.25)が各係数値KC,KD,KEとして設定されている。これらの係数値はビットシフトによって簡単に得ることができる。加算器220にて係数器出力の総和をとられて、フリッカが除去された図形データになる。
【0043】
ここで、CPU102よりアクセラレータ108の垂直フィルター制御をレジスタに設定することにより、上記フリッカが除去された垂直フィルター部205の出力データか又は加算器214の出力データを選択することになる。これは、文字などの図形データのときには、フリッカが除去された垂直フィルター部205の出力信号を選択することによりインターレース走査のモニタでもちらつきを軽減することができる。一方、自然画像データの場合には加算器214出力を選択するように設定され、シャープな映像を出力することが可能になる。この制御レジスタの設定はアクセラレータ108のプレーン幅等を設定する時に同時に設定される。
【0044】
一方、アクセラレータ108の大きなもう1つの機能である矩形領域の単色塗りつぶし(Fill)を受け持つのがFillエンジン207である。これは、内部レジスタ211に設定された、開始アドレス、プレーン幅、色値から画像メモリ104に書き込むべきアドレスとデータを演算し、画像メモリ104上のアドレスに色値を書き込むことになる。Fillエンジン207の出力は、セレクタ208に入力され、内部コントローラ212によってセレクタ208がFillエンジン207の出力を選択し、メモリI/F109に出力されて、画像メモリ104に書き込まれる。
【0045】
比較器206は、透明化転送を指定された場合に利用される回路である。セレクタ203aの出力はこれから書き込もうとするデータであり、このデータと内部コントローラ212内の内部レジスタ211の所定位置の値が一致した場合は、セレクタ208から出力されたデータが画像メモリ104に書き込まれないよう、メモリI/F109に対してライトイネーブル信号を各データ毎に出力する。透明化転送が指定されない場合にはライトイネーブル信号は常にアクティブになりセレクタ208から出力されたデータを画像メモリ104に書き込むように指示をする。
【0046】
図3及び図4を用いて画像メモリ104に書き込まれるデータの様子を更に詳しく説明する。
図3は画像メモリ104のデータが格納されているメモリマップ301を示しており、その部分のデータが表示される表示領域302と、文字データの一時記憶,データの演算などに用いられる作業領域303と、アイコンやマーク等の図形データが格納されている部品領域304とに分けられている。
【0047】
表示領域302のデータはグラフィックプロセッサ101のラスターユニットに常に読み込まれ、したがって表示されるデータが記憶される。部品領域304には、アイコンやマークなどの画面を構成する部品が図形データとして格納されており、この部品領域304にあるデータをアクセラレータ108の矩形ブロック転送機能を用いて表示領域302にコピーすることによりその図形がモニタ上に表示されることになる。部品領域304には様々な大きさのデータが格納されており、これらの情報はブロック転送の動作開始前にパラメータとしてCPU102から与えられる。
【0048】
作業領域303は、その名の示す通り表示領域302に移すデータを作成するために、様々な演算を行うためのワークエリアである。
【0049】
ここで、図4(a)に示す文字「A」がブロック転送(BitBLT)される場合について述べる。
【0050】
まず、BitBLTを実行する前にCPU102は、転送元の情報である部品領域304aにあるプレーン幅SPW及び画像メモリ104上の部品領域304aのスタートアドレスSTADRを内部レジスタ211に設定する。
【0051】
次に転送する幅ARWと高さARHを内部レジスタ211に設定する。更に転送先のプレーン幅DPW、画像メモリ104上の転送先(この場合は表示領域)のプレーン幅を設定する。また、転送先のスタートアドレスDTADRを設定する。このスタートアドレスDTADRの値によって表示する位置を指定できる。最後に転送時のオプションであるブレンド機能、CLUT変換、垂直フィルター機能の有無を設定する。各パラメータの設定終了すると、アクセラレーション開始レジスタに対して1を書き込み、それに従い、所望のBitBLT動作が実行される。一連の動作が終了するとCPU102に動作終了を通知するために、割り込み信号をCPU―I/F113に送出する。
【0052】
この場合のBitBLT転送では、転送元データは、図4(a)に示す「A」文字が格納されている。図では、部品の大きさよりも若干大きめに領域をとってあるため、転送元の余白部401が存在する。転送する幅は、転送元の黒太枠で囲んだ部分即ち図4(b)である。従って、図4(c)に示すように、転送先には完全な「A」の文字は転送されず、下の部分がカットされた画像になる。
【0053】
図5(a)に文字「天」の文字データを図5(b)に点線部分501で見た信号の大きさ(レベル)を示す。この文字データは垂直フィルター部205にて垂直フィルター処理がなされると、図6(a)(b)に示すようになる。データは2次元的(格子状)に配列されており各格子にデータがあるかないかで文字を表現することができる。大きな◯が信号レベル1とし、小さな○が大きなレベルの半分のレベルであることを示す。左から3番目の列の文字データをレベルに変換したものが、図5(b)に示す信号レベルである。このようにフィルター処理をする前には縦(垂直)に高い周波数成分が存在するため、ちらつきとなってしまう。然るに垂直フィルター処理を行うと図6(b)に示す通り、縦(垂直)のレベル差が小さくなり、高周波成分が少なくなってちらつきを抑えることができる。この場合のタップ係数は、1/4,1/2,1/4である。図7に、このタップ係数時の垂直フィルター部205における正規化した周波数特性を示す。横軸は周波数であり、縦軸はゲインを示す。垂直フィルター部のタップ数を増やすことによって垂直フィルターとしての低域通過特性を改善することができる。
【0054】
以上説明したようにこの実施例では、文字などの図形データは垂直フィルター処理を行ってから画像メモリの表示領域に記憶させるので、フリッカの少ない画面が得られる。しかも、垂直フィルター処理を行う部分では、128バイトあるいは64、256バイトなどの長さの短いメモリを用いることができ、容量の大きなラインメモリを必要としない。
【0055】
尚、上記実施例では垂直ローパスフィルターのタップ係数にビットシフトを用いる構成になっているが、これに限定されるものではなく、乗算器を用い、任意にタップ係数を変更できるようにしてもよい。その場合のタップ係数は、CPUより指定され内部レジスタに格納される。
【0056】
ところで上記実施例では、垂直フィルター処理を行う回路がアクセラレータ内に設けられており、図形データについてはこの回路によって垂直フィルター処理を行っていた。しかし、垂直フィルター処理を行う回路は必ずしも必要ではない。垂直フィルター処理のための回路を有しない本発明の他の実施例について次に説明する。この実施例では図形データとこの図形データを表示画面上垂直方向にずらせたデータとを加算することにより、簡易的に垂直フィルター処理を行いフリッカーを低減するものである。
【0057】
図8に本発明のこの実施例のアクセラレータ800の構成を示した。バッファRAM801a,801b、CLUT変換回路802a,802b、セレクタ803a,803b、ブレンド処理部804、比較器806、Fillエンジン807、セレクタ808、内部レジスタ811、内部コントローラ812、係数器813a,813b、加算器814は図2におけるバッファRAM201a,201b、CLUT変換回路202a,202b、セレクタ203a,203b、ブレンド処理部204、比較器206、Fillエンジン207、セレクタ208、内部レジスタ211、内部コントローラ212、係数器213a,213b、加算器214と同様に動作する。
【0058】
この実施例の動作を図9及び図10により説明する。図9は画像メモリ104内のメモリマップであり、表示領域901と作業領域902と部品領域903から成っている。図10はこの実施例のフローチャートを示す図である。転送元データ「A」を画像メモリの表示領域に基本BitBLTを行う。即ち、画像メモリ104の部品領域903にある「A」の文字データをメモリI/F109を介してバッファRAM801aに少しずつ入力し、CLUT変換回路802a(又はこの回路を通さないで)、セレクタ803a、係数器813a(この場合に係数KAは1)、加算器814、セレクタ808を通して再びメモリI/F109を介して画像メモリ104の表示領域901に記憶させる。「A」の文字データの表示領域901への基本ブロック転送が完了したら、図10の処理1002において転送元データ「A」のスタートラインを表示画面上1ライン分ずらせてブランド係数0.5にてブレンドBitBLTを行う。即ち、画像メモリ104の表示領域901から読み出した「A」の信号を順次例えばバッファRAM801aに入れ、一方部品領域903から1ライン文ずらせた「A」の信号を順次読み出し、メモリI/F109を介してバッファRAM801bに入れる。そして図8の係数器813a,813bの係数値を0.5として加算した値を画像メモリ104の表示領域901の、先に「A」が記憶されていた位置に再び記憶させる。これにより、タップ数が2、タップ係数が1/2(0.5),1/2(0.5)の垂直フィルタ処理を施したことと等価になる。
【0059】
図11にこの実施例において実質的になされた垂直フィルター処理の周波数特性を示す。図7に比べて必ずしも理想的ではないが、文字等の図形データから高周波成分が除去されていることがわかる。このように、アクセラレータ内に垂直フィルター回路がなくても簡易にフリッカ除去が可能になる。このようにずらせて加算するデータの数を大きくすれば、実質的な低域通過特性を変更し、理想的な特性を得るようにすることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、大容量のラインメモリを用いることなく、あるいは垂直フィルターを構成するメモリを全く用いることなく、図形表示によって生じるフリッカを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の方法を説明するための回路構成図。
【図2】本発明一実施例である図1におけるアクセラレータ108の回路構成図。
【図3】図1における図形メモリ104の構成を示す図。
【図4】本発明一実施例の画像メモリ内の転送動作を説明するための図。
【図5】図1,図2の回路構成において垂直フィルター処理を行う前のデータを示す図。
【図6】図1,図2の回路構成において垂直フィルター処理を行った後のデータを示す図。
【図7】図2のアクセラレータの垂直フィルター部205における低域通過特性を示す図。
【図8】本発明の他の実施例の方法に用いるアクセラレータの構成を示す図。
【図9】図8のアクセラレータを用いたときの画像メモリ内における転送動作を説明するための図。
【図10】本発明の他の実施例方法の図9における動作手順を説明する為のフローチャート。
【図11】図8のアクセラレータ800における低域通過特性を示す図。
【符号の説明】
101・・・グラフィックプロセッサ、102・・・中央制御ユニット(CPU)、104・・・画像メモリ、106・・・同期処理部、107映像入力処理部、108,800・・・アクセラレータ、201a,201b,215,216,801a,801b・・・バッファRAM、109・・・メモリI/F、111・・・ラスターユニット、112・・・映像ポスト処理部、113・・・CPU―I/F、202a,202b,802a,802b・・・CLUT変換回路、203a,203b,208,803a,803b,808・・・セレクタ、204,804・・・ブレンド処理部、207,806・・・比較器、211,811・・・内部レジスタ、212,812・・・内部コントローラ
Claims (5)
- 自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリから、前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換ステップと、
このCLUT変換ステップにより変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出す読み出しステップと、
この読み出しステップにより読み出されたデータに垂直方向の低域通過フィルター処理を行う低域通過処理ステップと、
この低域通過処置ステップにより低域通過処理を行った図形データと、前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶ステップとを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減方法。 - 自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリから、前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換ステップと、
このCLUT変換ステップにより変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出す読み出しステップと、
この読み出しステップにより読み出されたデータに複数タップのデジタルフィルターにより垂直方向の低域通過フィルター処理を行う低域通過処理ステップと、
この低域通過処置ステップにより低域通過処理を行った図形データと、前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶ステップとを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減方法。 - 自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリから前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換ステップと、
このCLUT変換ステップにより変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出す読み出しステップと、
この読み出しステップにより読み出されたデータとこのデータを表示画面上垂直方向にずらせたデータとを加算したデータを生成する加算データ生成ステップと、
この加算データ生成ステップにより生成された加算データと前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶ステップとを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減方法。 - 前記加算データ生成ステップにおいて、垂直方向にずらせて加算するデータを大きくすることにより実質的な低域通過特性を変更することを特徴とする請求項3記載のフリッカ低減方法。
- 自然画像データと図形データが分けられて記憶される画像メモリと、
この画像メモリに記憶された前記図形データがパレットデータである場合にこの図形データを輝度・色差信号に変換するCLUT変換回路と、
このCLUT変換回路により変換された図形データの表示画面上における一部の矩形のブロック領域のデータを順次読み出すバッファメモリと、
このバッファメモリに記憶されたデータに垂直方向の低域通過フィルター処理を行う垂直フィルター部と、
この垂直フィルター部により垂直方向の低域通過フィルター処理をしたデータを、前記画像メモリに記憶されている前記自然画像データを共に前記画像メモリの表示領域に記憶する表示用データ記憶手段とを備えて成ることを特徴とするフリッカ低減回路。
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