JP3660557B2 - 電気音響変換器と電気音響変換器の取付構造 - Google Patents

電気音響変換器と電気音響変換器の取付構造 Download PDF

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、サウンダー(ブザー)、マイクロフォン、スピーカー等の電気音響変換器に係り、特に、携帯電話等の各種機器の基板に対してこれを実装する場合に、別途用意されるシートやコネクタを使用することなく、周方向(回転方向)に対する方向性をなくして実装作業を容易にすることができるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
電気音響変換器としてのサウンダーは、例えば、図21に示すような構成になっている。まず、ケース301があり、このケース301は、天板部303と円筒部305とから構成されている。又、サウンダーのケース301の形状としては、図22に示すような四角形のものもある。上記天板部303の中央位置には放音孔307が形成されている。上記ケース301内であって下部には、ベース309が配置されていると共に該ベース309の下面側には基板311が配置されている。これらベース309と基板311の中心位置には鉄心313が取り付けられている。これらベース309、鉄芯313によっていわゆる「ポールピース」を構成している。
【0003】
上記ベース309上であって上記鉄心313の外周にはコイル315が巻回されている。又、上記コイル315の外周側であってケース301の円筒部305との間には、コイル315と間隔を存した状態でマグネット317が内装されている。
【0004】
上記ケース301の円筒部305の上端部であって内周側には段付部319が形成されている。この段付部319上にダイヤフラム321が載置されている。このダイヤフラム321は、弾性板323と、この弾性板323の中心位置に固着された付加質量としての磁片325とから構成されている。
尚、上記コイル315の両端はベース309及び基板311を貫通して基板311の下面側に設けられた図示しない一対のリード端子に接続されている。
【0005】
上記構成をなすサウンダーの場合には次のような作用をなす。すなわち、ダイヤフラム321はマグネット317に吸引された状態にあり、それによって、ある一定の極性を持った状態でセットされている。その状態で一対のリード端子を介してコイル315に電流を流すと、鉄心313が電磁石化される。その結果、その先端に磁界が発生する。その際、鉄心313に発生したコイル315による磁極と、ダイヤフラム321が有するマグネット317による磁極とが異なる極性のものである場合には、ダイヤフラム321は鉄心313に吸引される。
【0006】
これに対して、鉄心313に発生したコイル315による磁極とが同じ極性のものである場合には、ダイヤフラム321は鉄心313に対して反発することになる。したがって、何れかの方向をもって電流を断続的に流すことにより、ダイヤフラム321は上記したような動作を繰り返すことになり、結局、ダイヤフラム321が所定の周波数で振動して音を発生することになる。
【0007】
ところで、上記構成をなすサウンダーは、例えば、外部機器としての携帯電話のハウジング内であって基板327上に実装されることになる。その際、サウンダー側にシート329を取り付けて、基板327への実装に際して、周方向への方向性をなくすことが行われている。すなわち、図22に示すように、基板311の下面側には陽極導電部329aと陰極導電部329bが同芯状であってリング状に設けられている。
すなわち、シート329には多数の導通ピンが設けられていて、この導通ピンを介して陽極導電部329aと陰極導電部329bが基板327と導通されることになる。
【0008】
上記のようなシート329をサウンダーに取り付けることにより、携帯電話の基板327の陽極導電部及び陰極導電部に対しては、周方向に方向性をもたないことになる。したがって、サウンダーを周方向にどのような方向に回転・位置させて基板327上に実装しても、基板327側と確実に導通することになる。
因みに、基板327側の陽極導電部及び陰極導電部は、シート329側の陽極導電部329aと陰極導電部329bに対応する所定の半径位置に配置されている。
【0009】
尚、図21中符号331はクッション材としてのガスケットを示している。すなわち、携帯電話のハウジング内の基板327上にサウンダーを実装する場合には、機器側基板327とハウジングとによって、サウンダーをはじめとする各種電子部品を挟持・固定する方法を採用している。そのため、上記のようなガスケット331を配置しているものである。
又、サウンダー側にシート329を取り付ける代わりに、携帯電話の基板327側に所定のコネクタを設置しておき、それによって、実装時の周方向への方向性をなくすことも考えられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、従来のサウンダーの場合には、サウンダー側において、実装時における周方向の方向性をなくすような構成にはなっておらず、別途用意されたシート329を取り付けたり、或いは、機器側基板327側にコネクタを取り付けておく等の処置が必要になってしまい、それだけ余計な部品を必要としてしまうと共に煩雑な作業を強いられてしまうという問題があった。
又、別途用意されるシート329やコネクタを使用する場合にはそれによって別の問題が発生してしまうことになる。すなわち、サウンダーの場合には、予めその音響特性を調整・設定された状態で出荷されるわけであるが、これが後付されるシート329やコネクタによって変動してしまうことがあり、それによって、所望の音響特性を提供できないことがあるという問題があった。
具体的には、サウンダーの裏面側にシート329やコネクタが設置されると、それによって、振動板背面側の共鳴空間が閉じられたり狭められたりすることが予想され、それによって、音響特性に変動を来してしまうものである。これに対しては、予めシート329やコネクタを考慮して音響特性を調整・設定することも考えられるが、使用されるシート329やコネクタには使用者側において様々な構成のものがあり、つまり、どのようなシート329やコネクタが使用されるかについてはこれを特定することは現実的ではなかった。
尚、この種の問題はサウンダーだけでなく、マイクロフォン、スピーカー等様々な電気音響変換器において共通した問題である。
【0011】
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、音響特性の変動を来すことなく、外部機器の基板に対する実装時における周方向への方向性をなくした電気音響変換器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による電気音響変換器は、陽極導電部及び陰極導電部を各種機器の基板側陽極導電部及び基板側陰極導電部に圧接した状態で実装される電気音響変換器において、上記陽極導電部及び陰極導電部を軸心位置を含む放射方向の所定位置にそれぞれ配置し、上記陽極導電部及び陰極導電部を同芯であって二重に配置した略リング状のコイルスプリングにより構成することにより周方向への方向性をなくしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による電気音響変換器は、請求項1記載の電気音響変換器において、上記コイルスプリングは円錐コイルスプリングにより形成されることを特徴とするものである。
又、請求項3による電気音響変換器は、請求項1記載の電気音響変換器において、上記陽極導電部と陰極導電部のそれぞれのコイルスプリングの間隔が上記各種機器の基板方向に向けて大きくなるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
すなわち、本願発明による電気音響変換器の場合には、陽極導電部及び陰極導電部を軸心位置を含む放射方向の所定位置にそれぞれ配置し、上記陽極導電部及び陰極導電部を二重に配置された略リング状のコイルスプリングにより構成することにより周方向への方向性をなくしたものである。
この場合には、電気音響変換器が実装される各種機器の基板側の陽極導電部及び陰極導電部については必ずしも同芯であってリング状又は同芯であって略リング状に設ける必要はなく、少なくとも、所定の放射方向位置にそれぞれ配置されていればよい。
又、所望の圧接力を確実に得てより確実な接触状態を提供できる。
又、コイルスプリングを円錐コイルスプリングとすることが考えられる。
又、上記陽極導電部と陰極導電部の両方をコイルスプリングとし、且つ、同芯状に設けた場合において、それぞれのコイルスプリングの間隔が上記各種機器の基板方向に向けて大きくなるようにしたものであり、それによって、実装時の座屈に起因した陽極導電部と陰極導電部との接触ひいては短絡を確実に防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。本実施の形態は本発明を電気音響変換器としてのサウンダーに適用したものであり、サウンダーは図1に示すような構成になっている。
まず、ケース1があり、このケース1は、天板部3と円筒部5とから構成されている。上記天板部3の中央位置には放音孔7が形成されている。上記ケース1内であって下部には、ベース9が配置されていると共に該ベース9の下面側には基板11が配置されている。これらベース9と基板11の中心位置には鉄心13が取り付けられている。これらベース9、鉄芯13によっていわゆる「ポールピース」を構成している。
【0015】
上記ベース9上であって上記鉄心13の外周にはコイル15が巻回されている。又、上記コイル15の外周側であってケース1の円筒部5との間には、コイル15と間隔を存した状態でマグネット17が内装されている。
【0016】
上記ケース1の円筒部5の上端部であって内周側には段付部19が形成されている。この段付部19上にダイヤフラム21が載置されている。このダイヤフラム21は、弾性板23と、この弾性板23の中心位置に固着された付加質量としての磁片25とから構成されている。
【0017】
上記基板11の裏面側には陽極導電部31がリング状に設けられている。上記陽極導電部31は、その横断面形状が略半円形状をなしていて、その先端部はケース1の円筒部5の下端より僅かな量だけ突出している。上記陽極導電部31の内側には陰極導電部33が同芯状であってリング状に設けられている。この陰極導電部33も、その横断面形状が略半円形状をなしている。上記陽極導電部31と陰極導電部33を下面側からみると図2に示すような状態となる。
上記陽極導電部31と陰極導電部33は、例えば、半田を盛ることにより構成されるが、それ以外にも各種の導電性部材により成形して取り付けることが考えられる。
【0018】
図2に示すように、上記基板11の上記陽極導電部31と陰極導電部33の位置にはスルーホール35、37が設けられている。これらスルーホール35、37は基板11の上面側から下面側にかけて貫通した状態で形成されている。そして、スルーホール35、37の上面側においては、既に説明したコイル15の両端部が接続されていて、スルーホール35、37の下面側においては、上記陽極導電部31と陰極導電部33と接続されている。つまり、スルーホール35、37を介して、コイル15の図示しない両コイル端と上記陽極導電部31と陰極導電部33とをそれぞれ接続しているものである。
【0019】
上記構成をなすサウンダーの場合には次のような作用をなす。
すなわち、ダイヤフラム21はマグネット17に吸引された状態にあり、それによって、ある一定の極性を持った状態でセットされている。その状態で一対のリード端子を介してコイル15に電流を流すと、鉄心13が電磁石化される。その結果、その先端に磁界が発生する。その際、鉄心13に発生したコイル15による磁極と、ダイヤフラム21が有するマグネット17による磁極とが異なる極性のものである場合には、ダイヤフラム21は鉄心13に吸引される。
【0020】
これに対して、鉄心13に発生したコイル15による磁極とが同じ極性のものである場合には、ダイヤフラム21は鉄心13に対して反発することになる。したがって、何れかの方向をもって電流を断続的に流すことにより、ダイヤフラム21は上記したような動作を繰り返すことになり、結局、ダイヤフラム21が所定の周波数で振動して音を発生することになる。
【0021】
次に、サウンダーを、各種機器、例えば、携帯電話の基板41上に実装する場合について説明する。まず、基板41側においては、予め所定の位置に陽極導電部43、陰極導電部45が設けられている。これら陽極導電部43、陰極導電部45は、実装中心位置より所定の半径位置に設けられている。ここで所定の半径位置とは、サウンダー側の陽極導電部31と陰極導電部33に対応した所定の半径位置を意味している。
【0022】
次に、そのような基板41上にサウンダー実装するわけであるが、これはサウンダーを所定の実装位置に配置し、図示しない携帯電話側のハウジングと基板41とによって挟持するような状態で実装・保持することになる。又、ハウジングとサウンダーとの間にはクッション材としてのガスケット47が介挿されることになる。
【0023】
ところで、本実施の形態の場合には、サウンダー側において、陽極導電部31と陰極導電部33が同芯であってリング状に設けられていて、周方向の方向性をなくした構成になっている。したがって、サウンダーを周方向のどの位置に回転・位置させて実装しても、サウンダー側の陽極導電部31と基板41側の陽極導電部43が確実に接触し、サウンダー側の陰極導電部33と基板41側の陰極導電部45が確実に接触することになる。
但し、サウンダーの軸心位置と基板41側の実装位置の中心位置とは合わせる必要があり、これは、例えば、基板41或いはハウジング側に位置を規制する部材を突設しておくことにより実現できる。
【0024】
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、サウンダー側において、陽極導電部31と陰極導電部33を同芯状であってリング状に配置して、周方向への方向性をなくした状態としたので、これを、例えば、携帯電話の基板41上に実装する場合においても、その実装作業が容易になる。つまり、サウンダーを周方向のどの位置に回転・位置させて実装しても、サウンダー側の陽極導電部31と基板41側の陽極導電部43を確実に接触させ、且つ、サウンダー側の陰極導電部33と基板41側の陰極導電部45を確実に接触させることができるからである。
その際、従来のように、別途用意されたシートやコネクタを必要とすることもない。これは単に部品点数の削減効果や実装作業の容易化だけでなく、サウンダーの音響特性の不用意な変動をなくす上でも効果的である。すなわち、通常、サウンダーは出荷時に所定の音響特性を備えた状態で調整・設定されている。ところが、実装時に別途用意されたシートやコネクタが取り付けられると、それによって、振動板背面側の共鳴空間が閉じられたり或いは狭められたりして音響特性が変動してしまうことになる。本実施の形態の場合にはそのようなことはなく当初の音響特性をそのまま保持することができるものである。
【0025】
尚、図1及び図2では、サウンダーのケース1を円筒状とし、且つ、陽極導電部31と陰極導電部33を同芯状であってリング状に設けた例を示したが、図3に示すように、ケース1を四角形に設ける場合もあり、又、図4に示すように、ケース1のみならず、陽極導電部31と陰極導電部33をも同芯状であって略リング状(この場合には四角形)に設ける場合もある。
【0026】
次に、図5乃至図7を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。この場合には、まず、サウンダー側の陽極導電部31と陰極導電部33の形状を変えている。すなわち、陽極導電部31と陰極導電部33の横断面形状を縦長の長方形としている。又、ケース1の円筒部5の下端からの突出量をより大きくしている。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
【0027】
したがって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができると共に、陽極導電部31と陰極導電部33の形状を変えて突出量を大きくしたことにより、基板41の陽極導電部43と陰極導電部45に対する接触をより確実なものとすることができる。
尚、この場合にも、図7に示すように、ケース1を四角形にする場合もあれば、図示しないが、陽極導電部31と陰極導電部33を同芯状であって略リング状(例えば、四角形)に設ける場合もある。
【0028】
次に、図8乃至図10を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この場合には、前記第2の実施の形態におけるサウンダー側の陰極導電部33をコイルスプリング51としたものである。
その他の構成は前記第2の実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
したがって、前記第2の実施の形態と同様の作用・効果を奏することができると共に、コイルスプリング51の採用により基板41側の導電部への接触をより確実なものとすることができる。
尚、この場合にも、図10に示すように、ケース1を四角形にする場合もある。
【0029】
次に、図11乃至図13を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。この場合には前記第3の実施の形態において、陽極導電部31をもコイルスプリング53としたものである。又、ここでは、基板11をいわゆる片面基板としている。すなわち、前記第1〜第3の実施の形態の場合には、基板11をスルーホールを使用したいわゆる「両面基板」として構成・使用している。これに対して、この第4の実施の形態の場合には、これを片面基板としているものである。
【0030】
具体的には、コイルスプリング51の端部51aを基板11の上側に貫通・配置させ、そこでコイル15のコイル端15aと接続している。同様に、コイルスプリング53の端部53aについても基板11の上側に貫通・配置させ、そこで、コイル15のコイル端15bと接続している。そのような構成とすることにより、基板11をスルーホールを使用しない片面基板とすることができるものである。
その他の構成は前記第3の実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
したがって、前記第3の実施の形態と同様の作用・効果を奏することができると共に、コイルスプリングの採用により基板41側の導電部への接触をさらに確実なものとすることができると共に、基板11を「片面基板」として基板11の構成を簡略化させると共にこコストの低減を図ることができる。
又、この場合にも、図13に示すように、ケース1を四角形にする場合もある。
尚、前記第1及び第2の実施の形態及びこの第3の実施の形態において、両極導電部側にコイル15の両端末を引き出して半田付けすることにより基板11を片面基板とすることが考えられる。
【0031】
次に、図14乃至図16を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。この場合には、サウンダー側において、中心位置に陽極導電部としてのコイルスプリング71を配置し、中心から所定半径距離の位置に陰極導電部としてのコイルスプリング73を配置している。
一方、図16に示すように、基板41側においては、陽極導電部75と陰極導電部77を、同芯状であってリング状に配置している。
その他の構成は前記各実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
【0032】
この実施の形態の場合には、携帯電話の基板41側において、陽極導電部75と陰極導電部77を同芯状であってリング状に配置することにより周方向への方向性をなくしたものであり、サウンダー側においては、携帯電話の基板41側における陽極導電部75に対応するように中心位置にコイルスプリング71を配置し、又、陰極導電部77に対応するように、中心から所定距離の位置に陰極導電部としてのコイルスプリング73をそれぞれ配置しているものである。
このような構成においても同様の効果、すなわち、別途、シートやコネクタを使用することなく、実装時における周方向への方向性をなくすことができ、且つ、サウンダー側の音響特性の不用意な変動を防止するという効果を奏することができる。
【0033】
次に、図17乃至図19を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。前記第1〜第5の実施の形態の場合には、電気音響変換器としてサウンダーを例に挙げて説明したが、この第6の実施の形態の場合には、電気音響変換器としてマイクロフォンを例に挙げて説明するものである。
マイクロフォンは次のような構成になっている。図17に示すように、まず、ゴムブッシュ81があり、このゴムブッシュ81は上端開口部81aと下端開口部81bを備えている。上記ゴムブッシュ81内にはケース82が内装されている。このケース82も上端開口部82aと下端開口部82bを備えている。
【0034】
上記ケース82内には基板91が収容・配置されていて、この基板91上にはインピーダンス変換素子93等の電子部品が実装されている。上記基板91上であってケース82の内周側には、支持リング84が内装されていて、この支持リング84の内周側には導通リング89が内装されている。又、上記支持リング84の上端部には段付部84aが設けられていて、この段付部84a上には背電極87が設置されている。又、この背電極87上には振動板83が振動板リング85によって挟持された状態で設置されている。これら振動板83と背電極87間でコンデンサを構成している。又、上記基板91の下面側には陽極接続端子97と陰極接続端子95が設置されている。
【0035】
上記振動板リング85には厚さ数μmの金属蒸着膜付樹脂フィルムが接着されている。又、上記背電極87は振動板83に対して数十μmの隙間を存しており、その振動板83側の面にはテフロン等からなるエレクトレットが密着した状態で設置されていて、数百V程度に帯電されるようになっている。又、背電極87は導通リング89を介して基板91に接続されていて、基板91のパターン上で既に説明したインピーダンス変換素子93に接続されている。
【0036】
一方、このようなマイクロフォンが実装される機器の基板側であるが、これは前記第5の実施の形態で使用した図16に示す構成と同じような構成になっている。すなわち、基板41側において、陽極導電部75と陰極導電部77を同芯状であってリング状に配置されていて、それによって、周方向への方向性をなくすようにしている。したがって、上記陽極接続端子97と陰極接続端子95は、図17に示すように、その接点を上記基板41側の陽極導電部75と陰極導電部77に対応する所定の半径位置に位置させておけばよく、それによって、実装時にマイクロフォンを周方向のどの位置に回転・位置させても、陽極接続端子97と陰極接続端子95を陽極導電部75と陰極導電部77に確実に接触させた状態で実装できるものである。
【0037】
尚、マイクロフォンの回路構成は図19に示すようになっている。図中符号101はノイズ対策用のコンデンサを示し、符号103は機器側の回路を示していると共に、該機器側の回路にはコンデンサ105、電源107、抵抗109が設置されている。ここに示されているマイクロフォンは振動板83の音響振動をコンデンサ101の容量変化として取り出すタイプのものである。
【0038】
このような構成をなすマイクロフォンにおいても同様の効果、すなわち、別途、シートやコネクタを使用することなく、実装時における周方向への方向性をなくすことができ、且つ、マイクロフォン側の音響特性の不用意な変動を防止するという効果を奏することができる。
【0039】
次に、図20を参照して本発明の第7の実施の形態を説明する。この実施の形態の場合には、前記第6の実施の形態における陽極接続端子97の代わりにコイルスプリング113を配置し、陰極接続端子95の代わりにコイルスプリング111を配置したものである。これらコイルスプリング111とコイルスプリング113は同芯状であってリング状に配置されているものである。又、上記コイルスプリング111は各種機器の基板41側に向けてその径を徐々に大きくするように構成されていて、一方、上記コイルスプリング113は各種機器の基板41側に向けてその径を徐々に小さくするように構成されている。つまり、コイルスプリング111とコイルスプリング113の間隔が基板41方向に向かって徐々に大きくなるように設定されているものである。これは、実装時におけるコイルスプリング111とコイルスプリング113の座屈によって、コイルスプリング111とコイルスプリング113同士が不用意に接触して短絡してしまうことを防止するためである。
【0040】
したがって、前記各実施の形態の場合と同様の効果、すなわち、別途、シートやコネクタを使用することなく、実装時における周方向への方向性をなくすことができ、且つ、マイクロフォン側の音響特性の不用意な変動を防止するという効果を奏することができると共に、実装時におけるコイルスプリング111とコイルスプリング113同士の接触に起因した短絡の発生を防止することができる。尚、コイルスプリング111、コイルスプリング113の何れか一方をストレートな構造とする構成も考えられ、又、コイルスプリング111、コイルスプリング113を同方向の円錐コイルスプリングとして各種機器側基板に向かってその間隔が大きくなるように設定する場合も考えられる。
【0041】
尚、本発明は前記第1〜第7の実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記第1〜第7の実施の形態においては、電気音響変換器としてサウンダー(ブザー)、マイクロフォンを例に挙げて説明したが、スピーカーにおいても同様に適用可能であり、要は広く電気音響変換器に対して適用できるものである。
又、電気音響変換器側の陽極導電部と陰極導電部としてコイルスプリングを採用する場合において、陽極導電部のみをコイルスプリングとする場合、陰極導電部のみをコイルスプリングとする場合、両方をコイルスプリングとする場合がある。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明による電気音響変換器によると、別途、シートやコネクタを要することなく周方向への方向性をなくし、実装作業の容易化を図ることができると共に、別途、シートやコネクタを使用する場合のように、音響特性が不用意に変動してしまうことを防止することができる。
その際、陽極導電部及び又は陰極導電部をコイルスプリングとしているので、各種機器の基板側に対してより確実に接触させることができる。
又、陽極導電部と陰極導電部の両方をコイルスプリングとし、且つ、同芯状に配置した場合において、それぞれのコイルスプリングの間隔が上記各種機器の基板方向に向けて大きくなるようにした場合には、実装時の座屈に起因した不用意な接触・短絡を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの構成を示す半裁断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの構成を示す半裁断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの半裁断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの断面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの半裁断面図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態を示す図で、携帯電話側の基板の一部平面図である。
【図17】本発明の第6の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのマイクロフォンの断面図である。
【図18】本発明の第6の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのマイクロフォンの底面図である。
【図19】本発明の第6の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのマイクロフォンの回路構成を示す図である。
【図20】本発明の第7の実施の形態を示す図で、電気音響変換器としてのマイクロフォンの断面図である。
【図21】従来例を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの半裁断面図である。
【図22】従来例を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【図23】従来例を示す図で、電気音響変換器としてのサウンダーの底面図である。
【符号の説明】
31 電気音響変換器側の陽極導電部
33 電気音響変換器側の陰極導電部
41 各種機器の基板
43 各種機器の基板側の陽極導電部
45 各種機器の基板側の陰極導電部
51 電気音響変換器側の陰極導電部としてのコイルスプリング
53 電気音響変換器側の陽極導電部としてのコイルスプリング
71 電気音響変換器側の陽極導電部としてのコイルスプリング
73 電気音響変換器側の陰極導電部としてのコイルスプリング
75 各種機器の基板側の陽極導電部
77 各種機器の基板側の陰極導電部
95 電気音響変換器側の陰極導電部としての板ばね
97 電気音響変換器側の陽極導電部としての板ばね
111 電気音響変換器側の陰極導電部としてのコイルスプリング
113 電気音響変換器側の陽極導電部としてのコイルスプリング

Claims (3)

  1. 陽極導電部及び陰極導電部を各種機器の基板側陽極導電部及び基板側陰極導電部に圧接した状態で実装される電気音響変換器において、
    上記陽極導電部及び陰極導電部を軸心位置を含む放射方向の所定位置にそれぞれ配置し、
    上記陽極導電部及び陰極導電部を同芯であって二重に配置した略リング状のコイルスプリングにより構成することにより周方向への方向性をなくしたことを特徴とする電気音響変換器。
  2. 請求項1記載の電気音響変換器において、
    上記コイルスプリングは円錐コイルスプリングにより形成されることを特徴とする電気音響変換器。
  3. 請求項1記載の電気音響変換器において、
    上記陽極導電部と陰極導電部のそれぞれのコイルスプリングの間隔が上記各種機器の基板方向に向けて大きくなるようにしたことを特徴とする電気音響変換器。
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