JP3660441B2 - 複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを構成している複数のノード各々に収容されている任意加入者が、そのネットワーク内の任意他ノードを収容替え先ノードとして、その収容替え先ノードに保守性良好にして収容替えされるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでにあっては、研究実用化報告第35巻第5号(1986)に記載されているように、それまで既設ノードに収容されていた加入者を新設ノード、あるいは他既設ノードに収容替え(局分割)するに際しては、保守コマンド入力が行われるべきノード、即ち、移行元(収容替え元)/移行先(収容替え先)ノードが意識された上、それらノード各々に対し保守コマンド入力が行われる必要があるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようにして、加入者収容替えが行われる場合には、収容替え元/収容替え先ノード各々に対し多くの保守コマンド入力が行われる必要があることから、その収容替えを保守性良好にして行い得ないばかりか、場合によっては、収容替え元/収容替え先ノード以外のノードに対して保守コマンド入力が誤って行われる虞があるものとなっている。更に、そのような不具合に加え、加入者の収容替えに際し、収容替え先ノードで使用されるリソース(加入者データ格納用メモリエリアや加入者収容用インタフェース装置、論理チャネル番号等)が、常時必ずしも空き状態にあるという保証がなく、したがって、収容替え実行時にリソースブロックにより収容替えが失敗する虞があり、これを回避するには、手作業にて全てのリソースについて事前に重複チェックを行う必要があったものである。
【0004】
本発明の目的は、複数のノード間での加入者収容替えを収容替え先ノードのみに対する集中的な保守指示により行なうに際して、より確実に加入者収容替えを行い得る複数のノード間に跨る加入者収容替え方法を供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに伴い、収容替え加入者情報が収容替え先ノードに設定された状態で、該収容替え先ノードに対し行われる保守指示各々は、該収容替え先ノードで1以上の収容替え元ノード各々への保守指示に変換生成された上、該収容替え元ノード各々に転送される一方、該収容替え元ノード各々においては、上記収容替え先ノードからの保守指示各々に対する処理が実行されつつ、1以上の加入者各々の収容替え元ノードから収容替え先ノードへの収容替えが行われるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法であって、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに先立って、収容替え先ノードでは、収容替え元ノード各々への保守指示にもとづき、該収容替え元ノード各々から収集された、収容替え対象加入者についてのリソース情報によりリソース空きチェックが行われた上、空きリソースが収容替え対象加入者用として予約されるべく、必要なリソースが生成/捕捉されるようにした複数ノード間に跨がることで達成される。
【0006】
また、上記目的は、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに伴い、収容替え加入者情報が収容替え先ノードに設定された状態で、該収容替え先ノードに対し行われる保守指示各々は、該収容替え先ノードで1以上の収容替え元ノード各々への保守指示に変換生成された上、該収容替え元ノード各々に転送される一方、該収容替え元ノード各々においては、上記収容替え先ノードからの保守指示各々に対する処理が実行されつつ、1以上の加入者各々の収容替え元ノードから収容替え先ノードへの収容替えが行われるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法であって、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに先立って、収容替え先ノードでは、収容替え元ノード各々への保守指示にもとづき、該収容替え元ノード各々から収集された、収容替え対象加入者についてのリソース情報によりリソース空きチェックが行われ、リソース空きチェック結果がNGである場合には、該収容替え先ノードでの全空きリソース情報が作成された上、保守者に通知されるようにした複数ノード間に跨がることで達成される。
【0007】
。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1から図3により説明する。
先ず本発明に係るネットワークについて説明すれば、図1はその一例でのネットワーク構成を示したものである。図示のように、ネットワークは複数のノード21,22,23各々が中継網31を介し相互に接続可として構成されており、ノード21,22,23各々にはまた、それぞれ加入者(端末)11,12,13が収容されたものとなっている。
【0008】
さて、本例では、移行加入者情報(収容替え加入者情報)81にもとづき、ノード23に付属されている保守コンソール41からそのノード23に対する集中的な保守指示下に、ノード21の収容位置aに収容されている加入者11をノード23の収容位置bに、また、ノード22の収容位置bに収容されている加入者12をノード23の収容位置cに収容替えする場合が想定されたものとなっている。収容替え先としてのノード23には、その収容位置aに既に加入者13が収容されていることから、残りの空き収容位置b,cにそれぞれ加入者11,12を収容替えしようというわけである。ノード21,22,23各々にはまた、収容替え前後での加入者データ51,52,53がそのノード内収容位置a,b,c対応のものとして併せて示されたものとなっている。因みに、加入者データ51,52,53内にリソースとして設定されているA〜Gについて説明すれば、例えばATM網に例を採れば、それらA〜Gは中継回線の仮想的な論理チャネル(VCI,VPIで規定)を識別するための論理チャネル番号を示す。論理チャネル番号は中継回線の中でユニークに割り振られなければならない情報とされ、ノード内の有限なリソースとされる。よって、加入者データ内には、加入者各々が保有している論理チャネル番号がリソースとして設定されている必要があるものである。
【0009】
ここで、収容替え後の加入者11,12各々が加入者13が収容されている中継回線と同一回線に収容されるものとして、加入者11,12各々のノード23への収容替えがそのノード23で如何に行われるかを、図3に示す処理シーケンスを参照しつつ、図2により説明すれば以下のようである。
【0010】
即ち、その収容替えに際しては、先ず保守者による保守指示によって、保守コンソール41からは、移行加入者情報81が保守信号61によりノード23に対し設定されるものとなっている(処理101)。図示のように、移行加入者情報81には、加入者11,12各々についての収容替え元ノード番号とその収容位置、更には、それら加入者11,12各々の収容替え先ノードでの収容位置との対応関係が示されているものである。
【0011】
以上のようにして、その移行加入者情報81がノード23に設定された後、リソースチェックが行われるが(処理102)、その際でのノード21,22,23各々での処理シーケンスは図3に示すようである。リソースチェックの保守指示が保守コンソール41から保守信号61によりノード23に通知されれば、ノード23では、既に設定されている移行加入者情報81にもとづき、ノード21,22各々に対する加入者データ変更禁止指示コマンドが生成された上、それぞれ保守信号71,73によりノード21,22に転送されているものである。これに対する応答として、ノード21,22各々では、加入者データ51,52各々のうち、収容替え対象加入者11,12対応加入者データに変更禁止フラグが設定されることによって、少なくともリソースチェックが行われている間、加入者11,12対応加入者データに対する変更が禁止されているものである。その後、加入者11,12対応加入者データの変更が禁止されている状態で、ノード23では、移行加入者情報81からリソース情報収集指示コマンドが生成された上、それぞれ保守信号71,73によりノード21,22に転送されることによって、それに対する応答として、それらノード21,22各々からは、収容替え対象加入者11,12についてのリソース情報が加入者11,12対応加入者データより抽出された上、保守信号72,74によりノード23に転送されるものとなっている。この結果として、ノード23には、それらリソース情報が収集され得、それらリソース情報と自ノード内のリソース情報にもとづき、同一回線に収容されている加入者についてのリソースチェックが行われることによって、重複によるリソース不足の有無がチェックされているものである。
【0012】
そのリソースチェックの結果として、重複によるリソース不足がなかった場合(OK)には、リソースが仮捕捉、あるいは変換仮捕捉されているものである。より具体的に説明すれば、加入者11についてのリソースA,Cはノード23で未使用とされていることから、それらリソースA,Cはそのまま仮捕捉されればよく、加入者11についてのリソースBはノード23で既に使用されていることから、例えば空きのリソースDに変換された上、仮捕捉されればよいものである。また、加入者12についてのリソースC,Dはともに加入者11についてのものとして既に仮捕捉されていることから、空きのリソースF,Gに変換された上、仮捕捉されればよいものである。このようにして仮捕捉されたリソースは収容替え加入者11,12用として正式に補足・予約されることによって、他加入者によって使用されないようにされた上、これら補足・予約結果はリソースチェック結果とともに保守信号62により保守コンソール41に通知されているものである。
【0013】
一方、リソースチェックの結果として、もしも、重複によるリソース不足があった場合(NG)、ノード23では、ノード21,22各々に対する加入者データ変更禁止解除指示コマンドが生成された上、それぞれ保守信号71,73によりノード21,22に転送され、これに対する応答として、ノード21,22各々では、収容替え対象加入者11,12対応加入者データに対する変更禁止フラグ設定が解除されるものとなっている。その後、ノード23では、自ノードでの他中継回線を含む全空きリソース情報がリストとして収集・作成された上、保守信号62により保守コンソール41に通知されているものである。これによりリソースブロックが回避されるべく、保守者により適当な措置が採られるものである。
【0014】
何れにしても、以上のリソースチェックの結果として、重複によるリソース不足がなかった場合には、保守コンソール41からは、加入者移行(加入者収容替え)の保守指示が保守信号61によりノード23に通知され、ノード23では、その通知にもとづき、移行加入者情報81から加入者移行指示コマンドが生成された上、保守信号71,73によりノード21,22に転送されているものである。これに対する応答として、ノード21,22各々からは、収容替え対象加入者11,12対応加入者データが保守信号72,74によりノード23に転送された上、ノード23では、予め予約しておいたリソースを使用して、それら加入者11,12対応加入者データの登録処理が行われているものである(処理103)。
【0015】
その登録処理に引続き、保守コンソール41から旧加入者削除の保守指示が保守信号61によりノード23に通知されれば、ノード23では、移行加入者情報81から加入者削除指示コマンドが生成された上、保守信号71,73によりノード21,22に転送されることによって、ノード21、22各々では、収容替え対象加入者11,12対応加入者データに対する変更禁止状態が解除された上、その加入者データがクリアされているものである(処理104)。このように、複数ノード間での加入者収容替えは、収容替え先ノードのみに対する集中的な保守指示により行え、その分、保守効率の向上が図られているものである。
【0016】
以上、説明したように、本発明によれば、複数のノード間での加入者収容替えを収容替え先ノードのみに対する集中的な保守指示により行なうに際して、より確実に加入者収容替えを行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るネットワークの一例でのネットワーク構成を示す図
【図2】図2は、収容替え先ノードにおける、本願発明に係る収容替え処理の一例でのフローを示す図
【図3】図3は、その際における収容替え先/収容替え元ノード各々での処理シーケンスを示す図
【符号の説明】
11〜13…加入者、21〜23…ノード、31…中継網、41…保守コンソール、51〜53…加入者データ、81…移行加入者情報(収容替え加入者情報)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを構成している複数のノード各々に収容されている任意加入者が、そのネットワーク内の任意他ノードを収容替え先ノードとして、その収容替え先ノードに保守性良好にして収容替えされるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでにあっては、研究実用化報告第35巻第5号(1986)に記載されているように、それまで既設ノードに収容されていた加入者を新設ノード、あるいは他既設ノードに収容替え(局分割)するに際しては、保守コマンド入力が行われるべきノード、即ち、移行元(収容替え元)/移行先(収容替え先)ノードが意識された上、それらノード各々に対し保守コマンド入力が行われる必要があるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようにして、加入者収容替えが行われる場合には、収容替え元/収容替え先ノード各々に対し多くの保守コマンド入力が行われる必要があることから、その収容替えを保守性良好にして行い得ないばかりか、場合によっては、収容替え元/収容替え先ノード以外のノードに対して保守コマンド入力が誤って行われる虞があるものとなっている。更に、そのような不具合に加え、加入者の収容替えに際し、収容替え先ノードで使用されるリソース(加入者データ格納用メモリエリアや加入者収容用インタフェース装置、論理チャネル番号等)が、常時必ずしも空き状態にあるという保証がなく、したがって、収容替え実行時にリソースブロックにより収容替えが失敗する虞があり、これを回避するには、手作業にて全てのリソースについて事前に重複チェックを行う必要があったものである。
【0004】
本発明の目的は、複数のノード間での加入者収容替えを収容替え先ノードのみに対する集中的な保守指示により行なうに際して、より確実に加入者収容替えを行い得る複数のノード間に跨る加入者収容替え方法を供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに伴い、収容替え加入者情報が収容替え先ノードに設定された状態で、該収容替え先ノードに対し行われる保守指示各々は、該収容替え先ノードで1以上の収容替え元ノード各々への保守指示に変換生成された上、該収容替え元ノード各々に転送される一方、該収容替え元ノード各々においては、上記収容替え先ノードからの保守指示各々に対する処理が実行されつつ、1以上の加入者各々の収容替え元ノードから収容替え先ノードへの収容替えが行われるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法であって、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに先立って、収容替え先ノードでは、収容替え元ノード各々への保守指示にもとづき、該収容替え元ノード各々から収集された、収容替え対象加入者についてのリソース情報によりリソース空きチェックが行われた上、空きリソースが収容替え対象加入者用として予約されるべく、必要なリソースが生成/捕捉されるようにした複数ノード間に跨がることで達成される。
【0006】
また、上記目的は、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに伴い、収容替え加入者情報が収容替え先ノードに設定された状態で、該収容替え先ノードに対し行われる保守指示各々は、該収容替え先ノードで1以上の収容替え元ノード各々への保守指示に変換生成された上、該収容替え元ノード各々に転送される一方、該収容替え元ノード各々においては、上記収容替え先ノードからの保守指示各々に対する処理が実行されつつ、1以上の加入者各々の収容替え元ノードから収容替え先ノードへの収容替えが行われるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法であって、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに先立って、収容替え先ノードでは、収容替え元ノード各々への保守指示にもとづき、該収容替え元ノード各々から収集された、収容替え対象加入者についてのリソース情報によりリソース空きチェックが行われ、リソース空きチェック結果がNGである場合には、該収容替え先ノードでの全空きリソース情報が作成された上、保守者に通知されるようにした複数ノード間に跨がることで達成される。
【0007】
。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1から図3により説明する。
先ず本発明に係るネットワークについて説明すれば、図1はその一例でのネットワーク構成を示したものである。図示のように、ネットワークは複数のノード21,22,23各々が中継網31を介し相互に接続可として構成されており、ノード21,22,23各々にはまた、それぞれ加入者(端末)11,12,13が収容されたものとなっている。
【0008】
さて、本例では、移行加入者情報(収容替え加入者情報)81にもとづき、ノード23に付属されている保守コンソール41からそのノード23に対する集中的な保守指示下に、ノード21の収容位置aに収容されている加入者11をノード23の収容位置bに、また、ノード22の収容位置bに収容されている加入者12をノード23の収容位置cに収容替えする場合が想定されたものとなっている。収容替え先としてのノード23には、その収容位置aに既に加入者13が収容されていることから、残りの空き収容位置b,cにそれぞれ加入者11,12を収容替えしようというわけである。ノード21,22,23各々にはまた、収容替え前後での加入者データ51,52,53がそのノード内収容位置a,b,c対応のものとして併せて示されたものとなっている。因みに、加入者データ51,52,53内にリソースとして設定されているA〜Gについて説明すれば、例えばATM網に例を採れば、それらA〜Gは中継回線の仮想的な論理チャネル(VCI,VPIで規定)を識別するための論理チャネル番号を示す。論理チャネル番号は中継回線の中でユニークに割り振られなければならない情報とされ、ノード内の有限なリソースとされる。よって、加入者データ内には、加入者各々が保有している論理チャネル番号がリソースとして設定されている必要があるものである。
【0009】
ここで、収容替え後の加入者11,12各々が加入者13が収容されている中継回線と同一回線に収容されるものとして、加入者11,12各々のノード23への収容替えがそのノード23で如何に行われるかを、図3に示す処理シーケンスを参照しつつ、図2により説明すれば以下のようである。
【0010】
即ち、その収容替えに際しては、先ず保守者による保守指示によって、保守コンソール41からは、移行加入者情報81が保守信号61によりノード23に対し設定されるものとなっている(処理101)。図示のように、移行加入者情報81には、加入者11,12各々についての収容替え元ノード番号とその収容位置、更には、それら加入者11,12各々の収容替え先ノードでの収容位置との対応関係が示されているものである。
【0011】
以上のようにして、その移行加入者情報81がノード23に設定された後、リソースチェックが行われるが(処理102)、その際でのノード21,22,23各々での処理シーケンスは図3に示すようである。リソースチェックの保守指示が保守コンソール41から保守信号61によりノード23に通知されれば、ノード23では、既に設定されている移行加入者情報81にもとづき、ノード21,22各々に対する加入者データ変更禁止指示コマンドが生成された上、それぞれ保守信号71,73によりノード21,22に転送されているものである。これに対する応答として、ノード21,22各々では、加入者データ51,52各々のうち、収容替え対象加入者11,12対応加入者データに変更禁止フラグが設定されることによって、少なくともリソースチェックが行われている間、加入者11,12対応加入者データに対する変更が禁止されているものである。その後、加入者11,12対応加入者データの変更が禁止されている状態で、ノード23では、移行加入者情報81からリソース情報収集指示コマンドが生成された上、それぞれ保守信号71,73によりノード21,22に転送されることによって、それに対する応答として、それらノード21,22各々からは、収容替え対象加入者11,12についてのリソース情報が加入者11,12対応加入者データより抽出された上、保守信号72,74によりノード23に転送されるものとなっている。この結果として、ノード23には、それらリソース情報が収集され得、それらリソース情報と自ノード内のリソース情報にもとづき、同一回線に収容されている加入者についてのリソースチェックが行われることによって、重複によるリソース不足の有無がチェックされているものである。
【0012】
そのリソースチェックの結果として、重複によるリソース不足がなかった場合(OK)には、リソースが仮捕捉、あるいは変換仮捕捉されているものである。より具体的に説明すれば、加入者11についてのリソースA,Cはノード23で未使用とされていることから、それらリソースA,Cはそのまま仮捕捉されればよく、加入者11についてのリソースBはノード23で既に使用されていることから、例えば空きのリソースDに変換された上、仮捕捉されればよいものである。また、加入者12についてのリソースC,Dはともに加入者11についてのものとして既に仮捕捉されていることから、空きのリソースF,Gに変換された上、仮捕捉されればよいものである。このようにして仮捕捉されたリソースは収容替え加入者11,12用として正式に補足・予約されることによって、他加入者によって使用されないようにされた上、これら補足・予約結果はリソースチェック結果とともに保守信号62により保守コンソール41に通知されているものである。
【0013】
一方、リソースチェックの結果として、もしも、重複によるリソース不足があった場合(NG)、ノード23では、ノード21,22各々に対する加入者データ変更禁止解除指示コマンドが生成された上、それぞれ保守信号71,73によりノード21,22に転送され、これに対する応答として、ノード21,22各々では、収容替え対象加入者11,12対応加入者データに対する変更禁止フラグ設定が解除されるものとなっている。その後、ノード23では、自ノードでの他中継回線を含む全空きリソース情報がリストとして収集・作成された上、保守信号62により保守コンソール41に通知されているものである。これによりリソースブロックが回避されるべく、保守者により適当な措置が採られるものである。
【0014】
何れにしても、以上のリソースチェックの結果として、重複によるリソース不足がなかった場合には、保守コンソール41からは、加入者移行(加入者収容替え)の保守指示が保守信号61によりノード23に通知され、ノード23では、その通知にもとづき、移行加入者情報81から加入者移行指示コマンドが生成された上、保守信号71,73によりノード21,22に転送されているものである。これに対する応答として、ノード21,22各々からは、収容替え対象加入者11,12対応加入者データが保守信号72,74によりノード23に転送された上、ノード23では、予め予約しておいたリソースを使用して、それら加入者11,12対応加入者データの登録処理が行われているものである(処理103)。
【0015】
その登録処理に引続き、保守コンソール41から旧加入者削除の保守指示が保守信号61によりノード23に通知されれば、ノード23では、移行加入者情報81から加入者削除指示コマンドが生成された上、保守信号71,73によりノード21,22に転送されることによって、ノード21、22各々では、収容替え対象加入者11,12対応加入者データに対する変更禁止状態が解除された上、その加入者データがクリアされているものである(処理104)。このように、複数ノード間での加入者収容替えは、収容替え先ノードのみに対する集中的な保守指示により行え、その分、保守効率の向上が図られているものである。
【0016】
以上、説明したように、本発明によれば、複数のノード間での加入者収容替えを収容替え先ノードのみに対する集中的な保守指示により行なうに際して、より確実に加入者収容替えを行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るネットワークの一例でのネットワーク構成を示す図
【図2】図2は、収容替え先ノードにおける、本願発明に係る収容替え処理の一例でのフローを示す図
【図3】図3は、その際における収容替え先/収容替え元ノード各々での処理シーケンスを示す図
【符号の説明】
11〜13…加入者、21〜23…ノード、31…中継網、41…保守コンソール、51〜53…加入者データ、81…移行加入者情報(収容替え加入者情報)
Claims (2)
- ネットワークを構成している複数のノード各々に収容されている任意加入者が、該ネットワーク内の任意他ノードに収容替えされるべく、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに伴い、収容替え加入者情報が収容替え先ノードに設定された状態で、該収容替え先ノードに対し行われる保守指示各々は、該収容替え先ノードで1以上の収容替え元ノード各々への保守指示に変換生成された上、該収容替え元ノード各々に転送される一方、該収容替え元ノード各々においては、上記収容替え先ノードからの保守指示各々に対する処理が実行されつつ、1以上の加入者各々の収容替え元ノードから収容替え先ノードへの収容替えが行われるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法であって、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに先立って、収容替え先ノードでは、収容替え元ノード各々への保守指示にもとづき、該収容替え元ノード各々から収集された、収容替え対象加入者についてのリソース情報によりリソース空きチェックが行われた上、空きリソースが収容替え対象加入者用として予約されるべく、必要なリソースが生成/捕捉されるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法。
- ネットワークを構成している複数のノード各々に収容されている任意加入者が、該ネットワーク内の任意他ノードに収容替えされるべく、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに伴い、収容替え加入者情報が収容替え先ノードに設定された状態で、該収容替え先ノードに対し行われる保守指示各々は、該収容替え先ノードで1以上の収容替え元ノード各々への保守指示に変換生成された上、該収容替え元ノード各々に転送される一方、該収容替え元ノード各々においては、上記収容替え先ノードからの保守指示各々に対する処理が実行されつつ、1以上の加入者各々の収容替え元ノードから収容替え先ノードへの収容替えが行われるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法であって、1以上の加入者各々の収容替え先ノードへの収容替えに先立って、収容替え先ノードでは、収容替え元ノード各々への保守指示にもとづき、該収容替え元ノード各々から収集された、収容替え対象加入者についてのリソース情報によりリソース空きチェックが行われ、リソース空きチェック結果がNGである場合には、該収容替え先ノードでの全空きリソース情報が作成された上、保守者に通知されるようにした複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26731796A JP3660441B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26731796A JP3660441B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117232A JPH10117232A (ja) | 1998-05-06 |
JP3660441B2 true JP3660441B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=17443148
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26731796A Expired - Fee Related JP3660441B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 複数ノード間に跨がる加入者収容替え方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3660441B2 (ja) |
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