JP3659873B2 - バックホウの油圧装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートアイドリングシステムを備えたバックホウの油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オートアイドリングシステムは、油圧シリンダや油圧モータ等の油圧アクチュエータ群の全てが停止している非作業状態では、エンジン回転数を所定のアイドリング回転数まで自動的に落し、油圧アクチュエータ群のうちのいずれかが作動される作業状態では、エンジン回転数をアクセルレバー等によって任意に設定された回転速度にまで自動的に上昇させるようにエンジンのガバナを制御することで、非作業中の騒音低減と燃費の向上を図るとともに、作業時には十分なエンジン出力をもたらすことができるものである。
【0003】
そして、このオートアイドリングシステムにおいては、油圧アクチュエータ群が作動しているか否かを判別する手段が必要であり、種々の手段が提案されている。例えば、特開平9−195833号公報では、油圧アクチュエータ操作用の制御バルブに供給されるパイロット圧昇を圧力スイッチ(公報中の符号25)で検出することで、制御バルブ群の切換え作動状態を検知して油圧アクチュエータが作動されてか否かを判別している。また、ロードセンシングシステムが導入されている機種では、特開平9- 209412号公報に開示されているように、ポンプ吐出流量制御用の切換えバルブに印加される最高負加圧を圧力スイッチ(公報中の符号23)で検知し、圧が立てば作業状態と判断し、圧が立たなければ非作業状態と判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者の判別手段において、制御バルブに与えられるパイロット圧はバルブ開度を設定するために種々変更されるので、このバルブ操作用のパイロット圧から油圧アクチュエータの作動を判断するためには、圧力スイッチを感度の高いものにする必要があった。また、後者の判別手段においては、最高負加圧の範囲は相当幅広いものとなるために、これに対応できる耐久性を有する圧力スイッチが必要となるものであった。
【0005】
本発明は、圧力の安定したパイロット元圧を利用してバルブ作動状態を的確に検知できるとともに、制御バルブ操作用のパイロットバルブへのパイロット圧を安定して供給できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の構成、作用および効果は以下のようである。
【0007】
(構成) 本発明に係るバックホウの油圧装置は、パイロットポンプからのパイロット元圧をパイロットバルブに供給し、パイロットバルブから供給されるパイロット圧によって制御バルブを任意の開度で切換え操作するよう構成したバックホウの油圧装置において、前記パイロットポンプから導出された油路から分岐した油路を、オートアイドリングシステムにおけるバルブ作動検出用油路に接続し、このバルブ作動検出用油路を全ての制御バルブに連通接続して、いずれかの制御バルブが切換え作動されると、前記バルブ作動検出用油路が遮断されてパイロット圧が上昇し、このパイロット圧の上昇を圧力スイッチで検知してアクセルアップ制御するとともに、全ての制御バルブが中立にあると、前記バルブ作動検出用油路が排油路に連通されてパイロット圧が下降し、このパイロット圧の下降を前記圧力スイッチで検知してアクセルダウン制御するよう構成し、前記バルブ作動検出用油路に接続する油路を分岐させた箇所よりもパイロットバルブ側の油路に、パイロットポンプからの圧油のパイロットバルブ側への流動のみを許容するロードチェックバルブを介在するとともに、このロードチェックバルブの下流側にアキュムレータを接続し、前記バルブ作動検出用油路における全ての制御バルブの上手側に絞りを介装し、この絞りよりも下流側で、かつ前記全ての制御バルブよりも上手側に前記圧力スイッチを介装してあることを特徴とする。
【0008】
(作用) 上記構成によると、パイロットポンプからの圧油の一部はロードチェックバルブを経てパイロットバルブの元圧油路に供給され、かつ、その内の一部はアキュムレータに蓄積される。また、パイロットポンプからの圧油の他の一部は、オートアイドリングシステムにおけるバルブ作動検出用油路に供給される。
【0009】
この場合、一旦エンジンを作動させてアキュムレータにパイロット圧が蓄積されると、その後に故障等によってエンジンが停止して、パイロットポンプからの圧油の供給が断たれても、アキュムレータに蓄積したパイロット圧によって制御バルブを操作して、持上げられているフロント作業装置を自重で下降させることができる。
【0010】
また、バルブ作動検出用油路は、全ての制御バルブが中立にある時には排油路に連通するので、そのパイロット圧は極低圧となり、このパイロット圧の下降を圧力スイッチで検知してアクセルダウン制御が実行される。また、いずれかの制御バルブが切換え操作されるとバルブ作動検出用油路は遮断されてそのパイロット圧はパイロットポンプの元圧近くまで立ち上がり、このパイロット圧の上昇を検知してアクセルアップ制御が実行される。
【0011】
(効果) 従って、本発明によると、オートアイドリングシステムにおけるバルブ作動検出用油路の圧力は、極低圧か元圧に近い所定圧かのいずれか2段階に変動するだけであるので、これを検知する圧力スイッチは、特に感度の高いもの、あるいは、特に耐久性の高いものにする必要はなく、安価な検知手段で的確にバルブ作動を判別することができる。
【0012】
また、バルブ操作を司るパイロットバルブの元圧油路にアキュムレータが接続されているので、エンジントラブルなどのよってパイロットポンプからのパイロット圧の供給が途絶えても、蓄圧したパイロット圧で一次的に制御バルブを操作することができ、フロント装置を安定した接地状態にまで下降させることができ、機能面で優れたバックホウを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に、バックホウの全体側面図が示されている。このバックホウは、左右一対のクローラ型走行装置1L,1Rを装備した走行機台2の上部に、エンジン3および搭乗運転部4が装備された旋回台5が縦軸心X1 周りに全旋回可能に搭載され、この旋回台5の前部に、ブーム6、アーム7、および、バケット8を順次連結してなるフロント作業装置9が装備されるとともに、走行機台2の前部にドーザ作業用の排土板10が装備されている。
【0014】
左右の走行装置1L,1Rは、それぞれ走行用油圧モータML,MRによって正逆転駆動されるとともに、旋回台3は旋回用油圧モータMTによって左右に旋回駆動されるようになっている。フロント作業装置6のブーム6、アーム7、および、バケット8は、それぞれブームシリンダC1 、アームシリンダC2 、および、バケットシリンダC3 によって駆動されるとともに、フロント作業装置9全体がスイングシリンダC4 によって、旋回台3に対して縦軸心X2 周りに左右に揺動駆動されるようになっている。また、排土板10は、ドーザシリンダC5 によって上下駆動されるようになっている。
【0015】
図2に、上記した各種の油圧アクチュエータを駆動する油圧回路の全体が、また、図3にその概略がそれぞれ示されている。図において、V1 は旋回用の制御バルブ、V2 は左走行用の制御バルブ、V3 は右走行用の制御バルブ、V4 はドーザ用の制御バルブ、V5 はアーム用の制御バルブ、V6 はブーム用の制御バルブ、V7 はバケット用の制御バルブ、V8 はスイング用の制御バルブ、V9 は補助作業用の制御バルブであり、左右の走行用の制御バルブV2 ,V3 は運転座席11前方の操縦塔12に配備された左右の走行レバー13L,13Rによってそれぞれ直接にスプールを切換え操作する人為操作式のものが採用されるとともに、ドーザ用、スイング用、および、補助作業用の各制御バルブV4 ,V8 ,V9 はレバー操作やペダル操作によって直接にスプールを操作する人為操作式のものが採用され、また、旋回用、アーム用、ブーム用、および、バケット用の各制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 は、油圧パイロット操作式のものが採用され、操縦塔12に十字操作可能に配備された左右一対の作業用レバー14L,14Rによって操作されるパイロットバルブPV1 ,PV2 から供給されるパイロット圧によって、レバー操作量に応じた開度に操作されるようになっている。なお、前記制御バルブV1 〜V9 のバルブブロック群は、インレット用ブロックB1 、アウトレット用ブロックB2 とともに並列されて互いに連結されて内部油路によって接続されている。
【0016】
作業用の主ポンンP1 と、パイロット圧供給用のパイロットポンプP2 とを備えた圧油供給部15がエンジン3によって駆動されるようになっている。この主ポンンP1 は、斜板の角度変更によって吐出量を変更可能な可変容量型のものが使用されており、その吐出油が油路aを介してインレットブロックB1 に供給されたのち、各制御バルブV1 〜V9に供給される。また、パイロットポンプP2 は、定容量のギヤポンプが使用されており、その吐出圧が油路bを介してアンロード部19に供給されたのち、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cにパイロット元圧として供給されている。
【0017】
アンロード部19は、レバーロック用のアンロードバルブV10と、高速走行切換え用のアンロードバルブV11とが並列配備されている。アンロードバルブV1 0は、搭乗運転部4への乗降通路を横切って開閉する牽制レバー27に電気的に連係されており、牽制レバー27を振り上げて乗降通路を開放した状態では、図示のようにアンロード位置の付勢保持され、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cがドレンされて、作業用レバー14L,14Rを操作しても制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 を切換え操作することができない状態、つまり、レバーロック状態がもたらされる。また、作業者が運転座席11に搭乗した後、乗降通路を横切る位置にまで牽制レバー27を降ろすと、これが電気的に検出されて図示と逆の位置に切換えられ、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cへのパイロット元圧の供給が行われ、制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 の切換え操作が可能となる。
【0018】
また、図3に示すように、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cは、旋回用モータMTに備えたネガティブ・ブレーキNBの解除用の油路eにも連通されており、レバーロック用のアンロードバルブV10がアンロード位置にあるレバーロック時には、ネガティブ・ブレーキNBの解除用油路eがドレンされるので、旋回台5も旋回不能にロックされることになる。
【0019】
また、高速走行切換え用のアンロードバルブV11は、移動走行の際に走行用モータML,MRを高速状態に切換えるためのものであり、常態では図示のようにアンロード位置にある。左右の走行用モータML,MRは、の斜板角の変更によって高低2段の変速が可能なアキシャルプランジャ型の可変容量モータが利用されており、モータケーシングに組込んだシリンダ28L,28Rに圧油を供給することで「高速」が、また、シリンダ28L,28Rから排油することで「低速」がもたらされるよう構成されている。そして、シリンダ28L,28Rを作動制御する流路切換えバルブV12,V13の操作用パイロット油路fがアンロードバルブV11に連通接続されている。
【0020】
これによると、通常は、アンロードバルブV11は図示のアンロード位置に付勢保持されており、パイロット油路fがドレンされることで流路切換えバルブV12,V13は図示した「低速」にある。そして、操縦塔12の横側下部に配備した増速ペダル29を踏み込み操作すると、これが電気的に検出されてアンロードバルブV11が逆位置に切換えられ、パイロット油路fに圧が立って流路切換えバルブV12,V13が図示に位置から逆位置に切換えられる。流路切換えバルブV12,V13が逆位置に切換えられた状態では、モータ駆動用の高圧側油路の油圧によってシリンダ28L,28Rが駆動されて、モータ斜板が高速位置に操作されるのである。
【0021】
主ポンンP1 は、ロードセンシングシステムによって吐出流量が制御されるようになっており、その流量制御部16が圧油供給部15に隣接して備えられている。流量制御部16には流量補償用バルブV14が装備されるとともに、圧油供給部15には、ポンプP1 を流量調節するための流量補償用ピストンAcが備えられ、流量補償用バルブV12によって流量補償用ピストンAcが作動制御されるようになっている。そして、主ポンプP1 の吐出圧PPSと、各セクションにおける負荷検出ラインのうちの最高負加圧を取出した制御信号圧PLSとが、それぞれインレットブロックB1 から導出された信号ラインL1 ,L2 を介して流量補償用バルブV14に印加されるようになっており、周知のように、吐出圧PPSと制御信号圧PLSとの差が設定値(制御差圧)に維持されるように、流量補償用ピストンAcを介してポンプP1 の吐出流量が制御される。
【0022】
ロードセンシングシステムは、作業負荷圧に応じてポンプ吐出量を制御して、負荷に必要とされる油圧動力をポンプから吐出させることで、動力の節約と操作性を向上することができるシステムであり、この例では、各制御バルブV1 〜V9のスプールの後にそれぞれ圧力補償弁CV1 〜CV9 が接続されたアフターオリフィス型のロードセンシングシステムが利用されている。
【0023】
なお、この例では、ロードセンシングシステムのアンロードバルブV15と主リリーフバルブV16が、インレット用ブロックB1 に組込まれている。また、流量制御部16における流量補償用バルブV14に設定される制御差圧は、図3中に示すように、バネ17と差圧ピストン18とによって与えられるようになっており、エンジン3の回転速度が高くなってパイロットポンプP2 の吐出量が多いなると、差圧ピストン18によって与えられる制御差圧成分が大きくなって、ポンプP1 の流量が多い目に制御され、逆に、エンジン3の回転速度が低くなってパイロットポンプP2 の吐出量が少なくなると、差圧ピストン18によって与えられる制御差圧成分が小さくなって、ポンプP1 の流量が少ない目に制御されるのである。
【0024】
また、このバックホウでは、エンジン3のアクセル装置を自動的に操作するオートアイドリング制御システムが備えられている。すなわち、図4に示すように、エンジン3のガバナ21は、電磁ソレノイドやモータなどの電気アクチュエータ22によって操作されるようになっており、この電気アクチュエータ22を作動制御する制御装置23に、搭乗運転部4に備えたポテンショメータ利用のアクセル設定器24と、バルブ作動検出用油路gの圧を検知する圧力スイッチ25とが接続されている。
【0025】
バルブ作動検出用油路gは、制御バルブV1 〜V9 の各スプールに直列に連通されてその下流が排油路dに連通接続されるとともに、バルブ作動検出用油路gの上流は、パイロットポンプP2 の油路bから分岐導出された油路hに絞りsを介して接続されている。従って、制御バルブV1 〜V9 の全てが中立にある状態では、バルブ作動検出用油路gは排油路dに連通されて、その圧力がほとんど零にまで低下するとともに、制御バルブV1 〜V9 のうちのいずれか一つでも操作されると、バルブ作動検出用油路gの排油路dへの連通が断たれて、油路gの圧力がパイロットポンプP2 の元圧近くにまで上昇することになり、このバルブ作動検出用油路gに圧が立っているか否かを圧力スイッチ25で検知することで、制御バルブが操作されているかどうかを判別している。
【0026】
従って、運転者がアクセル設定器24を作業用の任意の高速位置に設定した状態において、制御バルブV1 〜V9 の全てが中立にあると、バルブ作動検出用油路g圧油が排油路dに流出して大きく低下するために、圧力スイッチ25は感圧作動することがなく、この状態では、ガバナ21は予め設定されているアイドリング位置にまで電気アクチュエータ22によって自動的にアクセルダウン制御される。そして、作業が開始されて制御バルブV1 〜V9 のうちのいずれか一つでも操作されると、バルブ作動検出用油路gに圧が立ち、これが圧力スイッチ25で検知される。圧力スイッチ25が感圧作動すると、ガバナ21はアクセル設定器24で設定された高速位置まで電気アクチュエータ22によって自動的にアクセルアップ制御される。つまり、フロント作業および走行が行われていない非作業時には、エンジン3の回転数を自動的に所定のアイドリング回転にまで落として騒音の低減および燃費の向上を図り、フロント作業あるいは走行が行われるとエンジン3の回転速度を設定した回転数にまで自動的に上げて、必要な油圧動力を供給してフロント作業あるいは走行を効率よく行うことができるようになっているのである。
【0027】
また、パイロットポンプP2 の油路bから油路hが導出される分岐点iよりアンロード部19側の油路jは、アンロード部19側への流動のみを許容するロードチェックバルブV1 7が介在されるとともに、このロードチェックバルブV17の下流側にアキュムレータ30接続されている。このアキュムレータ30は、エンジン3が稼動している間に、油路b,jからのパイロット元圧を蓄積するものであり、万一、エンジントラブルなどによってパイロットポンプP2 からパイロット元圧の供給が途絶えても、アキュムレータ30に蓄積した圧をパイロットバルブPV1 ,PV2 に供給して一時的に制御バルブV1 ,V5 ,V6,V7を切換え操作することが可能となる。
【0028】
なお、アンロード部19を構成するバルブブロック内には、インラインフィルター31と短絡用リリーフバルブV18とが組込まれて、アンロードバルブV10,V11と内部油路で連通接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バックホウの全体側面図
【図2】 全体の油圧回路図
【図3】 走行セクションおよび旋回セクションの油圧回路図
【図4】 全体の油圧回路図の概略図
【符号の説明】
30 アキュムレータ
P2 パイロットポンプ
PV1 、PV2 パイロットバルブ
V1 〜V9 制御バルブ
V17 ロードチェックバルブ
b 油路
d 排油路
バルブ作動検出用油路
h 油路
i 分岐点

Claims (1)

  1. パイロットポンプからのパイロット元圧をパイロットバルブに供給し、パイロットバルブから供給されるパイロット圧によって制御バルブを任意の開度で切換え操作するよう構成したバックホウの油圧装置において、
    前記パイロットポンプから導出された油路から分岐した油路を、オートアイドリングシステムにおけるバルブ作動検出用油路に接続し、このバルブ作動検出用油路を全ての制御バルブに連通接続して、いずれかの制御バルブが切換え作動されると、前記バルブ作動検出用油路が遮断されてパイロット圧が上昇し、このパイロット圧の上昇を圧力スイッチで検知してアクセルアップ制御するとともに、全ての制御バルブが中立にあると、前記バルブ作動検出用油路が排油路に連通されてパイロット圧が下降し、このパイロット圧の下降を前記圧力スイッチで検知してアクセルダウン制御するよう構成し、
    前記バルブ作動検出用油路に接続する油路を分岐させた箇所よりもパイロットバルブ側の油路に、パイロットポンプからの圧油のパイロットバルブ側への流動のみを許容するロードチェックバルブを介在するとともに、このロードチェックバルブの下流側にアキュムレータを接続し、
    前記バルブ作動検出用油路における全ての制御バルブの上手側に絞りを介装し、この絞りよりも下流側で、かつ前記全ての制御バルブよりも上手側に前記圧力スイッチを介装してあることを特徴とするバックホウの油圧装置。
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