JP3659586B2 - 練習用笛 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば竹笛、木笛、樹脂笛、金属笛など、吹奏音を発生させるための笛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、吹奏音を発生させるための笛としては、吹奏による空気の振動を増幅させるための共鳴管と、共鳴管の側面に設けられた吹奏孔と、この吹奏孔とは別の位置で共鳴管の側面に設けられた複数の音階調節孔とを備え、吹奏孔に呼気を当てて空気の振動を発生させるとともに、指等で音階調節孔を塞いで音階を調節する笛が従来用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の笛は、吹奏楽曲を演奏して、聴衆に聞かせることを目的としているために、十分な音量が得られるように設計されている結果、吹奏練習などの場合には、逆に音量が大きすぎて音響公害を発生させるという不具合があった。
【0004】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、吹奏による空気の振動を増幅させるための共鳴管と、共鳴管の側面に設けられた吹奏孔と、この吹奏孔とは別の位置で共鳴管の側面に設けられた複数の音階調節孔とを備えた笛において、音質音階などの歪みを生じることなく、また吹奏体感も損なうことなく音量を低減して吹奏練習することができる練習用笛を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、吹奏による空気の振動を増幅させるための共鳴管と、共鳴管の側面に設けられた吹奏孔と、この吹奏孔とは別の位置で共鳴管の側面に設けられた複数の音階調節孔とを備えた笛であって、吹奏の音量を増減するために、吹奏孔に入力される風量を調節する風量調節手段を吹奏孔に備え、上記風量調節手段は、吹き口と、吹き出し口とを有する管状の呼気誘導管を有し、この呼気誘導管は、前記吹き出し口が上記吹奏孔に対向するように、かつ共鳴管の側面に対して空気の吹き出し方向が斜めになるように共鳴管に取り付けられるとともに、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更することにより吹奏孔に入力される風量を調節できるように、位置変更手段を有していることを特徴とする練習用笛である。
【0006】
この発明によれば、吹奏の音量を増減するために、吹奏孔に入力される風量を調節する風量調節手段を吹奏孔に備えたので、音量を低減して吹奏練習することができる。
【0008】
また、呼気誘導管の位置変更手段が、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更することにより吹奏孔に入力される風量を調節できるように構成されているので、吹き口における使用者の口唇形状には何ら変更がない結果、吹奏体感を損なうことなく音量を低減して吹奏練習することができる。
【0009】
また、上記位置変更手段は、吹奏孔側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の胴部を挿通する胴部挿通孔と、胴部挿通孔と反対側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の端部を挿通させる端部挿通孔とを備え、これら胴部挿通孔と端部挿通孔とは、呼気誘導管が摺動自在に進退することにより、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更して、吹奏孔に入力される風量を調節することができるように、呼気誘導管の胴部と端部とを支持していることが好ましい。
【0010】
この好ましい態様によれば、呼気誘導管の胴部と端部とが、それぞれ胴部挿通孔と端部挿通孔とに支持されており、この胴部挿通孔と端部挿通孔とにおいて、呼気誘導管が摺動自在に進退して吹奏孔に入力される風量を調節するので、吹き出し口と吹奏孔との相対位置の変更に狂いが生じ難い結果、音質音階などの歪みを生じることなく音量を低減して吹奏練習することができる。
【0011】
また、この胴部と端部とが支持される呼気誘導管を使って吹奏することにより、音階調節のための音階調節孔を塞ぐ使用者の手の動きが、使用者自身から見易くなる。
【0012】
また、上記位置変更手段は、吹奏孔側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の胴部を挿通する胴部挿通孔と、胴部挿通孔と反対側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の端部に設けられたネジと螺合するネジ機構とを備え、このネジ機構は、呼気誘導管がネジ機構の中心軸周りに略360度回動されるごとに、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更して、吹奏孔に入力される風量を調節することができるように呼気誘導管の端部を支持していることが好ましい。
【0013】
この好ましい態様によれば、呼気誘導管が、ネジ機構の中心軸周りに略360度回動されるごとに、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更して、吹奏孔に入力される風量を調節することができるようになっているので、吹奏に際して音量の再現が容易である。
【0014】
また、上記練習用笛の共鳴管は、長手方向の途中部分において少なくとも2つの長手方向の共鳴管部分に分割可能で、かつ分割された共鳴管部分のそれぞれが互いに略同心円状に他の共鳴管部分の内側もしくは外側に収納可能であることが好ましい。
【0015】
この好ましい態様によれば、共鳴管が、長手方向の途中部分において少なくとも2つの長手方向の共鳴管部分に分割可能で、かつ分割された共鳴管部分のそれぞれが互いに略同心円状に他の共鳴管部分の内側もしくは外側に収納可能であるので、この練習用笛を使用しない時は、長手方向に縮小してコンパクトにすることができる結果、吹奏練習に際して携帯に便宜である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について詳述する。図1は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10の構成を示す図であり、(a)は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10の正面図である。また、(b)は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10の側面断面図であり、(c)は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10の上面図である。
【0017】
これらの図を参照して、本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10は、共鳴管1と、共鳴管1に設けられた吹奏孔2と、複数の音階調節孔3とを備えた笛であり、吹奏孔2に呼気を当てて空気の振動を発生させるとともに、指等で音階調節孔3を塞いで音階を調節することができるように構成されている。そして、この練習用笛10は、音量を低減して吹奏練習することができるようにするために、吹奏孔2に入力される風量を調節する風量調節手段4(図1(b))を吹奏孔2に備えている。
【0018】
共鳴管1は、吹奏による空気の振動を管内の共鳴現象により増幅させるためのものであり、本実施形態では、例えば竹、木、樹脂、金属などからなる両端開放の円筒形管部材が採用されている。
【0019】
また、吹奏孔2は、共鳴管1において吹奏音を発生させるために共鳴管1に設けられた略円形の孔の部分であり、この吹奏孔2に呼気を当てることにより共鳴管1の内部に空気の振動を発生させるようになっている。
【0020】
複数の音階調節孔3は、吹奏孔2で発生し共鳴管1で増幅された吹奏音の音階を変更するために、吹奏孔2とは別の位置で共鳴管1に設けられた略円形の複数の孔であり、吹奏者が指でこの音階調節孔3を塞いだり開放したりすることにより、共鳴管1の内部の共鳴に係る容積が変更されて吹奏音の音階が調節されるように構成されている。
【0021】
上記風量調節手段4(図1(b))は、吹奏者の呼気を導入可能な吹き口5と、この呼気を吹奏孔2に当てるための円形の吹き出し口6とを有する呼気誘導管7を備えている。この呼気誘導管7は、一端7aが閉じられた管状の部材であり、吹き出し口6は、吹奏孔2に対向するように、かつ共鳴管1に対して空気の吹き出し方向が斜めになるように共鳴管1に取り付けられている。そしてこの風量調節手段4は、吹き口5における吹奏者の口唇形状には何ら変更がないようにして音量を低減するために、吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置を変更する位置変更手段8により吹奏孔2に入力される風量を調節できるように構成されている。
【0022】
上記位置変更手段8は、音質音階などの歪みを生じることなく音量を低減して吹奏練習することができるようにするためのものであり、吹奏孔2側の共鳴管側壁1aに設けられ、呼気誘導管7の胴部7bを挿通する胴部挿通孔11と、胴部挿通孔11と反対側の共鳴管側壁1bに設けられ、呼気誘導管7の端部7cを挿通させる端部挿通孔12とを備えている。そして、これら胴部挿通孔11と端部挿通孔12とは、呼気誘導管7が摺動自在に進退することにより、吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置を変更して、吹奏孔2に入力される風量を調節することができるように、呼気誘導管7の胴部7bと端部7cとを支持している。
【0023】
次に図1を参照して本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10の作用について説明する。
【0024】
本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10の使用方法は以下の通りである。
【0025】
吹奏者は、吹き口5と、吹き出し口6とを有する管状の呼気誘導管7において、吹き出し口6が吹奏孔2に対向するように、かつ共鳴管1に対して空気の吹き出し方向が斜めになるように吹き口5に空気を吹き込んで吹奏練習をする。
【0026】
そして、胴部挿通孔11と、端部挿通孔12とにおいて、呼気誘導管7を摺動自在に進退させることにより、呼気誘導管7の吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置を変更して吹奏孔2に入力される風量を調節する。
【0027】
以上説明したように、本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10によれば、吹奏の音量を増減するために、吹奏孔2に入力される風量を調節する風量調節手段4を吹奏孔2に備えたので、音量を低減して吹奏練習することができる。
【0028】
また、本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10によれば、呼気誘導管7の位置変更手段8が、吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置を変更することにより吹奏孔2に入力される風量を調節できるように構成されているので、吹き口5における吹奏者の口唇形状には何ら変更がない結果、吹奏体感を損なうことなく音量を低減して吹奏練習することができる。
【0029】
さらに、本発明の第一の実施形態に係る練習用笛10によれば、呼気誘導管7の胴部7bと端部7cとが、それぞれ胴部挿通孔11と端部挿通孔12とに支持されており、この胴部挿通孔11と端部挿通孔12とにおいて、呼気誘導管7が摺動自在に進退して吹奏孔2に入力される風量を調節するので、吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置の変更に狂いが生じ難い結果、音質音階などの歪みを生じることなく音量を低減して吹奏練習することができる。
【0030】
また、この胴部7bと端部7cとが支持される呼気誘導管7を使って吹奏することにより、音階調節のための音階調節孔3を塞ぐ吹奏者の手の動きが、吹奏者自身から見易くなる。
【0031】
次に図2を参照して、本発明の第二の実施形態について説明する。図2は、本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20の構成を示す図であり、(a)は本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20の正面図である。また、(b)は本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20の側面断面図であり、(c)は本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20の上面図である。
【0032】
これらの図を参照して、本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20の位置変更手段28(図2(b))は、吹奏孔2側の共鳴管側壁1aに設けられ、呼気誘導管7の胴部7bを挿通する胴部挿通孔11と、胴部挿通孔11と反対側の共鳴管側壁1bに設けられ、呼気誘導管7の端部7cに設けられたネジ7dと螺合するネジ機構22とを備えている。
【0033】
そして、このネジ機構22は、呼気誘導管7がネジ機構22の中心軸周りに略360度回動されるごとに、吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置を変更して、吹奏孔2に入力される風量を調節することができるように呼気誘導管7の端部7cを支持している。
【0034】
また、本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20においては、この練習用笛20を使用しない時、長手方向にコンパクトに縮小して、吹奏練習に際して携帯に便宜なようにするために、練習用笛20の共鳴管1は、長手方向の途中部分において少なくとも2つの長手方向の共鳴管部分1c、1dに分割可能で、かつ分割された共鳴管部分1c、1dのそれぞれが互いに略同心円状に他の共鳴管部分1d、1cの内側もしくは外側に収納可能なように構成されている。
【0035】
このように、本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20によれば、呼気誘導管7が、ネジ機構22の中心軸周りに略360度回動されるごとに、吹き出し口6と吹奏孔2との相対位置を変更して、吹奏孔2に入力される風量を調節することができるようになっているので、吹奏に際して音量の再現が容易である。
【0036】
また、本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20によれば、共鳴管1が、長手方向の途中部分において少なくとも2つの長手方向の共鳴管部分1c、1dに分割可能で、かつ分割された共鳴管部分1c、1dのそれぞれが互いに略同心円状に他の共鳴管部分1d、1cの内側もしくは外側に収納可能であるので、この練習用笛20を使用しない時は、長手方向にコンパクトに縮小することができる結果、吹奏練習に際して携帯に便宜である。
【0037】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【0038】
例えば、共鳴管1は、必ずしも竹、木、樹脂、金属に限定されず、その他の材料を採用することが可能である。また、共鳴管1の形状も必ずしも図示のような両端開放の円筒形管部材に限定されず、例えば吹奏孔2側の端部が閉塞した管部材など、種々の設計変更が可能である。
【0039】
吹奏孔2も、必ずしも略円形の形状に限定されない。呼気を当てることにより共鳴管1の内部に空気の振動を発生させることができる形状であれば、どのような形状でも採用可能である。
【0040】
また、音階調節孔3も、必ずしも略円形の形状に限定されない。吹奏者が指でこの音階調節孔3を塞いだり開放したりすることにより、共鳴管1の内部の共鳴に係る容積が変更されて吹奏音の音階が調節されるものであれば、どのような形状にでも設計変更が可能である。
【0041】
呼気誘導管7の吹き出し口6も必ずしも円形に限定されない。例えばスリットのように呼気を絞り込むような形状であっても採用可能であるなど、種々の設計変更が可能である。
【0042】
次に、位置変更手段8は、必ずしも図示の形状に限定されない。第一の実施形態に係る練習用笛10のように胴部挿通孔11と、端部挿通孔12とを備えたものと、第二の実施形態に係る練習用笛20のように胴部挿通孔11と、ネジ機構22とを備えたものとに限らず、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更することにより吹奏孔に入力される風量を調節できるものであれば、機構は特に限定しない。
【0043】
また、本発明の第二の実施形態に係る練習用笛20において、練習用笛20の共鳴管1は、必ずしも図示のように二つに分割された形状に限定されない。長手方向の途中部分において分割可能で、かつ分割された共鳴管部分のそれぞれが互いに略同心円状に他の共鳴管部分の内側もしくは外側に収納可能で長手方向にコンパクトに縮小することができるように構成されていれば、分割数は2以上であってもよい。
【0044】
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、吹奏による空気の振動を増幅させるための共鳴管と、共鳴管に設けられた吹奏孔と、この吹奏孔とは別の位置で共鳴管に設けられた複数の音階調節孔とを備えた笛において、音質音階などの歪みを生じることなく、また吹奏体感も損なうことなく音量を低減して吹奏練習することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態に係る練習用笛の構成を示す図であり、(a)は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛の正面図である。また、(b)は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛の側面断面図であり、(c)は本発明の第一の実施形態に係る練習用笛の上面図である。
【図2】 本発明の第二の実施形態に係る練習用笛の構成を示す図であり、(a)は本発明の第二の実施形態に係る練習用笛の正面図である。また、(b)は本発明の第二の実施形態に係る練習用笛の側面断面図であり、(c)は本発明の第二の実施形態に係る練習用笛の上面図である。
【符号の説明】
1 共鳴管
1a、1b 共鳴管側壁
1c、1d 共鳴管部分
2 吹奏孔
3 音階調節孔
4 風量調節手段
5 吹き口
6 吹き出し口
7 呼気誘導管
7b 胴部
7c 端部
7d ネジ
8 位置変更手段
11 胴部挿通孔
12 端部挿通孔
22 ネジ機構

Claims (4)

  1. 吹奏による空気の振動を増幅させるための共鳴管と、共鳴管の側面に設けられた吹奏孔と、この吹奏孔とは別の位置で共鳴管の側面に設けられた複数の音階調節孔とを備えた笛であって、吹奏の音量を増減するために、吹奏孔に入力される風量を調節する風量調節手段を吹奏孔に備え、
    上記風量調節手段は、吹き口と、吹き出し口とを有する管状の呼気誘導管を有し、この呼気誘導管は、前記吹き出し口が上記吹奏孔に対向するように、かつ共鳴管の側面に対して空気の吹き出し方向が斜めになるように共鳴管に取り付けられるとともに、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更することにより吹奏孔に入力される風量を調節できるように、位置変更手段を有していることを特徴とする練習用笛。
  2. 上記位置変更手段は、吹奏孔側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の胴部を挿通する胴部挿通孔と、胴部挿通孔と反対側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の端部を挿通させる端部挿通孔とを備え、これら胴部挿通孔と端部挿通孔とは、呼気誘導管が摺動自在に進退することにより、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更して、吹奏孔に入力される風量を調節することができるように、呼気誘導管の胴部と端部とを支持していることを特徴とする請求項記載の練習用笛。
  3. 上記位置変更手段は、吹奏孔側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の胴部を挿通する胴部挿通孔と、胴部挿通孔と反対側の共鳴管側壁に設けられ、呼気誘導管の端部に設けられたネジと螺合するネジ機構とを備え、このネジ機構は、呼気誘導管がネジ機構の中心軸周りに略360度回動されるごとに、吹き出し口と吹奏孔との相対位置を変更して、吹奏孔に入力される風量を調節することができるように呼気誘導管の端部を支持していることを特徴とする請求項記載の練習用笛。
  4. 上記練習用笛の共鳴管は、長手方向の途中部分において少なくとも2つの長手方向の共鳴管部分に分割可能で、かつ分割された共鳴管部分のそれぞれが互いに略同心円状に他の共鳴管部分の内側もしくは外側に収納可能であることを特徴とする請求項もしくは請求項記載の練習用笛。
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