JP3659209B2 - 光学ユニット及びそれを用いた映像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源側からの光を分離して表示素子に照射し映像形成する投射型映像表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の映像表示装置技術において、光の偏光方向を揃える技術としては、例えば染料系偏光板のように、不要偏光光を吸収するものが用いられている。染料系偏光板は角度特性を持つため、従来は光軸に対し垂直になるように使用されている。また、反射型偏光素子としては偏光ビームスプリッタなどがある。これは、偏光膜面を光軸に対し45度になるように使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術においては、例えば、入射される偏光光に他の方向の偏光光が混入していた場合(例えば、入射されるS偏光光にP偏光光が混入している場合や、逆に、入射されるP偏光光にS偏光光が混入している場合など)、該混入している偏光光を吸収してしまう。このため、発熱量が大きく、強力な冷却が必要であり、また、小形化や軽量化を図りにくい。また、従来の染料系偏光板では透過損失が大きく、明るさが低下する。また、偏光ビームスプリッタの様に偏光膜面を45度に配置する構成では、その占有体積が大きく、小型、軽量化は困難である。
【0004】
本発明の課題は、(1)耐熱性の改善、(2)画面の明るさ向上、(3)小形・軽量化に適した構成、である。
【0005】
本発明の目的は、かかる課題を達成する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、ガラス基板等の上にTa2O3、TiO2、SiO2等の蒸着膜や金属を微細周期の格子状(ワイアグリッド)に形成して成る微細周期格子型偏光素子を反射手段として用いる。微細周期格子型偏光素子の原理及び構成例については、1998年1月に応用物理学会、日本光学会から発行された「光学」27巻1号(1998)第12頁から第16頁の「波長より細かな格子構造による光制御」(菊田他)に説明されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
【0008】
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。
【0009】
本第1の実施の形態は、電子的色分離手段で電子的に色分離した光を、微細周期格子型偏光ビームスプリッタを用いて1個の反射型表示素子に照射して映像表示する場合の構成例である。
【0010】
図1において、1は光源ユニット、16は該光源ユニット1の光源部、15は楕円面、放物面または非球面の反射面を有するリフレクタ、2は複数の微小な集光レンズより成り複数の2次光源像を形成する第1のアレイレンズ、3は複数の微小な集光レンズより成り該第1のアレイレンズの個々のレンズ像を結像する第2のアレイレンズ、4は該第2のアレイレンズ側からの光をP偏光光とS偏光光とに分離して出射する偏光ビームスプリッタ、4aは該偏光ビームスプリッタ4の出射光であるP偏光光とS偏光光のいずれかの偏光方向を回転するための1/2波長位相差板、7は電子的制御によって入射光を時分割で色分離する電子的色分離手段、5、6は光を集める集光レンズ、8は光路を折り曲げる為の反射ミラー、9は微細周期格子型偏光素子、10は偏光ビームスプリッタ、11は偏光方向を調整するλ/4板、12は反射型液晶パネル等の反射型表示素子、13は特定の偏光のみを透過する偏光板、14は投射レンズユニットである。上記第1のアレイレンズ2からλ/4板11までの光学系は、上記反射型表示素子に対する照明光学系を構成する。
【0011】
上記構成において、上記光源ユニット1の光源部16から出た光は、楕円面または放物面または非球面のリフレクタ15にて反射集光され、上記第1のアレイレンズ2で複数の2次光源像を形成した後、上記第2のアレイレンズ3で該複数の2次光源像を結像し、該結像光が、偏光ビームスプリッタ4でP偏光光とS偏光光とに分離され、1/2波長位相差板4aにより、例えば該P偏光光が偏光方向を回転されてS偏光光とされ、偏光ビームスプリッタ4で分離されたS偏光光と併せ、電子的色分離手段7に入射される。該偏光ビームスプリッタ4と該1/2波長位相差板4aの該組合せは、S偏光光を出射する構成のいわゆる偏光変換部を形成している。上記1/2波長位相差板4aにおいて、上記とは反対に、上記偏光ビームスプリッタ4で分離されたS偏光光の偏光方向を回転してP偏光光とし、偏光変換部としてP偏光光を出射する構成としてもよい。本第1の実施の形態においては、電子的色分離手段7では、入射されたS偏光光が、電子的色分離手段7への電圧印加、非印加により制御され、時分割で赤色光(以下R光という)、緑色光(以下G光という)及び青色光(以下B光という)に色分離される。時分割色分離されたR光のS偏光光、G光のS偏光光及びB光のS偏光光はそれぞれ、集光レンズ5、6で集光され、微細格子型偏光板9に入射する。該微細格子型偏光板9ではそれぞれのS偏光光中にP偏光光が僅かに含まれているときには該P偏光光成分を反射して除去し、映像形成用に出射するS偏光光の純度を上げるようにする。
【0012】
微細周期格子型偏光板9からのR光、G光及びB光のS偏光光は、電子的色分離手段7を介して偏光ビームスプリッタ10に入射される。偏光ビームスプリッタ10では、R光、G光及びB光それぞれのS偏光光が反射され、λ/4板11を介して、反射型液晶パネル等の反射型表示素子12に照射される。反射型表示素子12は、映像信号に基づき駆動回路で駆動され、上記照射された光を映像信号に対応して変調し、S偏光光をP偏光光の反射光として、再び、λ/4板11及び偏光ビームスプリッタ10に出射する。
【0013】
偏光ビームスプリッタ10においては、入射されるP偏光光の偏光状態と偏光ビームスプリッタ10の透過及び反射の偏光軸との関係により、投射レンズ14側へ出射される光量と光源部16側へ出射される光量が決まる。このようにして、外部入力映像信号に従った映像を投影する。
【0014】
反射型表示素子12が黒表示を行う場合、出射光の偏光状態は入射光のそれと略同じであり、そのまま、入射光路に沿って、光源側に戻される。偏光ビームスプリッタ10からの出射光は、偏光板13を介して投射レンズユニット14に入射される。偏光ビームスプリッタ10からの出射光は、本実施の形態の場合、R光、G光、B光のいずれもがP偏光光である。偏光板13により、偏光ビームスプリッタ10からのS偏光光の漏れ光をカットし、スクリーン上における映像のコントラストを向上させる。投射レンズユニット14に入射したP偏光光はスクリーン上等に拡大投射されて映像を映し出す。
【0015】
かかる第1の実施の形態構成によれば、反射型表示素子12および、偏光ビームスプリッタ10により、光源側に出射された光は微細周期格子型偏光板を透過し、光源に戻るが、微細周期格子型偏光板にて略10%の光は反射されてしまう。このとき微細周期格子型偏光板を略20度光軸から傾けることで、微細周期格子型偏光板にて反射された光が、再び反射型表示素子12に戻り迷光となることを防ぐことができる。同時に、反射型表示素子12および、λ/4板11、偏光ビームスプリッタ10などの光学部品およびその周辺にある構造部品に不要なエネルギーを与えることを防ぐ事ができる。微細周期格子型偏光素子を光軸から傾ける角度は、15度以下では反射光による迷光が発生しやすく、画質の劣化を招いてします。また、該微細周期格子型偏光素子は角度特性を持つため、30度以上ではコントラストの劣化を招いてしまう。また、占有面積が大きくなり小型、軽量化が困難になる。さらには、面積が大きくなるため部品としての製造コストが増大する可能性も大きい。
【0016】
本第1の実施の形態の構成により、特に色分離合成系を主体に装置の耐熱性を改善でき、かつ小形・軽量化が可能となる。また、電子的色分離手段7を用い、色の切換え(色分離)を電子的制御で行う構成としているため、色分離の切換え速度を高められ、高密度画素の画像表示等にも適用できる。さらに、光源ユニットから投射レンズユニットへの光軸がU字状に折り曲がった光路形状としているため、この点からも光学ユニットや映像表示装置全体の外形サイズを小形化できる。
【0017】
図2は本発明の第2の実施の形態を示す。
【0018】
本第2の実施の形態は、色分離手段により分離した赤、緑、青の3色の光のうち少なくとも1色の光の偏光素子として微細周期格子型偏光素子を用いるようにした場合の構成例である。
【0019】
図2において、1は光源ユニット、16は該光源ユニット1の光源部、15は楕円面または放物面または非球面の反射面を有するリフレクタ、2は複数の微小な集光レンズより成り複数の2次光源像を形成する第1のアレイレンズ、3は複数の微小な集光レンズより成り該第1のアレイレンズの個々のレンズ像を結像する第2のアレイレンズ、4は該第2のアレイレンズ側からの光をP偏光光とS偏光光に分離する偏光ビームスプリッタ、4aは該偏光ビームスプリッタ4の出射光であるP偏光光とS偏光光のいずれかの偏光方向を回転するための1/2波長位相差板、5a、5b、6a、6bは光を集束するための集光レンズ、8は光路を任意の方向に反射させ折り曲げる反射ミラー、9は入射偏光板として用いる微細周期格子型偏光素子、9bは入射偏光板、10a、10b、及び10cはS偏光光とP偏光光を分離する偏光ビームスプリッタ、11は偏光方向を調整するλ/4板、17は色分離用のダイクロイックミラー、18a、18bは特定波長帯域の光のみを偏光変換する特定波長帯域位相差板、12R、12B、12Gは透過型液晶パネル等の透過型表示素子、13は出射偏光板、14は拡大投射用の投射レンズユニット、上記第1のアレイレンズ2から上記入射側の集光レンズ6a、6bまでの光学系は、上記透過型表示素子12R、12B、12Gに対する照明光学系を構成する。
【0020】
かかる構成において、上記光源ユニット1の光源部16から出た光は、リフレクタ15にて反射集光され、上記第1のアレイレンズ2で複数の2次光源像を形成した後、上記第2のアレイレンズ3で該複数の2次光源像を結像し、該結像光が、偏光ビームスプリッタ4でP偏光光とS偏光光とに分離され、1/2波長位相差板4aにより、該P偏光光が偏光方向を回転されてS偏光光とされ、偏光ビームスプリッタ4で分離されたS偏光光と併せ、集光レンズ5aに入射される。偏光ビームスプリッタ4と1/2波長位相差板4aの組合せは、いわゆるS偏光光を出射する構成の偏光変換部を形成する。上記1/2波長位相差板4aにおいて、上記と逆に、上記偏光ビームスプリッタ4で分離されたS偏光光の偏光方向を回転してP偏光光とし、偏光変換部としてはP偏光光を出射する構成としてもよい。
【0021】
本第2の実施の形態の場合は、S偏光光が集光レンズ5aに入射されるものとする。P偏光光の反射の場合には、微細周期格子型反射手段9および、入射偏光板9bの前にS偏光光に変換する1/2波長位相差板が必要となる。透過で使う場合は、1/2波長位相差板は必要ない。
【0022】
集光レンズ5aを出射した光は光軸に対し略45度に配置された反射ミラー8で略90度折り曲げられ集光レンズ5bに入射する。集光レンズ5bで集光された光はダイクロイックミラー17に入射され、ダイクロイックミラー17の作用により、G光は反射され、R光およびB光は透過する。すなわちG光と、R光+B光とに分離される。
【0023】
透過されたR光およびB光は入射偏光板として作用する微細周期型偏光素子9により、含まれていたP偏光成分を反射され偏光(S偏光)の純度を高められ、集光レンズ6aを透過し、特定波長専用位相差板18aに入射する。特定波長専用位相差板18aはB光のみを偏光変換し、P偏光に変換するため、R光はS偏光のまま、B光はP偏光として偏光ビームスプリッタ10aに入射する。偏光ビームスプリッタ10aでS偏光であるR光は反射され、1/4波長板11Rを介し、反射型表示素子12Rに入射する。また、P偏光光であるB光は偏光ビームスプリッタ10aを透過し、1/4波長板11Bを介し、反射型表示素子12Bに入射する。
【0024】
ダイクロイックミラー17で反射されたG光は集光レンズ6bを透過し、入射偏光板9bにより不要な偏光光であるP偏光成分を吸収させることにより、S偏光成分の純度を高め、偏光ビームスプリッタ10bに入射する。偏光ビームスプリッタ10bは入射したG光(S偏光)を反射し、1/4波長板11Gを介し、反射型表示素子12Gへ導く。
【0025】
反射型表示素子12R、12B、12Gは、映像信号に基づき駆動回路で駆動され、上記照射された光を該映像信号に対応して変調し、S偏光光をP偏光光の反射光として、逆にP偏光光S偏光光として再び、λ/4板11R、11G、11B及び偏光ビームスプリッタ10a、10bに出射する。偏光ビームスプリッタ10においては、入射される偏光光の偏光状態と偏光ビームスプリッタ10a、10bの透過及び反射の偏光軸との関係により、投射レンズ14側へ出射される光量と光源部16側へ出射される光量が決まる。このようにして、外部入力映像信号に従った映像を投影する。
【0026】
偏光ビームスプリッタ10aより投射レンズ14へ出射される光は、R光はP偏光光、B光はS偏光光であるが、偏光ビームスプリッタ10a出射側にR光の偏光を変換する特定波長位相差板18bにより、R光はS偏光に変換され、B光もS偏光のまま出射される。また、本構成においては、G光はP偏光で偏光ビームスプリッタ10bに出射される。R光、B光のS偏光とG光のP偏光は偏光ビームスプリッタ10cで合成され、反射型表示素子12R、12G、12Bそれぞれの表示した映像をひとつの像として形成し、コントラストを向上させるための出射偏光板13、および投射レンズ14を介しスクリーンに表示される。
【0027】
反射型表示素子12が黒表示を行う場合、出射光の偏光状態は入射光のそれと略同じであり、そのまま、入射光路に沿って、光源側に戻される。偏光ビームスプリッタ10からの出射光は、偏光板13を介して投射レンズユニット14に入射される。
【0028】
かかる第2の実施の形態の構成によれば、反射型表示素子12R、12Bおよび、偏光ビームスプリッタ10aにより、光源側に出射された光は該微細周期格子型偏光板を透過し、光源に戻るが、微細周期格子型偏光板にて略10%の光は反射されてしまう。このとき該微細周期格子型偏光板を略20度だけ光軸から傾けることで、微細周期格子型偏光板にて反射された光が、再び反射型表示素子12に戻り迷光となることを防ぐことができる。また、反射型表示素子12R、12Bおよび、λ/4板11、偏光ビームスプリッタ10aなどの光学部品およびその周辺にある構造部品に不要なエネルギーを与えることを防ぐ事ができる。
【0029】
なお、上記照明光学系の光学要素のうちダイクロイックミラー17、上記ダイクロイックプリズム10a, 10b, 10c、及び出射側偏光板11a、11b、11cは、投射型映像表示装置の色分離合成系を形成する。
【0030】
かかる第2の実施の形態構成によれば、(1)微細周期格子型偏光素子を使用しているため、耐熱性、耐光性に優れ、冷却構造等を小型・軽量化が出きる。このため、他の光学素子に冷却用の空気等を容易に供給でき、これらの冷却がし易くなって、冷却効率を向上できる。冷却効率向上は、光源からの光の増大を可能とし、明るさを向上させることができる。また、消費電力の低減化も可能となる。また、(2)透過特性特性にも優れているため、明るさ、色度の改善が図られる。(3)微細周期格子型偏光素子を略20度に配置することにより、反射型表示素子からの戻り光を光路上から効果的に排することができ、迷光、コントラストの劣化等を防ぎ、画質の向上が図られる。
【0031】
なお、上記図2の構成においては、偏光板9b、13の全部または一部に、微細周期格子型偏光素子を用いてもよい。これら偏光板として微細周期格子型偏光素子を用いた場合には、偏光板の耐熱性を改善でき、偏光純度を改善できる。明るさの向上にもつながる。
【0032】
なお、上記実施の形態においては、表示素子を1個または3個用いる構成としたが、本発明はこれに限定されない。
【0033】
また、出射偏光板は偏光ビームスプリッタ10cの出射側としているが、偏光ビームスプリッタ10a,および10bの出射面から投射レンズ14の間であれば本発明はこれに限定されない。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、光の利用率を上げ、明るい映像面の映像表示装置を提供できる。また、小形化に適した構成も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像表示装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明による映像表示装置の他の実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…光源ユニット、 2…第1のアレイレンズ、 3…第2のアレイレンズ、4…偏光ビームスプリッタ、 4a…1/2波長位相差板、 5、5a、5b、6、6a、6b、…集光レンズ、 7…電子的色分離手段、8…反射ミラー、9…微細周期格子型偏光素子、9b、13…偏光板、11、11a、11b、11c…λ/4板、 10、10a、10b、10c…偏光ビームスプリッタ、 12、12R、12B、12G…反射型表示素子または透過型表示素子、 14…投射レンズユニット、15…リフレクタ、 16…光源、 17…ダイクロイックミラー、 18a、18b…特定波長位相差板、 24…電源回路、 25…信号処理回路、 26…冷却用ファン。
Claims (2)
- 光源ユニットの出射光から映像信号に応じた光学像を形成する反射型映像表示素子と、該反射型映像表示素子に光を照射し、該反射型映像表示素子から反射された光を出射する照明光学系とを備える映像表示装置用の光学ユニットにおいて、
上記照明光学系は、
不要な偏光の光を反射または透過することにより光の偏光方向を揃える第1の偏光手段と、
上記反射型映像表示素子の近傍に配置され、入射光を透過または反射させることにより、該反射型映像表示素子に導くとともに、該反射型映像表示素子からの反射光のうち、不要光を排し必要光のみを出射側へ導く第2の偏光手段とを有し、
上記第1の偏光手段は、上記光源ユニットと上記第2の偏光手段との間に配置され、微細周期格子型偏光素子により構成される反射型偏光素子により構成され、光軸に対し15度以上30度以下の角度範囲で傾いて配置され、上記反射型映像表示素子からの戻り光を光路上とは異なる方向に反射させるように構成したことを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1に記載の光学ユニットと、該光学ユニット内の反射型映像表示素子を映像信号に基づき駆動する駆動回路と、電源回路とを備え
て構成されることを特徴とする映像表示装置。
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