JP3655505B2 - トライステートバッファ回路 - Google Patents

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    • H03K3/356139Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration with synchronous operation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトライステートバッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の第1のトライステートバッファ回路の構成を示した論理回路図である。
【0003】
図5に示した従来の第1のトライステートバッファ回路は、信号入力ノードINから入力信号INが入力されるインバータINV20と、インバータINV20の出力信号が入力されるインバータINV21と、クロック信号CLK及びイネーブル信号ENが入力される2入力NAND論理ゲートNAND21と、2入力NAND論理ゲートNAND21の出力信号が入力されるインバータINV22と、インバータINV21及びINV22の出力信号が入力される2入力NAND論理ゲートNAND22と、インバータINV20及びINV22の出力信号が入力される2入力NAND論理ゲートNAND23と、2入力NAND論理ゲートNAND23の出力信号が入力されるINV23と、電源電位ノードVDDと信号出力ノードOUTとの間に接続され、ゲートに2入力NAND論理ゲートNAND22の出力信号が入力されるPチャネルMOSトランジスタP21と、信号出力ノードOUTと接地電位ノードGNDとの間に接続され、ゲートにインバータINV23の出力信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタN21とから構成されている。
【0004】
図6は、従来の第2のトライステートバッファ回路の構成を示した論理回路図である。
【0005】
図6に示した従来の第2のトライステートバッファ回路の構成は、図5に示した従来の第1のトライステートバッファ回路の構成と比較すると、入力信号INを反転させるインバータINV20が除去されている点のみが異なっている。従って、信号出力ノードに出力される出力信号も、従来の第1のトライステートバッファ回路の出力信号OUTの反転信号/OUTとなる(信号名の前に付された記号“/”は論理反転を意味するものとする。以下、同じ。)。
【0006】
上記従来の第1及び第2のトライステートバッファ回路の動作はほぼ同様であるので、従来の第1のトライステートバッファ回路の動作について説明する。
【0007】
図7は、従来の第1のトライステートバッファ回路における各信号のタイミングチャートである。
【0008】
クロック信号CLKがL(Low)レベルのときはプリチャージ期間であり、出力段のPチャネルMOSトランジスタP21及びNチャネルMOSトランジスタN21は共にオフになるので、信号出力ノードOUTはハイインピーダンス状態となる。
【0009】
クロック信号CLKがH(High)レベルのときは評価(Evaluation)期間となる。評価期間中のイネーブル信号ENがLレベルのときは、信号出力ノードOUTのハイインピーダンス状態が保持される。評価期間中のイネーブル信号ENがHレベルのときは、入力信号INがHレベルになると出力信号OUTはHレベルとなり、入力信号INがLレベルになると出力信号OUTはLレベルとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようなトライステートバッファ回路においては、入力信号INはクロック信号CLKの立ち上がりタイミングに対して十分なセットアップタイムを確保しなければならない。即ち、図7に示すように、入力信号INの切り替わりタイミングからクロック信号CLKの立ち上がりタイミングまでの間に、ある程度のセットアップタイムが確保されている必要がある。
【0011】
もし、入力信号INの切り替わりタイミングが、クロック信号CLKの立ち上がりタイミングより遅れると、信号出力ノードOUTに接続されている後段の回路の入力ノードをディスチャージする場合があり、その結果、当該後段の回路の誤動作を発生させることになる。
【0012】
しかし、一方、回路の動作速度を速くするためには、上記セットアップタイムは、短ければ短いほど良い。例えば、入力信号INを生成して出力する入力信号生成回路の入力信号INの出力経路がクリティカルパスであるとすると、入力信号生成回路及びトライステートバッファ回路の動作周期は、入力信号INの生成時間と上記セットアップタイムとを加算した値となる。従って、セットアップタイムを短縮することができれば、その時間分だけ動作周波数を高くすることができる。
【0013】
しかしながら、上記従来の第1のトライステートバッファ回路においては、信号入力ノードINから2入力NAND論理ゲートNAND22までの間の信号経路にインバータが2個縦列接続されているので、信号に遅延が生じ、動作速度が遅いという問題がある。
【0014】
この問題を解決するために構成された上記従来の第2のトライステートバッファ回路においては、信号入力ノードINから2入力NAND論理ゲートNAND22までの間の信号経路に接続されているインバータの個数を1個減少させている。しかし、信号入力ノードINからみた負荷が、インバータINV21を構成するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタ、2入力NAND論理ゲートNAND23を構成するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタの分の負荷となり、従来の第1のトライステートバッファ回路の構成よりも増加しているため、結局、回路の動作速度は速くならない。
【0015】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、信号の遅延を最小限に抑制しながら、信号入力ノードからみた負荷の低減により動作速度の高速化を図ったトライステートバッファ回路を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るトライステートバッファ回路によれば、入力信号が入力される信号入力ノードから、入力信号により駆動されるMOSトランジスタのゲートまでの間に、インバータ1個だけしか接続されていない。従って、信号入力ノードからみた負荷は、MOSトランジスタ3個分の負荷であり、従来の第1のトライステートバッファ回路と比較してMOSトランジスタ1個分の負荷を軽減することができるので、セットアップタイムを短縮することができ、その時間分だけ動作周波数を高くすることができる。また、信号入力ノードから、出力段のMOSトランジスタを駆動するノードまでの間には、MOSトランジスタが2個直列接続されているだけであるので、信号の遅延を最小限に抑制することができ、回路の動作速度が低下することもない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るトライステートバッファ回路の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本発明に係るトライステートバッファ回路は、信号入力ノードからみた負荷を低減することにより、クロック信号に対するセットアップタイムを短縮し、動作速度の高速化を図ったものである。
【0018】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の構成を示した回路図である。
【0019】
図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路は、クロック信号CLK及びイネーブル信号ENが入力される2入力NAND論理ゲートNAND1と、2入力NAND論理ゲートNAND1の出力信号が入力されるインバータINV1と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートにインバータINV1の出力信号が入力されるPチャネルMOSトランジスタP1と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートにインバータINV1の出力信号が入力されるPチャネルMOSトランジスタP2と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタP2のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP1のドレインと共通接続されたPチャネルMOSトランジスタP3と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタP1のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP2のドレインと共通接続されたPチャネルMOSトランジスタP4と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP1及びP3のドレインに接続され、ゲートにインバータINV1の出力信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタN1と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP2及びP4のドレインに接続され、ゲートにインバータINV1の出力信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタN2と、NチャネルMOSトランジスタN1のソースと接地電位ノードGNDとの間に接続され、ゲートに反転入力信号/INが入力されるNチャネルMOSトランジスタN3と、NチャネルMOSトランジスタN2のソースと接地電位ノードGNDとの間に接続され、ゲートに入力信号INが入力されるNチャネルMOSトランジスタN4と、PチャネルMOSトランジスタP1及びP3並びにNチャネルMOSトランジスタN1のドレインD1に入力ノードが接続されたインバータINV2と、電源電位ノードVDDと信号出力ノードOUTとの間に接続され、ゲートにPチャネルMOSトランジスタP2及びP4並びにNチャネルMOSトランジスタN2のドレインD2が接続されたPチャネルMOSトランジスタP5と、信号出力ノードOUTと接地電位ノードGNDとの間に接続され、ゲートにインバータINV2の出力信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタN5とから構成されている。尚、反転入力信号/INは、入力信号INをインバータ(図示せず)に入力することにより生成している。また、2入力NAND論理ゲートNAND1及びインバータINV1は、1個の2入力AND論理ゲートで置換することができる。
【0020】
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の変形例の構成を示した回路図である。
【0021】
図2に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の変形例の構成は、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の構成と比較すると、NチャネルMOSトランジスタN3,N4のゲートに入力される入力信号IN,反転入力信号/INが逆になっている点のみが異なっている。従って、信号出力ノードに出力される出力信号も、本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の出力信号OUTの反転信号/OUTとなる。
【0022】
図1及び図2に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の動作はほぼ同様であるので、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の動作について詳細に説明する。尚、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路における各信号のタイミングチャートは、図7に示したタイミングチャートと同様のものとなる。
【0023】
クロック信号CLKがLレベルのときはプリチャージ期間である。このとき、PチャネルMOSトランジスタP1及びP2がオン、NチャネルMOSトランジスタN1,N2がオフになり、ノードD1,D2がHレベルにプリチャージされ、出力段のPチャネルMOSトランジスタP5及びNチャネルMOSトランジスタN5は共にオフになるので、信号出力ノードOUTはハイインピーダンス状態となる。
【0024】
クロック信号CLKがHレベルのときは評価期間となる。評価期間中のイネーブル信号ENがLレベルのときは、従来の第1のトライステートバッファ回路におけるプリチャージ動作と同様であるので、信号出力ノードOUTのハイインピーダンス状態が保持される。
【0025】
評価期間中のイネーブル信号ENがHレベルのときは、先ず、PチャネルMOSトランジスタP1及びP2がオフ、NチャネルMOSトランジスタN1,N2がオンになる。
【0026】
そして、入力信号INがLレベルのときは、NチャネルMOSトランジスタN3がオン、NチャネルMOSトランジスタN4がオフになり、ノードD1はLレベルにディスチャージされ、NチャネルMOSトランジスタN5がオン、PチャネルMOSトランジスタP4がオンになるので、ノードD2はHレベルを保持し、PチャネルMOSトランジスタP5はオフになる。従って、出力信号OUTはLレベルとなる。
【0027】
一方、入力信号INがHレベルのときは、NチャネルMOSトランジスタN3がオフ、NチャネルMOSトランジスタN4がオンになり、ノードD2はLレベルにディスチャージされ、PチャネルMOSトランジスタP5がオン、PチャネルMOSトランジスタP3がオンになるので、ノードD1はHレベルを保持し、NチャネルMOSトランジスタN5はオフになる。従って、出力信号OUTはHレベルとなる。
【0028】
図2に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の変形例の動作は、上述の図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の動作において、出力信号OUTの論理が反転するのみで、動作は同様である。
【0029】
図1及び図2に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路においては、入力信号INが入力される信号入力ノードINから、入力信号INにより駆動されるNチャネルMOSトランジスタN3,N4のゲートまでの間に、反転入力信号/INを生成するインバータ(図示せず)1個だけしか接続されていない。従って、信号入力ノードINからみた負荷は、インバータを構成するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタ、並びに、NチャネルMOSトランジスタN4の分の負荷であるので、従来の第1のトライステートバッファ回路と比較してPチャネルMOSトランジスタ1個分の負荷を軽減することができる。その結果、セットアップタイムを短縮することができ、その時間分だけ動作周波数を高くすることができる。また、信号入力ノードIN,反転信号入力ノード/INから、出力段のPチャネルMOSトランジスタP5,NチャネルMOSトランジスタN5を駆動するノードD1,D2までの間には、NチャネルMOSトランジスタが2個直列接続されているだけであるので、信号の遅延を最小限に抑制することができ、回路の動作速度が低下することもない。
【0030】
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の構成を示した回路図である。
【0031】
通常のトライステートバッファ回路においては、評価期間中、入力信号INの値を固定しなければならない。図3に示した本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路は、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路に、ラッチ回路LCを付加したものである。
【0032】
本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路は、クロック信号CLK及びイネーブル信号ENが入力される2入力NAND論理ゲートNAND11と、2入力NAND論理ゲートNAND11の出力信号が入力されるインバータINV11と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートにインバータINV11の出力信号が入力されるPチャネルMOSトランジスタP11と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートにインバータINV11の出力信号が入力されるPチャネルMOSトランジスタP12と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタP12のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP11のドレインと共通接続されたPチャネルMOSトランジスタP13と、ソースが電源電位ノードVDDに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタP11のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP12のドレインと共通接続されたPチャネルMOSトランジスタP14と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP11及びP13のドレインに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタP12及びP14のドレインに接続されたNチャネルMOSトランジスタN11と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタP12及びP14のドレインに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタP11及びP13のドレインに接続されたNチャネルMOSトランジスタN12と、ドレインがNチャネルMOSトランジスタN11のソースに接続され、ゲートに反転入力信号/INが入力されるNチャネルMOSトランジスタN13と、ドレインがNチャネルMOSトランジスタN12のソースに接続され、ソースがNチャネルMOSトランジスタN13のソースと共通接続され、ゲートに入力信号INが入力されるNチャネルMOSトランジスタN14と、NチャネルMOSトランジスタN13及びN14のソースと接地電位ノードGNDとの間に接続され、ゲートにインバータINV11の出力信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタN16と、PチャネルMOSトランジスタP11及びP13並びにNチャネルMOSトランジスタN11のドレインD11に入力ノードが接続されたインバータINV12と、電源電位ノードVDDと信号出力ノードOUTとの間に接続され、ゲートにPチャネルMOSトランジスタP12及びP14並びにNチャネルMOSトランジスタN12のドレインD12が接続されたPチャネルMOSトランジスタP15と、信号出力ノードOUTと接地電位ノードGNDとの間に接続され、ゲートにインバータINV12の出力信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタN15とから構成されている。ラッチ回路LCは、NチャネルMOSトランジスタN11及びN12により構成されている。尚、反転入力信号/INは、入力信号INをインバータ(図示せず)に入力することにより生成している。また、2入力NAND論理ゲートNAND11及びインバータINV11は、1個の2入力AND論理ゲートで置換することができる。
【0033】
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路における各信号のタイミングチャートである。
【0034】
クロック信号CLKがLレベルのときはプリチャージ期間である。このとき、PチャネルMOSトランジスタP11及びP12がオンになり、ラッチ回路LCのNチャネルMOSトランジスタN11及びN12もオンになるが、NチャネルMOSトランジスタN16はオフになり、ノードD11,D12がHレベルにプリチャージされ、出力段のPチャネルMOSトランジスタP15及びNチャネルMOSトランジスタN15は共にオフになるので、信号出力ノードOUTはハイインピーダンス状態となる。
【0035】
クロック信号CLKがHレベルのときは評価期間となる。評価期間中のイネーブル信号ENがLレベルのときは、従来の第1のトライステートバッファ回路におけるプリチャージ動作と同様であるので、信号出力ノードOUTのハイインピーダンス状態が保持される。
【0036】
評価期間中のイネーブル信号ENがHレベルのときは、先ず、PチャネルMOSトランジスタP11及びP12がオフになり、ノードD11,D12はHレベルにプリチャージされたまま浮いた状態となる。また、NチャネルMOSトランジスタN16はオンになる。
【0037】
そして、クロック信号CLKがHレベルになったときに入力信号INがLレベルであったときは、NチャネルMOSトランジスタN13がオン、NチャネルMOSトランジスタN14がオフになり、ノードD11はLレベルにディスチャージされ、ラッチ回路LCのNチャネルMOSトランジスタN12はオフ、NチャネルMOSトランジスタN15はオン、PチャネルMOSトランジスタP14はオンになるので、ノードD12はHレベルを保持し、ラッチ回路LCのNチャネルMOSトランジスタN11はオン、PチャネルMOSトランジスタP15はオフになる。従って、出力信号OUTはLレベルとなり、その後、評価期間中に、入力信号INが変化してNチャネルMOSトランジスタN13,N14のオン/オフが切り替わっても、ラッチ回路LCがあるために、出力信号OUTは変化しない。
【0038】
一方、クロック信号CLKがHレベルになったときに入力信号INがHレベルであったときは、NチャネルMOSトランジスタN13がオフ、NチャネルMOSトランジスタN14がオンになり、ノードD12はLレベルにディスチャージされ、ラッチ回路LCのNチャネルMOSトランジスタN11はオフ、NチャネルMOSトランジスタN15はオフ、PチャネルMOSトランジスタP13はオンになるので、ノードD11はHレベルを保持し、ラッチ回路LCのNチャネルMOSトランジスタN12はオン、PチャネルMOSトランジスタP15はオンになる。従って、出力信号OUTはHレベルとなり、その後、評価期間中に、入力信号INが変化してNチャネルMOSトランジスタN13,N14のオン/オフが切り替わっても、ラッチ回路LCがあるために、出力信号OUTは変化しない。
【0039】
図3に示した本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路においては、入力段のNチャネルMOSトランジスタN13,N14と出力段のPチャネルMOSトランジスタP15,NチャネルMOSトランジスタN15との間に、ラッチ回路LCを配設したので、クロック信号CLKがHレベルに立ち上がって評価期間が開始した時点の入力信号INの値により出力信号OUTの値が確定し、その後、評価期間中に入力信号INが変化しても出力信号OUTは変化しない。
【0040】
また、本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路と同様に、信号入力ノードINからみた負荷が、従来の第1のトライステートバッファ回路と比較してPチャネルMOSトランジスタ1個分だけ軽減されるので、セットアップタイムを短縮することができ、その時間分だけ動作周波数を高くすることができる。さらに、信号入力ノードIN,反転信号入力ノード/INから、出力段のPチャネルMOSトランジスタP15,NチャネルMOSトランジスタN15を駆動するノードD11,D12までの間には、NチャネルMOSトランジスタが2個直列接続されているだけであるので、信号の遅延を最小限に抑制することができ、回路の動作速度が低下することもない。
【0041】
尚、本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路においても、本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の変形例と同様に、NチャネルMOSトランジスタN13,N14のゲートに入力される入力信号IN,反転入力信号/INを逆にしてもよい。その場合には、信号出力ノードに出力される出力信号も、本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の出力信号OUTの反転信号/OUTとなる。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係るトライステートバッファ回路によれば、信号入力ノードからみた負荷を、従来の第1のトライステートバッファ回路と比較してMOSトランジスタ1個分だけ軽減することができるので、セットアップタイムを短縮することができ、その時間分だけ動作周波数を高くすることができる。また、信号入力ノードから、出力段のMOSトランジスタを駆動するノードまでの間には、MOSトランジスタが2個直列接続されているだけであるので、信号の遅延を最小限に抑制することができ、回路の動作速度が低下することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の構成を示した回路図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の変形例の構成を示した回路図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路の構成を示した回路図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るトライステートバッファ回路における各信号のタイミングチャート。
【図5】従来の第1のトライステートバッファ回路の構成を示した論理回路図。
【図6】従来の第2のトライステートバッファ回路の構成を示した論理回路図。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るトライステートバッファ回路又は従来の第1のトライステートバッファ回路における各信号のタイミングチャート。
【符号の説明】
IN 信号入力ノード
OUT 信号出力ノード
N NチャネルMOSトランジスタ
P PチャネルMOSトランジスタ
NAND 2入力NAND論理ゲート
INV インバータ

Claims (2)

  1. クロック信号及びイネーブル信号が入力され、前記クロック信号及びイネーブル信号が共にHレベル信号であるときにHレベル信号を出力する論理回路と、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第1のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第2のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインと共通接続された第3のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと共通接続された第4のPチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第1及び第3のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第1のNチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第2及び第4のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第2のNチャネルMOSトランジスタと、
    前記第1のNチャネルMOSトランジスタのソースと接地電位ノードとの間に接続され、ゲートに第1の入力信号が入力される第3のNチャネルMOSトランジスタと、
    前記第2のNチャネルMOSトランジスタのソースと接地電位ノードとの間に接続され、ゲートに第2の入力信号が入力される第4のNチャネルMOSトランジスタと、
    前記第1及び第3のPチャネルMOSトランジスタ並びに前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレインに入力ノードが接続されたインバータと、
    電源電位ノードと信号出力ノードとの間に接続され、ゲートに前記第2及び第4のPチャネルMOSトランジスタ並びに前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレインが接続された第5のPチャネルMOSトランジスタと、
    信号出力ノードと接地電位ノードとの間に接続され、ゲートに前記インバータの出力信号が入力される第5のNチャネルMOSトランジスタと、
    を備えたことを特徴とするトライステートバッファ回路。
  2. クロック信号及びイネーブル信号が入力され、前記クロック信号及びイネーブル信号が共にHレベル信号であるときにHレベル信号を出力する論理回路と、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第1のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第2のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインと共通接続された第3のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源電位ノードに接続され、ゲートが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと共通接続された第4のPチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第1及び第3のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第2及び第4のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続された第1のNチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第2及び第4のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第1及び第3のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第1のNチャネルMOSトランジスタのソースに接続され、ゲートに第1の入力信号が入力される第3のNチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第2のNチャネルMOSトランジスタのソースに接続され、ソースが前記第3のNチャネルMOSトランジスタのソースと共通接続され、ゲートに第2の入力信号が入力される第4のNチャネルMOSトランジスタと、
    前記第3及び第4のNチャネルMOSトランジスタのソースと接地電位ノードとの間に接続され、ゲートに前記論理回路の出力信号が入力される第5のNチャネルMOSトランジスタと、
    前記第1及び第3のPチャネルMOSトランジスタ並びに前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレインに入力ノードが接続されたインバータと、
    電源電位ノードと信号出力ノードとの間に接続され、ゲートに前記第2及び第4のPチャネルMOSトランジスタ並びに前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレインが接続された第5のPチャネルMOSトランジスタと、
    信号出力ノードと接地電位ノードとの間に接続され、ゲートに前記インバータの出力信号が入力される第6のNチャネルMOSトランジスタと、
    を備えたことを特徴とするトライステートバッファ回路。
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