JP3655246B2 - ケーブルモデム、情報表示制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CATV(Cable Television)網などに接続して使用されるVoIP(Voice over Internet Protocol)対応のケーブルモデムに係り、特にCallerID表示機能を有するケーブルモデムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及に伴い、家庭でのデータ通信サービスの需要が伸びてきている。こうした中で、DOCSIS(Data Over System Interface Specification)と呼ばれるCATV網上でIP(internet protocol)通信を可能とするための通信プロトコルの標準化や装置の認定試験基準を策定したことで、各ベンダー間の互換性向上や低価格化によりケーブルモデムの普及率が急速に伸びてきている。各家庭で数Mbpsの高速データ通信が可能となり、動画配信や音声通話など様々なアプリケーションの利用が期待されている。
【0003】
近年では、各家庭にVoIP対応のケーブルモデムを設置することで、高速データサービスに加えVoIPによる電話サービスを提供することが可能となっている。また、ケーブルモデムには、一般的な電話サービスに加え、各種の電話サービス機能をサポートしている。この電話サービス機能としては、相手先(発信側)の電話番号を電話機上に表示するCallerID(IDentification)機能がある。CallerID機能を利用する場合には、電話機側がこの機能に対応している必要がある。
【0004】
ケーブルモデムは、デジタル化された相手先(発信側)の電話番号等を示すCallerID信号(Signaling Message)を受信すると、この信号をアナログ信号に変換し、アナログインタフェースを通じてCallerID機能付き電話機へ送信する。電話機は、ケーブルモデムからの信号をもとにCallerID(相手先電話番号)をディスプレイに表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来では、ケーブルモデムにおいてデジタル化されたCallerID信号をアナログ信号に変換し、CallerID機能をサポートする電話機へ送信することで、CallerIDを表示することが可能となっていた。
【0006】
すなわち、CallerID機能を利用できるか否かは、電話機がCallerID機能をサポートしているか否かに依存し、サポートしていない場合には利用することができなかった。また、電話機がCallerID機能をサポートしていたとしても、電池切れなどによってディスプレイ表示できない状態にある場合にはCallerID機能を利用することができなかった。
【0007】
本発明は前記のような事情を考慮してなされたもので、電話機に依存しないでCallerID機能を利用することが可能なケーブルモデムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電話機が接続されるVoIP対応のケーブルモデムにおいて、通信網を介して受信した信号から接続相手の情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された情報を前記電話機に提供する提供手段と、前記検出手段によって検出された情報を複数登録しておくためのテーブル格納手段と、前記検出手段によって検出された情報を表示する表示手段と、前記テーブル格納手段によって格納された複数の情報のうち前記表示手段によって表示対象となる情報を切り替える切り替え手段と、前記表示手段により表示された情報に対応する接続相手との接続要求を入力する入力手段と、前記入力手段により接続要求が入力された場合に前記電話機が所定時間が経過するまでに通話可能な状態となっているかを確認する確認手段と、前記確認手段により前記電話機が通話可能な状態となっていることが確認された場合に、前記表示手段により表示された情報に対応する前記接続相手に対する発呼を実行する接続手段と、前記確認手段により所定時間が経過するまでに前記電話機が通話可能な状態となったことが確認されなかった場合に前記接続相手に対する発呼を中止する中止手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わるケーブルモデム10が用いられるVoIPシステム構成を示すブロック図である。本実施形態におけるケーブルモデム10は、例えば家庭内などに設置されて使用されるもので、DOCSIS(Data Over System Interface Specification)プロトコルをサポートし、CATV網と接続して高速データサービス及びVoIPによる電話サービスを実現するものとする。VoIP対応のケーブルモデム10は、例えばEMTA(Embedded Media Terminal Adapter)とも呼ばれる。ケーブルモデム10がサポートする電話サービス機能としては、相手先(発信側)の電話番号を電話機上に表示するCallerID機能(情報表示機能)があるものとする。本実施形態では、ケーブルモデム10に接続される電話機12に依存せずに、電話機12がCallerID機能をサポートしていなくてもCallerID(相手先電話番号)を表示することができる機能を提供する。ケーブルモデム10は、電話機12を接続するためのアナログインタフェース、パーソナルコンピュータ14を接続するためのPCインタフェースなどが設けられている。また、ケーブルモデム10は、CATV網16と接続するためのCATV(Cable Television)ネットワークインタフェースが設けられている。ケーブルモデム10は、CATV網16を介してCATV網16に接続されている他のケーブルモデム17に接続されている。(このケーブルモデム17は、ケーブルモデム10と同じものである。)このケーブルモデム17には、電話機12が接続されている。従って、ケーブルモデム10とケーブルモデム17のVoIP機能を用いることにより、ケーブルモデム10に接続された電話機12とケーブルモデム17に接続された電話機12とは、相互に通話することができる。また、ケーブルモデム10は、CATV網16、HFC(Hybrid Fiber Coaxial)18、D−Hub(Distribution Hub)20に設けられているCMTS(Cable Modem Termination System)20aと接続されている。
【0010】
CMTS20aは、ケーブルモデム終端装置、ヘッドエンドモデム、ケーブルルータ等と呼ばれるもので、バックボーンネットワーク22を介してヘッドエンドシステム24、インターネット26と接続される。ヘッドエンドシステム24には、サーバ28、コールエージェント30、PSTNゲートウェイ32などが含まれる。サーバ28は、データサービスを提供するための制御を司るもので、各種プロトコル(例えば、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)/TFTP(Trivial File Transfer Protocol)/SNMP(Simple Network Management Protocol))などによる通信制御を行う。コールエージェント30は、ケーブルモデム10を制御するもので、ケーブルモデム間あるいはケーブルモデム10とPSTNゲートウェイ32との間の通話チャネルの確立/解放等のシグナリング処理を実行する機能を持つ。PSTNゲートウェイ32は、公衆電話回線網(PSTN:Public Switched Telephone Network)34とデジタルネットワーク網との間でシグナリング及び音声データのアナログデジタル変換を行う。PSTNゲートウェイ32は、デジタルネットワーク網の電話機(CATV網16の電話機17、ケーブルモデム10に接続された電話機12)と公衆電話回線網34の電話機36との間で通話する場合にパケット交換と回線交換のプロトコル変換を行う。
【0011】
ケーブルモデム10に接続された電話機12には電話番号が、ケーブルモデム10にはIPアドレスが予め設定されている。電話機12において接続先の電話番号がダイヤルされると、ケーブルモデム10は、ダイヤル番号をコールエージェント30に通知する。コールエージェント30は、ケーブルモデム10から通知されたダイヤル番号をもとに、着信がケーブルモデム10であるかPSTNゲートウェイ32であるかを判断し、発信元のケーブルモデム10に着信先のケーブルモデム10あるいはPSTNゲートウェイ32のIPアドレスを通知する。発信元のケーブルモデム10は、コールエージェント30から通知された着信先のIPアドレスで直接、呼を確立してVoIPによる音声パケットが流れるようにして会話が可能な状態にする。
【0012】
図2は、図1中に示すVoIP対応のケーブルモデム10の詳細な構成を示すブロック図である。図2に示すように、ケーブルモデム10には、CPU40、チューナ41、コントローラ42、メモリ45、不揮発性メモリ46、データインタフェース47、DSP48、メモリ49、アナログインタフェース50、ディスプレイ51、及びボタン52が設けられている。
【0013】
CPU40は、メモリ45、不揮発性メモリ46に格納されたプログラムやデータに従い、ケーブルモデム10を構成する各部の制御を行なう。チューナ41は、コントローラ42による制御のもとで、DOCSIS準拠の下りのパケット信号(接続相手からの信号)を受信し、またDOCSIS準拠の上りのパケット信号(接続相手への信号)を出力する。コントローラ42は、DOCSISプロトコルを制御する機能を持っている。このDOCSISのプロトコルを制御する機能は、従来から実現されているものであり、その詳細な説明については省略する。また、コントローラ42には、CallerID機能(情報表示機能)を実現するためのCallerID検出プログラム43及びCallerID制御プログラム44とが設けられており、CallerID検出プログラム43によるCATV網16を介して受信したパケット信号からCallerID信号(Signaling Message)の検出、CallerID制御プログラム44による受信したCallerID信号に対するデータ登録/表示を実現している。メモリ45は、DOCSISプロトコル及びVoIPを制御するためのプログラムやデータを格納する。不揮発性メモリ46は、CallerID機能によって取得した相手先電話番号等のデータからなるCallerIDテーブル46aを格納する。データインタフェース47は、DOCSISによる高速データサービスを提供するためのパーソナルコンピュータ14を接続可能なインタフェースである。具体的には、10BASE−T、100BASE−T、USB(Universal Serial Bus)、HomePNA(Home Phoneline Networking Alliance)などによって実現される。DSP(Digital Signal Processor)48は、アナログインタフェース50を介して接続される電話機12を通じて、VoIPによって通話をする際の音声信号のアナログ/デジタル変換を行う。また、DSP48は、チューナ41を介して受信したデジタルのCallerID信号をアナログに変換して、アナログインタフェース50を通じて電話機12に送信する。電話機12がCallerID機能をサポートしている場合には、アナログのCallerID信号をもとにCallerIDを表示することができる。メモリ49は、DSP48によってアナログ/デジタル変換が実行される際の作業エリアとして利用される。アナログインタフェース50は、DSP48とアナログ電話機12とを接続するためのインタフェースである。ディスプレイ51は、CPU40の制御のもとで各種データを表示してユーザに対して提示するもので、CallerID機能が利用される場合にはCallerID(相手先電話番号)を表示する。ボタン52は、ユーザからの各種指示を入力するための複数のボタン群を含み、CallerID機能によってCallerIDをディスプレイ51において表示させる際に使用される上ボタン52a及び下ボタン52bが設けられている。上ボタン52a及び下ボタン52bは、不揮発性メモリ46に格納されたCallerIDテーブル46aに複数のCallerIDが登録されている場合に、任意のCallerIDを表示させるための表示切り替えを指示を入力する際に使用される。ダイヤルボタン52cは、ケーブルモデム10からディスプレイ51において表示されているCallerID先への発呼を指示するために用いられる。
【0014】
次に、本実施形態におけるケーブルモデム10の動作について説明する。
ケーブルモデム10は、チューナ41においてHFC18を介して得られる下り信号を選択する。ケーブルモデム10は、CPU40とコントローラ42とによって高速データサービスや電話サービスを制御し、データインタフェース47を介して接続されたパーソナルコンピュータ14に対してデータサービスを提供し、アナログインタフェース50を介して接続された電話機12に対して電話サービスを提供する。
【0015】
VoIPでは、アナログインタフェース50を介して接続された電話機12に対して電話サービスを提供する。電話サービスの1つであるCallerID機能では、コントローラ42においてCallerID検出プログラム43によってデジタルのCallerID信号を検出し、DSP48においてアナログ信号に変換してアナログインタフェース50を通じて電話機12に提供する。これにより、電話機12は、ケーブルモデム10から取得したアナログ信号のCallerID信号をもとにディスプレイにCallerIDを表示することができる。ここで、電話機12がCallerID機能をサポートしていない場合(あるいは電池切れなどによってディスプレイ表示ができない状態の場合)には、アナログ信号に変換されたCallerID信号は電話機12で無視されるため、ユーザはCallerIDを見ることが出来ない。
【0016】
一方、ケーブルモデム10は、電話機12とは関係なく、以下に説明するようにしてCallerID検出プログラム43により検出されたCallerID信号を、CallerID制御プログラム44により不揮発性メモリ46のCallerIDテーブル46aに登録すると共に、ディスプレイ51においてCallerIDを表示させることができる。
【0017】
次に、ケーブルモデム10によるCallerID機能の動作について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ケーブルモデム10は、CallerID機能の実行が設定されている場合、CallerID検出プログラム43とCallerID制御プログラム44を起動する(ステップA1,B1)。
【0018】
コントローラ42は、CallerID検出プログラム43の制御により、チューナ41を通じてパケットを受信すると(ステップA2)、受信したパケットがシグナリングパケットであるかを判別する(ステップA3)。シグナリングパケットである場合(ステップA3、Yes)、シグナリングパケット内部に相手先電話番号を示すCallerID信号があるかを判別する(ステップA4)。受信したパケットがシグナリングパケットでない場合(ステップA3、No)、及びCallerID信号がない場合には(ステップA4、No)、同様にして受信したパケットに対するCallerID信号の検出を継続する(ステップA2〜A3)。受信したシグナリングパケットからCallerID信号が得られた場合にはCallerID制御プログラム44に通知して制御を渡す。
【0019】
CallerID制御プログラム44は、不揮発性メモリ46に格納されたCallerIDテーブル46aに既に予め決められた数のCallerIDか登録済みであるか、すなわちCallerIDテーブル46aが一杯であるかを確認する(ステップB2)。ここで、CallerIDテーブル46aに予め決められた数のCallerIDが登録済みであり一杯である場合には(ステップB2、Yes)、CallerIDテーブル46aに登録された一番古いCallerIDに新しく受信したCallerIDを上書きする(ステップB3)。また、CallerIDテーブル46aに余裕がある場合には(ステップB2、No)、テーブルのエントリを追加し、新しく受信したCallerIDを書き込む(ステップB4)。図4には、CallerIDテーブル46aに複数のCallerIDが登録されている状態の一例を示している。
【0020】
CallerID制御プログラム44は、不揮発性メモリ46に格納した新たに受信したCallerIDを登録したCallerIDテーブル46aをメモリ45に記憶させ(ステップB5)、これをもとにディスプレイ51において受信したCallerIDを表示させる(ステップB6)。図5(a)には、ディスプレイ51において新たに受信したCallerID「○○○○○○5678」が表示されている状態を示している。これにより、電話機12がCallerID機能をサポートしていなくても、ケーブルモデム10に設けられたディスプレイ51においてCallerID(相手先電話番号)を確認することができる。
【0021】
なお、CallerID検出プログラム43により検出されたCallerIDは、DSP48によりアナログ信号に変換されて、アナログインタフェース50を通じて電話機12に通知される。電話機12がCallerID機能をサポートしている場合には、電話機12のディスプレイにおいてもCallerIDが表示されて確認が可能である。
【0022】
また、CallerIDテーブル46aに登録されたCallerIDをボタン52の上ボタン52a,下ボタン52bを押下することで任意にを切り替えて表示させることができる。図6には、ディスプレイ51に表示されたCallerIDに対する操作処理のフローチャートを示している。
【0023】
ケーブルモデム10では、例えばボタン52中の図示せぬボタンの操作によって、過去に受信してCallerIDテーブル46aに登録されているCallerIDを任意に表示させることができる。
【0024】
CallerIDがディスプレイ51において表示された状態で上ボタン52aが押された場合(ステップB7)、現在表示対象となっているCallerIDのCallerIDテーブル46aにおける1段上のエントリのCallerIDを表示対象に変更する(ステップB8)。ここで、表示対象としたエントリにCallerIDが登録されていた場合には(ステップB11、Yes)、そのCallerIDをディスプレイ51において表示する。一方、表示対象にしたエントリにCallerIDが登録されていない場合には(ステップB11、No)、例えば「No data」の文字列をディスプレイ51において表示して、該当エントリにCallerIDが登録されていないことを提示する(ステップB13)。図5(b)には、図5(a)のようにCallerIDが表示されている状態で上ボタン52aが押下された場合に表示されるCallerIDの一例を示している。すなわち、図4に示すエントリ2のCallerID「○○○○○○5678」の1段上のエントリであるエントリ1のCallerID「××××××1234」が表示されている。
【0025】
同様にして、下ボタン52bが押下された場合(ステップB9)、現在表示対象となっているCallerIDのCallerIDテーブル46aにおける1段下のエントリのCallerIDを表示対象に変更する(ステップB9)。ここで、表示対象としたエントリにCallerIDが登録されていた場合には(ステップB11、Yes)、そのCallerIDをディスプレイ51において表示する。一方、表示対象にしたエントリにCallerIDが登録されていない場合には(ステップB11、No)、例えば「No data」の文字列をディスプレイ51において表示して、該当エントリにCallerIDが登録されていないことを提示する(ステップB13)。図5(c)には、図5(a)のようにCallerIDが表示されている状態で下ボタン52bが押下された場合に表示されるCallerIDの一例を示している。すなわち、図4に示すCallerID「○○○○○○5678」の1段下のエントリ3のCallerID「△△△△△△9012」が表示されている。
【0026】
こうして、CallerIDテーブル46aに登録された過去に受信したCallerIDを含めて、上ボタン52a、下ボタン52bに対する操作によって任意に表示対象を切り替えてディスプレイ51において表示させることができる。
【0027】
さらに、本実施形態におけるケーブルモデム10では、ディスプレイ51において任意のCallerIDを表示させた状態でダイヤルボタン52cを押下することで、該当するCallerIDを接続先として発呼(ダイアリング)する接続処理を実行させることができる。
【0028】
すなわち、CallerIDが表示された状態でダイヤルボタン52cが押された場合(ステップB14)、アナログインタフェース50を通じて電話機12がオフフックされて通話可能な状態となっているかを確認する(ステップB15)。オフフックされていなかった場合、所定時間が経過するまで、電話機12がオフフックされたことが通知するまで待つ(ステップB16のNo,B15)。所定時間が経過しても電話機12がオフフックされない場合には(ステップB16、Yes)、通話ができないので、現在表示中のCallerIDに対する発呼を中止する。
【0029】
一方、所定時間内に電話機12がオフフックされたことが通知されると、コントローラ42は、ユーザがダイアルする番号の代わりに、現在表示中のCallerIDに対応する相手を接続先としてコールエージェント30へ通知し、接続処理を実行する(ステップB17)。
【0030】
これにより、電話機12がCallerID機能をサポートしていない場合であっても、ケーブルモデム10が提供するCallerID機能を利用して、接続相手のCallerIDをディスプレイ51に表示させてダイヤルボタン52cを押下することで、簡単にCallerIDを受信したことのある相手との接続が可能となる。
【0031】
このようにして、デジタル化されたCallerID信号をケーブルモデム10において検出し、この検出したCallerIDをケーブルモデム10に設けたディスプレイ51に表示するので、電話機12に依存せずにCallerIDサービスを利用することが可能となる。すなわち、電話機12がCallerID機能をサポートしていない場合や、電話機12がCallerID機能をサポートしていたとしても、電池切れなどによってディスプレイ表示できない状態にある場合であっても、CallerIDサービスを利用することができる。
【0032】
なお、前述した説明では、相手先(発信側)から受信した信号からCallerID信号を検出してCallerID(相手先電話番号)を表示する場合についてのみ説明しているが、相手先から受信される信号から検出可能な他の情報を表示するようにしても良い。他の情報としては、日時、相手先で任意に付加された属性情報などがある。この場合も電話機12に依存することなくケーブルモデム10において各種情報をディスプレイ51に表示してユーザに提示することができる。
【0033】
また、図2に示す構成では、CallerID検出プログラム43とCallerID制御プログラム44がコントローラ42に付随して設けられているものとして説明しているが、メモリ45に格納されてCPU40により実行されることで、CallerID信号の検出、CallerIDに対する表示制御が行われる構成としても良い。この場合、CallerID検出プログラム43とCallerID制御プログラム44は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。本実施形態におけるケーブルモデム10を実現する装置(コンピュータ)は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0034】
また、本願発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ケーブルモデムにおいてデジタル化されたCallerID信号を検出し、この検出したCallerIDをケーブルモデムに設けたディスプレイに表示するので、電話機に依存せずにCallerIDサービスを利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わるケーブルモデム10が用いられるVoIPシステム構成を示すブロック図。
【図2】図1中に示すVoIP対応のケーブルモデム10の詳細な構成を示すブロック図。
【図3】ケーブルモデム10によるCallerID機能の動作について説明するためのフローチャート。
【図4】CallerIDテーブル46aに複数のCallerIDが登録されている状態の一例を示す図。
【図5】CallerIDが表示されているディスプレイの表示例を示す図。
【図6】ディスプレイ51に表示されたCallerIDに対する操作処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10,17…ケーブルモデム
12,36…電話機
14…パーソナルコンピュータ(PC)
16…CATV網
18…HFC
20…D−Hub
20a…CMTS
22…バックボーンネットワーク
24…ヘッドエンドシステム
26…インターネット
28…サーバ
30…コールエージェント(CA)
32…PSTNゲートウェイ
34…公衆電話回線網(PSTN)
40…CPU
41…チューナ
42…コントローラ
43…CallerID検出プログラム
44…CallerID制御プログラム
45…メモリ
46…不揮発性メモリ
46a…CallerIDテーブル
47…データインタフェース
48…DSP(Digital Signal Processor)
49…メモリ
50…アナログインタフェース
51…ディスプレイ
52…ボタン
Claims (3)
- 電話機が接続されるVoIP(Voice over Internet Protocol)対応のケーブルモデムにおいて、
通信網を介して受信した信号から接続相手の情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された情報を前記電話機に提供する提供手段と、
前記検出手段によって検出された情報を複数登録しておくためのテーブル格納手段と、
前記検出手段によって検出された情報を表示する表示手段と、
前記テーブル格納手段によって格納された複数の情報のうち前記表示手段によって表示対象となる情報を切り替える切り替え手段と、
前記表示手段により表示された情報に対応する接続相手との接続要求を入力する入力手段と、
前記入力手段により接続要求が入力された場合に前記電話機が所定時間が経過するまでに通話可能な状態となっているかを確認する確認手段と、
前記確認手段により前記電話機が通話可能な状態となっていることが確認された場合に、前記表示手段により表示された情報に対応する前記接続相手に対する発呼を実行する接続手段と、
前記確認手段により所定時間が経過するまでに前記電話機が通話可能な状態となったことが確認されなかった場合に前記接続相手に対する発呼を中止する中止手段と
を具備したことを特徴とするケーブルモデム。 - 前記検出手段によって検出される接続相手の情報は電話番号とすることを特徴とする請求項1記載のケーブルモデム。
- 電話機が接続されるVoIP対応のケーブルモデムを実現するコンピュータを制御するための情報表示制御プログラムであって、
コンピュータを、
通信網を介して受信した信号から接続相手の情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された情報を前記電話機に提供する提供手段と、
前記検出手段によって検出された情報を複数登録しておくためのテーブル格納手段と、
前記検出手段によって検出された情報を表示する表示手段と、
前記テーブル格納手段によって格納された複数の情報のうち前記表示手段によって表示対象となる情報を切り替える切り替え手段と、
前記表示手段により表示された情報に対応する接続相手との接続要求を入力する入力手段と、
前記入力手段により接続要求が入力された場合に前記電話機が所定時間が経過するまでに通話可能な状態となっているかを確認する確認手段と、
前記確認手段により前記電話機が通話可能な状態となっていることが確認された場合に、前記表示手段により表示された情報に対応する前記接続相手に対する発呼を実行する接続手段と、
前記確認手段により所定時間が経過するまでに前記電話機が通話可能な状態となったことが確認されなかった場合に前記接続相手に対する発呼を中止する中止手段として機能させるための情報表示制御プログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002023922A JP3655246B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | ケーブルモデム、情報表示制御プログラム |
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Applications Claiming Priority (1)
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