JP3654815B2 - トイレ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、前後の位置や傾斜角度の調整を行うことのできる大型の背もたれを備えた低コストなトイレ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のトイレ、特に、福祉、介護用のトイレには、便器本体の背面側に背もたれを備えたものが存在し、例えば、特開平8−187205号公報や特開平5−13670号公報には大型の背もたれを備えた便器が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のトイレにおいては、大型の背もたれは、前後の位置や傾斜角度の調整を行うことができなかったり、また、リクライニングの調整は可能であっても、一軸で大型の背もたれを支持する構造となっているためコストが掛ったりするという問題があった。
【0004】
更に、便器部分に設けられる手摺は、床面からの高さが620mm、または、700mmに設定されているので、410mm〜450mmの座面高さを有する一般的な便座に着座した時の肘の位置から外れてしまい、安定して肘を支持させることができなかった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、大型の背もたれであっても、前後の位置や傾斜角度の調整を行うことのできる低コストなトイレ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、便器本体と、該便器本体の後側に設けられた上側支持部材および下側支持部材と、該上側支持部材および下側支持部材に支持されると共に前記便器本体の後面側に設けられた背もたれ部とを備えたトイレ構造であって、前記背もたれ部は、回動可能なように前記上側支持部材又は下側支持部材の何れか一方に軸支され、且つ、前記上側支持部材または下側支持部材に対し、前記便器本体の前後方向へスライド可能になされていることを特徴としている。
【0007】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、前記背もたれ部は、前記上側支持部材又は下側支持部材の何れか一方に回動可能に軸支されているので傾斜角度の調整を行うことができる。また、上側支持部材または下側支持部材は、他方に対してスライド可能なので、背もたれ部の前後の位置を調整することができる。また、少なくとも、上下の2箇所で背もたれ部を支持しているため作用する力を分散させることができるので、上側支持部材および下側支持部材には負荷がかからない。
【0008】
ここで背もたれ部は、上側支持部材および下側支持部材の両方に回動自在に取付けても良い。また、上側支持部材および下側支持部材の両方とも伸縮動可能としても良い。
【0009】
また、前記背もたれ部が、角度調整可能であるので、着座者が、腰が曲らない高齢者や片麻痺などで膝を伸縮することができない身体障害者など、腰を曲げて座位姿勢を保持することが困難な者であっても、最適な座位姿勢を保持できるように設定することができる。
【0010】
請求項2に記載された発明では、前記便器本体の側方に延設されるように手摺を設けると共に、該手摺の高さは床面から630mm〜680mmとなされていることを特徴としている。
【0011】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、前記便器本体の側方に延設されるよう、床面からの高さがほぼ630mm〜680mmの手摺を併設したので、410mm〜450mmの座面高さを有する一般的な便座に着座した時の肘の位置に適合し、安定して肘を支持させることができるようになる。
【0012】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記便器本体の両側に設けられると共に、前記上側支持部材と下側支持部材とに架け渡される縦支持部材と、前記縦支持部材に沿って形成された複数の開口と、該開口に取り付けられるベルト留め具と、前記開口に取り付けられると共に、前記便器本体の側方に延設される手摺とを有する請求項1記載のトイレ構造を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記ベルト留め具に、上半身固定用のベルトを装着して、便器本体に腰掛けた使用者の上半身を固定することが出来る。
【0014】
このため、長時間、座位で姿勢を保つことが出来ると共に、身体が前のめりになったり、臀部が便座前方にズレてしまう虞が無い。
【0015】
また、使用者の体型に合わせて、ベルトと手摺の位置を最適なところに設定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0017】
図1〜図10は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0018】
図1〜図3に示すように、トイレの床面1に便器本体2が据付けられ、この便器本体2には、便座3が取付けられている。そして、便器本体2の背面側には、水タンク5が取付けられている。便器本体2は、床面1からの高さ6がほぼ380mmとなっており、これにより便座3面の高さはほぼ410mm〜450mmとなる。
【0019】
この実施の形態1では、便器本体2の背面側に、図4(a)〜(d)に示すような、着座者の腰部から後頭部におよぶ大きさを有する大型の背もたれ部7を設けている。
【0020】
上記背もたれ部7は、例えば、床面1から底面までの高さ8を572mmとし、底面から上面までの高さ9を628mmとする。そして、背もたれ部7の表面側に平面視凹状の凹面部10を形成して背中を沿わせ易くなるようにする。また、背もたれ部7における着座者の首の位置に側面視凹状の凹部11を設けると共に、後頭部の位置に側面視凸状の凸部12を設けて後頭部を受け得るようにする。
【0021】
この背もたれ部7は、図5、図6に示すように、トイレの奥側の側壁13から上下に隔てて水平方向に立設された平面視ほぼコ字状の上側支持部材14および下側支持部材15によって水タンク5の前面側に支持されている。なお、この実施の形態1では、上側支持部材14および下側支持部材15は、丸パイプによって構成されており、上側支持部材14および下側支持部材15の間は、補強部材16により連結されている。
【0022】
この際、背もたれ部7の裏面側の上部と下部にそれぞれ、図7〜図9に示すように、側面視凹状の凹部17,18を形成し、ほぼコ字状をした上側支持部材14および下側支持部材15の中央連結部分19,20をこの凹部17,18内にほぼ収容させることにより、背もたれ部7の裏面に凹凸が少なくなるようにしている。なお、背もたれ部7の裏面側にはインサートプレート21が設けられ、このインサートプレート21と前記中央連結部分19,20との間が脱落防止機構付ネジ22によって回動を許容可能に固定されている。
【0023】
そして、上記背もたれ部7を、その上部の中央連結部分19を中心として回動可能なことを利用して角度調整可能とする。この際、背もたれ部7の角度調整機構23は、下側支持部材15を伸縮構造24にし伸縮動可能とすると共に、下側支持部材15を適宜の伸縮状態で固定可能な固定機構25を設けることによって構成する。
【0024】
そのために、図10に示すように、下側支持部材15の両側腕部26と中央連結部分20とを分離して別体とし、中央連結部分20の両端に両側腕部26へ挿入可能な挿入端27を形成して、両側腕部26(外筒)と挿入端27(内筒)との挿入量を変更することにより、下側支持部材15を伸縮動可能とする。また、両側腕部26の側部にネジ挿入孔28を1つ形成し、挿入端27の側部に所定のピッチで多数のネジ孔29を形成し、ネジ挿入孔28を通して何れかのネジ孔29に外側から固定機構25としての摘み付きネジ30を螺着することにより、下側支持部材15を適宜の伸縮位置にて固定可能とする。なお、下側支持部材15の両側腕部26の先端には、挿入端27のガイドとしてナイロンキャップ31を取付けておくなどする。
【0025】
更に、前記背もたれ部7に、床面1からの高さ32がほぼ650mm程度(630mm〜680mm)の手摺33を併設する。この手摺33は、下側支持部材15の両側腕部26先端に取付ける。そのために、下側支持部材15は、床面1からの高さをほぼ650mm程度の位置に設ける。
【0026】
また、下側支持部材15の両側腕部26に対し、手摺33の後端部を回転ヒンジ機構34を介して上方に回動(跳ね上げ)可能に取付け、自走式その他の車椅子などからの移乗時に干渉しないようにする。なお、上側支持部材14および下側支持部材15は、奥側の側壁13に取付けることで、便器本体2まわりの空間を広く確保する。
【0027】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0028】
背もたれ部7は、上側支持部材14又は下側支持部材15のうち何れか一方に回動可能なように軸支されているので傾斜角度の調整を行うことができる。また、上側支持部材14または下側支持部材15の他方に対しスライド可能なので、背もたれ部7の前後の位置を調整することができる。また、少なくとも、上下の2箇所で背もたれ部7を支持しているため作用する力を分散させることができるので、上側支持部材14および下側支持部材15には負荷がかからない。
【0029】
便器本体2の背面側に、着座者の腰部から後頭部に及ぶ大きさの背もたれ部7を設けたので、着座者が虚弱な高齢者などであっても、着座者の体全体を支持することができ、着座者は安定して座位姿勢を保持することができる。
【0030】
特に、上記背もたれ部7の床面1から底面までの高さ8を572mmとし、底面から上面までの高さ9を628mmとすることにより、日本人の95%に適合させることができる。
【0031】
また、下側支持部材15の両側腕部26(外筒)と挿入端27(内筒)との挿入量を変更し、両側腕部26に形成されたネジ挿入孔28を通して挿入端27に形成された何れかのネジ孔29に外側から固定機構25としての摘み付きネジ30を螺着することにより、背もたれ部7の角度を調整することができる。
【0032】
この際、背もたれ部7裏面側のインサートプレート21と上側支持部材14および下側支持部材15の中央連結部分19,20との間が脱落防止機構付ネジ22によって僅かな傾動を許容可能に固定されているので、背もたれ部7の角度調整の際の変形を吸収することができる。
【0033】
なお、背もたれ部7の角度調整機構23を、伸縮構造24を有する下側支持部材15と、下側支持部材15を適宜の伸縮状態で固定可能な固定機構25とで構成したので、構造を簡略化し、設備コストを低減することが可能となる。
【0034】
このように、背もたれ部7が、角度調整可能であるので、着座者が、腰が曲らない高齢者や片麻痺などで膝を伸縮することができない身体障害者など、腰を曲げて座位姿勢を保持することが困難な者であっても、最適な座位姿勢を保持できるように設定することができる。
【0035】
また、前記背もたれ部7が、上部を中心として角度調整可能であるので、水タンク5などとの干渉を防止することができる。
【0036】
更に、前記背もたれ部7に、床面1からの高さ32がほぼ650mm程度の手摺33を併設したので、410mm〜450mmの座面高さを有する一般的な便座3に着座した時の肘の位置に適合し、安定して肘を支持させることができるようになる。
【0037】
【実施の形態2】
図11乃至図16は、この発明の実施の形態2のトイレ構造を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0038】
この実施の形態2のトイレ構造では、前記便器本体2の両側に、前記上側支持部材14と下側支持部材15とに架け渡される縦支持部材40が設けられている。
【0039】
この縦支持部材40の側面40aには、この縦支持部材40延設方向に沿って複数の開口41…が、所定間隔をおいて形成されている。
【0040】
この開口41のうち、何れか一つには、ベルト留め具42が、裏面側から突設された雄ネジ部42aを、この開口41へ挿通すると共に、反対側側面からナット部材42bを螺合させて着脱自在となるように取り付けられている。
【0041】
このベルト留め具42には、シートベルト43,44のベルト端部に設けられた環状取付部43a,44aを係止する係止頭部42cが、一体に突設されている。
【0042】
また、この便器本体2の側方には、手摺33が延設されている。
【0043】
手摺33は、回転ヒジ機構を内蔵しており上下に回動可能になされている。また、手摺33に設けられた雄ネジ部35を開口41へ挿通するとともに反対側からナット部材を螺合させて着脱自在となるように縦支持部材40に取り付けられる。
【0044】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0045】
このように構成された実施の形態2のトイレ構造では、前記ベルト留め具42の係止頭部42cに、上半身固定用のシートベルト43,44の端部の環状取付部43a,44aを装着して、便器本体2の便座3に腰掛けた使用者の上半身を固定することが出来る。
【0046】
このため、長時間、座位で姿勢を保つことが出来ると共に、身体が前のめりになったり、臀部が便座前方にズレてしまう虞が無い。
【0047】
また、この実施の形態2では、前記ベルト留め具42の上下方向位置を、前記開口41の選択により変更可能であるので、利用者の体型に合わせて調整可能である。なお、前記手摺33も同様に上下方向位置を変更可能である。
【0048】
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0049】
【変形例1】
図15は、この発明の実施の形態2の変形例1のトイレ構造を示すものである。なお、前記実施の形態2と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0050】
この変形例1のトイレ構造では、上側支持部114、下側支持部115及び縦支持部140が一体に構成された門形のフレーム部材45が、上,下両端部に設けられた取付フランジ部114a,115aを、前記側壁13に対して取付ネジ46,46で固定することにより取り付けられている。
【0051】
このうち、前記縦支持部140の側面40aには、この縦支持部140延設方向に沿って複数の開口41…が、所定間隔をおいて形成されている。
【0052】
そして、この縦支持部140には、手摺33を回転ヒンジ機構34を介して回動自在に支持するスライド部材150が、上下方向に沿って摺動自在になるように設けられている。
【0053】
このスライド部材150には、取付孔150a,150aが形成されていて、ボルト160,160及びナット170,170によって前記開口41,41のいづれかに挿通固着されるように構成されている。
【0054】
次に、この変形例1の作用について説明する。
【0055】
この変形例1では、前記スライド部材150の上下方向へのスライド移動によって、手摺33位置を変更可能であるので、利用者の体型に合わせて調整可能である。
【0056】
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態2と略同様であるので、説明を省略する。
【0057】
【変形例2】
図16は、この発明の実施の形態2の変形例2のトイレ構造を示すものである。なお、前記実施の形態2と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0058】
この変形例2のトイレ構造では、上側支持部材14、下側支持部材15間に架け渡されて、背もたれ部材200が設けられている。
【0059】
この背もたれ部材200の側面部には、延設方向に沿って複数の開口41…が、所定間隔をおいて形成されている。
【0060】
この開口41…のうち、何れか一つには、ベルト留め具42が、着脱自在となるように取り付けられている。
【0061】
次に、この変形例2の作用について説明する。
【0062】
この変形例2では、前記ベルト留め具42の上下方向位置を、前記開口41の選択により変更可能であるので、利用者の体型に合わせて調整可能である。
【0063】
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0064】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0065】
例えば、背もたれ部7は、上側支持部材14又は下側支持部材15の片方または両方に回動可能なように軸支させても良い。また、上側支持部材14および下側支持部材15の両方ともスライド可能としても良い。
【0066】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、前記背もたれ部は、前記上側支持部材又は下側支持部材の何れか一方に回動可能に軸支されているので傾斜角度の調整を行うことができる。また、上側支持部材または下側支持部材は、他方に対してスライド可能なので、背もたれ部の前後の位置を調整することができる。また、少なくとも、上下の2箇所で背もたれ部を支持しているため作用する力を分散させることができるので、上側支持部材および下側支持部材には負荷がかからない。
【0067】
ここで背もたれ部は、上側支持部材および下側支持部材の両方に回動自在に取付けても良い。また、上側支持部材および下側支持部材の両方とも伸縮動可能としても良い。
【0068】
また、前記背もたれ部が、角度調整可能であるので、着座者が、腰が曲らない高齢者や片麻痺などで膝を伸縮することができない身体障害者など、腰を曲げて座位姿勢を保持することが困難な者であっても、最適な座位姿勢を保持できるように設定することができる。
【0069】
また、請求項2の発明によれば、便器本体の側方に延設されるよう、床面からの高さがほぼ630mm〜680mmの手摺を併設したので、410mm〜450mmの座面高さを有する一般的な便座に着座した時の肘の位置に適合し、安定して肘を支持させることができるようになる。
【0070】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記ベルト留め具に、上半身固定用のベルトを装着して、便器本体に腰掛けた使用者の上半身を固定することが出来る。
【0071】
このため、長時間、座位で姿勢を保つことが出来ると共に、身体が前のめりになったり、臀部が便座前方にズレてしまう虞が無い。
【0072】
また、使用者の体型に合わせて、ベルトと手摺の位置を最適なところに設定することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の全体側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】(a)は背もたれ部の側面図、(b)は背もたれ部の正面図、(c)は(b)のA−A断面図、(d)は(b)のB−B断面図である。
【図5】図1の部分拡大図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図6の背面図である。
【図8】背もたれ部背面上部の取付け構造を示す側方断面図である。
【図9】背もたれ部背面下部の取付け構造を示す側方断面図である。
【図10】下側支持部材の縦断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2のトイレ構造で、ベルト留め具の取付を説明する斜視図である。
【図12】実施の形態2のトイレ構造の全体の構成を説明する側面図である。
【図13】実施の形態2のトイレ構造で、(a)は、ベルト留め具の取付を説明する斜視図で、(b)は、(a)中C−C線に沿った位置での断面図である。
【図14】実施の形態2のトイレ構造で、手摺の付け根部分の拡大斜視図である。
【図15】実施の形態2の変形例1のトイレ構造を示し、一部の構成を表す側面図である。
【図16】実施の形態2の変形例2のトイレ構造を示し、全体の構成を表す斜視図である。
【符号の説明】
1 床面
2 便器本体
7 背もたれ部
14 上側支持部材
15 下側支持部材
32 高さ
33 手摺
40 縦支持部材
41 開口
42 ベルト留め具
200 背もたれ部材

Claims (3)

  1. 便器本体と、該便器本体の後側に設けられた上側支持部材および下側支持部材と、該上側支持部材および下側支持部材に支持されると共に前記便器本体の後面側に設けられた背もたれ部とを備えたトイレ構造であって、
    前記背もたれ部は、回動可能なように前記上側支持部材又は下側支持部材の何れか一方に軸支され、且つ、
    前記上側支持部材または下側支持部材に対し、前記便器本体の前後方向へスライド可能になされていることを特徴とするトイレ構造。
  2. 前記便器本体の側方に延設されるように手摺を設けると共に、該手摺の高さは床面から630mm〜680mmとなされていることを特徴とする請求項1記載のトイレ構造。
  3. 前記便器本体の両側に設けられると共に、前記上側支持部材と下側支持部材とに架け渡される縦支持部材と、前記縦支持部材に沿って形成された複数の開口と、該開口に取り付けられるベルト留め具と、前記開口に取り付けられると共に、前記便器本体の側方に延設される手摺とを有することを特徴とする請求項1記載のトイレ構造。
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