JP3654765B2 - 着座具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常の椅子の座面に設置することにより、前重心の姿勢で腰掛けることができるようにした着座具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自律神経とは、交感神経と副交感神経の二つの神経をあわせたものであり、人間の正常な生活サイクルにおいては、昼間の活動期に交感神経を働かせることにより身体の諸機能を活発にし、また夜間の休息期に副交感神経を働かせることにより身体の諸機能を回復させるという半サイクル毎の交互活動を行っている。そして、これらの交感神経と副交感神経のバランスが良好であるところに自律神経の健全な働きが維持される。
【0003】
ところが、夜間においても活動を強いられるような現代社会においては、交感神経の活動時間が長くなるため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、交感神経が過緊張の状態となって強いストレス(交感神経過緊張)を引き起こし、このようなことが原因で自律神経失調症の患者が急増しているのが実情である。
【0004】
ところで、このような交感神経と副交感神経の働きは、身体の姿勢に大きく影響を受けることが知られている。即ち、走るときのような前重心の姿勢は交感神経が上位支配となるが、横になって寝るときのような後ろ重心の姿勢は副交感神経が上位支配となる。
【0005】
また、近年における仕事あるいは学業等においては、デスクワークが主体となっているが、このデスクワークを行なう際、椅子に腰掛けるという姿勢は、背もたれに寄りかかるような後ろ重心の姿勢をとることも、机の側に前傾姿勢となるような前重心の姿勢をとることも可能である。
【0006】
従って、椅子に腰かけた姿勢で、休むときには、重心を後ろへ移動することにより、副交感神経上位支配の姿勢をとり、活動するときには、重心を前方へ移動することにより、交感神経上位支配の姿勢をとることで、交感神経と副交感神経を健全に働かせることが可能である。
【0007】
ところが、現在、一般的に流通している椅子は、背もたれを備え、安楽に腰かけられる構造のものが多く、背中を背もたれに当てた後ろ重心の姿勢になりがちである。
【0008】
また、従来の椅子に腰かけて机に向かうと、図6に示すように、一般的には、背部を曲げ、腹部を圧迫した前屈みの姿勢となり、前傾した頭部を首と肩の筋肉で支えるため、肩こりの原因となる。また、このような姿勢で長時間のデスクワークを持続する場合、肉体的或は精神的な疲労が重なると、身体的には副交感神経の働きを要求するにもかかわらず、デスクワークの内容自体は交感神経の働きを要求するため、交感神経を強制的に緊張させる必要が生じる。このようなことによって引き起こされる交感神経と副交感神経のアンバランスが、ストレス(交感神経過緊張)を増長させる原因となる。
【0009】
従って、このような原因によるストレスを防止するには、デスクワークの際に、交感神経を無理なく正常に働かせるように、前重心の姿勢をとらせるのが好ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、図7に示す椅子20が案出されている。この椅子20は、背筋を伸ばした状態で学習等を行わせるようにしたもので、その構成は、脛骨前縁を支えるパッド21と、骨盤を多少前傾に保つように設定した腰掛け部分22とを有している。
【0011】
この椅子20に腰かけて背筋を伸ばす姿勢を保つには、まず脛骨前縁でパッド21を押すことが必要である。このように脛骨前縁でパッド21を押すには、膝関節伸展の作用を持つ大腿部四頭筋を緊張させることが必要となる。
【0012】
この大腿四頭筋は大腿骨から起始する内側広筋・外側広筋・中間広筋の三つの筋と、骨盤から起始する大腿直筋の四つの筋から構成されている。大腿直筋の作用は、骨盤の下前腸骨棘と脛骨粗面の距離を短縮させることである。脛骨前縁でパッド21を押すとき、パッド21が動くものであれば骨盤の位置は固定されたままである。
【0013】
しかしながら、パッド21が固定されていると、膝を伸展させるためのモーメントは骨盤を前傾させるように作用する。また、前傾にされた脊柱を起こすために脊柱起立筋が働く。これにより、脊柱が直立位になる。
【0014】
つまり、この椅子20によると、脊柱の1次弯曲(後弯)のみを作り出し、生理的な姿勢に必要な2次弯曲(前弯)は脊柱起立筋群の筋力によって作り出される。この下肢と体幹との二分された動作の強要は筋疲労を容易に招き、腰部の筋・筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛を起こすことが予想されるという問題を有している。
【0015】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、交感神経を上位支配とすべきデスクワーク時に、前重心の座り姿勢で腰かける構成とすることにより、交感神経の正常な働きを促すようにした着座具を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の着座具は、椅子の座面に設置される着座具であって、座板の下面に設けられた支点部材によって該座板が回動自在に支持されると共に、前記座板の着座方向における前方の片側自由端の下面に設けられた弾性部材によって該座板の該片側自由端が前記支点部材を中心に上方向へ弾性的に支持されて成り、前記座板に腰かけた着座者が前記弾性部材の弾性力に抗して前記座板の前記片側自由端を押圧する前重心の姿勢で腰掛けるようにされたものである。
【0017】
また、前記支点部材と前記弾性部材とを所定箇所で支持する支持板が設けられた構成とするのがよい。
【0018】
さらに、前記座板は一枚の板部材から成り、前記支点部材は前記座板の重心よりも片側寄りに設けられ、前記弾性部材は前記支点部材を境とする長手側の自由端に設けられた構成としてもよい。
【0019】
また、前記座板が左右二枚に分離され、一方の座板において該座板の重心よりも前方側に前記支点部材が設けられ、他方の座板において該座板の後方側に前記支点部材が設けられ、双方の座板において各支点部材を境とする長手側の自由端に前記弾性部材が設けられた構成としてもよい。
【0020】
さらに、前記座板に前記支点部材が蝶番によって回動自在に固定された構成とするのが好ましい。
【0021】
また、前記座板の上面にクッション材が付設された構成としてもよい。
【0022】
また、前記座板の前記弾性部材が設けられた自由端側の上方に厚さ補充材が設けられた構成としてもよい。
【0023】
さらに、前記座板と前記支点部材と前記弾性部材と前記支持板とが袋状のカバーに収容された構成とするのが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図1は本実施例の着座具(断面で示す)を椅子10の座面に設置した状況を示す図である。
【0026】
着座具1は、図2に示すように、一枚の四角形状の板部材から成る座板2と、この座板2と略同面積に形成された支持板3とを有する。支持板3の所定箇所には支点部材4が固設され、該支点部材4の頂部に座板2が載置されると共に、座板2は支点部材4に蝶番5で回動自在に固定され、座板2の片側自由端の下面には弾性部材6が設けられている。
【0027】
本実施例において、支点部材4は、上記のように断面三角形状に形成され、座板2の全幅にわたる長さを有する。この支点部材4が座板2の重心よりも片側寄り(図3においては座板2の中心よりも上方側)の幅方向に設けられた状態で支持板3に固定されると共に、この支点部材4によって座板2の全幅が支持されることにより、該座板2が着座者の荷重に耐えるようにされている。
【0028】
上記の支点部材4を取付ける位置が、座板2の重心よりも片側寄りとされているのは、着座者がその大腿下部で座板2の自由端(支点部材4を中心にして座板2が自由に回動できる端部)の長手側を押圧する際のモーメントを確保するためである。従って、その機能を満足する範囲で支点部材4の取付け位置を調整することが可能である。
【0029】
なお、本実施例においては支点部材4が断面三角形に形成されているが、これ以外の形状にしてもよく、支持板3に対する安定した固定状態を確保し、座板2を回動自在に支持する頂部を有するものであれば、そのほかの形状でもよい。
【0030】
また、支点部材4に座板2を回動自在に固定するのに蝶番5を使用しているが、本発明はこれに限定されることなく、他のヒンジ手段を用いてもよい。
【0031】
上記の支点部材4を境とする長手側の自由端(図2においては支点部材4の前方側)における座板2の下面には4個のスプリングによる弾性部材6、6…が略等間隔で固設され、夫々の弾性部材6、6…の下端が支持板3に固定されることにより位置決めされている。なお、弾性部材6の個数はこの4個に限定されるわけではなく、座板2の弾性部材6側自由端を押圧する大腿部の押圧力との関係から設定すればよい。
【0032】
上記の構成により、図2に示すように、座板2の下面に設けられた支点部材4によって該座板2が回動自在に支持されると共に、座板2の片側自由端の下面に設けられた弾性部材6によって座板2が支点部材4を中心に上方向へ弾性的に支持されている。そして、座板2に腰かけた着座者は弾性部材6の弾性力に抗して座板2の片側自由端を押圧する前重心の姿勢で腰かけることとなる。
【0033】
さらに、本実施例においては、座板2の上面にクッション材7を付設するのが好ましい。クッション材7は座板2に腰かけた着座者の座り心地を良くするためのものである。
【0034】
さらに、弾性部材6が設けられた自由端側のクッション材7の上面には厚さ補充材8、8を設けるのがよい。この厚さ補充材8は、やや硬質の弾性を有する合成樹脂製部材から成り、厚さを有する半円形に形成され、2個の厚さ補充材8の直径側が座板2の前縁に合わせてクッション材7の上面に並列された状態で固定されている。これらの厚さ補充材8は、座板2に腰かけた着座者の両足の太腿下部の膝関節付近に生じる隙間を補充するもので、着座者が太腿下部で座板2の自由端側を押圧しやすいように設けられたものである。
【0035】
また、図1または図5に示すように、上記の座板2と支点部材4と弾性部材6と支持板3とがクッション材7と厚さ補充材8等を含めて袋状のカバー9に収容され、上記の各部材が目隠しされると共に、外観上の美観を確保するようにされている。
【0036】
ここで、上記のように構成された一枚の座板2を有する着座具1の作用について説明する。
【0037】
図1に示すように、椅子10の座面に設置された着座具1の座板2に着座者が腰を下ろすと、図5に示すような座り姿勢となる。図5において、着座者が弾性部材6側の座板2の自由端を大腿下部で矢印に示す方向に押圧すると、支点部材4を中心に座板2の弾性部材6側自由端が弾性部材6の弾性力に抗して下方に押圧され、座板2の後面上の着座者の骨盤が上昇する結果、背筋を伸ばした状態で、前重心の座り姿勢となる。
【0038】
この姿勢を一連の筋と骨の動きで観察すると、座板2の弾性部材6側自由端を押すためには、股間接伸筋群(大腿二頭筋長頭、半腱様筋、半膜様筋などのハムストリング筋)を収縮させることが行われる。このハムストリング筋は座骨結節に起始し、脛骨上部の内外側に停止する筋である。
【0039】
仮に、弾性部材6側の座板2の自由端が回動せずに固定された状態にあると、この自由端を大腿下部で押圧することによって、座骨結節が脛骨方向に牽引され、骨盤が後傾する。
【0040】
ところが、本実施例の着座具1は、図7の脛骨前縁を支えるパッド21を有する椅子10とは異なり、下腿(足首、足部)を自由に動かせること、さらに座板2が支点部材4を中心に回動し得ること、この弾性部材6側の座板2の弾性部材6側自由端を弾性部材6の弾性力に抗して大腿下部で押圧することにより骨盤が上昇した前重心の座り姿勢を強制することが可能となり、骨盤と脛骨の方向性は生理的なバランス点を保ち、前重心の姿勢によって交感神経上位支配となる。
【0041】
また、本実施例の着座具1の使用においては、着座者の骨盤の前傾が強要されることがなく、脊柱の生理的弯曲を保つために働く脊柱起立筋が通常の歩行と同様に個々のバランスを保つだけの力を働かせば良いことになる。
【0042】
脊柱の生理的弯曲は直立歩行をするために必要不可欠なものであり、本実施例の着座具1は直立時と同様な筋を働かせること、また座板2の回動性によってバランス感を養うことができること等により、身体の筋及び関節の深部知覚を活性化することができ、過った姿勢を正常な姿勢に矯正することも可能である。
【0043】
なお、上記の実施例の一枚の座板2による着座具1を椅子10の座面に設置する場合、その前後方向は着座者の身体の如何による。
【0044】
即ち、通常の姿勢が前屈みの者は、その骨盤が後傾しているため、この着座具1を座板2の長手側の自由端が前方となるように椅子10の座面に設置すれば、この着座者の座り姿勢は、前重心となる。
【0045】
また、通常の姿勢が後方にのけ反った者は、その骨盤が前傾しているため、この着座具1を座板2の長手側の自由端が後方となるように椅子10の座面に設置すれば、この着座者の座り姿勢もまた前重心となる。
【0046】
次に、上記の実施例では一枚であった座板2が、図4に示すように左右二枚に分離されて成る着座具の実施例について説明する。この左右二枚に分離された座板2a、2bは、一方の座板2a(図4の右側の座板2a)において座板2の重心よりも前方側に支点部材4が設けられ、他方の座板2b(図4の左側の座板2b)において該座板2bの後方側に支点部材4が設けられ、双方の座板2a、2bにおいて各支点部材4を境とする長手側の自由端に弾性部材6が設けられている。
【0047】
即ち、本実施例の左右二枚に分離された座板2a、2bは、左右の支点部材4と弾性部材6の取付の前後位置が相互に異なるようにされている。
【0048】
なお、この実施例において、支持板3は左右の座板2a、2bの全面にわたって一枚の板部材で構成されるのがよい。また、支点部材4が夫々の座板2a、2bの全幅にわたって設けられたこと、夫々の座板2a、2bが支点部材4に蝶番5によって回動自在に固定されたこと、夫々の座板2a、2bの上面にクッション材7が設けられたこと等は、上記の実施例と同様にされている。
【0049】
さらに、この実施例においても、左右二枚の座板2a、2bと夫々の座板2a、2bの支点部材4と弾性部材6と支持板3等がクッション材7と厚さ補充材8とを含めて袋状のカバー9に収容される点も上記の実施例と同様である。
【0050】
なお、本実施例において、厚さ補充材8、8は、左右の座板2a、2bの夫々に一枚ずつ配して設けるようにすればよい。
【0051】
上記のように構成された左右二枚の座板2a、2bを有する着座具の作用について説明すると、この着座具は膝を組んで椅子10に座る場合に効果を有する。
【0052】
即ち、膝を組んで椅子に座る姿勢は、左右の骨盤が前傾と後傾を相互に有するため、本実施例のように左右の座板2a、2bの支点部材4と弾性部材6の取付の前後位置が相互に異なる構成として、膝を組んで椅子に座る者の座り姿勢を前重心とすることにより交感神経上位支配の姿勢とするようにしている。
【0053】
なお、左右どちらの膝を上方に組むかによって、本実施例の着座具の左右の座板を反転して設置し直すことにより対応することが可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の着座具は、椅子の座席に設置するだけで手軽に使用することができ、またその設置方向を変えることにより、通常の姿勢が前屈みの者に対しても、また通常の姿勢が後方にのけ反った者に対しても、その姿勢を前重心にして交感神経上位支配の姿勢とすることが可能である。
【0055】
また、左右二枚に分離された座板を有し、左右の座板における支点部材と弾性部材の前後位置が相互に異なるようにされた着座具を使用した場合は、膝を組んだ姿勢を前重心にして、上記同様に交感神経上位支配の姿勢とすることが可能である。
【0056】
従って、本実施例の着座具によれば、着座者の座り姿勢を前重心にして交感神経上位支配の姿勢とすることにより、デスクワークに必要な交感神経を無理なく働かせることとができ、ストレスの解消や自律神経失調症の防止に有益となる。
【0057】
さらに、本実施例の着座具は、ストレスによる体調の不調、神経不調が問題となっている現代において画期的な効果を有するものであり、現在の学歴社会ゆえにデスクワークが増えた子供のころから使用することにより、思春期の精神のアンバランスや苛立ち等による犯罪等をも防止するという効果を期待し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による着座具を椅子の座面に設置した状況を示す図である。
【図2】本発明による着座具の内部構造を示す斜視図である。
【図3】本発明による着座具の座板を一枚の板部材で構成した概略を示す平面図である。
【図4】本発明による着座具の座板を二枚の板部材で構成した概略を示す平面図である。
【図5】本発明による着座具を使用した座り姿勢を示す図である。
【図6】従来の一般的な椅子に腰かけた座り姿勢を示す図である。
【図7】従来の脛骨前縁をパッドで支える型の椅子に腰かけた座り姿勢を示す図である。
【符号の説明】
1…着座具、2…座板、2a、2b…左右の座板、4…支点部材、5…蝶番、6…弾性部材、7…クッション材、8…厚さ補充材、9…カバー、10…椅子。
Claims (8)
- 椅子の座面に設置される着座具であって、
座板の下面に設けられた支点部材によって該座板が回動自在に支持されると共に、
前記座板の着座方向における前方の片側自由端の下面に設けられた弾性部材によって該座板の該片側自由端が前記支点部材を中心に上方向へ弾性的に支持されて成り、
前記座板に腰かけた着座者が前記弾性部材の弾性力に抗して前記座板の前記片側自由端を押圧する前重心の姿勢で腰掛けるようにされたこと、
を特徴とする着座具。 - 前記支点部材と前記弾性部材とを所定箇所で支持する支持板が設けられたことを特徴とする請求項1記載の着座具。
- 前記座板は一枚の板部材から成り、前記支点部材は前記座板の重心よりも片側寄りに設けられ、前記弾性部材は前記支点部材を境とする長手側の自由端に設けられたことを特徴とする請求項1記載の着座具。
- 前記座板が左右二枚に分離され、一方の座板において該座板の重心よりも前方側に前記支点部材が設けられ、他方の座板において該座板の後方側に前記支点部材が設けられ、双方の座板において各支点部材を境とする長手側の自由端に前記弾性部材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の着座具。
- 前記座板に前記支点部材が蝶番によって回動自在に固定されたことを特徴とする請求項1記載の着座具。
- 前記座板の上面にクッション材が付設されたことを特徴とする請求項1記載の着座具。
- 前記座板の前記弾性部材が設けられた自由端側の上方に厚さ補充材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の着座具。
- 前記座板と前記支点部材と前記弾性部材と前記支持板とが袋状のカバーに収容されたことを特徴とする請求項1及び2記載の着座具。
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