JP3654102B2 - 液晶表示装置、時計、及び電子機器 - Google Patents

液晶表示装置、時計、及び電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネルの表示駆動方法及び液晶表示装置並びに時計及び電子機器に係り、特に、液晶パネルの表示制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶パネルを備えた液晶表示装置は、ディスプレイ装置としてそれ自体単独で製品化される場合があるとともに、時計や電子機器等の表示部に付属的に取り付けられる場合がある。特に液晶表示装置を腕時計や携帯電話等の各種機器に内蔵させた場合には、液晶パネルの表示領域上に特定の意味を有する、例えば、電池切れ、表示モードや動作モードの種類、着信の有無などを示すための文字、記号、図形等からなる表示パターンを表示するように構成している。この場合、使用者の注意を喚起することが特に重要である場合には、その表示パターンを点滅させたり、電子ブザー等によって報知音を鳴らしたり、機器に内蔵されたバイブレータ等を動作させたりする場合もある。
【0003】
液晶パネルにおいては、表示領域内に、予め特定のパターン形状を表示するために形成された特定形状の画素領域(1又は複数の表示パターンを表現するためにのみ使用可能な形状の領域)が形成されたセグメント型パネルがあり、また、単にドットマトリクス状に等しい形状の画素領域が規則的に配列され、画素領域の組み合わせによって任意の表示パターンを表現できるように構成されたドットマトリクス型パネルもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の液晶表示装置の表示態様においては、基本的に個々の画素領域における光学的なオンオフ切り替え動作によって表示パターンを実現しているため、表示パターンの消去や出現が急激に生ずるとともに、表示パターンを点滅させる場合にも表示の有無を繰り返すだけであるので、表示態様がデジタル的であり、機械的な印象を与えることが多く、表示態様に優美さを付加することが難しい。
【0005】
特に、各種機器に併設されている液晶表示装置の場合には、表示面積や画素領域の数が限定されていることから、表示態様の精細さを十分に確保することができないので、表示パターンが粗くなり、殊更、デジタル的、機械的な印象を与えてしまうという問題点がある。
【0006】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、表示パターンの切り替え時や特定の表示内容に対して注意を喚起する場合に、表示パターンを表示領域内の画素領域の単位でオンオフする方法ではなく、従来行われていなかった特殊な方法で表示内容を制御することによって、アナログ的で優雅な印象を与えることのできる表示態様を実現できる液晶表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の液晶パネルの表示駆動方法は、液晶パネルの表示領域上に所定の表示パターンを形成するための液晶パネルの表示駆動方法であって、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で漸次低減させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で漸次増大させるように制御することが好ましい。
【0008】
この発明によれば、表示パターンの消去過程若しくは出現過程において表示パターンのコントラストが視認可能な態様で漸次低減若しくは増大していくので、従来デジタル的な表示態様しかできなかった液晶パネルにおいても、表示パターンのコントラストの低減若しくは増大によってアナログ的で優美な印象を視認者に与えることができる。特に、液晶パネルにおいてアナログ的な表示態様を実現することができるので、表示モードや動作モードの変更や注意を喚起する表示パターンを表示する際に、視認者に与える印象度を大幅に向上させることが可能になる。
【0009】
この場合に、表示パターンのコントラストを漸減若しくは漸増する期間を0.5〜3.0秒の範囲内に設定することが好ましく、特に、0.8〜1.2秒の範囲内に設定することが望ましい。
【0010】
また、本発明の別の液晶パネルの表示駆動方法は、液晶パネルの表示領域上に所定の表示パターンを形成するための液晶パネルの表示駆動方法であって、前記表示領域上に表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させることが好ましい。
【0011】
この発明によれば、表示パターンのコントラストが視認可能な態様で略周期的に増減するように制御することによって、表示パターンの印象度を高めることができると同時に、コントラストの周期的な変化をアナログ的で優美なものとすることができるので、従来のデジタル的な液晶パネルの表示態様よりも柔らかな印象の表示態様を実現できるので、従来の表示態様とは異なる斬新な印象を視認者に与えることができる。
【0012】
この場合に、表示パターンのコントラストの増減周期を0.5〜3.0秒の範囲内に設定することが好ましく、特に、0.8〜1.2秒の範囲内に設定することが望ましい。
【0013】
さらに、本発明のまた別の液晶パネルの表示駆動方法は、液晶パネルの表示領域上に所定の表示パターンを形成するための液晶パネルの表示駆動方法であって、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させながら全体として低下させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させながら全体として増加させることが好ましい。
【0014】
この発明によれば、コントラストの周期的な変化とともにコントラストの漸減若しくは漸増によって表示パターンを消去若しくは出現させることができるので、表示パターンの消去時若しくは増大時における印象度をさらに高めることが可能になる。
【0015】
この場合に、表示パターンのコントラストの増減周期を0.5〜3.0秒の範囲に設定することが好ましく、特に、0.8〜1.2秒の範囲内に設定することが望ましい。また、表示パターンのコントラストの全体としての漸減若しくは漸増の期間を上記増減周期の2〜10倍の範囲内にすることが好ましく、特に3〜5倍にすることが望ましい。
【0016】
そして、本発明のさらに別の液晶パネルの表示駆動方法は、液晶パネルの表示領域上に所定の表示パターンを形成するための液晶パネルの表示駆動方法であって、前記表示領域上における所定の表示パターンの表示中に、前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させることが好ましい。
【0017】
この場合に、表示パターンのコントラストの増減周期を0.5〜3.0秒の範囲内に設定することが好ましく、特に、0.8〜1.2秒の範囲内に設定することが望ましい。
【0018】
本発明において、コントラストの増減周期におけるコントラストの極小値を、前記表示パターンの視認可能な範囲に設定することが好ましい。この発明によれば、コントラストの増減周期におけるコントラストの極小値が表示パターンの視認可能な範囲に設定されていることにより、表示パターンのコントラストが増減している過程で表示パターンが一時的に消失することがなくなるので、従来の点滅表示に比べて表示パターンの認識度が向上する。
【0019】
本発明において、前記表示パターンのコントラスト制御を前記液晶パネルに対する印加電圧の制御によって行うことが好ましい。液晶パネルに対する供給電圧の制御によって液晶パネルのコントラスト制御を行うことによって、表示データに対する処理が不要となり、表示出力の切換制御とは独立にコントラスト制御を行うことができるので、装置構成やデータ処理の内容の複雑化を抑制することができる。
【0020】
次に、本発明の液晶表示装置は、所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動するための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、前記液晶駆動回路は、直接若しくは間接的に前記コントラスト指令に基づき、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で漸次低減させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で漸次増大させるように動作させ、前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする。
【0021】
また、本発明の液晶表示装置では、所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動するための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、前記液晶駆動回路は、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させるように動作させ、前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の液晶表示装置では、所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動するための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、前記液晶駆動回路は、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させながら全体として低下させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させながら全体として増加させるように動作させ、前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする。
【0023】
そして、本発明のさらに別の液晶表示装では、所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動するための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、前記液晶駆動回路は、直接若しくは間接的に前記コントラスト指令に基づき、前記表示領域上における表示パターンの表示中に、前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させるように動作させ、前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする。
【0024】
本発明において、コントラストの増減周期におけるコントラストの極小値が、前記表示パターンの視認可能な範囲に設定されていることが好ましい。
【0025】
本発明において、前記コントラスト指令は、駆動用電源回路から前記液晶駆動回路に供給される供給電圧を制御するものであることが好ましい。
【0026】
次に、本発明の時計は、前記液晶表示装置を備えたことを特徴とする。
【0027】
また、本発明の電子機器は、前記液晶表示装置を備えたことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係る液晶パネルの表示駆動方法及び液晶表示装置の実施形態について詳細に説明する。本実施形態は腕時計の時刻表示部に液晶パネルの表示領域を配置してなるデジタル時計や各種電子機器に適用することができるものである。
【0029】
図1は本実施形態の液晶表示装置の概略構成を示す構成ブロック図である。液晶パネル10は概略矩形の表示領域10aを有し、例えば、TN型或いはSTN型の液晶を用いたパッシブマトリクス型の液晶表示パネルで構成される。液晶パネル10には液晶駆動回路11が接続されており、この液晶駆動回路11はMPU(マイクロプロセッサユニット)12によって制御されるように構成されている。MPU12には制御入力部13が設けられ、この制御入力部13に対して手動操作がなされ若しくは外部制御信号が導入されることによって、MPU12の動作状態に操作を加えることができるように構成されている。また、駆動用電源回路14はMPU12からの制御信号に基づいて液晶駆動用電圧Vc1〜Vc5を液晶駆動回路11に出力するように構成されている。
【0030】
液晶駆動回路11は液晶パネル10に対して所定のタイミングでコモン電位及びセグメント電位を供給する。液晶パネル10は、例えば17個のコモン端子COM0〜COM16と、40個のセグメント端子SEG0〜SEG39とを有する画素領域に相当する680(40×17)個の表示セグメントを有する。液晶駆動回路11は上記コモン端子COM0〜COM16のそれぞれに所定のコモン信号を出力するとともに、上記セグメント端子SEG0〜SEG39のそれぞれに所定のセグメント信号を出力する。表示セグメントの数に応じて、液晶駆動回路11は、時分割駆動のための、所定のフレーム周期に同期した複数のコモン信号を出力し、このコモン信号によって定まる表示期間において、供給されたセグメント電位に応じて各表示セグメントに電圧が印加され、これによって各表示セグメントの表示態様が決定されるように構成されている。
【0031】
MPU12は、図示しないCPU(中央処理ユニット)と、記憶手段(メモリ)と、CPU動作用のクロック信号、或いは、各種タイミング信号や制御信号等を形成するための発振器と、データや制御信号をやり取りする入出力手段とを備えている。記憶手段に記録された表示用プログラム及び既定のパラメータと、入出力手段を介して入力された各種設定値とに基づいて、MPU12は液晶駆動回路11に液晶駆動用データ(表示データ及び制御データ)を送出する。記憶手段としては、表示用プログラムや既定のパラメータを格納するためのROM、一時的なデータ、制御パラメータ、入出力データ等を記録するためのRAMが設けられている。
【0032】
図6は、MPU12によって形成された液晶駆動用データを記録する入出力メモリのメモリマップを示すものである。この入出力メモリには、4つのレジスタD0〜D3の4ビットを単位とするアドレスF000H〜F24EHまでの表示用メモリ領域と、4つのレジスタD0〜D3までの4ビットを単位とするアドレスFF60H〜FF62Hまでの制御用メモリ領域とが設定されている。
【0033】
表示用メモリ領域内の各データビットは液晶パネルの各表示セグメントに対応し、或るデータビットが1の場合には液晶駆動回路11は液晶パネル10の対応する表示セグメントを点灯させ、当該データビットが0の場合には液晶駆動回路11は液晶パネル10の対応する表示セグメントを消灯させる。
【0034】
制御用メモリ領域のうち、アドレスFF60HにおけるレジスタS00〜S03の4ビットは、レジスタS03及びS02が液晶パネルの駆動デューティを切り替えるための制御ビット、レジスタS01が液晶パネルの基準電圧の切り替えのための制御ビット、レジスタS01が液晶パネルの電源をオンオフするための制御ビットをそれぞれ記録するものである。また、アドレスFF61HにおけるレジスタS10〜S13の4ビットについては、S13が汎用レジスタであり、S12が液晶パネルの全ての表示セグメントを消灯させるための制御ビット、S11が液晶パネルの全ての表示セグメントを点灯させるための制御ビット、S10が低デューティ駆動(1/8デューディ駆動)時における表示用メモリ領域の選択のための制御ビットを記録するものである。
【0035】
制御用メモり領域のうち、アドレスFF62HにおけるレジスタLC0〜LC3の4ビットは、液晶駆動用電圧Vc1〜Vc5を修正して液晶パネルの表示コントラストを調整するための制御ビットである。本実施形態ではこれらの制御ビットによって液晶パネルの表示コントラストを16階調に調整することができるように構成されている。例えば、この制御ビットによって表される階調0〜16は、基準電圧であるVc1を0.975〜1.200vの範囲内において等電位間隔で設定する。なお、他の液晶駆動用電圧Vc2〜Vc5は全て基準電位であるVc1に対して所定の関係、例えば定数倍の電位になる。
【0036】
上記の制御用メモリ領域の各制御ビットは、MPU12内に格納された表示用プログラムに従って制御され、各制御ビットの値に従って液晶駆動回路11及び駆動用電源回路14が動作する。したがって、制御ビットの値を書き換えることによってリアルタイムで液晶駆動回路11及び駆動用電源回路14の動作状態が変化し、その結果、液晶パネル10の表示態様が変化する。
【0037】
図2は本実施形態の表示態様のうち、一つの表示態様の経時変化を示すグラフである。このグラフにおいて、表示出力Doutは、上記コモン信号及びセグメント信号によって所定の表示セグメントが点灯状態になるように駆動されているか否かを模式的に示すものであり、表示出力Doutが高い場合には当該表示セグメントに対応する表示データが1であって当該表示セグメントを点灯状態にするように液晶駆動回路11が動作し、表示出力Doutが低い場合には当該表示セグメントに対応する表示データが0であって当該表示セグメントを消灯状態にするように液晶駆動回路11が動作していることを示す。また、表示階調Voutは、上記制御ビットLC0〜LC3によって設定される階調度を示し、階調度が高くなるほどに駆動用電源回路14の出力する液晶駆動用電圧Vc1〜Vc5が高くなることを示す。さらに、表示コントラストLoutは、液晶パネル10の表示領域内における対応する表示セグメントのコントラスト値を示すものである。
【0038】
本実施形態では、図2に示すように、或る表示パターンが消え、別の表示パターンが出現する際の動作として、表示出力Doutがオフになって表示コントラストLoutが0となり、表示パターンが消えた後、所定時間後に表示階調Voutもまた低い階調度(例えば0〜4程度)になり、液晶駆動用電圧が低下する。その後、別の表示パターンを出現させるために表示出力Doutがオンになるが、このときには表示階調Voutが低いままであるので表示パターンは出現しない。表示出力Doutがオンになった直後若しくはその所定時間後に、表示階調Voutは少しずつ(例えば階調度を2段階ずつ増やしていくように)漸増し、やがて正規の階調度(例えば12〜16程度)に達する。これに伴って、表示コントラストLoutもまた徐々に漸増し、やがて正規のコントラストに達する。
【0039】
表示階調Vout及び表示コントラストLoutが漸増する期間は、視認者が十分に表示コントラストの変化(増大)を感じることができる範囲内に設定される。すなわち、期間が短いと表示がオンオフしているだけと感じられ、コントラストの変化を認識することができなくなる。また、期間が長すぎると表示が出現するまでの時間がかかり、故障と誤認される可能性があるとともに使用感(表示の視認性)が悪化する。したがって、上記の期間としては、0.5〜3秒、特に0.8〜1.2秒の範囲内に設定されることが好ましい。
【0040】
上記表示態様においては、表示出力Doutのオフ動作に連動して直ちに或いはその後の所定時間内に表示階調Voutを低階調度に移行させ、表示出力Doutのオン動作に連動して直ちに或いはその後の所定タイミングで表示階調Voutの漸増動作を開始させてもよい。また、予めプログラムによって表示階調Voutの変調タイミングを既定しておいてもよい。さらに、表示階調Voutを表示出力Doutと同期させ、表示出力Doutがオフ状態からオン状態に移行するときにのみ表示階調Voutをゆっくりと増加させていくように、プログラム或いは所定の回路構成によって構成しても構わない。上記表示態様では或る表示パターンが消去された後に別の表示パターンが出現する際の表示コントラストの変化について説明したが、新たな表示パターンが出現する際に、過去の表示パターンとは全く関係なく、新たな表示パターンの出現タイミングに合わせて表示コントラストが低い状態から高い状態へと漸増するように構成しても構わない。
【0041】
なお、上記の図2に示した表示態様とは逆に、表示パターンの消去時において表示パターンの表示コントラストLoutを漸減させるように制御することも可能である。この場合には、表示出力Voutがオン状態からオフ状態に移行するタイミングよりも所定時間前に表示階調Voutの漸減動作を開始するようにすればよい。さらに、このような表示パターンの消去時における表示コントラストの漸減動作と、上述の表示パターンの出現時における表示コントラストの漸増動作とを共に行うように構成しても構わない。
【0042】
次に、図3を参照して本発明に係る液晶表示装置の別の表示態様について説明する。図3には、上記の図2と同様に、或る表示パターンが消去されてから別の表示パターンが出現する場合について、表示出力Dout、表示階調Vout、表示コントラストLoutの経時変化を示してある。この表示態様においては、表示出力Doutがオフ状態からオン状態に切り替わった後に、表示階調Voutが低い状態から所定期間周期的に増減する状態に移行し、その後、表示階調Voutは高い状態に維持される。その結果、表示コントラストLoutは表示階調Voutに応じて表示パターンが切り替わったり、新たな表示パターンが出現したりしたときに、所定期間、コントラストが周期的に増減し、表示パターンの変化、或いは、新たな表示パターンの出現を強調することができる。この場合、従来から行われてきた表示パターンの点滅動作(オンオフ制御)ではなく、表示パターンのコントラストを制御して増減させるようにしているので、表示パターンのコントラストが滑らかに変化し、アナログ的で優美な表示態様となるようにすることが可能になる。
【0043】
この図3に示す表示態様においても、上述のように、表示パターンの出現時ではなく、表示パターンの消去時に表示コントラストを増減させる動作を行うようにしてもよく、さらに、表示パターンの出現時と消去時の双方においてコントラストの増減周期を生じさせるようにしても構わない。
【0044】
このように表示コントラストを周期的に増減する場合には、コントラストの増減周期が視認者において認識できる程度に設定されていることが好ましい。例えば、コントラストの増減周期が0.5〜3.0秒であることが好ましく、特に、0.8〜1.2秒であることが望ましい。増減周期が短くなると点滅動作と区別ができなくなり、増減周期が長くなると視覚的にコントラストの変動効果が感じられにくくなってしまうからである。また、表示コントラストの増減は、減少時のコントラスト値(すなわちコントラストの極小値)においても表示パターンが完全に消失することなく、薄く視認できる程度に設定されていることが好ましい。このようにすれば、表示パターンが完全に視認できない時期が存在しないこととなるので、従来の点滅動作よりも表示パターンの認識度が向上する。
【0045】
次に、図4を参照してさらに別の表示態様について説明する。図4においては、上記の図2及び図3に示す表示態様と同様に、或る表示パターンが消去されてから別の表示パターンが出現する場合について、表示出力Dout、表示階調Vout、表示コントラストLoutの経時変化を示してある。この表示態様においては、表示パターンが出現する際に、表示階調Voutを増減させながら全体として漸増させていき、これに応じて表示コントラストLoutを変化させ、最終的に正規の表示コントラストになるように制御している。この場合、表示パターンの出現時ではなく、表示パターンの消去時において、表示階調Voutを周期的に増減させながら全体として漸減させ、表示パターンが明暗変化を繰り返しながら徐々に消えていくように構成してもよい。
【0046】
この表示態様では、表示パターンのコントラストの増減周期と、コントラストの全体の増加期間若しくは減少期間との設定で表示パターンの印象が決定される。コントラストの増減周期については上記の図3に示す表示態様と同様に考えられ、コントラストの全体の増加期間若しくは減少期間については、上記の図2に示す表示態様よりも2〜10倍、特に3〜5倍の範囲内(すなわち、コントラストの増減周期を2〜10、特に3〜5周期繰り返すよう)に設定することが望ましい。また、増減過程におけるコントラストの極小値は、上記図3に示す表示態様と同様に、視認者にとって視認可能なコントラスト範囲に設定されることが認識度を高めるために望ましい。
【0047】
最後に、図5を参照してさらに別の表示態様について説明する。図5は、上記図2乃至図4と同様に、表示出力Dout、表示階調Vout及び表示コントラストLoutの経時変化を示すものである。この表示態様においては、或る特定の表示パターンを示すために、表示出力がオンになった後、オフになるまでの期間において、表示階調Voutを周期的に増減させ、その結果、当該表示パターンの表示コントラストが周期的に増減するように構成している。このようにすることによって、当該表示パターンを強調して示すことができ、視認者の表示パターンに対する認識度を高めることができる。
【0048】
この表示態様においても、コントラストの増減周期が視認者において認識できる程度に設定されていることが好ましい。例えば、コントラストの増減周期が0.5〜3.0秒であることが好ましく、特に、0.8〜1.2秒であることが望ましい。増減周期が短くなると点滅動作と区別ができなくなり、増減周期が長くなると視覚的にコントラストの変動効果が感じられにくくなってしまうからである。また、表示コントラストの増減は、減少時のコントラスト値(すなわちコントラストの極小値)においても表示パターンが完全に消失することなく、薄く視認できる程度に設定されていることが好ましい。このようにすれば、表示パターンが完全に視認できない時期が存在しないこととなるので、従来の点滅動作よりも表示パターンの認識度がさらに向上する。
【0049】
上記実施形態における表示パターンとしては、文字、記号、数字、各種図形(絵柄)等、任意のパターン形状が視認可能に構成されているものであれば、如何なるものであっても構わない。また、上記の制御側の表示階調の階調度(例えば本実施形態の場合には液晶駆動電圧の階調値)は、液晶パネルにおいて実現される表示コントラストの状態を基準として設定されることが好ましい。すなわち、液晶パネルの表示特性に応じて、望ましい表示コントラストの変化が得られるように表示階調の変化を設定することによって、視認者にアナログ的な優美なコントラスト変化を認識させることができる。
【0050】
尚、本発明の液晶パネルの表示駆動方法及び液晶表示装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、表示パターンの消去過程若しくは出現過程において表示パターンのコントラストが視認可能な態様で漸次低減若しくは増大し、或いは、表示パターンのコントラストが略周期的に増減するので、従来デジタル的な表示態様しかできなかった液晶パネルにおいても、表示パターンのコントラストの低減若しくは増大によってアナログ的で優美な印象を視認者に与えることができる。特に、液晶パネルにおいてアナログ的な表示態様を実現することができるので、表示モードや動作モードの変更や注意を喚起する表示パターンを表示する際に、視認者に与える印象度、認識度を大幅に向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の実施形態の概略構成を示す構成ブロック図である。
【図2】同実施形態によって実現される液晶パネルの表示領域上に表される一つの表示態様を説明するための、表示出力、表示階調及び表示コントラストの経時変化を示す動作説明用のグラフである。
【図3】同実施形態によって実現される液晶パネルの表示領域上に表される他の表示態様を説明するための、表示出力、表示階調及び表示コントラストの経時変化を示す動作説明用のグラフである。
【図4】同実施形態によって実現される液晶パネルの表示領域上に表されるさらに別の表示態様を説明するための、表示出力、表示階調及び表示コントラストの経時変化を示す動作説明用のグラフである。
【図5】同実施形態によって実現される液晶パネルの表示領域上に表されるさらにまた別の表示態様を説明するための、表示出力、表示階調及び表示コントラストの経時変化を示す動作説明用のグラフである。
【図6】同実施形態における液晶駆動回路の動作を決定する表示データを格納する表示用メモリ領域及び制御データを格納する制御用メモリ領域の内容を示すメモリマップである。
【符号の説明】
10 液晶パネル
10a 表示領域
11 液晶駆動回路
12 MPU
13 制御入力部
14 駆動用電源回路
Dout 表示出力
Vout 表示階調
Lout 表示コントラスト
Vc1〜Vc5 液晶駆動用電位
COM0〜COM16 コモン端子
SEG0〜SEG39 セグメント端子

Claims (9)

  1. 所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動す
    るための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、
    前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、
    前記液晶駆動回路は、直接若しくは間接的に前記コントラスト指令に基づき、
    前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で漸次低減させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で漸次増大させるように動作させ、
    前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動す
    るための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、
    前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、
    前記液晶駆動回路は、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させるように動作させ、
    前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動す
    るための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、
    前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、
    前記液晶駆動回路は、前記表示領域上に表示させた表示パターンを消去する際に、前記表示パターンの消去過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させながら全体として低下させ、或いは、前記表示領域上に表示パターンを出現させる際に、前記表示パターンの出現過程において前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させながら全体として増加させるように動作させ、
    前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 所定の表示領域を備えた液晶パネルと、該液晶パネルを駆動す
    るための液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に制御データ及び表示データを送る制御手段とを有し、
    前記制御手段は表示パターンのコントラストを制御するためのコントラスト指令を出力するように構成され、
    前記液晶駆動回路は、直接若しくは間接的に前記コントラスト指令に基づき、前記表示領域上における表示パターンの表示中に、前記表示パターンのコントラストを視認可能な態様で略周期的に増減させるように動作させ、
    前記表示領域上の表示モードの変更時若しくは特定表示パターンの表示時において前記コントラスト指令によって前記表示パターンのコントラストを変更制御するように構成さ れていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項乃至請求項4のいずれか1項において、前記表示パターンのコントラストの増減周期が0.5〜3.0秒の範囲内に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項乃至請求項5のいずれか1項において、コントラストの増減周期におけるコントラストの極小値が、前記表示パターンを視認可能な範囲に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項において、前記コントラスト指令は、駆動用電源回路から前記液晶駆動回路に供給される供給電圧を制御するものであることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする時計。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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