JP3653496B2 - 電荷ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、入力側、出力側を有し、ソース電流を生成するソースパスとシンク電流を生成するシンクパスとが接続されている少なくとも1つのカレントミラー(Stromspiegel)およびトランジスタを有し、少なくとも1つのパスは、入力側トランジスタを備え、かつ、両パスは出力ステージを備え、各々は、少なくとも1つの出力トランジスタおよび回路トランジスタを備えるとともに、第1パスは、基準電流によって制御される電荷ポンプ(Ladungspumpe)の回路配置であって、さらに、基準ステージ(Regelstufe)を備え、この基準ステージでは、少なくとも出力側トランジスタにおいてパスの出力ステージがシミュレートされ、故障電流を複製する等価な対称電流を基準ステージにおいて生成し、第2パスを調整する手段を制御することを特徴とする回路配置に関する。
【0001】
位相ロックループ(PLL)を使用する場合、その目的は、発振器VCOにおいて別の非常に正確で安定した周波数FVCOを生成する非常に正確な基準周波数を使用することである。この周波数FVCOは、オリジナルの基準周波数とは異なっていてもよい。PLLのような例示の回路を図5に示す(後述する)。(通常)水晶固有周波数Fqは、周波数分割器Rを用いて必要な基準周波数Frefになるまで分割される。同時に、電圧制御発振器VCOの出力周波数FVCOは、さらなる分割器Nを用いて周波数FVCO/Nになるまで分割される。これら2つの分割された周波数FrefおよびFVCO/Nは、位相(−周波数)検出器PDに供給され、それらの相対周波数を与えるために比較される、すなわち、互いに相対的に周波数変換される。位相検出器PDの出力は、2つのパルス幅を調整されたパルス列UPおよびDOWNを生成し、これらのパルス幅はその入力における周波数間の位相差に対して一定の関係を有する。
【0002】
周波数FVCO/NがFrefと比較して高い場合、言いかえれば、周波数FVCO/Nの位相がFrefの位相より進んでいる場合、位相検出器は、UP出力よりも長いためDOWN出力に切り替わる。反対でも同様に、周波数FVCO/Nの位相がFrefと比較して弱い場合、位相検出器はDOWN出力よりも長いためUP出力に切り替わる。位相検出器における2つの入力周波数FrefおよびFVCO/Nの位相が正確に同じである場合、正確に同じ長さであるかないかのいずれかのパルスを、UPおよびDOWN出力における位相検出器の2つの出力に出力され得る。正確に同じ長さのパルスが出力される場合、基準は、「アンチバックラッシュパルス」(ABLパルス)になる。位相が一致する場合にこれらのパルスが生成されることは、位相が同じである場合に2つの出力とも開かれない回路より、動的であるという点において、より利点がある。
【0003】
UPおよびDOWNパルス列は、電荷ポンプCPを作動させ、その電荷ポンプの出力に、接続されているループフィルタLFが積算器のように作用する。このループフィルタLFは、アクティブフィルタであってよく、好ましくは、位相ルックループにおけるパッシブフィルタである。
【0004】
UP列におけるパルスは電荷ポンプを誘導してループフィルタLFに規定された大きさの電流を供給するので、ループフィルタにおける電圧VLFはループフィルタに移動された電荷量の結果としてのUPパルスの存続期間(duration)にわたって生じる。この動作は、「ソーシング(sourcing)」と呼ばれ、ソースパスによって電荷ポンプにもたらされる。
【0005】
DOWN列におけるパルスは、ループフィルタLFから電流を引くので、電圧はパルスの存続期間を下げる傾向がある。この動作は、「シンキング(sinking)」と呼ばれ、電荷ポンプにおけるシンクパスによってもたらされる。
【0006】
従って、ループフィルタにおける平均電圧変化は、等しい大きさの電流について、お互いに対するUPおよびDOWNパルスの相対存続期間のみによって、決定される。位相検出器における2つの入力周波数FrefおよびFVCO/Nの位相が正確に同じである場合、すなわち、アンチバックラッシュパルスが生じる場合、ループフィルタの総電流がゼロに等しく、また総電荷量がループフィルタにまたはループフィルタから移動されないので、ループフィルタLFにおける電圧は、理想的には変化すべきでない。
【0007】
出力VlfにてループフィルタLFに確立された電圧v−tuneは、発振器VCOについての制御電圧として使用されると、周波数FVCOまたはその位相は、接続された制御ループによって水晶発振器Qの位相に結合される。あるいは、分割器Nの分割率は、発振器周波数FVCOを広範囲にわたって調節させる。
【0008】
しかしながら、このため、この内容において注意すべきことは、広範囲にわたってループフィルタLFの出力Vlfでの電圧v−tuneを同じにする発振器のために、制御電圧を変化させ、所望の周波数にて電圧が制御された発振器VCOを維持する必要があることである。理想的には、使用される電圧範囲がゼロ電位に接近するおよび供給電圧に接近することが必要であることを意味する。蓄電池適用可能性から供給電圧が3ボルトの領域にあるので、特に携帯用途において重要である。また、ソースおよびシンク電流の大きさについてこの内容において重要なことは、同じレベルにて維持すべきであるというである。なぜなら、位相ロックループが固定されているのが、ABLパルスが移動された正味の電荷でなく、離調されない発振器VCOである間のみであるからである。
【0009】
電荷ポンプのための従来技術で公知の回路配置において、図1に例示として示されるように、電荷ポンプは、接続されたカレントミラー(Stromsdpiegel)を生成するPMOSトランジスタmp1、mp2、mp3、mp4を備えるソースパスを有する。上記カレントミラーは、規定されたミラー率nによって電流i−ref−sourceを増加させ、UP制御シグナルがロジックLOW電位を有するとすぐに電圧v−tuneで電源VDDから出力接続Pdoutに電流を供給する。UP制御入力は適用された位相検出器PDの逆転したUPシグナルを有する。
【0010】
さらに、この公知の電荷ポンプは、ソースパスに関して鏡像形態に配置されたシンクパスを備え、その機能に沿って、DOWN制御接続においてロジックHIGH電位の間、接地VSSの方向に出力接続Pdoutから離れる規定されたミラー率nによって増幅された電流i−ref−sinkを導くNMOSトランジスタmn1、mn2、mn3、mn4を備えている。
【0011】
この回路配置において、ソースパスにおけるミラー領域およびシンクパスにおけるミラー領域が、特定の操作温度においておよび技術パラメータの特定の環境について(例えば、トランジスタの出力インピーダンス、閾値電圧VTまたはマッチング)、出力Pdoutにおける単一電圧v−tuneでのみ正確に対称に焼成され得るという問題が生じる。MOSトランジスタにおけるチャネル長調整、技術的変化(例えば、マッチング)および電気的構成の温度応答は、電流i−sourseおよびi−sinkが他の全ての電圧v−tuneにて対称であることを意味する。従って、例えば、トランジスタ出力インピーダンスは、電圧v−tuneが上昇するために、シンク電流の大きさがより大きくなり、そしてソース電流の大きさがより小さくなることを意味し、それに反して電圧v−tuneが下がることにより、ソース電流i−sourceがより大きくなりそしてシンク電流i−sinkがより小さくなる。
【0012】
VDDまたはGndに接近しているv−tune値について、出力トランジスタmp1およびトランジスタmn1は、さらに、(低い)飽和領域においてもはや作動されない。これは、続いて起こるソース電流およびシンク電流における顕著な減少を意味する。
【0013】
実用的な実施において、例示として、これは、ソース電流i−sourceが電圧値VDD−0.4Vから前進して劇的に減少し、v−tune=VDDの場合最終的に0であることを意味する。シンク電流i−sinkについても同様に、シンク電流i−sinkは、約0.4Vから前進して劇的に減少し、同様に最終的に電圧v−tune=0Vにおいて0になる。実際には、これは、ソースセクションとシンクセクションが同時に動作するとき、故障電流「i−fault」がソースパスとシンクパスとの間に生成することを意味する。従って、この故障電流は、電源の上限および下限にて、極度に上昇し、およびv−tune=VDDのとき、ソース電流i−sourceが0に等しくなるので故障電流がシンク電流i−sinkと等しくなり、そして、逆に、シンク電流i−sinkが0に等しくなるので電圧c−tune=0にて、故障電流が、ソース電流i−sourceに等しくなる。従って、これは、VSSに接近したまたはVDDに接近した電圧範囲v−tuneにおいて、シンク側のシンク電流i−sinkおよびソース側のソース電流i−sourceの対称性が非常に阻害されることを意味する。
【0014】
上記で要約された対称性の問題を有する回路配置からの応答は、チューニング電圧v−tuneについて使用され得る範囲が平均理想値周辺の値の比較的狭い範囲に限定されることを意味する。
【0015】
PLLループにおいて電荷ポンプを使用することに関して、これは、ABLパルスが単一の電位v−tuneにおいてのみループフィルタに故障電流i−faultを供給しないことを意味する。他の全ての電圧、従って他の組の発振器周波数FVCOにおいて、ループフィルタにおける平均電圧は、ABLパルスが歪んでいるとしても各PLLパスに対して一定に維持され得る、すなわち、ポンプにおけるソースセクションまたはシンクセクションのいずれかが幾分長いために切り替えられる。そのときのみ、基準サイクルにおけるループフィルタに移動された平均総電荷をゼロになる可能性がある。
【0016】
そして、実際には非対称であるABLパルスは、出力Pdoutにおける電圧v−tune(ループフィルタ電圧)において一時的な周期成分を調整し、次いで、この成分はその定格周波数だけでなく主周波数からの差Frefでの他の二次周波数も誘発する。これらの二次周波数(誘発)は、望まれない。
【0017】
従って、本発明の目的は、ソースパスおよびシンクパスにおけるミラー領域が、出力電圧の広い範囲および広い動作温度範囲にわたって、できるだけ対称であり、電荷ポンプのための回路配置を見出すことである。
【0018】
本発明者らは、以下のように実現している。
【0019】
公知の回路配置において、ソース電流およびシンク電流は、2つの基準電流i−ref−sourceおよびi−ref−sinkを生成し、そして電荷ポンプの出力ステージにそれを供給することによって生成される。これらの電流は、組にされているミラー因子nを用いて、i−source=n×i−ref−sourceおよびi−sink=n×i−ref−sinkによって変換される。この場合、状態|i−souece|=|i−sink|を有する出力電流の対称化は、最初に基準電流i−ref−sourceおよびi−ref−sinkを用いて、および/またはmp3およびmp4に比例するソースパスmp1およびmp2についての、ならびにmn3およびmn4に比例するソースパスmn1およびmn2についてのミラー因子を用いて達成される。最適に対して変更された動作状態の結果としてのトランジスタの特性の変更は、この場合に対称化における反対の影響を非常に容易に与え得る。
【0020】
本発明は、基準電流の対称性における不確定さを、2つの基準電流だけでなく単一の基準電流でも生成することによって防止し、基準電流はソースパスに対して基準パスmp3およびmp4、あるいはシンクパスに対して基準パスmn3およびmn4のいずれかに供給される。従って、さらに、正確に電荷ポンプの出力ステージをシミュレートする基準回路を追加することができ、その結果、故障電流i−faultをシミュレートする対称電流i−symが生成される。この場合、さらなる測定で乱れないようにチューニング電圧はできるだけ小さく負荷する必要がある。次いで、対称電流i−symが測定される。固定された基準電流(ソースまたはシンク)に所属されないポンプセクションは再調整され、ゼロの対称電流i−symが生成される。調整は、出力ステージまたは基準回路においてフリーパスのゲート電圧を用いてもたらされる。異なる実施形態において、同様に出力ステージパスをシミュレートする基準パスに含まれるスイッチングトランジスタmn2aおよびmp2aは、省かれるか、内部に移動されるか、または例えば図4に示されるように、外部に組み込まれるかのいずれかである。0に調整された対称電流i−symはまた、出力ステージおよび基準回路が同じ条件で動作するので、0の故障電流i−foultを生じる。
【0021】
従って、従来技術における開ループ制御の原理は、閉じられたループ制御によって置きかえられる。そして、達成され得る対称性は、周囲の影響および技術の変動から独立しており、従来技術より大きな水準で向上しており、さらに電流の対称性が維持されている間電圧v−tuneについての制御範囲が顕著に拡大している。
【0022】
この本発明の概念に沿って、本発明者らは、入力側、出力側を有し、ソース電流を生成するソースパスとシンク電流を生成するシンクパスとが接続されている少なくとも1つのカレントミラーおよびトランジスタを有する電荷ポンプの回路配置であって、少なくとも1つのパスは、入力側トランジスタを備え、かつ、両パスは出力ステージを備え、各々は、少なくとも1つの出力トランジスタおよび回路トランジスタを備えるとともに、第1パスは、基準電流によって制御され、さらに、基準ステージを備え、この基準ステージでは、少なくとも出力側トランジスタにおいてパスの出力ステージがシミュレートされ、故障電流を複製する等価な対称電流を基準ステージにおいて生成し、第2パスを調整する手段を制御する回路配置の開発を提案する。
【0023】
本発明の内容において、シミュレーションは、出力ステージにおいて比較されるように、全ての〔間隙〕トランジスタ幅が同じ因子によって広げられたかあるいは縮小されたトランジスタを備える、複製または位相的に理想的な回路のいずれかを意味する。このことは、電荷ポンプの出力ステージに影響を与えることなく、出力ステージ間で、故障電流i−faultを複製する、対称電流i−symを生成可能にし、この対称電流は、第2パスを調整するための手段を制御することができ、したがって、故障電流を防止するための制御ループを構築する。ここでは、閉じられたループ制御が実現されているので、電流の対称性をもたらす、電荷ポンプにおける電子成分の温度の影響、および他の変化可能なおよび不利な特性がまた、自動的に補正される。
【0024】
本発明の概念に沿って、第2パスを調整するための手段は、少なくとも1つの演算増幅器OP2を備え、それには印加された故障電流に比例する電圧の差を入力し、その出力は第2パスに影響するために使用される。
【0025】
本発明の回路配置における他の改良点には、さらに、第2パスを調整するための手段は、バッファ増幅器を備え、好ましくは、演算増幅器が故障電流をシミュレートするための電圧従動部として接続されていることが好ましい。これは、出力Pdoutにおいて電圧v−tuneがほとんど負荷されていないままであり、コピーされ、および対称電流i−symによって故障電流i−faultをシミュレーションする補助的な手段としての制御ステージに適用可能であることを意味する。さらに、ループフィルタは、特に、電荷ポンプが位相ロックループにおいて使用される場合に出力ステージと基準回路との間に備えることができる。
【0026】
他の本発明の回路配置の発展によれば、供給は、バッファ増幅器または電圧従動部として接続された演算増幅器の入力で減衰要素τである第2回路を調整するために使用される手段に寄与できる。この減衰要素τは、それぞれの第2パスの再調整の速度をセットするのに使用することができる。本発明の基本において、減衰要素τは、抵抗器およびコンデンサを含むことができる。そのとき、この減衰要素の時定数は、調整が十分早くなるようにセットされるが、発振器に関して望まれない傾向が生じないようにする。これは、ループフィルタが本質的にこの時定数を与えられている場合、ループフィルタにマッチすることが必要であることを意味する。
【0027】
本発明の基本において、第2パスはまた、使用される演算増幅器PO2が電流出力を有する場合、入力側トランジスタを備えてもよい。さらに、回路配置は、少なくとも2つの回路トランジスタmn2、mp2が電荷ポンプの出力と出力側トランジスタmn1、mp1との間に配置されるように、有利に拡大してもよい。
【0028】
少なくとも1つの回路トランジスタmn2、mp2はまた、少なくとも1つの出力側トランジスタmn1、mp1が電荷ポンプの出力と回路トランジスタmn2、mp2との間に配置されるように配置してもよい。
【0029】
さらに、回路配置の対称特性は、回路トランジスタmn2、mp2に対して対称に配置された少なくとも1つの入力側対称トランジスタmn4、mp4が備えられるように改良される。
【0030】
回路動作をスピードアップするために、すなわち、詳細には、高周波数PLLのための電荷ポンプを使用するために、コンデンサC−sink、C−soueceが、同じパスにおいて、少なくとも1つの回路トランジスタmn2、mp2のゲートと出力側トランジスタmn1、mp1との間に接続されていてもよい。
【0031】
他の利点は、シンクパスがソースパスに関して鏡像に設計されていることである。
【0032】
ソースパスにおいて使用されるトランジスタは、PMOSトランジスタの形態であってよく、シンクパスにおけるトランジスタは、NMOSトランジスタの形態であってよい。
【0033】
さらに、ソースパスにおけるトランジスタがp−Jfetの形態であり、シンクパスにおけるトランジスタがn−Jfetであることも可能である。
【0034】
電荷ポンプについての回路配置の本発明の設計は、以下の利点をもたらす。
1.出力Pdoutでの電圧v−tuneに無関係な、技術的変化(例えば、閾値電圧、マッチング等)に無関係な、そして存在する動作温度に無関係なソースおよびシンク電流i−source、i−sinkに対する最大の対称性。
2.適用可能な電源の限界に接近するように調整される電圧v−tuneの最大使用可能な範囲。
3.閉じられたループ制御の結果、NMOSおよびPMOSトランジスタを同じ大きさにすることができるので、寸法が出力トランジスタの動的に対称性を最適にするためにセットすることができ、したがって等しい大きさの寄生要素が存在すること。
4.1つの基準電流i−refのみが必要とされるので、基準電流生成のための回路の複雑さの顕著な減少が達成される。従って、従来技術における2つの基準電流i−ref−sinkおよびi−ref−sourceを対称にするための全体の複雑さもまた、排除される。
【0035】
本発明の概念に沿って、上記に例示される電荷ポンプは、好ましくは、位相ロックループ(PLL)において使用され得る。このような本発明の位相ロックループは、基準周波数Frefと電荷ポンプCPを制御する電圧制御された発振器VCOからの分割出力周波数FVCO/Nとの間の位相シフトを検出するための少なくとも1つの位相検出器PDを備える制御ループを有し、続いて、ループフィルタLFが接続されており、そしてループフィルタの出力が電圧制御された発振器VCOを制御する。
【0036】
さらに、水晶発振器Qおよび下流の基準分割器Rが備えられており、基準周波数Frefを生成することができる。
【0037】
上記および以下で説明する本発明の特徴は、本発明の範囲を逸脱することなく、それぞれ提示した組み合わせだけでなく、他の組み合わせ、またはそれら自体において使用され得ることはいうまでもない。
【0038】
本発明の他の特徴は、特許請求の範囲の変形、図面を参照する例示の実施形態の以下の説明において見出され得る。
【0039】
本発明は、図面を参照してより詳細に以下で説明する。
【0040】
図1は、従来技術で公知の電荷ポンプを示し、入力側入力i−ref−source、i−ref−sink、UPおよびDOWN、ならびに電荷ポンプについての出力側出力Pdoutを有する。
【0041】
より良く理解するために、機能的領域が破線で囲まれている。
【0042】
電荷ポンプは、ソースパス1およびシンクパス2を備え、それらに関して鏡像形態で配置されている。各パス1、2は、カレントミラー3、4を含み、これらの各カレントミラーは入力側トランジスタmp3、mn3、および出力側トランジスタmp1、mn1を備えている。出力側トランジスタmp1、mn1はUP入力およびDOWN入力に接続されている2つの回路トランジスタmp2、mn2によって接続され、その結果、UP入力またはDOWN入力に適用されるパルスに沿って、電流が出力Pdoutからまたは出力Pdoutへ流れ、この電流が電圧v−tuneを生成する。出力側トランジスタmp1、mp2、mn1、mn2のこの群は、電荷ポンプの出力ステージを形成する。
【0043】
対称の理由のために、2つの対称なトランジスタmp4およびトランジスタmn4は追加して設けられる。さらに、コンデンサC−sourseおよびC−sinが回路トランジスタmp2およびmn2と、出力側トランジスタmp1およびmn1のゲートまたは入力i−ref−sourceまたはi−ref−sinkとの間に、出力側トランジスタにおける切り替え動作をスピードアップするために接続されても良い。より明瞭にするために、これらの静電容量は、示していない。しかしながら、このようなコンデンサは、パワーポンプが機能できるために必ずしも必要であるわけではないことを指摘する。
【0044】
さらに、電荷ポンプの出力はまた、実際にはPLLループの一部としてみなすことができ、そして2つのコンデンサC1、C2および抵抗器R1を備える、電荷ポンプに接続されたループフィルタLFを有し、ポンプ出力電流に統合する。
【0045】
図2は電荷ポンプについての単純な本発明の回路配置を示し、この回路配置は、単一の基準電流i−refのみが2つの基準電流の代わりに必要とされている。その最も単純な形態において、電荷ポンプはまた、単一のカレントミラー3のみを有している。このカレントミラーは、電荷ポンプのソース側に配置されている。出力ステージ5は、回路トランジスタmp2およびmn2を備え、この回路トランジスタは、出力にてトランジスタmp1およびmn1を介して電流を切り替える。
【0046】
上記設計はまた、出力ステージ5が繰り返されている基準回路6を含む。これは、トランジスタmp1、mp2、mn1およびmn2が、トランジスタmp1a、mp2a、mn1aおよびmn2aによって複製されていることを意味し、mp1aとmp1とのゲート、mn1aとmn1とのゲートが同調されるが、一方mp2aおよびmn2aがUPおよびDOWN入力に接続されてない。
【0047】
基準回路6と出力ステージ5との間には、バッファ増幅器PVを有する制御ステージ7を配置している。バッファ増幅器は出力ステージを負荷することなく基準回路の出力に、抵抗器R3を介して電圧v−tuneを複製する。このことは、出力ステージでのように基準回路において同じ故障電流i−symを生成する。この対称電流i−symは演算増幅器OP2を用いて、電圧が抵抗器R3を通過して降下するときに測定される。後者の出力電圧は出力ステージまたは基準回路の各第2パスのための調整電圧を形成し、電圧が抵抗器R3を通過して降下するように調整され、それゆえ対称電流i−symが0に等しくなる、すなわち故障電流i−faultも0に等しくなる。
【0048】
電荷ポンプの上に、ループフィルタLFもまた、電荷ポンプの出力に接続される。このループフィルタLFは位相ロックループにおいて電荷ポンプを用いる場合に有用な要素であるが、本発明に対して必ずしも必要であるわけではない。
【0049】
制御ステージを用いる、この回路配置によって達成される効果は、電圧v−tuneの広い範囲にわたって故障電流i−faultが生じないことであり、それゆえ現在まで外部の最適動作点と知られている二次周波数(誘発)が減らされる。
【0050】
図3は、図2の単純な回路配置の変形を示し、この場合に有している電荷ポンプの出力ステージ5における回路トランジスタmn2およびmp2は、出力側トランジスタmn1およびmp1と交換されている。従って、基準回路6におけるトランジスタmp2aおよびmn2aを省くことができる。
【0051】
バッファ増幅器PVは演算増幅器OP1と置きかえられ、シンク電流i−sinkの再調整のスピードを設定するために使用され得る減算要素τ(この場合抵抗器R2とコンデンサC3とを備える)が演算増幅器OP1の上流に配置される。
【0052】
図4は、本発明の電荷ポンプについての回路配置の最良の実施形態を示し、この電荷ポンプは、基準入力側トランジスタmn3およびmp3と基準出力側トランジスタmn1およびmp1とを有するソースパスおよびシンクパスを有する。ソース側の出力側トランジスタmp1のソース入力(ソース、トランジスタのドレインおよびゲートに置かれる)には、回路トランジスタmp2が配置され、この回路トランジスタmp2のゲート入力はUP入力に接続される。同様に、シンク側の出力側トランジスタmn1のソース入力(ソース、トランジスタのドレインおよびゲートに置かれる)には、回路トランジスタmn2が配置され、この回路トランジスタmn2のゲート入力はDOWN入力に接続される。対称の理由のために、入力側の回路トランジスタはそれらと関係付けられる各対称トランジスタmn4およびmp4を備え、この対称トランジスタは、入力側トランジスタのソースに接続される。回路のソースパスは、基準電流i−refによって制御される。入力側トランジスタmn3およびmn4は、演算増幅器OP2が高インピーダンス電流出力を有する場合に有用であり、それ以外の場合は省くことができる。
【0053】
トランジスタmn1、mn2、mp1およびmp2を備える出力ステージ5は、トランジスタmn1a、mn3a、mp1aおよびmp3aを備える基準回路6においてシミュレートされる。出力側トランジスタmp1とmp1aとのゲート、および出力トランジスタmn1とmn1aとのゲートは、互いに接続され、それら全ては出力ステージにおいてそれらが対応するトランジスタに関して同じ相対的大きさを有する必要がある。
【0054】
出力ステージ5の出力Pdoutと基準回路6の等価な出力との間には演算増幅器OP1の形態でバッファ増幅器が配置されている。この演算増幅器OP1は、出力Pdoutでの電圧v−tuneをできるだけ負荷しないままで、対称電流i−symとしての故障電流i−faultを複製する。出力ステージ5の出力Pdoutと演算増幅器OP1との間には、(好ましく変更可能な)抵抗器2および接地されたコンデンサC3を含む減衰要素τが接続されており、この減算要素は、制御ループの応答速度に影響を与える。
【0055】
電圧従動部として接続された演算増幅器OP1と基準回路6との間で、対称電流によって生じる電圧降下は抵抗器R3を通過して切り離され、そして第2演算増幅器OP2に導かれる。測定された対称電流i−symを基準として、演算増幅器OP2はシンクパスを調整し、その結果、対称電流i−sym、すなわち電荷ポンプの出力Pdoutでの故障電流i−faultを、生成される出力電圧v−tuneおよび使用される電子成分の特性の、一般的な動作温度に無関係にゼロに保つ。
【0056】
図2および3における単なる変形にわたって備えられているトランジスタmn3およびmn4は、どの動作状態においても演算増幅器OP2の基本負荷を印可し、その結果、使用される演算増幅器のタイプに応じて、さらに安定な回路をもたらす。従って、この回路配置は、最良の方法で全体が制御された範囲において上記で要約された電荷ポンプの対称問題を解決する。これは、事実上、0からVDDまでの電源の全体の範囲がまた、出力Pdoutでの電圧v−tuneの範囲について適用可能であることを意味する。実際には、これは、電源VDDの2.8Vに対して、従来技術における約500mVと比較して、約100mVの保留のみが、必要であると予測される。
【0057】
例示によって、図5はまた、本発明の電荷ポンプCPを有する位相ロックループを示す。PLLは、どの相対位相シフトについても2つの周波数FrefおよびFVCO/Nと比較する位相検出器PDを備える。基準周波数Frefは、水晶固有周波数Fqから生成される。この水晶固有周波数は、水晶発振器Qが生成し、基準分割器Rに供給し、基準分割機Rで、特定の分割範囲によって縮小される。供給された第2周波数FVCO/Nは、電圧制御された発振器VCOから生じ、分割器を用いて周波数FVCO/Nまで分割される。位相検出器PDの出力は、2つのパルス幅を調整されたパルス列UPおよびDOWNを生成し、このパルス幅は、2つの入力周波数FrefとFVCO/Nとの間の位相差に関して一定の関係を有する。周波数FVCO/Nが周波数Frefよりも高い場合、または周波数FVCO/Nが周波数Frefと比較して高すぎる場合、または周波数FVCO/Nの位相が基準周波数Frefの位相より進んでいる場合、位相検出器はUP出力より長いためにDOWN出力に切り替わる。同様の状況で、逆転した位相に対応して、逆に適用する。位相が同じ場合、すなわち、FrefがFVCO/Nに等しい場合、アンチバックラッシュパルス(ABLパルス)が位相検出器の両方の出力に出力される。UPおよびDOWNパルス列は電荷ポンプCPを作動させ、その出力は電荷ポンプに接続されているループフィルタを備える。このループフィルタは、積算器として作用する。次いで、ループフィルタLFの電圧VLFは、電圧制御された発振器VCOのための制御として使用され、その結果PLLの制御ループは閉じられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づくPLLのための電荷ポンプの回路配置を示す図である。
【図2】 バッファ増幅器および演算増幅器を備える電荷ポンプのための簡単な本発明の回路配置を示す図である。
【図3】 2つの演算増幅器と、交換トランジスタと、出力側トランジスタとを備える電荷ポンプのための簡単な本発明の回路配置を示す図である。
【図4】 さらに対称トランジスタを有する2つの演算増幅器を備える電荷ポンプのため改良した本発明の回路配置を示す図である。
【図5】 本発明の電荷ポンプを備えるPLLのための例示的回路配置を示す図である。

Claims (17)

  1. 入力側と出力側とを備え、
    ソース電流(i-source)を生成するソースパス(1)とシンク電流(i-sink)を生成するシンクパス(2)とを備え、
    ソースパス(1)およびシンクパス(2)は上記出力側に出力ステージ(5)を備え、各々の出力ステージ(5)は、少なくとも1つの出力側トランジスタ(mn1、mp1)および回路トランジスタ(mn2、mp2)を備え、
    ソースパス(1)とシンクパス(2)とのうちのいずれか一方である第1パスは、上記入力側に入力側トランジスタを備えるとともに、上記入力側トランジスタと上記出力側トランジスタとからなるカレントミラー(3)を備え、
    上記第1パスが、カレントミラー(3)を経た上記入力側からの基準電流によって制御される電荷ポンプの回路配置であって、
    さらに、基準ステージ(6)を備え、この基準ステージでは、少なくとも出力側トランジスタ(mn1、mp1)の複製を用いてソースパス(1)およびシンクパス(2)の出力ステージ(5)がシミュレートされ、故障電流(i-fault)を複製する等価な対称電流(i-sym)を基準ステージ(6)において生成し、この対称電流によって、ソースパス(1)とシンクパス(2)とのうち上記第1パスと異なる方である第2パスを調整する手段(7)を制御することを特徴とする回路配置。
  2. 第2パスを調整する手段(7)は、少なくとも1つの演算増幅器(OP2)を備え、印加された上記対称電流(i-sym)および故障電流(i-fault)に比例する電圧を入力し、その出力が第2パスに影響するために使用されることを特徴とする請求項1に記載の回路配置。
  3. 第2パスを調整する手段(7)は、バッファ増幅器(PV)を備え、好ましくは、演算増幅器(OP1)が故障電流(i-fault)をシミュレートする電圧従動部として接続されていることを特徴とする請求項2に記載の回路配置。
  4. ループフィルタ(LF)を、上記出力ステージ(5)と他のパスを調整する手段(7)との間に備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回路配置。
  5. 第2パスを調整する手段(7)はまた、減衰要素(τ)を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の回路配置。
  6. 第2パスはまた、入力側トランジスタ(mn3、mp3)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の回路配置。
  7. 少なくとも1つの回路トランジスタ(mn2、mp2)は、出力側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の回路配置。
  8. 少なくとも1つの回路トランジスタ(mn2、mp2)は、電荷ポンプの出力と出力側トランジスタ(mn1、mp1)との間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の回路配置。
  9. 少なくとも1つの出力側トランジスタ(mn1、mp1)は、電荷ポンプの出力と回路トランジスタ(mn2、mp2)との間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の回路配置。
  10. 回路トランジスタ(mn2、mp2)に対して対称に配置されている少なくとも1つの入力側対称トランジスタ(mn4、mp4)を備えていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の回路配置。
  11. コンデンサ(C-sink、C-source)が、同パスにおける、少なくとも1つの回路トランジスタ(mn2、mp2)のゲートと出力側トランジスタ(mn1、mp1)のゲートとの間で接続されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の回路配置。
  12. シンクパス(2)はソースパス(1)に対して鏡像の設計であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の回路配置。
  13. ソースパス(1)におけるトランジスタは、PMOSトランジスタの形態であり、シンクパス(2)におけるトランジスタは、NMOSトランジスタの形態であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の回路配置。
  14. ソースパス(1)におけるトランジスタは、p−Jfetの形態であり、シンクパス(2)におけるトランジスタは、n−Jfetの形態であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の回路配置。
  15. 電荷ポンプを備える位相ロックループであって、
    上記電荷ポンプは、請求項1ないし14の特徴を有することを特徴とする位相ロックループ。
  16. 基準周波数Frefと、電荷ポンプ(CP)を制御する電圧制御発振器(VCO)からの出力周波数FVCOとの間の位相シフトを検出するための少なくとも1つの位相検出器(PD)を備える制御ループを有し、位相検出器には、続いて、ループフィルタ(LF)が接続されており、ループフィルタの出力が上記電圧制御発振器(VCO)を制御することを特徴とする請求項15に記載の位相ロックループ。
  17. 水晶発振器(Q)と下流基準分割器(R)が基準周波数Frefを生成するために備えていることを特徴とする請求項15または16に記載の位相ロックループ。
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