JP3653034B2 - 携帯型通信装置及び電界強度測定装置 - Google Patents

携帯型通信装置及び電界強度測定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の携帯型通信装置及び携帯型通信装置に適した電界強度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の携帯型通信装置では、電界強度を測定して、電界強度の大きい基地局のチャネルに接続するようにしている(例えば、特開平8−18479号公報、特開平9−196985号公報、特開平9−307942号公報、特開2001−95028号公報参照。)
前記携帯型通信装置は、受信した電界強度を測定するための電界強度測定装置を内蔵しており、受信部から出力されるRSSI信号は電界強度に比例する特性を有するため、RSSI信号のレベルにより電界強度を測定するようにしている。
【0003】
図2は、一般的な携帯電話機のブロック図である。
図2において、受信専用アンテナ(RX−ANT)102と送受信兼用アンテナ(TRX−ANT)101はアンテナ切替部103に接続されている。
アンテナ102によって受信された基地局の電界は、アンテナ切替部103に入力される。アンテナ101によって受信された基地局の電界は、アンテナ切替部103に入力される。
アンテナ103は、切替制御信号111に応答してアンテナ102又はアンテナ101を選択し、受信電界を受信部104に入力する。
受信部104によって受信された信号は、中間周波(IF)信号113に変換され、復調部108に入力される。
【0004】
復調部108は、IF信号113を復調して、クロック信号(CLK)115と音声信号あるいはデータ信号(DATA)114を制御部109へ出力する。
また、受信部104は、受信電界に比例したRSSI信号112をベースバンド部107に含まれるAD変換器(図示せず)に出力する。
ベースバンド部107は、生成した信号を送信部105に出力し、送信部105では、搬送波に信号に従った変調を加え、増幅した後、アンテナ切替部103に出力し、アンテナ101より送信する。
【0005】
局部発振部106は、制御部109からのチャネル切替信号117に従って、各チャネル毎の局部発振周波数を受信部104と送信部105に与える。
図10は従来の携帯電話機における受信レベル測定のタイミングを示すタイミングで又、図11は従来の携帯電話機における受信レベル測定のフローチャートである。
【0006】
以下、図2、図10、図11を用いて、従来の携帯電話機について説明する。
図11において、先ず測定チャネル(CH)数を設定する(ステップF201)。次に、測定するチャネルを指定した後(ステップF202)、計時するためのタイマをスタートする(ステップF203)。
次に、タイマAが所定時間(チャネル切替ロック時間と受信遅延時間との和)を計時した後(ステップF204)、AD変換を行う(ステップF205)。
次に、タイマBが所定時間計時した後(ステップF206)、アンテナの切替えを行う(ステップF207)。
【0007】
次に、タイマCが所定時間計時した後(ステップF208)、AD変換を行う(ステップF209)。
次に、タイマDが所定時間計時した後(ステップF210)、予め設定した測定チャネル数に達した場合には処理を終了し、前記測定チャネル数に満たない場合には、ステップF202に戻って前記処理を繰り返す(ステップF211)。
前記処理によって電界強度の測定が可能であり、電界強度の大きいチャネルに接続処理を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した電界強度測定処理では、各チャネルにおける電界強度の測定を単に続けて行っているのみであるため、測定に長時間を要するという問題がある。
本発明は、短時間で電界強度を測定できるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、接続チャネル切替手段によって接続チャネルを切替え、受信手段によって基地局から受信した電界強度を電界強度測定手段によって測定し、電界強度の大きいチャネルを選択して接続処理を行う携帯型通信機において、前記電界強度測定手段は、前記接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴とする携帯型通信装置が提供される。電界強度測定手段は、接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、受信手段の群遅延による遅延時間の間に受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定する。
【0010】
ここで、複数のアンテナと、前記複数のアンテナを切替えるアンテナ切替手段とを有し、前記電界強度測定手段は、更に、前記アンテナ切替手段によって前記アンテナを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記アンテナ切替え前の測定チャネルの電界強度を測定するように構成してもよい。
また、前記電界強度測定手段は、前記受信手段からの信号を検出することにより電界強度を測定する測定手段と、前記測定手段、接続チャネル切替手段及びアンテナ切替手段のタイミングを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記接続チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記アンテナ切替手段が前記アンテナを切替え、その後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記アンテナ切替前の測定チャネルの電界強度を測定し、次に前記チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記チャネル切替前の測定チャネルの電界強度を測定するように制御すると共に、前記電界強度の測定を交互に行うように制御するように構成してもよい。
【0011】
また、前記制御手段は、クロック信号を計数する計数手段と、各々異なる計数値が予め設定される複数の計数値記憶手段と、前記計数手段の計数値と前記各計数値記憶手段に設定した計数値とを比較する比較手段とを有し、前記制御手段は、前記計数手段の計数値が前記各計数値記憶手段に設定した計数値のいずれかに一致する毎に、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返すように、前記チャネル切替手段、アンテナ切替手段及び測定手段を制御するように構成してもよい。
【0012】
また、前記クロック信号は、前記受信手段で受信した信号を復調することによって得られるクロック信号であるように構成してもよい。
また、測定チャネル数を設定する測定チャネル数設定手段を備え、前記制御手段は、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返して行う電界強度の測定を、前記測定チャネル数設定手段で設定されたチャネル数分だけ行うように構成してもよい。
【0013】
また、本発明によれば、接続チャネル切替え手段によって接続チャネルを切替え、受信手段によって受信した電界強度を受信電界強度測定手段によって測定する電界強度測定装置において、前記電界強度測定手段は、前記接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴とする電界強度測定装置が提供される。電界強度測定手段は、接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定する。
【0014】
ここで、複数のアンテナと、前記複数のアンテナを切替えるアンテナ切替手段とを有し、前記電界強度測定手段は、更に、前記アンテナ切替手段によって前記アンテナを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記アンテナ切替え前の測定チャネルの電界強度を測定するように構成してもよい。
また、前記電界強度測定手段は、前記受信手段からの信号を検出することにより電界強度を測定する測定手段と、前記測定手段、接続チャネル切替手段及びアンテナ切替手段のタイミングを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記接続チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記アンテナ切替手段が前記アンテナを切替え、その後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記アンテナ切替前の測定チャネルの電界強度を測定し、次に前記チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記チャネル切替前の測定チャネルの電界強度を測定するように制御すると共に、前記電界強度の測定を交互に行うように制御するように構成してもよい。
【0015】
また、前記制御手段は、クロック信号を計数する計数手段と、各々異なる計数値が予め設定される複数の計数値記憶手段と、前記計数手段の計数値と前記各計数値記憶手段に設定した計数値とを比較する比較手段とを有し、前記制御手段は、前記計数手段の計数値が前記各計数値記憶手段に設定した計数値のいずれかに一致する毎に、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返すように、前記チャネル切替手段、アンテナ切替手段及び測定手段を制御するように構成してもよい。
【0016】
また、前記クロック信号は、前記受信手段で受信した信号を復調することによって得られるクロック信号であるように構成してもよい。
また、測定チャネル数を設定する測定チャネル数設定手段を備え、前記制御手段は、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返して行う電界強度の測定を、前記測定チャネル数設定手段で設定されたチャネル数分だけ行うように構成してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る携帯型通信装置の外観を示す図で、携帯電話機の例を示している。
図1において、携帯電話機は、アンテナ11、受話部12、表示部13、操作部14、送話部15を備えている。
本実施の形態に係る携帯電話機は前述した図2の回路ブロックを備えており、図2についてあらためて詳細に説明する。
【0018】
図2において、受信専用アンテナ(RX−ANT)102と送受信兼用アンテナ(TRX−ANT)101はアンテナ切替部103に接続されている。ここで、アンテナ切替部103はアンテナ切替手段を構成している。
アンテナ切替部103の出力部は受信部104の入力部に接続されている。ここで、受信部104は受信手段を構成している。
受信部104の一方の出力部は復調部108を介して制御部109に接続され、受信部104の他方の出力部はベースバンド部107の入力部に接続されている。ここで、ベースバンド部107はAD変換器を有しており、測定手段を構成している。また、制御部109は制御手段を構成し、ベースバンド部107及び制御部109は電界強度測定手段を構成している。
【0019】
ベースバンド部107の制御入力部は制御部109に接続され又、ベースバンド部107の出力部は送信手段を構成する送信部105を介してアンテナ切替部103に接続されている。また、制御部109は局部発振部106を介して受信部104及び送信部105に接続されている。局部発信部106及び制御部109は接続チャネル切替手段を構成している。
アンテナ102によって受信された基地局の電界は、アンテナ切替部103に入力される。アンテナ101によって受信された基地局の電界は、アンテナ切替部103に入力される。
【0020】
アンテナ切替部103は、制御部109からのアンテナ切替制御信号111に応答してアンテナ101又はアンテナ102を切替え選択し、受信電界を受信部104に入力する。
受信部104によって受信された信号は、中間周波(IF)信号113に変換され、復調部108に入力される。
復調部108は、IF信号113を復調して、クロック信号(CLK)115と音声信号あるいはデータ信号(DATA)114を制御部109へ出力する。
また、受信部104は、受信電界に比例するRSSI信号112をベースバンド部107に含まれるAD変換器(図示せず)に出力する。
【0021】
ベースバンド部107は、生成した信号を送信部105に出力し、送信部105では、搬送波に信号に従った変調を加え、増幅した後、アンテナ切替部103に出力し、アンテナ101より送信する。
局部発振部106は、制御部109からのチャネル切替信号117に従って、各チャネル毎に異なる局部発振周波数の信号を受信部104と送信部105に与える。
本実施の形態に係る携帯電話システムでは、図3に示すようなタイムスロット構成を有する。図3に示す受信スロット受信完了時に、図2の復調部108から出力される受信データ114を制御部109が解析し、内部信号として受信完了割り込みを発生する。前記割り込み発生後、図3のアイドルスロットにおいて、周辺基地局のチャネル(CH)の受信レベル測定を行う。
【0022】
図4は、本実施の形態において、アイドルスロットでの受信レベル測定の全体のタイミングを示す図である。従来の一連のチャネルの受信レベル測定がオーバーラップすることで、測定時間の短縮が図られている様子を示している。
図5は、図9のフローチャートに従って制御を行った時のタイミングを示すタイミング図である。
【0023】
図6及び図7は、本実施の形態に使用する受信部104(図2参照)の遅延特性であり、受信レベルの短時間での測定に、前記各遅延特性を利用している。図6及び図7における時間Dは、受信部104の群遅延による遅延時間を示している。この区間は、RSSIが変化しない特性がある。本実施の形態は、この遅延特性を活用し、受信レベルの測定時間を短縮している。
【0024】
図8は、本実施の形態に係る制御部109の詳細を示したブロック図である。図8において、制御部109は、中央処理装置(CPU)1、計数動作を行うタイマ(カウンタ)2、複数のレジスタ3、5、N1と複数の比較器4、6、N2の対を備えている。ここで、タイマ2は計数手段を構成し、レジスタ3、5、N1は計数値記憶手段を構成し又、比較器4、6、N2は比較手段を構成している。
CPU1は、タイマ2に接続されており、タイマ2のリセットスタートを行う。タイマ2には、外部より、クロック信号(CLK)が入力される。タイマ2は、リセットスタートすると、クロック信号の1クロック毎に計数値をインクリメントする。タイマ2の計数値は、各比較器4、6、N2に入力される。
【0025】
CPU1は、各レジスタ3、5、N1にタイムアップの計数値を予め書き込むことによって設定する。各レジスタ3、5、N1は、設定された計数値を比較器4、6、N2に出力する。各比較器4、6、N2は、タイマ2と各レジスタ3、5、N1の計数値を比較して、計数値が等しくなると、CPU1に一致信号を出力する。
図9は、本実施の形態の処理を示すフローチャートであり、主として図2の制御回路109によって実行される。
【0026】
以下、図1〜図9を用いて、本実施の形態の動作を詳細に説明する。
先ず、携帯電話機の内部信号として、受信完了割り込みが発生すると、図9の処理を開始する。
最初に、N=0とする(ステップF101)。次に、予め決められた値をレジスタ3、5、N1に設定することで、各タイマ値を設定する(ステップF102)。即ち、図8において、CPU1は、各レジスタ3、5、N1に所定の各異なる計数値を書き込む。
【0027】
次に、操作部14を操作することにより測定チャネル数を設定し、あるいは、予め定められた測定チャネル数を設定する(ステップF103)。前記測定チャネル数は図示しないメモリに記憶される。ここで、ステップF103は測定チャネル数設定手段を構成している。
次に、タイマ2をリセットスタートさせる(ステップF104)。即ち、図8において、CPU1は、タイマ2をリセットスタートする。
次に、測定する第1番目のチャネルを指定する(ステップF105)。即ち、図2において、制御部109は、局部発振部106に発振周波数に対応する数値データを書き込むことによって、局部発振部106の発振周波数を設定することにより、チャンネル指定を行う。
【0028】
次に、タイマ(N+1)の完了を待つ(ステップF106)。即ち、図8において、比較器((N+1)4+10*N)は、レジスタ((N+1)3+10*N)の数値とタイマ2の出力値が合致すると、CPU1に信号を発生する。CPU1は、この信号で次の処理フローに移行する。
次に、比較器((N+1)4+10*N)は、レジスタ((N+1)3+10*N)の数値とタイマ2の計数値が一致するとアンテナ101、102を切り替える(ステップF107)。即ち、図2において、制御部109はアンテナ切替部104を制御して、その時点で受信部104に接続されていない方のアンテナに切り替える。
【0029】
次に、タイマ(N+2)の完了を待る(ステップF108)。即ち、図8において、比較器((N+2)6+10*N)は、レジスタ((N+2)5+10*N)の計数値とタイマ2の出力値が合致すると、CPU1に一致信号を出力する。CPU1は、前記一致信号を受信して次の処理フローに移行する。
次に、アナログデジタル(AD)変換を行う(ステップF109)。即ち、図2において、制御部109はベースバンド部107の有するADコンバータ(図示せず)を起動し、前記AD変換によってデジタル化されたRSSI信号値を読み込む。受信部104のRSSI信号出力112は、ベースバンド部107のADコンバータに接続されているため、制御部109は、前記一致信号が発生したタイミングで、電界強度の受信レベルに相当する信号レベルをADコンバータの出力値として読み込むことになる。
【0030】
次に、タイマ(N+3)の完了を待つ(ステップF110)。即ち、図8において、比較器((N+3)8+10*N)は、レジスタ((N+3)7+10*N)の計数値とタイマ2の出力値が合致すると、CPU1に一致信号を発生する。CPU1は、前記一致信号に応答して次の処理に移行する。
次に、次の測定チャネルを指定する(ステップF111)。即ち、図2において、制御部109は、局部発振部106に局部発振周波数(測定チャネルに対応する局部発振周波数)を指定するための数値データを書き込むことで、測定チャネルの指定を行う。
【0031】
次に、タイマ(N+4)の完了を待つ(ステップF112)。即ち、図8において、比較器((N+4)10+10*N)は、レジスタ((N+4)11+10*N)の数値とタイマ2の出力値が合致すると、CPU1に一致信号を発生する。CPU1は、前記一致信号に応答して次の処理フローに移行する。
次に、アナログデジタル(AD)変換を行う(ステップF113)。即ち、図2において、制御部109はベースバンド部107の有するADコンバータ(図示せず)を起動し、前記AD変換によってデジタル化されたRSSI信号値を読み込む。受信部104のRSSI信号出力112は、ベースバンド部107のADコンバータに接続されているため、制御部109は、前記一致信号が発生したタイミングで、電界強度の受信レベルに相当する信号レベルをADコンバータの出力値として読み込むことになる。
【0032】
次に、Nを1だけインクリメントする(ステップF114)。設定されたチャネル数の測定が完了すると処理を完了し、未了の場合は、ステップF106へ戻って前記処理を繰り返す(ステップF115)。
以上のように、受信部104の遅延特性が、アンテナ切替えやチャネル切替えを行った場合でも、群遅延による遅延時間Dの間はRSSIが変化しないことに着目して、AD変換の前にアンテナ切替えやチャネル指定を行うことで、時間を短縮している。
【0033】
例えば、図5、図6、図7の群遅延時間D=50us、図5、図6のチャネル切替ロック時間=300us、図5、図6、図7の受信遅延時間=150usとすると、図4に示すような4チャネルの受信レベル測定に要する時間は、2050usとなる。従来の方法では、2400us要することになるので、350us(約15%)の短縮となる。
尚、図8のクロック信号として、図2の復調器108の出力クロック信号115を使用することにより、復調クロックに同期したタイミング動作となるため、携帯電話システムに同期することになり、より正確なタイミングで処理を行うことが可能になる。
【0034】
以上述べたように、本実施の形態に係る携帯型通信装置及び電界強度測定装置は、特に、ベースバンド部107及び制御部109によって構成される界強度測定手段は、局部発信部106及び制御部109によって構成される接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、受信部104の群遅延による遅延時間の間に受信部104から出力され電界強度に対応する信号(RSSI信号)のレベルを測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴としている。
【0035】
また、複数のアンテナ101、102と、複数のアンテナ101、102を切替えるアンテナ切替部103とを有し、前記電界強度測定手段は、更に、アンテナ切替部103によってアンテナ101、102を切替えた後、受信部104の群遅延による遅延時間の間に受信部104から出力され電界強度に対応する信号のレベルを測定することにより、前記アンテナ切替え前の測定チャネルの電界強度を測定するようにしている。
【0036】
また、前記電界強度測定手段は、受信部104からのRSSI信号のレベルを検出することにより電界強度を測定するベースバンド部107と、ベースバンド部107、接続チャネル切替手段及びアンテナ切替部103のタイミングを制御する制御部109とを有し、制御部109は、前記接続チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後にアンテナ切替部103がアンテナ101、102を切替え、その後にベースバンド部107が受信部104の群遅延による遅延時間の間に受信部104から出力され電界強度に対応する信号のレベルを測定することにより前記アンテナ切替前の測定チャネルの電界強度を測定し、次に前記チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後にベースバンド部107が受信部104の群遅延による遅延時間の間に受信部104から出力され電界強度に対応する信号のレベルを測定することにより前記チャネル切替前の測定チャネルの電界強度を測定するように制御すると共に、前記電界強度の測定を交互に行うように制御することを特徴としている。
【0037】
また、測定チャネル数を設定する測定チャネル数設定手段を備え、制御部109は、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、アンテナ切替部103によるアンテナ切替え、ベースバンド部107による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、ベースバンド部107による電界強度測定の順で繰り返して行う電界強度の測定を、前記測定チャネル数設定手段で設定されたチャネル数分だけ行うことを特徴としている。
【0038】
したがって、受信レベルの測定時間が短縮される。また、受信レベルの測定の間に消費される電力が減少し、低消費電力化が可能になる。
また、短時間で、多くのチャネルの周辺レベル測定が可能となり、より早く、良好なチャネルに切替移行できることでより品質の良い回線維持がとなる。
また、短時間で、共通制御チャネル(止まり木チャネル)のスキャンを完了できるため、電源ONから待ち受けまでの時間が短縮される。
【0039】
また、短時間で、止まり木チャネルスキャンを完了できるため、制御チャネルの同期が取れなくなってから、次の制御チャネルで待ち受けるまでの時間が短縮でき、着信損失を軽減することが可能になる。
また、前記クロック信号は、受信部104で受信した信号を復調部108で復調することによって得られるクロック信号であることを特徴としているので、正確なタイミングで受信レベルの測定処理を行うことが可能になる。
【0040】
また、制御部109は、クロック信号を計数するカウンタ2と、各々異なる計数値が予め設定される複数のレジスタ3、5、N1と、カウンタ2の計数値と各レジスタ3、5、N1に設定した計数値とを比較する比較器4、6、N2とを有し、制御部109は、カウンタ2の計数値が各レジスタ3、5、N1に設定した計数値のいずれかに一致する毎に、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、アンテナ切替部103によるアンテナ101、102の切替え、ベースバンド部107による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、ベースバンド部107による電界強度測定の順で繰り返すように、前記チャネル切替手段、アンテナ切替部103及びベースバンド部107を制御することを特徴としている。したがって、簡単な構成により、受信レベルの測定を短時間で行うことが可能になる。
尚、前記実施の形態では携帯型通信装置の例として携帯電話機の例で説明したが、PHSやPDA等の携帯型通信装置に適用することが可能であり、又、携帯電話やPHS等の携帯型通話装置に適している。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、短時間で電界強度を測定可能な携帯型通信装置を提供することが可能になる。
本発明によれば、短時間で電界強度を測定可能な電界強度測定装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る携帯電話機の外観図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る携帯電話機のブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に使用する信号を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態における受信レベル測定全体のタイミング図である。
【図5】 本発明の実施の形態における受信レベル測定処理を説明するためのタイミング図である。
【図6】 本発明の実施の形態に使用する受信部の遅延特性を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態に使用する受信部の遅延特性を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態に使用する制御部のブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態の処理を示すフローチャートである。
【図10】 従来の携帯電話機における受信レベル測定のタイミングを示すタイミング図である。
【図11】 従来の携帯電話機における受信レベル測定のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・CPU
2・・・計数手段を構成するタイマ
3、5、N1・・・計数値記憶手段を構成するレジスタ
4、6、N2・・・比較手段を構成する比較器
101、102・・・アンテナ
103・・・アンテナ切替手段を構成するアンテナ切替部
104・・・受信手段を構成する受信部
105・・・送信手段を構成する送信部
106・・・接続チャネル切替手段を構成する局部発振部
107・・・電界強度測定手段を構成するベースバンド部
108・・・復調手段を構成する復調部
109・・・電界強度測定手段を構成する制御部

Claims (12)

  1. 接続チャネル切替手段によって接続チャネルを切替え、受信手段によって基地局から受信した電界強度を電界強度測定手段によって測定し、電界強度の大きいチャネルを選択して接続処理を行う携帯型通信機において、
    前記電界強度測定手段は、前記接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴とする携帯型通信装置。
  2. 複数のアンテナと、前記複数のアンテナを切替えるアンテナ切替手段とを有し、
    前記電界強度測定手段は、更に、前記アンテナ切替手段によって前記アンテナを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記アンテナ切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴とする請求項1記載の携帯型通信装置。
  3. 前記電界強度測定手段は、前記受信手段からの信号を検出することにより電界強度を測定する測定手段と、前記測定手段、接続チャネル切替手段及びアンテナ切替手段のタイミングを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記接続チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記アンテナ切替手段が前記アンテナを切替え、その後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記アンテナ切替前の測定チャネルの電界強度を測定し、次に前記チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記チャネル切替前の測定チャネルの電界強度を測定するように制御すると共に、前記電界強度の測定を交互に行うように制御することを特徴とする請求項2記載の携帯型通信装置。
  4. 前記制御手段は、クロック信号を計数する計数手段と、各々異なる計数値が予め設定される複数の計数値記憶手段と、前記計数手段の計数値と前記各計数値記憶手段に設定した計数値とを比較する比較手段とを有し、
    前記制御手段は、前記計数手段の計数値が前記各計数値記憶手段に設定した計数値のいずれかに一致する毎に、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返すように、前記チャネル切替手段、アンテナ切替手段及び測定手段を制御することを特徴とする請求項3記載の携帯型通信装置。
  5. 前記クロック信号は、前記受信手段で受信した信号を復調することによって得られるクロック信号であることを特徴とする請求項4記載の携帯型通信装置。
  6. 測定チャネル数を設定する測定チャネル数設定手段を備え、前記制御手段は、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返して行う電界強度の測定を、前記測定チャネル数設定手段で設定されたチャネル数分だけ行うことを特徴とする請求項5記載の携帯型通信装置。
  7. 接続チャネル切替え手段によって接続チャネルを切替え、受信手段によって受信した電界強度を受信電界強度測定手段によって測定する電界強度測定装置において、
    前記電界強度測定手段は、前記接続チャネル切替手段によって測定チャネルを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記チャネル切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴とする電界強度測定装置。
  8. 複数のアンテナと、前記複数のアンテナを切替えるアンテナ切替手段とを有し、
    前記電界強度測定手段は、更に、前記アンテナ切替手段によって前記アンテナを切替えた後、前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより、前記アンテナ切替え前の測定チャネルの電界強度を測定することを特徴とする請求項7記載の電界強度測定装置。
  9. 前記電界強度測定手段は、前記受信手段からの信号を検出することにより電界強度を測定する測定手段と、前記測定手段、接続チャネル切替手段及びアンテナ切替手段のタイミングを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記接続チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記アンテナ切替手段が前記アンテナを切替え、その後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記アンテナ切替前の測定チャネルの電界強度を測定し、次に前記チャネル切替手段が測定チャネルを切替えた後に前記測定手段が前記受信手段の群遅延による遅延時間の間に前記受信手段から出力され電界強度に対応する信号を測定することにより前記チャネル切替前の測定チャネルの電界強度を測定するように制御すると共に、前記電界強度の測定を交互に行うように制御することを特徴とする請求項8記載の電界強度測定装置。
  10. 前記制御手段は、クロック信号を計数する計数手段と、各々異なる計数値が予め設定される複数の計数値記憶手段と、前記計数手段の計数値と前記各計数値記憶手段に設定した計数値とを比較する比較手段とを有し、
    前記制御手段は、前記計数手段の計数値が前記各計数値記憶手段に設定した計数値のいずれかに一致する毎に、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返すように、前記チャネル切替手段、アンテナ切替手段及び測定手段を制御することを特徴とする請求項9記載の電界強度測定装置。
  11. 前記クロック信号は、前記受信手段で受信した信号を復調することによって得られるクロック信号であることを特徴とする請求項10記載の電界強度測定装置。
  12. 測定チャネル数を設定する測定チャネル数設定手段を備え、前記制御手段は、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記アンテナ切替手段によるアンテナ切替え、前記測定手段による電界強度測定、前記チャネル切替手段によるチャネル切替え、前記測定手段による電界強度測定の順で繰り返して行う電界強度の測定を、前記測定チャネル数設定手段で設定されたチャネル数分だけ行うことを特徴とする請求項11記載の電界強度測定装置。
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