JP3652167B2 - 画像処理装置及びその方法とその記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処理装置及びその方法とその記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来モザイクとは、「種々の色彩の石・ガラス・大理石などの小片を組み合わせて、床・壁などにはめ込み、図案化したもの、またはその技法」(三省堂 現代国語辞典)として広く知られてきた。この技法を用いて、多数の写真画像を組み合わせて図案あるいは1つの写真画像を構成することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなモザイク画像を作成する場合、元になる画像を複数領域に分割し、これら複数領域のそれぞれにモザイク画像を構成する素材画像(タイル画像)を組み込んでモザイク画像を作成する。この場合、その元の画像の分割された各領域の色に最も近い色の素材画像を複数の素材画像の中から選択して機械的に貼り付けるようにしている。このようにしてモザイク画像を作成すると、例えば元の画像の各領域に良く似た色の素材画像が存在しない場合には、その生成されたモザイク画像が元の画像とかけ離れたものとなり、結果として生成されたモザイク画像の品質が低下するという問題があった。
【0004】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、元の画像の色を反映させた素材画像を組み合わせたモザイク画像を生成できる画像処理装置及びその方法とその記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】
また本発明の目的は、生成されたモザイク画像の各領域に対応する素材画像の色を元の画像に合わせて修正したモザイク画像を生成できる画像処理装置及びその方法とその記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処理装置であって、
複数の素材画像を記憶する記憶手段と、
元になる画像を複数領域に分割する分割手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の素材画像から、前記分割手段により分割された複数領域のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された素材画像を、対応する領域の画像データに従って変換するための係数を決定する係数決定手段と、
前記素材画像に対応する前記領域と、前記係数決定手段により決定された前記係数とに基づいて当該素材画像の色を修正する色修正手段と、
前記色修正手段により色修正された素材画像を前記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成する生成手段とを有し
前記係数決定手段は、前記複数領域の内の他の領域に対応する係数に基づいて前記係数を修正する修正手段を有することを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために本発明の画像処理方法は以下のような工程を備える。即ち、
複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処理方法であって、
元になる画像を複数領域に分割する分割工程と、
複数の素材画像から、前記分割工程で分割された複数領域のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された素材画像を、対応する領域の画像データに従って変換するための係数を決定する係数決定工程と、
前記素材画像に対応する前記領域と、前記係数決定工程で決定された前記係数とに基づいて当該素材画像の色を修正する色修正工程と、
前記色修正工程により色修正された素材画像を前記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成する生成工程とを有し
前記係数決定工程は、前記複数領域の内の他の領域に対応する係数に基づいて前記係数を修正する修正工程を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0010】
図1において、101はCPUで、RAM105に記憶された制御プログラムに従って装置全体の制御を行なっている。102はキーボードで、オペレータにより操作され、マウス102aとともに、この装置に対するコマンドや各種データを入力するのに使用される。103は表示部で、例えばCRTや液晶等で構成されている。104はROM、105はRAMで、本実施の形態に係る装置の記憶部を構成し、この装置において実行されるプログラムや、この装置が利用するデータ等を記憶している。108はハードディスク、107はフロッピーディスクで、後述する素材画像等の画像データや、元になる第一画像データなどを記憶している。108はプリンタで、例えばインクジェットやLBP等のカラープリンタである。尚、この実施の形態の画像処理装置で実行されるプログラムは、例えばハードディスク106やフロッピィディスク107に記憶されていて、RAM105にロードされて実行されてもよい。
【0011】
ハードディスク106は、モザイク画の構成要素となる素材画像(タイル画像)が複数(P枚)格納されており、後述するプログラムに従って、この中から選択されたM×N枚の画像を、図2に示すように、水平方向にM枚、垂直方向にN枚並べて組み合わせることでモザイク画像を作成する。こうして作成されたモザイク画像は、ハードディスク106に画像ファイルとして記憶され、表示部103に表示されたり、或はプリンタ108に出力されて印刷される。
【0012】
図3は、本実施の形態のモザイク手法で用いられる複数種類の画像の関係を説明する図である。
【0013】
図3において、画像201は、モザイク手法を使って画像を構成する際、元になる図案或は画像である。画像202はモザイク手法により複数の小さな画像(タイル)を使って構成されたモザイク画像である。素材画像203は、画像202を構成するために使われる素材画像(タイル画像)である。これら素材画像203の枚数Pは、一般に画像202を構成するのに必要となる色・テクスチャの種類が用意できるだけの十分に大きな数である。ここでは説明のために、P枚の素材画像203のそれぞれのサイズを、モザイク画像のタイル領域と同じサイズとしているが、各素材画像のサイズは必ずしもタイル領域のサイズと同じである必要はなく、またこれらP枚の素材画像203のサイズが全て同じである必要はない。このように各素材画像のサイズが異なる場合は、各素材画像を画像202の該当するタイル領域に貼り付ける際に、その素材画像203のサイズを変換する必要が生じる。尚、ここで、素材画像203の枚数Pは、上述のM×N枚よりも十分に大きい数である。
【0014】
図4は、本実施の形態の画像処理装置におけるモザイク画像を示すフローチャートで、この処理を実行する制御プログラムはRAM105に記憶されており、CPU101の制御の下に実行される。
【0015】
まずステップS1で、元の画像201をM×N個の領域(タイル領域)に分割する。この分割の結果、例えば図5に示すように、元の画像201はM(=4)×N(=5)個の矩形タイル領域TL(0,0)TL(1,0),TL(2,0),…,TL(2,4),TL(3,4)に区切られる。図5において、X,Yはそれぞれ元の画像201の水平方向、垂直方向の画素数である。またp,qは、各タイル領域の水平方向、垂直方向の画素数である。従って、X=p×4,Y=q×5という関係が成り立っている。ここでは説明を簡単にするために、各タイル領域のサイズは全て等しいものとするが、本実施の形態では、必ずしもその必要はない。
【0016】
図6は、各タイル領域の色構成を示す図である。各タイル領域はp×q個の3原色、赤(R)、緑(G)、青(B)に分解される。
【0017】
次にステップS2に進み、ステップS1で分割したM×N個の各タイル領域について、次式に従いRGBの平均濃度を計算する。
【0018】
Rd_av=ΣRi/(p×q)
Gd_av=ΣGi/(p×q)
Bd_av=ΣBi/(p×q)
ここで「d_av」は、destination(元の画像201)の平均値を意昧しており、またΣは、i=0〜(pq−1)の総和を示している。
【0019】
次にステップS3に進み、P枚の素材画像203のそれぞれについて次式に従い、それぞれR,G,Bの平均濃度を算出する。
【0020】
Rs_av=ΣRi/(p×q)
Gs_av=ΣGi/(p×q)
Bs_av=ΣBi/(p×q)
ここで「s_av」は、ソース(source:素材画像)の平均値を意味しており、またΣは、i=0〜(pq−1)の総和を示している。なお、これらP枚の素材画像203のそれぞれの平均濃度は、予め計算されて、素材画像とともに記憶されていてもよい。その場合には、このステップS3の処理は不要になる。
【0021】
次にステップS4に進み、処理対象のタイル領域の位置を示すカウンタX_pos(0≦X_pos≦M−1),Y_pos(0≦Y_pos≦N−1)をともに“0”に初期化する。ここで(X_pos,Y_pos)=(0,0)は、画像201の左上端のタイル領域を示している。
【0022】
次にステップS5に進み、位置カウンタX_pos,Y_posが指示するタイル領域に最も相応しい素材画像をP枚の素材画像203の中から選択する。この選択方法は、例えば、RGB3刺激値の距離ΔEを算出し、その距離の最も小さいものを選択する。この評価式を以下に示す。
【0023】
ΔE=(Rs_av−Rd_av)^2+(Gs_av−Gd_av)^2+(Bs_av−Bd_av)^2
なお、ここで「^2」は、2乗を示している。
【0024】
この評価式に基づいてP枚の素材画像203の中から距離ΔEが最も小さい素材画像を選択する。
【0025】
次にステップS6に進み、最適なブレンド係数α値を算出する。このα値は、上述したようにしてタイル領域と、そのタイル領域に対応して選択された素材画像とを合成するための係数で、0≦α≦1である。
【0026】
図7は、図4のステップS6におけるα値の算出処理を示すフローチャートである。
【0027】
まずステップS11で、選択された素材画像203のサイズが、対応するタイル領域のサイズと異なる場合には、その素材画像203のサイズを変倍し、対応するタイル領域と同じサイズである(p×q)画素にする。この変倍処理には、周知のニアレスト・ネイバー方式、バイリニアー方式、バイキュービック方式等を用いれば良い。
【0028】
次にステップS12に進み、縦方向の画素位置を指示するための変数j及び変数eをそれぞれ“0”で初期化する。次にステップS13に進み、横方向の画素位置を指示する変数iを“0”で初期化する。尚、これら変数は全てRAM105にセットされている。
【0029】
次にステップS14に進み、変数(i,j)で指示されるタイル領域の画素と素材画像203の画素との2乗誤差を計算する。ここでは、変倍された素材画像203と、タイル領域の(i,j)で指示される位置の画素値をそれぞれ(R2,G2,B2)、(R1,G1,B1)とすると、
e←e+|R1−R2|^2+|G1−G2|^2+|B1−B2|^2
として2乗誤差を変数eに加える。なお、ここで「^2」は2乗を表している。
【0030】
次にステップS15に進み、変数iを+し、ステップS16で変数iと、タイル領域の横方向の画素数pとを比較し、等しくなければステップS14に戻って、前述の処理を繰り返し実行する。こうして横方向の画素数pの処理が終了するとステップS17に進み、変数jを+1し、ステップS18で変数jと、タイル領域の縦方向の画素数qとを比較し、等しくなければステップS13に戻って、変数iを“0”にセットしてステップS14に進む。
【0031】
こうしてp×q画素に対する処理が終了するとステップS19に進み、次式に従ってα値を算出する。
【0032】
α=A/√(e/(p×q))
ここで、「A」は画像全体のブレンド量を決める定数であり、経験的に決めても良いし、ユーザにより任意に設定できるようにしてもよい。またe/(p×q)は、タイル領域(素材画像)の全画素における、各色成分に対応した平均濃度誤差を表している。
【0033】
こうしてα値が決定されると図4のステップS7に進み、その算出されたα値に従って、ステップS5で選択された素材画像を、その素材画像と元の画像201の対応するタイル領域とを基に変更し、その変更した素材画像をそのタイル領域に貼付ける。
【0034】
図8は、本実施の形態の特徴である、素材画像と元の画像201の特徴に基づいて、その素材画像を修正する図4のステップS7の処理を示すフローチャートで、この処理を実行するプログラムはRAM105に記憶されている。
【0035】
いま元の画像201のあるタイル領域の画素値を(R1,G1,B1)とし、対応する素材画像203(既に前述のステップS5で割当てられている)の同じ位置の画素値を(R2,G2,B2)とする。
【0036】
まずステップS71で、縦方向の画素位置を指示する変数jを“0”に初期化する。次にステップS72で、横方向の画素位置を指示する変数iを“0”に初期化する。これら変数j,iは、RAM105にセットされている。
【0037】
次にステップS73に進み、素材画像203の(R2,G2,B2)を次式に従って更新する。
【0038】
R2 ← (1−α)×R1+α×R2
G2 ← (1−α)×G1+α×G2
B2 ← (1−α)×B1+α×B2
次にステップS74で変数iを+1する。次にステップS75で、変数iとpとを比較し、等しくなければ行方向の画素に対する処理が終了していないのでステップS73に戻る。こうして、タイル領域の1行の画素に対する処理が終了するとステップS76に進み、変数jを+1する。次にステップS77で、この変数jとqとを比較し、等しくなければ、そのタイル領域の全ての行の画素に対する処理が終了していないのでステップS72に戻り、変数iを“0”に初期化して前述の処理を実行する。こうしてステップS77で、j=qになると、この素材画像の全画素に対する処理が終了したとしてステップS78に進み、こうして変換された素材画像を、そのタイル領域に貼付ける。
【0039】
ここで上の式において、α=0とすると、(R2,G2,B2)=(R1,G1,B1)となって、素材画像203の色は元の画像201の対応するタイル領域の色と同じになる。一方、α=1とすると、(R2,G2,B2)=(R2,G2,B2)となって、素材画像203の色は変更されないことになる。従って、このα値を“0”〜“1”の間で変化させることにより、その素材画像203の色を、元の画像201の対応するタイル領域の色味に応じて修正することができる。
【0040】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0041】
[その他の実施の形態]
前述の実施の形態では、このα値の算出をタイル領域と素材画像の各画素間の濃度の平均二乗誤差に基づいて決定する例を示したが本発明はこれに限らず、例えば、これら画素同士の誤差絶対値の平均や最大誤差に基づいて決定してもよいし、これらを組み合わせてもよい。
【0042】
また、α値が予め定めた所定値を越えないよう制限するようにしてもよい。この場合には、図7のステップS19の次に、α値が所定値以上かどうかを調べ、そうであればαを、予め決められた値に設定することにより対処できる。
【0043】
また上記実施の形態では、α値の設定はタイル領域毎に独立して行なっているが本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、隣接するタイル領域間でのα値の差が所定値を越えないように制御するようにしてもよい。この場合には前述の図7において、ステップS19で決定されたα値を順次記憶しておき、ステップS19で決定されたα値と、隣接するタイル領域に対応して以前に決定されたα値との差分を求め、その差分が所定値を越える場合に、新たにステップS19で決定されたα値を、その差が所定値を越えないように変更したり、或は予め決められたα値に変更することにより対処できる。
【0044】
また、元の画像201全体における素材画像とのブレンド量を制限するため、各タイル領域毎に決定されたα値の総和が所定値を越えないように制御するようにしてもよい。この場合も前述の図7において、ステップS19で決定されたα値を順次記憶しておき、ステップS19で決定されたα値と、それまで各タイル領域に対応して決定されたα値との合計値を求め、その合計値が所定値を越える場合に、新たにステップS19で決定されたα値を、その合計値が所定値を越えないように変更したり、或は予め決められたα値に変更することにより対処できる。または、M×Nのタイル領域に対する処理が完了した後、各タイル領域に対応するα値の合計が所定値を越えているかどうかを調べ、越えている場合には、各α値をそれぞれ所定量減算して、全タイル領域に対応する素材画像を変更して再度モザイク画像を作成するようにしてもよい。
【0045】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0046】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0047】
以上説明したように本実施の形態によれば、より素材画像の色特性を活かした素材画像を用いてモザイク画像を生成できるので、生成されるモザイク画像の品質を向上させることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、元の画像の色を反映させた素材画像を組み合わせたモザイク画像を生成できる。
【0049】
また本発明によれば、生成されたモザイク画像の各領域に対応する素材画像の色を、元の画像に合わせて修正したモザイク画像を生成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係るモザイク画像を説明する図である。
【図3】実施の形態に係るモザイク画の生成過程を説明する図である。
【図4】本実施の形態に係る画像処理装置におけるモザイク画像の作成処理を説明するフローチャートである。
【図5】元の画像を複数のタイル領域に分割する例を説明する図である。
【図6】モザイク画を構成する個々のタイル領域の色構成を説明する図である。
【図7】図4のステップS6における最適なα値の設定処理を示すフローチャートである。
【図8】図4のステップS7における、α値に基づいて素材画像を変換して貼付ける処理を説明するフローチャートである。

Claims (29)

  1. 複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処理装置であって、
    複数の素材画像を記憶する記憶手段と、
    元になる画像を複数領域に分割する分割手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の素材画像から、前記分割手段により分割された複数領域のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された素材画像を、対応する領域の画像データに従って変換するための係数を決定する係数決定手段と、
    前記素材画像に対応する前記領域と、前記係数決定手段により決定された前記係数とに基づいて当該素材画像の色を修正する色修正手段と、
    前記色修正手段により色修正された素材画像を前記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成する生成手段とを有し
    前記係数決定手段は、前記複数領域の内の他の領域に対応する係数に基づいて前記係数を修正する修正手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記選択手段は、
    前記分割手段により分割された前記複数領域の内の処理対象の領域の各色成分の平均濃度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記複数領域のそれぞれの各色成分の平均濃度と前記記憶手段に記憶されている複数の素材画像のそれぞれの各色成分の平均輝度との差分を算出する差分計算手段とを有し、
    前記差分計算手段により計算された差分が最小となる素材画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記係数決定手段は、前記選択手段により選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の平均2乗誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記係数決定手段は、前記選択手段により選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の平均絶対誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記係数決定手段は、前記選択手段により選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の最大誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 前記係数決定手段は、前記選択手段により選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度との最大誤差画素濃度の平均2乗誤差、平均値絶対誤差の少なくともいずれかに基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  7. 前記係数決定手段は前記係数が所定値を越えないように決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記修正手段は、全領域の係数の総和が所定値を超えないように修正することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記修正手段は隣接領域に対応する係数との差分が所定値を超えないよう修正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記色修正手段は、
    前記係数をαとしたとき、前記元になる画像の対応する領域の画素値の(1−α)倍と、前記素材画像の対応する画素値のα倍との和に基づいて前記素材画像の色を修正することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処理方法であって、
    元になる画像を複数領域に分割する分割工程と、
    複数の素材画像から、前記分割工程で分割された複数領域のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された素材画像を、対応する領域の画像データに従って変換するための係数を決定する係数決定工程と、
    前記素材画像に対応する前記領域と、前記係数決定工程で決定された前記係数とに基づいて当該素材画像の色を修正する色修正工程と、
    前記色修正工程により色修正された素材画像を前記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成する生成工程とを有し
    前記係数決定工程は、前記複数領域の内の他の領域に対応する係数に基づいて前記係数を修正する修正工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記選択工程は、
    前記分割工程で割された前記複数領域の内の処理対象の領域の各色成分の平均濃度を算出する算出工程と、
    前記算出工程で算出された前記複数領域のそれぞれの各色成分の平均濃度と前記記憶工程に記憶されている複数の素材画像のそれぞれの各色成分の平均輝度との差分を算出する差分計算工程とを有し、
    前記差分計算工程で計算された差分が最小となる素材画像を選択することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 前記係数決定工程は、前記選択工程で選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の平均2乗誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理方法。
  14. 前記係数決定工程は、前記選択工程で選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の平均絶対誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理方法。
  15. 前記係数決定工程は、前記選択工程で選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の最大誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理方法。
  16. 前記係数決定工程は、前記選択工程で選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度との最大誤差画素濃度の平均2乗誤差、平均値絶対誤差の少なくともいずれかに基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理方法。
  17. 前記係数決定工程では前記係数が所定値を越えないように決定することを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  18. 前記修正工程では、全領域の係数の総和が所定値を超えないように修正することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  19. 前記修正工程は隣接領域に対応する係数との差分が所定値を超えないよう修正することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  20. 前記色修正工程は、
    前記係数をαとしたとき、前記元になる画像の対応する領域の画素値の(1−α)倍と、前記素材画像の対応する画素値のα倍との和に基づいて前記素材画像の色を修正することを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  21. 複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処理方法を実行するプログラムを記憶するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であって、
    元になる画像を複数領域に分割する分割工程モジュールと、
    複数の素材画像から、前記分割工程モジュールにより分割された複数領域のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択工程モジュールと、
    前記選択工程モジュールにより選択された素材画像を、対応する領域の画像データに従って変換するための係数を決定する係数決定工程モジュールと、
    前記素材画像に対応する前記領域と、前記係数決定工程モジュールにより決定された前記係数とに基づいて当該素材画像の色を修正する色修正工程モジュールと、
    前記色修正工程モジュールにより色修正された素材画像を前記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成する生成工程モジュールとを有し
    前記係数決定工程モジュールは、前記複数領域の内の他の領域に対応する係数に基づいて前記係数を修正する修正工程モジュールを有することを特徴とする記憶媒体。
  22. 前記係数決定工程モジュールでは、前記選択工程モジュールにより選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の平均2乗誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  23. 前記係数決定工程モジュールでは、前記選択工程モジュールにより選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の平均絶対誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  24. 前記係数決定工程モジュールでは、前記選択工程モジュールにより選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度の最大誤差に基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  25. 前記係数決定工程モジュールでは、前記選択工程モジュールにより選択された素材画像と、対応するタイル領域との間の画素濃度との最大誤差画素濃度の平均2乗誤差、平均値絶対誤差の少なくともいずれかに基づいて前記係数を決定することを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  26. 前記係数決定工程モジュールでは前記係数が所定値を越えないように決定することを特徴とする請求項21乃至25のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  27. 前記修正工程モジュールは、全領域の係数の総和が所定値を超えないように修正することを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  28. 前記修正工程モジュールは隣接領域に対応する係数との差分が所定値を超えないよう修正することを特徴とする請求項27記載の記憶媒体。
  29. 前記色修正工程モジュールは、
    前記係数をαとしたとき、前記元になる画像の対応する領域の画素値の(1−α)倍と、前記素材画像の対応する画素値のα倍との和に基づいて前記素材画像の色を修正することを特徴とする請求項21乃至28のいずれか1項に記載の記憶媒体。
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