JP2000307848A - 画像処理装置及びその方法とその記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその方法とその記憶媒体

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JP2000307848A
JP2000307848A JP11118630A JP11863099A JP2000307848A JP 2000307848 A JP2000307848 A JP 2000307848A JP 11118630 A JP11118630 A JP 11118630A JP 11863099 A JP11863099 A JP 11863099A JP 2000307848 A JP2000307848 A JP 2000307848A
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JP11118630A
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Kunihiro Yamamoto
邦浩 山本
Kiyoshi Kusama
澄 草間
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元の画像の色を反映させた素材画像を組み合
わせたモザイク画像を生成する。 【解決手段】 複数の素材画像をモザイク様に組み合わ
せてモザイク画像を生成する画像処理装置及びその方法
であって、元になる画像を複数領域に分割し、複数の素
材画像から、これら分割された複数領域のそれぞれに類
似した色を有する素材画像を選択し、その選択した素材
画像を、対応する複数領域のそれぞれに置換えたモザイ
ク画像を生成する(S41)。このモザイク画像の所定
領域を指示し(S42)、その領域に対応する素材画像
の色を、その領域の元の画像の色と、設定及び変更され
る所定係数とに基づいて色修正して(S43)表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の素材画像を
モザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像
処理装置及びその方法とその記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来モザイクとは、「種々の色彩の石・
ガラス・大理石などの小片を組み合わせて、床・壁など
にはめ込み、図案化したもの、またはその技法」(三省
堂 現代国語辞典)として広く知られてきた。この技法
を用いて、多数の写真画像を組み合わせて図案あるいは
1つの写真画像を構成することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなモザイク画
像を作成する場合、元になる画像を複数領域に分割し、
これら複数領域のそれぞれにモザイク画像を構成する素
材画像(タイル画像)を組み込んでモザイク画像を作成
する。この場合、その元の画像の分割された各領域の色
に最も近い色の素材画像を複数の素材画像の中から選択
して機械的に貼り付けるようにしている。このようにし
てモザイク画像を作成すると、例えば元の画像の各領域
に良く似た色の素材画像が存在しない場合には、その生
成されたモザイク画像が元の画像とかけ離れたものとな
り、結果として生成されたモザイク画像の品質が低下す
るという問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、元の画像の色を反映させた素材画像を組み合わせた
モザイク画像を生成できる画像処理装置及びその方法と
その記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】また本発明の目的は、生成されたモザイク
画像の各領域に対応する素材画像の色を元の画像に合わ
せて修正したモザイク画像を生成できる画像処理装置及
びその方法とその記憶媒体を提供することにある。
【0006】又本発明の目的は、生成されたモザイク画
像の各領域に対応する素材画像の色を元の画像に合わせ
て修正するための所定係数を、簡単な操作で変更できる
画像処理装置及びその方法とその記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0007】更に本発明の目的は、所定係数の変更に応
じて色修正される素材画像を確認しながら、その所定係
数を変更できるとともに、こうして色修正された素材画
像を用いてモザイク画像を生成できる画像処理装置及び
その方法とその記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、複数の素材画像をモザイク様に組み合わせてモザ
イク画像を生成する画像処理装置であって、複数の素材
画像を記憶する記憶手段と、元になる画像を複数領域に
分割する分割手段と、前記記憶手段に記憶された複数の
素材画像から、前記分割手段により分割された複数領域
のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された素材画像を、対応する前
記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成す
る生成手段と、前記素材画像に対応する前記領域と、設
定された所定係数とに基づいて、当該素材画像の色を修
正する色修正手段と、前記所定係数を変更する変更手段
と、を有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、複数の素材
画像をモザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成す
る画像処理装置における画像処理方法であって、元にな
る画像を複数領域に分割する分割工程と、複数の素材画
像から、前記分割工程で分割された複数領域のそれぞれ
に類似した素材画像を選択する選択工程と、前記選択工
程で選択された素材画像を、対応する前記複数領域のそ
れぞれに置換えたモザイク画像を生成する生成工程と、
前記素材画像に対応する前記領域と、設定された所定係
数とに基づいて、当該素材画像の色を修正する色修正工
程と、前記所定係数を変更する変更工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
【0012】図1において、101はCPUで、RAM
105に記憶された制御プログラムに従って装置全体の
制御を行なっている。102はキーボードで、オペレー
タにより操作され、マウス102aとともに、この装置
に対するコマンドや各種データを入力するのに使用され
る。103は表示部で、例えばCRTや液晶等で構成さ
れている。104はROM、105はRAMで、本実施
の形態に係る装置の記憶部を構成し、この装置において
実行されるプログラムや、この装置が利用するデータ等
を記憶している。108はハードディスク、107はフ
ロッピー(登録商標)ディスクで、後述する素材画像等
の画像データや、元になる第一画像データなどを記憶し
ている。108はプリンタで、例えばインクジェットや
LBP等のカラープリンタである。尚、この実施の形態
の画像処理装置で実行されるプログラムは、例えばハー
ドディスク106やフロッピィディスク107に記憶さ
れていて、RAM105にロードされて実行されてもよ
い。
【0013】ハードディスク106は、モザイク画の構
成要素となる素材画像(タイル画像)が複数(P枚)格
納されており、後述するプログラムに従って、この中か
ら選択されたM×N枚の画像を、図2に示すように、水
平方向にM枚、垂直方向にN枚並べて組み合わせること
でモザイク画像を作成する。こうして作成されたモザイ
ク画像は、ハードディスク106に画像ファイルとして
記憶され、表示部103に表示されたり、或はプリンタ
108に出力されて印刷される。
【0014】図3は、本実施の形態のモザイク手法で用
いられる複数種類の画像の関係を説明する図である。
【0015】図3において、画像201は、モザイク手
法を使って画像を構成する際、元になる図案或は画像で
ある。画像202はモザイク手法により複数の小さな画
像(タイル)を使って構成されたモザイク画像である。
素材画像203は、画像202を構成するために使われ
る素材画像(タイル画像)である。これら素材画像20
3の枚数Pは、一般に画像202を構成するのに必要と
なる色・テクスチャの種類が用意できるだけの十分に大
きな数である。ここでは説明のために、P枚の素材画像
203のそれぞれのサイズを、モザイク画像のタイル領
域と同じサイズとしているが、各素材画像のサイズは必
ずしもタイル領域のサイズと同じである必要はなく、ま
たこれらP枚の素材画像203のサイズが全て同じであ
る必要はない。このように各素材画像のサイズが異なる
場合は、各素材画像を画像202の該当するタイル領域
に貼り付ける際に、その素材画像203のサイズを変換
する必要が生じる。尚、ここで、素材画像203の枚数
Pは、上述のM×N枚よりも十分に大きい数である。
【0016】図4は、本実施の形態の画像処理装置にお
けるモザイク画像の生成処理の大まかな流れを示したフ
ローチャートで、この処理を実行する制御プログラムは
RAM105に記憶されており、CPU101の制御の
下に実行される。
【0017】まずステップS41で、図7のフローチャ
ートで示す処理に従って、元の画像201を複数のタイ
ル領域に分割し、P枚の素材画像203から、各タイル
領域に適当な素材画像を選択して組み合わせることによ
りモザイク画像202を合成する。この詳細は図7のフ
ローチャートを参照して後述する。次にステップS42
に進み、後述するα値を設定、或は変更する対象となる
タイル領域を、オペレータが対話的にキーボード102
或はマウス102aを使用して指定する。即ちここで
は、前述のステップS41において、元の画像201を
巧く摸した素材画像が選択できなかったタイル領域をオ
ペレータが判断し、α値に基づいて、そのタイル領域の
素材画像を修正するように指示する。
【0018】このとき表示部103には、図5に示すよ
うな画像表示が行われる。51は元の画像201、52
は合成したモザイク画像202の表示領域を示してい
る。53は処理の完了を指示するボタンである。いま例
えばオペレータが、図5の斜線で示したタイル領域54
をマウス102aを用いて指示すると、ステップS42
からステップS43に進む。
【0019】ステップS43では、図6に示すように、
表示部103にウインドウ61をポップアップ表示す
る。オペレータは、このウインドウ61を用いて、タイ
ル領域54に対する適正なα値を指示する。このときタ
イル領域54を覆い隠さない位置にウインドウ61を表
示することにより、操作がしやすくなる。また、ウイン
ドウ61の表示位置をオペレータが移動できるようにし
てもよい。
【0020】このウインドウ61の中で、62はタイル
領域54の位置に選択されたオリジナルの素材画像20
3を表示している。63は後述する処理により元の画像
201をα値に応じて修正した素材画像が表示される。
64はα値を設定するためのスクロールバー、65はα
値の変更処理を確定するためのボタン、66はキャンセ
ルボタン、67は、設定されたα値を数字でデジタル表
示するための表示領域である。
【0021】いまオペレータが、スクロールバー64を
用いてα値を変化させると、それに連動して、現在のα
値が表示領域67にデジタル表示され、更に、それに連
動して、後述する処理により、その設定・変更されたα
値に従って元の画像201の画像の特徴を取り込んだ素
材画像を表示エリア63に表示する。このようにオペレ
ータは、設定中のα値を反映して表示エリア63に表示
される修正された素材画像を見ながらα値の変更を行う
ことにより、元の画像201をより良く模した素材画像
が得られるα値を設定することができる。ここでα値が
小さすぎるとモザイク画像202の品質が悪くなる。即
ち、元の画像201を正確に模したモザイク画像を作る
ことができない。逆にα値が大きすぎると素材画像の特
徴が失われ、あまりモザイクらしくない画像になってし
まうことになる。よって、オペレータは、このα値に応
じて修正される素材画像を実際に見ながら、このα値の
設定を行うことにより、より高品質のモザイク画像を作
成することができる。
【0022】このようにしてα値が決定されると、オペ
レータはそのまま確定したければ確定ボタン65を押下
し、それを取り消したければキャンセルボタン66を押
下する。確定ボタン65が押下された時は、表示エリア
63に表示されていた修正された素材画像をモザイク画
像202のタイル領域54にコピーしてウインドウ61
をクローズする。一方、キャンセルボタン66を押下し
た時は、単にウインドウ61をクローズして処理を終了
する。
【0023】続くステップS44で、α値設定の作業を
継続するか否かの判断を行う。オペレータがボタン53
を押下したときは処理を完了する。そうでなければステ
ップS42に戻り、他のタイル領域に対するα値の設定
作業を実行する。
【0024】[ステップS41の詳細な説明」図7は、
図4のステップS41の処理を示すフローチャートであ
る。
【0025】まずステップS411で、元の画像201
をM×N個の領域(タイル領域)に分割する。この分割
の結果、例えば図8に示すように、元の画像201はM
(=4)×N(=5)個の矩形タイル領域TL(0,
0)TL(1,0),TL(2,0),…,TL(2,
4),TL(3,4)に区切られる。図8において、
X,Yはそれぞれ元の画像201の水平方向、垂直方向
の画素数である。またp,qは、各タイル領域の水平方
向、垂直方向の画素数である。従って、X=p×4,Y
=q×5という関係が成り立っている。ここでは説明を
簡単にするために、各タイル領域のサイズは全て等しい
ものとするが、本実施の形態では、必ずしもその必要は
ない。
【0026】図9は、各タイル領域の色構成を示す図で
ある。各タイル領域はp×q個の3原色、赤(R)、緑
(G)、青(B)に分解される。
【0027】次にステップS412に進み、ステップS
411で分割したM×N個の各タイル領域について、次
式に従いRGBの平均濃度を計算する。
【0028】Rd_av=ΣRi/(p×q) Gd_av=ΣGi/(p×q) Bd_av=ΣBi/(p×q) ここで「d_av」は、destination(元の画像201)の
平均値を意昧しており、またΣは、i=0〜pq−1の
総和を示している。
【0029】次にステップS413に進み、P枚の素材
画像203のそれぞれについて次式に従い、それぞれ
R,G,Bの平均濃度を算出する。
【0030】Rs_av=ΣRi/(p×q) Gs_av=ΣGi/(p×q) Bs_av=ΣBi/(p×q) ここで「s_av」は、ソース(source:素材画像)の平均
値を意味しており、またΣは、i=0〜pq−1の総和
を示している。なお、これらP枚の素材画像203のそ
れぞれの平均濃度は、予め計算されて、素材画像ととも
に記憶されていてもよい。その場合には、このステップ
S413の処理は不要になる。
【0031】次にステップS414に進み、処理対象の
タイル領域の位置を示すカウンタX_pos(0≦X_pos≦
M−1),Y_pos(0≦Y_pos≦N−1)をともに
“0”に初期化する。ここで(X_pos,Y_pos)=
(0,0)は、画像201の左上端のタイル領域を示し
ている。
【0032】次にステップS415に進み、位置カウン
タX_pos,Y_posが指示するタイル領域に最も相応しい
素材画像をP枚の素材画像203の中から選択する。こ
の選択方法は、例えば、RGB3刺激値の距離ΔEを算
出し、その距離の最も小さいものを選択する。この評価
式を以下に示す。
【0033】ΔE=(Rs_av−Rd_av)^2+(Gs_av−
Gd_av)^2+(Bs_av−Bd_av)^2 なお、ここで「^2」は、2乗を示している。
【0034】この評価式に基づいてP枚の素材画像20
3の中から距離ΔEが最も小さい素材画像を選択する。
【0035】次にステップS416に進み、処理対象と
なる元の画像201のタイル領域を次の位置に移動し、
ステップS417では、元の画像201の全てのタイル
領域に対する処理が終了したかを調べ、その終了が終了
するまで、上述の処理を繰り返し実行する。
【0036】[元の画像の特徴に基づく素材画像の修正
処理の説明]図10は、本実施の形態の特徴である、元
の画像201の特徴に基づいて、組み合わされる素材画
像を修正する処理を示すフローチャートで、この処理を
実行するプログラムはRAM105に記憶されている。
【0037】いま元の画像201のあるタイル領域の画
素値を(R1,G1,B1)とし、対応する素材画像20
3(既に前述のステップS41で割当てられている)の
同じ位置の画素値を(R2,G2,B2)とする。
【0038】まずステップS71で、変数jを“0”に
初期化する。次にステップS72で変数iを“0”に初
期化する。これら変数j,iは、RAM105にセット
されている。
【0039】次にステップS73に進み、素材画像20
3の(R2,G2,B2)を次式に従って更新する。
【0040】R2 ← α×R1+(1−α)R2 G2 ← α×G1+(1−α)G2 B2 ← α×B1+(1−α)B2 次にステップS74で変数iを+1する。次にステップ
S75で、変数iとpとを比較し、等しくなければ行方
向の画素に対する処理が終了していないのでステップS
73に戻る。こうして、タイル領域の1行の画素に対す
る処理が終了するとステップS76に進み、変数jを+
1する。次にステップS77で、この変数jとqとを比
較し、等しくなければ、そのタイル領域の全ての行の画
素に対する処理が終了していないのでステップS72に
戻り、変数iを“0”に初期化して前述の処理を実行す
る。こうしてステップS77で、j=qになると、この
タイル領域の全画素に対する処理が終了したとして、こ
の処理を終了する。
【0041】上の式において、α=1とすると、(R
2,G2,B2)=(R1,G1,B1)となって、素材画像
203の色は元の画像201の対応するタイル領域の色
と同じになり、一方、α=0とすると、(R2,G2,B
2)=(R2,G2,B2)となって、素材画像203の色
は変更されない。従って、このα値を“0”〜“1”の
間で変化させることにより、その素材画像203の色
を、元の画像201の対応するタイル領域の色味に応じ
て修正することができる。
【0042】尚、図4のステップS43において、オペ
レータにより操作されるスクロールバー64の動きに連
動して、表示エリア63に表示される素材画像の表示を
更新するようにしたが、このような画像の更新処理は多
くの処理時間を要するため、スクロールバー64の操作
に対するレスポンスが悪くなる。従って、このような場
合には、スクロールバー64の移動操作が完了した時に
だけ、表示エリア63の素材画像を更新して表示するよ
うにすれば、その応答性が向上する。即ち、オペレータ
はマウス102aのボタンによりスクロールバー64の
ノブをクリックし、次にドラッグ操作でスクロールバー
64を操作するが、このドラッグ中は表示エリア63に
表示されている素材画像の表示の更新を行わず、単にそ
のスクロールバー64の動きに応じてα値の値だけを更
新してエリア67に表示する。そしてマウス102aの
ボタンが離されてドラッグ操作が終了した時に、表示エ
リア63に、その時のα値に応じて更新した素材画像を
表示するようにする。
【0043】また上記実施の形態では、モザイク画像の
生成時にはα値を用いた素材画像の修正を行わず、モザ
イク画像の生成後、そのモザイク画像中のオペレータが
指定したタイル領域に対応する素材画像を修正してい
る。しかしこれ以外にも、例えば、全てのタイル領域に
対して適当なα値を設定して予めα値に基づく素材画像
の修正を行い、更にオペレータが指定したタイル領域に
おけるα値の変更を行って、対応する素材画像を修正す
るようにしてもよい。
【0044】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0045】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム
コード自体が前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。また、コンピュータが読み出
したプログラムコードを実行することにより、前述した
実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働してい
るオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって前述した実施形
態の機能が実現される場合も含まれる。
【0046】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0047】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、オペレータの操作により、より素材画像の色特性を
活かした素材画像を用いてモザイク画像を生成できるの
で、生成されるモザイク画像の品質を向上することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、元
の画像の色を反映させた素材画像を組み合わせたモザイ
ク画像を生成できる。
【0049】また本発明によれば、生成されたモザイク
画像の各領域に対応する素材画像の色を元の画像に合わ
せて修正したモザイク画像を生成できる。
【0050】又本発明によれば、生成されたモザイク画
像の各領域に対応する素材画像の色を元の画像に合わせ
て修正するための所定係数を、簡単な操作で変更できる
という効果がある。
【0051】更に本発明によれば、所定係数の変更に応
じて色修正される素材画像を確認しながら、その所定係
数を変更できるとともに、こうして色修正された素材画
像を用いてモザイク画像を生成できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係るモザイク画像を説明する図で
ある。
【図3】実施の形態に係るモザイク画の生成過程を説明
する図である。
【図4】本実施の形態に係る画像処理装置におけるモザ
イク画像の作成処理を説明するフローチャートである。
【図5】本実施の形態において、元の画像とモザイク画
像とを並べて表示する表示例を示す図である。
【図6】本実施の形態においてα値を対話的に設定する
場合の表示画面例を説明する図である。
【図7】図4のステップS41のモザイク画像の生成処
理の流れを説明するフローチャートである。
【図8】元の画像を複数のタイル領域に分割する例を説
明する図である。
【図9】モザイク画を構成する個々のタイル領域の色構
成を説明する図である。
【図10】設定されたα値に基づいて素材画像の色を修
正する処理を説明するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 健太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA11 AA20 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CC02 CE08 CE16 DB02 DB06 DB09 DC31 5C076 AA01 AA11 AA26 AA36 BA06 CA02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素材画像をモザイク様に組み合わ
    せてモザイク画像を生成する画像処理装置であって、 複数の素材画像を記憶する記憶手段と、 元になる画像を複数領域に分割する分割手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の素材画像から、前記分
    割手段により分割された複数領域のそれぞれに類似した
    素材画像を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された素材画像を、対応する前
    記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成す
    る生成手段と、 前記素材画像に対応する前記領域と、設定された所定係
    数とに基づいて、当該素材画像の色を修正する色修正手
    段と、 前記所定係数を変更する変更手段と、を有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、 前記分割手段により分割された前記複数領域の内の処理
    対象の領域の各色成分の平均濃度を算出する算出手段
    と、 前記算出手段により算出された前記複数領域のそれぞれ
    の各色成分の平均濃度と前記記憶手段に記憶されている
    複数の素材画像のそれぞれの各色成分の平均輝度との差
    分を算出する差分計算手段とを有し、 前記差分計算手段により計算された差分が最小となる素
    材画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記複数の素材画像のそれぞれの
    各色成分の平均輝度を計算する手段を有することを特徴
    とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記生成手段により生成された前記モザ
    イク画像の領域を指示する指示手段と、 前記指示手段により指示された領域に割当てられた素材
    画像を表示する素材画像表示手段と、 前記変更手段により変更された前記所定係数に応じて、
    前記色修正手段により当該素材画像の色を修正させて表
    示するように制御する手段とを更に有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記素材画像表示手段により表示される
    素材画像と、前記変更手段により変更された前記所定係
    数に応じて前記色修正手段により当該素材画像の色を修
    正させて表示される素材画像とは、同じ画面上に並列に
    表示されることを特徴とする請求項4に記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段は、オペレータと対話的に
    前記所定係数を変更することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記色修正手段は、 前記所定係数をαとしたとき、前記元になる画像の対応
    する領域の画素値のα倍と、素材画像の対応する画素値
    の(1−α)倍との和に基づいて前記素材画像の色を修
    正することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項
    に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の素材画像をモザイク様に組み合わ
    せてモザイク画像を生成する画像処理装置における画像
    処理方法であって、 元になる画像を複数領域に分割する分割工程と、 複数の素材画像から、前記分割工程で分割された複数領
    域のそれぞれに類似した素材画像を選択する選択工程
    と、 前記選択工程で選択された素材画像を、対応する前記複
    数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を生成する生
    成工程と、 前記素材画像に対応する前記領域と、設定された所定係
    数とに基づいて、当該素材画像の色を修正する色修正工
    程と、 前記所定係数を変更する変更工程と、を有することを特
    徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記選択工程は、 前記分割工程で分割された前記複数領域の内の処理対象
    の領域の各色成分の平均濃度を算出する算出工程と、 前記算出工程で算出された前記複数領域のそれぞれの各
    色成分の平均濃度と前記複数の素材画像のそれぞれの各
    色成分の平均輝度との差分を算出する差分計算工程とを
    有し、 前記差分計算工程で計算された差分が最小となる素材画
    像を選択することを特徴とする請求項8に記載の画像処
    理方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記複数の素材画像のそれぞれ
    の各色成分の平均輝度を計算する工程を有することを特
    徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記生成工程で生成された前記モザイ
    ク画像の領域を指示する指示工程と、 前記指示工程で指示された領域に割当てられた素材画像
    を表示する素材画像表示工程と、 前記変更工程で変更された前記所定係数に応じて、前記
    色修正工程で当該素材画像の色を修正させて表示するよ
    うに制御する工程と、を更に有することを特徴とする請
    求項8に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記素材画像表示工程で表示される素
    材画像と、前記変更工程で変更された前記所定係数に応
    じて前記色修正工程で当該素材画像の色を修正させて表
    示される素材画像とを同じ画面上に並列に表示すること
    を特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記変更工程では、オペレータと対話
    的に前記所定係数を変更することを特徴とする請求項8
    に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記色修正工程では、 前記所定係数をαとしたとき、前記元になる画像の対応
    する領域の画素値のα倍と、素材画像の対応する画素値
    の(1−α)倍との和に基づいて前記素材画像の色を修
    正することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1
    項に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 複数の素材画像をモザイク様に組み合
    わせてモザイク画像を生成する画像処理方法を実行する
    プログラムを記憶したコンピュータにより読取り可能な
    記憶媒体であって、 元になる画像を複数領域に分割する分割工程モジュール
    と、 複数の素材画像から、前記分割工程モジュールで分割さ
    れた複数領域のそれぞれに類似した素材画像を選択する
    選択工程モジュールと、 前記選択工程モジュールで選択された素材画像を、対応
    する前記複数領域のそれぞれに置換えたモザイク画像を
    生成する生成工程モジュールと、 前記素材画像に対応する前記領域と、設定された所定係
    数とに基づいて、当該素材画像の色を修正する色修正工
    程モジュールと、 前記所定係数を変更する変更工程モジュールと、を有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記選択工程モジュールは、 前記分割工程モジュールで分割された前記複数領域の内
    の処理対象の領域の各色成分の平均濃度を算出する算出
    工程モジュールと、 前記算出工程モジュールで算出された前記複数領域のそ
    れぞれの各色成分の平均濃度と前記複数の素材画像のそ
    れぞれの各色成分の平均輝度との差分を算出する差分計
    算工程モジュールとを有し、 前記差分計算工程モジュールで計算された差分が最小と
    なる素材画像を選択することを特徴とする請求項15に
    記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 更に、前記複数の素材画像のそれぞれ
    の各色成分の平均輝度を計算する工程モジュールを有す
    ることを特徴とする請求項16に記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記生成工程モジュールで生成された
    前記モザイク画像の領域を指示する指示工程モジュール
    と、 前記指示工程モジュールで指示された領域に割当てられ
    た素材画像を表示する素材画像表示工程モジュールと、 前記変更工程モジュールで変更された前記所定係数に応
    じて、前記色修正工程モジュールで当該素材画像の色を
    修正させて表示するように制御する工程モジュールと、
    を更に有することを特徴とする請求項15に記載の記憶
    媒体。
  19. 【請求項19】 前記素材画像表示工程モジュールで表
    示される素材画像と、前記変更工程モジュールで変更さ
    れた前記所定係数に応じて前記色修正工程モジュールで
    当該素材画像の色を修正させて表示される素材画像とを
    同じ画面上に並列に表示することを特徴とする請求項1
    8に記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記変更工程モジュールでは、オペレ
    ータと対話的に前記所定係数を変更することを特徴とす
    る請求項15に記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記色修正工程モジュールでは、 前記所定係数をαとしたとき、前記元になる画像の対応
    する領域の画素値のα倍と、素材画像の対応する画素値
    の(1−α)倍との和に基づいて前記素材画像の色を修
    正することを特徴とする請求項15乃至20のいずれか
    1項に記載の記憶媒体。
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