JP3651032B2 - 地下階の架構 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、構真柱および梁を備えて構築される地下階の架構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、逆打ち工法では地面を掘削しつつ上方階から下方階へと向かって順次構真柱を建込み(特開平5−5312号公報参照)、建込んだ構真柱に順次梁を取付けて地下階の架構が構築される。ところで、前記構真柱を建込む際には、柱鉄骨の上端部を保持して吊下げ状態で設置するようになっているため、構真柱に若干の傾きが発生する等して当該構真柱の建込み精度を確保することが困難であった。そしてこのように建込み精度が十分に確保されていない構真柱の柱芯に梁を接合することは、梁位置をも位置ズレさせることになってしまう。この結果、梁の部材長さを切断等により調整したり、PC化した壁を、構真柱間で梁下に設置する際に、この壁を構真柱の柱芯に一致させて取り付けることは困難となっていた。
【0003】
このため、従来では特開平4−285212号公報(E02D 29/04)に開示されるように、梁を鉄筋コンクリート製とし、その梁幅を広げて、構真柱を内蔵する鉄筋コンクリート柱の柱幅と略等しい偏平梁として構成することにより、前記構真柱の建込み誤差を偏平梁の拡幅部分で吸収するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の構真柱を用いた地下階の架構にあっては、上述したように構真柱の建込み誤差を吸収するために鉄筋コンクリート梁を拡幅させるため、鉄筋コンクリート梁に打設するコンクリート量が著しく増大してしまう。このため、コンクリートの打設作業が増加することと相俟って工費が大幅に嵩み、かつ、梁重量が著しく増大してしまうという課題があった。
【0005】
また、地下階においては、外周に土水圧がかかるために、各梁部材に、その土水圧による軸圧縮力がかかることになる。ところが、偏平梁においては、それを構築する際に打設したコンクリートが硬化して充分な強度が出るまで、その土水圧や自重によるたわみの発生が避けられないために、掘削開始を待たなければならないという課題もあった。
【0006】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、建込み位置精度を十分に確保することが難しい構真柱に対して許容性をもって位置精度良好に簡単に梁を結合することができると共に、また、土水圧による軸圧縮力をすぐに伝達でき、掘削をすぐに開始できて工期短縮化を達成できる地下階の架構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明は、地下階に構築される構真柱の梁取付け部分に、この構真柱の両側から突出させて梁受部材を固設し、これら梁受部材それぞれに構真柱を挟んで配置される鉄骨製、鉄骨コンクリート製若しくは鉄骨鉄筋コンクリート製の第1二重梁を構成する一対の第1鉄骨梁部材を載置し、前記構真柱の外側に、前記第1二重梁の前記構真柱と交差する部分を包含するように柱主筋およびフープ筋を配置するとともに柱型枠および梁型枠を配置してコンクリートを打設することにより、一対の第1鉄骨梁部材が梁受部材に載置される状態で取付けられる。
【0008】
また、前記第1二重梁に直交させて、前記構真柱を挟んで配置される第2二重梁を設けることが望ましい。
【0009】
前記第2二重梁は、前記第1鉄骨梁部材をそれぞれ貫通する一対の第2鉄骨梁部材により鉄骨製、鉄骨コンクリート製または鉄骨鉄筋コンクリート製の梁として構成することができる。
【0010】
また、前記第2二重梁は、一対の鉄筋コンクリート製の梁として構成してもよい。
そして、前記第1二重梁間には小梁が架設される構成とすることができる。
さらに、前記小梁どうしを接続する際に、前記小梁それぞれの端部を重合させ、前記小梁それぞれの端部は、ボルトが挿通する長穴を有するブラケットを介して保持されるように該ブラケットを前記ボルトにて前記端部に移動可能に取り付け、前記小梁それぞれの端部は、前記ブラケットの長穴が前記ボルトと相対移動しつつ、回転して所定位置に突合わされて第1二重梁間に架設される構成とすることができる。
【0011】
【作用】
以上の構成により本発明の地下階の架構は、構真柱を挟んで配置される一対の第1鉄骨梁部材を、構真柱の両側に固設した梁受部材それぞれに載置するようになっているため、それぞれの第1鉄骨梁部材は梁受部材への載置部分で構真柱との間の相対位置を調整することができる。従って、構真柱の建込み精度が不十分で正規位置から位置ズレしている場合にも、梁受部材を利用した構真柱への第1鉄骨梁部材の取付け構造で構真柱の位置ズレを簡単に吸収することができる。そして、構真柱の両側に配置される一対の第1鉄骨梁部材をそれぞれ鉄骨製、鉄骨コンクリート製または鉄骨鉄筋コンクリート製の第1二重梁とすることにより、梁を無理に拡幅する必要がなくなる。また、基本的に鉄骨梁部材で構築されるので、土水圧による軸圧縮力をすぐに伝達することができ、掘削開始時期を早めることができて工期の短縮化を達成することができる。
【0012】
また、前記第1二重梁に直交させて、前記構真柱を挾んで配置される第2二重梁を設けることにより、前記第2二重梁が第1二重梁と格子状を成して、地震力等のあらゆる方向の外力に対して架構強度を著しく増大することができる。
【0013】
ここで、前記第2二重梁を、前記第1鉄骨梁部材をそれぞれ貫通する一対の第2鉄骨梁部材により鉄骨製、鉄骨コンクリート製または鉄骨鉄筋コンクリート製の梁として構成することにより、地下架構の構造をシンプルにし、かつ、架構強度の著しい増大を図ることができる。
【0014】
また、前記第2二重梁を、一対の鉄筋コンクリート製の梁として構成することにより、上記の第2鉄骨梁部材を貫通させる場合と異なり、第1鉄骨梁部材に鉄骨貫通用の開口部を設ける必要がなく、第1鉄骨梁部材の剛性を増大することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明にかかる地下階の架構10の第1実施例を示し、図1は架構10の一部を示す概略図、図2は図1中A部を拡大した断面平面図、図3は図1中A部を拡大した断面正面図、図4は図1中A部を拡大した断面側面図、図5は図1中B部の拡大平面図である。
【0016】
即ち、本実施例の地下階の架構10は図1に示すように所定間隔をもって構真柱12,12…を碁盤の目状に建込み、これら構真柱12,12…間に二重梁14,14…を架設することにより概略構成される。前記二重梁14,14…はy方向となる第1二重梁14aと、x方向となる第2二重梁14bとを備え、これら第1,第2二重梁14a,14bは前記構真柱12,12…部分で互いに直交される。尚、図外の1階床梁で地震等の外力を架構10外周の図外の連続壁に伝達できる場合は、図中破線で示した前記第2二重梁14bを廃止することができる。
【0017】
前記第1,第2二重梁14a,14bは、前記構真柱12,12…を挟んで対向配置される1対の梁部材によって大梁として構成される。また、第1二重梁14a,14a間には小梁16,16…が架設され、この小梁16,16…によって第1二重梁14a,14a…の山留切梁と座屈止めを兼用するようになっている。更に、前記小梁16,16…間には座屈止め用の支持杆17が取付けられる。
【0018】
尚、本実施例では前記小梁16,16…は第1二重梁14a,14a…間のスパン長で形成されると共に、それぞれの小梁16,16…は第1二重梁14aに対して片側(本実施例では図中左方)に偏った位置で接合され、また、小梁16,16…どうしが接続される際には、図5に示すブラケット18を介して仮保持されるようになっている。即ち、前記ブラケット18はこれに形成した長穴18a,18bに挿通させたボルト20,20aで、接続しようとする小梁16,16の端部に移動可能に取り付けておき、同図中破線に示すように、まず小梁16,16端部が一部重合するように水平方向にずらせて第1二重梁14a,14a…を吊込み、この状態で第1二重梁14a,14aを横移動させて小梁16,16を互いに引っ張る。すると、小梁16,16端部はブラケット18の長穴18a,18bがボルト20,20aと相対移動しつつ、図中矢印に示すように回転して所定位置に突合わされる。そして、この状態でそれぞれの小梁16,16どうしを溶接等により接合するようになっている。
【0019】
ところで、上方から下方に向かって順次接続される前記構真柱12,12…に前記第1,第2二重梁14a,14bが取付けられて行くが、図2,図3,図4に示すようにこれら第1,第2二重梁14aは一対の第1鉄骨梁部材22,22および第2鉄骨梁部材24,24を用いた鉄骨鉄筋コンクリート製として構成される。
【0020】
ここで、本実施例では前記構真柱12,12…両側の第1二重梁14a取付け部分に梁受部材26を固設し、これら梁受部材26によって第1二重梁14aの第1鉄骨梁部材22,22を支持するようになっている。前記梁受部材26は棚板26aと、この棚板26aの下側に結合される三角状の筋交い26bとで構成され、前記構真柱12,12…の両側に棚板26aが水平に突出するようにして一対の梁受部材26,26が溶接される。
【0021】
そして、前記一対の梁受部材26,26の棚板26a,26aに前記第1二重梁14aの一対の第1鉄骨梁部材22,22がそれぞれ載置されて、それぞれがボルト28,ナット28aで固定される。一方、前記第2二重梁14bの第2鉄骨梁部材24,24は前記第1鉄骨梁部材22,22より低いせいのものが使用され、これら第1鉄骨梁部材22,22のウエブに形成した開口部30に第2鉄骨梁部材24,24が直交して挿通される。尚、前記第2鉄骨梁部材24,24は構真柱12の側方部分でボルト28,ナット28aを介して接続される。
【0022】
そして、前記第1,第2鉄骨梁部材22,24が組込まれた後、構真柱12の外側に第1,第2鉄骨梁部材22,24の井桁状交差部分を包含するように柱主筋32およびフープ筋34を配置すると共に、前記第1,第2鉄骨梁部材22,24外周に鉄筋36,38を巻回する。その後、図外の柱型枠および梁型枠を配置してコンクリート39が打設される。
【0023】
以上の構成により本実施例の地下階の架構10にあっては、第1二重梁14aを構成する第1鉄骨梁部材22,22が構真柱12の両側から突出する梁受部材26,26に載置される状態で取付けられるため、それぞれの第1鉄骨梁部材22,22の水平方向位置、つまり構真柱12との間の相対位置を梁受部材26,26への載置部分で調整することができる。従って、構真柱12が建込み誤差により正規位置から位置ズレしている場合にも、梁受部材26を利用した構真柱12への第1鉄骨梁部材22,22の取付け構造で構真柱12の位置ズレを簡単に吸収することができる。
【0024】
そして、前記第1二重梁14aおよび第2二重梁14bは、一対の第1鉄骨梁部材22,22および第2鉄骨梁部材24,24を構真柱12の両側に配置し、これら第1,第2鉄骨梁部材22,22および24,24をそれぞれ独立した鉄骨鉄筋コンクリート製の梁として構成したので、梁を不必要に拡幅する必要がなくなって、梁の軽量化および工事の簡略化を図ることができる。ここで、前記第1二重梁14aと前記第2二重梁14bが直交して格子状に結合されることにより、地震力等のあらゆる方向の外力に対して、架構10の強度を著しく増大することができる。
【0025】
図6,図7は本発明の第2実施例を示し、前記第1実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図6は図2に対応する断面平面図、図7は図3に対応する断面正面図である。
【0026】
即ち、この第2実施例では第2二重梁14bを一対の鉄筋コンクリート梁40,40として構成したものである。これら鉄筋コンクリート梁40,40は、梁主筋42,42…を第1鉄骨梁部材22,22の上下に直交して配置し、それぞれの鉄筋コンクリート梁40,40の梁主筋42,42…を囲繞してスターラップ筋44,44…を配置する。尚、前記梁主筋42,42…は構真柱12の側方部分でカップラー46,46…を介して接続されるようになっている。そして、前記梁主筋42,42…およびスターラップ筋44,44…を、それぞれの鉄筋コンクリート梁40,40毎に図外の梁型枠で覆ってコンクリート39が打設される。
【0027】
尚、この実施例にあっては第1二重梁14a,14aが第1鉄骨梁部材22,22のみによって鉄骨製の梁として構成されている。
【0028】
従って、この実施例では第2二重梁14bを構成する鉄筋コンクリート梁40,40が第1鉄骨梁部材22,22を貫通することがないため第1鉄骨梁部材22,22に開口部を設ける必要がなく、構造を簡単にすることができると共に、第1鉄骨梁部材22,22の剛性を高く保つことができる。
【0029】
図8は本発明の第3実施例を示し、前記第2実施例の第1二重梁14aを鉄骨鉄筋コンクリート製とし、そしてさらに第1鉄骨梁部材22,22に座屈防止用の鉄筋巻き50(スチフナ付の鉄骨梁部材としても可)を巻き付けてある。
【0030】
勿論、この第3実施例にあっても第1二重梁14a,14aの第1鉄骨梁部材22,22が構真柱12に固設された梁受部材26,26に載置された状態で取付けられる。
【0031】
ところで、前記各実施例の架構10は図1に示したように、第1二重梁14a,14a…間に小梁16,16…が架設されるようになっており、この小梁16,16…は上述したように予め第1二重梁14aに固定した状態で第1二重梁14aの組付けが行われるが、これに限ることなく図9に示すように、小梁16を第1二重梁14aから分離して組付けを行うことができる。即ち、この場合は隣接される第1二重梁14a,14a間に配置される小梁16aと、第1鉄骨梁部材22,22で形成される一対の鉄骨梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁間に配置される小梁16bとをボルト52,ナット52aを介して固定するようになっている。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に示す地下階の架構にあっては、地下階に構築される構真柱の両側に固設した梁受部材それぞれに、第1二重梁を構成する一対の第1鉄骨梁部材を載置して取付けたので、それぞれの第1鉄骨梁部材は梁受部材への載置部分で構真柱との間の相対位置を調整することができる。従って、構真柱の建込み精度が不十分であっても、梁受部材を利用した構真柱への第1鉄骨梁部材の取付け構造で構真柱の位置ズレを簡単に吸収することができる。そして、前記一対の第1鉄骨梁部材をそれぞれ鉄骨製、鉄骨コンクリート製または鉄骨鉄筋コンクリート製の第1二重梁とすることにより、梁を無理に拡幅する必要がなくなり、梁の軽量化を達成できると共に、工期の短縮化および経費の削減を図ることができる。また、基本的に鉄骨梁部材で構築されるので、土水圧による軸圧縮力をすぐに伝達することができ、掘削開始時期を早めることができて工期の短縮化を達成することができる。
【0033】
また、本発明の請求項2にあっては、前記第1二重梁に直交させて、前記構真柱を挟んで配置される第2二重梁を設けたので、前記第2二重梁が第1二重梁と格子状を成して、地震力等のあらゆる方向の外力に対して架構強度を著しく増大することができる。
【0034】
更に、本発明の請求項3にあっては、前記第2二重梁を、前記第1鉄骨梁部材をそれぞれ貫通する一対の第2鉄骨梁部材により鉄骨製、鉄骨コンクリート製または鉄骨鉄筋コンクリート製の梁として構成したので、地下架構の構造をシンプルにし、かつ、架構強度の著しい増大を図ることができる。
【0035】
更にまた、前記第2二重梁を、一対の鉄筋コンクリート製の梁として構成したので、第1鉄骨梁部材に開口部を設ける必要がなく、第1鉄骨梁部材の剛性を増大することができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下階の架構の一実施例を示す要部の概略図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図1中A部の拡大断面平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図1中A部の拡大断面正面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す図1中A部の拡大断面側面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図1中B部の拡大平面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図2に対応する断面平面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図3に対応する断面正面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す図2に対応する断面平面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す架構の要部断面正面図である。
【符号の説明】
10 架構 12 構真柱
14 二重梁 14a 第1二重梁
14b 第2二重梁 16 小梁
22 第1鉄骨梁部材 24 第2鉄骨梁部材
26 梁受部材 30 開口部
40 鉄筋コンクリート梁

Claims (6)

  1. 地下階に構築される構真柱の梁取付け部分に、この構真柱の両側から突出させて梁受部材を固設し、これら梁受部材それぞれに構真柱を挟んで配置される鉄骨製、鉄骨コンクリート製若しくは鉄骨鉄筋コンクリート製の第1二重梁を構成する一対の第1鉄骨梁部材を載置し、前記構真柱の外側に、前記第1二重梁の前記構真柱と交差する部分を包含するように柱主筋およびフープ筋を配置するとともに柱型枠および梁型枠を配置してコンクリートを打設することにより、一対の第1鉄骨梁部材が梁受部材に載置される状態で取付けられることを特徴とする地下階の架構。
  2. 前記第1二重梁に直交させて、前記構真柱を挟んで配置される第2二重梁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の地下階の架構。
  3. 前記第2二重梁が、前記第1鉄骨梁部材をそれぞれ貫通する一対の第2鉄骨梁部材により鉄骨製、鉄骨コンクリート製または鉄骨鉄筋コンクリート製の梁として構成されることを特徴とする請求項2に記載の地下階の架構。
  4. 前記第2二重梁が、一対の鉄筋コンクリート製の梁として構成されることを特徴とする請求項2に記載の地下階の架構。
  5. 前記第1二重梁間に小梁が架設されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の地下階の架構。
  6. 前記小梁どうしを接続する際に、前記小梁それぞれの端部を重合させ、前記小梁それぞれの端部は、ボルトが挿通する長穴を有するブラケットを介して保持されるように該ブラケットを前記ボルトにて前記端部に移動可能に取り付け、前記小梁それぞれの端部は、前記ブラケットの長穴が前記ボルトと相対移動しつつ、回転して所定位置に突合わされて第1二重梁間に架設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の地下階の架構。
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