JP3650709B2 - ラベラーのラベル吸引貼着ドラム - Google Patents

ラベラーのラベル吸引貼着ドラム Download PDF

Info

Publication number
JP3650709B2
JP3650709B2 JP15240899A JP15240899A JP3650709B2 JP 3650709 B2 JP3650709 B2 JP 3650709B2 JP 15240899 A JP15240899 A JP 15240899A JP 15240899 A JP15240899 A JP 15240899A JP 3650709 B2 JP3650709 B2 JP 3650709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
label
suction
air passage
sticking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15240899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000309318A (ja
Inventor
達也 堤
昇 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sansei Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei Seiki Co Ltd filed Critical Sansei Seiki Co Ltd
Priority to JP15240899A priority Critical patent/JP3650709B2/ja
Publication of JP2000309318A publication Critical patent/JP2000309318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3650709B2 publication Critical patent/JP3650709B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は感熱ラベルを被貼着体に貼着するラベラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の感熱ラベルを容器等に貼着するラベラーは、ラベルを所定寸法にカットした後糊面を吸着ドラムの吸着孔に吸引させて保持し、外側となった糊面の反対面に必要事項を印字し、ついで印字の検査をし、印字不良のラベルを除去してから貼着ドラムの吸着孔に印字した面を吸着して糊面と印字面を反転して保持し、外側となった糊面を活性化して容器等に貼着していた。
ラベルは使用目的により種々の寸法のものがある。したがってラベラーの貼着ドラムでラベルを吸着する場合、吸引孔がラベルで覆われる必要がある。吸引孔は数個の孔を配置した孔群から形成されているが、ラベルで覆われない吸引孔があると減圧しないのでラベルの吸着ができない。
そのため、ラベルの寸法に合わせた吸引孔群を設けた貼着ドラムを複数個用意し、ラベルの大きさが変われば、ラベラーの貼着ドラムを交換しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ラベルの寸法が変わるたび貼着ドラムを交換するのは手数がかかり、ラベル貼着効率が低下するたけでなく、複数のドラムを用意しなければならず、非常に不便であった。
本発明は1個のドラムでどのような大きさのラベルにも適用できるラベル吸引ドラムを提供し、この問題を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
「1. 周面にラベル吸引孔を分布して形成したラベル吸着部を配設し、一端が天面に開口して他端が減圧装置に連結する通気路を設置し、該通気路と吸引孔を連結した貼着ドラムと、ドラムの天面の通気路開口から着脱自在に挿入して不要の吸引孔を閉塞する閉塞杆とからなる、ラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
2. ラベル吸引孔がドラム周面に分布し大きいラベルに対応したラベル吸着部を形成している貼着ドラムである、1項に記載されたラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
3. 閉塞杆がドラムの天面から最下層の吸引孔に達する長さの閉塞杆である、1項または2項に記載されたラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
4. 周面にラベル吸引孔を配設し、天面から下面に達する通気路を設置し、該通気路と吸引孔を連結し、通気路を減圧装置に結合した貼着ドラムと、ドラムの天面の通気路開口とドラムの下面通気路開口の両開口から着脱自在に挿入してラベルの大きさに合わせて不要の吸引孔を閉塞する閉塞杆とからなる、ラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
5. 閉塞杆が通気路開口に挿入されない頭部を有する閉塞杆である、1項ないし4項のいずれか1項に記載されたラベラーのラベル吸引貼着ドラム。」
に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
ラベラーのラベル貼着ドラムは円周状の側面にラベルを吸着する吸引孔が配置されている。吸引孔は吸引するラベルの大きさに適合した面積に分布して設けられ、各吸引孔はドラムの軸線方向に伸びる通気路に結合しており、該通気路は減圧装置に結合している。
貼着ドラムに供給されたラベルは吸引孔を覆って吸着され、ドラムの回転により加熱活性化ゾーンを通過し、被貼着物に圧着されて貼着される。
本発明は、貼着ドラムに一端がドラムの天面に開口し、他端が減圧装置に連結する通気路を設置し、この通気路と吸引孔を連結し、この通気路開口から通気路に閉塞杆を挿入して通気路に連結する吸引孔のうちのラベルを吸引しない不要の吸引孔を閉塞して吸引孔をラベルに適合した分布に調節する。
このように不要の吸引孔を閉塞することにより最大の面積のラベルに合わせた吸引面積に分布した吸引孔を配設した貼着ドラム1個でどのような大きさのラベルの貼着も行なうことができる。
本発明において、不要の吸引孔の閉塞は貼着ドラムをラベラーに配置した状態で行なうことができるのでドラムを取り外す必要がない。
閉塞杆は挿入と引き抜きの便利のため天面の通気路開口から外部に突出する頭部を設けることが好ましく、長さは最下層の吸引孔に達することが好ましい。
【0006】
閉塞杆は、ドラムの天面と各吸引孔の距離に合わせた長さの杆を吸引孔の数用意してもよく、また最下層の吸引孔に達する長さの杆に挿入長さ調節部を設けて1種類の閉塞杆で間に合わせてもよい。吸引孔とドラム天面との距離に合わせて調節孔を設け、この孔に停止ピンを挿入することにより挿入長さを調節して1本の杆で各吸引孔の閉塞を行なうようにしてもよく、通気路と閉塞杆を螺合させ、挿入距離を調節してもよい。説明の都合上閉塞杆を挿入する通気路開口を貼着ドラムの天面に設けると記載したが、通気路開口は貼着ドラムの天面の反対面に設け、この面から閉塞杆を挿入してもよく、両面に設け両面から閉塞杆を挿入してもよい。
閉塞杆は通気路開口から通気路に挿入されるが、貼着ドラムの作動時には閉塞杆を抜き出す力が作用しないので杆の径を通気路開口と通気路の径より少し小径とし、接触摩擦を大きくすることにより落し込みだけで係止することができる。勿論、通気路開口とネジ止めなどの固定手段を用いてもよい。
このように通気路開口をドラム天面に設けることから、閉塞杆を挿入すると閉塞杆の頭部は吸引孔の配置されたドラム周面に突出しないのでラベル吸着面に全く影響を与えない利点がある。
吸引孔を貼着ドラムの周面で閉塞杆を挿入して閉塞するとドラムの周面が凹凸状となり容器とラベルの圧着に悪影響を与えるだけでなく、ドラムの回転により遠心力が作用し吸引孔から脱げ出すので固着が必要となり好ましくない。
【0007】
【実施例】
実施例を挙げて具体的に本発明を説明する。
わかり易いようにまずラベラーを説明する。
【0008】
図1は従来のラベラーの概略の説明図であって、9が吸着ドラムであり、該ドラムの吸引孔2に所定寸法にカットしたラベル4を糊面を吸着して保持し、この吸着ドラム上で糊のない面に図示していない印字器で印字し、印字検査を行ない印字不良ラベルを除去し、貼着ドラム1に印字面を吸着させて送り込んでいる。そして加熱装置10で感熱性接着剤が活性化され貼着部11で容器に圧着される。
【0009】
図2は従来の貼着ドラムであって、貼着ドラム1の円周状の側面に吸引孔2がラベルの大きさに合わせて分布し吸着部を形成している。
図3は図2のドラムの断面図であって、2はラベル吸引孔であり、ドラムの円周状側面に開口し、通気路3に連結している。通気路はドラムの減圧装置(図示せず)に連結しており、ラベル吸引孔によりラベル4が吸着されている。
図4は、より小さいラベルを吸引して吸着する貼着ドラムであって、吸引孔2の分布は図2の貼着ドラムより狭い面積となっている。
図5は図4の断面図であって、狭い分布の吸引孔2は小さいラベル4を吸着している。
このように従来のラベラーはラベルの大きさに合った分布の吸引孔を配設した複数の貼着ドラムを用意し、ラベルが変わればその都度貼着ドラムを交換していたのである。
【0010】
図6は本発明の実施例であって、その断面図7からも明らかなようにラベル吸引孔2は通気路3に連結している。通気路の一端はドラムの天面に開口し、他端は減圧装置(図示せず)に連結している。
図6の8は大きなラベルに対応する広い分布範囲に配置された吸引孔により形成される広い吸着部である。7はこの実施例で吸着する小さいラベルに適合する狭い分布範囲に吸引孔を配置した狭い吸着部である。
本実施例では左端の4個の吸引孔を天面の通気路開口から、天面と左端最下端の吸引孔下部までの距離と等しい長さの閉塞杆6を挿入し、この例の吸引孔を閉塞する。次に左から2番目の列の吸引孔のうち上から2個の吸引孔を天面と上から2番目の吸引孔下部までの距離と等しい長さの閉塞杆を挿入し、最上部と2番目の吸引孔を閉塞する。左から3番目と右端の列の吸引孔も同様にして閉塞する。閉塞した状態を図7で説明する。閉塞杆6が天面の通気路開口から上から2番目の吸引孔まで挿入されこの個の吸引孔を閉塞し、小さいラベル4が残された2個の吸引孔まで吸着されている。
このようにして図6の貼着ドラムの吸引孔を必要に応じて閉塞することにより1個の貼着ドラムで多種ラベルの貼着を行なうことができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は1個の貼着ドラムでどのような大きさのラベルにも対応することができ、多種の貼着ドラムを用意する必要がない優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来から使用されているラベラーの説明図である。
【図2】従来の大きいラベルに用いる貼着ドラムの説明図である。
【図3】図2の貼着ドラムの断面図である。
【図4】従来の小さいラベルに用いる貼着ドラムの説明図である。
【図5】図4の貼着ドラムの断面図である。
【図6】本発明の貼着ドラムの説明図である。
【図7】図6の貼着ドラムの断面図である。
【符号の説明】
1 貼着ドラム
2 吸引孔
3 通気路
4 ラベル
5 閉塞杆
6 閉塞杆の頭部
7 小さいラベル吸着部
8 大きいラベル吸着部
9 吸着ドラム
10 加熱装置
11 圧着部

Claims (5)

  1. 周面にラベル吸引孔を分布して形成したラベル吸着部を配設し、一端が天面に開口して他端が減圧装置に連結する通気路を設置し、該通気路と吸引孔を連結した貼着ドラムと、ドラムの天面の通気路開口から着脱自在に挿入して不要の吸引孔を閉塞する閉塞杆とからなる、ラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
  2. ラベル吸引孔がドラム周面に分布し大きいラベルに対応したラベル吸着部を形成している貼着ドラムである、請求項1に記載されたラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
  3. 閉塞杆がドラムの天面から最下層の吸引孔に達する長さの閉塞杆である、請求項1または2に記載されたラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
  4. 周面にラベル吸引孔を配設し、天面から下面に達する通気路を設置し、該通気路と吸引孔を連結し、通気路を減圧装置に結合した貼着ドラムと、ドラムの天面の通気路開口とドラムの下面通気路開口の両開口から着脱自在に挿入してラベルの大きさに合わせて不要の吸引孔を閉塞する閉塞杆とからなる、ラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
  5. 閉塞杆が通気路開口に挿入されない頭部を有する閉塞杆である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載されたラベラーのラベル吸引貼着ドラム。
JP15240899A 1999-04-22 1999-04-22 ラベラーのラベル吸引貼着ドラム Expired - Fee Related JP3650709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15240899A JP3650709B2 (ja) 1999-04-22 1999-04-22 ラベラーのラベル吸引貼着ドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15240899A JP3650709B2 (ja) 1999-04-22 1999-04-22 ラベラーのラベル吸引貼着ドラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000309318A JP2000309318A (ja) 2000-11-07
JP3650709B2 true JP3650709B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=15539868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15240899A Expired - Fee Related JP3650709B2 (ja) 1999-04-22 1999-04-22 ラベラーのラベル吸引貼着ドラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3650709B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4491923B2 (ja) * 2000-06-21 2010-06-30 澁谷工業株式会社 回転移送ドラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000309318A (ja) 2000-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6905747B2 (en) Label and disposition of adhesive and adhesive release
JP3737942B2 (ja) シングルドラム型感熱糊活性化ラベラーと該ラベラーを用いた連続ラベル貼着方法
US6401787B1 (en) Single drum type thermo sensitive glue labeler
JP3857701B2 (ja) いくつかの部分からなる印刷物ユニットを形成する方法と装置
JP3650709B2 (ja) ラベラーのラベル吸引貼着ドラム
JP2007030435A (ja) フィルムの貼付方法およびその装置
JP3963363B2 (ja) ホイール用シート貼付装置及びシート供給装置
JP4493801B2 (ja) シングルドラム型感熱糊活性化ラベラー
JP2002274518A (ja) シングルドラム型感熱ラベル、タックラベル兼用ラベラー
JPS61127429A (ja) ラベル剥離方法及び装置
JP4092004B2 (ja) 台紙なしラベルの貼付装置
JP3961340B2 (ja) ラベル貼付装置
JP3667406B2 (ja) ラベル吸着貼付装置
JP3946846B2 (ja) 保護フィルムの除去方法
JP3730303B2 (ja) ラベルの貼着方法
JP2671240B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4293853B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2008074422A (ja) ラベル吸着貼付装置
JP3892215B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2007246135A (ja) ラベル貼付装置
JP3908828B2 (ja) ラベリング装置
JP2671238B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2000033923A (ja) ラベル貼付装置
JP4669261B2 (ja) タックラベラー
JPH05270532A (ja) 自動ラベル貼付け装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees