JP3650203B2 - 流水検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリンクラーヘッドの作動による給水配管内の流水を検知して作動信号を出力し、また制御弁の開閉信号を出力する流水検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の流水検知装置としては、例えば図18および図19に示すようなものが知られている。図18は流水検知装置の正面図、図19は流水検知装置の側面図である。
図18および図19において、101は流水検知装置111の弁本体であり、弁本体101の二次側の接続口101Aにはスプリンクラーヘッドが接続された給水配管102Aが接続される。弁本体101の一次側および二次側には圧力計103,104がそれぞれ接続され、二次側の排水口101Bには排水および流水検知装置111の試験を行う親子弁105が接続されている。
【0003】
親子弁105には排水管106が接続され、ハンドル105Aの操作により親子弁105が開弁して排水管106に消火用水が排水される。また、弁本体101の一次側の接続口101Cには制御弁107を介して消火ポンプに接続されている給水配管102Bが接続される。制御弁107はハンドル107Aを有し、ハンドル107Aの操作で開閉される。
【0004】
また、弁本体101の二次側には警報配管108が接続され、警報配管108には信号停止弁109を介して圧力スイッチ110が接続されている。また、警報配管108は排水管106に接続されている。
制御弁107が接続されている給水配管102B側の一次側圧力とスプリンクラーヘッド側の二次側圧力が等しい状態にあっては、管内流水は生じないので、弁本体101の弁ディスクは弁シートに閉じた状態にある。このため、圧力スイッチ110には加圧水が供給されず、スイッチオフの状態にあり、作動信号は出力されない。
【0005】
スプリンクラーヘッドが火災により作動した場合、あるいは点検のため末端試験装置の試験弁もしくは親子弁105を開いた場合には、二次側圧力の低下に伴って管内流水が生じ、弁本体101の弁ディスクが開く。このため警報配管108を介して圧力スイッチ110に加圧水が供給されることで、圧力スイッチ110がオン状態となり、流水検知装置111の作動を示す作動信号の出力を生じる。
【0006】
その後、作動信号の出力を停止する復旧作業は、弁本体101の一次側に接続されている制御弁107を手動で閉弁することで行われ、これにより弁本体101への流水が止まり、弁ディスクが平常状態に戻り、弁シートを閉じる。また圧力スイッチ110内の加圧水を排水管106に排水することで、圧力スイッチ110は復旧する。
【0007】
圧力スイッチ110からは流水検知装置111の作動を示す作動信号を出力するための図示しない作動信号線が引き出され、作動信号線は図示しない端子台に接続される。端子台は受信機側に接続され、端子台から受信機側に作動信号が出力される。
また、制御弁107が開閉したことを示す開閉信号を取り出す場合には、ハンドル107Aの近傍に図示しない開閉検出センサと開閉検出センサを収納した別の図示しない端子台を設けて、端子台から受信機側に開閉信号を出力することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の流水検知装置にあっては、流水検知装置の作動を示す作動信号を出力するために、端子台を設け、また、制御弁の開閉信号を取り出す場合には、別の端子台が必要となるため、端子台が二個必要となり、結線本数も多くなる。このため、結線作業が複雑になり、装置も大型化する。また、共同住宅の防災設備にあっては、火災報知装置の仕様により結線方法が変わり、結線ミスが起きたり、工事に時間がかかるという問題もあった。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、スイッチボックスが一つですみ、結線本数が少なくて結線作業が容易となり、また、コンパクトで結線ミスがなくなり、工事に時間がかからない流水検知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は次のように構成する。
まず、本発明は、弁本体の一次側に制御弁を介して給水配管が接続されるとともに二次側に散水部を接続した給水配管が接続され、散水部の散水により給水配管内の流水を検知して作動信号を受信機側に出力する流水検知装置を対象とする。
【0011】
このような本発明の流水検知装置について本発明は、弁本体の一次側に制御弁を一体に取付け、弁本体内の流水を検出して作動信号を出力する作動検出センサと、制御弁の開閉を検出して開閉信号を出力する開閉検出センサと、外部信号線が接続され、作動信号及び開閉検出信号の状態を外部に出力するスイッチボックスとを備え、スイッチボックスに、作動検出センサ及び開閉検出センサのオン、オフ状態を外部信号線を介して受信機側に出力する端子台と、受信機側から見て作動検出センサ及び開閉検出センサを直列かまたは並列に接続するかを切り替える第1のスイッチと、を設けたことを特徴と。
【0012】
1のスイッチにより作動検出センサと開閉検出センサを直列にしたとき、開閉検出センサに対して第1の内部終端抵抗を直列に接続する。第1のスイッチにより作動検出センサと開閉検出センサを直列にしたとき、開閉検出センサに対して第1の外部終端抵抗直列に接続される。
【0013】
第1のスイッチにより作動検出センサと開閉検出センサを並列に接続したとき、開閉検出センサに対して第2の外部終端抵抗を直列に接続される。第1のスイッチにより作動検出センサと開閉検出センサを並列に接続したとき、開閉検出センサに対して第2の外部終端抵抗を直列に接続される。
第1のスイッチにより作動検出センサと開閉検出センサを直列に接続したときに、第1の内部終端抵抗または第1の外部終端抵抗を選択する第2のスイッチを設ける。また、第1のスイッチにより作動検出センサと開閉検出センサを並列に接続したとき、第2の内部終端抵抗または第2の外部終端抵抗を選択する第3のスイッチを設ける。
【0014】
更に、プリント基板には、作動検出センサ及び開閉検出センサが接続される複数のコネクタが設けられる。
このような構成を備えた本発明の流水検知装置によれば、一つのスイッチボックス内に作動信号を出力する作動検出センサと、制御弁の開閉信号を出力する開閉検出センサを収納し、また、同スイッチボックス内に、作動検出センサおよび開閉検出センサが接続される複数のコネクタと、コネクタと接続されるとともに受信機側に接続される端子台と作動検出センサおよび開閉検出センサを直列または並列に切り替える第1のスイッチを有するプリント基板を設けたので、一つのスイッチボックスで済み、結線本数を少なくすることができ、また、現場の結線方法の種類が変わっても容易に対応することができ、結線ミスもなくなり、工事が簡単になる。さらに、装置全体がコンパクトになる。
【0015】
またプリント基板に実装している内部終端抵抗の固定的な抵抗値とは異なる抵抗値の終端抵抗を必要とする場合には、第2、第3のスイッチにより、端子台に接続される外部終端抵抗を選択することで、受信機側の必要に応じて任意の抵抗値をもつ終端抵抗を使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の流水検知装置が設けられる共同住宅防災設備を示す図である。図1において、1は共同住宅の地下に設けられた揚水ポンプであり、揚水モータ2により駆動され、揚水モータ2の起動停止はポンプ制御盤3により行われる。ポンプ制御盤3には、停電時にも電源を供給することができる非常電源4が接続されている。
【0017】
揚水ポンプ1の吸込管5は貯水槽6に降ろされ、ポンプ起動により貯水槽6から汲み上げた消火用水を加圧して共同住宅の垂直方向に立ち上げた給水本管7に逆止弁8、仕切弁9を介して水を供給している。吸込管5には連成計10が接続され、給水本管7には圧力計11が接続されている。
揚水ポンプ1の近傍の所定高さとなる位置には呼水槽12が設置され、オリフィス13を介して呼水を呼水槽12に供給するとともに、逆止弁14を介して揚水ポンプ1の吐出側に呼水を供給して揚水ポンプ1内に常時水を充満させ、いつでもポンプ運転が行えるようにしている。
【0018】
15はボールタップであり、ボールタップ15により呼水槽12のレベルを常に一定に保つ。また、呼水槽12には水位センサ16が設けられ、水位センサ16の検出信号がポンプ制御盤3に与えられる。また、呼水槽12の一定レベル以上の呼水は、排水配管17により貯水槽6に排水される。
また、共同住宅の屋上には高架水槽18が設置され、給水本管7から消火用水が供給される。高架水槽18には仕切弁19、逆止弁20を介して消火ポンプ21が接続され、消火ポンプ21は消火モータ22により駆動され、消火モータ22の起動停止はポンプ制御盤23により行われる。ポンプ制御盤23には非常電源24が接続されている。
【0019】
消火ポンプ21は、ポンプ起動により高架水槽18内の消火用水を逆止弁25、仕切弁26を介して給水本管27に加圧して供給する。給水本管27から分岐して排水配管28に接続される分岐管29の途中には仕切弁30,31とオリフィス32よりなるポンプ性能試験装置が設けられている。排水配管28は高架水槽18にも接続されている。
【0020】
給水本管27より分岐する分岐管33には圧力空気槽34が接続され、圧力空気槽34に給水本管27の圧力を導入し、内部の空気を圧縮する。この圧縮空気は圧力センサ35により検出され、検出信号はポンプ制御盤23に与えられる。また、圧力空気槽34には圧力計36が接続され、下端には排水配管28が接続されている。
【0021】
給水本管27より分岐する給水配管37の途中には、共同住宅のM階およびN階に示すように、制御弁38と作動弁本体39とスイッチボックス40よりなる流水検知装置41が設けられている。制御弁38の一次側の給水配管37には圧力計42が接続され、作動弁本体39の二次側の給水配管37には閉鎖型のスプリンクラーヘッド43が接続されている。
【0022】
排水配管28には排水本管44が接続され、この排水本管44と作動弁本体39に接続される排水配管45には三方切替弁46と圧力計47を接続した試験弁48とオリフィス49がそれぞれ接続されている。N階の三方切替弁46は作動弁本体39と二次側の給水配管37の端末と試験弁48にそれぞれ接続され、試験弁48の操作により流水検知装置41を含めた消火設備の総合的試験を行う。M階の三方切替弁46は作動弁本体39と試験弁48にそれぞれ接続され、試験弁48の操作により主として流水検知装置41の作動試験を行う。
【0023】
スイッチボックス40内には、作動弁本体39が作動したことを検出して作動信号を出力する作動検出センサとしてのリミットスイッチよりなる作動検出センサ50と、制御弁38が開閉したことを検出して開閉信号を出力する開閉検出センサとしてのリミットスイッチよりなる開閉検出センサ51が収納されている。スイッチボックス40は中継器52に接続され、中継器52は信号線53を介して受信機54に接続されている。
【0024】
住戸内部55には住戸内スピーカ56と住宅情報盤57が設けられ、戸外には戸外表示機58が設けられている。住戸内スピーカ56は信号線59を介し受信機54に接続され、戸外表示機58は住宅情報盤57に接続され、住宅情報盤57は中継器52に接続されるとともに信号線53を介して受信機54に接続される。
【0025】
共用住宅の共用部60には、住戸外スピーカ56、煙感知器61、熱感知器62がそれぞれ設けられ、住戸外スピーカ56は信号線59を介して受信機54に接続され、煙感知器61およ熱感知器62は信号線53を介して受信機54に接続されている。
また、L階の住戸内部55には住戸内スピーカ56、煙感知器61、熱感知器62および住宅情報盤57がそれぞれ設けられ、戸外には戸外表示機58と戸外点検器63が設けられている。住戸内スピーカ56は信号線59を介して受信機54に接続され、煙感知器61、熱感知器62は中継器52を介して受信機54に接続されている。
【0026】
戸外表示機58は住宅情報盤57に接続され、住宅情報盤57は中継器52に接続されるとともに、信号線53を介して受信機54に接続されている。また、共用部60には住戸外スピーカ56、煙感知器61および熱感知器62がそれぞれ設けられ、住戸外スピーカ56は信号線59を介して受信機54に接続され、煙感知器61と熱感知器62は信号線53を介して受信機54に接続されている。
【0027】
図2は流水検知装置41の正面図、図3は流水検知装置41の側面図である。図2および図3において、39は流水検知装置41の作動弁本体であり、作動弁本体39の下側には制御弁本体38Aが一体に固定されている。作動弁本体39の上側には給水配管37が接続される接続口39Aが開口し、作動弁本体39の一方の側面には三方切替弁46が接続される接続口39Bが開口し、更に作動弁本体39の他方の側面にはスイッチボックス40が固定されている。
【0028】
給水配管37には二次側の圧力を計測する圧力計64が接続されており、制御弁本体38Aには制御弁38を開閉し、90度回動操作できるレバー65が取り付けられている。レバー65には2つの位置決め片67,68が設けられ、一方の位置決め片67が制御弁本体38Aに固定した位置決め部69に当接するようにレバー65を時計回り方向に90度回転操作して水平位置にすると、図示しない回転軸が回転し連動して図示しないボール弁が回転することで流路が閉じる。
【0029】
一方、他方の位置決め片68を制御弁本体38Aの位置決め部69に当接するようにレバー65を前記水平位置から反時計回り方向に90度回転操作して垂直位置にすると、回転軸も反時計回り方向に回転し連動してボール弁が回転することで流路が開く。レバー65が垂直位置にあるとき、レバー65の押圧部70がスイッチボックス40に設けた開閉検出センサ51のスイッチ軸51Aを押し込む。
【0030】
これにより開閉検出センサ51がオンになり、制御弁38が開弁したことを示す開信号が出力される。また、レバー65を水平位置に操作し、制御弁38を閉弁すると押圧部70はスイッチ軸51Aを押し込む位置から外れるため開閉検出センサ51はオフし、制御弁48が閉弁したことを示す閉信号が出力される。
接続口39Bには分岐管71を介して三方切替弁46の第1の接続口46Aが接続され、三方切替弁46の第2の接続口46Bはスプリンクラーヘッド43を接続した給水配管37の端末が接続されるかまたは何も接続されない。三方切替弁46の第3の接続口46Cには排水配管45が接続され、排水配管45には試験弁48が接続され、また、試験弁48には圧力計47が接続されている。
【0031】
給水配管39の端末に三方切替弁46の第2の接続口46Bが接続されているときは、図2に示すように三方切替弁46のレバー46Dを水平方向に操作したときに、第2の接続口46Bと第3の接続口46Cが連通し、試験弁48を操作することで流水検知装置41を含めた消火設備の総合試験を行うことができる。また、三方切替弁46のレバー46Dを垂直方向に操作したときは、第1の接続口46Aと第3の接続口46Cが連通し、試験弁48を操作することで主として流水検知装置41の試験を行うことができる。
【0032】
図4(A),(B)はスイッチボックス40の内部構成例を示す図である。
図4(A),(B)において、40はスイッチボックスであり、スイッチボックス40内には支持板72が設けられ、支持板72には電話ジャック73とプリント基板74が取り付けられている。
また、スイッチボックス40内には、制御弁38が開閉したことを検出して開閉信号を出力する開閉検出センサ51が設けられている。開閉検出センサ51は、スイッチ軸51Aと、スイッチ軸51Aをスイッチボックス40から外側に突出するように付勢する図示しないリターンスプリングと、スイッチ軸51Aを収納する収納部51Bと、スイッチ軸51Aが押し込まれると制御弁38が開いたことを示す開信号を出力するスイッチ本体51Cと、スイッチ本体51Cを支持する支持台51Dを有する。第2のスイッチ51から引き出された信号線75は、プリント基板74に設けられたコネクタ76に接続される。
【0033】
また、スイッチボックス40内には流水検知装置41が作動したことを検出して作動信号を出力する作動検出センサ50が設けられている。作動検出センサ50は、図5に示すように、図示しない作動レバーによって揺動するスイッチレバー50Aと、スイッチレバー50Aを一方向に付勢するスプリング50Bと、スイッチレバー50Aに取り付けられたスイッチノブ50Cと、スイッチノブ50Cにより接点を閉じるスイッチ本体50Dとを有している。スイッチ本体50Dからは信号線77が引き出され、プリント基板74に設けたコネクタ76に接続されている。
【0034】
図4(B)に示すように、スイッチレバー50Aの一端は図示しないエアダンパのピストン軸78に固定され、図5に示すように、スイッチレバー50Aの他端はスイッチ本体50Dに取付部50Eを介して取り付けられている。作動弁の作動で作動する作動レバー79が作動しないときは、作動レバー79の調整部材80はスイッチレバー50Aの下面に当接し、スイッチレバー50Aを上側に押し上げている。
【0035】
作動レバー79が作動すると、調整部材80のスイッチレバー50Aの下面への当接が解除され、スイッチレバー50Aはスプリング50Bの力とピストン軸78を有する図示しないピストンの自重により下側に下がり、スイッチノブ50Cが押し出されてスイッチ本体50Dの接点が閉じ、作動検出センサ50より作動信号が出力される。
【0036】
プリント基板74上には作動検出センサ50および開閉検出センサ51が信号線77,75を介して接続される複数のコネクタ76が取り付けられている。また、プリント基板74上には端子台87が取り付けられ、端子台87とコネクタ76は後述する所定の配線パターンによって接続されている。端子台87は中継器52を介して受信機54に接続されている。また、支持板72に取り付けられた電話ジャック73は信号線82を介してコネクタ76に接続されている。
【0037】
図6は図4に示した本発明の流水検知装置のスイッチボックス40に収納されたプリント基板74の斜視図である。
図6において、プリント基板74上の一端にはコネクタ76A〜76Eが取り付けられる。このうちコネクタ76A,76B,76Cに、スイッチボックス40内に設けている作動検出センサ50及び2つの開閉検出センサ51A,51Bが接続されている。なお、コネクタ76D,76Eは空きコネクタである。
【0038】
プリント基板74上の他方には端子台87が取り付けられる。端子台87の側面には信号線の線を挿入接続する端子構造を備えた複数の端子が設けられている。このうち端子87A,87Bが受信機側からの信号線接続に使用され、端子87C,87Dと87E,87Fの二組が外部終端抵抗の接続に使用される。なお、この実施形態にあっては、残りの端子は空き端子となっている。
【0039】
端子台87とコネクタ76A〜76Eの間には3回路のディップスイッチ83が設けられ、スイッチ上に3つのスイッチノブ84A〜84Cが設けられている。またディップスイッチ83の両側には、第1の内部終端抵抗92Aと第2の内部終端抵抗92Bが実装されている。図7は図6のプリント基板74の回路図であり、中継器52及び受信機54側と共に示している。
【0040】
図7において、スイッチボックス40内にはプリント基板74、流水検知装置の作動検出センサ50、制御弁の開閉検出センサ51A,51Bが収納されている。作動検出センサ50は、プリント基板74のコネクタ76Aに端子86A,86Bによりコネクタ接続される。開閉検出センサ51A,51Bは、プリント基板74のコネクタ76B,76Cのそれぞれに、端子86C,86D及び端子86E,86Fのそれぞれにより同じくコネクタ接続される。またプリント基板74に設けた端子台87については、端子87A,87Bに信号線88A,88Bによって各住戸に設けている中継器52を接続している。この中継器52には受信回路52Cが設けられている。更に中継器52は住戸内の住宅総合盤57に接続され、その移報出力が管理人室などに設置された住棟受信機54に接続されている。
【0041】
端子台87のうち残りの4つの端子は外部終端抵抗の接続に使用される。即ち、端子87C,87Dに対しては、必要に応じて破線のように第1の外部終端抵抗85Aを接続することができる。また端子87E,87Fに対しても、第2の外部終端抵抗85Bを接続することができる。
端子台87とコネクタ76A〜76C側との間には所定の回線パターン89が形成されている。まず中継器52を接続している端子台87の端子87A,87Bからは信号線89A,89Bが引き出され、作動検出センサ50を接続しているコネクタ76Aの端子86A,86Bに接続される。
【0042】
開閉検出センサ51Aを接続しているコネクタ76Bの端子86C,86Dについては、端子86Cに対してコネクタ76Aの端子86Bに対する信号線89Bを分岐接続している。また端子86Dについては、信号線89Aから分岐した信号線89Iが第2の内部終端抵抗92B及び第2のスイッチ90Cを介して接続される。
【0043】
更に、開閉検出センサ51Bを接続したコネクタ76Cの端子86E,86Fについては、中継器52側からの信号線を接続している端子台87の端子87A,87Bからの信号線89A,89Bに対し、端子86Eを信号線89Fにより第1のスイッチ90Aの中継器52側に接続し、また端子86Fを信号線89Gによって信号線89Bに挿入している第1のスイッチ90Aのコネクタ87A側に接続している。
【0044】
また、端子台87の中継器52からの信号線を接続した端子87Aからの信号線89Aから89B側にバイパスする信号線87Kを設け、ここに第2のスイッチ90Bと第1の内部終端抵抗92Aを直列接続している。
第1の外部終端抵抗85Aを接続する端子台87の端子87C,87Dについては、端子87Cを信号線89Hによって中継器52側からの一方の信号線を接続した端子87Aからの信号線89Aに接続し、端子87D側は信号線87Jによって信号線89Aより分岐した第2のスイッチ90Bと第1の内部終端抵抗92Aを直列接続した信号線に接続している。
【0045】
更に、端子台87の第2の外部終端抵抗85Bを接続する端子87E,87Fについては、端子87Eは第2の内部終端抵抗92Bに対する信号線89Iの部分に接続し、端子87Fについては開閉検出センサ51Aを接続しているコネクタ76Bの端子86Dからの信号線89Dに接続している。ここで、プリント基板74に設けている第1〜第2のスイッチ90A〜90Bによる切替え機能は次のようになる。
【0046】
まず第1のスイッチ90Aは、中継器52側からの信号線88A,88Bに対し作動検出センサ50と開閉検出センサ51A,51Bの直列接続と並列接続を選択する。即ち、第1のスイッチ90Aをオフすると、中継器52からの信号線88A,88Bに対し作動検出センサ50と一方の開閉検出センサ51Bを直列接続する。この切替え状態を以下、直列モードと呼ぶ。これに対し、第1のスイッチ90Aをオンすると、中継器52からの信号線88A,88Bに対し作動検出センサ50と他方の開閉検出センサ51Bを並列接続する。以下、この切替え状態を並列モードと呼ぶ。
【0047】
第2のスイッチ90Bは、第1のスイッチ90Aをオフした直列モードでオンすることにより、第1の内部終端抵抗92Aを作動検出センサ50に並列接続する。もちろん、このとき第3のスイッチ90Cはオフとなっている。また第1のスイッチ90Aをオフした直列モードにおいて、第2のスイッチ90Bをオフすると、端子台87の端子87C,87Dに外部接続している第1の外部終端抵抗85Aを第1の内部終端抵抗92Aの代わりに作動検出センサ50に並列接続することができる。
【0048】
一方、第1のスイッチ90Aをオンした並列モードにあっては、第2のスイッチ90Bはオフした状態で第3のスイッチ90Cをオンすると、作動検出センサ50に並列接続されている開閉検出センサ51Aと直列に第2の内部終端抵抗92Bを接続することができる。これに対し、第3のスイッチ90Cをオフした場合には、端子台87の端子87E,87Fに接続している第2の外部終端抵抗85Bを内部終端抵抗92Bの代わりに開閉検出センサ51Bに直列接続することができる。
【0049】
次に、図7のプリント基板74の回路を使用した中継器52側に対する作動検出センサ50、開閉検出センサ51A,51B、及びそれぞれの終端抵抗の選択接続の切替えを説明する。
図8は本発明が適用される共同住宅防災設備の一般的な接続形態であり、流水検知装置41の作動検出センサ50と制御弁38の開閉検出センサ51を中継器52からの信号線に対し直列接続した直列モードを例にとっている。即ち、各住戸ごとに設けている中継器52から引き出された信号線に対し、感知器61,62を介して流水検知装置の作動検出センサ50と制御弁38の開閉検出センサ51が直列接続されている。また流水検知装置41の作動検出センサ50と並列に終端抵抗120を接続している。
【0050】
この直列モードの接続形態をとる共同住宅防災設備の動作は、次のようになる。
まず定常監視状態にあっては、非作動状態にある流水検知装置41の作動検出センサ50がオフであり、また制御弁38が正常に開かれていると開閉検出センサ51はオンとなっており、終端抵抗120に微弱な電流が流れる。このため中継器52に設けている受信回路は、終端抵抗120で決まる微弱な電流を受信し、制御弁38が正常に開いていることを判断し、異常表示は行わない。
【0051】
これに対し、もし制御弁38が閉じていたとすると、開閉検出センサ51がオフとなっており、終端抵抗120で決まる微弱な電流が流れないことから、中継器52の受信回路は住宅情報盤57に異常表示を行う。また断線が起きた場合にも、終端抵抗120で決まる微弱な電流が流れないことから、中継器52の受信回路は異常表示を行う。
【0052】
なお、中継器52に設けている受信回路による線路電流の監視は、例えば電流検出抵抗により線路電流を電圧信号に変換して判断している。
火災時にはスプリンクラーヘッドが作動して流水検知装置41の二次側が開放されることで動作し、作動検出センサ50がオンになる。この作動検出センサ50のオンで終端抵抗120がバイパスされて線路間を低インピーダンスに短絡し、中継器52に流れる線路電流が増加する。この線路電流の増加を中継器52の受信回路で検出し、住宅情報盤57に作動表示や火災表示などを行う。更に住宅情報盤57から管理人室などに設置している住棟受信機54に対し火災信号を異報出力する。
【0053】
図9は、図8に示す一般的な直列モードを図7に示した本発明のプリント基板74で実現した場合の等化回路であり、内部終端抵抗を選択した状態である。具体的には、図10に示すスイッチ切替えを行う。図10において、直列モードは第1のスイッチ90Aをオフすることで実現できる。
第1のスイッチ90Aをオフすると、中継器52からの信号線に対し太線で示すように作動検出センサ50と開閉検出センサ51Bを直列接続することができる。また終端抵抗については、第2のスイッチ90Bを図示のようにオンすることで、流水検知装置41と並列に第1の内部終端抵抗92Aを接続することができる。なお並列モードでの終端抵抗の選択に使用する第3のスイッチ90Cは、オンであってもオフであっても関係ない。
【0054】
図11は直列モードにおいて外部終端抵抗を選択した場合の等化回路であり、図12に示すプリント基板74の切替え状態で実現できる。即ち、第1のスイッチ90Aをオフして作動検出センサ50と開閉検出センサ50Bを直列接続した直列モードの選択状態で外部のスイッチ90Bをオフすると、第1の内部終端抵抗92Aが切り離され、端子台の端子87C,87Dに外部接続している第1の外部終端抵抗85Aを作動検出センサ50に並列接続することができる。
【0055】
このような外部終端抵抗の選択は、プリント基板74に予め実装している内部終端抵抗の抵抗値には適合しない中継器52の受信回路52Cの使用が要求された場合、使用の変更に伴う適宜の抵抗値をもつ終端抵抗を外部接続することで簡単に対応できるようにしている。
図13は本発明が適用される共同住宅防災設備における一般的な並列モードの接続構成であり、中継器52から引き出され感知器61,62を介した信号線に対し、流水検知装置41の作動検知センサ50と制御弁38の開閉検出センサ51を並列接続する並列モードとしている。また終端抵抗120は制御弁38の開閉検出センサ51に直列接続されている。
【0056】
この並列モードの接続構成をとった共同住宅防災設備における監視動作は、次のようになる。まず定常監視状態にあっては、非作動状態にある流水検知装置41の作動検出センサ50はオフであり、また制御弁38が正常に開かれることで開閉検出センサ51がオンとなっており、終端抵抗120に微弱な電流が流れ、中継器52の受信回路は制御弁38が正常に開いていることを判断し、異常表示は行わない。
【0057】
これに対し、もし制御弁が閉じていたとすると開閉検出センサ51がオフとなり、終端抵抗120で決まる微弱な電流が流れないことから異常表示を行う。もちろん、断線が起きた場合も同様である。
火災時には、スプリンクラーヘッドの作動に伴って流水検知装置41が作動し、作動検出センサ50がオンになる。このため、線路間が低インピーダンスに短絡されて線路電流が増加し、中継器52の受信回路が動作して作動表示や火災表示などを住宅情報盤57で行い、更に管理人室との住棟受信機54に対し移報出力を行う。
【0058】
ここで図8の直列モードと図13の並列モードの相違は、図8の直列モードにあっては制御弁38が正常であることを条件に流水検知装置41の作動で作動表示や火災表示を行うようにしているが、図13の並列モードにあっては、制御弁38の開閉の如何にかかわらず、流水検知装置41が作動すると作動表示や火災表示などを行うことになる。このような直列モードとするか並列モードとするかは、必要に応じて適宜に選択される。
【0059】
図14は、図13に示した並列モードの設備構成について図7に示した本発明のプリント基板74による接続構成の等化回路であり、内部終端抵抗を選択した場合である。この図14の等化回路は、図15のプリント基板74の接続状態で実現できる。まず、第1のスイッチ90Aを図示のようにオンすることで並列モードを選択する。
【0060】
即ち、第1のスイッチ90Aをオンすると中継器52からの信号線88A,88Bに対し、太線で示すように、作動検出センサ50と開閉検出センサ51Aが並列接続される。このとき第3のスイッチ90Cをオンしておくことで、開閉検出センサ51Aと直列に第2の内部終端抵抗92Bが接続される。また第2のスイッチ90Bについては、図示のようにオフしておかなければならない。
図16は並列モードにおいて外部終端抵抗85Bを選択した場合であり、図17のプリント基板74の切替え状態で実現できる。即ち、第1のスイッチ90Aをオンして並列モードを選択した状態で第3のスイッチ90Cを図示のようにオフすると、太線で示すように、端子台の端子87E,87Fに外部接続している第2の外部終端抵抗85Bを開閉検出センサ51Aの端子86D側の信号線に挿入接続することができる。
【0061】
尚、上記の実施形態は、流水検出装置41に作動検出センサ50を1つ設けた場合を例にとっているが、作動検出センサ50を2つ設け、一方の作動検出センサの住戸の中継器に接続し、他方の作動検出センサを住棟受信機に直接接続する場合もある。この場合には、住棟受信機用の作動検出センサの追加に応じ、その接続コネクタ、パターン、住棟受信機接続用端子を準備すればよい。
【0062】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、流水検知装置に設けている作動検出センサ及び制御弁の開閉検出センサに対する中継器側からの信号線接続を、プリント基板に対するコネクタ及び端子接続で簡単に実現することができる。また、中継器側からの信号線に対する作動検出センサと開閉検出センサの接続形態を例えば直列モードと並列モードというように、プリント基板上におけるスイッチ切替えで簡単に変更することができる。
【0063】
更に、プリント基板に実装されている内部終端抵抗を選択するか、端子に対し選択的に外部接続可能な外部終端抵抗を選択するかの接続もスイッチ切替えにより簡単にでき、中継器側の受信回路に対し内部終端抵抗が適合しなくなった場合には、簡単に外部終端抵抗の接続に切り替えて対応することができる。
更に、流水検知装置のスイッチボックスに対するセンサ側の接続が現場では不要となり、中継器側からの接続がコネクタ及び端子接続で済むことから、現場での作業が極めて簡単となり、作業工数を大幅に低減できる。
【0064】
また、プリント基板上にコネクタ、端子台、終端抵抗などが集約されていることから、電気系統がコンパクトになり、装置全体を小型化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流水検知装置を備えた共用住宅用防災設備を示す図
【図2】流水検知装置の正面図
【図3】流水検知装置の側面図
【図4】スイッチボックスの内部構成図
【図5】作動検出センサを示す図
【図6】本発明の流水検知装置で使用するプリント基板の斜視図
【図7】図の6のプリント基板の回路図
【図8】一般の防災監視設備の直列モードによる接続構成の説明図
【図9】図8の直列モードの接続を内部終端抵抗を選択して図7のプリント基板で実現した場合の等化回路図
【図10】図10の等化回路を実現するプリント基板の切替状態の説明図
【図11】図8の直列モードの接続を外部終端抵抗を選択して図7のプリント基板で実現した場合の等化回路図
【図12】図11の等化回路を実現するプリント基板の切替状態の説明図
【図13】一般の防災監視設備の並列モードによる接続構成の説明図
【図14】図13の並列モードの接続を内部終端抵抗を選択して図7のプリント基板で実現した場合の等化回路図
【図15】図13の等化回路を実現するプリント基板の切替状態の説明図
【図16】図8の直列モードの接続を外部終端抵抗を選択して図7のプリント基板で実現した場合の等化回路図
【図17】図16の等化回路を実現するプリント基板の切替状態の説明図
【図18】従来の流水検知装置の正面図
【図19】従来の流水検知装置の正面図
【符号の説明】
37:給水配管
38:制御弁
39:作動弁本体
40:スイッチボックス
41:流水検知装置
43:スプリンクラーヘッド(散水部)
50:作動検出センサ
51:開閉検出センサ
54:受信機
74:プリント基板
76:コネクタ
87:端子台
84A〜84C:第1〜第3の設定スイッチノブ
85A,85B:第1,第2の外部終端抵抗
90A〜90C:第1〜第3の接点
92A,92B:第1,第2の内部終端抵抗

Claims (10)

  1. 弁本体の一次側に制御弁を介して給水配管が接続されると共に二次側に散水部を接続した給水配管が接続され、前記散水部の散水により前記給水配管内の流水を検知して作動信号を受信機側に出力する流水検知装置に於いて、
    前記弁本体の一次側に制御弁を一体に取付け、
    前記弁本体内の流水を検出して作動信号を出力する作動検出センサと、
    前記制御弁の開閉を検出して開閉信号を出力する開閉検出センサと、
    外部信号線が接続され、前記作動信号及び開閉検出信号の状態を外部に出力するスイッチボックスとを備え、
    該スイッチボックスに、前記作動検出センサ及び前記開閉検出センサのオン、オフ状態を前記外部信号線を介して前記受信機側に出力する端子台と、前記受信機側から見て前記作動検出センサ及び前記開閉検出センサを直列かまたは並列に接続するかを切り替える第1のスイッチと、
    を設けたことを特徴とする流水検知装置。
  2. 請求項記載の流水検知装置に於いて、前記第1のスイッチにより前記作動検出センサと前記開閉検出センサを直列に接続したとき、前記開閉検出センサに対して第1の内部終端抵抗を直列に接続したことを特徴とする流水検知装置。
  3. 請求項記載の流水検知装置に於いて、前記第1のスイッチにより前記作動検出センサと前記開閉検出センサを直列に接続したとき、前記開閉検出センサに対して第1の外部終端抵抗を直列に接続したことを特徴とする流水検知装置。
  4. 請求項記載の流水検知装置に於いて、前記第2のスイッチにより前記作動検出センサと前記開閉検出センサを並列に接続したとき、前記開閉検出センサに対して第2の外部終端抵抗を直列に接続したことを特徴とする流水検知装置。
  5. 請求項記載の流水検知装置に於いて、前記第1のスイッチにより前記作動検出センサと前記開閉検出センサを並列に接続したとき、前記開閉検出センサに対して第2の外部終端抵抗を直列に接続したことを特徴とする流水検知装置。
  6. 請求項又は記載の流水検知装置に於いて、前記第1のスイッチにより前記作動検出センサと前記開閉検出センサを直列に接続したとき、前記第1の内部終端抵抗または前記第1の外部終端抵抗を選択する第2のスイッチを設けたことを特徴とする流水検知装置。
  7. 請求項又は記載の流水検知装置に於いて、前記第1のスイッチにより前記作動検出センサと前記開閉検出センサを並列に接続したとき、前記第2の内部終端抵抗または前記第2の外部終端抵抗を選択する第3のスイッチを設けたことを特徴とする流水検知装置。
  8. 弁本体の一次側に制御弁を介して給水配管が接続されると共に二次側に散水部を接続した給水配管が接続され、前記散水部の散水により前記給水配管内の流水を検知して作動信号を受信機側に出力する流水検知装置に於いて、
    前記弁本体の一次側に制御弁を一体に取付け、
    前記弁本体内の流水を検出して作動信号を出力する作動検出センサと、
    前記制御弁の開閉を検出して開閉信号を出力する開閉検出センサと、
    火災感知器が火災信号を前記受信機側へ送出するための信号線に接続され、前記作動信号及び開閉検出信号を前記受信機側へ出力するスイッチボックスとを備え、
    該スイッチボックスに、前記作動検出センサ及び前記開閉検出センサのオン、オフ状態を前記火災信号送出用の信号線を介して受信機側に出力する端子台及び前記火災感知器用 の信号線の終端に接続される終端抵抗と、
    を設けたことを特徴とする流水検知装置。
  9. 請求項8記載の流水検知装置に於いて、スイッチボックスの前記端子台に前記終端抵抗が接続されることを特徴とする流水検知装置。
  10. 請求項8記載の流水検知装置に於いて、前記作動検出センサによる作動信号は前記火災感知器用の信号線を短絡することで受信機側に送出し、また前記開閉検出センサによる開閉信号は制御弁が閉じたときに前記火災感知器用の信号線を断線することで受信機側に送出することを特徴とする流水検知装置。
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