JP3646795B2 - 交差点信号案内補助システム - Google Patents

交差点信号案内補助システム Download PDF

Info

Publication number
JP3646795B2
JP3646795B2 JP2002056180A JP2002056180A JP3646795B2 JP 3646795 B2 JP3646795 B2 JP 3646795B2 JP 2002056180 A JP2002056180 A JP 2002056180A JP 2002056180 A JP2002056180 A JP 2002056180A JP 3646795 B2 JP3646795 B2 JP 3646795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display area
data
signal display
signal
traffic light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002056180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003256987A (ja
Inventor
光彦 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2002056180A priority Critical patent/JP3646795B2/ja
Publication of JP2003256987A publication Critical patent/JP2003256987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3646795B2 publication Critical patent/JP3646795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交差点で信号機の音声案内を行うための交差点信号案内補助システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、交差点における信号機の音声案内は、視覚障害者に対する横断支援を目的として行われている。現在の音声放送装置は、信号制御装置からの指示にしたがって音声案内を流している。音声案内を流すタイミングは、信号機を青に切り替えるのと同時ではなく、信号機を青に切り替えてから一定のタイムラグを置いた後のタイミングとなる。視覚障害者はこの音声案内放送により信号機が青であることを認知する。
【0003】
一方、視覚に障害を持たない健常者は、音声案内は聞かず、信号機の色を見て青であることを認知する。そのため、何らかの障害により信号機の制御に失敗した場合でも信号機の色に従う。例えば、十字路交差点においては、進行方向の信号機の色と進行方向と垂直に交わる方向の信号機の色とを見比べて判断を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の交差点における音声案内においては、信号機の表示に障害が発生した場合の対策がとられていないために、音声案内放送の内容と信号機の色とがミスマッチになる場合がある。
【0005】
この場合、視覚障害者は信号機の色ではなく、優先的に音声案内で信号機の状態を判断してしまうため、視覚障害者の行動と健常者の行動とが正反対になることが考えられ、視覚障害者を巻き込んだ事故が発生する可能性がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、信号機の点灯状態(色)に応じた音声案内放送を流すことができる交差点信号案内補助システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の交差点信号案内補助システムは、交差点で信号機の音声案内を行うための交差点信号案内補助システムにおいて、前記信号機を撮影する撮影手段と、前記撮影手段にて撮影された前記信号機の映像に基づいて前記信号機の点灯状態を検知し、同一の点灯状態が一定期間継続している場合に、前記信号機の点灯状態の検知結果を画像認識情報として出力するデータ処理手段と、前記信号機を制御するための信号制御情報を予め記憶するとともに、前記データ処理手段から出力された前記画像認識情報を受信した場合に、当該画像認識情報と前記信号制御情報とをマッチングさせた音声起動命令を作成して出力する信号制御手段と、前記信号制御手段から出力された前記音声起動命令にしたがって音声案内放送を行う音声放送手段と、を有することを特徴とするものである。
【0008】
それにより、信号機の点灯状態に応じた音声案内放送を流すことが可能となる。
【0009】
また、前記交差点の対角位置にそれぞれ設置されて表示方向が互いに垂直に交わる2つの信号機のうち、一方の信号機を映すように当該一方の信号機と正対して設置された第1の鏡と、前記2つの信号機のうち他方の信号機を映すように当該他方の信号機と正対するとともに前記第1の鏡と隣接かつ垂直に設置された第2の鏡とをさらに有し、前記撮影手段は、前記第1の鏡と前記第2の鏡とが作る直角二等分線の延長線上に設置されており、前記第1の鏡および前記第2の鏡が映す前記2つの信号機の映像を同時に撮影することとしても良い。
【0010】
このような構成とした場合、1台の撮影手段により、2台の信号機の点灯状態を認識することが可能となる。
【0011】
また、前記交差点信号案内補助システムが適用される環境に応じて、前記交差点信号案内補助システムの設定または設定変更を行う際に使用される個別環境データを記憶する記憶手段をさらに有することとしても良い。
【0012】
このような構成とした場合、本システムが適用される環境に応じて、個別環境データに設定された数値で本システムの設定変更を行うことが可能となる。
【0013】
また、前記データ処理手段は、前記撮影手段にて撮影された映像を静止画イメージデータとして取得する映像取得手段と、前記記憶手段に記憶された前記個別環境データに基づいて、前記映像取得手段にて取得した前記静止画イメージデータのエッジを検出するエッジ検出手段と、前記個別環境データに基づいて、前記エッジ検出手段にてエッジが検出された前記静止画イメージデータのコントラストを強調するスケーリング手段と、前記個別環境データに基づいて、前記スケーリング手段にてコントラストが強調された前記静止画イメージデータから、前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域における検知対象領域を特定する領域抽出手段と、前記個別環境データに基づいて、前記領域抽出手段にて特定された前記検知対象領域のグレイ値により前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態を検知するグレイ値抽出処理手段と、前記個別環境データに基づいて、前記グレイ値抽出処理手段にて検知された前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態が同一の状態で一定期間継続しているか否かを判断する状態判定処理手段と、前記状態判定処理手段にて前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域で同一の点灯状態が一定期間継続していると判断された場合に、前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態の検知結果を、前記画像認識情報として前記信号制御手段に送信する画像認識情報送信処理部とを有することとしても良い。
【0014】
また、前記データ処理手段は、前記撮影手段にて撮影された映像を静止画イメージデータとして取得する映像取得手段と、前記映像取得手段にて取得した前記静止画イメージデータにおける前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の中から、予め決められている1つ以上の小領域を抽出する特徴点抽出手段と、前記記憶手段に記憶された前記個別環境データに基づいて、前記特徴点抽出手段にて抽出された前記小領域のグレイ値により前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態を検知するグレイ値抽出処理手段と、前記個別環境データに基づいて、前記グレイ値抽出処理手段にて検知された前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態が同一の状態で一定期間継続しているか否かを判断する状態判定処理手段と、前記状態判定処理手段にて前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域で同一の点灯状態が一定期間継続していると判断された場合に、前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態の検知結果を、前記画像認識情報として前記信号制御手段に送信する画像認識情報送信処理部とを有することとしても良い。
【0015】
また、前記信号制御手段は、前記信号制御情報を予め記憶する信号制御情報格納手段と、前記データ処理装置からの前記画像認識情報を受信した場合、当該画像認識情報と前記信号制御情報格納手段に格納されている前記信号制御情報とをマッチングさせた前記音声起動命令を生成して出力するマッチング処理手段と、前記マッチング処理手段から出力された前記音声起動命令を前記音声放送手段に送信する音声起動命令送信処理手段とを有することとしても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による交差点信号案内補助システムの設置例を示す図である。また、図2は、本発明の第1の実施形態による交差点信号案内補助システムのブロック図である。
【0018】
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による交差点信号案内補助システムは、信号機1を映すように信号機1と正対して設置された鏡M1と、信号機2を映すように信号機2と正対するとともに鏡M1と隣接かつ垂直に設置された鏡M2と、鏡M1と鏡M2とが作る直角二等分線の延長線上に設置され、鏡M1が映す信号機1の状態と鏡M2が映す信号機2の状態とを同時に撮影するカメラ10とを有している。
【0019】
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態による交差点信号案内補助システムは、上述した鏡M1,M2およびカメラ10の他、カメラケーブルや画像入力ボード等である映像入力装置20と、電子計算機等であるデータ処理装置30と、記憶装置40と、信号制御装置50と、スピーカー等である音声放送装置60とを有している。
【0020】
カメラ10は、鏡M1が映す信号機1の状態と鏡M2が映す信号機2の状態とを同時に撮影し、その映像を映像入力装置20に常時送信する。
【0021】
記憶装置40は、本システムが適用される環境に応じて、本システムの設定や設定変更を行う際に使用される個別環境データ41を予め記憶している。なお、個別環境データ41には、データ処理装置30の内部で使用される各種のデータが設定されている。
【0022】
データ処理装置30は、記憶装置40に記憶された個別環境データ41およびカメラ10で撮影された映像に基づいて、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の4つの領域の点灯状態を検知する。そして、同一の点灯状態が一定期間継続している場合に、上記4つの領域の点灯状態の検知結果を画像認識情報38として信号制御装置50に送信する。このデータ処理装置30は、上記動作を実行するために、映像取得部31と、エッジ検出部32と、スケーリング処理部33と、領域検出部34と、グレイ値抽出処理部35と、状態判定処理部36と、画像認識情報送信処理部37とを有している。
【0023】
映像取得部31は、カメラ10で撮影された映像の中から最新の1フレーム分の静止画イメージデータを取得する命令を映像入力装置20に対して発行し、その静止画イメージデータを取得する。
【0024】
エッジ検出部32は、個別環境データ41に設定されているエッジ検出方法およびエッジのしきい値に基づいて、映像取得部31で取得した静止画イメージデータのエッジ(=急激な濃淡変化がある部分)を検出する。なお、個別環境データ41には、差分型エッジ検出オペレータ、テンプレート型エッジ検出オペレータ、零交差法、パーセンタイルフィルタ等のエッジ検出方法が設定されている。エッジ検出部32は、上記のエッジ検出方法の中から最適な方法を用いて、静止画イメージデータのエッジを検出する。
【0025】
スケーリング処理部33は、静止画イメージデータ中の信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域における非検知対象領域(人型の白い領域)のグレイ値を、個別環境データ41に設定された数値に基づきゲイン倍して上記非検知対象領域のレンジを大きくする。それにより、エッジ検出部32で検出されたエッジを強調して、静止画イメージデータのコントラストを強調する。
【0026】
領域検出部34は、スケーリング処理部33でコントラストが強調された静止画イメージデータのグレイ値の中から、個別環境データ41に非検知対象領域のデータとして設定されている数値の範囲に収まるグレイ値を持つビットを検出することにより、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域における非検知対象領域を特定する。そして、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域から上記で特定した非検知対象領域を減じることで、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域における検知対象領域を特定する。
【0027】
グレイ値抽出処理部35は、領域検出部34で特定された信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域における検知対象領域のグレイ値が、個別環境データ41に検知対象領域のデータとして設定されている数値の範囲に収まるか否かを判断する。そして、その判断結果に基づいて、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態を検知する。
【0028】
上記の映像取得部31、エッジ検出部32、スケーリング処理部33、領域検出部34、およびグレイ値抽出処理部35は、以上の処理を繰り返し行う。
【0029】
状態判定処理部36は、個別環境データ41に設定されている数値に基づいて、グレイ値抽出処理部35により判断された信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態が一定期間継続しているか否かを判断する。そして、一定期間継続していると判断した場合は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態を画像認識情報38として、画像認識情報送信処理部37を通じて信号制御装置50に送信する。この画像認識情報38には、「信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態」の情報の他、「信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域のうち、点灯状態もしくは非点灯状態であることを確認できる領域数」の情報が含まれる。
【0030】
信号制御装置50は、信号機1,2の信号制御を行う他、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態を判定する処理、および音声放送装置60に音声起動命令を送信する処理を行う。この信号制御装置50は、上記動作を実行するために、マッチング処理部51と、音声起動命令送信処理部52と、信号制御情報格納部53とを有している。
【0031】
信号制御情報格納部53は、信号機1,2の信号制御を行うための信号制御情報54を予め記憶している。
【0032】
マッチング処理部51は、データ処理装置30からの画像認識情報38を受信した場合、この画像認識情報38と、信号制御情報格納部53に記憶されている信号制御情報54とを比較し、その比較結果に基づいて両者をマッチングさせた音声起動命令を生成する。例えば、画像認識情報38の内容と信号制御情報54の内容とが一致している場合は、信号制御情報54にしたがった音声案内放送を音声放送装置60に行わせるための音声起動命令を作成する。一方、画像認識情報38の内容と信号制御情報54の内容とが不一致である場合は、視覚障害者の周りの健常者に当該視覚障害者の横断支援を依頼するような音声案内放送を音声放送装置60に行わせるための音声起動命令を作成する。
【0033】
なお、マッチング処理部51は、データ処理装置30からの画像認識情報38を受信しない場合には、信号制御情報54を画像認識情報38と比較することなく、信号制御情報54にしたがった音声案内放送を音声放送装置60に行わせるための音声起動命令を作成する。
【0034】
音声起動命令送信処理部54は、マッチング処理部51にて作成された音声起動命令を音声放送装置60に送信する。
【0035】
音声放送装置60は、信号制御装置50からの音声起動命令にしたがって音声案内放送を行う。
【0036】
以下に、図1および図2に示した交差点信号案内補助システムの動作概要について説明する。
【0037】
カメラ10は、鏡M1が映す信号機1の状態と鏡M2が映す信号機2の状態とを同時に撮影する。カメラ10にて撮影された映像は映像入力装置20を通じてデータ処理装置30に送信される。
【0038】
データ処理装置30は、記憶装置40に予め記憶されている個別環境データ41およびカメラ10にて撮影された映像に基づいて、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の計4つの領域の点灯状態を検知する。そして、同一の点灯状態が一定期間継続している場合、上記4つの領域の点灯状態の検知結果を画像認識情報38として信号制御装置50に送信する。この画像認識情報38には、「信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態」、「信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域のうち、点灯状態もしくは非点灯状態であることを確認できる領域数」の情報が含まれる。
【0039】
信号制御装置50は、データ処理装置30から画像認識情報38を受信した場合、この画像認識情報38と自身で格納している信号制御情報54とをマッチングさせた音声起動命令を作成し、音声放送装置60に送信する。
【0040】
音声放送装置6は、信号制御装置50からの音声起動命令にしたがって音声案内放送を行う。
【0041】
以下に、図2に示したデータ処理装置30の動作について、図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0042】
まず、データ処理装置30は、記憶装置40に予め記憶されている個別環境データ41を読み込む(ステップ301)。
【0043】
次に、映像取得部31は、カメラ10で撮影された映像の中から最新の1フレーム分の静止画イメージデータを取得する命令を映像入力装置20に対して発行し、その静止画イメージデータを取得してデータImage[n](n=1)として格納する(ステップ302)。例えば、カメラ10で撮影された映像がNTSC(National Television System Committee)で撮影されている白黒8ビット映像である場合、データImage[1]は、640×480ビットのサイズにグレイ値0〜255の範囲でグレイの濃淡が分布する映像となる。そのため、データImage[1]は、白黒写真の様な画像となる。データImage[1]は、日光の加減や影の発生、点灯部分の日焼けなどにより一部不鮮明な映像になる可能性が考えられる。
【0044】
次に、エッジ検出部32は、個別環境データ41に設定されたエッジ検出方法およびエッジしきい値に基づき、データImage[1]のエッジを検出し、その結果をデータEdge[1]として格納する(ステップ303)。このデータEdge[1]は、物体の輪郭のみが強調された映像となり、例えば、図4に示すように、データImage[1]から信号機1,2の枠線だけを抜き出した映像となる。
【0045】
次に、スケーリング処理部33は、データEdge[1]中の信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域における非検知対象領域(人型の白い領域)のグレイ値を、個別環境データ41に設定された数値に基づきゲイン倍する。これにより、データEdge[1]のコントラストを強調し、その結果をデータScaled[1]として格納する(ステップ304)。例えば、0〜255段階で一様に分布されたデータEdge[1]は、上記のスケーリング処理により、ビットの存在するグレイ値間の間隔が広げられる。そのため、図4に示したデータEdge[1]に対してスケーリング処理を施したデータScaled[1]は、図5に示すように、隣接するグレイ値の差が広がったコントラストの高い映像となる。このように、スケーリング処理を施すことにより、あいまいであった部分の枠線がはっきりとする。
【0046】
次に、領域検出部34は、データScaled[1]から信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域を検出し、さらに、個別環境データ41に非検知対象領域のデータとして設定されている数値の範囲に収まるグレイ値を持つビットを検出することにより、非検知対象領域を特定する。そして、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域から上記で特定した非検知対象領域を減じることにより検知対象領域を特定し、その検知対象領域に該当する部分をデータThresh[1]として格納する(ステップ305)。例えば、図6の斜線部分が、図5に示したデータScaled[1]に対する領域検出処理により、検知対象領域として特定されたデータThresh[1]となる。
【0047】
次に、グレイ値抽出処理部35は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域におけるデータThresh[1]のグレイ値が、個別環境データ41に検知対象領域および非検知対象領域のデータとして設定されている数値の範囲に収まるか否かを判定し、その判定結果をデータreliability[1]として格納する。このデータreliability[1]は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の計4つの領域のうち、障害や周囲の遮蔽物が無く、点灯状態もしくは非点灯状態であることが確認できる領域数を表している。例えば、データreliability[1]の値は、上記4つの領域がすべて確認可能な場合は100、3つの領域が確認可能な場合は75、2つの領域が確認可能な場合は50、1つの領域が確認可能な場合は0となる。
【0048】
さらに、グレイ値抽出処理部35は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域におけるデータThresh[1]のグレイ値が、個別環境データ41に検知対象領域のデータとして設定されている赤の点灯のグレイ値の範囲もしくは青の点灯のグレイ値の範囲に収まるか否かを判定し、その判定結果をデータStatus[1]として格納する(ステップ306)。このデータStatus[1]は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態を表している。
【0049】
次に、状態判定処理部36は、グレイ値抽出処理部35に格納されたデータreliability[1]とデータStatus[1]との組み合わせを、データreliability[-1]とデータStatus[-1]との組み合わせと比較する。比較結果が同一である場合は、初期値が0である“time”に1を加え、比較結果が異なる場合は、“time”に0を設定する。“time”に1を加えた結果、“time”が個別環境データ41に設定された数値未満であった場合、再びステップ302に戻る。一方、“time”が個別環境データ41に設定された数値以上になった場合は、画像認識情報送信処理部37に以下の処理を行わせた後、ステップ302に戻り、繰り返し処理を継続する(ステップ307)。
【0050】
その後、画像認識情報送信処理部37は、上記の“time”が個別環境データ41に設定された値以上になった場合、すなわち、同一の点灯状態が一定期間継続された場合に、データreliability[n]とデータStatus[n]とを含む画像認識情報38を信号制御装置50に送信する(ステップ308)。
【0051】
以下に、図2に示した信号制御装置5の動作について、図7のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0052】
信号制御装置50は、データ処理装置30からの画像認識情報38(データreliability[n]とデータStatus[n])の通知が受信できる様、ウエイトの状態になっている(ステップ701)。
【0053】
マッチング処理部51は、データ処理装置30からの画像認識情報38を受信した場合(ステップ702)、まず、信号制御情報格納部53に予め記憶されている信号制御情報54を読み込む(ステップ703)。
【0054】
続いて、マッチング処理部51は、画像認識情報38中のデータStatus[n]の内容と信号制御情報54の内容との比較を行う(ステップ704)。
【0055】
ここで、データStatus[n]の内容と信号制御情報54の内容とが一致している場合、信号機1,2の点灯状態が正常であると判断し、信号制御情報54にしたがった内容の音声起動命令を作成する(ステップ705)。
【0056】
一方、データStatus[n]の内容と信号制御情報54の内容とが不一致である場合、信号機1,2の点灯状態が異常であると判断し、視覚障害者に周囲の健常者への横断支援の依頼を促す、もしくは健常者に周囲の視覚障害者の横断支援を促す内容の音声起動命令を作成する(ステップ706)。
【0057】
なお、マッチング処理部51は、データ処理装置30からの画像認識情報38を受信しない場合は、信号制御情報54を画像認識情報38と比較することなく、この信号制御情報54にしたがった内容の音声起動命令を作成する。
【0058】
その後、音声起動命令送信処理部52は、マッチング処理部51にて作成された音声起動命令を音声放送装置60に送信する(ステップ707)。
【0059】
これにより、信号機1,2の点灯状態に応じた音声案内が実現可能となる。
【0060】
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態による交差点信号案内補助システムのブロック図である。なお、図8において、図1および図2と同様の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
【0061】
図8を参照すると、本発明の第2の実施形態による交差点信号案内補助システムは、データ処理装置3内に、エッジ検出部32、スケーリング処理部33および領域検出部34がなく、その代わりに特徴点抽出部39を設けている点が、図2の第1の実施形態とは異なる。
【0062】
特徴点抽出部39は、映像取得部31で取得した静止画イメージデータ中の信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域から、予め決められた検知対象領域となる1つ以上の小領域を抽出する。例えば、図9では、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域から、小さな円形の8つの小領域C1〜C8を検知対象領域として抽出する。なお、上記の小領域は、特徴点抽出部39自身で予め決めていたものでも良く、個別環境データ41に予め設定されたものでも良い。
【0063】
なお、グレイ値抽出処理部35は、特徴点抽出部39で抽出された小領域のグレイ値が、個別環境データ41に検知対象領域のデータとして設定されている数値の範囲に収まるか否かを判断する。そして、その判断結果に基づいて、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯情報を検知する。
【0064】
以下に、図8に示したデータ処理装置30の動作について図10を参照して説明する。
【0065】
まず、データ処理装置30は、記憶装置40に予め記憶された個別環境データ41を読み出す(ステップ1001)。
【0066】
次に、映像取得部31は、カメラ10で撮影された映像の中から最新の1フレーム分の静止画イメージデータを取得する命令を映像入力装置20に対して発行し、その静止画イメージデータを取得してデータImage[n](n=1)として格納する(ステップ1002)。
【0067】
次に、特徴点抽出部39は、データImage[1]中の信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の中から、予め決めてある1つ以上の小領域(図9においては小領域C1〜C8)を抽出する(ステップ1003)。
【0068】
次に、グレイ値抽出処理部35は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の小領域におけるグレイ値が、個別環境データ41に検知対象領域および非検知対象領域のデータとして設定されている数値の範囲に収まるか否かを判定する。そして、信号機1の赤信号表示領域、信号機1の青信号表示領域、信号機2の赤信号表示領域、信号機2の青信号表示領域の判定結果を確度データとして、それぞれ、データsignal1#red、データsignal1#blue、データsignal2#red、データsignal2#blueとして格納する。上記の確度データの値は、例えば、データsignal1#red=8/8、データsignal1#blue=6/8、データsignal2#red=8/8、データsignal2#blue=8/8”となる。そして、それぞれの確度を総合判定した結果をデータreliability[1]として格納する。このデータreliability[1]は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の計4つの領域のうち、障害や周囲の遮蔽物が無く、点灯状態もしくは非点灯状態であることが確認できる領域数を表している。データreliability[1]の値は、例えば、上記4つの領域がすべて確認可能な場合は100、3つの領域が確認可能な場合は75、2つの領域が確認可能な場合は50、1つの領域が確認可能な場合は0となる。
【0069】
さらに、グレイ値抽出処理部35は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の小領域におけるグレイ値が、個別環境データ41に検知対象領域のデータとして設定されている赤の点灯のグレイ値の範囲もしくは青の点灯のグレイ値の範囲に収まるか否かを判定し、その判定結果をデータStatus[1]として格納する(ステップ1004)。このデータStatus[1]は、信号機1,2の赤信号表示領域・青信号表示領域の点灯状態を表している。
【0070】
次に、状態判定処理部36は、グレイ値抽出処理部35に格納されたデータreliability[1]とデータStatus[1]との組み合わせを、データreliability[-1]とデータStatus[-1]との組み合わせと比較する。比較結果が同一である場合は、初期値が0である“time”に1を加え、比較結果が異なる場合は、“time”に0を設定する。“time”に1を加えた結果、“time”が個別環境データ41に設定された値未満であった場合、再びステップ1002に戻る。一方、“time”が個別環境データ41に設定された値以上になった場合は、画像認識情報送信処理部37に以下の処理を行わせた後、ステップ1002に戻り、繰り返し処理を継続する(ステップ1005)。
【0071】
その後、画像認識情報送信処理部37は、上記の“time”が個別環境データ41に設定された値以上になった場合、すなわち、同一の点灯状態が一定期間継続された場合に、データreliability[n]とデータStatus[n]とを含む画像認識情報38を信号制御装置50に送信する(ステップ1006)。
【0072】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されているため、以下に記載するような効果が得られる。
【0073】
第1の効果は、信号機を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影された信号機の映像に基づいて信号機の点灯状態を検知し、画像認識情報として出力するデータ処理手段と、自身で予め記憶している信号制御情報とデータ処理手段から出力された画像認識情報とをマッチングさせた音声起動命令を作成する信号制御手段と、信号制御手段にて作成された音声起動命令にしたがって音声案内放送を行う音声放送手段とを設けた構成としたため、信号機の点灯状態に応じた音声案内放送を流すことが可能ということである。そのため、信号機の障害等で発生する可能性がある、誤った音声案内放送を流すことを回避することが可能となる。
【0074】
第2の効果は、信号機の点灯状態が信号制御情報と一致する正常な状態である場合と、障害等により信号機の点灯状態が信号制御情報と一致せずに異常な状態である場合とで、音声案内放送の内容を分けることが可能となるため、視覚障害者の事故の可能性を大幅に減じることが可能となるということである。
【0075】
第3の効果は、交差点の対角位置にそれぞれ設置されて表示方向が互いに垂直に交わる2つの信号機のうち一方の信号機と正対して設置された第1の鏡と、他方の信号機と正対するとともに第1の鏡と隣接かつ垂直に設置された第2の鏡とをさらに設け、撮影手段が、第1の鏡と第2の鏡とが作る直角二等分線の延長線上に設置されて、第1の鏡および第2の鏡が映す2つの信号機の映像を同時に撮影する構成としたため、1台の撮影手段により、2台の信号機の点灯状態を認識することが可能となるということである。
【0076】
第4の効果は、データ処理手段内でソフトウェア的に画像認識処理を行うことにより、本システムを適用環境に応じて容易にカスタマイズすることが可能となるということである。そのため、個別環境データとして設定した数値で設定変更を行う等、適用環境の変更に伴う機能の修正が容易となる。
【0077】
第5の効果は、データ処理手段内でソフトウェア的に画像認識処理を行うことにより、信号機の点灯状態の検知結果を多様な手段で通知することが可能であるということである。そのため、様々な支援機能への対応、追加が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による交差点信号案内補助システムの設置例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による交差点信号案内補助システムのブロック図である。
【図3】図1に示したデータ処理装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図1に示したエッジ検出部でエッジ検出処理を施したデータの一例を示す図である。
【図5】図4に示したデータに対して、図1に示したスケーリング処理部でスケーリング処理を施したデータの一例を示す図である。
【図6】図5に示したデータに対して、図1に示した領域検出部で領域検出処理を施したデータの一例を示す図である。
【図7】図1に示した信号制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態による交差点信号案内補助システムのブロック図である。
【図9】図8に示した特徴点抽出部により抽出される小領域を説明する図である。
【図10】図8に示したデータ処理装置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 信号機
M1,M2 鏡
10 カメラ
20 映像入力装置
30 データ処理装置
31 映像取得部
32 エッジ検出部
33 スケーリング処理部
34 領域検出部
35 グレイ値抽出処理部
36 状態判定処理部
37 画像認識情報送信処理部
38 画像認識情報
39 特徴点抽出部
40 記憶装置
50 信号制御装置
51 マッチング処理部
52 音声起動命令送信処理部
53 信号制御情報格納部
54 信号制御情報
60 音声放送装置

Claims (6)

  1. 交差点で信号機の音声案内を行うための交差点信号案内補助システムにおいて、
    前記信号機を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段にて撮影された前記信号機の映像に基づいて前記信号機の点灯状態を検知し、同一の点灯状態が一定期間継続している場合に、前記信号機の点灯状態の検知結果を画像認識情報として出力するデータ処理手段と、
    前記信号機を制御するための信号制御情報を予め記憶するとともに、前記データ処理手段から出力された前記画像認識情報を受信した場合に、当該画像認識情報と前記信号制御情報とをマッチングさせた音声起動命令を作成して出力する信号制御手段と、
    前記信号制御手段から出力された前記音声起動命令にしたがって音声案内放送を行う音声放送手段と、を有する交差点信号案内補助システム。
  2. 前記交差点の対角位置にそれぞれ設置されて表示方向が互いに垂直に交わる2つの信号機のうち、一方の信号機を映すように当該一方の信号機と正対して設置された第1の鏡と、
    前記2つの信号機のうち他方の信号機を映すように当該他方の信号機と正対するとともに前記第1の鏡と隣接かつ垂直に設置された第2の鏡とをさらに有し、前記撮影手段は、前記第1の鏡と前記第2の鏡とが作る直角二等分線の延長線上に設置されており、前記第1の鏡および前記第2の鏡が映す前記2つの信号機の映像を同時に撮影する、請求項1に記載の交差点信号案内補助システム。
  3. 前記交差点信号案内補助システムが適用される環境に応じて、前記交差点信号案内補助システムの設定または設定変更を行う際に使用される個別環境データを記憶する記憶手段をさらに有する、請求項1または2に記載の交差点信号案内補助システム。
  4. 前記データ処理手段は、
    前記撮影手段にて撮影された映像を静止画イメージデータとして取得する映像取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記個別環境データに基づいて、前記映像取得手段にて取得した前記静止画イメージデータのエッジを検出するエッジ検出手段と、前記個別環境データに基づいて、前記エッジ検出手段にてエッジが検出された前記静止画イメージデータのコントラストを強調するスケーリング手段と、
    前記個別環境データに基づいて、前記スケーリング手段にてコントラストが強調された前記静止画イメージデータから、前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域における検知対象領域を特定する領域抽出手段と、
    前記個別環境データに基づいて、前記領域抽出手段にて特定された前記検知対象領域のグレイ値により前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態を検知するグレイ値抽出処理手段と、
    前記個別環境データに基づいて、前記グレイ値抽出処理手段にて検知された前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態が同一の状態で一定期間継続しているか否かを判断する状態判定処理手段と、
    前記状態判定処理手段にて前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域で同一の点灯状態が一定期間継続していると判断された場合に、前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態の検知結果を、前記画像認識情報として前記信号制御手段に送信する画像認識情報送信処理部とを有する、請求項3に記載の交差点信号案内補助システム。
  5. 前記データ処理手段は、
    前記撮影手段にて撮影された映像を静止画イメージデータとして取得する映像取得手段と、
    前記映像取得手段にて取得した前記静止画イメージデータにおける前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の中から、予め決められている1つ以上の小領域を抽出する特徴点抽出手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記個別環境データに基づいて、前記特徴点抽出手段にて抽出された前記小領域のグレイ値により前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態を検知するグレイ値抽出処理手段と、
    前記個別環境データに基づいて、前記グレイ値抽出処理手段にて検知された前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態が同一の状態で一定期間継続しているか否かを判断する状態判定処理手段と、
    前記状態判定処理手段にて前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域で同一の点灯状態が一定期間継続していると判断された場合に、前記信号機の赤信号表示領域および青信号表示領域の点灯状態の検知結果を、前記画像認識情報として前記信号制御手段に送信する画像認識情報送信処理部とを有する、請求項3に記載の交差点信号案内補助システム。
  6. 前記信号制御手段は、
    前記信号制御情報を予め記憶する信号制御情報格納手段と、
    前記データ処理装置からの前記画像認識情報を受信した場合、当該画像認識情報と前記信号制御情報格納手段に格納されている前記信号制御情報とをマッチングさせた前記音声起動命令を生成して出力するマッチング処理手段と、
    前記マッチング処理手段から出力された前記音声起動命令を前記音声放送手段に送信する音声起動命令送信処理手段とを有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の交差点信号案内補助システム。
JP2002056180A 2002-03-01 2002-03-01 交差点信号案内補助システム Expired - Fee Related JP3646795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056180A JP3646795B2 (ja) 2002-03-01 2002-03-01 交差点信号案内補助システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056180A JP3646795B2 (ja) 2002-03-01 2002-03-01 交差点信号案内補助システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003256987A JP2003256987A (ja) 2003-09-12
JP3646795B2 true JP3646795B2 (ja) 2005-05-11

Family

ID=28666824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002056180A Expired - Fee Related JP3646795B2 (ja) 2002-03-01 2002-03-01 交差点信号案内補助システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3646795B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026991A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Tokai Rika Co Ltd 信号機識別装置
JP4915281B2 (ja) * 2007-05-24 2012-04-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 信号機検出装置、信号機検出方法及びプログラム
JP4415358B1 (ja) * 2009-05-21 2010-02-17 伸一 田中 広告表示システム
US8326687B2 (en) 2009-05-21 2012-12-04 Shinichi Tanaka Advertisement display system
KR101054025B1 (ko) 2009-07-07 2011-08-04 숭실대학교산학협력단 시각장애인 보행 안내 방법 및 그 시스템
CN103366565B (zh) * 2013-06-21 2015-04-15 浙江理工大学 一种基于Kinect的行人闯红灯检测方法及其系统
CN104658244A (zh) * 2013-11-22 2015-05-27 上海宝康电子控制工程有限公司 行人闯红灯报警警告系统及相应的控制方法
JP6737968B1 (ja) * 2020-02-07 2020-08-12 奥田 亮輔 歩行者信号識別装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003256987A (ja) 2003-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4738778B2 (ja) 画像処理装置、運転支援装置および運転支援システム
US11256935B2 (en) Notification processing device
JP4004634B2 (ja) 顔映像の目位置検出装置及び方法
JPH1145323A (ja) 画像処理装置
JP3646795B2 (ja) 交差点信号案内補助システム
JPH0468500A (ja) 車両運転者監視装置
KR20060119968A (ko) 형상 인식 장치 및 방법
JP3063504B2 (ja) 画像データの特徴量検出装置
US20050163383A1 (en) Driver's eye image detecting device and method in drowsy driver warning system
JP4281338B2 (ja) 画像検出装置及び画像検出方法
JP3377659B2 (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
JP2000092368A (ja) カメラ制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4797441B2 (ja) 車両用画像処理装置
JP2000311289A (ja) 画像形車両感知装置
JP2985558B2 (ja) 運転状態検出装置
JP2001148843A (ja) 撮影装置及びこの撮影装置を用いた防犯システム
JP2009194900A (ja) 撮像装置及びその制御方法
CN112565631A (zh) 智能导播方法
JPH07140527A (ja) カメラ撮影制御装置
JPWO2022013952A5 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2003168110A (ja) 視覚障害者支援方法、視覚障害者認識システムおよび方法、プログラム
JPH1066054A (ja) 映像監視装置
WO2023134215A1 (zh) 一种调试摄像机的方法及相关设备
JP2019075617A (ja) 撮像装置、および画像処理システム
JP4577301B2 (ja) 顔向き検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees