JP3646779B2 - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄圧式燃料噴射装置に関し、特に噴射圧力制御の応答性の向上を図った蓄圧式燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンの燃料噴射装置として、蓄圧器に蓄圧した高圧燃料をエンジンの各気筒に安定に供給して低速域から高速域までの広い運転領域においてエンジン性能を向上可能とする蓄圧式燃料噴射装置(コモンレールシステム)がある。このような燃料噴射装置を用いた場合でも、燃料噴射開始直後における燃料噴射率が過大であると、燃焼の初期に急激な爆発燃焼が行われ、エンジン騒音が増大するばかりでなく排気ガス中の窒素酸化物(NOx)が増大する。このような不具合を解消するため、各回の燃料噴射サイクルの初期段階において、低めの燃料噴射率で燃料を噴射する蓄圧式燃料噴射装置が提案されている。
【0003】
この蓄圧式燃料噴射装置は、図5に示すように燃料ポンプ1により加圧された高圧の燃料を貯溜する高圧蓄圧器2と、高圧蓄圧器2と燃料通路11を介して接続され且つ供給された燃料をエンジン燃焼室内に噴射する燃料噴射弁3と、高圧蓄圧器2の高圧燃料を燃料通路11の下流側へ排出制御する圧力切換弁4と、高圧蓄圧器2の高圧燃料よりも低圧の燃料を貯溜し圧力切換弁4より下流側の燃料通路11に分岐通路12、及びオリフィス5と逆止弁6とが並列に接続された油路を介して接続される低圧蓄圧器7と、低圧蓄圧器7と燃料タンク10との燃料通路に接続され、低圧蓄圧器7の燃料圧を制御する圧力制御弁8とを備えた構成とされている。
【0004】
燃料噴射開始時期が到来するまでの間、圧力切換弁4及び燃料噴射弁3の燃料噴射時期制御用の開閉弁15は、共に閉弁されており、オリフィス5と逆止弁6の下流側の分岐通路12、及び圧力切換弁4の下流側の燃料通路11には低圧蓄圧器7から低圧燃料が供給され、この低圧燃料が燃料噴射弁3の圧力制御室3a及び燃料室3bに供給される。燃料噴射開始時期が到来した時に開閉弁15を開弁させて燃料噴射弁3を開弁させて低圧燃料を噴射させて低圧初期噴射(以下「低圧噴射」という)を行い、低圧噴射期間が経過した時に圧力切換弁4を開弁して高圧蓄圧器2からの高圧燃料を噴射させて高圧主噴射(以下「高圧噴射」という)を行い、噴射終了時期が到来すると開閉弁15を閉弁して燃料噴射弁3を閉弁すると共に圧力切換弁4を閉弁する。即ち、圧力切換弁4により低圧蓄圧器7と高圧蓄圧器2を燃料噴射中に切り換えて燃料の噴射波形の制御を行う。
【0005】
そして、低圧噴射により、燃料噴射期間の初期段階での燃焼が比較的緩慢に行われ、排気ガス中のNOx量の低減が図られ、燃料噴射終了時点で燃料噴射率が急速に立ち下がって黒煙(スモーク)やパティキュレート(粒状物質PM)の排出量が低減される。
圧力切換弁4が閉弁した後、当該圧力切換弁4と燃料噴射弁3の燃料室3aとの間に溜まった高圧燃料をオリフィス6を通して低圧蓄圧器7に導入すると共に圧力制御弁8をデューティ制御して、低圧蓄圧器7の燃料圧が所定圧となるように当該低圧蓄圧器7の燃料を燃料タンク10に排出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の蓄圧式燃料噴射装置においては、圧力切換弁4と燃料噴射弁3との間の燃料通路11、及び逆止弁6と燃料通路11との間の分岐通路12の燃料通路長が長いために、これらの燃料通路内における燃料のデッドボリューム(矢線で示す)により、低圧噴射と高圧噴射とを噴射途中で切り換えて選択的に噴射させる噴射圧力制御の応答性が悪くなる。
【0007】
また、図6に示すように逆止弁6は、円筒形のハウジング16の弁体17を閉弁方向に付勢するスプリング18の収納されている部分即ち、スプリング収納部19は、弁シート部16aに比べて流路面積が大きいために当該部分におけるデッドボリュームが大きい。圧力切換弁4、オリフィス5及び逆止弁6から燃料噴射弁3までの燃料通路内における燃料のデッドボリュームの低減は、燃料通路11、分岐通路12の通路長を短くすることは勿論のこと、これらの圧力切換弁4、オリフィス5及び逆止弁6から燃料噴射弁3までの燃料通路のあらゆる箇所における各デッドボリュームをできる限り低減することが必要である。従って、逆止弁6内部のスプリグ収納部19におけるデッドボリュームも低減させることが好ましい。
【0008】
このため、本発明では、燃料通路内の燃料のデッドボリュームを低減して噴射圧力制御の応答性の向上を図るようにした蓄圧式燃料噴射装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、燃料噴射開始時期まで切換弁及び燃料噴射弁は閉弁されており、絞り付逆止弁の下流側の分岐通路及び切換弁の下流側の燃料通路には低圧蓄圧室から低圧燃料が供給されている。燃料噴射開始時に燃料噴射弁を開弁させると、低圧蓄圧室から前記絞り付逆止弁を介して前記燃料噴射弁に低圧燃料を供給し、低圧燃料を噴射させて低圧噴射を行い、低圧噴射期間が経過した時に切換弁を開弁して高圧燃料源からの高圧燃料を噴射させて高圧噴射を行い、噴射終了時に燃料噴射弁を閉弁すると共に切換弁を閉弁する。切換弁により低圧蓄圧室と高圧燃料源とを燃料噴射中に切り換えて燃料の噴射波形の制御を行う。
【0010】
前記絞り付逆止弁は、側壁部内面に形成されている環状の凸部により当該逆止弁内の燃料通路のデッドボリュームが低減されており、燃料の供給時特に、低圧噴射から高圧噴射に切り換えたときの圧力の立上りの勾配が大きくなる。これにより、噴射圧力切換制御の応答性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明に係る蓄圧式燃料噴射装置の断面図、図2は、図1の蓄圧式燃料噴射装置の逆止弁の拡大図、図3は、図1に示す蓄圧式燃料噴射装置をエンジンのシリンダヘッドに装着した状態の平面図である。
【0012】
図1及び図3に示すように、燃料噴射装置20は、燃料噴射弁ハウジング(以下単に「ハウジング」という)21に切換弁としての圧力切換弁22と、絞り付逆止弁23と、燃料噴射弁24が側面視垂直をなし、平面視一列に配置収納されて一体構造とされており、大径の圧力切換弁22と燃料噴射弁24は、ハウジング21の両側に配置され、小径の絞り付逆止弁23は、これらの圧力切換弁22と燃料噴射弁24との間に配置されている。従って、ハウジング21は、図3に示すように、絞り付逆止弁23が収納されている中央部が圧力切換弁22及び燃料噴射弁24が収納されている両側よりも幅狭(薄い)の形状をなしている。
【0013】
ハウジング21の一側に設けられた穴21aには、燃料噴射弁24の針弁30の上部、スプリング31、ピストン32が収納されており、針弁30を収納するノズルホルダ33は、ハウジング21の下端に穴21aと整合して着脱可能に装着されている。ピストン32の上方には、噴射時期を制御する開閉弁35がハウジング21に着脱可能に装着されている。そして、ピストン32の上端面と開閉弁35との間に圧力制御室37が形成されている。開閉弁35は、電磁弁により構成されている。
【0014】
ハウジング21の他側に設けられた穴21bには、圧力切換弁22のバルブホルダ40が着脱可能に装着されており、当該バルブホルダ40には、針弁41とスプリング42が収納されている。また、バルブホルダ40には燃料通路40a、40bが設けられており、夫々下面に開口されている。バルブホルダ40の上方には、制御弁としての電磁弁43がハウジング21に着脱可能に装着されている。そして、針弁41の上端面と電磁弁43との間に圧力制御室44が形成されている。
【0015】
ハウジング21の中央に設けられた穴21cには、絞り付逆止弁23が収納されている。図2に示すように絞り付逆止弁23は、基部51、蓋部52、側壁部53から成る円筒形状のハウジング50内に逆止弁54、スプリング55が収納されて構成されている。基部51には後述する分岐通路62に接続される燃料通路51aが、蓋部52には低圧蓄圧室に連通する配管69に接続される燃料通路52aが設けられている。逆止弁54は、中心に絞りとしての小孔(以下「オリフィス」という)54aが貫設されている。即ち、逆止弁54による燃料の流れとオリフィス54aの燃料の流れとは並列状態となる。スプリング55は、基部51のばね座と逆止弁54のばね座との間に縮径されて、逆止弁54を付勢して閉弁している。このスプリング55の外径は、逆止弁54のシート部54bの外径よりも小径とされている。
【0016】
円筒形状の側壁部53のスプリング収納部56の内周面には、スプリング55と対向して同心的に、且つ僅かな間隙を存して環状の凸部53aが形成されている。この凸部53aの上端と逆止弁54のシート部54bの下端との間、及び凸部53aの下端と基部51のばね座の上端との間には燃料通路としての環状の間隙a、bが設けられている。そして、凸部53aは、逆止弁54が最も基部51側に位置したとき即ち、逆止弁54の基端54cが基部51のストッパ51bに当接して係止される位置においても、上端が逆止弁54のシート部54bの下端と干渉しないように形成され、且つ凸部53aの部位における燃料の流路面積は、弁シート部52bにおける流路面積以下とならないように形成されている。
【0017】
これにより、絞り付逆止弁23は、開弁時における低圧燃料通路の流路面積を確保し、且つ内部即ち、スプリング収納部56のデッドボリュームを低減することができる。更に、逆止弁54の中心に絞りとしてのオリフィス54aが設けられていることで、回路の簡素化、小型化が図られる。
図1に戻り、ハウジング21には燃料通路60、61、62、63及びリーク燃料通路64、65、66が設けられている。燃料通路60の一端は、穴21bの底面に開口されて圧力切換弁22のバルブホルダ40の燃料通路40aに、他端は、ハウジング21の側面に開口されている。燃料通路63の一端は、燃料噴射弁24の燃料室36に、他端は、圧力制御室37に接続され、燃料通路61の一端は、穴21bの底面に開口されてバルブホルダ40の燃料通路40bに、他端は、燃料通路63の途中に接続されている。分岐通路としての燃料通路62の一端は、燃料通路61の途中に、他端は、穴21cの底面に開口されて絞り付逆止弁23の前記燃料通路51a(図2)に接続されている。燃料噴射弁24、開閉弁35、電磁弁43の各リーク燃料は、リーク燃料通路64、65、66を通してリーク燃料合流部67に集合されて図示しない燃料タンクに還流される。
【0018】
圧力切換弁22、絞り付逆止弁23及び燃料噴射弁24は、ハウジング21内に近接して一体に収納されていることで、これらを接続する燃料通路61、62の通路長を短くすることができ、これに伴いこれらの燃料通路61、62内の燃料のデッドボリューム(矢線で示す)を大幅に低減することが可能となる。
そして、ハウジング21に、高圧燃料源側から圧力切換弁22、絞り付逆止弁23、燃料噴射弁24の順序で一列に配置することで、これらを接続する燃料通路61〜63を順序よく配置することができ、前記高圧燃料源から燃料噴射弁24までの燃料通路60〜63の構成が簡潔且つ容易となる。更に、各弁のリーク燃料通路64〜66を統合することができ、リーク燃料系の簡素化が図られる。
【0019】
この燃料噴射装置20は、図1及び図3に示すように多弁エンジン例えば、4弁エンジンのシリンダヘッド71に、燃料噴射弁24が燃焼室70の真上に位置し、絞り付逆止弁23が一側の吸気バルブ72と排気バルブ73との間に位置し、圧力切換弁22が、ロッカアームシャフト74に装着されている吸気側ロッカアーム75及び排気側ロッカアーム76と反対側に位置して配置装着され、固定部材としてのノズルブリッジ78によりシリンダヘッド71に固定される。そして、ハウジング21の燃料通路60は、配管68を介して図示しない高圧燃料源としての高圧蓄圧室に接続され、絞り付逆止弁23は、前記燃料通路52a(図2)が配管69を介して図示しない低圧蓄圧室に接続される。燃料噴射装置20は、小径の絞り付逆止弁23を吸排気多弁エンジンの吸気バルブ72と排気バルブ73との間の狭い空間に収納することで、シリンダヘッド71のスペースの有効利用が図られる。
【0020】
以下に作用を説明する。
燃料噴射装置20は、燃料噴射開始時期が到来するまでの間、圧力切換弁22及び燃料噴射弁24の燃料噴射時期制御用の開閉弁35は、共に閉弁されており、絞り付逆止弁23の下流側の燃料通路62、圧力切換弁22の下流側の燃料通路61及び燃料通路63には前記低圧蓄圧室から低圧燃料が供給され、この低圧燃料が燃料噴射弁24の燃料室36及び圧力制御室37に供給されている。
【0021】
燃料噴射開始時期が到来した時に開閉弁35を開弁させ、燃料噴射弁24を開弁させて低圧燃料を噴射させて低圧噴射を行い、低圧噴射期間が経過した時に圧力切換弁22を開弁して前記高圧蓄圧室からの高圧燃料を噴射させて高圧噴射を行い、噴射終了時期が到来すると開閉弁35を閉弁して、燃料噴射弁24を閉弁させると共に圧力切換弁22を閉弁する。
【0022】
燃料噴射装置20は、圧力切換弁22が閉弁した後、当該圧力切換弁22と燃料噴射弁24の燃料室36との間に溜まった高圧燃料を絞り付逆止弁23のオリフィス54aを通して前記低圧蓄圧室に導入する。
図4に燃料の噴射波形の一例を示す。燃料噴射装置20は、圧力切換弁22、絞り付逆止弁23及び燃料噴射弁24を接続する燃料通路61、62が短く、これらの燃料通路内の燃料のデッドボリュームが小さく、更に絞り付逆止弁23内部のデッドボリュームが小さいことで、低圧噴射から高圧噴射に切り換える際に、絞り付逆止弁23内のスプリング収納部に溜まる高圧燃料を抑えることが可能となり、高圧噴射圧の立ち上がりを構造から向上させることができる。
【0023】
更に、低圧噴射から高圧噴射への圧力切換直後における噴射圧力の立上り勾配を構造面から急峻にできるため、圧力切換弁を制御することで、噴射圧力の立ち上がり勾配を緩から急と幅広くでき、噴射率波形制御の自由度が増す。この結果、噴射率波形制御の自由度が増し、排出ガスの低減に有効となる。尚、図4において破線は、燃料通路のデッドボリューム低減対策実施前の噴射波形を示す。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、蓄圧式燃料噴射装置における逆止弁内部のデッドボリュームを低減することができ、燃料供給特に、低圧噴射から高圧噴射に切り換わったときの圧力の立上りの応答性が向上すると共に、噴射率波形制御の自由度が増し、排出ガスの低減に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蓄圧式燃料噴射装置の断面図である。
【図2】図1に示す絞り付逆止弁の拡大図である。
【図3】図1に示す蓄圧式燃料噴射装置をエンジンのシリンダヘッドに装着した状態の平面図である。
【図4】図1の蓄圧式燃料噴射装置による燃料噴射波形の一例を示す図である。
【図5】従来の蓄圧式燃料噴射装置の構成図である。
【図6】図5に示す蓄圧式燃料噴射装置における逆止弁の断面図である。
【符号の説明】
20 蓄圧式燃料噴射装置
21 燃料噴射弁ハウジング
22 圧力切換弁
23 絞り付逆止弁
50 ハウジング
51 基部
52 蓋部
53 側壁部
53a 環状凸部
54 逆止弁
54a 絞り
55 スプリング
60〜63 燃料通路

Claims (1)

  1. 高圧燃料源からの燃料を開弁により下流側に供給する切換弁と、
    前記切換弁の下流側に配設された燃料通路と、
    前記燃料通路の途中から分岐して前記高圧燃料源より低圧の低圧蓄圧室とを連通する分岐通路と、
    前記分岐通路に配設され前記低圧蓄圧室の燃料を前記分岐通路を介して前記燃料通路下流側へ供給する逆止弁と絞りとが並列状態で形成された絞り付逆止弁と、
    前記切換弁及び前記絞り付逆止弁の下流側に配設され前記切換弁の開閉により前記低圧燃料又は前記高圧燃料を選択的に燃焼室に噴射する燃料噴射弁と
    を有した蓄圧式燃料噴射装置において、
    前記絞り付逆止弁は、
    前記分岐通路に連通する通路が夫々設けられた基部及び蓋部と、
    前記基部及び蓋部と共に前記逆止弁の外形を形成する側壁部と、
    前記基部からスプリングにより前記蓋部に付勢され該蓋部の前記通路を閉じる弁体と、
    前記側壁部内周面に設けられ、前記弁体が前記燃料の流入により前記スプリングの付勢力に抗して最も基部側に位置したときであっても前記基部及び前記弁体に干渉しない環状の凸部と、
    を有することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
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