JP3646450B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3646450B2
JP3646450B2 JP01798597A JP1798597A JP3646450B2 JP 3646450 B2 JP3646450 B2 JP 3646450B2 JP 01798597 A JP01798597 A JP 01798597A JP 1798597 A JP1798597 A JP 1798597A JP 3646450 B2 JP3646450 B2 JP 3646450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
fixing roller
temperature
speed
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01798597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10213987A (ja
Inventor
祥雄 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP01798597A priority Critical patent/JP3646450B2/ja
Publication of JPH10213987A publication Critical patent/JPH10213987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3646450B2 publication Critical patent/JP3646450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式を利用した電子写真装置に適用され、記録シート上の未定着トナー像を加熱加圧により定着する加熱加圧ローラ型の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
定着装置としては、従来より、一対のローラ間のニップ領域に未定着トナー像を担持した記録シートを通過させることにより、定着を行う加熱加圧ローラ型の定着装置が多用されている。
【0003】
図14はその定着装置を示す。この定着装置1は、軸受により回転自在に保持された定着ローラ2と、軸受により回転自在に保持され、かつ加圧ばねによって定着ローラ2に圧接する加圧ローラ3と、定着ローラ2に内装され、定着ローラ2を加熱するヒータ4と、ヒータ4への通電を行うヒータドライバ5と、定着ローラ2の表面温度を検出する温度センサ6と、定着ローラ2を回転駆動するローラ駆動部7と、温度センサ6の検出温度に基づいてヒータドライバ5を制御するとともに、ローラ駆動部7を制御する制御部8を有して構成されている。定着ローラ2は、中空のアルミニウムからなるコア2aの外周面にHTV(High Temperature Vulcanization)シリコーンゴム等の弾性体層2bを形成し、その弾性体層2bの外周面にRTV(Room Temperature Vulcanization)シリコーンゴム等の離型性層2cを形成している。加圧ローラ3は、金属からなるコア3aの外周面にシリコーンゴム等の弾性体層3bを形成し、その弾性体層3bの外周面にPFAやPTFR等の離型性層をコーティングしている。
【0004】
上記構成の定着装置1において、制御部8に記録開始信号が入力されると、制御部8は、定着ローラ2の表面温度を室温から定着可能な温度(定着温度)まで立ち上げるウォームアップを行う。すなわち、ヒータドライバ5を制御してヒータ4への通電をオンする。ヒータ4への通電によりヒータ4が加熱し、定着ローラ2の表面温度が上昇する。温度センサ6が検出している定着ローラ2の表面温度が定着温度に達すると、ウォームアップを終了する。ウォームアップ終了後は、制御部8は、定着ローラ2の表面温度が定着温度を保つよう温度センサ6の検出温度に基づいてヒータドライバ5のフィードバック制御を行う。ヒータドライバ5は、制御部8のフィードバック制御によりヒータ4への通電をオンオフする。また、制御部8は、ローラ駆動部7を制御して定着ローラ2を定着時の回転速度(定着速度で駆動する。定着ローラ2が回転すると、加圧ローラ3も定着ローラ2に従動して回転する。未定着トナー像を担持した記録シートPが搬送路9に沿って搬送され、定着ローラ2と加圧ローラ3の間のニップ領域9aを通過すると、未定着トナー像が記録シートP上に加熱加圧されて定着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の定着装置1によると、室温に近い温度からヒータ4への通電を開始し、定着ローラ2が定着温度に達するまで定着ローラ2が停止しているため、定着ローラ2の加圧ローラ3と接触していた部分が加圧ローラ3に熱を奪われ、局所的に温度が低くなる。この状態で直ちに定着ローラ2を回転させて未定着トナー像の定着を行った場合、定着ローラ2の局所的に温度の低い部分で定着された箇所にグロスむらや定着不良等の画質欠陥が生ずるという欠点があった。特に、定着ローラ2を薄肉にして低熱容量化し、ウォームアップ開始からウォームアップ終了までの時間(ウォームアップ時間)を短くした場合、定着ローラ2の加圧ローラ3に接触していた部分と接触していない部分の温度差が大きくなり、グロスむらや定着不良等の画質欠陥が顕著に現れやすい。
一方、ウォームアップ中に定着ローラ2を定着時の回転速度で回転させておけば、定着ローラ2の周方向にわたって熱を奪われるので、定着ローラ2の周面の温度差はなくなるが、ウォームアップ時間が長くなるという問題を生ずる。
また、定着ローラ2と加圧ローラ3の双方に熱源を持たせてそれぞれのローラ2,3を加熱し、定着ローラ2の周面の温度差をなくす方法もあるが、消費電力の増大とコストアップを招くという問題を生ずる。
【0006】
従って、本発明の目的は、省電力化が図れ、ウォームアップ開始からグロスむらや定着不良等の画質欠陥を生ずることなく定着できるようになるまでの時間を短くすることができる定着装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、互いに圧接された定着ローラと加圧部材を備え、前記定着ローラと前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱加圧定着させる定着装置において、前記定着ローラの周面上の一点の温度を検出する検出手段と、前記定着ローラを回転駆動する駆動手段と、前記定着ローラを加熱する加熱手段と、前記検出手段が検出する前記温度が定着温度に達したとき、前記定着ローラの回転速度を第1の速度で回転するよう前記駆動手段を制御するとともに、前記定着ローラの温度が前記定着温度を保つように前記加熱手段を制御し、前記検出手段が検出する前記温度が前記着温度に達するまでの前記定着ローラのウォームアップ中に、前記駆動手段を制御して前記定着ローラを前記第1の速度よりも低速の第2の速度で回転させる制御手段とを備え、前記第2の速度は、前記検出手段によって検出された前記温度が前記定着温度に達したとき、前記定着ローラの周面上の高温部と低温部との温度差が所定の温度範囲内となるように設定することにより、前記ウォームアップの開始から前記定着ローラの温度が前記定着温度に達するまでの時間を短縮するようにしたことを特徴とする定着装置を提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、互いに圧接された定着ローラと加圧部材を備え、前記定着ローラと前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱加圧定着させる定着装置において、前記定着ローラの周面上の一点の温度を検出する検出手段と、前記定着ローラを回転駆動する駆動手段と、前記定着ローラを加熱する加熱手段と、前記検出手段が検出する前記温度が定着温度に達したとき、前記定着ローラの回転速度を第1の速度で回転するよう前記駆動手段を制御するとともに、前記定着ローラの温度が前記定着温度を保つように前記加熱手段を制御し、前記検出手段が検出する前記温度が前記定着温度に達するまでの前記定着ローラのウォームアップ中に、前記駆動手段を制御して前記定着ローラを前記第1の速度よりも低速の第2の速度で回転させる制御手段とを備え、前記第2の速度は、前記ウォームアップ中の前記定着ローラの回転速度と前記ウォームアップの開始から前記定着ローラが前記定着温度に達し、かつ、前記定着ローラの周面上の高温部と低温部との温度差が所定の値となるまでの時間との関係に基づいて定められたことを特徴とする定着装置を提供する。
ウォームアップ中に定着ローラを回転させずに定着ローラを加熱すると、ウォームアップ開始から温度センサが検出する定着ローラの表面温度が定着可能な温度(以下「定着温度」という。)に達するまでの時間(以下「ウォームアップ時間」という。)は、例えば15秒と短いが、定着ローラが定着温度に達した時点では定着ローラの周面上の最大温度と最低温度との温度差が大きいため、ウォームアップ開始から定着可能(グロスむらや定着不良等の画質欠陥を生じることなく定着できる温度差)となるまでの時間が例えば25秒と長くなる。
一方、ウォームアップ中に定着ローラを定着時の回転速度で回転させながら定着ローラを加熱すると、定着ローラが定着温度に達した時点で定着ローラの周面の温度差は画質欠陥を生じない温度差となるが、ウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間が例えば22秒と長くなる。
そこで、本発明の構成のように、ウォームアップ中に定着ローラを所定の回転速度で回転させながら定着ローラを加熱すると、定着ローラが定着温度に達した時点で定着ローラの周面の温度差は画質欠陥を生じない温度差となり、ウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間が例えば17秒と短かくなる。
また、定着ローラ側のみに熱源を持たせることで、定着ローラと加圧部材の双方に熱源を持たせたのと比較して省電力化が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1(a) は本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の構成図、同図(b) は同図(a) のA部拡大図である。この定着装置10は、不図示の軸受により回転自在に保持された定着ローラ11と、この定着ローラ11に圧縮コイルばね等の付勢部材12の押圧力によって例えば30kgで定着ローラ11に圧接する加圧部材13と、定着ローラ11に内装され、定着ローラ11を加熱する例えば800Wのハロゲンランプ等のヒータ14と、ヒータ14への通電を行うヒータドライバ15と、定着ローラ11の表面温度を検出するサーミスタ等の温度センサ16と、定着ローラ11を回転駆動するローラ駆動部17と、温度センサ16の検出温度に基づいてヒータドライバ15を制御するとともに、ローラ駆動部17を制御する制御部18Aを有して概略構成されている。
【0009】
定着ローラ11は、薄肉にして低熱容量化したものであり、例えば、外径30mm,肉厚0.35mm,長さ360mmを有し、円筒状の金属からなるコア110の外周面に、LTV(Ligh Temperature Vulcanization)シリコーンゴム等を例えば厚さ200μmでディップコーティングして離型性層111を形成したものであり、コア110に上記ヒータ14を内装し、離型性層111の表面に上記温度センサ16を当接させている。
【0010】
加圧部材13は、定着ローラ11に接触配置されたエンドレスベルト130と、エンドレスベルト130を付勢部材12の押圧力によって定着ローラ11に圧接する圧力パッド131とから構成されている。また、エンドレスベルト130と圧力パッド131との間には、両者間の摩擦力を低減するための潤滑剤(信越化学株式会社製G−40グリース)を介在させている。
【0011】
エンドレスベルト130は、例えば、周長94mm,肉厚75μm,幅320mmを有し、熱硬化性ポリイミドを基材130aとし、この基材130aの外周面にPFAを例えば厚さ30μmでコーティングして離型性層130bを形成している。定着ローラ11へのエンドレスベルト130の巻付け角度は約45°となり、ニップ領域19aの幅は約10mmとなる。
【0012】
圧力パッド131は、ベルト130を円滑に走行させるための例えば長さ360mmの楕円管状のベルト走行ガイド132と、ベルト走行ガイド132の上部に長さ320mmにわたって設けられた切欠き部132aに固定された断面凹状の例えば長さ320mmの支持体133と、支持体133の凹部133aに固定された弾性体134と、弾性体134のベルト接触面134aに付着された低摩擦フィルム135とから構成されている。ベルト走行ガイド132の両端には、ベルト130の寄りを規制する不図示の鍔部を設けている。弾性体134は、例えば、幅10mm,肉厚5mm,長さ320mmを有するシリコーンゴムスポンジからなる。低摩擦フィルム135には、例えばテフロン樹脂を含浸させたガラス樹脂シートを用いることができる。
【0013】
制御部18Aは、記録開始信号が入力されると、定着ローラ11の加熱を開始するとともに、定着ローラ11を記録シートPの定着時の回転速度(定着速度)(例えば周速度160mm/s)より遅い所定の回転速度(例えば周速度10〜60mm/s)で回転させるウォームアップを行うようになっている。また、制御部18は、温度センサ16が検出している定着ローラ11の表面温度が定着温度(例えば150℃)に達すると、ウォームアップを終了し、定着ローラ11の表面温度が定着温度を保つよう温度センサ16の検出温度に基づいてヒータドライバ15のフィードバック制御を行うとともに、定着ローラ11が定着速度で回転するようローラ駆動部17を制御するようになっている。
【0014】
次に、ウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を定着速度(周速度160mm/s)より遅い所定の回転速度(10〜60mm/s)としたことの根拠について説明する。
【0015】
図2は比較例1としてウォームアップ終了後に定着ローラ11を定着速度(160mm/s)VC1で回転させた場合の定着ローラ11の温度変化を測定したものである。同図に示すように、定着ローラ11を回転させずにウォームアップを行うと、ウォームアップ時間twは約15秒と短い。しかし、その後は、定着ローラ11の表面温度が同図の点線枠Bで囲んだように脈動する。これは、温度センサ16が当接していた定着ローラ11の部分は、ウォームアップ開始から約15秒で定着温度に達するが、ベルト130に接触していた定着ローラ11の部分、すなわち、ニップ領域19aにあった部分は、ベルト130への放熱が大きいため、ニップ領域19a以外の領域よりも温度が低いことからこのような挙動を示したものである。実際、定着ローラ11のニップ領域19aにあった部分は、他の部分よりも30℃低い120℃であった。このように定着ローラ11の周面の温度差が大きいまま未定着トナー像を担持した記録シートPがニップ領域19aに入ると、定着ローラ11の温度が低い部分で定着された箇所だけグロスむらや定着不良等の画質欠陥を生ずる。また、定着ローラ11の周面の温度差が問題なく定着できる温度差は、トナーの種類によって異なり、富士ゼロックス社製カラー複写機(A Color 935/930) 用のトナーを用いた場合は、5℃以下となる。従って、定着温度に達してから定着ローラ11の周面の温度差が問題なく定着できる温度差(5℃以下)になるのに約10秒要し、結果的にウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間taは約25秒要する。
【0016】
図3は比較例2としてウォームアップ開始と同時に定着速度(160mm/s)VC1で回転させた場合の定着ローラ11の温度変化を測定したものある。ウォームアップ開始と同時に定着ローラ11を定着速度VC1で回転させると、定着ローラ11の全周面から加圧部材13へ放熱されるため、定着ローラ11の温度むらはほぼなくなる。しかし、加圧部材13への放熱量が多いため、ウォームアップ時間twは約22秒と比較例1より7秒長くなる。
【0017】
図4は温度センサ16の検出温度が定着温度に達した時の定着ローラ11の周面の温度差をウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を変化させて測定したものである。同図から明らかなように、定着ローラ11の回転速度の増加とともに、定着ローラ11の周面の温度差は減少することが分かる。定着ローラ11の全周面から加圧部材13へ放熱させるためにウォームアップ中に少なくとも定着ローラ11を1回転させる必要がある。定着ローラ11の周面の温度差を5℃以下にするためには、ウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を22m/s以上、言い換えると、ウォームアップ中に定着ローラ11を3〜4回転させることが望ましい。
【0018】
図5はウォームアップ時間twをウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を変化させて測定したものである。同図から明らかなように、ウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度が速くなればなるほど、ウォームアップ時間twが増長することが分かる。従って、図4および図5より、定着ローラ11の周面の温度差が5℃以下で定着ローラ11の回転速度が遅いことが望ましいことが分かる。
【0019】
図6はウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間taをウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を変化させて測定したものであり、表1はその結果をまとたものである。
【表1】
図6および表1から明らかなように、ウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を10〜60mm/sとすることにより、ヒータ15への通電開始から18秒程度で画質欠陥を生じることなく定着が可能となることが分かる。従って、ウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間taが比較例1では25秒、比較例2では22秒であったものが、ウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を10〜60mm/sとすることで、約18秒と短縮することができる。
【0020】
次に、本定着装置10の動作を図7のタイムチャートを参照して説明する。図7に示すように制御部18に記録開始信号が入力されると、制御部18は、定着ローラ11の加熱を開始するとともに、定着ローラ11を所定の回転速度(周速度10〜60mm/s)Vwで回転させるウォームアップを行う。すなわち、制御部18は、ヒータドライバ5を制御してヒータ4への通電をオンする。ヒータ4への通電によりヒータ4が加熱し、定着ローラ11の表面温度が上昇する。この定着ローラ11の加熱と同時に、制御部18は、ローラ駆動部17を制御して定着ローラ11を所定の回転速度Vwで駆動する。定着ローラ11は、所定の回転速度Vwで回転し、エンドレスベルト130は、定着ローラ11に従動して回転する。温度センサ16が検出している定着ローラ11の表面温度が定着温度(150℃)Tc に達すると、ウォームアップを終了し、制御部18は、定常制御を行う。すなわち、制御部18は、定着ローラ11の表面温度が定着温度Tc を保つよう温度センサ16の検出温度に基づいてヒータドライバ15のフィードバック制御を行う。ヒータドライバ15は、制御部18のフィードバック制御によりヒータ14への通電をオンオフする。このフィードバック制御と同時に、制御部18は、定着ローラ11が定着速度(周速度160mm/s)Vc1で回転するようローラ駆動部17を制御する。未定着トナー像を担持した記録シートPが搬送路19に沿って搬送され、定着ローラ11とエンドレスベルト130との間のニップ領域19aを通過すると、未定着トナー像が記録シートP上に加熱加圧されて定着される。
【0021】
次に、第1の実施の形態の効果を説明する。
(イ) ウォームアップ中に定着ローラ11を定着速度VC1より遅い所定の回転速度Vwで回転させているので、ウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間taを必要以上に長くすることなく、定着ローラ11の加熱を均一に行い、ウォームアップ終了直後に定着を行ってもグロスむらや定着不良等の画質欠陥を防ぐことができる。
(ロ) 定着ローラ11を低熱容量化しているので、ウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間taをより一層短くすることができる。
(ハ) 定着ローラ11側のみに熱源を持たせているので、定着ローラと加圧部材の双方に熱源を持たせているのと比較して消費電力の低減とコストダウンを図ることができる。
(ニ) 本定着装置10をIBT方式やCTR方式等のカラー複写機に適用した場合、画像形成開始時に記録シートP1 が搬送されてから定着ローラ11に達するまでに18秒程度要する。本定着装置10によれば、これ以下の時間でウォームアップを完了することが可能であるので、定着ローラ11が室温にある状態でも、画像形成開始信号が入力されてから直ちに画像形成を開始しても、記録シートP1 がニップ領域19aに入る以前に定着ローラ11が定着温度に達し、定着が可能となる。つまり、待機時において定着ローラ11を加熱しておかなくても済むという利点がある。
(ホ) 圧力パッド131とベルト130内周面との摩擦力が定着ローラ11の駆動トルクを増大させるため、圧力パッド131とベルト130の間には、潤滑剤(信越化学株式会社製G−40グリース)を介在させている。この潤滑剤の温度特性により図8に示すように、定着ローラ11の駆動トルクが変わる。定着ローラ11の温度が低い場合は、潤滑剤の粘度が高いため、駆動トルクが大きくなる。また、この場合、定着ローラ11の回転速度依存性も大きく、高速では駆動トルクが非常に大きくなる。従って、ウォームアップ中、すなわち定着ローラ11の温度が低い場合に、低速回転させることは定着装置10の最大トルクの低減にも有効である。
【0022】
図9は本発明の第2の実施の形態に係る定着装置の動作を説明するためのタイムチャートである。この定着装置は、第1の実施の形態とは制御部18Aのみが異なり、他は第1の実施例と同様に構成されている。この第2の実施の形態に係る制御部は、図9に示すように、記録開始信号が入力されると、定着ローラ11の加熱を開始するが、定着ローラ11の表面温度がトナーのガラス転移温度(例えば80℃)Tw に達してから、定着ローラ11を所定の回転速度(周速度10〜60mm/s)Vwで回転させるウォームアップを行う。ウォームアップを終了後は、第1の実施の形態と同様に、定着ローラ11の表面温度が定着温度Tcを保ち、定着ローラ11が定着速度VC1で回転するようにヒータドライバ15およびローラ駆動部17を制御する。
【0023】
図10は第2の実施の形態に係る定着装置10について、定着ローラ11がトナーのガラス転移温度(80℃)Tw に達してから定着ローラ11を回転させた場合のウォームアップ時間twをウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度を変化させて測定したものであり、表2はその結果をまとめたものである。
【表2】
定着ローラ11の温度がトナーのガラス転移温度Tw以下のときに、定着ローラ11を回転させると、クリーニング部材等に残留するトナーが定着ローラ11の周面と擦れ、定着ローラ11の周面を摩耗させる可能性がある。そこで、定着ローラ11の温度がトナーのガラス転移温度Tw以上に上昇してから定着ローラ11を回転させることが好ましい。例えば、富士ゼロックス社製カラー複写機(A Color 935/930) 用のトナーを用いた場合は、ガラス転移温度Twが約80℃であるので、80℃から回転を開始すればよい。図10および表2から明らかなように、定着ローラ11の回転速度が25〜50mm/s付近、言い換えると、定着ローラ11の外径が30mmであるので、ウォームアップ中の定着ローラ11の回転が3〜4回転付近に最適値が存在することが分かる。
【0024】
図11は第3の実施の形態に係る定着装置の構成図である。この定着装置10は、第1の実施の形態とは制御部のみが異なり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。この第3の実施の形態に係る制御部18Bは、記録開始信号が入力されると、定着ローラ11の加熱を開始するとともに、定着ローラ11を通常の記録シートP1 の定着時の回転速度(第1の定着速度)(例えば周速度160mm/s)より遅い厚紙,封筒,カラーOHP用シート等の特殊な記録シートP2 の定着時の回転速度(第2の定着速度)(例えば周速度30mm/s)で回転させるウォームアップを行うようになっている。また、制御部18は、温度センサ16が検出している定着ローラ11の表面温度が定着温度(例えば150℃)に達すると、ウォームアップを終了し、定着ローラ11の表面温度が定着温度を保つよう温度センサ16の検出温度に基づいてヒータドライバ15のフィードバック制御を行うとともに、記録媒体が通常の記録シートP1 の場合は、定着ローラ11が第1の定着速度で回転し、特殊な記録シートP2 の場合は、定着ローラ11が第2の定着速度で回転するようローラ駆動部17を制御するようになっている。
【0025】
次に、第3の実施の形態に係る定着装置10の動作を図12のタイムチャートを参照して説明する。
(1) 記録媒体が通常の記録シートP1 の場合
図12に示すように制御部18Bに記録開始信号が入力されると、制御部18Bは、定着ローラ11の加熱を開始するとともに、定着ローラ11を第2の定着速度(周速度30mm/s)VC2で回転させるウォームアップを行う。すなわち、制御部18Bは、ヒータドライバ5を制御してヒータ4への通電をオンする。ヒータ4への通電によりヒータ4が加熱し、定着ローラ11の表面温度が上昇する。この定着ローラ11の加熱と同時に、制御部18Bは、ローラ駆動部17を制御して定着ローラ11を第2の定着速度VC2で駆動する。定着ローラ11は、第2の定着速度VC2で回転し、エンドレスベルト130は、定着ローラ11に従動して回転する。温度センサ16が検出している定着ローラ11の表面温度が定着温度(150℃)Tc に達すると、ウォームアップを終了し、制御部18Bは、定常制御を行う。すなわち、制御部18Bは、定着ローラ11の表面温度が定着温度Tc を保つよう温度センサ16の検出温度に基づいてヒータドライバ15のフィードバック制御を行う。ヒータドライバ15は、制御部18Bのフィードバック制御によりヒータ14への通電をオンオフする。このフィードバック制御と同時に、制御部18Bは、通常の記録シートP1 のシート識別信号に基づいて、定着ローラ11が第1の定着速度(周速度160mm/s)Vc1で回転するようローラ駆動部17を制御する。未定着トナー像を担持した記録シートP1 が搬送路19に沿って搬送され、定着ローラ11とエンドレスベルト130との間のニップ領域19aを通過すると、未定着トナー像が記録シートP1 上に加熱加圧されて定着される。
【0026】
(2) 記録媒体が特殊な記録シートP2 の場合
記録開始信号が入力されると、制御部18Bは、(1) の場合と同様にウォームアップを行い、ウォームアップ終了後は、図12の想像線で示すように、特殊な記録シートP2 のシート識別信号に基づいて第2の定着速度(周速度30mm/s)VC2で定着ローラ11を駆動するようローラ駆動部17を制御する。特殊な記録シートP2 が、厚紙や封筒等のように熱容量が大きい場合は、定着速度を遅くすることにより加熱量が増大する。特殊な記録シートP2 が、カラーOHP用シートの場合は、定着速度を遅くすることにより、トナーの溶融状態が良好となってトナーの透光性が良くなる。
【0027】
上述した第3の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(イ) 図13はウォームアップ中の定着ローラ11の回転速度(第1の定着速度VC1)を30mm/sとした場合の定着ローラ11の温度変化を測定したものである。同図から明らかなように、ウォームアップ中の回転速度を30mm/sとすると、ウォームアップ開始から定着可能となるまでの時間taを約17秒に短縮することができる。定着ローラ11の外径が30mmであるので、ウォームアップ中に5回転強ほど定着ローラ11が回転することになる。従って、定着ローラ11の全周面からほぼ均一に加圧部材13へ放熱し、ウォームアップ終了時の温度差は3〜4℃で問題とならない値となった。
(ロ) ウォームアップ中に定着ローラ11を特殊な記録シートP2 の定着時の回転速度である第2の定着速度VC2で回転させているので、定着ローラ11の駆動系および制御系を簡素化することができる。
【0028】
本発明は、加圧部材の構成に依らず、ウォームアップ中に加圧部材の温度が定着ローラよりも低くなっている場合に有効である。従って、本発明は、他の加圧部材の構成を有する定着装置においても有効となる。以下、その構成を図14および図15を参照して説明する。
【0029】
図14は本発明の第の実施の形態に係る定着装置の構成図である。この定着装置10は、第1の実施の形態とは加圧部材のみ異なり、他は第1の実施例と同様に構成されている。この第の実施の形態の加圧部材20は、断面凹状の支持体200と、支持体200の凹部200aに固定された弾性体201とから構成され、圧縮コイルばね等の付勢部材21によって定着ローラ11に圧接している。この第の実施の形態によれば、加圧部材20の構成を簡素化することができるとともに、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0030】
図15は、本発明の第の実施の形態に係る定着装置の構成図である。この定着装置10は、第1の実施の形態とは定着ローラと加圧部材のみ異なり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。この第の実施の形態の定着ローラ22は、薄肉にして低熱容量化したものであり、中空のアルミニウムからなるコア220の外周面にHTV(High Temperature Vulcanization)シリコーンゴム等の弾性体層221を形成し、弾性体層221の外周面にRTV(RoomTemperature Vulcanization)シリコーンゴム等の離型性層222を形成している。加圧部材23は、回転可能な状態で定着ローラ22に当接されたエンドレスベルト230と、エンドレスベルト230の内側に回転可能な状態で配置され、エンドレスベルト230を介して定着ローラ22に圧接する一対の加圧ローラ230とから構成されている。この第の実施の形態によれば、小さな駆動トルクによって記録シートPを搬送することができるとともに、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の定着装置によれば、ウォームアップ中に定着ローラを所定の回転速度で回転させながら定着ローラを加熱しているので、ウォームアップ開始からグロスむらや定着不良等の画質欠陥を生ずることなく定着できるようになるまでの時間を例えば17秒と短くすることができる。
また、定着ローラ側のみに熱源を持たせることで、定着ローラと加圧部材の双方に熱源を持たせた場合と比較して省電力化およびコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a) は本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の構成図、(b) は(a) のA部拡大図
【図2】比較例1の測定結果を示す図
【図3】比較例2の測定結果を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の測定結果を示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の測定結果を示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の測定結果を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の動作を説明するためのタイムチャート
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の測定結果を示す図
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る定着装置の動作を説明するためのタイムチャート
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る定着装置の測定結果を示す図
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る定着装置の構成図
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る定着装置の動作を説明するためのタイムチャート
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る定着装置の測定結果を示す図
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る定着装置の構成図
【図15】本発明の第5の実施の形態に係る定着装置の構成図
【図16】従来の定着装置の構成図
【符号の説明】
10 定着装置
11 定着ローラ
110 コア
111 離型性層
12 付勢部材
13 加圧部材
130 エンドレスベルト
130a 基材
130b 離型性層
131 圧力パッド
132 ベルト走行ガイド
132a 切欠き部
133 支持体
133a 凹部
134 弾性体
134a ベルト接触面
135 低摩擦フィルム
14 ヒータ
15 ヒータドライバ
16 温度センサ
17 ローラ駆動部
18A,18B 制御部
19 搬送路
19a ニップ領域
20 加圧部材
200 支持体
200a 凹部
201 弾性体
21 付勢部材
22 定着ローラ
220 コア
221 弾性体層
222 離型性層
23 加圧部材
230 エンドレスベルト
231 加圧ローラ
1 通常の記録シート
2 特殊な記録シート
Tc 定着温度
Tw ガラス転移温度
tw 定着温度到達時間
ta ウォームアップ時間
C1 第1の定着速度
C2 第2の定着速度

Claims (9)

  1. 互いに圧接された定着ローラと加圧部材を備え、前記定着ローラと前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱加圧定着させる定着装置において、
    前記定着ローラの周面上の一点の温度を検出する検出手段と、
    前記定着ローラを回転駆動する駆動手段と、
    前記定着ローラを加熱する加熱手段と、
    前記検出手段が検出する前記温度が定着温度に達したとき、前記定着ローラの回転速度を第1の速度で回転するよう前記駆動手段を制御するとともに、前記定着ローラの温度が前記定着温度を保つように前記加熱手段を制御し、前記検出手段が検出する前記温度が前記着温度に達するまでの前記定着ローラのウォームアップ中に、前記駆動手段を制御して前記定着ローラを前記第1の速度よりも低速の第2の速度で回転させる制御手段とを備え、
    前記第2の速度は、前記検出手段によって検出された前記温度が前記定着温度に達したとき、前記定着ローラの周面上の高温部と低温部との温度差が所定の温度範囲内となるように設定することにより、前記ウォームアップの開始から前記定着ローラの温度が前記定着温度に達するまでの時間を短縮するようにしたことを特徴とする定着装置。
  2. 互いに圧接された定着ローラと加圧部材を備え、前記定着ローラと前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱加圧定着させる定着装置において、
    前記定着ローラの周面上の一点の温度を検出する検出手段と、
    前記定着ローラを回転駆動する駆動手段と、
    前記定着ローラを加熱する加熱手段と、
    前記検出手段が検出する前記温度が定着温度に達したとき、前記定着ローラの回転速度を第1の速度で回転するよう前記駆動手段を制御するとともに、前記定着ローラの温度が前記定着温度を保つように前記加熱手段を制御し、前記検出手段が検出する前記温度が前記定着温度に達するまでの前記定着ローラのウォームアップ中に、前記駆動手段を制御して前記定着ローラを前記第1の速度よりも低速の第2の速度で回転させる制御手段とを備え、
    前記第2の速度は、前記ウォームアップ中の前記定着ローラの回転速度と前記ウォームアップの開始から前記定着ローラが前記定着温度に達し、かつ、前記定着ローラの周面上の高温部と低温部との温度差が所定の値となるまでの時間との関係に基づいて定められたことを特徴とする定着装置。
  3. 前記所定の温度範囲あるいは前記所定の値は、前記未定着トナーの温度特性に基づいて定められる請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の速度として汎用の記録用紙,紙厚の大なる記録用紙,カラーOHPシート等の記録媒体の種類に応じて高速および低速の定着速度を設定する構成の請求項1又は2記載の定着装置。
  5. 前記制御手段は、前記低速の定着速度を前記第2の速度に等しく設定する構成の請求項4記載の定着装置。
  6. 前記制御手段は、前記ウォームアップ中であって前記定着ローラの前記温度が前記記録媒体に担持された前記未定着トナー像のガラス転移温度未満のとき、前記定着ローラの回転を停止させ、前記ガラス転移温度に達した後に前記定着ローラを前記第2の速度で回転させる構成の請求項1又は2記載の定着装置。
  7. 前記加圧部材は、回転可能な状態で前記定着ローラに当接されたエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に非回転状態で配置され、前記エンドレスベルトを介して前記定着ローラに圧接する加圧パッドを備えた構成の請求項1又は2記載の定着装置。
  8. 前記加圧部材は、非回転状態で前記定着ローラに当接された加圧パッドを備えた構成の請求項1又は2記載の定着装置。
  9. 前記加圧部材は、回転可能な状態で前記定着ローラに当接されたエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に回転可能な状態で配置され、前記エンドレスベルトを介して前記定着ローラに圧接する複数の加圧ローラを備えた構成の請求項1又は2記載の定着装置。
JP01798597A 1997-01-31 1997-01-31 定着装置 Expired - Lifetime JP3646450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01798597A JP3646450B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01798597A JP3646450B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10213987A JPH10213987A (ja) 1998-08-11
JP3646450B2 true JP3646450B2 (ja) 2005-05-11

Family

ID=11959027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01798597A Expired - Lifetime JP3646450B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3646450B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4845588B2 (ja) * 2005-09-13 2011-12-28 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP5151086B2 (ja) * 2006-08-03 2013-02-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP5015675B2 (ja) * 2007-06-27 2012-08-29 株式会社リコー 加熱装置および定着装置ならびに画像形成装置
JP5368879B2 (ja) * 2008-06-16 2013-12-18 株式会社東芝 ベルト定着装置
JP5916449B2 (ja) * 2012-03-14 2016-05-11 シャープ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2015043020A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10213987A (ja) 1998-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100741840B1 (ko) 정착 장치 및 화상 형성 장치
JP3301162B2 (ja) 加熱装置
JPH10213984A (ja) 画像定着装置
JPH11282293A (ja) ベルト定着装置
JP2004184814A (ja) 加熱装置
JPH07199703A (ja) 加熱装置
JP2003076178A (ja) 画像形成装置
JP2004296188A (ja) 加熱装置
JP3646450B2 (ja) 定着装置
JP4810590B2 (ja) 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、制御プログラムおよびその記録媒体
JPH08292667A (ja) 加熱定着装置
JPH09114281A (ja) 加圧用回転体、加熱装置及び画像形成装置
JP2003295652A (ja) 定着装置
JP3159069B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3830052B2 (ja) 画像形成方法
JP2005301043A (ja) 無端状定着ベルト及び定着装置
JPH0527619A (ja) 加熱装置
JP2010282054A (ja) 画像形成装置
JPH06348156A (ja) 加熱装置
JP4041728B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4164349B2 (ja) 像加熱装置
JP2000122463A (ja) 定着装置
US20150346656A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP3783484B2 (ja) ベルト定着器
JPH08339131A (ja) 加熱装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term