JP3644056B2 - 符号化装置および符号化方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば画像信号や音声信号などの情報を符号化し、伝送路を介して伝送したり、あるいは記録媒体に記録する場合などに用いて好適な符号化装置、並びに符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば画像信号を符号化する画像符号化装置などにおいては、画像信号を、例えばDCT(離散コサイン変換)処理し、その結果得られるDCT係数を量子化して、さらに可変長符号化するようになされている。
【0003】
さらに、このような画像符号化装置では、画像信号の符号化にあたって、発生する符号化データのデータ量(発生符号量)と、復号画像の画質とをバランスさせるように、例えばDCT係数を量子化する量子化ステップや、符号化モード(例えば、符号化対象の画像信号そのものを符号化(イントラ符号化)したり、あるいは符号化対象の画像信号と、その画像信号の予測画像との差分を符号化(インター符号化)するモードなど)、符号化対象の画像信号をフィルタリングするフィルタの特性などが設定されるようになされている(以下、このような符号化において設定されるパラメータを、適宜、符号化パラメータという)。
【0004】
また、符号化データの伝送や、記録媒体への記録は、通常、所定の一定のレートで行う必要があるため、画像符号化装置では、符号化データが、一時バッファに記憶され、所定の一定のレートで出力されるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば複雑な画像信号が連続して符号化されるなどして、発生符号量が局所的に増加し、これによりバッファがオーバーフローしそうになると、画像符号化装置では、例えば量子化ステップを粗くするなどの、画像の画質の劣化より、バッファのオーバーフローの防止の方を優先した符号化パラメータの制御が行われるようになされている。
【0006】
これは、バッファがオーバーフローすると、符号化データに致命的なエラー(回復できないエラー)が生じ、復号画像が得られなくなるためである。
【0007】
従って、上述したような符号化パラメータの制御が行われた場合に対応する復号画像は、局所的に、その画質が著しく劣化したものになる課題があった。
【0008】
そこで、少なくとも2回符号化を行うようにし、1パス目の符号化結果に基づいて、局所的に画質が劣化している部分を検出し、2パス目以降の符号化において、その劣化を低減するように、例えば1パス目で検出された部分に、画質の劣化のほとんどない部分に割り当てられた符号量の一部を割り当てるようにすることなどが考えられる。
【0009】
しかしながら、従来の画像符号化装置においては、画像信号の絶対的な時間を表す情報(例えば、いま符号化している画像信号のフレームが、その画像信号の最初のフレームから何フレーム目のものかや、あるフレームの画像信号を構成するブロックを符号化している場合に、そのブロックが、画像信号のどの部分にいちするものなのかなどを示す情報)を取り扱うようにはなされておらず、従って1パス目の符号化で、画質の劣化の著しい部分を検出しても、その部分が、画像信号の先頭フレームから何フレーム目のもので、またそのフレームのどこに位置するブロックにあたるのかを特定することが困難であった。
【0010】
このため、2パス目以降の符号化時に、画像信号のどのタイミングで、画質の劣化を低減する処理を行えば良いかわからず、上述した画質の局所的な劣化を改善することが困難であった。
【0011】
そこで、画像符号化装置の符号化アルゴリズムを変更する方法が考えられるが、その変更後のアルゴリズムが、局所的に発生する画質の劣化を低減するように作用するかどうかは不明であった。
【0012】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画質の局所的な劣化が生じた画像信号の部分を特定することができるようにし、これによりその劣化を低減した符号化を行うことができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の符号化装置は、絶対的な時間情報と対応付けられた時系列の情報を符号化する符号化装置であって、情報を符号化する符号化手段(例えば、図1や図3に示す符号化器11など)と、符号化手段より出力される符号化データを復号化する復号化手段(例えば、図1や図3に示す復号化器12など)と、復号化手段より出力される復号化データの劣化している部分を認識し、その部分に対応する時間情報である劣化部分時間情報を検出する検出手段(例えば、図1に示すS/N比較器3や、図3に示す画質評価器30など)と、検出手段により検出された劣化部分時間情報を記憶する記憶手段(例えば、図1や図3に示すメモリ14など)と、符号化手段により情報が再度符号化される場合に、記憶手段に記憶された劣化部分時間情報と対応する復号化データの部分の劣化が低減されるように、符号化手段を制御する制御手段(例えば、図1や図3に示す制御部15など)とを備えることを特徴とする。
【0014】
請求項2に記載の符号化装置は、検出手段が、情報に対する復号化データのS/Nを測定し、その測定結果に基づいて、復号化データの劣化している部分を認識することを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載の符号化装置は、情報または復号化データそれぞれを、時間情報とともに記録し、記録した情報または復号化データそれぞれを、時間情報とともに再生する第1または第2の記録再生手段(例えば、図3に示すVTR21または22など)と、第1の記録再生手段により再生された情報を、符号化手段に供給する供給手段(例えば、図3に示すスイッチSW1など)とをさらに備え、検出手段が、第1または第2の記録再生手段によりそれぞれ再生される情報または復号化データを出力する出力手段(例えば、図3に示すモニタ31または32など)と、出力手段より出力された情報に比較して、復号化データの劣化している部分を指定する指定手段(例えば、図3に示す操作部24など)とを含み、指定手段により指定された復号化データの部分を認識し、その部分に対応する時間情報を、劣化部分時間情報として検出し、制御手段が、第1の記録再生手段により再生された情報が、供給手段により符号化手段に供給され、符号化手段により再度符号化される場合に、記憶手段に記憶された劣化部分時間情報と対応する復号化データの劣化が低減されるように、符号化手段を制御することを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載の符号化方法は、絶対的な時間情報と対応付けられた時系列の情報を符号化する符号化方法であって、情報を符号化し、その結果得られる符号化データを復号化し、その結果得られる復号化データの劣化している部分を認識し、その部分に対応する時間情報である劣化部分時間情報を検出し、劣化部分時間情報を記憶し、劣化部分時間情報と対応する復号化データの部分の劣化が低減されるように、情報を、再度符号化することを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の符号化方法は、情報に対する復号化データのS/Nを測定し、その測定結果に基づいて、復号化データの劣化している部分を検出することを特徴とする。
【0018】
請求項6に記載の符号化方法は、情報を符号化するとともに、その情報と、時間情報とを第1の記録媒体に記録し、符号化データを復号化するとともに、その結果得られる復号化データと、時間情報とを第2の記録媒体に記録し、第1または第2の記録媒体から、記録した時間情報に基づいて、記録した情報または復号化データそれぞれを同期させて再生し、再生した情報または復号化データを出力し、情報に比較して、復号化データの劣化している部分を指定し、指定された復号化データの部分を認識し、その部分に対応する時間情報を、劣化部分時間情報として検出し、第1の記録媒体から情報を再生し、劣化部分時間情報と対応する復号化データの部分の劣化が低減されるように、再生された情報を再度符号化することを特徴とする。
【0019】
【作用】
請求項1に記載の符号化装置および請求項4に記載の符号化方法においては、絶対的な時間情報と対応付けられた時系列の情報を符号化して復号化し、その結果得られる復号化データの劣化している部分を認識して、その部分に対応する時間情報である劣化部分時間情報を検出する。そして、その劣化部分時間情報を記憶し、記憶された劣化部分時間情報と対応する復号化データの部分の劣化が低減されるように、情報を、再度符号化する。従って、符号化による、局所的な情報の劣化を低減することができる。
【0020】
請求項2に記載の符号化装置および請求項5に記載の符号化方法においては、情報に対する復号化データのS/Nを測定し、その測定結果に基づいて、復号化データの劣化している部分を認識する。従って、局所的な情報のS/Nの劣化を低減することができる。
【0021】
請求項3に記載の符号化装置および請求項6に記載の符号化方法においては、情報を符号化するとともに、その情報と、時間情報とを記録し、符号化データを復号化するとともに、その結果得られる復号化データと、時間情報とを記録する。そして、記録した時間情報に基づいて、記録した情報または復号化データそれぞれを同期させて再生し、情報に比較して、復号化データの劣化している部分を指定する。さらに、この指定された復号化データの部分を認識し、その部分に対応する時間情報を、劣化部分時間情報として検出する。その後、記録された情報を再生し、劣化部分時間情報と対応する復号化データの部分の劣化が低減されるように、再生された情報を符号化する。従って、局所的な情報の劣化を低減することができる。
【0022】
【実施例】
図1は、本発明を適用した画像符号化装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。この装置は、符号化装置1、遅延回路2、およびS/N比較器3から構成され、そこには、時系列の情報である画像信号が、それと同期した(対応付けられた)絶対的な時間情報(例えば、タイムコード(例えば、SMPTE TIME CODEなど)など)とともに入力されるようになされている。装置に入力された画像信号(以下、適宜、原信号という)は、符号化装置1の符号化器11並びに遅延回路2に供給されるようになされており、また装置に入力された時間情報は、符号化装置1を構成する遅延回路13および制御部15に供給されるようになされている。
【0023】
符号化装置1は、符号化器11、復号化器12、遅延回路13、メモリ14、および制御部15から構成されている。符号化器11は、入力された画像信号を、例えばDCT(離散コサイン変換)処理し、その結果得られるDCT係数を量子化して、さらに可変長符号化することにより、符号化データにして出力するようになされている。なお、符号化器11における符号化パラメータは、例えば符号化データのデータ量などに基づいて制御される他、制御部15によっても制御することができるようになされている。
【0024】
復号化器12は、符号化器11より出力される符号化データを復号化し(例えば、可変長復号化して逆量子化し、その結果得られるDCT係数を逆DCT処理し)、その結果得られる復号画像信号(復号化データ)を、S/N比較器3に出力するようになされている。
【0025】
遅延回路13は、符号化器11および復号化器12が、画像信号を処理(符号化および復号化)するのに必要な時間だけ、その画像信号とともに装置に入力された時間情報を遅延し、S/N比較器3に出力するようになされている。従って、符号化装置1から出力される復号画像信号(画像信号を符号化し、復号化したもの)と時間情報との位相関係は、符号化装置1に入力される画像信号と時間情報との位相関係と同一になるようになされている。
【0026】
即ち、いま、例えば時間情報をタイムコード(SMPTE TIME CODE)とした場合、符号化装置1に入力される画像信号の先頭フレーム(始まりのフレーム)から、例えば00:00:00:00,00:00:00:01,00:00:00:02,・・・などのようにタイムコードが付されているとき、符号化装置1(復号化器12)より、復号画像信号の先頭フレームが出力されるタイミングで、同じく符号化装置1(遅延回路13)からは、時間情報として、00:00:00:00のタイムコードが出力され、その後、復号画像信号の先頭フレームに続くフレームが順次出力されるタイミングて、00:00:00:01,00:00:00:02,・・・のように時間情報であるタイムコードも順次出力されるようになされている。
【0027】
ここで、上述のように、時間情報をタイムコード(SMPTE TIME CODE)とした場合、時間情報は、画像信号の位置(時間的な位置)を、フレーム単位で表す。従って、この場合、時間情報によれば、1フレーム単位で画像信号を特定することはできるが、それより小さな単位(例えば、1フレームの画像信号内にある、任意のブロックや画素など)を特定することはできない。以下、このように、時間情報が特定することのできる画像信号の範囲を、最小領域という。
【0028】
メモリ14は、S/N比較器3から出力される、後述する時間/位置情報を記憶するようになされている。制御部15は、一度符号化された原信号が再度、符号化器11で符号化される場合に、その原信号に対応付けられた時間情報を参照し、メモリ14に記憶された時間/位置情報に対応する原信号の部分が、符号化器11で符号化されるタイミングで、符号化器11の符号化パラメータを制御するようになされている。
【0029】
遅延回路2は、原信号を、遅延回路13における遅延時間と同じだけ、即ち符号化器11および復号化器12が、原信号を処理するのに必要な時間だけ遅延し、S/N比較器3に出力するようになされている。従って、S/N比較器3には、原信号と、その原信号を符号化して復号化した復号画像信号とが、同一のタイミングで(同期して)出力されるようになされている。
【0030】
即ち、遅延回路2から、原信号の先頭からN番目のフレームが出力されるタイミングでは、符号化装置1(復号化器12)からは、復号画像信号の先頭からN番目のフレームが出力されるようになされている。
【0031】
S/N比較器3は、遅延回路2より出力される原信号に対する、符号化装置1より出力される復号画像信号のS/Nを測定し、その測定値が、所定の閾値以下となる復号画像信号の部分(あるいは、その部分に対応する、遅延回路2からの原信号の部分でも良い)を検出し、その部分を、復号画像信号のS/Nが極端に劣化している部分として認識するようになされている。さらに、S/N比較器3は、上述のS/Nが所定の閾値以下になる復号画像信号の部分(S/Nが極端に劣化している部分)(以下、適宜、劣化部分という)に対応する、遅延回路13からの時間情報を検出し、これを時間/位置情報としてメモリ14に出力するようになされている。
【0032】
ここで、上述したように、時間情報をタイムコードとした場合には、最小領域はフレームとなるため、劣化部分が微少な範囲(例えば、極端な場合には1画素)であっても、その劣化部分を含むフレームを示すタイムコードが、時間/位置情報として出力されることになる。即ち、この場合、劣化部分が微少な範囲であっても、その劣化部分を含むフレーム全体が劣化しているとされることになる。
【0033】
このように、時間情報を、そのまま時間/位置情報としたのでは、劣化部分が小さい範囲であるほど、その劣化部分の位置を正確に表すことができなくなる。
【0034】
そこで、S/N比較器3では、1フレームを、例えばいわゆるマクロブロックや、8画素×8画素の小ブロックなどに分割して、劣化部分を含むマクロブロックや小ブロックの、フレーム上の位置(例えば、ブロック番号(フレームをマクロブロックなどに分割した場合に、各ブロックに、そのブロックを識別するために付される番号)など)(以下、適宜、位置情報という)を検出し、この位置情報を、上述の時間情報に加え、時間/位置情報として出力することができるようになされている。
【0035】
なお、時間/位置情報が示す画像信号の最小単位は、画素とすることが可能であるが、符号化器11が原信号を符号化する符号化単位とすることが好ましい。即ち、例えば符号化器11が、マクロブロック単位で符号化を行うようになされている場合には、時間/位置情報が示す画像信号の最小単位は、マクロブロックとすることが好ましい。
【0036】
次に、図2のフローチャートを参照して、その動作について説明する。時間情報とともに、それと対応付けられた画像信号(原信号)が入力されると、その原信号が、符号化器11および遅延回路2に供給されるとともに、時間情報が、遅延回路13および制御部15に供給される。
【0037】
そして、ステップS1において、符号化器11で原信号が符号化され、その結果得られる符号化データが復号化器12に出力されて、ステップS2に進む。ステップS2では、符号化器11からの符号化データが復号され、これにより復号画像信号とされて、S/N比較器3に出力される。
【0038】
一方、遅延回路2または13に供給された原信号または時間情報は、そこで、ステップS1およびS2の処理、即ち符号化器11における符号化処理および復号化器12における復号化処理にかかる時間だけそれぞれ遅延され、S/N比較器3に出力される。
【0039】
従って、遅延回路2,13、または復号化器12からは、原信号、時間情報、または復号画像信号それぞれが、それらの位相が同期した状態で、S/N比較器3に出力される。
【0040】
その後、ステップS3において、S/N比較器3で、遅延回路2からの原信号に対する、復号化器12からの復号画像信号のS/Nが測定され、ステップS4に進み、そのS/Nが、所定の閾値より大きいか否かが判定される。ステップS4において、S/N比較器3で測定された復号画像信号のS/Nが、所定の閾値より大きいと判定された場合、符号化器11における符号化により、原信号の画質が、極端に劣化している部分はないものとされ、処理を終了する。この場合、符号化器11から出力された符号化データは、そのまま伝送路を介して伝送され、あるいは記録媒体に記録される。
【0041】
一方、ステップS4において、S/N比較器3で測定された復号画像信号のS/Nが、所定の閾値より大きくないと判定された場合、即ち復号画像信号に、S/Nの小さい部分(極端に小さい部分)がある場合、ステップS5に進み、S/N比較器3で、そのS/Nの極端に小さい部分、即ち劣化部分に対応する、遅延回路13からの時間情報が検出され、さらに必要に応じて、その劣化部分の位置情報が検出される。そして、これらは、時間/位置情報として、S/N比較器3からメモリ14に出力されて記憶される。
【0042】
その後、原信号(前回のステップS1の処理で符号化された画像信号と同一のもの)が、その時間情報とともに、再度入力されると(原信号が、符号化器11および遅延回路2に供給され、時間情報が、遅延回路13および制御部15に供給されると)、ステップS1に戻り、その原信号が再度符号化される。
【0043】
但し、この場合には、制御部15において、メモリ14に記憶された時間/位置情報が読み出され、その時間/位置情報に、原信号に対応付けられた時間情報が一致するタイミングで符号化器11により符号化される原信号に割り当てられる符号量が、前回の符号化のときより増加するように、符号化器11の符号化パラメータが制御される。
【0044】
メモリ14に記憶された時間/位置情報と一致する時間情報のタイミングで符号化される原信号は、上述した劣化部分に対応するから、この部分に割り当てる符号量を、前回のときより増加することにより、その部分の符号化によるS/Nの劣化を低減することができる。
【0045】
なお、制御部15は、劣化部分に対応する原信号の部分に割り当てた符号量の増加分だけ、その前後の部分や、S/Nの高い部分に割り当てる符号量を減少させることにより、原信号全体の発生符号量またはその部分付近における符号化レートを、前回のときとほぼ同一になるように調整するようになされている。
【0046】
また、時間/位置情報が示す原信号の最小単位が、時間情報のそれ(時間情報の最小領域)より小さい場合においては、制御部15は、時間情報が示すタイミングから、符号化器11の処理速度を考慮して、時間/位置情報が示すタイミングを算出し、そのタイミングで符号化される原信号の部分に割り当てられる符号量を増加するように、符号化器11の符号化パラメータを制御するようになされている。
【0047】
以上のようにして符号化が行われた後、ステップS2以下に順次進み、上述したステップS4において、S/N比較器3で測定された復号画像信号のS/Nが、所定の閾値より大きいと判定されるまで、ステップS1乃至S5の処理が繰り返される。
【0048】
従って、この場合、最終的に得られた符号化データを復号した復号画像に、極端にS/Nの劣化した部分が生じること、即ち復号画像にS/Nのばらつきが生じることを防止することができる。
【0049】
ところで、図1に示した画像符号化装置には、絶対的な時間情報と対応付けられた原信号を複数回入力する必要があるときがあり、従って、この装置では、例えばいま撮影を行っているビデオカメラなどの出力を、上述したように復号画像の劣化部分を低減するように符号化することが困難なときがある。
【0050】
そこで、図3は、本発明を適用した画像符号化装置の第2実施例の構成を示している。なお、図中、図1における場合と対応する部分については、同一の符号を付してある。
【0051】
この場合、符号化装置1には、例えばビデオカメラ(図示せず)などの出力である画像信号(原信号)、またはそれと同期した絶対的な時間情報が、スイッチSW1またはSW2を介して、それぞれ入力されるようになされている。また、この原信号または時間情報それぞれは、VTR21の画像入力端子sinまたは時間情報入力端子(タイムコード入力端子)tinにも入力されるようになされている。
【0052】
VTR21は、その入力端子sinまたはtinを介してそれぞれ入力される原信号またはそれと同期した時間情報を記録し、また記録した原信号または時間情報を再生し、それぞれを、その画像出力端子soutまたは時間情報出力端子(タイムコード出力端子)toutを介して出力するようになされている。VTR21から出力された画像信号(原信号)は、スイッチSW1の端子b1および画質評価器30のモニタ32に供給されるようになされている。また、VTR21から出力された時間情報は、スイッチSW2の端子b2およびシンクロナイザ23に供給されるようになされている。
【0053】
スイッチSW1は、端子a1およびb1のいずれかを選択し、これにより符号化装置1に対し、ビデオカメラおよびVTR21のうちのいずれかから出力される原信号を供給するようになされている。スイッチSW2は、端子a2およびb2のいずれかを選択し、これにより符号化装置1に対し、ビデオカメラおよびVTR21のうちのいずれかから出力される時間情報を供給するようになされている。
【0054】
VTR22には、その画像入力端子sinまたは時間情報入力端子tinそれぞれを介して、符号化装置1から復号画像信号または時間情報が供給されるようになされている。VTR22は、符号化装置1からの復号画像信号または時間情報を記録し、また記録した復号画像信号または時間情報を再生し、それぞれを、その画像出力端子soutまたは時間情報出力端子toutを介して、画質評価器30のモニタ31または表示器33に出力するようになされている。さらに、VTR22により再生された時間情報は、シンクロナイザ23にも供給されるようになされている。
【0055】
シンクロナイザ23は、VTR22または23それぞれからの時間情報に基づいて、原信号または復号画像信号が同期して再生されるように、VTR22または23それぞれを制御するようになされている。
【0056】
画質評価器30は、モニタ31,32、および表示器33から構成されている。モニタ31または32は、VTR22または21が再生する復号画像信号または原信号を、それぞれ表示するようになされている。モニタ32に表示された原信号に比較して、モニタ31に表示された復号画像信号に、その画質が劣化している部分(極端に劣化している部分)がある場合、操作部24は、その部分を指定するように、使用者によって操作され、そこからは、モニタ31に表示された復号画像信号における画質の劣化した部分を示す劣化箇所指定信号が、表示器33に出力されるようになされている。
【0057】
表示器33は、劣化箇所指定信号が示す復号画像信号の劣化部分に対応する、VTR22からの時間情報を検出するとともに、その劣化部分の上述した位置情報を検出し、これらを時間/位置情報として、符号化装置1のメモリ14に出力するようになされている。
【0058】
次に、図4のフローチャートを参照して、その動作について説明する。例えばビデオカメラなどから、絶対的な時間情報とともに、それと対応付けられた画像信号(原信号)が、装置に入力されると、スイッチSW1またはSW2それぞれが、端子a1またはa2を選択するように切り換えられ、これによりそのビデオカメラで撮影された、いわばリアルタイムの原信号およびそれに対応付けられた時間情報が、符号化装置1およびVTR21に供給される。符号化装置1では、そこに入力された原信号または時間情報が、符号化器11または遅延回路13に、それぞれ供給される。
【0059】
そして、ステップS11において、符号化器11で原信号が符号化され、その結果得られる符号化データが復号化器12に出力されるのと同時に、VTR21で原信号が、その時間情報とともに記録され、ステップS12に進む。ステップS12では、符号化器11からの符号化データが復号され、これにより復号画像信号とされて、VTR22に出力される。
【0060】
一方、遅延回路13に供給された時間情報は、そこで、符号化器11における符号化処理および復号化器12における復号化処理にかかる時間だけ遅延され、VTR22に出力される。
【0061】
即ち、復号化器12または遅延回路13からは、復号画像信号または時間情報それぞれが、それらの位相が同期した状態(符号化器11に供給される原信号と、遅延回路13に供給される時間情報との対応関係と同一の関係が保持された状態)で、VTR22に出力される。
【0062】
VTR22では、符号化装置1(復号化器12、遅延回路13それぞれ)からの復号画像信号と時間情報とが記録される。
【0063】
その後、ステップS13に進み、VTR21で原信号およびそれに対応付けられた時間情報(以下、適宜、原時間情報という)が再生され、同時にVTR22で復号画像信号およびそれに対応付けられた時間情報(以下、適宜、復号時間情報問)が再生される。
【0064】
原信号または復号画像信号は、それぞれモニタ32または31に供給されて表示される。また、原時間情報および復号時間情報は、シンクロナイザ23に供給される。なお、復号時間情報は、シンクロナイザ23の他、表示器33にも供給される。
【0065】
シンクロナイザ23では、原時間情報と復号時間情報とが同期する(一致する)ようにVTR21および22の再生動作が制御される(VTR21とVTR22とが同期して動作するように制御される)。これにより、モニタ32に、あるフレームの原信号が表示されている場合には、モニタ31に、そのフレームの原信号を符号化して復号化した復号画像信号が表示される。即ち、モニタ31または32それぞれには、同一フレームの復号画像信号または原信号が表示される。
【0066】
そして、ステップS14に進み、モニタ32に表示されている原信号に比較して、モニタ31に表示されている復号画像信号の画質が劣化している(極端に劣化している)か否かが、使用者によって判定される。即ち、使用者は、まずモニタ31と32とにそれぞれ表示されている復号画像信号と原信号とを比較し、原信号に比較して、復号画像信号に劣化している部分があるか否かを、主観的に判断する(復号画像信号の主観的評価を行う)。そして、使用者は、主観的に劣化していると感じた復号画像信号の部分がある場合、その劣化部分を指定するように、操作部24を操作する。操作部24が劣化部分を指定するように操作されると、そこからは、その劣化部分の位置を示す劣化箇所指定信号が、表示器33に出力される。
【0067】
ここで、VTR21および22を、通常の再生状態にしたままでは、画面表示が順次進んでしまうので、使用者が劣化部分を見つけても、その部分を指定するように操作部24を操作するのか困難となる。そこで、VTR21および22には、操作部24を操作することにより、例えばいわゆるスロー再生や、コマ送り、スチル再生などの特殊再生を行わせるようにすることができるようになされている。
【0068】
従って、使用者は、まず、例えばVTR21および22に通常の再生をさせ、劣化部分を見つけ、その付近(その付近のフレーム)を特殊再生をさせるように、操作部24を操作する。そして、例えばその付近の特殊再生を繰り返すことにより、劣化部分を含むフレームを特定し、その後、そのフレームにおける劣化部分の位置を指示するように、操作部24を操作する。
【0069】
なお、VTR21および22に、特殊再生などを繰り返させるのは、そこにセット(装着)されたビデオテープ(原信号または復号画像信号が、時間情報とともに記録されたビデオテープ)に負担をかけることになるので、使用者が劣化部分を見つけたときには、VTR21および22に、その付近を通常再生させ、その再生画像を、例えばメモリなどに記憶させておくようにすることができる。この場合、劣化部分の付近を、モニタ31および32に繰り返し表示させるにあたって、メモリに記憶させた再生画像を読み出して用いるようにすることにより、VTR21および22にセットされたビデオテープの劣化を防止することができる。
【0070】
ステップS14において、モニタ32に表示されている原信号に比較して、モニタ31に表示されている復号画像信号の画質が劣化していない(極端に劣化していない)と判定された場合、即ち操作部24からの劣化箇所指定信号の出力がなかった場合、符号化器11における符号化により、復号画像信号の画質が、極端に劣化する部分はないものとされ、処理を終了する。この場合、符号化器11から出力された符号化データは、そのまま伝送路を介して伝送され、あるいは記録媒体に記録される。
【0071】
一方、ステップS14において、モニタ32に表示されている原信号に比較して、モニタ31に表示されている復号画像信号の画質が劣化している(極端に劣化している)と判定された場合、即ち操作部24からの劣化箇所指定信号の出力があった場合、その劣化箇所指定信号が示す復号画像信号の部分(劣化部分)を含むフレームに対応する、VTR33からの復号時間情報が、表示器33によって検出され、さらに劣化箇所指定信号が示す劣化部分の位置情報が検出される。そして、これらは、時間/位置情報として、表示器33からメモリ14に出力されて記憶される。
【0072】
使用者は、主観評価した復号画像信号の画質が満足することができるものではない場合(操作部24を操作して、劣化部分を指示した場合)、スイッチSW1またはSW2を、端子a1またはa2側から、端子b1またはb2側へ、それぞれ切り換える。そして、ステップS15に進み、VTR21が操作され、そこに記録された原信号および原時間情報が再生される。VTR21で再生された原信号は、端子b1およびスイッチSW1を介して、符号化器11に供給される。同じく、VTR21で再生された原時間情報は、端子b2およびスイッチSW2を介して、制御部15および遅延回路13に供給される。
【0073】
同時に、メモリ14に記憶された時間/位置情報が、制御部15によって読み出され、ステップS16に進み、制御部15の制御の下、符号化器11で、VTR21からの原信号が、再度符号化される。
【0074】
但し、この場合には、上述した図1の画像符号化装置における場合と同様に、制御部15において、原信号に対応付けられた原時間情報が、メモリ14から読み出された時間/位置情報と一致するタイミングで符号化器11により符号化される原信号に割り当てられる符号量が、前回の符号化のときより増加するように、符号化器11の符号化パラメータが制御される。
【0075】
従って、前回のときより、符号化による画質の劣化が低減されることになる。
【0076】
なお、この場合においても、上述した場合と同様に、制御部15では、原信号全体の発生符号量または劣化部分付近における符号化レートが調整される。さらに、時間/位置情報が示す原信号の最小単位が、原時間情報のそれより小さい場合には、原時間情報が示すタイミングから、符号化器11の処理速度を考慮して、時間/位置情報が示すタイミングが算出され、そのタイミングで符号化される原信号の部分に割り当てられる符号量が増加するように、符号化器11の符号化パラメータが制御される。
【0077】
以上のようにして符号化が行われた後、ステップS12に戻り、上述したステップS14において、モニタ32に表示されている原信号に比較して、モニタ31に表示されている復号画像信号の画質が劣化していない(極端に劣化していない)と判定されるまで、ステップS12乃至S16の処理が繰り返される。
【0078】
従って、この場合、最終的に得られた符号化データを復号した復号画像に、極端に画質の劣化した部分が生じることを防止することができる。
【0079】
以上、本発明を、画像信号を符号化する画像符号化装置に適用した場合について説明したが、本発明は、この他、音声信号その他を符号化する符号化装置に適用することが可能である。
【0080】
なお、本実施例においては、時間情報としてタイムコードを用いるようにしたが、これに限られるものではない。即ち、例えば画像信号の開始フレームを示すパルスなどを時間情報として、符号化装置1に入力するようにし、符号化装置1において、そのパルスのタイミングで、所定のクロックを発生させるようにして、このクロックに基づいて、劣化部分を特定するようにすることができる。また、時間情報としては、上述した時間/位置情報と同様のものを用いるようにすることもできる。
【0081】
さらに、本実施例では、符号化装置1で、時間情報を、遅延回路13で遅延して出力するようにしたが、この他、例えば時間情報を、画像信号とともに、符号化器11で符号化し、その出力を、復号化器12で復号化して出力するようにしても良い。この場合、遅延回路13を設けずに済むので、装置を小型に構成することができるようになる。
【0082】
また、本実施例では、割り当てられる符号量(割当符号量)が増加するように、符号化器11の符号化パラメータを制御する方法について言及しなかったが、例えば次のようにして、割当符号量を増加させるようにすることができる。即ち、例えば、量子化ステップを細かくしたり、符号化モードをイントラ符号化にしたり、あるいは原信号をフィルタリングするフィルタの特性を、より高域まで通過させるものにしたりすることなどにより、割当符号量を増加させることができる。
【0083】
さらに、本実施例においては、劣化部分に対する割当符号量を増加させることにより、その劣化を低減するようにしたが、この他の手法により、その劣化を低減するようにすることも可能である。
【0084】
また、符号化器11または復号化器12それぞれにおける符号化アルゴリズムまたは復号化アルゴリズムは、上述したものに限定されるものではない。
【0085】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、復号画像に極端な画質の劣化が生じないように、符号化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像符号化装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明を適用した画像符号化装置の第2実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 符号化装置
2 遅延回路
3 S/N比較器
11 符号化器
12 復号化器
13 遅延回路
14 メモリ
15 制御部
21,22 VTR(ビデオテープレコーダ)
23 シンクロナイザ
24 操作部
30 画質評価器
31,32 モニタ
33 表示器

Claims (6)

  1. 絶対的な時間情報と対応付けられた時系列の情報を符号化する符号化装置であって、
    前記情報を符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段より出力される符号化データを復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段より出力される復号化データの劣化している部分を認識し、その部分に対応する前記時間情報である劣化部分時間情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された劣化部分時間情報を記憶する記憶手段と、
    前記符号化手段により前記情報が再度符号化される場合に、前記記憶手段に記憶された前記劣化部分時間情報と対応する前記復号化データの部分の劣化が低減されるように、前記符号化手段を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする符号化装置。
  2. 前記検出手段は、前記情報に対する復号化データのS/Nを測定し、その測定結果に基づいて、前記復号化データの劣化している部分を認識する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記情報または復号化データそれぞれを、前記時間情報とともに記録し、記録した前記情報または復号化データそれぞれを、前記時間情報とともに再生する第1または第2の記録再生手段と、
    前記第1の記録再生手段により再生された前記情報を、前記符号化手段に供給する供給手段と
    をさらに備え、
    前記検出手段は、
    前記第1または第2の記録再生手段によりそれぞれ再生される前記情報または復号化データを出力する出力手段と、
    前記出力手段より出力された前記情報に比較して、前記復号化データの劣化している部分を指定する指定手段とを含み、
    前記指定手段により指定された前記復号化データの部分を認識し、その部分に対応する前記時間情報を、前記劣化部分時間情報として検出し、
    前記制御手段は、前記第1の記録再生手段により再生された前記情報が、前記供給手段により前記符号化手段に供給され、前記符号化手段により再度符号化される場合に、前記記憶手段に記憶された前記劣化部分時間情報と対応する前記復号化データの劣化が低減されるように、前記符号化手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  4. 絶対的な時間情報と対応付けられた時系列の情報を符号化する符号化方法であって、
    前記情報を符号化し、
    その結果得られる符号化データを復号化し、
    その結果得られる復号化データの劣化している部分を認識し、その部分に対応する前記時間情報である劣化部分時間情報を検出し、
    前記劣化部分時間情報を記憶し、
    前記劣化部分時間情報と対応する前記復号化データの部分の劣化が低減されるように、前記情報を、再度符号化する
    ことを特徴とする符号化方法。
  5. 前記情報に対する復号化データのS/Nを測定し、その測定結果に基づいて、前記復号化データの劣化している部分を検出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の符号化方法。
  6. 前記情報を符号化するとともに、その情報と、前記時間情報とを第1の記録媒体に記録し、
    前記符号化データを復号化するとともに、その結果得られる前記復号化データと、前記時間情報とを第2の記録媒体に記録し、
    前記第1または第2の記録媒体から、記録した前記時間情報に基づいて、記録した前記情報または前記復号化データそれぞれを同期させて再生し、
    再生した前記情報または復号化データを出力し、
    前記情報に比較して、前記復号化データの劣化している部分を指定し、
    指定された前記復号化データの部分を認識し、その部分に対応する前記時間情報を、前記劣化部分時間情報として検出し、
    前記第1の記録媒体から前記情報を再生し、
    前記劣化部分時間情報と対応する前記復号化データの部分の劣化が低減されるように、再生された前記情報を再度符号化する
    ことを特徴とする請求項4に記載の符号化方法。
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