JP3643675B2 - 抜歯具 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、虫歯の様な抜去すべき歯牙、特に上部の大半が欠損した残根を抜くための抜歯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の抜歯具として代表的な挺子は、基端側を把柄部とした支柱部の先端部に嘴部を設けたものである。
そして、嘴部を歯根と歯槽骨間の歯根膜腔に徐々に挿入することで歯牙を傾けた後、挺子を回転させて、歯牙を歯槽骨から脱臼、抜去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記抜歯具にあっては、下記の様な解決せねばならない課題があった。
(1)歯根膜腔が狭く、特に残痕にあっては、周囲の歯肉が被さってしまっており、歯根膜腔への挺子の挿入が困難。
(2)挺子を挿入することで歯肉が損傷し出血するため、手術野直視が困難で、手術侵襲(ダメージ)が大きい。
(3)施術中に挺子が滑脱して、周囲の軟組織が損傷したり、歯槽骨が破損する危険性大。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術に基づく、挺子にあっては、施術が困難で、失敗すれば口内を負傷させてしまう課題に鑑み、一対の杆体を先端側で交差させて枢着し、一方の杆体の先端部に基板部を形成し、該基板部に、抜去する歯牙に螺入するネジの挿入部位を形成すると共に、基板部裏面における挿入部位の両側方に緩衝体を設け、又他方の杆体の先端部に、内側縁部側へ傾斜させた楔部を設けると共に、該楔部に内側縁部で開口する切込を、抜歯台部における挿入部位との対応位置に形成し、基板部の挿入部位に挿通したネジを、抜去する歯牙に螺入して、一方の杆体先端部を固定した後、かかる抜歯具を縮閉することによって、楔部の内側縁部が基板部とネジ頭間に嵌まり込むと共に、ネジ上端部が切込内に挿入状態となり、更に縮閉が進むと、基板部とネジ頭間が拡開してネジが上動し、追従して歯牙も上動させて抜去する様にして、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す様に、抜歯具1は、一般的な鋏、鉗子と同様の形態で、一対の杆体2、2aを交差、枢着しており、一方の杆体2の先端部に抜歯台部3を、他方の杆体2aの先端部に楔部4を夫々設け、抜歯具1を縮閉状態にすると、抜歯台部3と楔部4が接触、重合する様にし、又杆体2、2aにおける枢着部位より後端側を把持部5、5aとしている。
又、一方の杆体2の先端部を、平板状に形成した基板部6とし、該基板部6に、後述するネジ12の挿入部位7を形成すると共に、基板部6の裏面側にして、挿入部位7の両側方に弾性を有する緩衝体8、8aを設けて、一方の杆体2の先端部に抜歯台部3を形成している。
又、基板部6の大きさを少なくとも3本の歯牙D、Da、Dbが隠れる程度とし、又緩衝体8、8aを両側方の歯牙D、Dbに当接させる様にし、又挿入部位7は、基板部6の内側縁部で開口する切込9とするのが望ましい。
又、楔部4の断面形状を、内側縁部より外側縁部側へ徐々に厚くなる三角形状とし、重合状態において抜歯台部3に対し摺接状態となる様にして、その表面側を傾斜面10と成し、該傾斜面10は図面上平面であるが、図示しないが凹曲面であっても良い。
又、楔部4に内側縁部で開口すると共に楔部4の中央部まで至る切込11を形成し、該切込11を抜歯台部3における挿入部位7との対応位置に形成されている。又、切込11は、図5(a)に示す様に、開口側へ拡開する様にしたり、或いは図5(b)に示す様に、切込11の上縁部に面取り15を形成しても良い。
【0006】
又、抜歯具1を、図2に示す様な形態にしても良く、具体的には、一対の杆体2、2aを肉厚にし、且つそれらの交差部位を円形にすると共に、厚さを半分にし、一対の杆体2、2aのうち一方の交差部位以外の部分を、他方の交差部位の外周面に摺接自在として、例えばペンチの様な物を挟む工具と同一構造としている。
【0007】
又、他の実施例にあっては、図3、4に示す様に、杆体2、2aにおける枢着部より先端側に段差部14、14a を形成して、抜歯台部3及び楔部4を枢着部より下方に位置させている。
又、図面上、抜歯の対象は奥歯であるが、その他の歯牙にも使用可能である。
【0008】
次に本発明に係る抜歯具の作用について説明する。
(1)中間の歯牙Daにネジ12を螺入する。
(2)抜歯具1の先端部を患者の口内に差し込んで、一方の杆体2の先端の抜歯台部3を、挿入部位7内にネジ12の突出部を通すと共に、緩衝体8、8aを両側方の歯牙D、Dbに当接させる様にして、3本の歯牙D、Da、Db上に配置する。
(3)他方の杆体2aを縮閉方向に移動させて、ネジ12のネジ頭13と抜歯台部3間に楔部4の内側縁部を嵌め込むと、楔部4の切込10の開口側内にネジ12上部が差し込まれ、ネジ頭13の下面が楔部4の傾斜面9に当接する(図6、7参照)。
(4)更に他方の杆体2aを縮閉方向に移動させると、傾斜面9に沿ってネジ頭13が移動する、即ちネジ頭13と抜歯台部3間の間隔が拡開することで、抜歯台部3が両側方の歯牙D、Db側に押圧されて安定し、ネジ12が上方に移動して、中間の歯牙Daが抜去される(図8、9参照)。
【0009】
【発明の効果】
要するに本発明は、一対の杆体2、2aを交差、枢着すると共に、一対の杆体2、2aの先端部に縮閉状態で重合する抜歯台部3及び楔部4を設けたので、片手による杆体2、2aの開閉で施術出来るため、抜歯術を簡単化出来、又抜歯台部3に、抜去する歯牙Daに螺入するネジ12の挿入部位7を形成すると共に、抜歯台部3裏面における挿入部位7の両側方に緩衝体8、8aを設けたので、挿入部位7に挿通したネジ12を抜去する歯牙Daに螺入することで、一方の杆体2の先端部を歯牙Daの両側方の歯牙D、Dbに固定することが出来、又内側縁部側へ傾斜させた楔部4に内側縁部で開口する切込11を形成したので、かかる楔部4が基板部6とネジ12のネジ頭13間に嵌まり込むことで、基板部6とネジ頭13間を拡開することが出来、且つ切込11を、抜歯台部3における挿入部位7との対応位置に形成したので、縮閉過程におけるネジ12が楔部4の内側縁部に当接することを防止出来る。
よって、上記抜歯具1によれば、ネジ12を螺入する、抜歯台部3を固定する、抜歯具1を縮閉する作業だけで確実に抜歯出来るため、患者の口内を負傷させずに安全に施術することが出来、而も抜歯対象が残根であるか否かは無関係であり、抜歯対象がどの様な状態であっても同様の作業で施術出来、又施術中に歯肉を傷付けることがないことから出血が無い或いは非常に微量になるため、手術野直視が容易で確実に施術出来る。
【0010】
又、抜歯台部3における挿入部位7を、抜歯台部3の内側縁部で開口する切込9としたので、ネジ12を歯牙Daに螺入した後に、切込9内にネジ12を挿通させる様にして、頬側より舌側へスライドさせれば抜歯台部3を取り付けることが出来るため、抜歯台部3の固定作業を簡単化出来る。
【0011】
又、抜去する歯牙Daに対し直角にネジ12を螺入することは非常に難しく、その結果、抜歯台部3に対しネジ12が傾いてしまうが、楔部4における切込11を開口側へ拡開させたので、ネジ12上部を確実に切込11内に挿入状態にすることが出来るため、ネジ12の状態に拘らず確実に施術出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】抜歯具の平面図である。
【図2】他の実施例の抜歯具の平面図である。
【図3】先端側を屈曲させた図1の抜歯具の要部拡大側面図である。
【図4】先端側を屈曲させた図2の抜歯具の要部拡大側面図である。
【図5】切込の他の2パターンの形状を示す楔部の要部拡大平面図である。
【図6】抜歯具の使用状態にして抜歯台部を取り付けた状態の平面図である。
【図7】抜歯具の使用状態にして楔部の内側縁部がネジ頭と抜歯台部間に嵌まり込んだ状態の拡大縦断面図である。
【図8】抜歯具の使用状態にして抜歯具を最縮閉状態とした状態の平面図である。
【図9】図8の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
2、2a 杆体
3 抜歯台部
4 楔部
7 挿入部位
8、8a 緩衝体
9 切込
11 切込
12 ネジ
Da 歯牙
【発明の属する技術分野】
本発明は、虫歯の様な抜去すべき歯牙、特に上部の大半が欠損した残根を抜くための抜歯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の抜歯具として代表的な挺子は、基端側を把柄部とした支柱部の先端部に嘴部を設けたものである。
そして、嘴部を歯根と歯槽骨間の歯根膜腔に徐々に挿入することで歯牙を傾けた後、挺子を回転させて、歯牙を歯槽骨から脱臼、抜去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記抜歯具にあっては、下記の様な解決せねばならない課題があった。
(1)歯根膜腔が狭く、特に残痕にあっては、周囲の歯肉が被さってしまっており、歯根膜腔への挺子の挿入が困難。
(2)挺子を挿入することで歯肉が損傷し出血するため、手術野直視が困難で、手術侵襲(ダメージ)が大きい。
(3)施術中に挺子が滑脱して、周囲の軟組織が損傷したり、歯槽骨が破損する危険性大。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術に基づく、挺子にあっては、施術が困難で、失敗すれば口内を負傷させてしまう課題に鑑み、一対の杆体を先端側で交差させて枢着し、一方の杆体の先端部に基板部を形成し、該基板部に、抜去する歯牙に螺入するネジの挿入部位を形成すると共に、基板部裏面における挿入部位の両側方に緩衝体を設け、又他方の杆体の先端部に、内側縁部側へ傾斜させた楔部を設けると共に、該楔部に内側縁部で開口する切込を、抜歯台部における挿入部位との対応位置に形成し、基板部の挿入部位に挿通したネジを、抜去する歯牙に螺入して、一方の杆体先端部を固定した後、かかる抜歯具を縮閉することによって、楔部の内側縁部が基板部とネジ頭間に嵌まり込むと共に、ネジ上端部が切込内に挿入状態となり、更に縮閉が進むと、基板部とネジ頭間が拡開してネジが上動し、追従して歯牙も上動させて抜去する様にして、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す様に、抜歯具1は、一般的な鋏、鉗子と同様の形態で、一対の杆体2、2aを交差、枢着しており、一方の杆体2の先端部に抜歯台部3を、他方の杆体2aの先端部に楔部4を夫々設け、抜歯具1を縮閉状態にすると、抜歯台部3と楔部4が接触、重合する様にし、又杆体2、2aにおける枢着部位より後端側を把持部5、5aとしている。
又、一方の杆体2の先端部を、平板状に形成した基板部6とし、該基板部6に、後述するネジ12の挿入部位7を形成すると共に、基板部6の裏面側にして、挿入部位7の両側方に弾性を有する緩衝体8、8aを設けて、一方の杆体2の先端部に抜歯台部3を形成している。
又、基板部6の大きさを少なくとも3本の歯牙D、Da、Dbが隠れる程度とし、又緩衝体8、8aを両側方の歯牙D、Dbに当接させる様にし、又挿入部位7は、基板部6の内側縁部で開口する切込9とするのが望ましい。
又、楔部4の断面形状を、内側縁部より外側縁部側へ徐々に厚くなる三角形状とし、重合状態において抜歯台部3に対し摺接状態となる様にして、その表面側を傾斜面10と成し、該傾斜面10は図面上平面であるが、図示しないが凹曲面であっても良い。
又、楔部4に内側縁部で開口すると共に楔部4の中央部まで至る切込11を形成し、該切込11を抜歯台部3における挿入部位7との対応位置に形成されている。又、切込11は、図5(a)に示す様に、開口側へ拡開する様にしたり、或いは図5(b)に示す様に、切込11の上縁部に面取り15を形成しても良い。
【0006】
又、抜歯具1を、図2に示す様な形態にしても良く、具体的には、一対の杆体2、2aを肉厚にし、且つそれらの交差部位を円形にすると共に、厚さを半分にし、一対の杆体2、2aのうち一方の交差部位以外の部分を、他方の交差部位の外周面に摺接自在として、例えばペンチの様な物を挟む工具と同一構造としている。
【0007】
又、他の実施例にあっては、図3、4に示す様に、杆体2、2aにおける枢着部より先端側に段差部14、14a を形成して、抜歯台部3及び楔部4を枢着部より下方に位置させている。
又、図面上、抜歯の対象は奥歯であるが、その他の歯牙にも使用可能である。
【0008】
次に本発明に係る抜歯具の作用について説明する。
(1)中間の歯牙Daにネジ12を螺入する。
(2)抜歯具1の先端部を患者の口内に差し込んで、一方の杆体2の先端の抜歯台部3を、挿入部位7内にネジ12の突出部を通すと共に、緩衝体8、8aを両側方の歯牙D、Dbに当接させる様にして、3本の歯牙D、Da、Db上に配置する。
(3)他方の杆体2aを縮閉方向に移動させて、ネジ12のネジ頭13と抜歯台部3間に楔部4の内側縁部を嵌め込むと、楔部4の切込10の開口側内にネジ12上部が差し込まれ、ネジ頭13の下面が楔部4の傾斜面9に当接する(図6、7参照)。
(4)更に他方の杆体2aを縮閉方向に移動させると、傾斜面9に沿ってネジ頭13が移動する、即ちネジ頭13と抜歯台部3間の間隔が拡開することで、抜歯台部3が両側方の歯牙D、Db側に押圧されて安定し、ネジ12が上方に移動して、中間の歯牙Daが抜去される(図8、9参照)。
【0009】
【発明の効果】
要するに本発明は、一対の杆体2、2aを交差、枢着すると共に、一対の杆体2、2aの先端部に縮閉状態で重合する抜歯台部3及び楔部4を設けたので、片手による杆体2、2aの開閉で施術出来るため、抜歯術を簡単化出来、又抜歯台部3に、抜去する歯牙Daに螺入するネジ12の挿入部位7を形成すると共に、抜歯台部3裏面における挿入部位7の両側方に緩衝体8、8aを設けたので、挿入部位7に挿通したネジ12を抜去する歯牙Daに螺入することで、一方の杆体2の先端部を歯牙Daの両側方の歯牙D、Dbに固定することが出来、又内側縁部側へ傾斜させた楔部4に内側縁部で開口する切込11を形成したので、かかる楔部4が基板部6とネジ12のネジ頭13間に嵌まり込むことで、基板部6とネジ頭13間を拡開することが出来、且つ切込11を、抜歯台部3における挿入部位7との対応位置に形成したので、縮閉過程におけるネジ12が楔部4の内側縁部に当接することを防止出来る。
よって、上記抜歯具1によれば、ネジ12を螺入する、抜歯台部3を固定する、抜歯具1を縮閉する作業だけで確実に抜歯出来るため、患者の口内を負傷させずに安全に施術することが出来、而も抜歯対象が残根であるか否かは無関係であり、抜歯対象がどの様な状態であっても同様の作業で施術出来、又施術中に歯肉を傷付けることがないことから出血が無い或いは非常に微量になるため、手術野直視が容易で確実に施術出来る。
【0010】
又、抜歯台部3における挿入部位7を、抜歯台部3の内側縁部で開口する切込9としたので、ネジ12を歯牙Daに螺入した後に、切込9内にネジ12を挿通させる様にして、頬側より舌側へスライドさせれば抜歯台部3を取り付けることが出来るため、抜歯台部3の固定作業を簡単化出来る。
【0011】
又、抜去する歯牙Daに対し直角にネジ12を螺入することは非常に難しく、その結果、抜歯台部3に対しネジ12が傾いてしまうが、楔部4における切込11を開口側へ拡開させたので、ネジ12上部を確実に切込11内に挿入状態にすることが出来るため、ネジ12の状態に拘らず確実に施術出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】抜歯具の平面図である。
【図2】他の実施例の抜歯具の平面図である。
【図3】先端側を屈曲させた図1の抜歯具の要部拡大側面図である。
【図4】先端側を屈曲させた図2の抜歯具の要部拡大側面図である。
【図5】切込の他の2パターンの形状を示す楔部の要部拡大平面図である。
【図6】抜歯具の使用状態にして抜歯台部を取り付けた状態の平面図である。
【図7】抜歯具の使用状態にして楔部の内側縁部がネジ頭と抜歯台部間に嵌まり込んだ状態の拡大縦断面図である。
【図8】抜歯具の使用状態にして抜歯具を最縮閉状態とした状態の平面図である。
【図9】図8の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
2、2a 杆体
3 抜歯台部
4 楔部
7 挿入部位
8、8a 緩衝体
9 切込
11 切込
12 ネジ
Da 歯牙
Claims (3)
- 一対の杆体を交差、枢着すると共に、一対の杆体の先端部に縮閉状態で重合する抜歯台部及び楔部を設け、抜歯台部に、抜去する歯牙に螺入するネジの挿入部位を形成すると共に、抜歯台部裏面における挿入部位の両側方に緩衝体を設け、又内側縁部側へ傾斜させた楔部に、内側縁部で開口する切込を、抜歯台部における挿入部位との対応位置に形成したことを特徴とする抜歯具。
- 抜歯台部における挿入部位を、抜歯台部の内側縁部で開口する切込としたことを特徴とする請求項1の抜歯具。
- 楔部における切込を、開口側へ拡開させたことを特徴とする請求項1又は2の抜歯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19055297A JP3643675B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 抜歯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19055297A JP3643675B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 抜歯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119098A JPH1119098A (ja) | 1999-01-26 |
JP3643675B2 true JP3643675B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=16259983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19055297A Expired - Fee Related JP3643675B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 抜歯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3643675B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE50205048D1 (de) * | 2001-04-12 | 2005-12-29 | Hans-Peter Hornig | Vorrichtung zum entfernen von zähnen |
WO2019157550A1 (en) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | Castle Cameron Glenn | Dental surgery method |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP19055297A patent/JP3643675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1119098A (ja) | 1999-01-26 |
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Legal Events
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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