JP3642079B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、半導体集積回路に係る。より詳細には、容量による電圧加算機能としきい動作を用いて潰算を行う半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路において、素子の微細化による回路の高集積化が進んでいる。素子を微細化すれば、素子の動作速度が向上するだけでなく、1つのチップに搭載される素子の数が増えるため、チップあたりの機能が増大する。マイクロプロセッサLSIがよい例で、現在最先端のマイクロプロセッサチップでは、素子寸法が0.5ミクロン程度、チップあたりの素子数は数百万個にも上る。
【0003】
しかし、素子の微細化・高集積化に伴い、種々の問題点が顕在化してきた。微細な素子に一定の電源電圧が印加されることから、素子内部に高電界が発生し、加速されたキャリアがホットキャリアとなりゲート酸化膜に注入され、素子特性が劣化してしまうホットキャリアの問題がその1つである。また、数百万個に上る素子と素子の間を接続しなければならない配線を、如何にレイアウトし、形成するかといった問題も新たに生じている。これらの問題により、今後素子のさらなる微細化は非常に難しい段階に来ている。したがって、LSIチップの機能向上も今後あまり望めないことになる。
【0004】
この問題を解決したのが、ニューロンMOSトランジスタおよびニューロンMOSトランジスタを用いた論理回路の発明である(発明者:柴田直、大見忠弘、特開平3−6679号および特再平4−816971号公報)。ニューロンMOSトランジスタは、フローティングゲートとそのフローティングゲートに容量的に結合する複数個の入力結合電極を持ち、フローティングゲートレベルで複数の入力結合電極の入力信号の加重平均を演算し、その結果に基づきトランジスタのオン・オフが制御されるという、生体の神経細胞と類似の機能を持った高機能な素子である。
【0005】
従来のトランジスタが、2端子間に流れる電流のオン・オフを第3の端子で制御することから3端子デバイスと呼ばれるのに対し、ニューロンMOSトランジスタは、2端子間に流れる電流のオン・オフを制御する第3の端子の、その制御の仕方を制御することができる第4の端子を複数持った4端子デバイスであるといえる。素子自体の機能が高いため、論理回路に用いれば、ある論理機能を実現するのに必要な素子や配線の数が、従来のCMOS論理回路の場合に比べて激減した。また、単に1つの入力が0か1かを判断してオン・オフを制御するだけの従来のトランジスタを用いた回路が不得手とする柔軟な信号処理が簡単に実現でき、柔らかい論理回路、実時間ルール可変型マッチング回路、ウイナーテイクオール回路、連想メモリ等の高機能回路が簡単に構成できるようになった。また、膨大な量のデータの中からその特徴を抽出する機能も簡単に実現可能であり、この機能を用いれば、文字認識や画像の動きベクトルの検出等の画像情報処理分野においても、回路の簡単化・高速化が期待できる。この様に、ニューロンMOSトランジスタは、超高速・超高機能LSI実現に向けて、まったく新しい回路技術を生む可能性を秘めた新デバイスであるといえる。
【0006】
ところが、ニューロンMOSトランジスタはフローティングゲートを有しているため、信頼性の面で、大きな問題点を持っていた。それは、ニューロンMOSトランジスタの動作中に起こるしきい値の経時変化である。それは、主に、フローティングゲートへのホットキャリア注入によって起こる。通常のMOSトランジスタでは、ゲート酸化膜に注入されたホットキャリアは、そのほとんどが酸化膜を素通りしてゲート電極に抜けてしまうため、酸化膜中に捕獲されてしきい値を変化させる電荷の量は、注入された電荷量のほんの一部である。ところが、ニューロンMOSでは、注入された電荷のほとんどがフローティングゲートに残留するため、ごく少量の注入電荷でも、ニューロンMOSトランジスタのしきい値を著しく変化させてしまう。さらに、ニューロンMOSトランジスタは、前述のようにフローティングゲートで多値を扱うデバイスであり、許されるしきい値の変化量は小さく、少量の電荷注入によっても誤動作を招いてしまう。
【0007】
この問題を解決したのがニューロンMOSトランジスタのフローティングゲートにスイッチ素子を接続して適宜フローティングゲート電荷をリセットする「半導体集積回路」(出願人:柴田 直、大見 忠弘)の発明である。この発明により、フローティングゲート電荷のリフレッシュによる信頼性の向上とともに、デバイス製造プロセス等に起因するしきい値のばらつきまでもキャンセルする機能が備わり、ニューロンMOSによる演算の精度も向上した。
【0008】
しかし、従来のニューロンMOS回路及びフローティングゲートスイッチ付クロック制御ニューロンMOS回路には重大な欠点があった。それは、単一ゲート当たりの消費電力の増大である。前述のように、ニューロンMOSはフローティングゲートで多値を扱うデバイスである。電源電圧振幅を多値のレベル数で分割して使用するため、論理レベル間の電位差、つまり論理振幅が小さく、ニューロンMOSトランジスタで構成するニューロンMOSインバータの反転しきい値近辺にフローティングゲート電位がバイアスされる期間が長くなる。反転しきい値近辺の遷移領域は、貫通電流が流れるため、消費電力が大きくなるのである。
【0009】
反転しきい値自動補正機能を持ったフローティングゲートスイッチ付クロック制御ニューロンMOS回路ではリセット時に、ニューロンMOSインバータの出力とフローティングゲートとをスイッチでショートして、インバータを強制的に反転しきい値にバイアスする手段を用いている。したがって、フローティングゲートスイッチ付クロック制御ニューロンMOS回路では、演算時のみならず、フローティングゲートのリセット時にも貫通電流が流れ、定常的に電力を消費するため、ゲート当たりの消費電力がさらに増大していたのである。
【0010】
また、フローティングゲートにスイッチを付けることで、フローティングゲートへの電荷注入による誤動作を防止することができ、演算精度を向上することができた。しかし、フローティングゲートへの電荷注入に代わって演算精度を制限する要因が、新たに付けたスイッチによるノイズとなった。これは、MOSトランジスタがクロック信号によってオン状態からオフ状態に遷移する時に、チャネルの電荷がMOSトランジスタのソースとドレインに分割され、接続された負荷容量に注入されるため、負荷容量の端子電圧が変化してしまう、クロックフィードスルーと呼ばれるスイッチングノイズである。このノイズにより、ニューロンMOS演算回路の高精度化に限界が生じていた。
【0011】
以上のように、ニューロンMOSトランジスタは、顕著な高機能性を持ちながら、単一ゲート当たりの定常消費電力が大きいという大きな欠点を持っていた。また、演算の高精度化にも限界があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、フローティングゲートのリセット時及び演算時に定常的な電力消費を伴わなわず、スイッチングノイズをキャンセルできる回路を実現し、ニューロンMOSトランジスタを用いた高機能な半導体集積回路を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体集積回路は、第1のインバータ回路の出力が第2のインバータ回路の入力と第1の節点において接続され、前記第2のインバータの出力が前記第1のインバータの入力と第2の節点において接続され、前記第1の節点及び前記第2の節点間に電位差を生ぜしめる手段を有した回路において、電気的にフローティングとされる電極と、前記電極と容量素子を介して設けられた複数の入力電極を備え、前記入力電極に加えられる電位によって前記電位差が実質上決定される手段を有した事を特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明では、定常電力消費を伴わない差動増幅回路をニューロンMOSトランジスタ回路に用い、ニューロンMOSによる電圧次元での加算結果に基づくしきい動作を極低消費電力で実施する事が可能となる。また、差動増幅原理を用いているので、両入力端子に同相で混入するスイッチングノイズ等をキャンセルする事が可能である。以上により、高機能な演算を精度良く低消費電力で実行するニューロンMOS集積回路の実現が可能となる。
【0015】
【実施例】
以下に実施例を上げ本発明を詳細に説明するが、本発明がこれら実施例に限定されるものではないことはいうまでもない。
【0016】
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例を示す回路の構成図である。この回路は、ニューロンMOS論理回路中で基本論理演算ブロックとして用いられるものである。図において101はニューロンMOSのフローティングゲートである。102および103はそれぞれPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタで、第1のインバータ回路を構成している。また、104および105はそれぞれPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタで、第2のインバータ回路を構成している。第1のインバータの出力と第2のインバータの入力、および、第2のインバータの出力と第1のインバータの入力は、それぞれ第1の節点106および第2の節点107において接続されている。PMOSトランジスタ102および104のソース端子は、第3の節点108において接続され、節点108は、φRSのクロック信号でオンとなるスイッチ109により電源VDDに接続されている。また、NMOSトランジスタ103および105のソース端子は、第4の節点110において接続され、節点110は、φEVのクロック信号でオンとなるスイッチ111により接地端子に接続されている。
【0017】
トランジスタ102、103、104、105からなる回路は、節点106と節点107の電位の差を増幅する差動増幅回路を構成している。フローティングゲート101は、φRSのクロック信号でオンとなるスイッチ112を通してプリチャージ電源VPRに接続されている。また、節点106および107は、クロック信号φPRでオンとなるスイッチ113および114を通してプリチャージ電源VPRに接続されている。さらに、節点106および107は、クロック信号φCNでオンとなるスイッチ115および116を通して、それぞれフローティングゲート101およびプリチャージ電源VPRに接続されている。さらに、節点106および107は、スイッチ117および118を通して反転出力端子119および出力端子120に接続されている。スイッチ117と118は、クロック信号φRSにより制御され、φRSが1の時、接点106と反転出力端子117および接点107と出力端子118を接続し、φRSが0のときは、反転出力端子117および出力端子118を電源VDDに接続するように制御されるスイッチである。
【0018】
この基本論理演算回路を用いて構成される論理回路の例を図2に示す。図2の回路は、3つの入力VA、VB、VCのXORを演算する回路である。図1で示した基本論理演算ブロック2段で構成されている。いかなる論理関数も、このニューロンMOS基本論理演算ブロック2段構成で実現できる。
【0019】
1段目の基本論理演算ブロック201、202、203は、それぞれ、3入力VA、VB、VCの内、1の数が1個以上、2個以上、3個以上かどうかを判断する様にニューロンMOSフローティングゲートの結合容貴比が設定されている。2段目の基本論理演算ブロック204のフローティングゲートには、1段目の基本論理演算ブロック201、202、203のそれぞれ、出力端子、反転出力端子、出力端子が等しい結合容量で接続されており、それらの入力の内、1の数が2個以上かどうかを判断するように設定されている。スイッチ205、206、207は、クロック信号φRSにより制御され、φRSが1の時、入力信号VA、VB、VCと基本論理演算ブロック201、202、203の入力結合容量を接続し、φRSが0のときは、基本論理演算ブロック201、202、203の入力結合容量を電源VDDに接続するように制御されるスイッチである。これはちょうど図1の基本論理演算ブロック中のスイッチ117や118と同様に機能するものである。演算は、1段目の基本論理演算ブロックと2段目の基本論理演算ブロックを、1サイクルに1段づつ、パイプライン状に進行する。
【0020】
ここで、図1の回路の詳細な動作を説明する。図3は、図1の基本論理演算回路を駆動するクロック信号のタイミングチャートである。φRSおよびφEVが1である最初の期間は、スイッチ109およびスイッチ111は共にオンであるので、差動増幅回路はラッチ動作を行っており、節点106及び節点107は、それぞれ1及び0、あるいは0及び1のどちらかの状態を取っている。つまり、節点106および節点107の電位は、互いに異なる0VかVDDの電位となっている。この値は前回の論理演算の結果である。このとき、スイッチ117および118により、節点106及び節点107の電位は反転出力端子119及び出力端子120に出力されており、次段の基本論理演算回路のニューロンMOSの入力端子に前回の計算結果が転送されていることになる。同様に前段の計算結果は、この期間に当基本論理回路のニューロンMOSの入力端子に入力されている。スイッチ112がこの期間オンになるため、フローティングゲート101は、プロチャージ電圧VPRにバイアスされている。つまり、第1の期間は、フローティングゲートがプリチャージ、差動増幅回路部がラッチ動作をしている期間である。
【0021】
次に、第2の期間では、φRS、φEVが0になり、代わってφPRが1となる。このとき、フローティングゲート101は電気的にフローティングとなり、第1の期間にニューロンMOSの複数の入力端子に入力されていた電圧がフローティングゲートレベルで加算・平均された値と、フローティングゲート101のプリチャージ電圧VPRの電位差に相当する電荷がフローティングゲート101に残留し、記憶される。同時に、ニューロンMOSの複数の入力端子の内、結合容量総和の半分に相当する入力端子がVDDに、残りの入力ゲートが接地電位(0V)にバイアスされるように制御され、等価的にVDD/2の電位が全ての入力端子に入力されている状態となる。このときフローティングゲート内で電荷の再分配が起こり、VDD/2から、直前にフローティングゲートに記憶された第1の期間の入力に相当する電位を差し引いた値を、プリチャージ電圧VPRに加算した電位がフローティングゲート101に現れる。また、第2の期間には、差動増幅回路部のスイッチ109および111がオフになりラッチ状態が解除される。同時にスイッチ113および114がオンになり、差動増幅回路の差動入力端子である節点106および107がプリチャージ電圧VPRにバイアスされる。つまり、差動増幅回路がリセットされ、差動入力端子が等しい電位でイニシャライズされるのである。つまり、第2の期間は、フローティングゲートが電荷再分配、差動増幅回路部がプリチャージ動作をしている期間である。
【0022】
第3の期間には、φPRが0となりφCNが1となる。したがって、まず差動増幅回路のプリチャージが終了し、差動入力端子、つまり、節点106および107にそれぞれスイッチ115および116を介してフローティングゲート101およびプリチャージ電圧VPRが接続される。したがって、フローティングゲートの電荷が、節点106に係る容量とフローティングゲートに係る容量の間で更に再分配され、節点106の電位は、フローティングゲートの電位に引っ張られてプリチャージ電圧VPRから変化する。一方、節点107の電位は、この期間においてもプリチャージ電圧VPRのままなので、差動入力端子間、つまり、節点106および107間に電位差が生じる。つまり、第3の期間は、フローティングゲートと差動増幅回路が接続され、差動増幅回路に初期値が設定される期間である。
【0023】
第4の期間では、まずφCNが0となる。従って、差動入力端子、つまり、節点106および107がフローティングゲートやプリチャージ電圧と切り離され、両節点では、等しくかつ最小限の容量が存在することになる。次に、徐々に0から1に変化するクロック信号φEVによりスイッチ111が駆動され、徐々に節点110の電位が接地電圧(0V)に向かって引き下げられる。この過程により、差動入力端子、つまり、節点106および107の電位差が増幅される。この期間は、スイッチ109がオフなので、インバータを貫通する電流は流れず、消費電力を抑えることができる。つまり、第4の期間は差動増幅回路の増幅の期間である。
【0024】
次に、第1の期間から動作を繰り返すわけであるが、第4の期間から第1の期間に推移する時点で、φRSが0から1になり、差動増幅回路のスイッチ109がオンし、第4の期間に増幅した差動入力端子、つまり、節点106および107の電位が接地電位かVDDのどちらかに確定され、その値がラッチされる。
【0025】
以上の第1から第4の期間をまとめて1サイクルの動作となる。図2に示した回路において、1段目の基本論理演算ブロックと2段目の基本論理演算ブロックは、全く同じクロック信号を用い、データは、1サイクル毎に1段づつパイプライン状に流れる。
【0026】
図4は、図1の基本論理演算回路の動作波形を示している。波形401はクロック信号φRSの反転信号、波形402はφPRの反転信号、波形403はφCNの反転信号、波形404はφEVの反転信号、波形405はフローティングゲート101の電位、波形406は節点106の電位、波形407は節点107の電位である。第3の期間において、節点106の電位が変化し、続く第4の期間において節点107との電位差が増幅されていることがわかる。また、第3の期間から第4の期間に進行する時点で、節点106および107の電位が共に正の方向にシフトしている。これは、スイッチ115および116によるスイッチングノイズであるが、スイッチ115および116として同じ寸法のMOSトランジスタを用いているので、電位の変化量は節点106および107で同じである。従って、第4の期間における差動増幅時にも、スイッチングノイズの影響は生じていない。
【0027】
図5は、従来のニューロンMOSインバータを用いるニューロンMOS論理回路と本発明のニューロンMOS論理回路で、消費電力を比較した結果である。従来のニューロンMOSインバータで消費されていた電力が本発明により、1/8程度に減少している。回路全体の消費電力で見ても1/3以下になっている。
【0028】
本実施例においては、差動増幅回路を構成するインバータ回路として、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタからなるCMOSインバータを用いているが、インバータ回路なら他のものでも良く、例えば抵抗負荷のインバータやE/Dインバータでも構わない。また、フローティングゲートを、差動増幅回路の2つの入力端子の片側にのみ装備した形式を示したが、これは、両方の差動入力端子に別々のフローティングゲートを接続してもよく、特に2つのフローティングゲートに結合する入力端子に互いに反転した信号を入力して演算を行うことにより、より大きな増幅度が得られる。また、差動増幅回路の電源側、接地側に共にスイッチ素子109および111が介在する形式を示したが、どちらか片側だけでも良く、また、消費電力は増大するが、共にスイッチ素子を介在しなくてもよい。また、差動入力回路の入力端子である節点106および節点107と、フローティングゲート101およびプリチャージ電源VPRの間にスイッチ115、116を配置した形式を示したが、差動入力端子である節点106および節点107に係る容量の値が等しければ、これらスイッチ115および116は無くてもよい。また、差動増幅を制御するクロック信号φEVとして、緩やかに電圧値が変化する信号を用いたが、通常のクロック信号と同じく急峻に変化する信号でもよい。なお、クロック制御の手法は、本実施例に示されたものに限定されるものではない。
【0029】
(第2の実施例)
図6は、本発明の第2の実施例を示す回路の構成図である。図において601および602はニューロンMOSトランジスタで、603および604はそれらのニューロンMOSトランジスタのフローティングゲートである。605および606はそれぞれPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタで、第1のインバータ回路を構成している。また、607および608はそれぞれPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタで、第2のインバータ回路を構成している。第1のインバータの出力と第2のインバータの入力、および、第2のインバータの出力と第1のインバータの入力は、それぞれ第1の節点609および第2の節点610において接続されている。
【0030】
ニューロンMOSトランジスタ601および602のソース端子は、第3の節点611において接続され、節点611は、φACのクロック信号でオンとなるNMOSトランジスタ612により接地端子に接続されている。トランジスタ605、606、607、608からなる回路は、差動増幅回路を構成している。フローティングゲート603および604は、φRの反転信号がゲート電極に入力されφRが1の時にオンとなるPMOSトランジスタ613および614を通してプリチャージ電源VPRに接続されている。また、節点609および610は、クロック信号φACがゲート電極に入力されφACが0の時にオンとなるPMOSトランジスタ615および616を通して電源VDDに接続されている。さらに、節点609および610は、NANDゲート617および618を通して反転出力端子619および出力端子620に接続されている。NANDゲート617および618は、クロック信号φRにより制御され、φRが1の時、接点609の反転信号を反転出力端子619に、接点610の反転信号を出力端子620に出力し、φRが0のときは、反転出力端子619および出力端子620に1、つまり電源電圧VDDを出力する。
【0031】
ここで、図6の回路の詳細な動作を説明する。図7は、図6の基本論理演算回路を駆動するクロック信号のタイミングチャートである。φRが0、φACが1である第1の期間は、NMOSトランジスタ612がオンであるので、差動増幅回路は増幅およびラッチ動作を行っており、節点609及び節点610は、それぞれ1及び0、あるいは0及び1のどちらかの状態を取る。つまり、節点609および節点610の電位は、互いに異なる0VかVDDの電位となっている。この値は前回の論理演算の結果である。つまり、第1の期間は、差動増幅回路部が増幅およびラッチ動作をしている期間である。
【0032】
次に、第2の期間として、φR、φACが共に1となる。このとき、NANDゲート617および618により、節点609及び節点610の電位の反転信号が反転出力端子619及び出力端子620に出力されており、次段の基本論理演算回路のニューロンMOSの入力端子に第1の期間に確定・ラッチされた計算結果が転送されていることになる。同様に前段の計算結果は、この期間に当基本論理回路のニューロンMOSの入力端子に入力されている。PMOSトランジスタ613および614がこの期間オンになるため、フローティングゲート603および604は、プリチャージ電圧VPRにバイアスされている。つまり、第2の期間は、フローティングゲートがプリチャージ、差動増幅回路部がラッチ動作をしている期間である。
【0033】
第3の期間には、φRおよびφACが共に0となる。このとき、フローティングゲート603および604は電気的にフローティングとなり、第2の期間にニューロンMOSの複数の入力端子に入力されていた電圧がフローティングゲートレベルで加算・平均された値と、フローティングゲートのプリチャージ電圧VPRの電位差に相当する電荷がフローティングゲートに残留し、記憶される。同時に、ニューロンMOSの複数の入力端子の内、結合容量総和の半分に相当する入力端子をVDDに、残りの入力ゲートを接地電位(0V)にバイアスされるように制御され、等価的にVDD/2の電位が全ての入力端子に入力されている状態となる。このときフローティングゲート内で電荷の再分配が起こり、VDD/2から、直前にフローティングゲートに記憶された第2の期間の入力に相当する電位を差し引いた値を、プリチャージ電圧VPRに加算した電位がフローティングゲート603および604に現れる。
【0034】
第2の期間においては、ニューロンMOSトランジスタ601および602の入力端子には、互いに逆相の信号を入力しているため、この第3の期間に発生するフローティングゲート電位の変化は603と604で逆方向となり、フローティングゲートを片側しか持たない形式のものに比べて、この後の差動増幅の増幅度が向上する。また、第3の期間には、差動増幅回路部のNMOSトランジスタ612がオフになりラッチ状態が解除される。同時にPMOSトランジスタ615および616がオンになり、差動増幅回路の差動端子である節点609および610がプリチャージ電圧VDDにバイアスされる。つまり、差動増幅回路がリセットされ、差動端子が等しい電位でイニシャライズされるのである。つまり、第3の期間は、フローティングゲートが電荷再分配、差動増幅回路部がプリチャージ動作をしている期間である。
【0035】
次に、第1に期間から動作を繰り返すわけであるが、第3の期間から第1の期間に推移する時点で、φACが0から1になり、差動増幅回路を制御するNMOSトランジスタ612がオンし、徐々に節点611の電位が接地電圧(0V)に向かって引き下げられる。この過程で、ニューロンMOSトランジスタ601および602のフローティングゲート電位の違いにより、ニューロンMOSトランジスタ601および602のドレインコンダクタンスが異なり、差動端子、つまり、節点609および610の電位の変化の速度が異なる。これにより節点609および610に電位差が発生し、その後この電位差が自動的に増幅され、ラッチされるのである。
【0036】
以上の第1から第3の期間をまとめて1サイクルの動作となる。第1の実施例の回路(図1)に比べて、1サイクルの動作に必要なステップ数が少なく高速動作が可能である。また、2種類のクロック信号で、クロック配線も簡単になる。
【0037】
本実施例においては、差動増幅回路を構成するインバータ回路として、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタからなるCMOSインバータを用いているが、インバータ回路なら他のものでも良く、例えば抵抗負荷のインバータやE/Dインバータでも構わない。また、N型のニューロンMOSトランジスタを差動増幅回路と接地線の間に配置して用いたが、P型のニューロンMOSトランジスタを用いても、また、差動増幅回路と電源線VDDの間に配置しても構わない。また、ニューロンMOSトランジスタを、差動増幅回路の2つの差動端子の両側に装備した形式を示したが、これは、片方だけでもよく、反対側にはプリチャージ電圧VPRをゲート電極に接続したMOSトランジスタを配置しても構わない。また、差動増幅回路の接地側にのみスイッチ素子612が介在する形式を示したが、これは、差動増幅回路の電源側のみでも良く、また両側につけても良く、また、清費電力は増大するが、共にスイッチ素子を介在しなくてもよい。また、スイッチ素子としてNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタ、およびNANDゲートを用いたが、同様の機能を持つものなら他のものでもよい。なお、クロック制御の手法は、本実施例に示されたものに限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ニューロンMOSトランジスタを用いた集積回路において、定常電力消費を伴わない低消費電力動作が可能となる。さらに、スイッチングノイズもキャンセルできるため、フローティングゲートを用いた多値信号の演算の精度が向上し、より多機能な演算を行うことができる。
【0039】
請求項2に係る発明によれば、差動増幅回路部のセンシングノードを直接ニューロンMOSのフローティングゲートで駆動するため、差動増幅のゲインが向上し、演算精度の向上が実現できる。
【0040】
請求項3に係る発明によれば、差動増幅回路部の構造が簡単になり、かつ制御信号も簡単になり、一回の演算に必要なクロックサイクルも少なくできる為、配線数減少による回路面積の減少、動作速度の向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路の構成図である。
【図2】基本論理演算回路を用いて構成される論理回路の例であり、3つの入力VA、VB、VCのXORを演算する回路である。
【図3】図1の基本論理演算回路を駆動するクロック信号のタイミングチャートである。
【図4】図1の基本論理演算回路の動作波形を示す図である。
【図5】従来のニューロンMOSインバータを用いるニューロンMOS論理回路と本発明のニューロンMOS論理回路で、消費電力を比較したグラフである。
【図6】本発明の第2の実施例を示す回路の構成図である。
【図7】図6の基本論理演算回路を駆動するクロック信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
101 フローティングゲート、
102、104 PMOSトランジスタ、
103、105 NMOSトランジスタ、
106〜108、110 節点、
109、111〜118 スイッチ、
119 反転出力端子
120 出力端子、
201、202、203 1段目の基本論理演算ブロック、
204 2段目の基本論理演算ブロック、
205〜207 スイッチ、
401 クロック信号φRSの反転信号の波形、
402 φPRの反転信号の波形、
403 φCNの反転信号の波形、
404 φEVの反転信号の波形、
405 フローティングゲート101の電位の波形、
406 節点106の電位の波形、
407 節点107の電位の波形、
601、602 ニューロンMOSトランジスタ、
603、604 フローティングゲート、
605、607、613〜616 PMOSトランジスタ、
606、608、612 NMOSトランジスタ、
609〜611 節点、
617、618 NANDゲート、
619 反転出力端子、
620 出力端子。

Claims (3)

  1. 第1のインバータ回路の出力が第2のインバータ回路の入力と第1の節点において接続され、前記第2のインバータの出力が前記第1のインバータの入力と第2の節点において接続され、前記第1の節点及び前記第2の節点間に電位差を生ぜしめる手段を有した回路において、電気的にフローティングとされる電極と、前記電極と容量素子を介して設けられた複数の入力電極を備え、前記入力電極に加えられる電位によって前記電位差が実質上決定される手段を有した事を特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第1の節点および前記第2の節点間に電位差を生ぜしめる手段として、前記第1の節点あるいは前記第2の節点あるいはその両方の節点にそれぞれ、直接あるいはスイッチ素子を介して、前記電気的にフローティングとされる電極を接続したことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記第1の節点および前記第2の節点間に電位差を生ぜしめる手段として、前記第1のインバータ及び第2のインバータと直列に接続されたMOSトランジスタを有し、そのMOSトランジスタのうち少なくとも1つのゲート電極が、前記電気的にフローティングとされる電極であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
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