JP3641272B2 - 安定かつ光学的に透明な組成物 - Google Patents

安定かつ光学的に透明な組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP3641272B2
JP3641272B2 JP52382595A JP52382595A JP3641272B2 JP 3641272 B2 JP3641272 B2 JP 3641272B2 JP 52382595 A JP52382595 A JP 52382595A JP 52382595 A JP52382595 A JP 52382595A JP 3641272 B2 JP3641272 B2 JP 3641272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixture
oil
composition
antioxidant
biologically active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP52382595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09510106A (ja
Inventor
フォード,マイケル・アンソニー
Original Assignee
スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー filed Critical スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
Publication of JPH09510106A publication Critical patent/JPH09510106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3641272B2 publication Critical patent/JP3641272B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/10Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing emulsifiers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0087Galenical forms not covered by A61K9/02 - A61K9/7023
    • A61K9/0095Drinks; Beverages; Syrups; Compositions for reconstitution thereof, e.g. powders or tablets to be dispersed in a glass of water; Veterinary drenches
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/42Preservation of non-alcoholic beverages
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/52Adding ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/107Emulsions ; Emulsion preconcentrates; Micelles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/107Emulsions ; Emulsion preconcentrates; Micelles
    • A61K9/1075Microemulsions or submicron emulsions; Preconcentrates or solids thereof; Micelles, e.g. made of phospholipids or block copolymers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

本発明はヒトまたは動物が内外的に用いるための製品、例えば、飲料用の組成物、そのような組成物の製法および該組成物を含有する製品に関する。特に、本発明は、健康の維持および/または増進にて用いるための生物学上活性な油からなる液体組成物の製法に関する。
したがって、本発明は、一の態様にて、0.001〜2.0%w/wの生物学上活性な油または0.1〜2.0%w/wの生物学上活性な油(適当な油中の20〜30%分散液)と、2〜20%の10〜18のHLB(親水/親油バランス)値または乳化剤のブレンドを用いる場合、算出したHLB値が10〜18の乳化剤と、0.1〜1.0%の一の酸化防止剤または酸化防止剤の混合物とからなる、ヒトまたは動物の健康管理のための光学的に透明な製品を製造するための水性組成物を提供する。
乳化剤のブレンドの一例は、スパン(Span)20(ソルビタンモノラウレート)4部およびツウィーン(Tween)60(ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート)6部の、0.4x8.6+0.6x14.9=12.3の有効なHLB値を有するブレンドである。
「光学的に透明な」なる語により、本発明者らは1cm幅のキュベットにて800nmの波長で測定した、約95%、好ましくは98%以上の透過率を示す製品を意味する。
「生物学上活性な油」なる語により、本発明者らは生物学的に活性な試薬、特に予防剤もしくは治療剤であるかまたはそれらを含有する天然または合成の油を意味する。
意外にも、本発明の組成物が、これまで高水溶性の製品にて十分に溶解させることが困難であることが判明している成分を用い、所望の特性、特に高水溶性を有する製品を生成しうることを見いだした。
好ましくは、生物学上活性な油は、例えば、ユキノシタ科、ムラサキ科、シソ科、アカバナ科およびウリ科の種子または花に由来する天然源の油、真菌源の油、魚油またはそれ以外の天然油である。
好ましい油は、マツヨイグサ油、ルリヂサ/スターフラワー油およびクロフサスグリシード油を包含する。
適当には、油の配合量は、純物質で算出して0.001〜2.0重量%、好ましくは0.1〜1.0重量%である。本発明にて用いる油は、当該分野における公知方法により、天然の供給源より抽出することができる。該油は、例えば、シグマ・ケミカル・コーポレイション(Sigma Chemical Co.)(ドーセット州、プール)より商業上入手可能である。
組成物は1種以上の生物学上活性な油を含有していてもよい。
他の生物学上活性な成分、特にカロテノイド色素、例えば、β−カロチンを本発明の組成物にて用い、着色と滋養生化学作用の有用な組み合わせを得ることができる。
生物学上活性な油を、他の適当な油、特に消耗油、例えば、コーン、ラッカセイ、サフラワー、オリーブおよびナタネ油、ならびに多くの精油、特にフレーバーを付与するのに飲料中に用いられる油、例えばシトラス油と混合するか、または該油で分散させてもよい。
乳化剤は、ヒトまたは動物による消耗またはヒトまたは動物への塗布に適するアニオン、カチオン、両性または非イオン性の乳化剤または乳化剤の混合物であってもよい。好ましくは、該乳化剤は、好ましくは12〜16のHLB(親水/親油バランス)、最も好ましくは15のHLB値を有する非イオン性乳化剤または混合物である。好ましい化合物は、アイ・シー・アイ・スペシャリティー・ケミカルズ(ICI Speciality Chemicals)(サリー、レザーヘッド)より入手可能なツウィーン60(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート)およびツウィーン40(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミテート)を包含する。
乳化剤は、適当には、2種または3種の乳化剤のブレンド、例えばツウィーン60とシュークロースエステル乳化剤のブレンド(日本国、東京104、中央区、銀座5丁目13−3、いちかわビル、三菱化成食品会社製)またはツウィーン60とシュークロースエステルと脂肪酸のポリグリセロールエステルのブレンド(サフォーク州、バリー・セント・エドモンド、ノーザン・ウェイ、グリンステッド・プロダクツ・リミテッド(Grindsted Products Limited.)より入手可能)である。
組成物中の乳化剤の量は、どの特異的な生物学上活性な油を用いるか、その製法およびどのくらい含まれているかに応じて変化する量として選択される。例えば、1重量%の生物学上活性な油を含有する油ベースの分散液は、一般に、希釈した場合に、清澄な分散液を得、典型的なドリンクにて著しく不利なフレーバー作用がないように2〜8%w/wの範囲の乳化剤を必要とする。
好ましくは、乳化剤はポリソルベート、特に消耗品の場合にはポリソルベート60である。というのは、該乳化剤は顕著な風味が最も少ないという利点を有するからである。従って、本発明の特に有用な特徴は、フレーバーのない組成物を生成できることにある。特に好ましい組成物において、生物学上活性な油はクロフサスグリシード油およびα−トコフェロールであり、乳化剤はポリソルベートである。
本発明にて用いる酸化防止剤は、例えば、アルファ−トコフェロール、酢酸トコフェリル、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビル、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)およびブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)またはそのような酸化防止剤の混合物とすることができる。特に好ましい酸化防止剤は、α−トコフェロール、酢酸トコフェリル、パルミチン酸アスコルビルおよびアスコルビン酸である。
公知組成物との比較において本発明の組成物の優れている点は、該組成物が多量の脂質および乳化剤の添加を回避するため、経済的に優れていることである。該組成物はこれらの物質を魅力的で口に合う飲料の形態にて提供する機会を付与する。該組成物を用い、広範囲の製品、特に新規かつ関心を引き付ける風味の減脂肪製品を得ることができる。
本発明は光学的に透明な製品を製造するのに特に有用であるが、さらに本発明を用いて不透明な濁った製品を製造することもできる。かかる製品、特に乳化油を含有する製品で頻繁に生じる問題は、「ネック・リンギング(neck ringing)」の問題である。本発明に従って製造された組成物はこの問題のないことが判った。本発明の組成物が、飲料以外の医薬または獣医薬の分野における製品、例えば、ビタミンおよび咳止シロップ、喉用スプレー、ローションまたはマウスウォッシュなど、特に光学透明性が重要である場合に用いられることは明らかである。
ある種の生物学上活性な油は、ビタミンA、D、E、カロテノイド色素、栄養学的に重要な脂肪酸のようなビタミンおよびプロビタミンを含有する。
本発明の組成物にて、生物学上活性な油は、透過光により調べた場合、ある種の特徴、例えば、透明性を示すため、該油はミセル形にてまたはミクロエマルジョンとして細かく分散していると考えられる。
したがって、本発明の組成物のさらなる利点は、該組成物を体に投与すると、水性調整物中のこれらの油の細かな分散液が体組織による効果的な吸収を促進する手助けとなることである。生物学上活性な油の小さな粒径の粒子はその吸収にとって好都合であり、油と乳化剤との同時供給または摂取もまたこれら物質が膜を効果的に横切って移動することを促進するであろう。
本発明の処方はまた、驚くべき酸耐性を有する。このことは、腸管より吸収される前に、該調製物が胃の強酸性条件に耐えることができるため、有利な特性である。
さらなる態様において、本発明はヒトまたは動物の体を本発明の組成物で処理することによる、油溶性物質の該ヒトまたは動物の体への投与方法を提供する。好ましくは、該組成物を、例えば、液体組成物の形態にて経口投与する。
本発明に従って得られる組成物は、水を基材とする製品に溶解し、光学的に透明な最終製品の生成能を有する水性分散液である。
さらなる成分、例えば、甘味剤、保存剤(例、二酸化硫黄、安息香酸およびソルビン酸)、蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラルおよび食べ物および飲み物の調製に用いられる他の物質が、所望により、本発明の組成物に配合され、または最終食品に含まれていてもよい。所望により、該組成物はまた、体の天然に存する酸化防止剤の酵素に必須の亜鉛、セレンおよびマンガンのような酸化防止剤のコファクターを含有してもよい。最終製品をフレーバー処理することが好ましい;これは果汁および濃縮物、抽出物および化合物またはフレーバー添加剤のような天然のフレーバー食物を添加することにより達成できる。さらなる栄養成分、例えば、「The Food Labelling Regulations 1984」Statutory Instrument No.1305(1984)H.M.S.O.、ロンドンに記載されている他のビタミンおよびミネラルを最終ドリンクに添加することが好ましい。
適当には、プロセシング補助剤を組み入れることができる。そのような補助剤は、pH、酸化還元電位、酵素活性、水素結合および/または他の態様に影響を及ぼす成分を包含する。プロセシング補助剤は、例えば、二酸化硫黄、他の酸化防止剤、金属塩、酸(例、硫酸およびクエン酸)、アルカリ、レシチンおよびスターチ可塑剤、例えば、塩化カルシウムのような界面活性剤である。好ましいプロセシング補助剤は、消泡剤、例えば、シリコーンである。
栄養値が喪失しやすい成分はプロセスの終わりの段階で添加される。所望により、光または酸素を排除する容器にて生成物を生成し、製造した後、光または酸素誘発分解に感受的な物質の保護を向上させることができる。所望により、該生成物を炭酸化することができる。
本発明のさらなる態様は、ヒトまたは動物の健康管理に用いるための光学的に透明な製品を製造するための水性組成物の製法であって、
a)生物学上活性な油を一の酸化防止剤/酸化防止剤の混合物と混合し、
b)透明な混合物を形成するように、50−150℃に加熱しながら油−酸化防止剤の混合物を乳化剤に分散させ、
c)撹拌を維持しながら、混合物の温度を適宜昇温させて透明な混合物を維持し、および
d)連続的に撹拌しながら、該混合物を温度が最低95℃の水と合し、透明な組成物を得る
ことからなる方法を提供する。
a)の酸化防止剤は、生物学上活性な油と混合する前に、所望により、最初に、乳化剤で分散させてもよい。d)にて、混合物を水に加えることにより、混合物と水を合することが好ましい。
本発明の一の利点は、前記したb)にて用いることができる温度が広範囲なことである。温度感受性の成分が含まれている場合、低温が特に有用である。十分な量よりも少ない量の乳化剤が要求される場合、高温が有用である。これらの高温の使用は、適当な予防手段が取られない限り、油が分解する危険が生じる。例えば、酸化防止剤を調製の初期段階にて配合することが必要であり、該混合物を窒素雰囲気中で加熱することにより酸素を排除することが望ましい。
前記のd)に従う組成物の製造にて、透明性が維持されるように混合物を水と徐々に合し、最良または最大の結果を得るためには、混合物を水に加えることが重要である。
好ましい方法にて、生物学上活性な油(複数)および酸化防止剤(複数)をポリソルベートの乳化剤に溶かす。本発明の別の好ましい方法にて、生物学上活性な油をポリソルベート乳化剤/酸化防止剤の混合物に加える。
本発明のさらなる態様にて、さらなる水を該組成物に加え、適当な水基材製品にて用いるのに適する水性中間製品を得る。
本発明を以下の実施例を用いて説明する。
実施例1−クロフサスグリシード油の組成物
%w/w
クロフサスグリシード油 1.0
酸化防止剤(α−トコフェロール) 0.3
乳化剤(ポリソルベート40または60) 5.0
水 100まで
上記成分を以下のように合する。油および酸化防止剤を40℃を越えない温度で混合する。乳化剤を加え、撹拌しながら該混合物の温度を少なくとも80℃に昇温させる。この時点で混合物は透明のはずである。撹拌しながら、該混合物を50ml/分の速度で約75%の最終容量の温度が最低95℃の熱水にゆっくりと加える。希釈混合物を室温に冷却し、水で最終容量に希釈する。別法として、前記したように乳化剤を加え、加熱した後に、熱水をゆっくりと油−酸化防止剤の混合物に50ml/分の速度で撹拌しながら添加する。半分の容量の水を添加すると、粘度が著しく増加する。要求される容量まで水を添加することを続けて粘度を減少させ、透明な、無色のまたはかすかに着色した組成物を得る。
実施例2−クロフサスグリシード油の着色した組成物
%w/w
β−カロチン(30%分散液) 0.33
クロフサスグリシード油 1.2
酸化防止剤(α−トコフェロール) 0.3
乳化剤(ポリソルベート40または60) 9
水 100まで
酸化防止剤を約40℃に加熱しながら乳化剤に分散させる。クロフサスグリシード油を加え、撹拌して透明な混合物を得る。ついで、撹拌を続けながら、β−カロチンを加え、混合物の温度を140℃に昇温する。この時点で、混合物は透明性を保持しているはずである。最後に、混合物を前記の実施例1に詳説されているように熱水に加える。
実施例3−クロフサスグリシード油の組成物
%w/w
クロフサスグリシード油 0.3
酸化防止剤(α−トコフェロール) 0.3
乳化剤1(ポリソルベート60) 6.0
乳化剤2(糖エステルS−1170) 0.25
乳化剤3(トリオダン(Triodan)) 0.25
水 100まで
酸化防止剤を約40℃に加熱しながら乳化剤1に分散させる。乳化剤2および3を加え、温度を120℃に昇温させる。撹拌しながらクロフサスグリシード油を加える;この時点で混合物は透明のはずである。最後に、混合物を実施例2にて詳説したように熱水に加える。
実施例4−クロフサスグリシード油の組成物
%w/w
クロフサスグリシード油 0.5
酸化防止剤(α−トコフェロール) 0.1
乳化剤1(ポリソルベート60) 3.0
乳化剤2(トリオダン)* 0.5
*グリンステッド・プロダクツ・リミテッド(Grinstead Products Ltd.)
水 100まで
酸化防止剤を約40℃に加熱しながら乳化剤1に分散させる。乳化剤2を加え、温度を120℃に昇温させる。クロフサスグリシード油を撹拌しながら加える;この時点で混合物は透明のはずである。最後に、混合物を実施例2にて詳説したように熱水に加える。
実施例5−処方
5.1 炭酸化した、清澄なクロフサスグリのフレーバードリンク
%w/v
シュークロース 10.0
クエン酸 0.25
安息香酸ナトリウム 0.017
アスコルビン酸 0.030
必要なフレーバー
クロフサスグリシード油の組成物(実施例1)0.5(%w/w)
水 100容量まで
二酸化炭素(2.5容量まで)
実施例1にて詳説した型の油組成物を用い、油を20〜1000mg/リットルの濃度にて含有する実験製品を製造した。すべて、「ネックリンギング」の痕跡がなく、光学透明性により特徴付けられた。
着色組成物を用いることができる典型的な不透明なドリンクを、実施例5.2および5.3に示す:
5.2 炭酸化したフルーツクラッシュドリンク
%w/v
オレンジ果汁 5.2
シュークロース 7.5
クエン酸 0.3
安息香酸ナトリウム 0.007
アスコルビン酸 0.040
クロフサスグリシード油の着色した組成物(実施例2)1.0(%v/v)
必要なフレーバー
水 100容量まで
二酸化炭素(2.5容量まで)
5.3 クロフサスグリフレーバーミルクドリンク
%w/v
スキンミルク 51.0
炭水化物 9.4
クエン酸 0.9
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.94
アスコルビン酸 0.030
着色した組成物3 1.0(%v/v)
必要なフレーバー
水 100容量まで
5.4 酸化防止剤のビタミンシロップ
%w/v
酢酸トコフェロール 0.633
アスコルビン酸 1.333
グルコースシロップ 85.0
プロピレングリコール 1.0
クエン酸ナトリウム 0.024
クエン酸 0.25
安息香酸ナトリウム 0.1
必要なフレーバー
クロフサスグリシード油の組成物(実施例1)10.0(%v/v)
水 100容量まで

Claims (13)

  1. 0.001〜2.0%w/wの、ユキノシタ科、ムラ サキ科、シソ科、アカバナ科およびウリ科の種子または 花に由来する油、真菌源の油ならびに魚油から選択され 生物学上活性な油または0.1〜2.0w/wの、ユキノシタ 科、ムラサキ科、シソ科、アカバナ科およびウリ科の種 子または花に由来する油、真菌源の油ならびに魚油から 選択される生物学上活性な油(適当な油中の20〜30%w/w分散液)と、2〜20%w/wの10〜18のHLB(親水/親油バランス)値を有する乳化剤、または乳化剤のブレンドを用いる場合、2〜20%w/wの10〜18の算出したHLB値を有する乳化剤と、0.1〜1.0%w/wの一の酸化防止剤または酸化防止剤の混合物とからなる、ヒトまたは動物の健康管理のための光学的に透明な製品を製造するための水性組成物。
  2. 生物学上活性な油が着色成分を配合する請求項1記載の組成物。
  3. 生物学上活性な油の配合量が0.1〜1.0%w/wである請求項2または3記載の組成物。
  4. 乳化剤の配合量が8〜10%w/wである請求項1〜3のいずれか1つに記載の組成物。
  5. 酸化防止剤の配合量が0.3〜0.5%w/wである請求項1〜4いずれか1つに記載の組成物。
  6. アスコルビン酸もしくはα−トコフェロールまたはその両方の成分が配合されている請求項1〜5いずれか1つに記載の組成物。
  7. 請求項1〜6いずれか1つに記載の水性組成物の製法であって、
    a)生物学上活性な油を一の酸化防止剤/酸化防止剤の混合物と混合し、
    b)透明な混合物を形成するように、50〜150℃に加熱しながら油−酸化防止剤の混合物を乳化剤に分散させ、
    c)撹拌しながら混合物の温度を適宜昇温させ、透明な混合物を維持し、および
    d)連続的に撹拌しながら、該混合物を温度が最低95℃の水と合し、透明な組成物を得る
    ことからなることを特徴とする方法。
  8. ヒトまたは動物の健康管理に用いるための光学的に透明な製品を製造するための安定した水性組成物の製法であって、
    a)0.001〜2.0%w/wの生物学上活性な油または0.1〜2.0%w/wの生物学上活性な油(適当な油中の20〜30%w/w分散液)を、0.1〜1.0%w/wの一の酸化防止剤/酸化防止剤の混合物と混合し、
    b)透明な混合物を形成するように、(a)からの混合物を2〜20%w/wの10〜18のHLB(親水/親油バランス)値を有する乳化剤に分散させ、50〜150℃に加熱し、
    c)(b)からの混合物の温度を、撹拌しながら、適宜昇温させ、透明混合物を維持し、および
    d)(c)からの混合物を連続的に撹拌しながら温度が最低95℃の水と合し、透明な組成物を得る
    ことからなることを特徴とする方法。
  9. (d)にて、(c)からの混合物を水に添加する請求項8記載の方法。
  10. (a)の酸化防止剤を第一に乳化剤に分散させる請求項8または9記載の方法。
  11. 請求項8、9または10に記載の方法により得ることができるヒトまたは動物の健康管理に用いるための光学的に透明な製品を製造するための水性組成物。
  12. 請求項1ないし6または請求項11のいずれか1つに記載の組成物からなるヒトまたは動物に用いるための製品。
  13. 請求項1ないし6または請求項11のいずれか1つに記載の組成物と、さらなる水と、任意の1または2種以上の慣用的飲料用成分とからなる飲料。
JP52382595A 1994-03-15 1995-03-09 安定かつ光学的に透明な組成物 Expired - Fee Related JP3641272B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9405041.6 1994-03-15
GB9405041A GB9405041D0 (en) 1994-03-15 1994-03-15 Novel process
PCT/EP1995/000899 WO1995024832A1 (en) 1994-03-15 1995-03-09 Stable, optically clear compositions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09510106A JPH09510106A (ja) 1997-10-14
JP3641272B2 true JP3641272B2 (ja) 2005-04-20

Family

ID=10751886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52382595A Expired - Fee Related JP3641272B2 (ja) 1994-03-15 1995-03-09 安定かつ光学的に透明な組成物

Country Status (19)

Country Link
US (1) US5885629A (ja)
EP (1) EP0741523B1 (ja)
JP (1) JP3641272B2 (ja)
KR (1) KR100446809B1 (ja)
CN (1) CN1078448C (ja)
AT (1) ATE241285T1 (ja)
AU (1) AU696911B2 (ja)
CA (1) CA2185584A1 (ja)
DE (1) DE69530912T2 (ja)
DK (1) DK0741523T3 (ja)
ES (1) ES2197917T3 (ja)
GB (1) GB9405041D0 (ja)
HK (1) HK1012215A1 (ja)
MX (1) MX9604092A (ja)
MY (1) MY121932A (ja)
NZ (1) NZ282412A (ja)
PT (1) PT741523E (ja)
WO (1) WO1995024832A1 (ja)
ZA (1) ZA952050B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9519468D0 (en) * 1995-09-23 1995-11-22 Smithkline Beecham Plc Novel process
TW371619B (en) * 1996-10-07 1999-10-11 Dsm Ip Assets Bv Vitamin preparations for beverage applications
GB9705813D0 (en) * 1997-03-20 1997-05-07 Smithkline Beecham Plc Novel compositions
US6007856A (en) * 1997-08-08 1999-12-28 The Procter & Gamble Company Oil-in-water dispersions of β-carotene and other carotenoids stable against oxidation prepared from water-dispersible beadlets having high concentrations of carotenoid
US6267985B1 (en) * 1999-06-30 2001-07-31 Lipocine Inc. Clear oil-containing pharmaceutical compositions
US20030235595A1 (en) * 1999-06-30 2003-12-25 Feng-Jing Chen Oil-containing, orally administrable pharmaceutical composition for improved delivery of a therapeutic agent
US6235331B1 (en) * 1999-07-29 2001-05-22 Nisshin Flour Milling Co Ltd Modified fish oil type material containing highly unsaturated fatty acid and/or esters thereof, and a composition containing said material
US6287611B1 (en) * 2000-02-01 2001-09-11 Stokely-Van Camp, Inc. Beverage having L-ascorbic acid with stability of color and clarity
DE10104847B4 (de) * 2000-06-09 2006-12-21 Aquanova German Solubilisate Technologies (Agt) Gmbh Tocopherol-Konzentrat und Verfahren zu seiner Herstellung
DE10164844B4 (de) * 2001-02-22 2005-05-25 Aquanova German Solubilisate Technologies (Agt) Gmbh Tocopherol-Konzentrat
US6902756B2 (en) * 2001-04-02 2005-06-07 Firmenich Sa Transparent high oil loaded microemulsions
DE60218919T2 (de) * 2001-03-22 2007-12-06 Firmenich S.A. Transparente Mikroemulsionen mit hohem Ölgehalt
US20040253361A1 (en) * 2002-12-18 2004-12-16 Einerson Mark Allen Clear liquid creamer composition
ATE425760T1 (de) * 2003-05-22 2009-04-15 Bioniche Life Sciences Inc Insektenabwehrmittel
NO324262B1 (no) * 2005-11-29 2007-09-17 Pharmalogica As Bruksklar sammensetning omfattende fiskeolje og juice og fremstilling av denne, samt en forseglet beholder.
US20080199589A1 (en) * 2007-02-20 2008-08-21 Cargill, Incorporated Lipid Microemulsions
ES2602812T3 (es) * 2008-12-01 2017-02-22 Aquanova Ag Protección contra la oxidación integrada micelarmente para colorantes naturales
WO2011047259A1 (en) 2009-10-16 2011-04-21 Glaxosmithkline Llc Compositions
US20130149419A1 (en) * 2011-12-12 2013-06-13 D. D. Williamson Co., Inc. Oil miscible water soluble color stable composition and process
JP6078043B2 (ja) * 2014-11-26 2017-02-08 長谷川香料株式会社 リコペン結晶の水分散性組成物
JP6100227B2 (ja) * 2014-11-26 2017-03-22 長谷川香料株式会社 β−カロテン結晶の水分散性組成物

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2187291A1 (en) * 1972-06-07 1974-01-18 Quatrar Sarl Water-sol carotenoid compsns - for poultry food additives or colouring human foodstuffs
US3886294A (en) * 1973-03-12 1975-05-27 Hoffmann La Roche Carotenoid coloring compositions and preparation thereof
US3998753A (en) * 1974-08-13 1976-12-21 Hoffmann-La Roche Inc. Water dispersible carotenoid preparations and processes thereof
US4835002A (en) * 1987-07-10 1989-05-30 Wolf Peter A Microemulsions of oil in water and alcohol
IL90794A (en) * 1989-06-29 1995-03-15 Shapira Niva Nutritional sun-exposure supporting composition
US5023095A (en) * 1990-06-08 1991-06-11 Basf Corporation Color stabilization system for beta-carotene in dry food mixes
EP0571677A1 (en) * 1992-05-29 1993-12-01 Unilever Plc Aqueous parfume oil microemulsions
GB9219524D0 (en) * 1992-09-15 1992-10-28 Smithkline Beecham Plc Novel composition

Also Published As

Publication number Publication date
EP0741523B1 (en) 2003-05-28
CN1168621A (zh) 1997-12-24
MX9604092A (es) 1997-09-30
EP0741523A1 (en) 1996-11-13
HK1012215A1 (en) 1999-07-30
DK0741523T3 (da) 2003-07-28
KR100446809B1 (ko) 2004-12-14
ZA952050B (en) 1996-01-26
PT741523E (pt) 2003-10-31
NZ282412A (en) 1998-06-26
JPH09510106A (ja) 1997-10-14
CN1078448C (zh) 2002-01-30
GB9405041D0 (en) 1994-04-27
WO1995024832A1 (en) 1995-09-21
KR970701503A (ko) 1997-04-12
MY121932A (en) 2006-03-31
AU696911B2 (en) 1998-09-24
AU1950395A (en) 1995-10-03
DE69530912T2 (de) 2004-03-11
CA2185584A1 (en) 1995-09-21
US5885629A (en) 1999-03-23
ES2197917T3 (es) 2004-01-16
DE69530912D1 (de) 2003-07-03
ATE241285T1 (de) 2003-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3641272B2 (ja) 安定かつ光学的に透明な組成物
US5607707A (en) Compositions
EP0851735B1 (en) Novel process
EP1965663B2 (en) Microemulsions for use in food and beverage products
JP2009505809A (ja) 乳化剤系、そのエマルジョンおよびその使用
JP2009027958A (ja) アスタキサンチン含有乳化物、および製造方法
JP2005124482A (ja) CoQ・10含有栄養組成物
US20020114830A1 (en) Novel compostion and process
WO1998042319A2 (en) Non-aqueous compositions for oral administration

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100128

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees