JP3640755B2 - ヒュージブルリンクへの電線接続構造及び電線接続方法 - Google Patents

ヒュージブルリンクへの電線接続構造及び電線接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒュージブルリンクの接続端子と電線端末の電線側端子とを、ボルト及びナットによって挟み込んで接続するヒュージブルリンクへの電線の接続構造及び接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒュージブルリンクは大電流用のヒューズであり、バッテリーからの電力を各部に分配するため自動車に搭載された電気接続箱に取り付けられる。このヒュージブルリンクに電流を供給するため、電線がヒュージブルリンクの接続端子に接続される。
【0003】
図5及び図6は、ヒュージブルリンクと電線との従来の接続構造を示し、ヒュージブルリンク1は溶断部を収容した本体部2と、本体部2の底面から両側に水平状に伸びる一対の接続端子3とを備えており、各接続端子3の先端部には、ボルトのねじ部が挿通する挿通孔4が形成されている。
【0004】
このヒュージブルリンク1はバッテリーからの電力を配分する電気接続箱等のボックス本体5の壁部6上に取り付けられる。この取り付けを行うため、ボックス本体5の壁部6には、略コ字状を有し、中央部分が大径の挿入部7aとなっている一対の取付スリット7が対向するように形成されている。
【0005】
この対向した取付スリット7の外側の壁部6には、ナット8がインサートされることにより固定されている。
【0006】
ヒュージブルリンク1と接続される電線9は、その端末部分にねじ締め型端子からなる電線側端子10が装着されており、この電線側端子10がヒュージブルリンク1の接続端子3と接続される。この接続は、ナット8及びボルト12によって行われる。
【0007】
なお、電線側端子10は中間部分が折曲されており、この折曲された先端部分には、ボルト12のねじ部12aが挿通する挿通孔11が形成されている。
【0008】
図5において、13は電気接続箱のカバーに配索され、電力の配分を行う分岐回路を構成するブスバーである。このブスバー13は、壁部6にインサートされたナット8に接触すると共に、接触部分には挿通孔が形成されている。
【0009】
次に、この構造による接続手順を説明する。図5に示すように、取付スリット7の挿入部7aに対し、電線側端子10をボックス本体5の壁部6の裏側から貫通させ、その先端部分をナット8上のブスバー13に接触させる。そして、壁部6の上方に位置しているヒュージブルリンク1を下降させて、その接続端子3を電線側端子10の先端部分に重ね合わせる。
【0010】
この状態で、ボルト12のねじ部12aを接続端子3の挿通孔4、電線側端子10の挿通孔11及びブスバー13の挿通孔14に貫通させて、締め付けることによりナット8に螺合する。これにより、図7の左側の接続状態で示すように、接続端子3、ブスバー13及び電線側端子10がナット8及びボルト12によって挟み込まれて接触するため、ブスバー13を介して接続端子3及び電線側端子10が相互に接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の接続構造では、電線側端子10を裏側から取付スリット7の挿入部7aに挿入させる際に、ヒュージブルリンク1が上方に位置しているため、電線側端子10がヒュージブルリンク1に隠れて見にくくなっている。このため、電線側端子10がブスバー13に確実に接触しているか否かの確認を行うことができず、図7の右側の状態で示すように、電線側端子10がブスバー13と部分的にのみ接触した引っ掛かり状態となっていることが分からない。
【0012】
そして、このままボルト12を締め付けると、電線側端子10の挿通孔11にねじ部12aが貫通しないままで、電線側端子10がブスバー13と接続端子3に挟まれただけで固定される。
【0013】
このような引っ掛かり状態においても、電線側端子10はブスバー13と接触しているため、導通チェックに合格するが、その後の振動や外力によって電線側端子10が脱落する問題を生じる。
【0014】
又、電線側端子10を壁部6の裏側から取付スリット7に挿通させなければならず、その挿通作業が面倒であると共に、細線電線に使用される剛性の小さな電線側端子では、挿通作業が困難となっている。
【0015】
さらに、ナット8が壁部6にインサートされているため、ナット8のねじ山が破損したり、ナット8が老朽化した場合には、ボックス本体5全体の交換を必要とし、無駄が多くなっている。
【0016】
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、電線側端子を確実に固定することができ、面倒な電線側端子の挿通作業を省略でき、しかもナットの損傷に起因したボックス本体全体の交換を不要とすることができるヒュージブルリンクへの電線接続構造及び接続方法を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明のヒュージブルリンクへの電線接続構造は、ボックス本体の壁部の上側に配置されたヒュージブルリンクの接続端子と、前記壁部の下側から上側へ挿通される電線端末の電線側端子の折曲部とに、前記壁部に取り付けられるボルトのねじ部が挿通した状態で、ボルト及びナットによって挟む接続構造であって、前記ボルトのねじ部及び前記電線側端子の折曲部が貫通する貫通窓を有し、且つボルトの頭部が回転拘束状態で挿入されるボルト収容室が前記ボックス本体の壁部の下側に設けられ、該ボルト収容室を形成する側壁部の一面側の側壁部は切り欠かれることによって開放されて前記ボルトが挿入される挿入口が形成され、このボルト収容室の内面にボルトの脱落を防止するロック突起が突設され、前記貫通窓を貫通したねじ部が前記電線側端子の折曲部と前記接続端子に挿通されており、この挿通状態で前記ナットがねじ部に螺合していることを特徴とする。
【0018】
この構造では、ボルトの頭部を壁部のボルト収容室に挿入することにより、ボルトはロック突起によって脱落が防止される。この挿入に先だって、電線側端子にはボルトのねじ部が挿通する。又、ボルトはボルト収容室内での回転が拘束され、且つねじ部が貫通窓から壁部を貫通する。壁部を貫通したねじ部は接続端子を挿通し、この挿通状態でナットが螺合する。従って、電線側端子にボルトのねじ部が挿通して状態で接続が行われるため、電線側端子が脱落することなく確実に固定することができる。
また、挿入口がボルト収容室の側壁部に形成されているため、ボルト収容室へのボルトの挿入を簡単に行うことができる。
【0019】
又、ボルトのねじ部は壁部を貫通して抜け出た状態となっているため、挿通作業が簡単となる。さらに、ナットは壁部にインサートされるものではなく、自由状態となっているため、損傷してもナットの交換だけで良く、ボックス本体全体の交換が不要となる。
【0020】
請求項2の発明は請求項1記載の発明であって、前記ボルトの頭部が当接する抜け止めリブが、前記ボルト収容室の内面に設けられていることを特徴とする。
【0021】
抜け止めリブがボルトの抜け止めを行うため、ボルトをボルト収容室内に確実に固定することができる。
【0030】
請求項3の発明のヒュージブルリンクへの電線接続方法は、ボックス本体の壁部の上側に配置されたヒュージブルリンクの接続端子と、前記壁部の下側から上側へ挿通される電線端末の電線側端子の折曲部とに、前記壁部に取り付けられるボルトのねじ部が挿通した状態で、ボルト及びナットによって挟む接続方法であって、ボルトのねじ部を電線端末の電線側端子に挿通させ、ボックス本体の壁部の下側に設けられ内面をボルトの頭部が嵌合する形状に成形されたボルト収容室に、ボルトの頭部が回転拘束され、且つねじ部及び前記電線側端子の折曲部が壁部の上側に貫通するようにボルトをロック突起により抜け止め状態で挿入した後、ボックス本体の壁部の上側でヒュージブルリンクの接続端子を電線側端子の折曲部に重ね合わせ、その後、ねじ部にナットを螺合させてボルトとナットとにより接続端子及び電線側端子の折曲部を挟むことを特徴とする。
【0031】
この方法では、ボルトのねじ部に電線側端子の折曲部を挿通した状態で、ボルト収容室にボルトの頭部を挿入するため、電線側端子とボルトとを確実に組み付けることができ、電線側端子が脱落することがなくなる。そして接続端子を電線側端子に重ね合わせてねじ部にナットを螺合するため、接続端子と電線側端子とを確実に導通させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の分解斜視図、図2はボックス本体の平面図、図3はボルトの平面図、図4は接続途中の分解断面図である。
【0033】
この実施形態では、ボックス本体15に対して、ヒュージブルリンク16が取り付けられると共に、このヒュージブルリンク16に電線側端子17が接続される。
【0034】
ボックス本体15は、バッテリーからの電力を自動車の各部に分配する電気接続箱等の外殻となっており、ヒュージブルリンク16はこのボックス本体15の上面に装着される。ヒュージブルリンク16は、図4に示すように、溶断部を収容した本体部18と、本体部18の底面から水平状に伸びる一対の接続端子19とを備え、各接続端子19の先端部分には、挿通孔20が形成されることにより構成されている。
【0035】
ヒュージブルリンク16はボックス本体15の壁部21上面に固定されるようになっており、ボックス本体15の壁部21には、ヒュージブルリンク16の接続端子19と対向する一対のボルト収容室22が形成されている。各ボルト収容室22にはボルト23が挿入されるものであり、それぞれのボルト収容室22は壁部21をプレスすることによって壁部21よりも低くなるように形成されている。
【0036】
それぞれのボルト収容室22は側壁部24によって囲まれているが、一面側の側壁部24は切り欠かれることによって開放されており、この開放によってボルト23が挿入される挿入口25がボルト収容室22に形成されている。
【0037】
又、挿入口25を除くボルト収容室22の側壁部24の内面には、ロック突起26が突設されている。ロック突起26は、各側壁部24の下端部分を、ボルト収容室22の内方に向かって鉤状に屈曲することによって形成されている。ロック突起26が側壁部24の下端部分に形成されることにより、ボルト収容室22に挿入されたボルト23がロック突起26に下面を支持される。これによりボルト23がボルト収容室22から脱落することが防止される。
【0038】
ボルト収容室22は上面が開放されており、この上面の開放によって貫通窓28が形成されている。貫通窓28はボルト収容室22に挿入されたボルト23のねじ部29が貫通することにより、ねじ部29を壁部21の上方に抜き出すものである。
【0039】
さらに、ボルト収容室22の内面には、抜け止めリブ27が形成されている。抜け止めリブ27は側壁部24が連設されるコーナー部分の上部に形成されており、ボルト収容室22に挿入されたボルト23が貫通窓28から壁部21の上方に抜け出ることを防止する。
【0040】
ボルト23は、図1に示すように、ねじ部29及び頭部30からなり、頭部30上には受け座面30aが一体的に形成されている。受け座面30aは、後述する電線側端子17に接触するものであり、これによりボルト23と電線側端子17とが確実に接触することができる。この実施形態では、頭部31は四角形の外形々状に形成される。
【0041】
かかるボルト23は、その頭部30が挿入口25からボルト収容室22に挿入され、この挿入によってボルト23は回転が拘束された状態となる。この回転拘束は、ボルト収容室22の内面をボルト23の頭部30が嵌合する四角形に形成することによってなされており、回転拘束のための他のロック部材が不要となるため、ボルト収容室22の構造が簡単となるメリットがある。このようにボルト23の回転が拘束されることにより、ナット31をボルト23のねじ部29に螺合させる作業が容易となる。
【0042】
電線側端子17は、ねじ締め型端子が使用されており、図1に示すように、電線32を加締めて電線32との連結を行う加締め部34と、電線32の導体33を加締めて電線32との導通を行う接続部35とが電線側に形成されている。この電線側端子17は中間部分が直角状に折曲されており、この折曲部36に挿通孔37が形成されている。
【0043】
なお、図1において、ボルト収容室22の上方には、挿通孔39を有したブスバー38が臨んでいるが、このブスバー38は接続当初にはなく、接続途中にボルト収容室22に接近するものである。このブスバー38は電気接続箱における電力分配用の分岐回路を構成するものである。
【0044】
次に、この実施形態による接続法方を説明する。まず、図1に示すように、電線側端子17の挿通孔37にボルト23のねじ部29を挿通する。これにより電線側端子17がボルト23に確実に組み付けられ、振動等によってもボルト23から脱落することがなくなる。
【0045】
この電線側端子17に組み付け状態のボルト23を、挿入口25からボルト収容室22に挿入する。具体的には、ボルト23の頭部30をボルト収容室22に挿入するものである。この挿入によってボルト23の頭部30はボルト収容室22に嵌合して回転が拘束されると共に、ロック突起26に支持されて抜け止めがなされる。
【0046】
又、抜け止めリブ27が頭部30に当接するため、ボルト23が上方に抜け出ることがなくなる。さらに、頭部30の挿入により、ねじ部29は貫通窓28を貫通して壁部21の上方に抜け出た状態となる。
【0047】
かかる挿入によってロック突起26が頭部30を支持するため、電線側端子17の折曲部36は段状に高くなって、貫通窓28から壁部21の上方に露出する。又、この電線側端子17の折曲部36はボルト23の受け座面30aと接触するため、良好な導通を行うことができる。
【0048】
その後、図4に示すように、ブスバー38を下降させ、その挿通孔39にねじ部29を挿通させる。これによりブスバー38は抜け止め状態となると共に、電線側端子17の折曲部36上に重ね合わせられる。
【0049】
さらに、ヒュージブルリンク16を下降させて接続端子19の挿通孔20にねじ部29を挿通させる。この挿通によってヒュージブルリンク16は脱落が防止された状態でブスバー38上に重ね合わされる。
【0050】
このとき、ねじ部29は接続端子19の上方に抜け出ており、このねじ部29にナット31を螺合して締め付ける。かかる締め付けでは、ボルト収容室22によってボルト23の回転が拘束されているため、ナット31だけを回転させるだけで良く、締め付けを容易に行うことができる。このナット31の螺合によって、接続端子19及び電線側端子17がブスバー38を介して接続される。
【0051】
このような実施形態では、ボルト23をボルト収容室22に挿入することにより接続を行うため、接続作業が容易となる。
【0052】
又、ねじ部29が挿通した抜け止め状態で電線側端子17が装着されるため、電線側端子17が後から脱落することがなく、確実に固定することができると共に、電線側端子17の装着を容易に行うことができる。
【0053】
さらに、ナット31がボックス本体15と別体の自由状態となっているため、ねじ山が破損する等の損傷や老朽化があっても、ボルト23との螺合を解除してナット31だけを交換するだけで良く、ボックス本体15全体の交換が不要となる。このため、無駄がなくなる。
【0054】
なお、本発明では、ブスバー38をボルト収容室22上に位置するようにボックス本体15の壁部21に溶接、その他に手段によって固着しても良く、これによりボルト23の上方への抜け止めがなされるため、抜け止めリブ27を省略することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明の構造によれば、ボルトをボルト収容室に挿入することにより接続を行うため、接続作業が容易となる。又、電線側端子にボルトのねじ部が挿通した状態で、装着を行うため電線側端子が後から脱落することがなく、確実に固定することができる。
【0056】
しかもボックス本体に対してナットが自由状態となっているため、ねじ山が破損する等の損傷や老朽化があっても、ナットだけを交換するだけで良く、ボックス本体全体の交換が不要となる。また、ボルトの挿入口がボルト収容室の側壁部に形成されているため、ボルト収容室へのボルトの挿入を簡単に行うことができる。
【0057】
請求項2の発明によれば、抜け止めリブがボルトの抜け止めを行うため、ボルトをボルト収容室内に確実に固定することができる。
【0062】
請求項3の発明の接続方法は、ボルトのねじ部に電線側端子を挿通した状態で、ボルト収容室にボルトの頭部を挿入するため、電線側端子とボルトとを確実に組み付けることができ、電線側端子が脱落することがなくなる。又、接続端子を電線側端子に重ね合わせてねじ部にナットを螺合するため、接続端子と電線側端子とを確実に導通させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の接続構造を示す断面図である。
【図2】ボックス本体の部分平面図である。
【図3】ボルトの平面図である。
【図4】接続を示す断面図である。
【図5】従来の接続構造を示す断面図である。
【図6】従来の接続構造に使用されるボックス本体の部分平面図である。
【図7】従来の接続状態の断面図である。
【符号の説明】
15 ボックス本体
16 ヒュージブルリンク
17 電線側端子
18 本体部
19 接続端子
20 挿通孔
21 壁部
22 ボルト収容室
23 ボルト
24 側壁部
25 挿入口
26 ロック突起
27 抜け止めリブ
28 貫通窓
29 ねじ部
30 頭部
30a 受け座面
31 ナット
32 電線
36 折曲部
37 挿通孔
38 ブスバー
39 導通孔

Claims (3)

  1. ボックス本体の壁部の上側に配置されたヒュージブルリンクの接続端子と、前記壁部の下側から上側へ挿通される電線端末の電線側端子の折曲部とに、前記壁部に取り付けられるボルトのねじ部が挿通した状態で、ボルト及びナットによって挟む接続構造であって、
    前記ボルトのねじ部及び前記電線側端子の折曲部が貫通する貫通窓を有し、且つボルトの頭部が回転拘束状態で挿入されるボルト収容室が前記ボックス本体の壁部の下側に設けられ、該ボルト収容室を形成する側壁部の一面側の側壁部は切り欠かれることによって開放されて前記ボルトが挿入される挿入口が形成され、このボルト収容室の内面にボルトの脱落を防止するロック突起が突設され、前記貫通窓を貫通したねじ部が前記電線側端子の折曲部と前記接続端子に挿通されており、この挿通状態で前記ナットがねじ部に螺合していることを特徴とするヒュージブルリンクへの電線接続構造。
  2. 請求項1記載の発明であって、
    前記ボルトの頭部が当接する抜け止めリブが、前記ボルト収容室の内面に設けられていることを特徴とするヒュージブルリンクへの電線接続構造。
  3. ボックス本体の壁部の上側に配置されたヒュージブルリンクの接続端子と、前記壁部の下側から上側へ挿通される電線端末の電線側端子の折曲部とに、前記壁部に取り付けられるボルトのねじ部が挿通した状態で、ボルト及びナットによって挟む接続方法であって、
    ボルトのねじ部を電線端末の電線側端子に挿通させ、ボックス本体の壁部の下側に設けられ内面をボルトの頭部が嵌合する形状に成形されたボルト収容室に、ボルトの頭部が回転拘束され、且つねじ部及び前記電線側端子の折曲部が壁部の上側に貫通するようにボルトをロック突起により抜け止め状態で挿入した後、ボックス本体の壁部の上側でヒュージブルリンクの接続端子を電線側端子の折曲部に重ね合わせ、その後、ねじ部にナットを螺合させてボルトとナットとにより接続端子及び電線側端子の折曲部を挟むことを特徴とするヒュージブルリンクへの電線接続方法。
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