JP3640492B2 - ペット用トイレ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内で飼われる猫や犬などのペット用のトイレに係り、トイレの清掃を手を汚さないよう清潔に且つ簡単に行えるようにしたペット用トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】
室内で飼われている猫や犬などが室内で尿や排便をするためのペット用トイレとして、プラスチック製の容器にいわゆる猫砂などの粒状の排泄物処理材が入れられたものが使用されている。
図4はこのようなペット用トイレの全体を示す斜視図である。
図4に示すように、プラスチック製の容器1は上面が開口しており、その中央に凹部1aを有している。この凹部1aに排泄物処理材2が適当量入れられる。この排泄物処理材2としては、鉱物系のゼオライトや川の砂、あるいは尿などを吸水すると固まるベントナイト、粉砕パルプ等を固めて円柱形または球形の粒状に成形したセルロース粒などが一般的に使用されている。猫などのペットは前記容器の周縁部1bをまたいで容器1の凹部1a内に入り、前記排泄物処理材2の上から尿や便などを排泄する。飼い主は、尿や便で汚れた排泄物処理材2を便などといっしょにスコップ等で掬って容器1内から取り除き、取り除いた排泄物処理材とほぼ同じ量の新しい排泄物処理材を補充している。
【0003】
排泄物処理材2として使用される前記ゼオライトや川の砂などは尿を吸収するものではなく、またベントナイトやセルロース粒は尿をある程度吸収するが完全に吸収することはできない。このため、尿は排泄物処理材を通って容器の底面に入り込む。また、猫などが排泄物処理材2をかき混ぜたときに、排泄物が猫の脚に付着し、この尿や便で汚れた脚で容器1に触れるため、容器1に尿や便が付着しやすい。このように、容器に付着した尿や便は悪臭の原因となるため、飼い主が、1週間ないし2週間に1度の割合で容器1内の排泄物処理材2を全て捨てて、容器1を洗浄して乾かした後、新しい排泄物処理材を入れて、トイレを清潔に保つことが必要である。
このように、少なくとも1、2週間に一度の割合で排泄物処理材を全て廃棄してトイレ用容器を洗浄しなくてはならないため、手間がかかる。また、容器の洗浄や排泄物処理材の廃棄の際に、容器や排泄物処理材に付着しているペットの尿や便が手についてしまうため、衛生的ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなトイレ用容器の洗浄の手間をなくすため、例えば特開平8−172964号公報には、トイレ用容器の中央の凹部に、排泄物処理材が入れられた紙製の容器を入れたペット用トイレに関する発明が記載されている。このペット用トイレは、猫が紙製の容器内に入れられた排泄物処理材の上で尿や便を排泄した後に、便などの排泄物および排泄物で汚れた排泄物処理材を紙製の容器ごと廃棄し、新しい排泄物処理材が入れられた取り替え用の紙製の容器と取り替える。このため、手を汚さずに排泄物処理材を取り替えることができ、また、紙製の容器が入れられるトイレ用容器が汚れることはないので、トイレ用容器を洗浄する手間が省ける。
しかし、このようにペットの排泄物を処理する度に紙製の容器ごと排泄物処理材を取り替えているのでは、ゴミの量が増えてしまう。また紙製の容器を製造する分、製造コストが高くなってしまう。また、排泄物処理材が入れられた紙製の容器は嵩張るため、購買者が持ち運びにくい。
【0005】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、手を汚さず、また手間をかけずに清掃できるペット用トイレを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のペット用トイレは、ペットが排泄を行う領域となる凹部が形成された容器と、前記凹部周囲の開口縁部に嵌合するカバー部材とを有し、
前記カバー部材は、前記容器の開口縁部の上面に設置される上面部と、前記凹部の内側壁を覆う内面部とを有しており、
前記凹部内に敷設される不透液性シートまたは表面側が液吸収層で裏面側が不透液層とされた積層シートを、前記凹部周囲の開口縁部と前記カバー部材とで挟持可能であり、前記凹部内で前記いずれかのシート上に排泄物処理材が入れられることを特徴とするものである。
【0007】
上記シートとして、排泄物処理材に触れる表面側が液吸収層で、容器に面する裏面側が不透液層となる積層シートを使用することが可能である。
【0008】
また、前記内面部の下端部よりも上の位置まで前記排泄物処理材が入れられて使用されることが好ましい。
【0009】
さらに、カバー部材の前記内側壁を覆う部分の下端には、容器の内側壁側へ延びて前記内側壁との間で前記シートを挟持する突出部が設けられていることが好ましい。
【0010】
本発明のペット用トイレでは、プラスチック製の容器の凹部の底面から凹部周囲の開口縁部にかけてシートが敷設されて使用される。
【0011】
このシートとしては不透液性シートが用いられ、この不透液性シートの上に猫砂などの粒状の排泄物処理材が入れられて使用される。前記シートは、例えばポリエチレン樹脂やポリビニルアルコール樹脂などで形成された、水分を通さないものである。この不透液性シートはそのままの状態で容器の内側に置かれるものであってもよいが、より好ましくは接着シール部などを設け、これにより容器の凹部の内側の面に接着させる。または、容器の開口縁部に接着テープなどで貼りつけてもよい。
【0012】
容器の開口縁部を覆う不透液性シートの上からカバー部材が設置される。このカバー部材はプラスチックなどで形成されており、猫などが爪を立てても、容易に切れたりしないものである。このカバー部材は容器の開口縁部に嵌着され、シートの周縁部が、容器の開口縁部とカバー部材とで挟まれて固定される。
【0013】
また、このカバー部材の容器の開口縁部の外側を覆う部分(図1および図2において符号5cで示す外面部)の下端を開口縁部の外側を包み込むような形に成形し、あるいはバックルなどを設け、外面部5cの下端により容器の開口縁部を挟み込むようにして、カバー部材を開口縁部に掛止めさせてもよい。この場合、カバー部材が容器の開口縁部により確実に嵌着されることとなる。
【0014】
猫や犬などの家庭内のペットがこの排泄物処理材の上から尿や便を排泄したときに、排泄物処理材に吸収されなかった尿は、排泄物処理材を通って容器の底面まで到達し、容器の底面に付着する。さらに猫などのペットが排泄後に排泄物処理材を脚で混ぜるなどして、容器の凹部の内側の面に汚れが付着する。しかし容器の凹部の内側の面は不透液性のシートで完全に覆われているため、この不透液性のシートにより容器に尿や便などが付着することを防止できる。
【0015】
さらに、容器の開口縁部では、不透液性のシートの上からプラスチックなどで形成されたカバー部材が被せられ、容器の開口縁部において不透液性シートが外に露出しないようにしている。このため、例えばペットが容器内に入るときに容器の開口縁部に足をかけたり、爪を立てても、不透液性シートが破れることはない。また、カバー部材により不透液性シートは容器の凹部の内側の面に向かって押さえられるため、容器の開口縁部において不透液性シートが容器から浮くのを防止でき、不透液性シートを容器に密着させることができる。
【0016】
前記カバー部材は、容器の開口縁部および凹部の内側壁を覆う形状であることが好ましく、さらには、前記内側壁を覆うカバー部材の下端部よりも排泄物処理材が上の位置まで入れられるよう、カバー部材の高さ寸法を大きくしておくことが好ましい。カバー部材の高さ寸法をこのように大きくしておくと、排泄物処理材により、不透液性シートが隠され、不透液性シートが外側に現れなくなる。したがって、カバー部材により、不透液性シートを容器の凹部内に確実に押さえることができ、且つ不透液性シートを容器の内側の面に密着させることができる。また、猫などの爪でシートが破れることもなくなる。
【0017】
さらに、前記容器の内側壁を覆うカバー部材の下端に、内側壁に向かって延びる突出部が形成され、この突出部と容器の内側壁との間でシートが挟持されるようにすると、不透液性のシートと容器の内側壁との密着性が高まる。また、カバー部材と容器の内側壁との間の隙間が前記突出部により塞がれるため、カバー部材と容器の内側壁との間に排泄物処理材が入り込みにくくなる。したがって、前記突出部は、容器の凹部の内側壁に対し全長に渡って接触できるように、カバー部材の下端部にて全周に延びる突形状とすることが好ましい。
【0018】
このトイレを清掃するときには、ペットが排泄するたびに、排泄物で汚れた排泄物処理材を取り除き、新しい排泄物処理材を加える。そして、1週間から2週間に一度の割合で、カバー部材をはずし、不透液性シートの端を持って不透液性シートで排泄物処理材を包み、この状態で不透液性シートごと排泄物処理材を捨てる。不透液性シートで排泄物処理材を包んで捨てることができるため、排泄物処理材がこぼれることはなく、且つ手を汚さずに容易に排泄物処理材を廃棄できる。また、排泄物処理材と共に捨てるものは、不透液性のシートのみなので、ゴミの量はさほど増えない。
【0019】
また、不透液性シートにより容器の凹部内面がほぼ完全に覆われているため、容器が尿や便などで汚れることはない。よって、容器を洗う手間が省ける。
【0020】
容器の凹部に敷設されるシートは、家庭で使用されるゴミ袋などであってもよいし、容器の凹部の大きさに合わせた専用のシートを使用してもよい。専用のシートは、ポリエチレンフィルムなどの不透液性の材料のみで形成されてもよいが、液吸収層を有するものであってもよい。このシートとしては、排泄物処理材に触れる表面側が、親水性または吸水性の繊維で形成された不織布、またはこの不織布に高吸水性ポリマーが含まれているもの、あるいは紙シート(ティッシュ)などの液吸収層で、容器に面する裏面側がポリエチレン樹脂などの不透液層で、前記液吸収層に不透液層がラミネートされたものなどが使用可能である。
【0021】
上記の液吸収層を有する専用シートを用いると、排泄物処理材の間から容器の凹部の底面に滲み出る尿を吸収できるため、シートで排泄物処理材を包んで捨てるときに、尿がシートの外へ滲み出たり流れ出ることがない。また排泄物処理材の量が少なく、猫などが爪で排泄物処理材を掘り、底部のシートが露出した場合でも、前記の液吸収層と不透液層から成る積層シートであれば、ポリエチレンフィルムよりも強度が高いため、爪でシートが破られるようなことがない。
【0022】
また、前記液吸収層に、消臭剤や抗菌剤などを含ませてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のペット用トイレをI−I線で切断したものを示す斜視図であり、図2は図1を矢印II方向から見た図、すなわちペット用トイレの断面図である。
本発明のペット用トイレTは、容器3とカバー部材5とから構成されている。容器3は、プラスチックなどで形成されており、上面が開口する凹部3aが形成されたほぼ長方形状である。
【0024】
カバー部材5は容器3の開口縁部3bおよび内側壁3cの形状に合わせて成形された枠状である。カバー部材5は容器3の開口縁部3bに嵌合するもので、その断面は略コの字形状である。カバー部材5は、容器3の開口縁部3bの上面に設置される上面部5aと、容器3の凹部3aの内側壁3cを覆う内面部5bと、容器3の外側を覆う外面部5cとを有している。
このペット用トイレTが使用されるときには、容器3の凹部3aの内面に、不透液性シート4が敷設される。前記不透液性シート4は、容器3の底部3dおよび内側壁3cの内面を覆いさらに容器3の開口縁部3bを覆うように敷かれる。
【0025】
この不透液性シート4は、ポリエチレン樹脂あるいはポリビニルアルコール樹脂などで形成された一般のゴミ捨て用袋などであってもよいし、容器の大きさに合わせた専用のポリエチレン樹脂シートなどであってもよい。あるいは表面側が液吸収層で容器に面する裏面側が不透液層とされた積層シートが使用されてもよい。これらのシートは容器の内側の面に単に敷かれるだけであってもよいし、図2に示すように、裏面に粘着部6が形成されたものを用い、この粘着部6により容器の凹部3aの底部3dや内側壁3cおよび開口縁部3bに粘着させてもよい。または、容器3の凹部3aの開口縁部3bにおいて、不透液性シート4を接着テープなどで固定してもよい。
【0026】
いずれにせよ不透液性シート4の周縁部は、容器3の開口縁部3bと、カバー部材5とで挟まれるため、前記粘着部6を設けなくても不透液性シート4が容器3から離脱することがない。ただし、前記粘着部6を設けることにより、容器3上での不透液性シート4の位置ずれを防止できる。
不透液性シート4により覆われた容器3の凹部3aには、猫砂などの粒状の排泄物処理材2が入れられる。この排泄物処理材2としては一般的に使用されているゼオライトやベントナイトの粒子、あるいはセルロース粒子、あるいはセルロース粒子の表面に吸水性ポリマーがコーティングされたものなどが使用される。
【0027】
図2に示すように、排泄物処理材2が入れられた状態で、容器3の底部3dから排泄物処理材2の表面までの高さをβとし、容器3の底部3dからカバー部材5の内面部5bの下端部5dまでの間隔をαとしたときに、α<βであることが好ましく、さらに好ましくはαとβの差がなるべく大きい方がよい。αとβが同じ程度の距離であると、猫が排泄物処理材2をかき混ぜたときに、カバー部材5の内面部5bの下に不透液性シート4が現れ、この不透液性シート4が猫の爪で引っ掛かれて破れが生じ、この破れから尿や排泄物処理材2などが不透液性シート4と容器3の凹部3aとの間に入り込むおそれがある。
【0028】
また、カバー部材5の内面部5bの下端部5dと不透液性シート4との間に排泄物処理材が入り込んでカバー部材5が浮くこともある。このため、例えばβが5cm程度であるとき、αは1cm〜2cm程度となるよう、カバー部材5の内面部5bが容器の底部3dに向かって長く延びる構造が好ましい。
また、カバー部材5の内面部5bを底部3dの方向へ長く延ばしておくと、カバー部材5により、不透液性シート4を容器3の内側壁3cに確実に押さえつけることができ、不透液性シート4が容器3の底部3dから浮くのを防止できる。
【0029】
図3は本発明の他のペット用トイレの断面図である。
図3に示すペット用トイレでは、図1および図2に示すペット用トイレとカバー部材の形状が異なるのみで、他の部材は同一である。
図3に示すカバー部材7は、上面部7a、内面部7b、外面部7cから成る枠形状のものであり、容器3の内側壁3cを覆う内面部7bの下端部7dに、内側壁3cに向かって延びる突出部7eが形成されている。この突出部7eは容器の内側壁3cに当接する位置まで延びており、また突出部7eは容器3の全周に渡って不透液性シート4を容器3の内側壁3cに押さえつけることのできるリブ状またはフランジ状である。
【0030】
前記突出部7eにより不透液性シート4が内側壁3cに押さえられるため、シート4の浮きを効果的に防止できるものとなる。また、この突出部7eにより容器の内側壁3cと内面部7bの下端部7dとの隙間が塞がれるため、この隙間内に排泄物処理材などが入り込みにくくなり、カバー部材7の浮きを防止でき、またカバー部材7とシート4との間に、尿などを含んだ排泄物処理材2が入り込むことがなく、衛生的である。
このペット用トイレTでは、従来と同じように、猫が排泄するたびに、排泄物で汚れた排泄物処理材2を取り除き、新しい排泄物処理材を加える。容器3の凹部3aの内面は、不透液性シート4により完全に覆われているため、尿や便が容器3の凹部3a内に付着するのを防止できる。
【0031】
そして、1週間から2週間に一度の割合で、トイレT内の排泄物処理材2を全て取り替えるときには、まずカバー部材5または7を外し、不透液性シート4の端を持って不透液性シート4で排泄物処理材2を包み、不透液性シート4ごと排泄物処理材2を捨てる。排泄物処理材2は不透液性シート4で包まれてゴミ箱に運ばれるため、ゴミ箱まで運ぶ途中で排泄物処理材2がこぼれることを防止でき、且つ容易に廃棄できる。
不透液性シート4を除いたあと、容器3の凹部3a内には、尿や便または排泄物処理材2が残らないため、容器3は特に洗う必要がなく、カバー部材5または7が汚れているときに、このカバー部材5または7を洗浄するだけでよいため、清掃が容易である。
【0032】
また、前記カバー部材5または7の容器の開口縁部の外面部5cまたは7cの下端を開口縁部の外側を包み込むような形に成形し、あるいはバックルなどを設け、外面部5cまたは7cの下端により容器の開口縁部を挟み込むようにして、カバー部材を開口縁部に掛止めさせてもよい。この場合、カバー部材5または7が容器の開口縁部により確実に嵌着されることとなる。
【0033】
また、前記不透液性シート4の代わりに、表面側が親水性繊維で形成された不織布または紙シートなどの液吸収層で、容器に面する側がポリエチレンなどの不透液層となる積層シート(ラミネートシート)を使用すると、排泄物処理材2を透過した尿を液吸収層で吸収でき、シートの表面に尿が残るのを防止できる。よってシートで排泄物処理材を包んで捨てるときに、シートの外部に尿が流れ出ることを防止できる。また積層シートは強度が高いため、猫などの爪で引っ掻かれても破れにくい。
また、対象となるペットは猫に限らず、犬その他であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ペット用トイレの容器の内面にシートを敷くことにより、汚れた排泄物、または排泄物処理材などをシートに包んで処分できるため、手を汚さずにすみ、さらに排泄物処理材をゴミ箱まで運ぶ途中で排泄物処理材がこぼれることを防止できる。また、シートにより容器が汚れるのを防止できるため、容器を洗浄する手間が省ける。
【0035】
さらに容器の周縁部においてシートの上からカバー部材を被せることにより、容器内でペットが動いてもシートが位置ずれすることがない。また、容器表面にシートが直接に現れないため、ペットの爪で引っ掛かれるなどしてシートに破れが生じることを防止できる。
【0036】
また、従来のトイレと同じ容器を用いて、カバー部材のみを用意してもよく、製造コストがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペット用トイレをI−I線で切断したものを示す斜視図、
【図2】図1において矢印II方向から見たペット用トイレの断面図、
【図3】本発明のペット用トイレの他の実施の形態を示す断面図、
【図4】従来のペット用トイレの全体図、
【符号の説明】
2 排泄物処理材
3 容器
3a 凹部
3b 容器の開口縁部
3c 凹部の内側壁
4 不透液性シート
5 カバー部材
5a 上面部
5b 内面部
5c 外面部
5d 下端部
7 カバー部材
7a 上面部
7b 内面部
7c 外面部
7d 下端部
7e 突出部
Claims (3)
- ペットが排泄を行う領域となる凹部が形成された容器と、前記凹部周囲の開口縁部に嵌合するカバー部材とを有し、
前記カバー部材は、前記容器の開口縁部の上面に設置される上面部と、前記凹部の内側壁を覆う内面部とを有しており、
前記凹部内に敷設される不透液性シートまたは表面側が液吸収層で裏面側が不透液層とされた積層シートを、前記凹部周囲の開口縁部と前記カバー部材とで挟持可能であり、前記凹部内で前記いずれかのシート上に排泄物処理材が入れられることを特徴とするペット用トイレ。 - 前記内側壁を覆う前記内面部の下端部よりも上の位置まで前記排泄物処理材が入れられて使用される請求項1記載のペット用トイレ。
- 前記内面部の下端には、容器の内側壁側へ延びて前記内側壁との間で前記いずれかのシートを挟持する突出部が設けられている請求項1または2記載のペット用トイレ。
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