JP3637426B2 - 斜流形流体機械 - Google Patents

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Description

【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は、排水機用ポンプ及び火力発電所や原子力発電所で冷却水を循環させる循環水ポンプ等に係り、特に小型化しかつ揚程曲線を安定化するのに好適な斜流形流体機械に関する。
【従来の技術】
【0002】
従来の斜流形流体機械である斜流ポンプの一例を図11に示す。斜流ポンプに吸い込まれた水は、吸込ケーシング21、羽根車22、案内羽根29及び吐出ケーシング30を経て吐出口31より吐出される。羽根車22は、原動機である電動機32に連結された駆動軸33により駆動され、吸い込み流れにエネルギーを与えて圧力上昇させる。案内羽根39は静止流路で、羽根車22で得られた流れの周方向残留成分を圧力に変換する機能を有している。斜流ポンプを小型化する要求は、従来にも増して高まっている。ホンプを小型化するには、水力学的観点より、羽根車を高速回転させる、又は羽根出口角度を大きくして羽根車羽根の負荷を大きくする等の方策が考えられるが、これらの方策は以下のような問題点が存在する。
【0003】
羽根車の高速化は、流速の増大によりキャビテーションの発生が促進されるため、キャビテーション性能の向上やキャビテーションによる壊食や振動・騒音の増大対策が不可欠であり、その実現は極めて困難である。そして羽根車羽根の負荷を大きくすると、ポンプの揚程曲線に不安定部が発生しやすく、低流量域における運転が困難となる。また、過大な負荷の増大は流れの剥離による損失増大がもたらされ、ポンプ効率が低下する。
【0004】
また図12に示す斜流ポンプの場合、駆動軸6の軸方向に同芯の第1段斜流羽根車2aと第2段斜流羽根車2bとをケーシング1aに収容してなり、第1段斜流羽根車2a及び第1段整流板4eの吐出側に第2段斜流羽根車2b及び第2段整流板4fにより多段化すると、ポンプのケーシング1aの外径を小さくできるが、軸方向長さが長くなり、ポンプ構造上の問題が新たに生ずる場合が多い。したがって、これらの問題解決は、効率、キャビテーション性能、揚程曲線の安定性及び構造等を犠牲にすることなく実現するのは極めて困難であり、従来ポンプをさらに小型化することは極めて困難であった。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の斜流形流体機械においては、小型化するため、羽根車を高速回転させると、揚程曲線に不安定部が発生しやすく、キャビテーションの発生が促進されて低流量域における運転が困難となる問題点がある。また、羽根車羽根の負荷を大きくすると、過大な負荷の増大は流れの剥離による損失増大がもたらされ、ポンプ効率が低下する問題点がある。さらに羽根車を多段化すると、外径を小さくできるが軸方向長さが長くなり、ポンプ構造上の問題点が新たに生ずる問題点がある。
【0006】
本発明の目的は、ポンプ効率、キャビテーション性能及び揚程曲線の安定化等を犠牲にすることなく小型化を実現することのできる斜流形流体機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するため、本発明に係る斜流形流体機械は、軸方向に同芯の第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車とをケーシングに収容してなる斜流形流体機械であって、前記第1段斜流羽根車の回転方向に対し、前記第2段斜流羽根車を逆回転方向に反転する回転方向反転機構を設け、前記第1段斜流羽根車の羽根車流路の出口径はその入口径より大きく形成され、前記第2段斜流羽根車の羽根車流路の出口径はその入口径より小さく形成され、前記ケーシングは前記第1段斜流羽根車と前記第2段斜流羽根車との間に大径部を有し、前記第1段斜流羽根車と前記第2段斜流羽根車の外径に合わせて縮径された傾斜部を有して形成されている構成とする。
【0008】
また回転方向反転機構は、駆動軸と該駆動軸を挿通した駆動中空軸とを備え、入力軸を原動機に連結するとともに出力軸を駆動軸及び駆動中空軸の他端に連結して形成され、駆動軸の一端に第1段斜流羽根車を連結するとともに、駆動中空軸の一端に第2段斜流羽根車を連結している構成でもよい。
【0009】
さらに駆動軸は、駆動中空軸に軸支されるとともに、駆動中空軸を介して軸受ハウジングに軸支され、軸受ハウジングは、ケーシングに整流羽根を経由して支持されている構成でもよい。
【0010】
そして第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車との間に、静止案内羽根を設置した構成でもよい。
【0011】
また回転方向反転機構は、第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車との間に設置され、第2段斜流羽根車に連結する駆動軸を有し、駆動軸を経由して原動機に連結している構成でもよい。
【0012】
さらに回転方向反転機構は、第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車との間に設けられ、第1段斜流羽根車と連結する原動機と第2段斜流羽根車と連結する原動機とを互いに対向して配置し、それぞれの原動機をハブに収納して形成されている構成でもよい。
【0013】
そして回転方向反転機構は、第1段斜流羽根車及び第2段斜流羽根車のそれぞれの駆動軸に連結されかつ互いに対向して設けられる傘歯車と、それぞれの駆動軸と直交しかつそれぞれの傘歯車と歯合する第2の傘歯車と、第2の傘歯車の入力軸とよりなり、入力軸を原動機に連結している構成でもよい。
【0014】
また第1段斜流羽根車及び第2段斜流羽根車は、いずれか一方が可動翼で形成されている構成でもよい。
【0015】
さらにターボ形流体機械においては。前記いずれか一つの斜流形流体機械の技術を適用してなる構成とする。
【作用】
【0016】
通常の斜流ポンプにおいて、羽根車の回転により得られる単段ポンプの全揚程Hthは、角運動量の変化より(1)式で得られる。羽根車入口で予旋回がないとすると、Cu=0であるから全揚程Hthは(2)式になる。
【0017】
【数1】
Figure 0003637426
【0018】
【数2】
Figure 0003637426
図5は第1段斜流羽根車及び第2段斜流羽根車流路の円錐面における羽根出入口の相対流れW〜Wを示した図である。一方、図6は図5に示す円錐面を展開して示した流路の羽根の速度三角形を示す。図5及び図6に示すように、第1段斜流羽根車及び第2段斜流羽根車を備え、かつ第2段斜流羽根車を第1段斜流羽根車の回転方向と逆回転方向に反転すると、第2段斜流羽根車入口に逆予旋回 Cuが与えられることになる。このような二重反転ポンプの場合の理論揚程は同様に(3)式で得られる。ポンプ入口には予旋回がなく(Cu=0)、またポンプ出口でも残留旋回がなく(Cu=0)、かつCu=Cu、U=Uに設定すると、(3)式より(4)式が求められる。
【0019】
【数3】
Figure 0003637426
【0020】
【数4】
Figure 0003637426
すなわち、(2)式と(4)式とより、二重反転式羽根車の第2段羽根車入口流れの周方向成分Cuを、通常の1段羽根車の出口流れの周方向成分Cuと同じであると仮定すると、羽根車出口周速Uは1/2となり、回転数が同一であると羽根車径は1/2となり、大巾に小型化できることになる。又は羽根車径が同じ場合、羽根車出口流れの周方向成分Cuは1/2に設定できる。羽根の負荷を大巾に小さくできるため、揚程曲線の安定した羽根車を容易に得ることができる。言い替えれば従来単段の羽根車で行っていた仕事を2段の羽根車で行うことにより、1段の羽根当りの仕事量を小さくできるため、羽根車を小さくすることが可能となる。また羽根車の仕事量すなわち負荷を小さくできるので、安定した揚程曲線を得ることができる。第2段羽根車入口の相対速度は逆予旋回のため、大きな値となり静圧低下によるキャビテーションの発生が懸念されるが、第1段羽根車で十分な昇圧がなされているため、キャビテーションが発生することはない。
【0021】
さらに原理上、案内羽根を設けなくても、ポンプ出口流れにおいて残留旋回成分をなくすことができるため、2段の羽根車を適用してもポンプ全体の軸方向長さは1段のポンプと同等、あるいはそれ以下とすることが可能である。
【実施例】
【0022】
本発明の第1の実施例を図1を参照しながら説明する。図1に示すように、軸方向に同芯の第1段斜流羽根車2と第2段斜流羽根車3とをケーシング1に収納してなる斜流形流体機械であって、第1段斜流羽根車2の回転方向に対し、第2段斜流羽根車3を逆回転方向に反転する回転方向反転機構(反転歯車装置)15を設け、第2段斜流羽根車3の出口径をその入口径より小さく形成した構成である。
【0023】
すなわち、吸込みベルマウスとケーシングライナとが一体になった吸込ケーシング(ケーシング)1と、第1段斜流羽根車2と、第2段斜流羽根車3と、第1段及び第2段斜流羽根車2,3に駆動トルクを与える同芯2重の駆動中空軸5及び駆動軸6と、軸受ハウジング4bを支える整流板(整流羽根)4aとよりなる。第1段斜流羽根車2と、第2段斜流羽根車3の回転方向は互いに逆回転方向になるように設定され、羽根形状は、図6に示すように第1段斜流羽根車2の入口では予旋回成分がなく、第2段斜流羽根車3の出口では残留旋回成分がないように設定されている。羽根車の外径は、通常の単段羽根車の外径より小さい外径になるように設定してある。
【0024】
図2に軸受ハウジングのA・A断面を示す。駆動中空軸5は外軸であり、内軸として駆動中空軸5と反対方向に回転する駆動軸6が挿通されている。駆動中空軸5と駆動軸6との間に軸受7が設けられ、また駆動中空軸5と軸受ハウジング4bとの間の中空部には軸受8が設けられている。したがって駆動軸6は、駆動中空軸5に軸受7で軸支されるとともに、駆動中空軸5を介して軸受ハウジング4bに軸受8で軸支され、軸受ハウジング4bは、ケーシング1に整流羽根4aを経由して支持されている。駆動中空軸5と駆動軸6とは、図3及び図4に示すように、原動機12に継手16を介して接続された反転歯車装置15の出力軸の2重軸継手14に接続されており、同芯で回転方向が異なる駆動中空軸5及び駆動軸6の2軸に動力が伝達されるようになっている。
【0025】
反転歯車装置15は、例えば遊星歯車機構により形成され、駆動中空軸5に連結される外歯車の太陽歯車15aと、一方の面が駆動軸6に連結されかつ他方の面が継手16を介して原動機12に連結される内歯車の太陽歯車15bと、太陽歯車15aと太陽歯車15bとに歯合し自転しながら太陽歯車15bの周りを公転する複数の遊星歯車15cと、各遊星歯車15cを軸支するャリア15dとよりなり、駆動軸6の回転方向に対して駆動中空軸5を逆回転方向に反転可能な構造である。
【0026】
このように構成された二重反転形斜流ポンプでは、羽根車が回転すると羽根車出入口の速度三角形は、図6に示す形状となり、第2段羽根車出口では残留旋回成分がないような速度Cで羽根車より出ていく。その際、第1段斜流羽根車では(5)式に示す理論揚程が得られ、かつ第2段斜流羽根車では(6)式に示す理論揚程が得られるため、ポンプ出口では、(5)式及び(6)式の和である(7)式に示す理論揚程が得られる。
【0027】
【数5】
Figure 0003637426
【0028】
【数6】
Figure 0003637426
【0029】
【数7】
Figure 0003637426
本実施例によれば、通常の単段ポンプに比べ、2段ポンプで同じ揚程、吐出量を出すため、単段あたりの負荷が小さくなり羽根車径を小さくできる。一方、従来と同一羽根車径とすると、羽根車の負荷が小さいため、低流量域においても羽根車羽根では剥離や失速を生じにくく、揚程曲線は不安定部のない右下がりの曲線となる。
【0030】
本発明の第の実施例を図7に示す。第1段斜流羽根車2と第2段斜流羽根車3との間に静止案内羽根9を設置した構成である。このとき、第1段斜流羽根車2で生じた羽根車出口の周方向成分の一部は、静止案内羽根9a,9b等により流速がCよりCに減速され圧力回復がなされる。そしてその後、第2段斜流羽根車3に流入する。このとき、図1に示す静止案内羽根9がない構成に比べ、図6に示す第2段斜流羽根車入口の速度三角形における角度αが小さくなる。その結果、第2段斜流羽根車羽根の入口角が大きくなり羽根長さを短くできて羽根の製作が容易になる。
【0031】
本発明の第の実施例を図8に示す。反転歯車装置25は、第1段斜流羽根車2と第2段斜流羽根車3との間に設置され、第2段斜流羽根車3に連結される駆動軸26を有し、駆動軸26を経由して原動機12に連結している構成である。すなわち羽根車のハブ内に反転歯車装置25を内蔵させたものである。このような構成により、駆動軸26を中空軸にする必要がなくなり、製作が容易になる。
【0032】
本発明の第の実施例を図9に示す。本実施例はチューブラー形の二重反転形斜流ポンプである。反転歯車装置35は、第1段斜流羽根車2と第2段斜流羽根車3との間に設置され、第1段斜流羽根車2と連結する原動機12aと第2段斜流羽根車3と連結する原動機12bとを互いに対向して配置し、各原動機12a,12bをポンプハブ34内に収容してなる構成である。第1段斜流羽根車2は設置された原動機12aで駆動され、第2段斜流羽根車3は原動機12bで駆動され、両原電機12a,12bの回転方向は互いに逆に設定されている。原動機をポンプ本体に内蔵しているため、非常にコンパクトな形状にすることができる。
【0033】
本発明の第の実施例を図10に示す。反転歯車装置45は、第1段斜流羽根車2及び第2段斜流羽根車3の各駆動軸に連結連結しかつ互いに対向して設けられる傘歯車45a,45bと、各駆動軸と直交しかつ各傘歯車45a,45bと歯合する第2の傘歯車45cと、第2の傘歯車45cの入力軸46とよりなり、入力軸46を原動機12に連結している構成である。この構成により斜流ポンプの全長を大巾に短縮することができる。
【0034】
さらに本発明の第の実施例として、第1段又は第2段の羽根車のいずか一方を可動翼とする構成であり、小型でかつ可動翼の特性を備えた斜流ポンプを提供することができる。
【0035】
なお以上の実施例で斜流ポンプへの適用について説明したが、斜流送風機及び斜流圧縮機等のターボ形流体機械に対しても同様の技術を適用可能である。
【0036】
本発明によれば、単段の羽根車でなす全揚程と流量の仕事とを2段の羽根車で行うため、羽根車径を縮小することができ、かつ羽根の負荷を小さく設定できるため、安定したポンプの揚程が得やすくなる。
【発明の効果】
【0037】
本発明によれば、第1段斜流羽根車の回転方向に対し、第2段斜流羽根車を逆回転方向に回転し、全揚程と吐出量とを2段の羽根車で行うため、羽根車径を縮小することができ、かつ羽根の負荷を小さく設定できるため、安定した揚程曲線を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】 図1のA・A線矢視を示す横断面図である。
【図3】 図1の装置全体を示す外形図である。
【図4】 図1の回転方向反転機構を示す縦断面図である。
【図5】 図1の羽根車の子午面流路を示す斜視図である。
【図6】 図5の羽根車の速度三角形を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図8】 本発明の第3の実施例を示す縦断面図である。
【図9】 本発明の第4の実施例を示す縦断面図である。
【図10】 本発明の第5の実施例を示す縦断面図である。
【図11】 従来の技術を示す縦形斜流ポンプの縦断面図である。
【図12】 従来の技術を示す2段式斜流ポンプの縦断面図である。
【符号の説明】
【0039】
1 吸込ケーシング
2 第1段斜流羽根車
3 第2段斜流羽根車
4 整流板
5 駆動中空軸
6,26,46 駆動軸
7 軸受
8 軸受
9 案内羽根
10 吐出ケーシング
11 吐出口
12 原動機
13 二重反転斜流ポンプ
14 二重継手
15,25,35,45 反転歯車装置
16 継手

Claims (9)

  1. 軸方向に同芯の第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車とをケーシングに収容してなる斜流形流体機械であって、前記第1段斜流羽根車の回転方向に対し、前記第2段斜流羽根車を逆回転方向に反転する回転方向反転機構を設け、前記第1段斜流羽根車の羽根車流路の出口径はその入口径より大きく形成され、前記第2段斜流羽根車の羽根車流路の出口径はその入口径より小さく形成され、前記ケーシングは前記第1段斜流羽根車と前記第2段斜流羽根車との間に大径部を有し、前記第1段斜流羽根車と前記第2段斜流羽根車の外径に合わせて縮径された傾斜部を有して形成されていることを特徴とする斜流形流体機械。
  2. 回転方向反転機構は、駆動軸と該駆動軸を挿通した駆動中空軸とを備え、入力軸を原動機に連結するとともに出力軸を前記駆動軸及び前記駆動中空軸の他端に連結して形成され、前記駆動軸の一端に第1段斜流羽根車を連結するとともに、前記駆動中空軸の一端に第2段斜流羽根車を連結していることを特徴とする請求項1記載の斜流形流体機械。
  3. 駆動軸は、駆動中空軸に軸支されるとともに、該駆動中空軸を介して軸受ハウジングに軸支され、該軸受ハウジングは、ケーシングに整流羽根を経由して支持されていることを特徴とする請求項2記載の斜流形流体機械。
  4. 第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車との間に、静止案内羽根を設置したことを特徴とする請求項1記載の斜流形流体機械。
  5. 回転方向反転機構は、第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車との間に設置され、該第2段斜流羽根車に連結する駆動軸を有し、該駆動軸を経由して原動機に連結していることを特徴とする請求項1記載の斜流形流体機械。
  6. 回転方向反転機構は、第1段斜流羽根車と第2段斜流羽根車との間に設けられ、第1段斜流羽根車と連結する原動機と第2段斜流羽根車と連結する原動機とを互いに対向して配置し、それぞれの原動機をハブに収納して形成されていることを特徴とする請求項1記載の斜流形流体機械。
  7. 回転方向反転機構は、第1段斜流羽根車及び第2段斜流羽根車のそれぞれの駆動軸に連結されかつ互いに対向して設けられる傘歯車と、それぞれの駆動軸と直交しかつそれぞれの傘歯車と歯合する第2の傘歯車と、該第2の傘歯車の入力軸とよりなり、該入力軸を原動機に連結していることを特徴とする請求項1記載の斜流形流体機械。
  8. 第1段斜流羽根車及び第2段斜流羽根車は、いずれか一方が可動翼で形成されていることを特徴とする請求項1記載の斜流形流体機械。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項記載の斜流形流体機械の技術を適用してなることを特徴とするターボ形流体機械。
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