JP2005163682A - 軸流ポンプ - Google Patents

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伸浩 四宮
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Abstract

【課題】予め設計された軸流ポンプの前後2段の軸流羽根車26,28の回転数比を、歯車減速装置40の歯車列によって適宜に設定して、流量および全揚程の適用範囲を拡大し得る軸流ポンプを提供する。
【解決手段】ポンプケーシング20内に、内側ポンプ軸24bと外側ポンプ軸24aとからなる二重のポンプ軸24を配設し、その一端側に互いに羽根車羽根26b,28aの捻れ方向が逆の軸流羽根車26,28をそれぞれ配設して前後2段とする。内側ポンプ軸24bと外側ポンプ軸24aの他端側をそれぞれ歯車減速装置40に連結し、1つの入力軸68の回転駆動により内側ポンプ軸24bと外側ポンプ軸24aを互いに反対方向に回転駆動するように歯車列を設定し、しかも歯車列の適宜な設定により前後2段の軸流羽根車26,28の回転数比を所望の値として、流量および全揚程を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高い全揚程が得られるとともに、歯車減速装置の歯車列の設定により適用範囲を拡大し得るようにした軸流ポンプに関するものである。
特開2001−107900号公報には、従来の前後2段の二重反転ポンプについて、流量が設計点よりも減少した場合には下流側羽根車が過負荷となって失速を生じ易くなり、また流量が設計点よりも増大した場合には上流側羽根車でキャビテーション現象を生じ易く、広い流量範囲で良好なポンプ性能が得られない、と記載されている。
特開2001−107900号公報
そこで、特開2001−107900号公報で提案された技術は、二重反転ポンプの駆動モータ部として二重回転子形電動機を用いることが示されている。この提案技術では、流量が設計点より減少しまたは増大してずれた場合に、上流側と下流側の前後2段の羽根車は、同一トルクとなるように回転数比が変化して回転駆動され、従前技術のごとき過負荷による失速やキャビテーション現象を生ずることがなく、広い流量範囲で良好なポンプ性能が得られる、と記載されている。
上述の特開2001−107900号公報による提案技術は、過負荷による失速やキャビテーション現象を生ずることがなく、優れたものである。しかるに、駆動モータ部として二重回転子形電動機を用いることに限定され、一般的な1つの回転子を有する電動機を駆動モータ部として用いることができない、という不具合がある。また、ディーゼルエンジン等を駆動源とすることもできない。
そこで、発明者らは、特開2001−107900号公報に示される従来の前後2段の二重反転ポンプに関して、鋭意研究を重ねた結果、流量が設計点からずれた場合の不具合を解消し得る技術に想到した。すなわち、従来技術にあっては、用途に応じた流量に設計点が一致するように、その都度ポンプの羽根車などを設計し直して不具合が生じないようにしなければならなかった。そこで、発明者らは、かかる不具合を、予め設計された軸流ポンプを用いて前後2段の軸流羽根車の回転数比を、1つの回転子を有する電動機等を駆動源とする歯車減速装置の歯車列によって適宜に設定することで、従来技術のごとき不具合が発生しないようにして、軸流ポンプの製作をより容易なものとした。
本発明は上述のごとき問題点を解決するためになされたもので、本発明の軸流ポンプは、ポンプケーシング内に、内側ポンプ軸と外側ポンプ軸とからなる二重のポンプ軸を配設し、前記内側ポンプ軸と外側ポンプ軸の一端側に互いに羽根車羽根の捻れ方向が逆の軸流羽根車をそれぞれ配設して前後2段となし、前記内側ポンプ軸と外側ポンプ軸の他端側をそれぞれ歯車減速装置に連結し、前記歯車減速装置で1つの入力軸の回転駆動により前記内側ポンプ軸と外側ポンプ軸を互いに反対方向に回転駆動するように歯車列を設定し、しかも前記前後2段の軸流羽根車の回転数比を所望の値に前記歯車列により設定するように構成されている。
そして、前記前後2段の軸流羽根車の回転数比が1となるように前記歯車減速装置の歯車列を設定して構成しても良い。
また、前記前後2段の上流側の軸流羽根車の回転数が下流側の軸流羽根車の回転数よりも大きくなるように前記歯車減速装置の歯車列を設定して構成しても良い。
さらに、前記前後2段の上流側の軸流羽根車の回転数が下流側の軸流羽根車の回転数よりも小さくなるように前記歯車減速装置の歯車列を設定して構成しても良い。
請求項1記載の軸流ポンプにあっては、予め設計されたポンプに対して、用途に適した流量に応じて、歯車減速装置の歯車列を適宜に設定して前後2段の軸流羽根車の回転数比を調整することで、簡単に適用させることができる。
請求項2記載の軸流ポンプは、前後2段の軸流羽根車の回転数比が1となるように歯車列を設定するので、予め設計されたポンプの設計点の流量が、用途に適した流量と一致する場合に好適である。
請求項3記載の軸流ポンプは、上流側の軸流羽根車の回転数が下流側の軸流羽根車の回転数よりも大きくなるように歯車列を設定するので、設計点の流量よりも、用途に適した流量が少なくしかも高い揚程が必要な場合に好適である。そして、下流側の軸流羽根車は回転数が低いために、負荷が小さく過負荷となることがない。
請求項4記載の軸流ポンプは、上流側の軸流羽根車の回転数が下流側の軸流羽根車の回転数よりも小さくなるように歯車列を設定するので、設計点の流量よりも、用途に適した流量が多くしかも低い揚程で良い場合に好適である。そして、上流側の軸流羽根車は回転数が低いために、キャビテーション現象を生ずることがない。
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明の軸流ポンプを立軸軸流ポンプに応用した第1実施例の構成を示す縦断面図である。図2は、本発明の前後2段の軸流羽根車を有する軸流ポンプと従来の1段の軸流ポンプのポンプ性能を示す図である。図3は、本発明の軸流ポンプにおいて、上流側の軸流羽根車の回転数と下流側の軸流羽根車の回転数との回転数比を変えたときのポンプ性能を示す図である。
まず、図1において、ポンプ水槽10上に配設される床12に、吊り下げ管4が吊り下げ固定され、吊り下げ管14の下端面に揚水管18とポンプケーシング20および吸込ベル22が順次に連結接続され、吸込ベル22の開口端がポンプ水槽10内に水没するように垂下される。そして、吊り下げ管14と揚水管18およびポンプケーシング20内に、ポンプ軸24が回転自在に適宜に配設される。このポンプ軸24は、中空軸からなる外側ポンプ軸24aと、同軸心上に挿通された内側ポンプ軸24bからなり、互いに独自に回転自在とされる。なお、このポンプ軸24の下端部がほぼポンプケーシング20内に位置し、また上端部は吐出エルボ16の外壁を貫通して突出されている。
そして、ポンプケーシング20内で、外側ポンプ軸24aと内側ポンプ軸24bにそれぞれ第1の軸流羽根車26と第2の軸流羽根車28が配設固定される。この第1の軸流羽根車26の羽根車羽根26a,26a…と、第2の軸流羽根車28の羽根車羽根28a,28a…とは、捻れ方向が互いに逆となるように形成されている。図1にあっては、内側ポンプ軸24bに配設された第1の軸流羽根車26が上流側で、外側ポンプ軸24aに配設された第2の軸流羽根車28が下流側で、前後2段に配設される。なお、外側ポンプ軸24aの下部が、揚水管18またはポンプケーシングに固定される軸受30により軸支され、内側ポンプ軸24bの下端部が、吸込ベル22に固定される軸受32により軸支される。
さらに、吐出エルボ16の外壁を貫通突出したポンプ軸24は、外部に側方で連通される空間部34を介して、その上方に配置される隔壁36を貫通し、吐出エルボ16の外壁に一体的に付設された歯車減速装置40の歯車ケーシング42内に導入される。吐出エルボ16の外壁のポンプ軸24が貫通する孔には、軸封装置44が設けられて、吐出流路46が水密構造とされることは勿論である。また、外側ポンプ軸24aには、空間部34に臨む位置に貫通孔48が穿設され、外側ポンプ軸24aと内側ポンプ軸24bの隙間に侵入して水が上昇しても、この貫通孔48を介して空間部34に排出されるように構成されている。
また、歯車ケーシング42内に導入されたポンプ軸24の外側ポンプ軸24a、およびその上端から突出する内側ポンプ軸24bには、それぞれ大平歯車50,52が固定配設される。そして、これらの大平歯車50,52は、その下方にそれぞれ設けられた円錐ころ軸受54,56によりスラストおよびラジアル方向の力が支持される。また、ポンプ軸24と平行に軸支配設される中間軸58に、傘歯車60と平歯車62,64が固定される。そして、一方の平歯車62が外側ポンプ軸24aに配設された一方の大平歯車50に噛合され、他方の平歯車64が適宜に軸支される回転方向変換用の小平歯車66を介して内側ポンプ軸24bに配設された他方の大平歯車52に噛合される。さらに、歯車ケーシング42内に水平方向に回転自在に貫通導入された入力軸68に傘歯車70が固定され、中間軸58の傘歯車60と噛合される。入力軸68の外方の他端部には、図示しない電動機などの駆動装置の出力軸が連結される。この駆動装置は、吊り下げ管14が配設された床14に直接または架台等を介して適宜に設置される。なお、一方の大平歯車50と平歯車62のギア比と、他方の大平歯車52と平歯車64のギア比を適宜に設定することで、外側ポンプ軸24aと内側ポンプ軸24bの回転数比N2/N1を適宜に設定できる。
かかる構成の立軸軸流ポンプにおいて、入力軸68が図1で矢印A方向に回転駆動されると、傘歯車70,60と平歯車64,62と小平歯車66により、2つの大平歯車50,52が互いに逆に回転され、外側ポンプ軸24aおよびこれに配設された第2の軸流羽根車28が図1で矢印B方向に回転駆動され、内側ポンプ軸24bおよびこれに配設された第1の軸流羽根車26が図1で矢印C方向に回転駆動される。もって、ポンプ水槽10内の水が吸込ベル22から吸い込まれて吐出流路46側に吐出される。
本発明の立軸軸流ポンプのポンプ性能は、揚程が図2に実線で示すごとく、1つの軸流羽根車を有する従前の立軸軸流ポンプの破線で示す性能に比較して、高いものとなっている。そして、本発明の効率も実線で示すごとく、破線で示す1つの軸流羽根車を有するものよりも改善されている。これは、本発明の立軸軸流ポンプが2つの互いに逆に回転する軸流羽根車を有するために、旋回方向の速度エネルギーを圧力エネルギーに変換するために案内羽根を必要とせず、この案内羽根による種々の損失が生じない分だけ効率が改善されるためである。また、本発明の立軸軸流ポンプでは2つの軸流羽根車を有するために、それぞれの羽根車の回転数を高くすることなく、すなわちキャビテーション現象を生じさせずに、全揚程を高くすることができる。なお、本発明では、当然に入力軸の駆動力は約2倍となるが、1つの軸流羽根車を有する従前の立軸軸流ポンプでは、駆動力を大として羽根車の回転数を高くするとキャビテーション現象が生じ、また回転数を低くするために羽根車の径を大としても、羽根車の外周部の周速は大となってやはりキャビテーション現象を生じさせ易く、むやみに駆動力を大きくすることができなかった。
さらに、本発明にあっては、図3に示すごとく、歯車減速装置40の歯車列を調整することで、第1の軸流羽根車26の回転数N1と第2の軸流羽根車28の回転数N2との回転数比N2/N1を調整することで、予め設定されたポンプのポンプ性能を、用途に適した流量および揚程に適応させ得ることが明らかとなった。すなわち、第1と第2の軸流羽根車26,28の回転数N1,N2が同じとなるように歯車列が設定されて、軸流ポンプが設計されており、そのポンプ性能は、図3に実線に示すとおりである。そして、上流側の第1の軸流羽根車26の回転数N1が、下流側の第2の軸流羽根28の回転数N2よりも大きくなるように歯車列を設定すると、図3に破線で示すごとく、設計点より流量が小さな範囲で全揚程を大きくすることができ、流量が大きな範囲で全揚程が小さくなる。なお、図3の破線は、N2/N1を0.82に設定して測定されている。また、上流側の第1の軸流羽根車26の回転数N1が、下流側の第2の軸流羽根車28の回転数N2よりも小さくなるように歯車列を設定すると、図3に一点鎖線で示すごとく、設計点より流量が大きな範囲で全揚程を大きくすることができ、流量が小さな範囲で全揚程が小さくなる。なお、図3の一点鎖線は、N2/N1を1.22に設定して測定されている。
そこで、例えばポンプの吐出管がサイホン形である場合には、吐出管頂部まで揚水できる全揚程と、吐出管内の空気を完全に排出するための1m/秒以上の管内流速が必要であるが、第1と第2の軸流羽根車26,28の回転数比N2/N1を1とする場合を基準として、吐出管頂部までが高くて大きな全揚程を必要とする場合にはN2/N1を小さくすれば良い。また、吐出管がサイホン形である場合に限らず、大きな流量を必要とする場合にはN2/N1を大きくすれば良い。したがって、歯車減速装置40の歯車列の設定により、第1と第2の軸流羽根車26,28の回転数比N2/N1を変化させることで、ポンプ性能を変化させることができ、予め設計された1つのポンプの適用範囲を大幅に拡大することができる。
次に、本発明の第2実施例を図4を参照して説明する。図4は、本発明の軸流ポンプを立軸軸流ポンプに応用した第2実施例の歯車減速装置の構成を示す縦断面図である。図4において、図1に示す部材と同じまたは均等なものには同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図4に示す本発明の第2実施例において、吐出エルボ16の外壁に一体に付設された歯車減速装置72は、歯車ケーシング74内に導入された外側ポンプ軸24aと内側ポンプ軸24bにそれぞれ大傘歯車76,78が配設固定され、この2つの大傘歯車76,78が入力軸68に設けた傘歯車70に噛合される。
第2実施例にあっては、第1の軸流羽根車26の回転数N1と第2の軸流羽根車28の回転数N2とを同一に設定する場合に、歯車列の部品点数が少なく、極めて簡単な構造である。
また、本発明の第3実施例を図5を参照して説明する。図5は、本発明の軸流ポンプを立軸軸流ポンプに応用した第3実施例の歯車減速装置の構成を示す縦断面図である。図5において、図1に示す部材と同じまたは均等なものには同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図5に示す本発明の第3実施例において、吐出エルボ16の外壁に一体的に付設された歯車減速装置80の歯車ケーシング82の蓋体に、架台84を介して出力軸88をポンプ軸24と平行にして電動機86が配設される。そして、電動機86の出力軸88が、軸継手90を介して歯車ケーシング82にポンプ軸24と平行に配設された入力軸68と連結される。また、入力軸68に平歯車62,64が固定される。平歯車62は、外側ポンプ軸24aに固定された大平歯車50と噛合され、平歯車64は、回転方向変換用の小平歯車66を介して内側ポンプ軸24bに固定された大平歯車52と噛合連結される。
第3実施例にあっては、電動機86が歯車減速装置80に付設され、予め工場等で組み付けができ、据え付け現場での作業を少なくするのに好適である。
さらに、本発明の第4実施例を図6および図7を参照して説明する。図6は、本発明の軸流ポンプを横軸軸流ポンプに応用した第4実施例の構成を示す縦断面図である。図7は、図6に示す横軸軸流ポンプの歯車減速装置の歯車ケーシングを切り欠いた平面図である。図6および図7において、図1に示す部材と同一または均等なものには同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図6および図7に示す本発明の第4実施例において、吸込エルボ92の外壁に歯車減速装置94の歯車ケーシング96が一体的に付設される。そして、吸込エルボ92にポンプケーシング20が接続され、このポンプケーシング20内に配設されたポンプ軸24の外側ポンプ軸24aおよび内側ポンプ軸24bにそれぞれ固定されて第1と第2の軸流羽根車26,28が配設される。また、ポンプ軸24は吸込エルボ92の外壁を貫通して歯車ケーシング96内に導入される。そして、外側ポンプ軸24aと内側ポンプ軸24bにそれぞれ大平歯車50,52が固定される。また、ポンプ軸24と平行に配設される入力軸68に平歯車62,64が固定され、一方の平歯車64が回転方向変換用の小平歯車66を介して内側ポンプ軸24bに固定された大平歯車52に噛合連結され、他方の平歯車62が外側ポンプ軸24aに固定された大平歯車50に噛合される。さらに、入力軸68が軸継手90を介して電動機86の出力軸88に駆動連結される。なお、電動機86は、吸込エルボ92を固定する床に直接または架台等を介して適宜に設置される。
かかる構成の第4実施例にあっては、横軸軸流ポンプにおいて、第1実施例の立軸軸流ポンプと同様の効果を奏する。すなわち、歯車減速装置94の歯車列を適宜に設定することで、全揚程と流量の変更ができ、広い範囲の用途に適用ができる。
さらにまた、本発明の第5実施例を図8を参照して説明する。図8は、本発明の軸流ポンプを横軸軸流ポンプに応用した第5実施例の構成を示す正面図である。図8において、図6および図7に示す部材と同一または均等なものには同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図8に示す第5実施例において、図6および図7に示す第4実施例と相違するところは、歯車減速装置94の歯車ケーシング96に設けた架台98に電動機86が配設されたことにある。歯車減速装置94と電動機86を工場等で組み付けることができ、据え付けの際に現場での作業を少なくすることができる。
なお、上記実施例において、歯車減速装置40,72,80,94の歯車列は上記実施例に限られず、その組み合わせ等を適宜に変更し得ることは勿論である。
本発明の軸流ポンプを立軸軸流ポンプに応用した第1実施例の構成を示す縦断面図である。 本発明の前後2段の軸流羽根車を有する軸流ポンプと従来の1段の軸流ポンプのポンプ性能を示す図である。 本発明の軸流ポンプにおいて、上流側の軸流羽根車の回転数と下流側の軸流羽根車の回転数との回転数比を変えたときのポンプ性能を示す図である。 本発明の軸流ポンプを立軸軸流ポンプに応用した第2実施例の歯車減速装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の軸流ポンプを立軸軸流ポンプに応用した第3実施例の歯車減速装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の軸流ポンプを横軸軸流ポンプに応用した第4実施例の構成を示す縦断面図である。 図6に示す横軸軸流ポンプの歯車減速装置の歯車ケーシングを切り欠いた平面図である。 本発明の軸流ポンプを横軸軸流ポンプに応用した第5実施例の構成を示す正面図である。
符号の説明
10 ポンプ水槽
12 床
14 吊り下げ管
16 吐出エルボ
18 揚水管
20 ポンプケーシング
22 吸込ベル
24 ポンプ軸
24a 外側ポンプ軸
24b 内側ポンプ軸
26 第1の軸流羽根車
26a,28a 羽根車羽根
28 第2の軸流羽根車
30,32 軸受
34 空間部
36 隔壁
40,72,80,94 歯車減速装置
42,74,82,96 歯車ケーシング
44 軸封装置
46 吐出流路
48 貫通孔
50,52 大平歯車
54,56 円錐ころ軸受
58 中間軸
60,70 傘歯車
62,64 平歯車
66 小平歯車
68 入力軸
76,78 大傘歯車
84,98 架台
86 電動機
88 出力軸
90 軸継手
92 吸込エルボ

Claims (4)

  1. ポンプケーシング内に、内側ポンプ軸と外側ポンプ軸とからなる二重のポンプ軸を配設し、前記内側ポンプ軸と外側ポンプ軸の一端側に互いに羽根車羽根の捻れ方向が逆の軸流羽根車をそれぞれ配設して前後2段となし、前記内側ポンプ軸と外側ポンプ軸の他端側をそれぞれ歯車減速装置に連結し、前記歯車減速装置で1つの入力軸の回転駆動により前記内側ポンプ軸と外側ポンプ軸を互いに反対方向に回転駆動するように歯車列を設定し、しかも前記前後2段の軸流羽根車の回転数比を所望の値に前記歯車列により設定するように構成したことを特徴とする軸流ポンプ。
  2. 請求項1記載の軸流ポンプにおいて、前記前後2段の軸流羽根車の回転数比が1となるように前記歯車減速装置の歯車列を設定して構成したことを特徴とする軸流ポンプ。
  3. 請求項1記載の軸流ポンプにおいて、前記前後2段の上流側の軸流羽根車の回転数が下流側の軸流羽根車の回転数よりも大きくなるように前記歯車減速装置の歯車列を設定して構成したことを特徴とする軸流ポンプ。
  4. 請求項1記載の軸流ポンプにおいて、前記前後2段の上流側の軸流羽根車の回転数が下流側の軸流羽根車の回転数よりも小さくなるように前記歯車減速装置の歯車列を設定して構成したことを特徴とする軸流ポンプ。
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