JP3636457B2 - 圧搾式フィルタプレス及びフィルタプレスの濾過圧搾方法 - Google Patents

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Description

本発明は濾板締付機により可動板を前後動させて、前側及び後側固定板間に配置された濾板を締め付け、濾過、圧搾を行う圧搾式フィルタプレス及び圧搾式フィルタプレスの濾過圧搾方法に関する。
従来の圧搾式フィルタプレスは特公昭38−20794号公報(特許文献1)のような濾板締付機が使用され、1個のシリンダ内の1個のピストンの往復運動で作動する油圧シリンダにより濾板を締め付け、濾過、圧搾を行っている。従来の圧搾式フィルタプレスは、圧搾工程において、圧搾膜と濾板との間の空間に圧搾用流体を送り込み、圧搾膜の膨張を利用して濾滓の圧搾を行っている。圧搾工程では、圧搾用流体の流体圧力に基づく圧搾圧力が新たに加わって、濾板間に圧搾圧力の反力が働くことにより、濾板締付機は、その初期締付力に加えて、圧搾圧力に対抗する増し締めを行うことが求められる。そして、従来は、この増し締めの程度があまりに大きくならないように、濾過圧力と大きな差異を持たない圧搾圧力0.7MPa〜1.5MPaで圧搾することがほとんどであった。
すなわち、従来の圧搾圧力(0.7MPa〜1.5MPa)を使用するフィルタープレスにおける油圧圧力は、濾過圧力(0.4〜0.7Mpa)と比べ大きな差異がないため、濾過工程と圧搾工程とで差異を設けた運転を行わないか、濾過工程に比べ0.3Mpa程度上昇させていた。圧搾圧力を高圧にすると、圧搾圧力の推力により発生する油圧シリンダの圧力が追従できず、濾板間から未処理原液が吹き出るという問題が生じる。
高圧の圧搾圧力の推力に耐える濾板締付機は、一般には、シリンダ径を大きくすることにより、これを構成することができる。しかし、シリンダ径を大きくすると濾板締め付けのために、油量を多くしないと、締め付けに要する時間が大幅に長くなり、圧搾式フィルタプレスの作業時間(サイクル)が、長くなるという問題がある。また、油圧シリンダ径を大きくすると油圧ポンプを大容量のものとしなければならないという問題がある。したがって、従来の圧搾式フィルタプレスは、装置の大型化と作業時間の問題と圧搾圧力の設定とのバランスを考慮する必要があり、前記0.7MPa〜1.5MPaの圧搾圧力が設定されているものであった。
しかし、原液の種類及び使用目的によっては、圧搾圧力を例えば、3MPa〜5MPa程度の高圧で圧搾することが好ましい場合がある。この場合、高圧の圧搾圧力に耐えることができ、締付圧の調節が可能な濾板締付機が求められる。
フィルタプレスの濾過工程又は圧搾工程における濾板などの締付圧の調節装置としては、一例として、特許第2518571号公報(特許文献2)に開示されるようなものが知られている。このフィルタプレスは、原液供給路と締付装置の加圧側との間に第2流体圧作動装置を設けて、原液供給圧力を膜状圧力伝達部材により原液以外の流体圧力に変更したのち、第1流体圧作動装置に作用して前記締付装置の締付装置用油圧シリンダの締付装置用ピストンロッドに作用させて濾板の増し締めを行い、濾板締付圧を制御するものである。
このフィルタプレスは、第1流体圧作動装置や第2流体圧作動装置という複雑な装置を設ける必要がある。
特公昭38−20794号公報 特許第2518571号公報
しかし、前記構成のフィルタプレスにおいては、圧搾工程において用いられる第2流体圧作動装置の流体圧力をブースターなどにより濾板締付側の締付制御に用いることとしているため、両者のバランスを取ることが困難であり、締め付け圧調整の制御がうまく行われない場合があった。また、前記フィルタプレスは、圧搾工程における増し締めの問題を解決することができるが、作業時間を短くするために、締め付けに要する時間を短縮するためにピストンのストロークを短時間で行うための構成は一切開示されていない。
したがって、本発明は上記従来の問題を解決するもので、濾板締付機による締め付け時間の短縮をはかると共に、高圧の圧搾圧力に十分耐えることができる締付時の締付圧を大きくすることができる圧搾式フィルタプレスを提供することである。
本発明の第1態様によれば、機枠に配設された隣接する濾板の間に濾布を配置し、前記濾板を締付装置で可動板を介して締め付けるとき、隣接する濾板間の濾布により濾室を形成する圧搾式フィルタプレスにおいて、
前記締付装置は、締付装置用油圧シリンダにより構成され、
前記油圧シリンダは、前記機枠に固定された第1シリンダと、前記第1シリンダを第1室と第2室に区画する第1ピストンとを備え、濾過工程及び圧搾工程時に作動する第1油圧装置と、
前記第1油圧装置に挿入されて配置され一端に前記第1ピストンを固定するとともに他端に前記可動板を固定した第2シリンダと、前記第2シリンダを第3室及び第4室に区画し、前記第1シリンダから前記第1ピストンを貫通して延在するロッドの先端に固定された第2ピストンとを備え、閉枠工程及び前記濾過工程において作動する第2油圧装置と、を備え、
前記第1油圧装置は高圧ポンプに連結される一方、第2油圧装置は低圧ポンプに連結され、前記閉枠工程において前記低圧ポンプにより第2シリンダを移動させ、前記濾過工程において前記高圧ポンプによる第1油圧装置の締め付け圧が前記低圧ポンプによる前記第2油圧装置の締め付け圧と略等しくなるまで、前記高圧ポンプと前記低圧ポンプとを双方駆動させた後前記高圧ポンプのみを駆動させて濾過を行ったのちに、前記圧搾工程において前記高圧ポンプにより前記第2シリンダの増し締めを行う手段を備えたことを特徴とする圧搾式フィルタプレスを提供する。

上記構成において、油圧シリンダは、第1及び第2油圧装置を備える多段シリンダである。本明細書において、多段シリンダの語は油圧装置を複数有する油圧シリンダをいう。第1油圧装置を構成する第1ピストンは第2シリンダと連結されており、第2シリンダは、第1シリンダに挿入されて構成されている。また、第2油圧装置を構成する第2ピストンは、第1シリンダに固定され、第1ピストンを貫通して延在するロッドの先端に設けられている。すなわち、第2油圧装置は第1油圧装置よりも小径に構成され、可動部材としての第2シリンダの移動に必要な油量が少なくてすむ。また、第2油圧装置は、一般的に大容量のポンプである低圧ポンプに接続されており、供給される油量を多くすることができる。したがって、第2シリンダの移動に低圧ポンプを用いることによりストロークを迅速にすることができ、濾板締付機による締め付け時間の短縮をはかることができる。
一方、第1油圧装置は、第2油圧装置に対して大径に構成されており、高い締付圧力を確保することができる。また、第1油圧装置は、高圧ポンプに接続されているため、第1シリンダの締付圧を高く維持することができる。また、第1及び第2油圧装置は、入れ子式に挿入されているため、第1油圧装置による高圧締め付けを行っても、第2油圧装置に過度の圧力がかかることがない。
したがって、上記構成によれば、濾板締付機による締め付け時間の短縮をはかると共に、高圧の圧搾圧力に十分耐えることができる締付時の締付圧を大きくすることができる。
本発明の第2態様によれば、前記第2油圧装置は、前記ロッド内に軸方向に延在するポートにより前記低圧ポンプに接続する。
本発明の第3態様によれば、前記低圧ポンプによる第2シリンダの移動に伴い、第1油圧装置の第1室にタンクから油が流入するように構成された逆止弁を備えた配管によりタンクと第1室が直接接続される。
本発明の第4態様によれば、圧搾圧力を3MPa〜5MPaとすることを特徴とする圧搾式フィルタプレスを提供する。
本発明の第5態様によれば、機枠に配設された隣接する濾板の間に濾布を配置し、前記濾板を締付装置用油圧シリンダにより構成された締付装置で可動板を介して締め付けるとき、隣接する濾板間の濾布により濾室を形成するフィルタプレスを用いて原液を濾過する濾過圧搾方法であって、
前記機枠に固定された第1シリンダと、前記第1シリンダを第1室とs第2室に区画する第1ピストンとを備えかつ濾過工程及び圧搾工程時に作動する第1油圧装置と、前記第1油圧装置に挿入されて配置され一端に前記第1ピストンを固定するとともに他端に前記可動板を固定した第2シリンダと、前記第2シリンダを第3室及び第4室に区画し、前記第1シリンダから前記第1ピストンを貫通して延在するロッドの先端に固定された第2ピストンとを備えかつ閉枠工程及び前記濾過工程において作動する第2油圧装置とを備える前記油圧シリンダに、
前記第1油圧装置は高圧ポンプに連結する一方、第2油圧装置は低圧ポンプに連結し、前記閉枠工程において前記低圧ポンプにより第2シリンダを移動させ、前記濾過工程において前記高圧ポンプによる第1油圧装置の締め付け圧が前記低圧ポンプによる前記第2油圧装置の締め付け圧と略等しくなるまで、前記高圧ポンプと前記低圧ポンプとを双方駆動させた後前記高圧ポンプのみを駆動させて濾過を行ったのちに、前記圧搾工程において前記高圧ポンプにより前記第2シリンダの増し締めを行うことを特徴とする、濾過圧搾方法を提供する。

本発明の第1態様のフィルタプレスによれば、入れ子式に構成された第1及び第2油圧装置を備え、第1油圧装置には高圧ポンプが接続され、第2油圧装置には、低圧ポンプが接続されているため、低圧ポンプによる可動部である第2ピストンの高速ストローク及び高圧ポンプによる高い締付圧との双方を実現することができる。したがって、従来のフィルタプレスにおける圧搾圧力(一般に0.7〜1.5Mpa)に対して3〜7倍程度の圧搾圧力による圧搾工程を実現することができ、例えば、植物油の濾過・圧搾などに好適な圧搾圧力を3〜5MPa程度の高圧にすることができる。また、高速なストロークにより第2シリンダを移動させることができるため、処理工程時間を短縮することができるフィルタプレスを実現することができる。
本発明の第2態様のフィルタプレスによれば、第1シリンダに固定されたロッドを通して第2油圧装置に油を供給することができるため、第2油圧装置への油の供給が容易となる。
本発明の第3態様のフィルタプレスによれば、第2油圧装置による第2シリンダの前進に伴い拡張する第1室に自然に油が供給される一方、逆方向の油の流出が防止されるため、第2油圧装置による第2シリンダの移動をスムーズに行うことができる。
本発明の第4態様のフィルタプレスによれば、濾過固形物の圧搾を高精度に行うことができ、固形物の含水率を著しく小さくすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るフィルタプレスについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例にかかる圧搾式フィルタプレスの全体構成を示す平面概略図である。圧搾式フィルタプレスは、機枠間を一対のサイドバー5で連結し、前記サイドバー5上に多数の濾板3、4を移動可能に載せて支持している。普通濾板3、圧搾濾板4は、交互に並入して設けられ、隣接する濾板間に公知の濾布48(図2参照)を介在させつつ、前側固定板2a、後側固定板2b間に配置し、濾板締付機としての油圧シリンダ10の駆動により、油圧シリンダに固定された可動板6を前後動させることにより、前記普通濾板3及び圧搾濾板4をサイドバー5沿いに締付又は締付解除可能とする。可動板6は、機枠上に備いる油圧シリンダ10を進退駆動して、濾板3、4を前側固定板2a側へ締め付け、また、後側固定板2b側に後退することによって、締め付けた濾板3、4の開枠を行う。
図2は、図1のA−A断面図である。図2に示すように、48は圧搾濾板4に掛けた濾布を示している。前記濾板の表裏に掛ける濾布48同士は中央の原液供給口45内で連結している。圧搾濾板4は、周囲の両面を額縁状に突出した枠部41と前記枠部41の内側に設けられた凹部42を備えた板材40及び、板材40の両面に取付けたゴムや合成樹脂などから構成される圧搾膜43により形成される。前記板材40と圧搾膜43との間に形成された加圧用圧搾流体(空気、液体など)室を構成する。板材40のコーナー部には加圧用圧搾流体室に加圧用圧搾流体を送り込む圧搾流体供給口46が設けられている。また、板材40の別のコーナー部には濾液排出口47が設けられている。
なお、図示しない普通濾板3は、周囲の両面を額縁状に突出した枠部と前記枠部の内側に設けられた凹部を備え、圧搾濾板4と同形状を有する板材で構成されており、圧搾濾板4に設けられた圧搾流体供給口46と濾液排出口47とはトンネルで連通する圧搾流体供給口と濾液排出口を備えている。
普通濾板3及び圧搾濾板4の両端には、サイドバー5に普通濾板3及び圧搾濾板4を摺動可能に取りつけるための把手44が設けられている。把手44は、サイドバー5のレール5aに沿って移動可能なキャリッジ5bから伸びる送り爪によってサイドバー5に沿って移動し、以下のように締め付け、開枠などが行われる(図3参照)。なお、隣り合う普通濾板3及び圧搾濾板4は、複数枚がチェーン(図示なし)などで連結されており、1つの濾板が移動することにより、連結されている複数枚の濾板全てが移動する。
フィルタプレス1は、油圧シリンダ10を締め付けた状態で、原液を原液供給路45aから普通濾板3及び圧搾濾板4の原液供給口45に通し、濾板3、4の間の1対の濾布の間に形成された濾室内に供給し、濾過を行うようにしている。この原液供給路への原液供給は原液供給ポンプ(図示なし)により供給される。濾室内で濾過された濾液は、普通濾板3及び圧搾濾板4の濾液排出口47を通ってフィルタプレス1の外部へ排出される。
濾過工程が終了すると、圧搾濾過を行うため、圧搾ポンプ(図5参照)を駆動させて圧搾流体を普通濾板3及び圧搾濾板4の圧搾流体供給口46から加圧用圧搾流体室へ給送し、圧搾濾板の圧搾膜を膨張させて濾滓を圧搾する。
圧搾工程が終了すると、上述のように、キャリッジ5bによって、係合する普通濾板3及び圧搾濾板4が開枠され、濾室内に蓄積した濾滓の除去を行う。
次に図4を参照して油圧シリンダ10について説明する。前記油圧シリンダ10は2段シリンダであり外シリンダ11、内シリンダ12により形成されている。内シリンダ12は、外シリンダ11のピストン123と連結されており、外シリンダ11に挿入されて配置される。ピストン123は、外シリンダ11を前側の第1室121及び後側の第2室122に区画し、外シリンダ11及びピストン123で1つの油圧装置を形成する。
内シリンダ12は、その前壁124に、可動板6を固定する一方、後壁にピストン123を固定する。また、内シリンダ12は、外シリンダ11の後側固定板112に固定され、ピストン123を貫通して延在するロッド134の先端に設けられたピストン133によって前側の第3室131及び後側の第4室132に区画され、1つの油圧装置を形成する。なお、ピストン123とロッド134との間は完全に密閉されており、第4室132と第1室121との間で油が漏出しないように構成されている。
ロッド134及びピストン133から構成されるピストン組立体13は、外シリンダに固定されており、また、内シリンダは、可動板6に固定されているため、油圧シリンダ10の可動部材は、内シリンダ12となり、内シリンダ12に固定されている可動板6を介して濾板3,4が締め付けられる。
油圧シリンダ10の第1室121には、外シリンダ11の側面に設けられた第1室ポート111が設けられており、外シリンダ11の第1室121に流体が供給されることにより、内シリンダ12が前進する。また、内シリンダの第3室131及び第4室132は、外シリンダ11の固定板112からロッド13の内部を通って延在して設けられた第3室ポート135及び第4室ポート136が設けられている。内シリンダ12の第3室131又は第4室132に流体が供給されることにより、内シリンダ12が可動板6とともに前後動する。
図5は、図1のフィルタプレスの油圧回路を示す図である。本実施形態にかかるフィルタプレスは、油圧シリンダ10の駆動用のポンプとして、低圧油圧ポンプ14(43L/min、7MPa)と高圧油圧ポンプ15(9.2L/min、70MPa)の2つの油圧ポンプを備えている。低圧油圧ポンプ14は、低圧域の油圧圧力に使用されるものであり、低圧大容量のポンプで、0〜7MPaまでの油圧圧力に使用する。高圧油圧ポンプ15は、高圧域の油圧圧力に使用されるものであり、高圧小容量のポンプで、0〜70MPaまでの油圧圧力に使用する。低圧油圧ポンプ14と高圧油圧ポンプ15は、油圧ポンプ用モータ16により低圧大容量と高圧小容量のポンプを同時に駆動される。
また、フィルタプレス1には、油圧シリンダの加圧用圧搾流体室に圧搾流体を送り込む圧搾ポンプ18が設けられており、フィルタプレス1への圧搾流体(圧縮空気、液体など)の移送と圧入を行う。なお、圧搾流体の送路59には、圧搾圧力電送器19が設けられており、圧搾圧力を検知しシーケンサーにその信号を伝える。
低圧油圧ポンプ14は、配管51により内シリンダ12の油圧切り替えを行う油圧切替弁21に接続する。配管51にの途中には低圧ポンプ動作中の低圧ポンプの油圧圧力を検出する圧力計24が設けられている。油圧切替弁21は、内シリンダ12の第3室131及び第4室132への油圧シリンダの油圧方向を切り替えシリンダの開閉を行う。油圧切替弁21から第3室131へつながる配管52には、その途中に圧力スイッチ(OPS)33が設けられており、内シリンダの圧力検知を行う。
また、油圧切替弁21から第4室132へつながる配管53には、途中に可変絞り付き逆止め弁26が設けられており、シリンダの開枠時に開枠方向に入る油量を制限し、シリンダから出て行く油量が多くなりすぎるのを防ぐ。
また、配管51と56との間は、10MPaのリリーフ弁28により連結されており、設定圧力以上になると、低圧ポンプ14の吐出作動油をリリーフする。また、配管56には、シリンダから吐出された高温の油を冷却する冷却装置27が設けられている。冷却装置27は油温が45℃以上となるとサーモスタット(図示なし)が作動して冷却水が流れ配管56に流れてくる昇温した油を冷却する。
また、高圧油圧ポンプ15は、配管54の途中に外シリンダ11の油圧切替弁22を備えており、外シリンダ11の油圧を切り替え、濾過中、圧搾中に必要に応じて油圧を送り込む。また、配管54の途中には、70MPaのリリーフ弁30が設けられており、高圧油圧ポンプ15の油圧が70MPaを越えたときはタンクに油をかえすように構成されている。油圧切替弁22から伸びる配管55の途中に内シリンダ12が後退する場合に吐出される油の流動を阻止する逆止弁及び外シリンダの油圧圧力を設定する油圧圧力比例制御弁23を備える。油圧圧力比例制御弁23は、入力電流値に応じて第1室121の油圧圧力を設定することができるようになっている。また、配管55には、油圧圧力を検知する油圧圧力電送器20が設けられており、後述するように、濾過工程中の油圧シリンダ圧力を検知しシーケンサーにその信号を伝え、濾過中の油圧圧力保証を行う。油圧切替弁22は、内シリンダ12が後退する開枠工程中は、パイロットチェック弁を開く役割をする。パイロットチェック弁を開いているときは、10MPaのリリーフ弁29により、高圧油圧ポンプ15の油圧が10MPaを越えるときは、タンクに油を返却する。なお、高圧ポンプ動作中の圧力は、圧力計25により検査される。
次に、本発明の圧搾式フィルタプレスの動作を説明する。図7は、図1のフィルタプレスのシーケンスチャートである。内シリンダ12のストローク及び低圧油圧ポンプの油圧及び高圧油圧ポンプの油圧の推移を示す。
本圧搾式フィルタプレスの一連の動作は、図7に示すように、閉枠、昇圧、濾過、圧搾、減圧、開枠の各工程にわかれている。
閉枠工程
閉枠工程は、濾板の締付を行う工程であり、内シリンダ12を前進させて、濾板3、4を閉枠する工程である。この工程においては、油圧切替弁21はSOL1−a側に通電し、配管51と配管52とが連結することにより、低圧油圧ポンプ14により昇圧された油(流体)が内シリンダ12の第3室131に供給され、内シリンダ12に固定された可動板6が前方へ移動する。一方、油圧切替弁22はSOL2−b側に通電し、配管55と配管57が連結され、高圧ポンプから吐出された油がタンクへ返還される。内シリンダ12の前進に伴い、タンク17より、配管58を通って外シリンダ11の第1室121に油が自然に供給されるようになっている。内シリンダ12の内径は小さく、また、濾板締付工程においては、高い圧力を必要とすることがないため、低圧油圧ポンプ14を用いることで大量の油を供給することができ、濾板締付に要する時間を大幅に短縮することができる。各濾板3、4が密着すると、内シリンダ12が昇圧を開始する。
シリンダ12の上昇圧力を検知し、所定の油圧圧力(7MPa)となると、圧力スイッチ33が検知し、以降の締め付け推力を外シリンダ11に切り替える。すなわち、圧力計24により、内シリンダ12の油圧が7Mpaになったことが検出されると、圧力スイッチ33により油圧切替弁22がSOL2−a側へ通電され、高圧油圧ポンプ15から第1室121へ油の供給を開始する。油圧圧力電送器20により、第1室121の油圧が7Mpaとなったことが検出されると、油圧切替弁21のSOL1−aを非通電とし、内シリンダの第3室の圧力を抜く(0Mpaとする)。第3室131から吐出した油は、タンクに返却される。
油圧圧力電送器20が所定圧力(例えば、7.8MPa)を検出すると、高圧油圧ポンプ15を停止し、濾過工程に移行する。なお、油圧圧力比例制御弁23には、圧搾工程に移行するまでの間、所定圧力(例えば、8.5MPa)の値が入力されている。
濾過工程
濾過工程では、図示しない原液供給ポンプを駆動させて、原液を供給する。濾過中の濾過圧力0.4Mpa(最大)において、内シリンダ12の油圧圧力が所定圧力となると、油圧保証(昇圧)動作を行う。具体的には、油圧切替弁22はSOL2−b側に通電し、高圧油圧ポンプ15を稼動する。濾過工程の開始により油圧圧力電送器20が作動し、外シリンダ11の油圧圧力の検知を開始する。油圧圧力電送器20が所定圧力(例えば、7.8MPa)となると、高圧油圧ポンプ15を停止する。
圧搾工程
前記濾過工程では、圧搾板材42と圧搾膜43間室へ加圧用圧搾流体(圧縮空気、液体など)を供給し、濾過された濾滓を圧搾圧力3MPa〜5MPaの高圧にて圧搾濾過する。その結果、濾滓の含水率は著しく小さくなる。この圧搾圧力を大きく設定した場合であっても、油圧シリンダ10は外シリンダ11と内シリンダ12によって、圧搾時の濾板締付圧力に加えて増し締めすることができる。すなわち、図6に示すように、濾板締め付け力Tpに加え、圧搾圧力の反力Tcが加わるため、油圧初期締付力Toに圧搾圧力に対する増し締め分の推力To’を加える必要がある。この制御を行うために、圧搾工程の開始に伴って圧搾圧力電送器19が圧搾ポンプの圧搾圧力の検出を開始する。圧搾圧力電送器19の信号はシーケンサー(図示なし)に取りこまれ、シーケンサーで演算された値を油圧圧力比例制御弁23に入力し、油圧圧力比例制御弁23の設定を変更するとともに、高圧油圧ポンプ15から第1室121へ油を供給することにより、シリンダの油圧圧力を制御する。
圧搾工程における油圧圧力比例制御弁23で設定する圧力は、例えば、以下の式(1)により演算される。
Figure 0003636457

式(1)において、OP(s)は圧搾工程における油圧圧力比例制御弁23で設定する圧力、P(s)は圧搾圧力電送器19で検出される圧搾圧力、A(p)は濾過面積、OP(f)は濾過工程中の油圧シリンダの油圧圧力、A(c)は油圧シリンダの第1室の面積、αは比例定数を示す。例えば、αは1.0〜1.1程度に設定することができる。
減圧・開枠工程
所定時間、濾過・圧搾が行われると、第1室121の油圧を減圧する。減圧・開枠工程では、油圧切替弁22のSOL2−aを非通電とし、油圧シリンダの油圧を減圧させる。このとき第1室から吐出した油は、油圧圧力比例制御弁23の値を調整することにより、徐々にタンクに返還されるようになっている。十分に減圧されると、油圧切替弁21はSOL1−b側に通電し、第4室132に油を供給して内シリンダ12を後退させる。配管53に可変絞り付き逆止め弁26が設けられており、第4室に供給される油の量は制限され、内シリンダ12の後退の速度が制限される。また、内シリンダ12の後退にともない、第3室131から吐出した油はタンクに返還される。なお、このとき、油圧切替弁22はSOL2−b側に通電し、高圧油圧ポンプ15から送られた油がタンクに返還される。すなわち、高圧油圧ポンプ15からの油圧は、パイロット圧用油圧流れ配管を通って、逆止弁34を押し上げ、油圧油がタンク17に流れる状態となっており、配管58を通ってタンク17に返還される。
内シリンダのロッド13の第3室131の流体が排出されるとともに第4室132に油が供給されることにより、可動板6は後退する。また、内シリンダ12の内径は小さいので濾板開枠に要する時間を短縮することができるが、大径の第1室から吐出される油の量が多くなるため、可変絞り付き逆止め弁26により、その速度は制限される。可動板6が完全に後退したことが、シリンダの開度限界を検知する退限センサー31により検出されると、前述のように、キャリッジ5bにより濾板3、4が開枠される。
以上説明したように、本実施形態にかかるフィルタプレスは、油圧シリンダが内シリンダと外シリンダとの多段シリンダで構成され、かつ、径が小さい内シリンダの油室に対容量で低圧の低圧油圧ポンプを接続し、径が大きい外シリンダの油室に小容量で高圧の高圧油圧ポンプを接続しているため、シリンダの高速移動と高圧締付との双方を実現することができる。圧搾圧力を3〜5MPaと従来よりも高圧に設定した場合でも、原液もれなどを起こすことがなく、工程に要する時間を短縮することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
例えば、前記シーケンス例では、高圧油圧ポンプ15の油圧が7Mpaとなると、油圧切替弁21を非通電とし、低圧油圧ポンプ14の油圧を抜き0Mpaとなるように制御しているが、油圧切替弁21を通電のままにしておいてもよい。
本実施例にかかる圧搾式フィルタプレスの全体構成を示す平面概略図である。 図1のA−A断面図である。 図1のフィルタプレスの部分拡大側面図である 図1のフィルタプレスに使用される油圧シリンダの構成を示す断面図である。 図1のフィルタプレスの油圧回路を示す図である。 圧搾圧力がかかった場合に必要となる締付圧力の増し締めの原理を説明するための図である。 図1のフィルタプレスのシーケンスチャートである。
符号の説明
1 フィルタプレス
2a 前側固定板
2b 後側固定板
3 普通濾板
4 圧搾濾板
5 サイドバー
6 可動板
10 油圧シリンダ
11 外シリンダ
12 内シリンダ
13 ピストン組立体
14 低圧油圧ポンプ
15 高圧油圧ポンプ
17 タンク
18 圧搾流体ポンプ
19 圧搾圧力電送器
20 油圧圧力電送器
21,22 油圧切替弁
40 板材
41 枠部
42 凹部
43 圧搾膜
45 原液供給口
48 濾布
111 第1室ポート
121 第1室
122 第2室
123 ピストン部
131 第3室
132 第4室
133 ピストン
134 ロッド
135 第3室ポート
136 第4室ポート

Claims (5)

  1. 機枠に配設された隣接する濾板(3,4)の間に濾布を配置し、前記濾板を締付装置で可動板(6)を介して締め付けるとき、隣接する濾板間の濾布により濾室を形成する圧搾式フィルタプレスにおいて、
    前記締付装置は、締付装置用油圧シリンダ(10)により構成され、
    前記油圧シリンダは、前記機枠に固定された第1シリンダ(11)と、前記第1シリンダを第1室(121)と第2室(122)に区画する第1ピストン(123)とを備え、濾過工程及び圧搾工程時に作動する第1油圧装置と、
    前記第1油圧装置(11)に挿入されて配置され一端に前記第1ピストン(123)を固定するとともに他端に前記可動板(6)を固定した第2シリンダ(12)と、前記第2シリンダを第3室(131)及び第4室(132)に区画し、前記第1シリンダ(11)から前記第1ピストン(123)を貫通して延在するロッド(134)の先端に固定された第2ピストン(133)とを備え、閉枠工程及び前記濾過工程において作動する第2油圧装置と、を備え、
    前記第1油圧装置は高圧ポンプに連結される一方、第2油圧装置は、低圧ポンプに連結され、前記閉枠工程において前記低圧ポンプにより第2シリンダを移動させ、前記濾過工程において前記高圧ポンプによる第1油圧装置の締め付け圧が前記低圧ポンプによる前記第2油圧装置の締め付け圧と略等しくなるまで、前記高圧ポンプと前記低圧ポンプとを双方駆動させた後前記高圧ポンプのみを駆動させて濾過を行ったのちに、前記圧搾工程において前記高圧ポンプにより前記第2シリンダの増し締めを行う手段を備えたことを特徴とする圧搾式フィルタプレス。

  2. 前記第2油圧装置は、前記ロッド内に軸方向に延在するポート(135,136)により前記低圧ポンプに接続することを特徴とする、請求項1記載の圧搾式フィルタプレス。
  3. 前記低圧ポンプによる第2シリンダの移動に伴い、第1油圧装置の第1室(121)にタンクから油が流入するように構成された逆止弁を備えた配管によりタンク(17)と第1室(121)が直接接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の圧搾式フィルタプレス。
  4. 圧搾圧力を3MPa〜5MPaとすることを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧搾式フィルタプレス。
  5. 機枠に配設された隣接する濾板(3,4)の間に濾布を配置し、前記濾板を締付装置用油圧シリンダ(10)により構成された締付装置で可動板(6)を介して締め付けるとき、隣接する濾板間の濾布により濾室を形成する圧搾式フィルタプレスを用いて原液を濾過する濾過方法であって、
    前記機枠に固定された第1シリンダ(11)と、前記第1シリンダを第1室(121)と第2室(122)に区画する第1ピストン(123)とを備えかつ濾過工程及び圧搾工程時に作動する第1油圧装置と、前記第1油圧装置(11)に挿入されて配置され一端に前記第1ピストン(123)を固定するとともに他端に前記可動板(6)を固定した第2シリンダ(12)と、前記第2シリンダを第3室(131)及び第4室(132)に区画し、前記第1シリンダ(11)から前記第1ピストン(123)を貫通して延在するロッド(134)の先端に固定された第2ピストン(133)とを備えかつ閉枠工程及び前記濾過工程において作動する第2油圧装置とを備える前記油圧シリンダに、
    前記第1油圧装置は高圧ポンプに連結する一方、第2油圧装置は低圧ポンプに連結し、前記閉枠工程において前記低圧ポンプにより第2シリンダを移動させ、前記濾過工程において前記高圧ポンプによる第1油圧装置の締め付け圧が前記低圧ポンプによる前記第2油圧装置の締め付け圧と略等しくなるまで、前記高圧ポンプと前記低圧ポンプとを双方駆動させた後前記高圧ポンプのみを駆動させて濾過を行ったのちに、前記圧搾工程において前記高圧ポンプにより前記第2シリンダの増し締めを行うことを特徴とする、濾過圧搾方法。

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