JP3636434B2 - 配信ルートサーバ装置、配信ルートサーバ方法、配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体及び配信ルートサーバプログラム - Google Patents

配信ルートサーバ装置、配信ルートサーバ方法、配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体及び配信ルートサーバプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットにおける自律システム(AS)間でBGP(BORDER GATEWAY PROTOCOL)経路表を配信する配信ルートサーバ装置、配信ルートサーバ方法、配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体及び配信ルートサーバプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットにおける自律システム間でのBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ方法では、最小コストとなる経路を選択するために、BGPルータ間でBGP経路を配信し合い、アプリケーションのパケットの転送経路を決定する。ここで、BGPルータとは、BGP(BORDER GATEWAY PROTOCOL)プロトコルに対応したルータをいう。
【0003】
ここで、BGP経路表とは、BGPルータ間における通信経路を示す表であり、各BGPルータ間で交換した経路情報に基づいて作成され、宛先と出回線とを対応付けたテーブルなどとしてあらわされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の配信ルートサーバ方法では、高品質の通信を確保しようとする観点からみると、以下の課題がある。
【0005】
第1に、従来の配信ルートサーバ方法では、1つのBGP経路表を用いているが、リンクバイリンクでのコスト(以下、「メトリック」という。)が通信経路のエンド−エンドの通信品質に関して、その通信品質をみるための各種の品質要素におけるどの品質要素について品質がよいのか不明であり、主観的であいまいな品質評価となっていた。
【0006】
即ち、通信品質をみるための品質要素としては、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケット等各種あるが、従来の配信ルートサーバ方法では、BGP経路表が1つしかないため、1つの品質要素(例えば、遅延)についてだけ品質評価され、各アプリケーションによる各種の要求(例えば、遅延及びスループットについての2つの通信品質)に同時に答えることができない。
【0007】
第2に、従来の配信ルートサーバ方法では、自律システムの外部の通信経路を選択するBGPルータのみにBGP経路表を配信しているため、自律システム内でトランジットするBGPルータが複数ある場合、即ち通信経路の一部となる自律システム内で当該通信経路となり得るBGPルータが複数ある場合に、通信経路とするBGPルータの選択の仕方によっては最適な通信品質を確保することができない。
【0008】
即ち、従来の配信ルートサーバ方法では、通信経路とする自律システムを選択することはできるが、その自律システム内における通信経路を細かく選択することができない。
【0009】
ここにおいて、本発明の解決すべき主要な目的は以下の通りである。
即ち、本発明の第1の目的は、インターネットにおける自律システム間でBGP経路表を配信する配信ルートサーバにおいて、各種の通信品質の態様(品質要素)にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を各BGPルータに配信することを可能とする配信ルートサーバ装置、配信ルートサーバ方法、配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体及び配信ルートサーバプログラムを提供せんとするものである。
【0010】
本発明の第2の目的は、インターネットにおける自律システム間でBGP経路表を配信する配信ルートサーバにおいて、通信経路とする自律システムの選択のみならず、通信経路とする自律システム内における通信経路をも細かく選択することを可能とする配信ルートサーバ装置、配信ルートサーバ方法、配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体及び配信ルートサーバプログラムを提供せんとするものである。
【0011】
本発明の他の目的は、明細書、図面、特に、特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと明らかとなろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明装置は、上記課題の解決に当たり、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表をネットワーク上のBGPルータへ配信する配信手段を有してなる構成手段を講じる特徴を有する。
【0013】
本発明方法は、上記課題の解決に当たり、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表をネットワーク上のBGPルータへ配信する配信処理を実施する構成手法を講じる特徴を有する。
【0014】
本発明記録媒体は、上記課題の解決に当たり、ネットワーク上に存在する複数の前記ルータそれぞれに接続して当該ルータそれぞれから経路情報を収集させる経路情報交換手順と、当該経路情報交換手順で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる経路表作成手順と、当該経路表作成手順で作成された複数の前記経路表を、前記ルータへ配信させる配信手順とを行うプログラムを実録した構成手続を講じる特徴を有する。
【0015】
本発明プログラムは、上記課題の解決に当たり、ネットワーク上に存在する複数の前記ルータそれぞれに接続して当該ルータそれぞれから経路情報を収集させる経路情報交換手順と、当該経路情報交換手順で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる経路表作成手順と、当該経路表作成手順で作成された複数の前記経路表を、前記ルータへ配信させる配信手順と、を実行させる構成手順を講じる特徴を有する。
【0016】
更に、具体的詳細に述べると、当該課題の解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念にわたる新規な特徴的構成手法、手段、手続又は手順を採用することにより、上記目的を達成するように為される。
【0017】
即ち、本発明装置の第1の特徴は、BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ装置であって、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を前記BGPルータへ配信する配信手段を有してなる配信ルートサーバ装置の構成採用にある。
【0018】
本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装置の第1の特徴における前記配信ルートサーバ装置が、前記ネットワーク上に存在する複数の前記BGPルータそれぞれに接続して、当該BGPルータそれぞれから経路情報を収集する経路情報交換手段と、当該経路情報交換手段が収集した経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成するBGP経路表作成手段と、をも有し、前記配信手段が、当該BGP経路表作成手段が作成した複数の前記BGP経路表を、前記BGPルータへ配信する機能を有してなる配信ルートサーバ装置の構成採用にある。
【0019】
本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装置の第2の特徴における前記BGP経路表作成手段が、前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成する機能を有してなる配信ルートサーバ装置の構成採用にある。
【0020】
本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装置の第2又は第3の特徴における前記BGPルータが、前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となるものであって、各自律システム間の通信経路を選択する外部向けBGPルータと、前記自律システムの構成要素となるものであって、当該自律システム内の通信経路を選択する内部向けBGPルータと、からなる配信ルートサーバ装置の構成採用にある。
【0021】
本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装置の第2、第3又は第4の特徴における前記経路情報交換手段が、前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集する機能を有し、前記配信手段が、前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、前記BGP経路表を配信する機能を有してなる配信ルートサーバ装置の構成採用にある。
【0022】
本発明方法の第1の特徴は、BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ方法であって、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を前記BGPルータへ配信する配信処理を実施してなる配信ルートサーバ方法の構成採用にある。
【0023】
本発明方法の第2の特徴は、BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ方法であって、前記ネットワーク上に存在する複数の前記BGPルータそれぞれに接続して、当該BGPルータそれぞれから経路情報を収集する経路情報交換処理と、当該経路情報交換処理で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成するBGP経路表作成処理と、当該BGP経路表作成処理で作成された複数の前記BGP経路表を、前記BGPルータへ配信する配信処理と、を順次一貫経由して実施してなる配信ルートサーバ方法の構成採用にある。
【0024】
本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方法の第2の特徴における前記BGP経路表作成処理が、前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成してなる配信ルートサーバ方法の構成採用にある。
【0025】
本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方法の第2又は第3の特徴における前記BGPルータが、前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となる外部向けBGPルータによる各自律システム間の通信経路を選択する処理と、前記自律システムの構成要素となる内部向けBGPルータによる当該自律システム内の通信経路を選択する処理と、を実施してなる配信ルートサーバ方法の構成採用にある。
【0026】
本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方法の第2、第3又は第4の特徴における前記経路情報交換処理が、前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集する処理を実施し、前記配信処理が、前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、前記BGP経路表を配信する処理を実施してなる配信ルートサーバ方法の構成採用にある。
【0027】
本発明記録媒体の第1の特徴は、ネットワークにおける通信経路を示す経路表をルータへ配信する配信ルートサーバプログラムをコンピュータ読取り可能に記録した記録媒体であって、前記ネットワーク上に存在する複数の前記ルータそれぞれに接続して、当該ルータそれぞれから経路情報を収集させる経路情報交換手順と、当該経路情報交換手順で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる経路表作成手順と、当該経路表作成手順で作成された複数の前記経路表を、前記ルータへ配信させる配信手順とを、順次踏んで一連に実行させる手続を実録してなる配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体の構成採用にある。
【0028】
本発明記録媒体の第2の特徴は、上記本発明記録媒体の第1の特徴における前記経路表作成手順が、前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる手続を実践してなる配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体の構成採用にある。
【0029】
本発明記録媒体の第3の特徴は、上記本発明記録媒体の第1又は第2の特徴における前記ルータが、前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となる外部向けルータによる各自律システム間の通信経路を選択する手順と、前記自律システムの構成要素となる内部向けルータによる当該自律システム内の通信経路を選択する手順と、を実行する手順を実践してなる配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体の構成採用にある。
【0030】
本発明記録媒体の第4の特徴は、上記本発明記録媒体の第1、第2又は第3の特徴における前記経路情報交換手順が、前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集させる手順を実行し、前記配信手順が、前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、前記経路表を配信させる手順を実行する、それぞれの手続を実践してなる配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体の構成採用にある。
【0031】
本発明記録媒体の第5の特徴は、上記本発明記録媒体の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記ネットワークが、BGPプロトコルで規定されており、前記経路表が、当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表であり、前記ルータが、当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を選択するBGPルータである配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体の構成採用にある。
【0032】
本発明プログラムの第1の特徴は、ネットワークにおける通信経路を示す経路表をルータへ配信する配信ルートサーバプログラムであって、前記ネットワーク上に存在する複数の前記ルータそれぞれに接続して、当該ルータそれぞれから経路情報を収集させる経路情報交換手順と、当該経路情報交換手順で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる経路表作成手順と、当該経路表作成手順で作成された複数の前記経路表を、前記ルータへ配信させる配信手順とを、順次踏んで一連に実行されてなる配信ルートサーバプログラムの構成採用にある。
【0033】
本発明プログラムの第2の特徴は、上記本発明プログラムの第1の特徴における前記経路表作成手順が、前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させてなる配信ルートサーバプログラムの構成採用にある。
【0034】
本発明プログラムの第3の特徴は、上記本発明プログラムの第1又は第2の特徴における前記ルータが、前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となる外部向けルータによる各自律システム間の通信経路を選択する手順と、前記自律システムの構成要素となる内部向けルータによる当該自律システム内の通信経路を選択する手順と、を実行してなる配信ルートサーバプログラムの構成採用にある。
【0035】
本発明プログラムの第4の特徴は、上記本発明プログラムの第1、第2又は第3の特徴における前記経路情報交換手順が、前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集させる手順を実行し、前記配信手順が、前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、前記経路表を配信させる手順からなる配信ルートサーバプログラムの構成採用にある。
【0036】
本発明プログラムの第5の特徴は、上記本発明プログラムの第1、第2、第3又は第4の特徴における前記ネットワークが、BGPプロトコルで規定されており、前記経路表が、当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表であり、前記ルータが、当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を選択するBGPルータである配信ルートサーバプログラムの構成採用にある。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を装置例、方法例、記録媒体例及びプログラム例につき説明する。
【0038】
なお、本発明は、遅延、遅延揺らぎ及びスループットなどの複数の通信品質要素に、それぞれ対応した複数のBGP経路表をBGPルータへ配信するものであり、これにより、各種の通信品質要素について客観的に最適な通信経路の選択を可能とするものであるが、本実施形態では、1つの配信ルートサーバ装置が各BGPルータへ複数のBGP経路表を配信する形態を挙げて説明するも、本発明はこれ等に限定されるものではなく、複数の配信ルートサーバ装置を用いた形態、或いは、配信ルートサーバ装置を用いず、配信ルートサーバ装置の代わりに各BGPルータが複数のBGP経路表を配信する形態としてもよい。
【0039】
(装置例)
図1は、本発明の装置例を構成要素とするネットワークの概念ブロック図である。
図中、10は本発明の装置例である配信ルートサーバ装置、AS1,AS2,AS3,AS4のそれぞれは自律システム、IXは各自律システム間でプロトコルの変換をせずに通信情報を交換するための交換装置である。
【0040】
そして、100は、BGPプロトコルのネットワークであり、配信ルートサーバ装置10、自律システムAS1〜AS4及び交換装置IXが接続されてなるネットワークである。
【0041】
ここで、各自律システムAS1〜AS4は、それぞれ複数のBGPルータを有している。その複数のBGPルータは、各自律システムAS1〜AS4間の通信経路を選択する外部向けBGPルータ1aと、自律システム内の通信経路を選択する内部向けBGPルータ1bとからなる。
【0042】
配信ルートサーバ装置10は、各自律システムAS1〜AS4の外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bの双方に接続して、それぞれのBGPルータから経路情報を収集し、その経路情報に基づいて、複数の通信品質要素(例えば、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス及びエラーパケットなど)にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を作成し、その複数のBGP経路表を各自律システムAS1〜AS4の外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bに配信するものである。
【0043】
図2は、本装置例である配信ルートサーバ装置10の概念ブロック図である。配信ルートサーバ装置10は、経路情報交換手段11と、BGP経路表作成手段12と、配信手段13を有している。
【0044】
経路情報交換手段11は、ネットワーク100上に存在する複数のBGPルータ(外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1b)それぞれにTCPコネクションして、その各BGPルータそれぞれにつき経路情報の交換及び収集をするものである。
【0045】
BGP経路表作成手段12は、経路情報交換手段11が収集した経路情報に基づいて、複数の通信品質要素(例えば、「遅延」、「遅延揺らぎ」、「スループット」、「パケットロス」、「エラーパケット」)にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を作成するものである。
【0046】
配信手段13は、BGP経路表作成手段12によって作成された複数のBGP経路表を、各自律システムAS1〜AS4の外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bの双方に、配信するものである。
【0047】
(方法例)
図3は、前記装置例に適用する本実施形態の方法例を示すフローチャートである。
前提として、各BGPルータ(外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1b)には、経路情報として、各リンク毎のBGP経路と、「遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケット」のそれぞれの通信品質要素についての情報と、が保持されているものとする。
【0048】
先ず、配信ルートサーバ装置10における経路情報交換手段11は、ネットワーク100上に存在する各外部向けBGPルータ1a及び各内部向けBGPルータ1bそれぞれにTCPコネクションして、その各BGPルータそれぞれにつき経路情報の交換及び収集をする(ST1)。
【0049】
この結果、各自律システムAS1〜AS4の内外全ての経路情報が経路情報交換手段11に収集される。従って、経路情報交換手段11は、各自律システムAS1〜AS4の内外全ての通信経路に関して、各通信品質要素毎にBGP経路表を作成するのに必要な情報を取得する。
【0050】
その後、配信ルートサーバ装置10における経路情報交換手段12は、ST1で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を作成する(ST2)。
【0051】
ここで、BGP経路表として、
1)遅延を最小にする通信経路を示す表、
2)遅延揺らぎを最小にする通信経路を示す表、
3)スループットを最大にする通信経路を示す表、
4)パケットロスを最小にする通信経路を示す表、
5)エラーパケットを最小にするパケットロス通信経路を示す表、
のそれぞれを作成する。なお、これら1)から5)に示す表の内の一部をBGP経路表として作成してもよい。
【0052】
また、BGP経路表を作成する具体的手法としては、例えば、最短経路を求める手法であるダイクストラのアルゴリズムを用いる。
【0053】
その後、配信ルートサーバ装置10における配信手段13は、BGP経路表作成手段12によって作成された上記1)から5)の5つのBGP経路表を、各自律システムAS1〜AS4の外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bの双方に、配信する(ST3)。即ち、配信手段13は、全ての外部向けBGPルータ1a及び全ての内部向けBGPルータ1bに、上述の5つののBGP経路表を配信する。
【0054】
これらにより、ネットワーク100上の存在する全ての外部向けBGPルータ1a及び全ての内部向けBGPルータ1bは、上述の5つののBGP経路表の内からアプリケーションが重視する通信品質要素に最適なBGP経路表を選択することが可能となる。
【0055】
また、各自律システムAS1〜AS4の外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bの双方がBGP経路表を受信するので、トランジットする、即ち実際に通信経路とされる自律システムの中に、BGPルータが複数存在する場合でも、各自律システムAS1〜AS4の内外の全ての通信経路に関して、最適な通信経路を選択することが可能となる。
【0056】
(記録媒体例、プログラム例)
前記装置例を制御し、前記方法例を実施する本実施形態の記録媒体例及びプログラム例を図1乃至図3を参照して説明する。
本プログラム例は、図3におけるST1を配信ルートサーバ装置10の経路情報交換手段11に実行させ、ST2を配信ルートサーバ装置10のBGP経路表作成手段12に実行させ、ST3を配信ルートサーバ装置10の配信手段13に実行させる手順とする。
【0057】
また、本プログラム例としては、配信ルートサーバ装置10を用いないこととして、図3におけるST1〜ST3を、外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bのいずれか、或いは両方に、実行させる手順としてもよい。
【0058】
本記録媒体例は、図3におけるST1〜ST3を実行するプログラムによる手続を配信ルートサーバ装置10に読取り可能に記録したものとする。
また、本記録媒体例としては、配信ルートサーバ装置10を用いないこととして、図3におけるST1〜ST3を実行するプログラムを、外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bのいずれか、或いは両方に、読取り可能に記録したものとしてもよい。
【0059】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、必ずしも上記した事項に限定されるものではなく、本発明の目的を達し、下記する効果を奏する範囲において、適宜変更実施可能である。例えば、上述の実施形態では、各自律システムAS1〜AS4それぞれが外部向けBGPルータ1a及び内部向けBGPルータ1bを有しているとしているが、これらの各自律システムAS1〜AS4のほかに外部向けBGPルータ1aのみを有する自律システムもネットワーク100に含まれていることとしてもよい。
【0060】
また、ネットワーク100、外部向けBGPルータ1a、内部向けBGPルータ1b及びBGP経路表がそれぞれBGPプロトコルで規定されているが、BGPプロトコルではないネットワーク、外部向けルータ、内部向けルータ及び経路表に、本発明を適用してもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表をBGPルータへ配信するので、各アプリケーションが重視する通信品質要素に最適なBGP経路表を選択することが可能となり、各種の通信品質要素にとって最適な通信経路を選択することが可能となる。
【0062】
また、各自律システムの外部向けBGPルータ及び内部向けBGPルータの双方がBGP経路表を受信することができるので、トランジットする、即ち実際に通信経路とされる自律システムの中に、BGPルータが複数存在する場合でも、各自律システムの内外の全ての通信経路に関して最適な通信経路を選択することが可能となる。即ち、通信経路とする自律システムの選択のみならず、通信経路とする自律システム内における通信経路に関しても、細かく最適な通信経路を選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である装置例を構成要素とするネットワークの概念ブロック図である。
【図2】同上の装置例である配信ルートサーバ装置10の概念ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態である方法例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a…外部向けBGPルータ
1b…内部向けBGPルータ
10…配信ルートサーバ装置
11…経路情報交換手段
12…BGP経路表作成手段
13…配信手段
100…ネットワーク
AS1,AS2,AS3,AS4…自律システム
IX…交換装置

Claims (20)

  1. BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ装置であって、
    複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を前記BGPルータへ配信する配信手段を有してなる、
    ことを特徴とする配信ルートサーバ装置。
  2. 前記配信ルートサーバ装置は、
    前記ネットワーク上に存在する複数の前記BGPルータそれぞれに接続して、当該BGPルータそれぞれから経路情報を収集する経路情報交換手段と、
    当該経路情報交換手段が収集した経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成するBGP経路表作成手段と、をも有し、
    前記配信手段は、
    当該BGP経路表作成手段が作成した複数の前記BGP経路表を、前記BGPルータへ配信する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信ルートサーバ装置。
  3. 前記BGP経路表作成手段は、
    前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の配信ルートサーバ装置。
  4. 前記BGPルータは、
    前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となるものであって、各自律システム間の通信経路を選択する外部向けBGPルータと、
    前記自律システムの構成要素となるものであって、当該自律システム内の通信経路を選択する内部向けBGPルータと、からなる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の配信ルートサーバ装置。
  5. 前記経路情報交換手段は、
    前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集する機能を有し、
    前記配信手段は、
    前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、前記BGP経路表を配信する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項2、3又は4に記載の配信ルートサーバ装置。
  6. BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ方法であって、
    複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数のBGP経路表を前記BGPルータへ配信する配信処理を実施する、
    ことを特徴とする配信ルートサーバ方法。
  7. BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表をBGPルータへ配信する配信ルートサーバ方法であって、
    前記ネットワーク上に存在する複数の前記BGPルータそれぞれに接続して、当該BGPルータそれぞれから経路情報を収集する経路情報交換処理と、
    当該経路情報交換処理で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成するBGP経路表作成処理と、
    当該BGP経路表作成処理で作成された複数の前記BGP経路表を、前記BGPルータへ配信する配信処理と、
    を順次一貫経由して実施する、
    ことを特徴とする配信ルートサーバ方法。
  8. 前記BGP経路表作成処理は、
    前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記BGP経路表を作成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の配信ルートサーバ方法。
  9. 前記BGPルータは、
    前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となる外部向けBGPルータによる各自律システム間の通信経路を選択する処理と、
    前記自律システムの構成要素となる内部向けBGPルータによる当該自律システム内の通信経路を選択する処理と、を実施する、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の配信ルートサーバ方法。
  10. 前記経路情報交換処理は、
    前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集する処理を実施し、
    前記配信処理は、
    前記外部向けBGPルータ及び前記内部向けBGPルータの双方に、前記BGP経路表を配信する処理を実施する、
    ことを特徴とする請求項7、8又は9に記載の配信ルートサーバ方法。
  11. ネットワークにおける通信経路を示す経路表をルータへ配信する配信ルートサーバプログラムをコンピュータ読取り可能に記録した記録媒体であって、
    前記ネットワーク上に存在する複数の前記ルータそれぞれに接続して、当該ルータそれぞれから経路情報を収集させる経路情報交換手順と、
    当該経路情報交換手順で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる経路表作成手順と、
    当該経路表作成手順で作成された複数の前記経路表を、前記ルータへ配信させる配信手順とを、
    順次踏んで一連に実行させる手続を実録してある、
    ことを特徴とする配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体。
  12. 前記経路表作成手順は、
    前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる手続を実践する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体。
  13. 前記ルータは、
    前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素となる外部向けルータによる各自律システム間の通信経路を選択する手順と、
    前記自律システムの構成要素となる内部向けルータによる当該自律システム内の通信経路を選択する手順と、を実行する手続を実践する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体。
  14. 前記経路情報交換手順は、
    前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集させる手順を実行し、
    前記配信手順は、
    前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、前記経路表を配信させる手順を実行する、
    それぞれの手続を実践する、
    ことを特徴とする請求項11、12又は13に記載の配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体。
  15. 前記ネットワークは、
    BGPプロトコルで規定されており、
    前記経路表は、
    当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表であり、
    前記ルータは、
    当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を選択するBGPルータである、
    ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記載の配信ルートサーバプログラムを記録した記録媒体。
  16. ネットワークにおける通信経路を示す経路表をルータへ配信する配信ルートサーバプログラムであって、
    前記ネットワーク上に存在する複数の前記ルータそれぞれに接続して、当該ルータそれぞれから経路情報を収集させる経路情報交換手順と、
    当該経路情報交換手順で収集された経路情報に基づいて、複数の通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる経路表作成手順と、
    当該経路表作成手順で作成された複数の前記経路表を、前記ルータへ配信させる配信手順とを、
    順次踏んで一連に実行させる、
    ことを特徴とする配信ルートサーバプログラム。
  17. 前記経路表作成手順は、
    前記複数の通信品質要素として、遅延、遅延揺らぎ、スループット、パケットロス、エラーパケットの内の1つ以上を採用して、当該採用した通信品質要素にそれぞれ対応した複数の前記経路表を作成させる、
    ことを特徴とする請求項16に記載の配信ルートサーバプログラム。
  18. 前記ルータは、
    前記ネットワーク上に複数存在する自律システムの構成要素と外部向けルータによる各自律システム間の通信経路を選択する手順と、
    前記自律システムの構成要素となる内部向けルータによる当該自律システム内の通信経路を選択する手順と、を実行する、
    ことを特徴とする請求項16又は17に記載の配信ルートサーバプログラム。
  19. 前記経路情報交換手順は、
    前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、接続してそれぞれから経路情報を収集させる手順からなり、
    前記配信手順は、
    前記外部向けルータ及び前記内部向けルータの双方に、前記経路表を配信させる手順からなる、
    ことを特徴とする請求項16、17又は18に記載の配信ルートサーバプログラム。
  20. 前記ネットワークは、
    BGPプロトコルで規定されており、
    前記経路表は、
    当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を示すBGP経路表であり、
    前記ルータは、
    当該BGPプロトコルのネットワークにおける通信経路を選択するBGPルータである、
    ことを特徴とする請求項16、17、18又は19に記載の配信ルートサーバプログラム。
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