JP3636266B2 - ウェブ・フォーン・ダイヤラー・システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イントラネットやインターネットにおけるウェブ・システムと自動電話発信システムとが連携したウェブ・フォーン・ダイヤラー・システム(Web Phone Dialler System)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電話を用いた通話システムでは、相手先オペレータへ電話をかける際には、相手先の電話番号に基づいて、電話機に設けられているダイヤルを操作するようにしている。
【0003】
また、近年、パソコン等のコンピュータと電話機能とを融合し、コンピュータから電話発信や受信などを行えるコンピュータ・テレフォニー・インテグレーション・システムも開発されている。ユーザはコンピュータで作業をしながら、その作業と一つとして、電話もコンピュータからかけることができる。この際にも、相手先の電話番号に基づいて、コンピュータの画面を操作しながら、ダイヤルを操作するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、ユーザは、相手先オペレータへ電話をする際に、予め個々の相手先電話番号を知っている必要がある。しかしながら、相手の電話番号の変更等が生じると、電話をしたい相手に対して電話をかけることができないことになるという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、相手の電話番号の変更が生じた場合でも、容易に相手に電話を掛けることができるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、所属と氏名と電話番号とを1レコードとするデータベースファイルが格納された電話帳データベースと、この電話帳データベースを用いて、所属及び氏名に対応する電話番号を検索するウェブ・サーバと、このウェブ・サーバと通信網によって接続されているとともに、電話への受発信を制御する電話発信機構を有する複数のクライアントとから構成され、上記クライアントは、さらに、自らのクライアントを使用するオペレータの在席/不在を登録する在席/不在登録機構と、他のクライアントに対して在席/不在を確認する在席/不在確認機構とを備え、上記電話帳データベースのデータベースファイルの1レコードには、さらに、IPアドレスを備えており、上記電話帳データベースと上記ウェブ・サーバと上記複数のクライアントは、インターネットを介して接続されるとともに、上記複数のクライアントは、さらに、電話回線交換網に接続され、上記ウェブ・サーバは、発信元の上記クライアントからの相手先の上記クライアントを使用するオペレータの所属及び氏名の問い合わせに対して、上記電話帳データベースを用いて、対応する電話番号及び上記相手先のクライアントのIPアドレスを取得し、上記インターネットを介して発信元のクライアントに上記電話番号及び上記相手先のクライアントのIPアドレスを返答し、上記発信元のクライアントの上記在席/不在確認機構は、上記IPアドレスを用いて、上記相手先のクライアントの上記在席/不在登録機構に対して、上記相手先のクライアントを使用するオペレータの在席/不在を確認し、上記発信元のクライアントが在席しているときに、上記電話発信機能を用いて、上記相手先のクライアントに電話回線交換網を介して電話を接続するようにしたものである。
かかる構成により、相手の電話番号を検索した上で、相手先クライアントに電話をかけるようにしているため、相手の電話番号が変わった場合にも、一元管理されている電話帳データベースによって最新の電話番号を得ることができるため、電話の掛け間違いを容易に防止し得るものとなる。また、検索して得られたIPアドレスを用いて、相手先クライアントの在席/不在確認機構に対して、予め、在席/不在を確認できるため、不在時の不要な電話呼び出しを防止し得るものとなる。
【0008】
さらに、上記通信網に接続されたメールサーバを備え、上記クライアントは、さらに、メール送受信機構を備え、上記電話帳データベースのデータベースファイルの1レコードには、さらに、メールアドレスを備えており、上記ウェブ・サーバは、発信元の上記クライアントからの相手先の上記クライアントを使用するオペレータの所属及び氏名の問い合わせに対して、上記電話帳データベースを用いて、対応するメールアドレスを返答し、上記発信元のクライアントの上記メール送受信機構は、上記発信元のクライアントが不在のときに、上記メールアドレスを用いて、上記相手先のクライアントに対するメールを上記メールサーバに送信するようにしたものである。
かかる構成によれば、相手が不在のときには、予め得られているメールアドレスに対してメールを送ることができるため、不在時の連絡も容易に行い得るものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を用いて、本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムについて説明する。
最初に、図1を用いて、本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムの全体システム構成について説明する。
【0010】
以下の説明において、ウェブ(Web)とは、イントラネットやインターネットで接続されたコンピュータから、ハイパーテキスト感覚でビジュアルに情報を見ることのできるシステムである。ウェブにおいて、情報を蓄積しているコンピュータをウェブ・サーバといい、情報を検索できるコンピュータをウェブ・クライアントという。また、全体を総称してウェブ・システムという。また、イントラネット(Intra−net)やインターネット(Internet)とは、コンピュータ同士がある共通のプロトコル上で通信することのできる通信網(ネットワーク)である。
【0011】
ウェブ・サーバ10は、ネットワーク30を介して、発信元クライアント100,受信元クライアント200,メールサーバ40に接続されており、ウェブ・システムを構成している。
【0012】
ウェブ・サーバ10は、電話帳データベース20を有している。電話帳データベース20は、各個人の所属や氏名と電話番号,IPアドレスやメールアドレス等のデータを格納しているものであり、その詳細については、図2を用いて後述する。インターネット・プロトコル・アドレス(IPアドレス)は、インターネット上で使用するマシン固有のグローバルなネットワーク・アドレスである。電話帳データベース20は、ウェブ・サーバ10から独立したものであってもよい。
【0013】
発信元クライアント100及び受信元クライアント200は、パソコン等のコンピュータと電話機能とを融合し、コンピュータから電話発信や受信などを行えるコンピュータ・テレフォニー・インテグレーション・システムである。発信元クライアント100は、ネットワーク30を介して、ウェブ・サーバ10にアクセスすることができ、電話帳データベース20に格納されているデータを検索することができる。
【0014】
また、発信元クライアント100及び受信元クライアント200は、電話交換機であるPBX50及び通信回線を介して互いに接続されている。従って、相手先オペレータへ電話をする際に、発信元クライアント100を操作することによって、PBX50を介して、相手先クライアント200を呼び出すことにより、相手に電話をかけることができる。
【0015】
メールサーバ40は、発信元クライアント100からネットワーク30を介して送られたボイスメールを、ネットワーク30を介して相手先クライアント200に送ることができる。ここで、ボイスメールとは、アナログの音声をデジタル化して、コンピュータでその音声をファイルとして転送し、受信側ではデジタルの音声をアナログに変換して、もとの音声を聞くことのできるメールである。
【0016】
次に、発信元クライアント100から受信先クライアント200に対して電話をかける際の全体的な流れについて簡単に説明する。なお、ウェブ・サーバ10,発信元クライアント100,受信元クライアント200,メールサーバ40の個々の構成及び動作については、後述する。
【0017】
最初に、発信元のオペレータは、発信元クライアント100を操作して、ウェブ・サーバ10にアクセスして、電話をかけたい相手オペレータの電話番号を検索する。ここで、ウェブ・サーバ10は、電話帳データベース20を用いて、発信元クライアント100から入力されて相手オペレータの所属や氏名に基づいて、相手先クライアント200の電話番号やIPアドレスやメールアドレスを取得する。
【0018】
次に、発信元クライアント100は、取得したIPアドレスを用いて、ネットワーク30を介して相手先クライアント200にアクセスし、相手先クライアント200を利用している相手オペレータの在席/不在を確認する。
【0019】
そして、在席している際には、発信元クライアント100は、取得した電話番号を用いて、PBX50を介して相手先クライアント200に電話を掛ける。相手オペレータが不在の際には、発信元クライアント100は、取得したメールアドレスを用いて、ネットワーク30を介して、ボイスメールをメールサーバ40に送信する。席に戻った相手オペレータは、相手先クライアント200を操作して、メールサーバ40からボイスメールを取得する。
【0020】
次に、図2を用いて、電話帳データベース20のデータ構成について説明する。
【0021】
電話帳データベース20には、相手オペレータの所属11と、氏名12と、使用しているコンピュータのIPアドレス13と、電話番号14と、メールアドレス15を1レコードとして登録されている。所属11としては、図示するような「A工場 設計部」や「B支社 営業部」のように登録されている。氏名12としては、「田中一郎」のように、姓名が登録されている。IPアドレス13としては、「158.214.xx.xx」のように登録されている。電話番号14としては、「03ーxxxx−xxxx」のように登録されている。メールアドレス15としては、「tanaka@」のように登録されている。
【0022】
これらのデータは、各サイト(たとえば部門単位)で一元化されて管理されている。従って、「田中一郎」について、その所属,IPアドレス,電話番号,メールアドレス等に変更があった際には、その都度訂正されており、最近のデータが登録されている。
【0023】
次に、図3を用いて、発信元クライアント100の構成について説明する。なお、受信先クライアント200も発信元クライアント100と同様に構成されているので、ここでは、発信元クライアント100を例にとって説明する。
【0024】
発信クライアント100は、相手先クライアント200へTAPIあるいはTSAPIインターフェースより電話発信を行う電話発信機能とハンドセット105からの音声を入力する音声入力機能をもつ電話機構110を有している。ここで、TAPIとは、Telephony Application Program Interfaceの略であり、TSAPIとは、Telephony Service Application Program Interfaceの略である。いずれのインターフェースもコンピュータから電話への発信や受信を制御することのできるプログラム ・インターフェースである。
【0025】
電話機構110は、電話発信機能を用いて、相手先クライアントの電話番号に対して、電話発信を行い、電話機115及びPBX50を介して、相手先クライアントと接続することができる。
【0026】
ネットワーク制御機構120は、発信元クライアント100のウェブ・ブラウザ125と、ウェブ・データベース受信機構130と、メール送受信機構135と、在席/不在登録機構140と、在席/不在確認機構145とをネットワーク30に対して接続する。
【0027】
ウェブ・ブラウザ125は、ウェブ・サーバ10へのアクセスを行うものである。ウェブ・データベース受信機構130は、ウェブ・サーバ10から送られてくる電話帳データベース20の中の相手オペレータの情報を受信するものである。メール送受信機構135は、オペレータが不在時にボイスメールを送受信するものである。在席/不在登録機構140は、発信元のオペレータが、発信元クライアントの位置にいるときには、入力手段を用いて、「在席」として登録し、不在時若しくは席時には、「不在」を登録し、在席/不在の登録を行うものである。在席/不在確認機構145は、相手先クライアントに対して、相手のオペレータの在席/不在の確認を行うものである。在席/不在確認機構145は、相手先クライアント200の中の在席/不在登録機構140にアクセスして、在席/不在の情報を得ることにより、相手のオペレータの在席/不在を確認する。
【0028】
ウェブ・ブラウザ125と、ウェブ・データベース受信機構130と、メール送受信機構135と、在席/不在登録機構140と、在席/不在確認機構145は、アプリケーション・プログラム150によって制御される。ダイヤル送信機構155は、アプリケーション・プログラム150から相手先クライアントの電話番号を受け取り、電話機構110へダイヤリングする。
【0029】
また、発信元クライアント100は、表示出力手段として、CRT160を備え、入力手段として、キーボード165及びマウス170を備えている。
各機構110,120,…,155の動作については、図6を用いて後述する。
【0030】
次に、図4を用いて、ウェブ・サーバ10の構成について説明する。
【0031】
ウェブ・サーバ10は、ネットワーク制御機構12を備えている。ネットワーク制御機構12は、ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14と、検索結果送信機構16と、データベース・アクセス機構18とをネットワーク30に対して接続する。ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14は、クライアント100,200からウェブ・サーバ10に対するアクセスを受信し、また、ウェブ・サーバ10からクライアント100,200に対するアクセスを送信する。検索結果送信機構16は、発信元クライアント100からの相手オペレータの氏名に関する検索アクセスに応じて、電話帳データベース20を用いて検索した相手クライアント200に関するデータである電話番号14とIPアドレス13とメールアドレス15の情報を発信クライアント100へ返送する。データベース・アクセス機構18は、電話帳データベース20をアクセスする。各機構12,…,18の動作については、図6を用いて後述する。
【0032】
次に、図5を用いて、メールサーバ40の構成について説明する。
【0033】
メールサーバ40は、ネットワーク制御機構42を備えている。ネットワーク制御機構42は、メール送受信機構44と、ボイスメール蓄積機構46とをネットワーク30に対して接続する。メール送受信機構44は、メールの受け付けや送受信管理を行うものである。ボイスメール蓄積機構46は、発信元クライアント100から送られてきたボイスメールを蓄積する。各機構42,…,46の動作については、図6を用いて後述する。
【0034】
次に、図6を用いて、本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおける動作について説明する。
【0035】
最初に、一般的なウェブへのアクセスについて説明する。
ステップ602において、発信元クライアント100は、電話をかけたい相手オペレータが使用している相手先クライアント200に電話をかけたい時、まず発信元クライアント100は、一般的なウェブへのアクセスの通り、ウェブ・サーバ10に接続する。
このとき、図3に示した発信元クライアント100は、ウェブ・ブラウザ125からネットワーク制御機構120及びネットワーク30を介して、ウェブ・サーバ10に接続する。
【0036】
ステップ632において、ウェブ・サーバ10は、要求されたウェブ情報(例えば、電話帳のメニュー情報)を、図4に示したウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14を通じて、発信元クライアント100へ返送する。
ここで、ウェブ・サーバ10では、事前にネットワーク制御機構12にてネットワーク30との接続がされており、発信元クライアント100から、ウェブへのアクセスがあると、ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14が起動して、要求されたウェブ情報を発信元クライアント100へ返送する。
【0037】
ステップ604において、発信元クライアント100は、ウェブ上の電話帳のメニュー情報から、会話したい相手の所属または氏名の選択情報を入力する。選択情報の入力は、図7に示したような画面を用いて行われる。
【0038】
ここで、図7を用いて、選択情報の入力方法について説明する。
ウェブ上の電話帳のメニュー情報は、最初は、図7(A)に示すようになっている。図7(A)は、図3に示した送信元クライアント100のCRT160の表示画面を示している。画面上には、「所属」及び「氏名」の表示がなされており、発信元のオペレータは、図3のマウス170等の入力手段を用いて、いずれかを選択する。通常の操作では、「所属」をマウス170でクリックして選択する。
【0039】
「所属」が選択されると、ウェブ・サーバ10は、図7(B)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「A工場」,「B工場」,…,「X支店」,「Y支店」,…のように、大まかな所属が表示される。それに対して、発信元のオペレータは、相手先の該当する所属を選択する。
【0040】
例えば、「A工場」の「田中」さんに電話をしたい場合には、「A工場」が選択され、ウェブ・サーバ10は、図7(C)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「あ」,…,「ん」の50音が表示され、「姓」の頭の文字の入力を促すメッセージも表示される。
【0041】
そこで、「田中」の頭文字である「た」を選択すると、ウェブ・サーバ10は、図7(D)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「田中」を含む「た」を頭文字とする姓であって、「A工場」にいる者の姓が表示される。
【0042】
次に、「田中」を選択すると、ウェブ・サーバ10は、図7(E)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「田中一郎,A工場設計部」のように、「田中」を姓とする者の一覧表が、所属とともに表示される。
【0043】
この表の中から電話をかけたい相手を選択する。例えば、「田中一郎」を選択することにより、ステップ604における相手の選択情報の入力が終了する。なお、このステップ604においては、相手の所属と氏名を直接入力してもいいが、上述した方法によれば、容易に目的とする相手の入力することができる。
【0044】
次に、ステップ634において、ウェブ・サーバ10は、選択情報からデータベース検索を行う。即ち、ウェブ・サーバ10は、図4に示したデータベース・アクセス機構18を通じて、図2に示したようなデータ構成を有している電話帳データベース20の検索を行う。
該当する相手の情報がヒットされると、ステップ636において、ウェブ・サーバ10は、検索結果の情報を発信元クライアント100に送信する。即ち、ウェブ・サーバ10の検索結果送信機構16は、相手先の電話番号24とIPアドレス23とメールアドレス25の情報を、ウェブ・データベース・アクセス送受信機構14を通じて、発信元クライアント100へ返送する。
【0045】
次に、ステップ606において、発信元クライアント100は、情報を受信する。即ち、発信元クライアント100は、ウェブ・サーバ10から送信されてくる電話番号24とIPアドレス23とメールアドレス25の情報を、図3に示したウェブ・データベース受信機構130にて受け取る。
【0046】
次に、ステップ608において、発信元クライアント100は、相手の在席確認を行う。即ち、発信元クライアント100は、アプリケーション・プログラム150を起動する。アプリケーション・プログラム150は、在席/不在確認機構145を用いて、ネットワーク30を介して、受信したIPアドレス13に対して、相手オペレータの在席/不在確認の要求を送る。一方、相手先クライアント200には、ステップ652において、内部の在席/不在登録機構に、在席/不在のいずれかを登録してある。登録の方法としては、相手先クライアント200のCRTの画面上に、通常は、「在席」の表示を行い、離席するときや不在とするときには、「在席」をクリックして、「不在」に表示を変えることにより、相手先クライアント200の在席/不在登録機構には、在席/不在のいずれかを登録することができる。相手先クライアント200は、送信元クライアント100からの確認要求に対しては、在席/不在のいすれかの情報を返送する。なお、相手先クライアント200の電源がオフとなっているときには、送信元クライアント100からの確認要求がタイムアウトすることにより、在席/不在確認機構145は、不在と判断する。
【0047】
以下においては、在席の場合と、不在の場合とに分けて説明する。最初に、在席している場合について説明する。
相手先クライアント200の在席確認がとれると、ステップ610において、発信元クライアント100のアプリケーション・プログラム150は、自動ダイヤル発信を行う。即ち、アプリケーション・プログラム150は、ウェブ・データベース受信機構130によって受信した相手先クライアント200の電話番号24を、ダイヤル送信機構155に渡す。ダイヤル送信機構155は、電話発信をTAPIあるいはTSAPIインターフェースをもつ電話機構110を通じて、発信を行う。
【0048】
相手先クライアント200と接続されると、ステップ612において、ハンドセット105等を用いて会話が可能となる。
【0049】
一方、ステップ654において、相手先クライアント200は、発信元クライアントと接続されることとなり、ハンドセット105等を用いて会話が可能となる。
【0050】
次に、相手オペレータが不在時のときについて説明する。
ステップ614において、発信元クライアント100のアプリケーション・プログラム150は、音声登録を行う。即ち、アプリケーション・プログラム150は、音声入力をもつ電話機構110より発信元クライアント100の音声登録を促し、伝えたい内容を音声にて登録し、ファイルとして格納する。
【0051】
そして、ステップ616において、発信元クライアント100のアプリケーション・プログラム150は、ボイスメールをメールサーバ40に送信する。即ち、アプリケーション・プログラム150は、既にウェブ・データベース受信機構130より受信した相手先クライアント200のメールアドレスを用いて、メールサーバ40に対して、メール送受信機構135により格納したファイルの中のボイスメール(内容は登録された音声ファイル)の送信を行う。
【0052】
ステップ672において、メールサーバ40は、メールを受け付ける。メールサーバ40は、ネットワーク制御機構42を通じて、メール送受信機構44により、メールの受信を行い、ボイスメール蓄積機構46に蓄積する。
【0053】
次に、ステップ674において、メールサーバ40は、メールの着信を相手先クライアント200に連絡する。
【0054】
一方、ステップ656において、相手先クライアント200は、着席時に在席/不在登録機構140を解除し、メール送受信機構135によりメールサーバ40からメールの来ている旨を知ると、メールの内容がテキストであれば内容を見て、音声であれば、電話機構110を通じて聞くことで、不在時の伝達も可能となる。
【0055】
以上説明したように、相手の所属氏名に対応して電話番号等の登録されている電話帳データベースを用いて、相手の電話番号を検索した上で、相手先クライアントに電話をかけるようにしているため、相手の電話番号が変わった場合にも、一元管理されている電話帳データベースによって最新の電話番号を得ることができるため、電話の掛け間違いを容易に防止できるものとなる。
【0056】
また、電話番号とともに検索して得られたIPアドレスを用いて、相手先クライアントの在席/不在確認機構に対して、予め、在席/不在を確認できるため、不在時の不要な電話呼び出しを防止することができる。
【0057】
さらに、相手が不在のときには、予め得られているメールアドレスに対してメールを送ることができるため、不在時の連絡も容易に行い得るものとなる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、相手の電話番号の変更が生じた場合でも、容易に相手に電話を掛けることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムの全体構成を示すシステム図である。
【図2】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いる電話帳データベースのデータ構成の説明図である。
【図3】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いる発信元クライアントの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いるウェブ・サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いるメールサーバの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおける動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおける選択情報の入力方法を説明する表示画面の説明図である。
【符号の説明】
10…ウェブ・サーバ
12…ネットワーク制御機構
14…ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構
16…検索結果送信機構
18…データベース・アクセス機構
20…電話帳データベース
30…ネットワーク
40…メールサーバ
42…ネットワーク制御機構
44…メール送受信機構
46…ボイスメール蓄積機構
50…PBX
100…発信元クライアント
105…ハンドセット
110…電話機構
115…電話機
120…ネットワーク制御機構
125…ウェブ・ブラウザ
130…ウェブ・データベース受信機構
135…メール送受信機構
140…在席/不在登録機構
145…在席/不在確認機構
150…アプリケーション・プログラム
155…ダイヤル送信機構
200…相手先クライアント
【発明の属する技術分野】
本発明は、イントラネットやインターネットにおけるウェブ・システムと自動電話発信システムとが連携したウェブ・フォーン・ダイヤラー・システム(Web Phone Dialler System)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電話を用いた通話システムでは、相手先オペレータへ電話をかける際には、相手先の電話番号に基づいて、電話機に設けられているダイヤルを操作するようにしている。
【0003】
また、近年、パソコン等のコンピュータと電話機能とを融合し、コンピュータから電話発信や受信などを行えるコンピュータ・テレフォニー・インテグレーション・システムも開発されている。ユーザはコンピュータで作業をしながら、その作業と一つとして、電話もコンピュータからかけることができる。この際にも、相手先の電話番号に基づいて、コンピュータの画面を操作しながら、ダイヤルを操作するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、ユーザは、相手先オペレータへ電話をする際に、予め個々の相手先電話番号を知っている必要がある。しかしながら、相手の電話番号の変更等が生じると、電話をしたい相手に対して電話をかけることができないことになるという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、相手の電話番号の変更が生じた場合でも、容易に相手に電話を掛けることができるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、所属と氏名と電話番号とを1レコードとするデータベースファイルが格納された電話帳データベースと、この電話帳データベースを用いて、所属及び氏名に対応する電話番号を検索するウェブ・サーバと、このウェブ・サーバと通信網によって接続されているとともに、電話への受発信を制御する電話発信機構を有する複数のクライアントとから構成され、上記クライアントは、さらに、自らのクライアントを使用するオペレータの在席/不在を登録する在席/不在登録機構と、他のクライアントに対して在席/不在を確認する在席/不在確認機構とを備え、上記電話帳データベースのデータベースファイルの1レコードには、さらに、IPアドレスを備えており、上記電話帳データベースと上記ウェブ・サーバと上記複数のクライアントは、インターネットを介して接続されるとともに、上記複数のクライアントは、さらに、電話回線交換網に接続され、上記ウェブ・サーバは、発信元の上記クライアントからの相手先の上記クライアントを使用するオペレータの所属及び氏名の問い合わせに対して、上記電話帳データベースを用いて、対応する電話番号及び上記相手先のクライアントのIPアドレスを取得し、上記インターネットを介して発信元のクライアントに上記電話番号及び上記相手先のクライアントのIPアドレスを返答し、上記発信元のクライアントの上記在席/不在確認機構は、上記IPアドレスを用いて、上記相手先のクライアントの上記在席/不在登録機構に対して、上記相手先のクライアントを使用するオペレータの在席/不在を確認し、上記発信元のクライアントが在席しているときに、上記電話発信機能を用いて、上記相手先のクライアントに電話回線交換網を介して電話を接続するようにしたものである。
かかる構成により、相手の電話番号を検索した上で、相手先クライアントに電話をかけるようにしているため、相手の電話番号が変わった場合にも、一元管理されている電話帳データベースによって最新の電話番号を得ることができるため、電話の掛け間違いを容易に防止し得るものとなる。また、検索して得られたIPアドレスを用いて、相手先クライアントの在席/不在確認機構に対して、予め、在席/不在を確認できるため、不在時の不要な電話呼び出しを防止し得るものとなる。
【0008】
さらに、上記通信網に接続されたメールサーバを備え、上記クライアントは、さらに、メール送受信機構を備え、上記電話帳データベースのデータベースファイルの1レコードには、さらに、メールアドレスを備えており、上記ウェブ・サーバは、発信元の上記クライアントからの相手先の上記クライアントを使用するオペレータの所属及び氏名の問い合わせに対して、上記電話帳データベースを用いて、対応するメールアドレスを返答し、上記発信元のクライアントの上記メール送受信機構は、上記発信元のクライアントが不在のときに、上記メールアドレスを用いて、上記相手先のクライアントに対するメールを上記メールサーバに送信するようにしたものである。
かかる構成によれば、相手が不在のときには、予め得られているメールアドレスに対してメールを送ることができるため、不在時の連絡も容易に行い得るものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を用いて、本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムについて説明する。
最初に、図1を用いて、本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムの全体システム構成について説明する。
【0010】
以下の説明において、ウェブ(Web)とは、イントラネットやインターネットで接続されたコンピュータから、ハイパーテキスト感覚でビジュアルに情報を見ることのできるシステムである。ウェブにおいて、情報を蓄積しているコンピュータをウェブ・サーバといい、情報を検索できるコンピュータをウェブ・クライアントという。また、全体を総称してウェブ・システムという。また、イントラネット(Intra−net)やインターネット(Internet)とは、コンピュータ同士がある共通のプロトコル上で通信することのできる通信網(ネットワーク)である。
【0011】
ウェブ・サーバ10は、ネットワーク30を介して、発信元クライアント100,受信元クライアント200,メールサーバ40に接続されており、ウェブ・システムを構成している。
【0012】
ウェブ・サーバ10は、電話帳データベース20を有している。電話帳データベース20は、各個人の所属や氏名と電話番号,IPアドレスやメールアドレス等のデータを格納しているものであり、その詳細については、図2を用いて後述する。インターネット・プロトコル・アドレス(IPアドレス)は、インターネット上で使用するマシン固有のグローバルなネットワーク・アドレスである。電話帳データベース20は、ウェブ・サーバ10から独立したものであってもよい。
【0013】
発信元クライアント100及び受信元クライアント200は、パソコン等のコンピュータと電話機能とを融合し、コンピュータから電話発信や受信などを行えるコンピュータ・テレフォニー・インテグレーション・システムである。発信元クライアント100は、ネットワーク30を介して、ウェブ・サーバ10にアクセスすることができ、電話帳データベース20に格納されているデータを検索することができる。
【0014】
また、発信元クライアント100及び受信元クライアント200は、電話交換機であるPBX50及び通信回線を介して互いに接続されている。従って、相手先オペレータへ電話をする際に、発信元クライアント100を操作することによって、PBX50を介して、相手先クライアント200を呼び出すことにより、相手に電話をかけることができる。
【0015】
メールサーバ40は、発信元クライアント100からネットワーク30を介して送られたボイスメールを、ネットワーク30を介して相手先クライアント200に送ることができる。ここで、ボイスメールとは、アナログの音声をデジタル化して、コンピュータでその音声をファイルとして転送し、受信側ではデジタルの音声をアナログに変換して、もとの音声を聞くことのできるメールである。
【0016】
次に、発信元クライアント100から受信先クライアント200に対して電話をかける際の全体的な流れについて簡単に説明する。なお、ウェブ・サーバ10,発信元クライアント100,受信元クライアント200,メールサーバ40の個々の構成及び動作については、後述する。
【0017】
最初に、発信元のオペレータは、発信元クライアント100を操作して、ウェブ・サーバ10にアクセスして、電話をかけたい相手オペレータの電話番号を検索する。ここで、ウェブ・サーバ10は、電話帳データベース20を用いて、発信元クライアント100から入力されて相手オペレータの所属や氏名に基づいて、相手先クライアント200の電話番号やIPアドレスやメールアドレスを取得する。
【0018】
次に、発信元クライアント100は、取得したIPアドレスを用いて、ネットワーク30を介して相手先クライアント200にアクセスし、相手先クライアント200を利用している相手オペレータの在席/不在を確認する。
【0019】
そして、在席している際には、発信元クライアント100は、取得した電話番号を用いて、PBX50を介して相手先クライアント200に電話を掛ける。相手オペレータが不在の際には、発信元クライアント100は、取得したメールアドレスを用いて、ネットワーク30を介して、ボイスメールをメールサーバ40に送信する。席に戻った相手オペレータは、相手先クライアント200を操作して、メールサーバ40からボイスメールを取得する。
【0020】
次に、図2を用いて、電話帳データベース20のデータ構成について説明する。
【0021】
電話帳データベース20には、相手オペレータの所属11と、氏名12と、使用しているコンピュータのIPアドレス13と、電話番号14と、メールアドレス15を1レコードとして登録されている。所属11としては、図示するような「A工場 設計部」や「B支社 営業部」のように登録されている。氏名12としては、「田中一郎」のように、姓名が登録されている。IPアドレス13としては、「158.214.xx.xx」のように登録されている。電話番号14としては、「03ーxxxx−xxxx」のように登録されている。メールアドレス15としては、「tanaka@」のように登録されている。
【0022】
これらのデータは、各サイト(たとえば部門単位)で一元化されて管理されている。従って、「田中一郎」について、その所属,IPアドレス,電話番号,メールアドレス等に変更があった際には、その都度訂正されており、最近のデータが登録されている。
【0023】
次に、図3を用いて、発信元クライアント100の構成について説明する。なお、受信先クライアント200も発信元クライアント100と同様に構成されているので、ここでは、発信元クライアント100を例にとって説明する。
【0024】
発信クライアント100は、相手先クライアント200へTAPIあるいはTSAPIインターフェースより電話発信を行う電話発信機能とハンドセット105からの音声を入力する音声入力機能をもつ電話機構110を有している。ここで、TAPIとは、Telephony Application Program Interfaceの略であり、TSAPIとは、Telephony Service Application Program Interfaceの略である。いずれのインターフェースもコンピュータから電話への発信や受信を制御することのできるプログラム ・インターフェースである。
【0025】
電話機構110は、電話発信機能を用いて、相手先クライアントの電話番号に対して、電話発信を行い、電話機115及びPBX50を介して、相手先クライアントと接続することができる。
【0026】
ネットワーク制御機構120は、発信元クライアント100のウェブ・ブラウザ125と、ウェブ・データベース受信機構130と、メール送受信機構135と、在席/不在登録機構140と、在席/不在確認機構145とをネットワーク30に対して接続する。
【0027】
ウェブ・ブラウザ125は、ウェブ・サーバ10へのアクセスを行うものである。ウェブ・データベース受信機構130は、ウェブ・サーバ10から送られてくる電話帳データベース20の中の相手オペレータの情報を受信するものである。メール送受信機構135は、オペレータが不在時にボイスメールを送受信するものである。在席/不在登録機構140は、発信元のオペレータが、発信元クライアントの位置にいるときには、入力手段を用いて、「在席」として登録し、不在時若しくは席時には、「不在」を登録し、在席/不在の登録を行うものである。在席/不在確認機構145は、相手先クライアントに対して、相手のオペレータの在席/不在の確認を行うものである。在席/不在確認機構145は、相手先クライアント200の中の在席/不在登録機構140にアクセスして、在席/不在の情報を得ることにより、相手のオペレータの在席/不在を確認する。
【0028】
ウェブ・ブラウザ125と、ウェブ・データベース受信機構130と、メール送受信機構135と、在席/不在登録機構140と、在席/不在確認機構145は、アプリケーション・プログラム150によって制御される。ダイヤル送信機構155は、アプリケーション・プログラム150から相手先クライアントの電話番号を受け取り、電話機構110へダイヤリングする。
【0029】
また、発信元クライアント100は、表示出力手段として、CRT160を備え、入力手段として、キーボード165及びマウス170を備えている。
各機構110,120,…,155の動作については、図6を用いて後述する。
【0030】
次に、図4を用いて、ウェブ・サーバ10の構成について説明する。
【0031】
ウェブ・サーバ10は、ネットワーク制御機構12を備えている。ネットワーク制御機構12は、ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14と、検索結果送信機構16と、データベース・アクセス機構18とをネットワーク30に対して接続する。ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14は、クライアント100,200からウェブ・サーバ10に対するアクセスを受信し、また、ウェブ・サーバ10からクライアント100,200に対するアクセスを送信する。検索結果送信機構16は、発信元クライアント100からの相手オペレータの氏名に関する検索アクセスに応じて、電話帳データベース20を用いて検索した相手クライアント200に関するデータである電話番号14とIPアドレス13とメールアドレス15の情報を発信クライアント100へ返送する。データベース・アクセス機構18は、電話帳データベース20をアクセスする。各機構12,…,18の動作については、図6を用いて後述する。
【0032】
次に、図5を用いて、メールサーバ40の構成について説明する。
【0033】
メールサーバ40は、ネットワーク制御機構42を備えている。ネットワーク制御機構42は、メール送受信機構44と、ボイスメール蓄積機構46とをネットワーク30に対して接続する。メール送受信機構44は、メールの受け付けや送受信管理を行うものである。ボイスメール蓄積機構46は、発信元クライアント100から送られてきたボイスメールを蓄積する。各機構42,…,46の動作については、図6を用いて後述する。
【0034】
次に、図6を用いて、本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおける動作について説明する。
【0035】
最初に、一般的なウェブへのアクセスについて説明する。
ステップ602において、発信元クライアント100は、電話をかけたい相手オペレータが使用している相手先クライアント200に電話をかけたい時、まず発信元クライアント100は、一般的なウェブへのアクセスの通り、ウェブ・サーバ10に接続する。
このとき、図3に示した発信元クライアント100は、ウェブ・ブラウザ125からネットワーク制御機構120及びネットワーク30を介して、ウェブ・サーバ10に接続する。
【0036】
ステップ632において、ウェブ・サーバ10は、要求されたウェブ情報(例えば、電話帳のメニュー情報)を、図4に示したウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14を通じて、発信元クライアント100へ返送する。
ここで、ウェブ・サーバ10では、事前にネットワーク制御機構12にてネットワーク30との接続がされており、発信元クライアント100から、ウェブへのアクセスがあると、ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構14が起動して、要求されたウェブ情報を発信元クライアント100へ返送する。
【0037】
ステップ604において、発信元クライアント100は、ウェブ上の電話帳のメニュー情報から、会話したい相手の所属または氏名の選択情報を入力する。選択情報の入力は、図7に示したような画面を用いて行われる。
【0038】
ここで、図7を用いて、選択情報の入力方法について説明する。
ウェブ上の電話帳のメニュー情報は、最初は、図7(A)に示すようになっている。図7(A)は、図3に示した送信元クライアント100のCRT160の表示画面を示している。画面上には、「所属」及び「氏名」の表示がなされており、発信元のオペレータは、図3のマウス170等の入力手段を用いて、いずれかを選択する。通常の操作では、「所属」をマウス170でクリックして選択する。
【0039】
「所属」が選択されると、ウェブ・サーバ10は、図7(B)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「A工場」,「B工場」,…,「X支店」,「Y支店」,…のように、大まかな所属が表示される。それに対して、発信元のオペレータは、相手先の該当する所属を選択する。
【0040】
例えば、「A工場」の「田中」さんに電話をしたい場合には、「A工場」が選択され、ウェブ・サーバ10は、図7(C)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「あ」,…,「ん」の50音が表示され、「姓」の頭の文字の入力を促すメッセージも表示される。
【0041】
そこで、「田中」の頭文字である「た」を選択すると、ウェブ・サーバ10は、図7(D)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「田中」を含む「た」を頭文字とする姓であって、「A工場」にいる者の姓が表示される。
【0042】
次に、「田中」を選択すると、ウェブ・サーバ10は、図7(E)に示すような次のウェブ情報を送信する。画面上には、「田中一郎,A工場設計部」のように、「田中」を姓とする者の一覧表が、所属とともに表示される。
【0043】
この表の中から電話をかけたい相手を選択する。例えば、「田中一郎」を選択することにより、ステップ604における相手の選択情報の入力が終了する。なお、このステップ604においては、相手の所属と氏名を直接入力してもいいが、上述した方法によれば、容易に目的とする相手の入力することができる。
【0044】
次に、ステップ634において、ウェブ・サーバ10は、選択情報からデータベース検索を行う。即ち、ウェブ・サーバ10は、図4に示したデータベース・アクセス機構18を通じて、図2に示したようなデータ構成を有している電話帳データベース20の検索を行う。
該当する相手の情報がヒットされると、ステップ636において、ウェブ・サーバ10は、検索結果の情報を発信元クライアント100に送信する。即ち、ウェブ・サーバ10の検索結果送信機構16は、相手先の電話番号24とIPアドレス23とメールアドレス25の情報を、ウェブ・データベース・アクセス送受信機構14を通じて、発信元クライアント100へ返送する。
【0045】
次に、ステップ606において、発信元クライアント100は、情報を受信する。即ち、発信元クライアント100は、ウェブ・サーバ10から送信されてくる電話番号24とIPアドレス23とメールアドレス25の情報を、図3に示したウェブ・データベース受信機構130にて受け取る。
【0046】
次に、ステップ608において、発信元クライアント100は、相手の在席確認を行う。即ち、発信元クライアント100は、アプリケーション・プログラム150を起動する。アプリケーション・プログラム150は、在席/不在確認機構145を用いて、ネットワーク30を介して、受信したIPアドレス13に対して、相手オペレータの在席/不在確認の要求を送る。一方、相手先クライアント200には、ステップ652において、内部の在席/不在登録機構に、在席/不在のいずれかを登録してある。登録の方法としては、相手先クライアント200のCRTの画面上に、通常は、「在席」の表示を行い、離席するときや不在とするときには、「在席」をクリックして、「不在」に表示を変えることにより、相手先クライアント200の在席/不在登録機構には、在席/不在のいずれかを登録することができる。相手先クライアント200は、送信元クライアント100からの確認要求に対しては、在席/不在のいすれかの情報を返送する。なお、相手先クライアント200の電源がオフとなっているときには、送信元クライアント100からの確認要求がタイムアウトすることにより、在席/不在確認機構145は、不在と判断する。
【0047】
以下においては、在席の場合と、不在の場合とに分けて説明する。最初に、在席している場合について説明する。
相手先クライアント200の在席確認がとれると、ステップ610において、発信元クライアント100のアプリケーション・プログラム150は、自動ダイヤル発信を行う。即ち、アプリケーション・プログラム150は、ウェブ・データベース受信機構130によって受信した相手先クライアント200の電話番号24を、ダイヤル送信機構155に渡す。ダイヤル送信機構155は、電話発信をTAPIあるいはTSAPIインターフェースをもつ電話機構110を通じて、発信を行う。
【0048】
相手先クライアント200と接続されると、ステップ612において、ハンドセット105等を用いて会話が可能となる。
【0049】
一方、ステップ654において、相手先クライアント200は、発信元クライアントと接続されることとなり、ハンドセット105等を用いて会話が可能となる。
【0050】
次に、相手オペレータが不在時のときについて説明する。
ステップ614において、発信元クライアント100のアプリケーション・プログラム150は、音声登録を行う。即ち、アプリケーション・プログラム150は、音声入力をもつ電話機構110より発信元クライアント100の音声登録を促し、伝えたい内容を音声にて登録し、ファイルとして格納する。
【0051】
そして、ステップ616において、発信元クライアント100のアプリケーション・プログラム150は、ボイスメールをメールサーバ40に送信する。即ち、アプリケーション・プログラム150は、既にウェブ・データベース受信機構130より受信した相手先クライアント200のメールアドレスを用いて、メールサーバ40に対して、メール送受信機構135により格納したファイルの中のボイスメール(内容は登録された音声ファイル)の送信を行う。
【0052】
ステップ672において、メールサーバ40は、メールを受け付ける。メールサーバ40は、ネットワーク制御機構42を通じて、メール送受信機構44により、メールの受信を行い、ボイスメール蓄積機構46に蓄積する。
【0053】
次に、ステップ674において、メールサーバ40は、メールの着信を相手先クライアント200に連絡する。
【0054】
一方、ステップ656において、相手先クライアント200は、着席時に在席/不在登録機構140を解除し、メール送受信機構135によりメールサーバ40からメールの来ている旨を知ると、メールの内容がテキストであれば内容を見て、音声であれば、電話機構110を通じて聞くことで、不在時の伝達も可能となる。
【0055】
以上説明したように、相手の所属氏名に対応して電話番号等の登録されている電話帳データベースを用いて、相手の電話番号を検索した上で、相手先クライアントに電話をかけるようにしているため、相手の電話番号が変わった場合にも、一元管理されている電話帳データベースによって最新の電話番号を得ることができるため、電話の掛け間違いを容易に防止できるものとなる。
【0056】
また、電話番号とともに検索して得られたIPアドレスを用いて、相手先クライアントの在席/不在確認機構に対して、予め、在席/不在を確認できるため、不在時の不要な電話呼び出しを防止することができる。
【0057】
さらに、相手が不在のときには、予め得られているメールアドレスに対してメールを送ることができるため、不在時の連絡も容易に行い得るものとなる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、相手の電話番号の変更が生じた場合でも、容易に相手に電話を掛けることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムの全体構成を示すシステム図である。
【図2】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いる電話帳データベースのデータ構成の説明図である。
【図3】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いる発信元クライアントの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いるウェブ・サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムに用いるメールサーバの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおける動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態によるウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおける選択情報の入力方法を説明する表示画面の説明図である。
【符号の説明】
10…ウェブ・サーバ
12…ネットワーク制御機構
14…ウェブ・サーバ・アクセス送受信機構
16…検索結果送信機構
18…データベース・アクセス機構
20…電話帳データベース
30…ネットワーク
40…メールサーバ
42…ネットワーク制御機構
44…メール送受信機構
46…ボイスメール蓄積機構
50…PBX
100…発信元クライアント
105…ハンドセット
110…電話機構
115…電話機
120…ネットワーク制御機構
125…ウェブ・ブラウザ
130…ウェブ・データベース受信機構
135…メール送受信機構
140…在席/不在登録機構
145…在席/不在確認機構
150…アプリケーション・プログラム
155…ダイヤル送信機構
200…相手先クライアント
Claims (2)
- 所属と氏名と電話番号とを1レコードとするデータベースファイルが格納された電話帳データベースと、
この電話帳データベースを用いて、所属及び氏名に対応する電話番号を検索するウェブ・サーバと、
このウェブ・サーバと通信網によって接続されているとともに、電話への受発信を制御する電話発信機構を有する複数のクライアントとから構成され、
上記クライアントは、さらに、自らのクライアントを使用するオペレータの在席/不在を登録する在席/不在登録機構と、他のクライアントに対して在席/不在を確認する在席/不在確認機構とを備え、
上記電話帳データベースのデータベースファイルの1レコードには、さらに、IPアドレスを備えており、
上記電話帳データベースと上記ウェブ・サーバと上記複数のクライアントは、インターネットを介して接続されるとともに、上記複数のクライアントは、さらに、電話回線交換網に接続され、
上記ウェブ・サーバは、発信元の上記クライアントからの相手先の上記クライアントを使用するオペレータの所属及び氏名の問い合わせに対して、上記電話帳データベースを用いて、対応する電話番号及び上記相手先のクライアントのIPアドレスを取得し、上記インターネットを介して発信元のクライアントに上記電話番号及び上記相手先のクライアントのIPアドレスを返答し、
上記発信元のクライアントの上記在席/不在確認機構は、上記IPアドレスを用いて、上記相手先のクライアントの上記在席/不在登録機構に対して、上記相手先のクライアントを使用するオペレータの在席/不在を確認し、上記発信元のクライアントが在席しているときに、上記電話発信機能を用いて、上記相手先のクライアントに電話回線交換網を介して電話を接続することを特徴とすることを特徴とするウェブ・フォーン・ダイヤラー・システム。 - 請求項1記載のウェブ・フォーン・ダイヤラー・システムにおいて、
上記通信網に接続されたメールサーバを備え、
上記クライアントは、さらに、メール送受信機構を備え、
上記電話帳データベースのデータベースファイルの1レコードには、さらに、メールアドレスを備えており、
上記ウェブ・サーバは、発信元の上記クライアントからの相手先の上記クライアントを使用するオペレータの所属及び氏名の問い合わせに対して、上記電話帳データベースを用いて、対応するメールアドレスを返答し、
上記発信元のクライアントの上記メール送受信機構は、上記発信元のクライアントが不在のときに、上記メールアドレスを用いて、上記相手先のクライアントに対するメールを上記メールサーバに送信することを特徴とするウェブ・フォーン・ダイヤラー・システム。
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