JP3633264B2 - 撮像装置及び被写体データ記録方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体画像中に含まれている文字を文字コードで記録する撮像装置及び被写体データ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の撮像装置として、所謂デジタルスチルカメラが知られている。このデジタルスチルカメラは、一定のタイミング毎に被写体画像を取り込んでこれをLCDにて表示するとともに、シャッターキーが操作された際には、取り込んだ被写体画像を画像データとしてメモリに記録させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のデジタルスチルカメラにあっては、全ての被写体画像を画像データとしてメモリに記録することから、被写体画像の如何に拘わらずデータ量が大きく、データを圧縮しても大容量のメモリが必要となってしまう。また、記録した被写体画像データをパソコン等に送信する場合もデータ量が大きいことにより、被写体画像の如何に拘わらず送信時間が長くなってしまう。
【0004】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、特定の被写体画像をより少ないデータ量で記録できるようにした撮像装置及び被写体データ記録方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1記載の撮像装置にあっては、被写体画像を撮像する撮像手段とデータを記録する記録手段とを有する撮像装置において、前記撮像手段により撮像された前記被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換する変換手段と、前記撮像手段により撮像された被写体画像中に、所定数又は所定のサイズ以上の文字があるか否かを判別する判別手段と、この判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記変換手段により得られた文字コードを前記記録手段に記録させる記録制御手段とを備えたことを特徴とする。したがって、被写体画像中に偶然ユーザーが意図しない文字が含まれてしまった場合に、「文字あり」と判別しないようにすることができる。
【0006】
また、請求項2記載の撮像装置にあっては、前記記録制御手段は、前記判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字がないと判別された場合に、前記撮像手段により撮像された被写体画像を画像データとして前記記録手段に記録させる手段を含む。したがって、人物や景色等の文字以外のもののみで構成される被写体画像を撮像した場合には、その全体が画像データで記録されることとなる。
【0007】
また、請求項3記載の撮像装置にあっては、前記記録制御手段は、前記判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記撮像手段により撮像された被写体画像を画像データとして前記記録手段に記録せずに前記変換手段により得られた文字コードを前記記録手段に記録させる手段を含む。したがって、文字が含まれている被写体画像を撮像すると、被写体画像を画像データとして記録した場合よりも少ないデータ量で、被写体画像を構成する文字を記録することが可能となる。すなわち、文字のみで構成される被写体画像を撮像した場合には被写体画像全体が文字コードで記録されることになり、文字と文字以外のものとで構成される被写体画像を撮像した場合には、文字以外のものが除かれて文字のみが文字コードで記録されることとなる。
また、請求項4記載の撮像装置にあっては、前記記録制御手段は、前記判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記撮像手段により撮像された被写体画像を画像データとして前記記録手段に記録するとともに、前記変換手段により得られた文字コードを前記記録手段に記録させる手段を含む。したがって、被写体画像の検索を検索文字の入力により行うことができるようになる。
【0008】
また、請求項5記載の撮像装置にあっては、被写体画像を撮像する撮像手段とデータを記録する記録手段とを有する撮像装置において、前記撮像手段により撮像された前記被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換する変換手段と、 所望の文字列を予約語として記憶する予約語記憶手段と、前記変換手段により変換された文字コードで構成される文字列と、前記予約語記憶手段に記憶されている前記予約語である文字列とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づき、前記変換手段により変換された文字コードで構成される文字列の中から、前記予約語である文字列と一致した文字列に続く文字列を抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とする。したがって、例えば「http」、「SIBN」、「TEL」、「E-mail」等の文字列を予約語として記憶させておくと、この文字列「http」に続く文字列、例えばインターネットアドレス「http://www.xxxxx.co.jp」や電話番号「TEL03-1243-5678」が被写体画像中にあった場合には、これらの文字列が抽出され、この抽出された文字列を記録、表示、転送等することができる。
【0009】
また、請求項6記載の撮像装置にあっては、前記予約語記憶手段に予約語を記憶させるとともに、記憶させた予約語を削除、変更する予約語編集手段をさらに有する。したがって、編集を行って例えば単一の予約語「http」のみを記憶させておけば、被写体画像からインターネットアドレスのみを抽出して、これを記録、表示、転送することができる。
また、請求項7記載の撮像装置にあっては、前記抽出手段により抽出された文字列を格納する格納手段をさらに有する。
また、請求項8記載の撮像装置にあっては、前記格納手段は、前記抽出手段により抽出された文字列を予約語と対応付けて格納する。
また、請求項9記載の撮像装置にあっては、前記抽出手段により抽出された文字列を送信又は表示する出力手段をさらに有する。
【0010】
また、請求項10記載の被写体データ記録方法にあっては、撮像手段により撮像された被写体画像中に、所定数又は所定のサイズ以上の文字があるか否かを判別するステップと、所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換し、該文字コードを記録手段に記録させるステップとからなる被写体データ記録方法を提供する。
また、請求項11記載の被写体データ記録方法にあっては、撮像手段により撮像された被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換するステップと、 変換された文字コードで構成される文字列と、予約語記憶手段に記憶されている前記予約語である文字列とを比較するステップと、比較結果に基づき、前記変換された文字コードで構成される文字列の中から、前記予約語である文字列と一致した文字列に続く文字列を抽出するステップと、抽出された文字列を記録手段に記録させるステップとからなる被写体データ記録方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるデジタルスチルカメラ(電子スチルカメラ)のブロック構成図であり、CCD1は光学系により結像された被写体画像を電気信号に変換して出力し、アンプ2はこの電気信号を増幅する。A/Dコンバータ3は、この増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換してTG(Timming Generater)4に入力する。このTG4は、CCD1を駆動する駆動回路(Driver)5を制御するタイミング信号を発生し、駆動回路5は、TG4からのタイミング信号に基づいてCCD1を駆動する。
【0012】
圧縮/伸張部6は、TG4を介して取り込んだデジタル画像データを符号化/復合化により圧縮/伸張処理する。SG(Signal Generater)7は、デジタル画像データに同期信号等を付加して、デジタルビデオ信号を作成する。この作成されたデジタルビデオ信号は、VRAM(ビデオRAM)8に記憶されるとともに、D/Aコンバータ9、及びアンプ10を介して、ビデオ出力端子11とLCD(Liquid Crystal Display)表示ブロック12に与えられ、LCD表示ブロック12は入力されたアナログビデオ信号に基づいて液晶を駆動して画像を表示する。
【0013】
キー入力部13には、電源のオン・オフ時に操作される電源キー、画像データあるいは文字コードを後述するフラッシュメモリ18に記憶させる際に操作されるシャッターキー、記録モードと再生モードとを選択的に設定するためのモード設定キー、被写体画像を文字コードで記録する第1の記録形態と画像データで記録する第2の記録形態のいずれかを選択するための記録モード選択キーが設けられている。さらにキー入力部13には、RAM16の一部に設けられている後述する予約語メモリに、予約語を記憶させる際に操作される予約語入力キーや、記憶させた予約語を削除、変更する際に操作される予約語編集キー等が設けられている。
【0014】
CPU14は、これらキー入力部13から入力されるキー操作情報とROM15内に格納されているプログラムに基づき、RAM16の一部をワークエリアとして使用しつつ動作し、このデジタルスチルカメラにおいて必要な全ての処理を実行するとともに各部を制御する。すなわち、CPU14は、後述するフローに従って動作することにより、本実施の形態において、変換手段、制御手段、抽出手段及び判別手段等として機能するものである。
【0015】
DRAM17は、CPU14の指示により取り込んだデジタル画像データを一時記憶するメモリである。フラッシュメモリ18は複数個の記憶領域を有し、各記憶領域に、圧縮された画像データあるいは文字コードを記憶するメモリである。I/Oポート19は、シリアル信号に変換された画像データ等を入出力するインターフェースであり、シリアルI/O端子20が接続されている。
【0016】
次に以上の構成にかかる本実施の形態の動作について説明する。キー入力部13に設けられている電源キーを操作して電源をオンにすると、CPU14はROM15に格納されているプログラムに基づき、図2に示すフローチャートに従って動作を開始し、前記シャッターキーがオン操作されるまで待機状態を維持する(ステップSA1)。この待機状態においては、TG4からのタイミング信号に基づき駆動回路5がCCD1を駆動し、CCD1からの電気信号はアンプ2、A/Dコンバータ3、TG4を介してSG7に入力される。このSG7にてデジタル画像データに同期信号等が付加され、デジタルビデオ信号が作成されて、VRAM8に書き込まれるとともに、D/Aコンバータ9、及びアンプ10を介してLCD表示ブロック12に与えられ、LCD表示ブロック12に光学系が結像した被写体画像が表示される。
【0017】
そして、所望の被写体画像を記録するに際しては、LCD表示ブロック12の画面に表示される被写体画像を見ながら、キー入力部13に設けられているシャッターキーを操作する。すると、CPU14は撮影処理を開始して(ステップSA2)、TG4に画像取り込み信号を発生して、CCD1からアンプ2、A/Dコンバータ3を介したデジタル画像データを取り込み、DRAM17に一旦記憶させる(ステップSA3)。
【0018】
さらにCPU14は、この記憶させたデジタル画像データに基づく画像中に文字があるか否かを判別し(ステップSA4)、文字がない場合には、このデジタル画像データに対して色演算処理をして、画像データから輝度信号と色信号を作成し、この輝度信号と色信号とを、圧縮/伸張部6に転送することによりデータ圧縮させ、フラッシュメモリ18の予め決定してある領域に記憶する(ステップSA8)。したがって、ステップSA4及びステップSA8の処理により、人物や景色等の文字以外のもののみで構成される被写体画像を撮像した場合には、その全体が圧縮された画像データで記録されることとなる。
【0019】
しかし、ステップSA4での判別の結果、文字がある場合には、各文字を認識して(ステップSA5)、文字コードに変換した後(ステップSA6)、この文字コードをフラッシュメモリ18の予め決定してある領域に記憶する(ステップSA7)。したがって、このステップSA4〜SA7での処理により、文字のみで構成される被写体画像を撮像した場合には被写体画像全体が文字コードで記録されることとなる。
【0020】
このとき、文字のみで構成される被写体画像全体を文字コードで記録すると、前述したステップSA8の処理にて被写体画像を圧縮データで記録した場合よりも遙かにデータ量は少なくなる。すなわち、被写体画像を圧縮データで保存した場合、VGAサイズの画像でも60Kbyteにもなるが、文字コードで保存した場合には、1000文字であっても1K〜2Kbyteである。したがって、記録に要するメモリ容量も少なくて済み、被写体画像を効率的に記録することができる。また、フラッシュメモリ18に記録されたデータを、I/Oポート19及びシリアルI/O端子20を介してパソコンに送信する場合にも、被写体画像が少ないデータ量からなる文字コードで記録されていることにより、短時間で送信を行うことが可能となる。
【0021】
また、文字と文字以外のものとで構成される被写体画像を撮像した場合には、ステップSA4〜SA7での処理により、文字以外のものが除かれて文字のみが文字コードで記録されることとなる。したがって、特定の文字列を記録したいにも拘わらず、不可避的にその文字列とともに周囲の背景が撮像されてしまうような場合であっても、目的とする文字列のみを記録することができる。
【0022】
なお、ステップSA4の判別を、例えば所定数、所定のサイズ以上の文字がある場合に「文字あり」と判別する構成にしてもよい。このように構成すれば、被写体画像中に偶然ユーザーが意図しない文字が含まれてしまった場合に、「文字あり」と判別しないようにすることができる。
【0023】
図3は、本発明の第2の実施の形態におけるCPU14の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、ステップSB4を除く他のステップの処理は、図2に示した第1の実施の形態と同様である。そして、唯一異なるステップSB4では、前記キー入力部13に設けられている記録モード選択キーの操作によって、被写体画像を文字コードで記録する第1の記録形態が選択されたか否かを判別する。この判別の結果、被写体画像を文字コードで記録する第1の記録形態が選択された場合には、前述したステップSA5〜SA7と同様の処理をステップSB5〜SB7で行い、逆に被写体画像を画像データで記録する第2の記録形態が選択された場合には、前述したステップSA8と同様の処理をステップSB8で行う。
【0024】
したがって、文字と文字以外のものとで構成される被写体画像を撮像した際、第1の記録形態を選択すれば、文字以外のものが除かれて文字のみが文字コードでフラッシュメモリ18に記録されることとなり、第2の記録形態を選択すれば、文字と文字以外のものとで構成される被写体画像の全体が画像データでフラッシュメモリ18に記録されることとなる。このとき、文字のみデータを記録するか、文字を含む被写体画像全体のデータを記録するかは、ユーザの選択に委ねられることから、記録形態の自由度を確保しつつ可及的に記録するデータ量を少なくすることができる。
【0025】
なお、上記第2の実施の形態におけるステップSB4の記録形態の選択の判断材料として、撮影され、DRAM17に一時的に記録され、LCD12に表示された撮影静止画像を用いるようにしてもよい。また、撮影前に記録形態を選択するようにしてもよい。
【0026】
図4及び図5は、本発明の第3の実施の実施の形態を示すものであり、図4に示すように、前記RAM16の一部には予約語メモリ16aが設けられている。この予約語メモリ16aには、キー入力部13に設けられている予約語入力キーの操作により入力された予約語「http」、「ISBN」、「TEL」、「E−mail」が文字コードで記憶されているとともに、各予約語の末尾には当該予約語の終了を示す分割コード“00”が記憶され、最終予約語の末尾にはさらに全予約語の終了を示す終了コード“1AH”が記憶されている。
【0027】
この第3の実施の形態において、CPU14は図5に示すフローチャートに従って動作し、ステップSC1〜SC3で、前述した第1実施の形態のステップSA5〜SA7と同一の処理を実行する。したがって、このステップSC1〜SC3の処理により、被写体画像中の文字が認識されて文字コードに変換され、フラッシュメモリ18の予め決定してある所定の領域に記憶される。
【0028】
次に、この所定の領域に文字コードで記憶された文字列の先頭文字のアドレスをPointerに設定して、該Pointerにより先頭文字を指し示した後(ステップSC4)、記憶された文字コードで構成される全ての文字列に対して、ステップSC6以降のチェックを終了したか否かを判別する(ステップSC5)。チェックを終了していない場合には、現在のPointerの位置からの文字からなる文字列と、予約語メモリ16aに記憶されているいずれかの予約語とが一致するか否かを判別する(ステップSC6)。一致しない場合には、Pointerに次の文字のアドレスを設定した後(ステップSC7)、ステップSC5からの処理を繰り返す。
【0029】
したがって、例えば被写体画像に含まれていたインターネットアドレス「http://www.xxxxx.co.jp」が前記領域に記憶されていたとすると、ステップSC7の処理を行わなくても、現在Pointerが指し示している「h」からの文字列「http」は予約語であることから、ステップSC6からステップSC8に進む。
【0030】
このステップSC8からステップSC10までは、予約語を含む文字列を抽出するためのフローであり、1つの文字列の区切りであるスペースの前までの文字列を予約語を含む文字列として抽出する。すなわち、ステップSC8ではPointerが指し示す文字コードが1つの文字列の区切りであるスペースであるか否かを判別し、スペースでない場合には予約語に合致した文字列とこれに続く次の1文字を、予約語に対応させてCPU14内のバッファに格納する(ステップSC9)。さらに、Pointerを歩進させた後(ステップSC10)、ステップSC8からの処理を繰り返す。
【0031】
したがって、このステップSC8〜SC10の処理が複数回繰り返されることにより、「http」が予約語であって、インターネットアドレス「http://www.xxxxx.co.jp」を含む文字列が前記領域に記憶されていたとすると、この文字列「http://www.xxxxx.co.jp」を構成する文字が、予約語「http」に対応して順次文字バッファに格納されていく。
【0032】
そして、この文字列を構成する文字の全てがバッファに格納されて、Pointerにより区切りのスペースが指し示されると、ステップSC8からステップSC7に進み、前述したステップSC5〜 SC7の処理を繰り返して、予約語を含む文字列を検索する。したがって、予約語メモリに予約語「http」、「ISBN」、「TEL」、「E−mail」が記憶されており、ステップSC3で「http://www.xxxxx.co.jp」、「ISBN4−123−45678−9」、「TEL03−1234−5678」、「E−mail:abc@xxxx.co.jp」の各文字列が記憶されたとすると、バッファには、予約語「http」に対応して文字列「http://www.xxxxx.co.jp」、
予約語「ISBN」に対応して文字列「ISBN4−123−45678−9」、
予約語「TEL」に対応して文字列「TEL03−1234−5678」、
予約語「E−mail」に対応して文字列「E−mail:abc@xxxx.co.jp」
が格納されることとなる。
【0033】
したがって、例えば予約語のみを入力することにより、対応するいずれかの文字列をバッファから出力させて、I/Oポート19及びシリアルI/O端子20を介してパソコンに送信したり、LCD表示ブロック12にて表示することが可能となる。
【0034】
また、キー入力部13には、前述した予約語編集キーが設けられていることから、該予約語編集キーを操作することにより、予約語メモリ16aに記憶されている予約語を「http」のみとすることもできる。そして、この状態で図5に示したフローチャートに従って処理が実行されると、ステップSC3で「http://www.xxxxx.co.jp」、「ISBN4−123−45678−9」、「TEL03−1234−5678」、「E−mail:abc@xxxx.co.jp」の各文字列が記憶されたとしても、「http://www.xxxxx.co.jp」のみが抽出されてバッファに格納され、予約語に対応する文字列のみを送信あるいは表示することができる。
【0035】
なお、この実施の形態においては、ステップSC3で文字列をフラッシュメモリ18に記憶させてから、ステップSC5〜SC10の処理により、予約語を含む文字列を抽出するようにした。しかし、ステップSC2で文字コードに変換した直後に、ステップSC5〜SC10の処理により予約語を含む文字列を抽出し、この抽出した予約語を含む文字列を、フラッシュメモリ18の予め決定してある所定の領域に記憶するようにしてもよい。また、実施の形態においては文字コードと画像データとを共にフラッシュメモリ18に記録するようにしたが、別途文字データメモリを設けて、画像データはフラッシュメモリ18に記録し、文字コードは文字データメモリに記録するようにしてもよい。
【0036】
また、上記各実施の形態において、被写体画像中の文字を文字コードに変換して記録する場合に、その文字が含まれていた被写体画像データもあわせて記録するようにしてもよい。このような構成にすれば、被写体画像の検索を検索文字の入力により行うことができるようになる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、撮像された被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換して記録するようにしたことから、画像データとして記録した場合よりも少ないデータ量で、被写体画像中の文字を記録することができる。よって、被写体画像の記録に要するメモリの小型化や、パソコン等に送信する場合の送信時間の短縮化を図ることができるのみならず、編集の容易化を図ることができる。
【0038】
さらに、本発明は、文字コードに変換して記録するので、例えば電話番号を撮影した場合は、文字コードに変換された電話番号を用いて簡単に電話をかけることができる。
さらに、撮像された被写体画像中に、文字があるか否かを判別し、文字がある場合には被写体画像を文字コードとして記録し、文字がない場合には画像データとして記録するようにした 。 したがって、文字のみで構成される被写体画像を撮像した場合には被写体画像全体を文字コードで記録し、文字と文字以外のものとで構成される被写体画像を撮像した場合には文字以外のものを除いて文字のみを文字コードで記録し、文字以外のもののみで構成される被写体画像を撮像した場合にはその全体を画像データで記録することができる 。 よって、被写体画像に応じた適正な記録形態で記録を行いつつ、可及的にデータ量の削減を図ることが可能となる 。
また、撮像された被写体画像を、画像データとして記録するか文字コードとして記録するかを選択できるようにしたことから、文字と文字以外のものとで構成される被写体画像を撮像した際、データ量の削減を優先して文字のみを記録し、あるいはデータ量の削減を無視して被写体画像の全体を記録することができ、記録形態の自由度を確保しつつ可及的に記録するデータ量を少なくすることができる 。
【0039】
また、変換された文字コードで構成される文字列から、予め記憶されている予約語を含む文字列を抽出するようにしたことから、被写体画像中の任意の文字列を記録、表示、転送等することができる。また、予約語を記憶させるとともに、記憶させた予約語を削除、変更可能としたことから、被写体画像からユーザが所望する文字列のみを記録等することができる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を適用したデジタルスチルカメラを示すブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態における予約語メモリの記憶状態を示す概念図である。
【図5】同実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CCD
14 CPU
15 ROM
16 RAM
17 DRAM
18 フラッシュメモリ
Claims (11)
- 被写体画像を撮像する撮像手段とデータを記録する記録手段とを有する撮像装置において、
前記撮像手段により撮像された前記被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換する変換手段と、
前記撮像手段により撮像された被写体画像中に、所定数又は所定のサイズ以上の文字があるか否かを判別する判別手段と、
この判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記変換手段により得られた文字コードを前記記録手段に記録させる記録制御手段と
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記記録制御手段は、前記判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字がないと判別された場合に、前記撮像手段により撮像された被写体画像を画像データとして前記記録手段に記録させる手段を含むことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記記録制御手段は、前記判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記撮像手段により撮像された被写体画像を画像データとして前記記録手段に記録せずに前記変換手段により得られた文字コードを前記記録手段に記録させる手段を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
- 前記記録制御手段は、前記判別手段により所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記撮像手段により撮像された被写体画像を画像データとして前記記録手段に記録するとともに、前記変換手段により得られた文字コードを前記記録手段に記録させる手段を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
- 被写体画像を撮像する撮像手段とデータを記録する記録手段とを有する撮像装置において、
前記撮像手段により撮像された前記被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換する変換手段と、
所望の文字列を予約語として記憶する予約語記憶手段と、
前記変換手段により変換された文字コードで構成される文字列と、前記予約語記憶手段に記憶されている前記予約語である文字列とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づき、前記変換手段により変換された文字コードで構成される文字列の中から、前記予約語である文字列と一致した文字列に続く文字列を抽出する抽出手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記予約語記憶手段に予約語を記憶させるとともに、記憶させた予約語を削除、変更する予約語編集手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
- 前記抽出手段により抽出された文字列を格納する格納手段をさらに有することを特徴とする請求項5又は6記載の撮像装置。
- 前記格納手段は、前記抽出手段により抽出された文字列を予約語と対応付けて格納することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
- 前記抽出手段により抽出された文字列を送信又は表示する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
- 撮像手段により撮像された被写体画像中に、所定数又は所定のサイズ以上の文字があるか否かを判別するステップと、
所定数又は所定のサイズ以上の文字があると判別された場合に、前記被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換し、該文字コードを記録手段に記録させるステップと
からなる被写体データ記録方法。 - 撮像手段により撮像された被写体画像に含まれている文字を文字コードに変換するステップと、
変換された文字コードで構成される文字列と、予約語記憶手段に記憶されている前記予 約語である文字列とを比較するステップと、
比較結果に基づき、前記変換された文字コードで構成される文字列の中から、前記予約語である文字列と一致した文字列に続く文字列を抽出するステップと、
抽出された文字列を記録手段に記録させるステップと
からなる被写体データ記録方法。
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