JP3632132B2 - 自転車の幼児用座席構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車の幼児用座席構造に関し、更に具体的に言うと、自転車に設置する幼児用座席でありながら、折り畳み式のベビーバギーにも、普通の幼児用の椅子にも変えられることができるという、異なる機能を合せ持つように構成された幼児用座席構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
図1に示す従来形の自転車の幼児用座席構造は、通常、背もたれ体10とその両側部に広がる肘掛部11,11、座席板12とその両側部から下方へ伸長して延在する裾板13,13、内側で前記各肘掛部11にそして側部で前記各裾板13とに接続されている足載部14,14、前記各足載部14の外側に取り付けられた足保護部材15,15を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
このような従来の自転車の幼児用座席構造には次のような欠点がある。
まず第1に、前記座席構造はその使用方法が自転車にしか使えないので、機能的に単純であって、効率性や実用性に乏しい。
第2に、前記背もたれ体10は、使用者の座り心地良さの要求に応えるように角度を調整する、ということができない。
第3に、前記足載部14は固定的に設置されているので、異なる使用者が座ったときにその身長に合せて変化させることができない。
従って、本発明の第1の目的は、自転車の幼児用座席として自転車の荷台に適用することができる、あるいはベビーバギーとして、あるいは又普通の幼児用椅子として使用することのできる、多機能型の自転車の幼児用座席構造を提供することである。
【0004】
本発明の第2の目的は、使用者の座り心地に合わせて色々な角度に調節することのできる背もたれユニットを有する、改良した自転車の幼児用座席構造を提供することである。
【0005】
本発明の第3の目的は、異なる使用者の身長に合うように調節することのできる調節可能な足載部を備えた改良した自転車の幼児用座席構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、背もたれユニットと、伸縮可能なハンドルセットと、座席ユニットと、2個の前輪ブラケットセットと、2個の後輪ブラケットセットと、基部ユニットと、据付座と、複数個の挿入ピンと、複数個のねじと、細長い丸棒とから構成される自転車の幼児用座席構造であって、前記幼児用座席構造が、前記背もたれユニット20は、背もたれ本体21と、該背もたれ本体の背面に固定用ブロック22を介して固定用部材24によって固定されたU字形状のスリーブ本体23と、前記スリーブ本体23に形成された半円形案内部231に上下方向の移動によって前記ハンドルセット30を伸縮可能状態に保持する摩擦ブロック25および偏心手段26とから構成され、前記伸縮可能なハンドルセット30は、下端に係止部材31を装着した上下方向に移動可能な内管32と、該内管32の上端部を固定する半割筒状の下方管33と、下方管33の開口を上方より覆って連結される上方管34とからなり、前記連結された上方,下方管34,33の外周囲には外管35が配設され、左右両端開口部には、係止用カバー36が装着されてなり、前記座席ユニット40は、座席本体41と前記背もたれ本体21とを連結する連結部材42と、水平一端部が座席本体41の裏面側に支持され、垂直他端部背もたれ本体1の背面側に位置するように配設されたL字形フレーム43と、前記座席本体の前側下方に着脱可能に装着された一対の足載板44と、前記一対の足載板44に連結された一対の支持プレート45とから構成され、前記連結部材42は、細長い箱状体であって、その内部に配置されたL字形摺動溝421と、その前方側に突出している細長い固定用片422とが形成されてあり、前記前輪ブラケットセット50は、前記座席本体の側板の下方に装着される回転ヘッド51と、係止ボルト52と、係合ブロック53と、大バネ54と、小バネ55と、旋回可能に接続された回転輪563が設けられた前輪ブラケット56とナットとから構成され、前記後輪ブラケットセット60は、リベット61と、後輪ブラケット62と、補強プレート63と、連結プレート64と、伸縮性プレート65と、圧縮バネ66と、回転輪67と、複数個のリングワッシャ68とから構成され前記リベット61により前記座席本体41の座席裏面側に配設した車輪旋回座74に旋回可能に連結されており、前記基部ユニット70は、基部本体71と、2個の係止ブロック72と、2個のバネ73と、車輪旋回座74と、強化片75と、2本の強化ロッド76と、2個のバネワッシャ77と、2個のキー溝プレート79とから構成されており、前記据付座80は、台形ハウジングである据付本体81と、2本のピンブロック82と、2個の圧縮バネ83と、引出し部材84と、2個の挿入ボルト85と、2個の三角形固着片86と、翼状片87とから構成され、前記細長い丸棒を、前記基部本体71の細長い旋回用穴と前記車輪旋回座74の2個の旋回ブロックとに通して、基部本体71をその前面側で車輪旋回座74に係合させ、前記基部本体71が、その後方で前記調整用ブロックに隣接して、前記車輪旋回座の上表面に設置され、前記係止ブロックを、調節用ブロックの他端側で下方へ回転して、調節用ブロックを適切な位置へ位置付けて、使用時に基部本体が外れるのを防止するようにしてなり、前記据付座を前記三角形固着片と翼状片とを介して自転車の後部の荷台に固定して幼児用座席構造とし、あるいは、前記前輪ブラケット及び後輪ブラケットを下方へ回転させて地面に接地させると共に、前記伸縮可能なハンドルセットを使用するに適切な高さまで引っ張り上げることで、ベビーバギーとし、あるいはまた、前記後輪ブラケットを下方へ回して床に接地すると共に、前記前輪ブラケットは前記座席本体の収容溝の所に格納して、前記支持プレートを座席本体のL字形フック手段のところで適切な高さまで調節して、床に接地させて、適切な高さの位置決め穴へ前記位置決めキーを位置付けることで、通常の幼児用椅子にするというように様々に異なる使用目的に合わせて簡単に調節することができるようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、2本の伸長可能な内管は、スリーブ本体の半円形の案内路及び前記背もたれ本体の後側に配置された弓形摺動溝によって形成された空間に摺動できるようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、一側面で前記摩擦ブロックと隣接し、且つ、上部及び底部で固定用部材の半円形固定部分へ取り付けられた前記偏心手段は、前後に回転できるようになることを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記L字形フレームは前記座席本体のギザギザの係合リブ上で再位置付けのために前後へ動かすことができ、使用に際し背もたれ本体の角度を調節できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記基部本体は前記車輪旋回座の2個の旋回ブロックを介して上下に回転できるようになることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記係止ブロックは前記基部本体の中空の挿入柱を介して上下に回転できるようになることを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記調節用ブロックは前記旋回座の旋回部材を介して前後に旋回可能になることを特徴とする。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記座席本体の挿入スロットに係合した前記足載板は、係合をはずされて、再位置決めする前に適切な高さに調節できることを特徴とする。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記支持プレートは前記足載板のフック片のところで適切な高さになるよう調節できるようになっていて、適切な高さの位置決め穴と係合したL字形フック手段の位置決めキーを介して再位置決めされるようにしたことを特徴とする。
【0015】
請求項10の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記回転ヘッドはその一端部で前記座席本体の固定用プレートへ固着された係止用ボルトを介して回転できるようにしたことを特徴とする。
【0016】
請求項11の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記回転ヘッドの内側に保持された前記係合ブロックは、前記大小の圧縮バネによって押圧された時に、前後に摺動できるようになることを特徴とする。
【0017】
請求項12の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記前輪ブラケットは、前記座席本体の前記固定用プレートによって限定された前記半弓形の収容溝において上下に回転されるようになることを特徴とする。
【0018】
請求項13の発明は、請求項1記載の自転車の幼児用座席構造において、前記回転車輪のついた後輪ブラケットは、前記キー溝付き連結具を介して車輪旋回座のところで上下に旋回されるようになることを特徴とする。
【0019】
請求項14の発明は、前記据付座は上下に動かして、車輪旋回座と係合したり、離脱したりできるようにしたことを特徴とする。
【0020】
請求項15の発明は、前記引出し部材は前記据付け本体の後方で、前後に引っ張って緩めることができるようにしたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の自転車の幼児用座席構造の一実施形態について、図2,3,そして図3A,3B,3C,3Dを参照して説明する
本発明の幼児用座席は、背もたれユニット20、伸縮可能なハンドルセット30、座席ユニット40、2個の前輪ブラケットセット50、2個の後輪ブラケットセット60、基部ユニット70、据付用座80、複数個の挿入ピン90、複数個のねじ91、細長い丸棒ピン92から構成される。
【0022】
まず、図2を参照しながら説明する。
背もたれユニット20は、背もたれ本体21、固定用ブロック22、スリーブ本体23、固定用部材24、摩擦ブロック25、偏心手段26、伸縮可能なハンドルセット30から構成される。
【0023】
背もたれ本体21の裏側には、その上方,下方部の両部分に配置された複数個の固定用柱211と、その中間部にあるギザギザ溝213によって示される複数個のネジ孔212と、その左右両側にそれぞれ垂直(上下方向)に伸びる弓状の凹部を有する摺動用溝214と、が形成されている。そして、前記背もたれ本体21の左右両側部下方には2段式位置決め柱215がそれぞれ配置されている。
【0024】
上部が広くて底部が狭いという形の固定用ブロック22には、その内側の上部及び下部に三角形状となる位置にそれぞれ固定用柱221が、そして、その中間部に左右横フランジを限定する凹部222が形成されている。
【0025】
全体がU字形状のブロック体であるスリーブ本体23の左右それぞれの側に配置されたアームには、垂直に伸長する半円形案内路231がそれぞれ形成されている。それぞれの半円形案内路231の上端部には、その左右から外側に伸び出た固定用プレート232がそれぞれ形成されていて、そこに固定用孔233が形成されていて、更にその前方側には細長いスロット234が形成されている。スリーブ本体23の横方向に延在する底部には、外側及び下方に伸び出して、一対のネジ孔236と両サイドに限定された一対のU字形係合用スロット237とが形成された係合板235が形成されている。
【0026】
固定部材24には、左右両側で外側に伸長している1対の固定用プレート241が設けられていて、各固定用プレート241には、貫通孔が形成されている。また湾曲部には一対の切起片242が形成されており、後述の偏心手段26が旋回可能に枢着されるようになっている。
【0027】
細長いブロック体である摩擦ブロック25は、その前側の細長い溝251によって限定される。偏心手段26には、その一端側に配置された楕円形の枢着ヘッド261が備えられていて、他端側に伸長する押圧ブレード262が備えられている。楕円形枢着ヘッド261には中心から外れた部分に貫通孔が形成されている。
【0028】
伸縮可能なハンドルセット30は、係止部材31、伸縮可能とする内管32、下方管33、上方管34、外側管35、外側管35の両端に装着される係止用カバー36から構成される。
【0029】
前記内管32の下端部に嵌合される円柱の係止部材31には、段差部を有しその小径段の外側周囲にピンホール311が形成されている。丸パイプ体である伸縮可能な内管32には、その上方及び下方端部の外側周囲に固定用孔321が形成されている。上向きの半割筒体である下方管33には、その底部に等間隔に分布された複数個の係止用柱331と、その左右両サイドに配置された1対の係合溝332とが形成されている。下向きの半割筒の上方管34には、その底部に等間隔に分布された複数個の係止用柱341と、その左右両サイドに配置された1対の突出した固定柱342とが形成されている。
【0030】
各々の突出した固定柱342は、その上方部の一側に挿入用孔343が形成されている。円筒管体である外管35には、その底部に係合溝351が形成され、その外側周囲の一側に係合孔352が形成されている。半円形のカバー体である係止用カバー36には、その内側で逆フックへと伸びている1対のフックプレート361が形成されている。
【0031】
図2,3,3Aを参照して更に説明する。
座席ユニット40は、座席本体41、連結部材42、L字形フレーム43、2枚の足載板44、2本の支持プレート45から成る。
【0032】
座席本体41は逆L字形座席板411及び両サイドで突出している弓形の側部フランジ412から構成されている。座席板411の下方前方側及び両側の弓形側部フランジ412の内側には、複数個の挿入用スロット413が等間隔に形成されている。両方の弓形側部フランジ412の下方外側にはそれぞれ、半弓形収容溝414が形成されていて、各々の収容溝には、1対の固定用プレート415が備え付けられ、その中心にはピン孔が形成されている。外側に形成された固定用プレート415には、4個のスロットが形成されている。
【0033】
座席板411の下側には、複数個のギザギザの係合リブ416及び4個のネジ柱417が配置されており、座席板411の前方側には、突出フランジ418によって限定される逆さU字形凹部が形成されており、この逆さU字形凹部の端部には挿入用スロット413が形成されている。弓形側部フランジ412の後方端部には、斜めになった刻み目419が形成されている。
【0034】
内側に面した連結部材42には、その内部に配置されたL字形摺動溝421と、その前方側に突出している細長い固定片422とがある。
【0035】
足載板44には、その後方側及び側部の裏側に位置決め片441が、そして、反対側の側部443の前方部で突出しているL字形フック手段442が設けられている。L字形フック手段442には、1対のフック片443と、その底部でフック片443の下部に設置された位置決めキーが設けられている。
【0036】
底部が広く上部が狭くなっているプレート体の支持プレート45は、その底部には3個の楕円形貫通孔と、その中間部には等間隔に配置された複数個の細長い位置決め用孔451が形成されている。
【0037】
前輪ブラケットセット50について、図3Aを参照して説明する。
前輪ブラケットセット50は、回転ヘッド51、係止ボルト52、係合ブロック53、大バネ54、小バネ55、前輪ブラケット56、ナット57から構成される。
【0038】
内側方向へ向けて嵌められる円形のカバーである回転ヘッド51は、その外側に回転摘み板511が形成され、その内側部材の一端部に突出していて挿入孔513が形成されたスリーブ・ロッド512が設けられている。
【0039】
係止ボルト52には、その一端部に軸方向に直行して固定用孔521が形成されており、その他端部に外側ネジ部522が形成されている。
【0040】
円形をした係合ブロック53には、その中央にスロット531が形成され、その端部から内側に突出している4本の係合脚532が設けられている。
【0041】
前輪ブラケット56には、その上方側に位置決め溝穴561と、該位置決め溝穴561を取り囲んでいる4個の位置決め溝561と、そして、その底部側に旋回可能に接続された回転輪563とが配置されている。
【0042】
後輪ブラケットセット60について、図3Bを参照して説明する。
後輪ブラケットセット60は、リベット61、後輪ブラケット62、強化プレート63、連結プレート64、伸縮性プレート65、圧縮バネ66、回転輪67、複数個のリングワッシャ68から構成されている。
【0043】
後輪ブラケット62には、キー穴の開いた突出穴621がその一端の内側に配置され、円板回転輪622が他端で旋回可能に連結されて配置され、その内側中央部に複数個のネジ孔623が形成されている。
【0044】
補強プレート63には、複数個のネジ孔631が形成され、その一端部には、等間隔に並んだ3個の係合キー633の設けられたリング632が形成されている。
連結プレート64には、その両端部それぞれに、連結穴641が形成されていて、その連結穴641の1つの底部には隣接ブロック642が形成されている。伸縮可能プレート65には、その両端部に旋回用穴651が形成されている。
【0045】
前記回転輪67には、その中央部に2段式貫通穴671が備えられ、その一側にキー溝672が形成され、該キー溝672の内側には更に3個の窪みが等間隔に並んで形成され、その他端側にはキー溝付きシャフト674が配置され、そして、前記キー溝付きシャフト674の表面にキー部材675が突出している。
【0046】
基部ユニット70について、図3Cを参照して説明する。
基部ユニット70は、基部本体71、2個の係止ブロック72、2個のバネ73、車輪旋回座74、強化部材75、2本の強化ロッド76、2個のバネワッシャ77、2個のキー溝付きプレート79とから成る。
【0047】
基部本体71は、その前方側に配置された細長い旋回用孔711と、その両サイドに配置された1対のキー溝付きスロット712と、その底部に等間隔に配置された複数個の位置決めフランジ713と、その後方の左右両側に配置された1対の中空の挿入用柱714と、各々の該中空の挿入用柱714の表面に形成された4個の係合リブ715と、から構成されている。
【0048】
係止ブロック72には、その上方部に2段式回転穴721が形成されており、この2段式回転穴721の小さい方の直径の前方表面には係合穴722が形成されている。
【0049】
車輪旋回座74では、2個の旋回ブロック741がその左右両側に配置され、4個の固着幼児用座席柱742がその上面に配置され、その後方側に弓形殻部743が上方へ向かって延在していて、この弓形殻部743の左右両側に旋回孔の付いた旋回用部材744が配置されており、そして、その前方底部には台形の保持空間745が形成されている。
【0050】
台形の保持空間745には、その前方内側に挿入部7451と、その中間上側に4個の貫通孔7452とが形成されている。台形の保持空間745の左右両側には、1対の据付板746が配置され、該据付板746には固定用孔が形成されている。
【0051】
1対の細長い弓形キー溝付きプレート79が細長い弓形のキー溝付き連結具747に取付けられて、車輪座74の側部後方に配置されている。キー溝付き連結具747の一端部には、スロットを有するキー溝付き接合具7471がその中央部に配置され、その外側表面に2個の係止溝7422が配置されている。キー溝付き連結具747の上部表面には、下方へ垂直に伸長する2本のネジ柱7473が形成されており、その一側面にはピンホール7474が形成されている。
【0052】
強化部材75は大,小部分から構成されており、小部分の表面には4個のネジ穴751が形成されている。強化ロッド76は2段式の段差を有する中空柱から構成されている。細長いブロック本体である調整用ブロック78には、その一側部側に2段式旋回ヒンジ781が形成されている。キー溝付きプレート79は、その一側部側に配置されたキー溝付き穴791と、その他側を取り囲んでいる弓形フランジ792と、その底部側には固着手段793とを有する。弓形フランジ792及び固着手段793双方の表面にはそれぞれ1対のネジ穴794が設けられており、一方、キー溝付き穴791の他方側にはピンホールが形成されている。
【0053】
据付座80について、図3Dを参照して説明する。
据付座80は、据付本体81、2本のピンブロック82、2個の圧縮バネ83、引出し部材84、2個の挿入ボルト85、2個の三角形固着片86、翼状片87から構成される。据付本体81はほぼ三角形状のハウジングから形成され、その前方上部側に摺動案内路811が形成されており、摺動案内路811の前方には複数個のリブ812が突出して、その後方側には左右に据付穴8141を有する据付片814が形成されている。挿入片815は、その左右にU字形逃げ溝8151が形成されていて、据付片814に対応して形成されている。左右にU字形逃げ溝8151には左右の一対の矩形挿入ブロック816が配設され、各々のブロック816には接続用穴8161が形成されており、挿入片815に対して隣接しており、接続穴8161がU字形逃げ溝8151と据付穴8141に対応している。
各挿入ブロック816の上側には、係合スロット8162が形成され、据付本体81の下側は、U字形保持溝817によって限定されている。
【0054】
2段構造手段であるピンブロック82には、その小径の端部にピンホール821が形成されている。引出部材84には、その左右両側に1対の据付柱841が配置されており、その上方中間部には弓径引出し部分842が形成されている。
【0055】
2段に段差を有する構造の挿入ボルト85はその小直径部の前方端部に軸方向と直行する挿入孔851が形成されている。中間部に弓形部材が限定されている三角形固着片86は、その三隅に固定用穴861が形成されている。中間の弓形部を有する矩形の翼状体である翼状片87には、その四隅に固定用穴871が形成されている。
【0056】
図4を参照して、本考案の自転車の幼児用座席構造の組立方法を説明する。
先ず、係止部材31を伸縮可能な内管32の下方端部に嵌め入れて、固定用穴321とピンホール311に通した挿入ピン90を介して固定する。上方及び下方管34,33を重ね合わせて閉じ、係合柱331及び係合柱342をネジ91を介して共にネジ止め係合する。外管35を誘導して、上方,下方管34,33の外周囲縁にスリーブ止めする。伸縮可能な内管32を突出した固定用柱342へ挿入して、係合穴352と、挿入穴343と、固定用穴321とをそれぞれ重ね合せて挿入ピンを通して固着する。外管35が嵌められた上方,下方管34,33の両端部へ係止用カバー36を嵌め込んで、カバー36のフックプレート361を介して外管35をフック止めする。
【0057】
次に、スリーブ本体23を背もたれ本体21の後側へ取り付ける。
固定用プレート24を半円形案内路231の上方部に取りつけて、固定用プレート241を固定用プレート232に対して隣接して位置付ける。ネジ91を固定用プレート241及び固定用プレート232を介してネジ入れてスリーブ本体23を前記背もたれ本体21へ取り付けて、前記背もたれ本体21の上方部に配置されている固定用柱211へネジ止めされ、更にまた、ネジ穴236からネジを入れて、下方部に配置された固定用柱211へ係合させる。
【0058】
弓形の摺動溝214及び半円形案内路231によって形成された空間を介して伸縮可能となる内管32を導入する。摩擦ブロック25を細長い貫通穴242へ入れて細長いスロット234の内側へ押し入れる。
そして、偏心手段26を固着部材24の切起によって形成した固着部243に通した挿入ピンを介して摩擦ブロック25に対してきっちりと隣接して位置決めして止める。大径頭部を有する係止柱215を斜め切欠部419を用いて案内係止し、連結部材42を介してそこへ位置付けると、その中に配置されている摺動溝421が係止柱215を介して導き入れられて、連結部材42に係合される。背もたれ本体21は、連結部材42を介して、斜め切欠部419の中で前後に動いて調節できるようになる。
【0059】
L字状フレーム43を背もたれ本体21の後側と座席本体41の下側に当てる。L字状フレーム43の下方部はギザギザの係合リブ416と係合し、その上方部は、背もたれ本体21の後側に隣接するように、U字形係合スロット237によって位置決めされる。
固定用ブロック22はネジ91を介して挿入スロット413へ嵌め込まれて固着され、L字状フレーム43の上方端部を凹部222によって制限するようにする。背もたれ部材21はL字状フレーム43のせいで運動を制限されるようになる。
【0060】
位置付け片441を介して、適切な高さの挿入用スロット413へ足載板44を挿入支持する。次に、支持プレート45の位置決め穴451を介して、前記足載板44のフック片443の位置決めキー444と結合し、適切な高さに位置付ける。
係止ボルト52を回転ヘッド51のスリーブロッド512へ挿入し、ピンホール513と固定用孔521へピン90を通して回転ヘッド51へしっかりと止める。そして、係合ブロック53を係止ボルト52に通し入れて回転ヘッド51の内部に収容する。小バネ55を中に入れた大バネ54をスリーブロッド512の周囲縁にスリーブ状に嵌める。さらに、前輪ブラケット56を固定用プレート415によって限定される収容溝414へ位置付ける。一端を回転ヘッド51に係合した係止ボルト52を固定用プレート415と位置決め溝561とに通して、係止ボルト52の他端に形成されている外ネジ522を介して、固定用プレート415の他方側に配置されたナット57へネジ止めされる。
係合ブロック53の4個の係合用脚531を、固定用プレート415の4個のスロットと4個の位置決め孔562とへ挿入してから、固定用プレート415に前輪ブラケット56固定する。
【0061】
係止ブロック72を2段式回転孔721を介して中空の挿入柱714へ接続し、4個の係合孔722が4個の係合リブ715へ合わせ入れる。その周囲にバネ73をスリーブ止めしたネジ91を、2段式回転孔721に通して中空の挿入柱715へ止め、該バネ73を2段式回転孔721の小径段に当接するようにさせる。枢軸としての中空の挿入柱714を介して、そこで係止ブロック72が上下に旋回されるようになる。強化部材75を、横のネジ穴751を介して、台形の保持室745にある4個の貫通孔7452へネジ係合させる。バネワッシャー77が、調節用ブロック78の2段式旋回用ヒンジ781に位置付けられる。2段式強化ロッド76の小径段が旋回部材744の上側に被せられてそこをカバーする。こうしてから、調節用ブロック78を旋回部材744の下側に位置付けて、ネジ91で締めて、旋回可能に接続するようにする。旋回部材744を介して、調節用ブロック78が、そこで前後に旋回するようになる。
細長い丸棒92を細長い旋回用穴711と両側に配置された旋回ブロック741とに挿入して、基部本体71を車輪旋回座74とその前面側で係合するようにする。こうして、基部本体71は車輪旋回座74の上表面に設置付けられると、その左右後方で、上述したように組立てた調節用ブロック78に連結して位置決め固定される。
【0062】
その後、係止ブロック72を調節用ブロック78の他端側で下方へ回転して、調節用ブロック78を適切な位置へ位置付けて、調節用ブロック78が使用時に外れるのを防止する。基部本体71が設置された状態の車輪旋回座74が座席本体41の下側にネジ止めされて、4個の固定用柱742及び4個のネジ柱417と係合状態になる。L字状フレーム43はその底部で位置決めフレーム713に係合する。キー付きプレート79をキー付き連結具713に嵌め込んでから、ネジ孔794とネジ柱7473とにボルトを嵌めて接続する。
【0063】
強化プレート63をネジ91で後輪ブラケット62へ締め付ける。圧縮バネ66を2段式貫通穴671の大径671部分に嵌めてそこに位置付ける。リングワッシャ68と一緒にリベット61を、キー付き突出穴621及び2段式貫通穴671を通して案内入れて、キー付き接合具7471の中心配置したスロットへリベット接続し、後輪ブラケット62と回転輪67とを車輪旋回座74に旋回可能に係合する。伸長性プレート65はリングワッシャ68と共に、一端でキー付き連結具747とキー付きプレート79とに挿入ピン90で旋回自在に接続される。連結プレート64はリングワッシャ68と共に、一端で強化プレート63のネジ穴631へ挿入ピン90で旋回可能に固定される。連結プレート64はリングワッシャ68と共に、他端で伸縮性プレート65へで旋回可能に固着される。このように構成することにより、伸縮性プレート65は使用時に或る距離を外側へ伸び出させることができるようになる。
【0064】
挿入用ボルト85を据付柱841に通し、圧縮バネ83を据付部材814と挿入部材815の間にはさみ込むようにする。2段式のピンブロック82の小径段が接続穴8161へ通される。挿入ボルト85が取りつけられた引出し部材821が据付本体81の後部から覆われて、挿入ボルトが据付け穴8141を通され、圧縮バネ83に通され、U字形の逃げ溝8151へと導かれ、ピンブロック82へスリーブ接続される。挿入ピン90が用いられて、挿入ボルト85とピンブロック82とを係合スロット8162に通して接続し、これで本発明の自転車の幼児用座席構造の組立てが完成する。
【0065】
図5を参照しながら、自転車の幼児用座席構造の使用方法を説明する。
背もたれ本体21の角度を調節するには、図5に示すように、係止ブロック72が上方へ回転されて、調節用ブロック78が外側へ回転されるようになる。調節用ブロック78を隣接させないでおくと、前方部に位置する旋回ブロック741に旋回可能に取り付けられている基部本体71が、その後側で或る程度下に下がるようになる。そうすると、L字形フレーム43は位置決めフランジ713から外れて、そのギザギザの係合リブ上で前後へ簡単に調節できるようになる。一方、背もたれ本体21は、L字形フレーム43の動きによって色々と異なる角度へ調節されるようになる。背もたれ本体21が適切な角度へ調節された場合、基部本体71が上方へ持ち上げられて、調節用ブロック78と係止ブロック72が後方へ回転して、基部本体71に対してぴったりと隣接するようになる。L字形フレーム43が再度設置し直されて、位置決めフランジ713に係合されると、背もたれ本体21が適切な角度へ調節されるようになる。
【0066】
図6を参照して、本発明の自転車の幼児用座席構造を自転車の後部荷台Aに組み付ける方法を説明する。
据付本体81のリブ812が車輪旋回座74の摺動案内路811に通されて、挿入部材7451に係合される。据付本体81に係合した引出し部材84が引出されると、挿入ボルト85とピンブロック82を後方へ引っ張って、圧縮バネ83が圧縮される。挿入ボルト85とピンブロック82が後方へ引っ張られた場合、据付本体81が上方へ持ち上げられて、車輪旋回座74の下側に対して隣接し、台形の保持室745へ収容されるようになる。車輪旋回座74の据付けプレート746がスロット8162に通されて、中で挿入ブロック816と係合するようになる。引出された引出し部材84が解除されたらば、挿入ボルト85及びピンブロック82が、圧縮バネ83を介して下へ戻される。接続穴8161に通されたピンブロック82が挿入ブロック816で再度位置決めされて、据付座80の上に車輪旋回座74を固着する。そして、車輪旋回座74と係合した据付座80を後部荷台Aに乗せる。三角部材86および翼形パネル87が据付本体81の下側から適用されて、図6に示すように、自転車の後部荷台Aの上に据付座80をしっかりと固定する。
【0067】
図7を参照して、本発明の自転車の幼児用座席構造の他の使用方法を説明する。
本発明の自転車の幼児用座席構造をベビーバギーとして利用するには、回転輪67と共に後輪ブラケット62を適切な距離を後方へ押し付ける。こうすると、圧縮バネ66がきっちりと圧縮される。最大限まで伸ばされたならば、後輪ブラケット62は圧縮バネ66を介して回転輪67を後方へ持ってゆく。すると、キー付き溝のシャフト674の表面に配置されたキー部材675がキー付き連結具7471の下方面に配置された係止溝7422に係合するようになり、後輪ブラケット62が適所に再位置付けされて、ベビーバギー使用に対して、旋回輪522が地面に接地される。キー付き突出穴621は、キー付き溝672と固着係合し、実際にベビーバギーとして使用して押している最中に、後輪ブラケット62が外れないようにする。
【0068】
回転ヘッド51が係止ボルト52を介して外側に回転されると、圧縮された大小のバネ54によって、係合ブロック53を中に保持させて隣接させると、その結果、外側に摺動するようになる。すると、4個の係合脚532は、前輪ブラケット56の4個の位置決め穴562から外れて、前輪ブラケット56が下方へ曲げられて、それに取りつけられている回転輪563が地面に接地するようになる。回転ヘッド51が後方へ廻されて、最初の第1地点へ戻され、前輪ブラケット56が係合脚532を介して再位置付けされて、4個の位置付け穴562に係合されるようになる。
【0069】
一側で摩擦ブロック25に隣接している偏心手段26が或る角度だけ回わされると、摩擦ブロック25を解除して、その間に隙間が生じるようになる。そして、上方及び下方管34,33が下方へ引っ張られ、伸縮性内管32を引き上げ適切な高さへ調節される。係止部材31は伸縮性内管32がスリーブ本体23から摺動して外れてしまうのを防止する。その後、偏心手段26は後方へ回されて摩擦ブロック25に対してぴたりと隣接させると、図7に示すように、調節された伸縮性内管32を使用状態に対して適所に保持するようになる。
【0070】
図8では、本発明の自転車の幼児用座席構造を通常の幼児用椅子に使用するのを説明する。
まず、両方の後輪ブラケット62を下に降ろす。支持プレート45がフック片443の所で適切な高さに調節され、細長い位置決め穴451を介してしっかりと位置付けられて、位置決めキー444に係合されるようになる。前輪ブラケット56が内側に回されて、収容される。足踏み台44を係合している挿入用スロット413からはずし、適切なる位置の挿入スロットへ再び位置付けて、使用状態に対応して足載台の高さを調節するようにする。
【0071】
【発明の効果】
以上のように構成した自転車の幼児用座席構造によれば、前記据付座を前記三角形固着片と翼状片とを介して自転車の後部の荷台に固定して幼児用座席構造とし、あるいは、前記前輪ブラケット及び後輪ブラケットを下方へ回転させて地面に接地させると共に、前記伸縮可能なハンドルセットを使用するに適切な高さまで引っ張り上げることで、ベビーバギーとし、あるいはまた、前記後輪ブラケットを下方へ回して床に接地すると共に、前記前輪ブラケットは前記座席本体の収容溝の所に格納して、前記支持プレートを座席本体のL字形フック手段のところで適切な高さまで調節して、床に接地させて、適切な高さの位置決め穴へ前記位置決めキーを位置付けることで、通常の幼児用椅子にするというように様々に異なる使用目的に合わせて簡単に調節することができるので、多機能な使用ができて、効率性や実用性が優れている。
【0072】
前記背もたれ体は、角度を調整することが可能であり、使用者の座り心地良さの要求に応えることができる。
【0073】
前記足載部は、脱着可能に設置されているので、異なる使用者が座ったときにその身長に合せて変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自転車の幼児用座席構造の斜視図。
【図2】本発明の自転車の幼児用座席構造の背もたれユニットの破断斜視図。
【図3】本発明の自転車の幼児用座席構造の部分破断図。
【図3A】本発明の自転車の幼児用座席構造の座席ユニット及び前輪ブラケットの拡大破断図。
【図3B】本発明の自転車の幼児用座席構造の座席ユニット及び後輪ブラケットの拡大破断図。
【図3C】本発明の自転車の幼児用座席構造の基部ユニットの拡大破断図。
【図3D】本発明の自転車の幼児用座席構造の据付座の拡大破断図。
【図4】本発明の自転車の幼児用座席構造の組立て完了斜視図。
【図5】本発明の自転車の幼児用座席構造の背もたれユニットの角度調節を示す図。
【図5A】本発明の自転車の幼児用座席構造の係止ブロックの回転と調節ブロックを示す一部拡大図。
【図6】本発明の自転車の幼児用座席構造を自転車の後部荷台に据え付けて実際に使用する状態を示す図。
【図7】本発明の自転車の幼児用座席構造をベビーバギーへ変化させた使用状態を示す図。
【図8】本発明の自転車の幼児用座席構造を普通の幼児用椅子へ変化させた使用状態を示す図。
【符号の説明】
20 背もたれユニット
21 背もたれ本体
22 固定用ブロック
23 スリーブ本体
24 固定用部材
25 摩擦ブロック
26 偏心手段
30 伸長可能なハンドルセット
31 係止部材
32 伸縮可能な内管
33 下方管
34 上方管
35 外側管
36 係止用カバー
40 座席ユニット
41 座席本体
42 連結部材
43 L字形フレーム
44 2枚の足載板
45 2本の支持プレート
50 前輪ブラケットセット
51 回転ヘッド
52 係止ボルト
53 係合ブロック
54 大バネ
55 小バネ
56 前輪ブラケット
57 ナット
60 後輪ブラケットセット
61 リベット
62 後輪ブラケット
63 強化プレート
64 連結プレート
65 伸縮性プレート
66 圧縮バネ
67 回転輪
68 複数個のリングワッシャ
70 基部ユニット
71 基部本体
72 係止ブロック
63 バネ
74 車輪旋回座
75 強化片
76 強化ロッド
79 キー溝プレート
80 据付座
81 据付本体
82 ピンブロック
83 圧縮バネ
84 引出し部材
85 挿入ボルト
86 三角形固着片
87 翼状片

Claims (15)

  1. 背もたれユニットと、伸縮可能なハンドルセットと、座席ユニットと、2個の前輪ブラケットセットと、2個の後輪ブラケットセットと、基部ユニットと、据付座と、複数個の挿入ピンと、複数個のねじと、細長い丸棒とから構成される自転車の幼児用座席構造であって、前記幼児用座席構造が、
    前記背もたれユニット20は、背もたれ本体21と、該背もたれ本体の背面に固定用ブロック22を介して固定部材24によって固定されたU字形状のスリーブ本体23と、前記スリーブ本体23に形成された半円形案内部231に上下方向の移動によって前記ハンドルセット30を伸縮可能状態に保持する摩擦ブロック25および偏心手段26とから構成され、
    前記伸縮可能なハンドルセット30は、下端に係止部材31を装着した上下方向に移動可能な一対の内管32と、該内管32の上端部を固定する半割筒状の下方管33と、下方管33の開口を上方より覆って連結される上方管34とからなり、前記連結された上方,下方管34,33の外周囲には外管35が配設され、左右両端開口部には、係止用カバー36が装着されてなり、
    前記座席ユニット40は、座席本体41と前記背もたれ本体21とを連結する連結部材42と、水平一端部が座席本体41の裏面側に係止され、垂直他端部が背もたれ本体21の背面側に位置するように配設されたL字形フレーム43と、前記座席本体41の前側下方に着脱可能に装着された一対の足載板44と、前記一対の足載板44に連結された一対の支持プレート45とから構成され、
    前記連結部材42は、細長い箱状体であって、その内部に配置されたL字形摺動溝421と、その前方側に突出している細長い固定用片422とが形成されており、
    前記前輪ブラケットセット50は、前記座席本体の側板の下方に装着される回転ヘッド51と、係止ボルト52と、係合ブロック53と、大バネ54と、小バネ55と、旋回可能に接続された回転輪563が設けられた前輪ブラケット56とナットとから構成され、
    前記後輪ブラケットセット60は、リベット61と、後輪ブラケット62と、補強プレート63と、連結プレート64と、伸縮性プレート65と、圧縮バネ66と、回転輪67と、複数個のリングワッシャ68とから構成され前記リベット61により前記座席本体41の座席裏面側に配設した車輪旋回座74に旋回可能に連結されており、
    前記基部ユニット70は、基部本体71と、2個の係止ブロック72と、2個のバネ73と、車輪旋回座74と、強化片75と、2本の強化ロッド76と、2個のバネワッシャ77と、2個のキー溝プレート79とから構成されており、
    前記据付座80は、台形ハウジングである据付本体81と、2本のピンブロック82と、2個の圧縮バネ83と、引出し部材84と、2個の挿入ボルト85と、2個の三角形固着片86と、翼状片87とから構成され、
    前記細長い丸棒を、前記基部本体71の細長い旋回用穴と前記車輪旋回座74の2個の旋回ブロックとに通して、基部本体71をその前面側で車輪旋回座74に係合させ、前記基部本体71が、その後方で前記調整用ブロックに隣接して、前記車輪旋回座の上表面に設置され、前記係止ブロックを、調節用ブロックの他端側で下方へ回転して、調節用ブロックを適切な位置へ位置付けて、使用時に基部本体が外れるのを防止するようにしてなり、
    前記据付座を前記三角形固着片と翼状片とを介して自転車の後部の荷台に固定して幼児用座席構造とし、あるいは、前記前輪ブラケット及び後輪ブラケットを下方へ回転させて地面に接地させると共に、前記伸縮可能なハンドルセットを使用するに適切な高さまで引っ張り上げることで、ベビーバギーとし、あるいはまた、前記後輪ブラケットを下方へ回して床に接地すると共に、前記前輪ブラケットは前記座席本体の収容溝の所に格納して、前記支持プレートを座席本体のL字形フック手段のところで適切な高さまで調節して、床に接地させて、適切な高さの位置決め穴へ前記位置決めキーを位置付けることで、通常の幼児用椅子にするというように様々に異なる使用目的に合わせて簡単に調節することができるようにしたことを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
  2. 2本の伸縮可能な内管は、スリーブ本体の半円形の案内路及び前記背もたれ本体の後側に配置された弓形摺動溝によって形成された空間に摺動できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  3. 一側面で前記摩擦ブロックと隣接し、且つ、上部及び底部で固定用部材の半円形固定部分へ取り付けられた前記偏心手段は、前後に回転できるようになることを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  4. 前記L字形フレームは前記座席本体のギザギザの係合リブ上で再位置付けのために前後へ動かすことができ、使用に際し背もたれ本体の角度を調節できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  5. 前記基部本体は前記車輪旋回座の2個の旋回ブロックを介して上下に回転できるようになることを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  6. 前記係止ブロックは前記基部本体の中空の挿入柱を介して上下に回転できるようになることを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  7. 前記調節用ブロックは前記旋回座の旋回部材を介して前後に旋回可能になることを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  8. 前記座席本体の挿入スロットに係合した前記足載板は、係合をはずされて、再位置決めする前に適切な高さに調節できることを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  9. 前記支持プレートは前記足載板のフック片のところで適切な高さになるよう調節できるようになっていて、適切な高さの位置決め穴と係合したL字形フック手段の位置決めキーを介して再位置決めされるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自転車の幼児用座席構造。
  10. 前記回転ヘッドはその一端部で前記座席本体の固定用プレートへ固着された係止用ボルトを介して回転できるようにしたことを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
  11. 前記回転ヘッドの内側に保持された前記係合ブロックは、前記大小の圧縮バネによって押圧された時に、前後に摺動できるようになることを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
  12. 前記前輪ブラケットは、前記座席本体の前記固定用プレートによって限定された前記半弓形の収容溝において上下に回転されるようになることを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
  13. 前記回転車輪のついた後輪ブラケットは、前記キー溝付き連結具を介して車輪旋回座のところで上下に旋回されるようになることを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
  14. 前記据付座は上下に動かして、車輪旋回座と係合したり、離脱したりできるようにしたことを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
  15. 前記引出し部材は前記据付け本体の後方で、前後に引っ張って緩めることができるようにしたことを特徴とする自転車の幼児用座席構造。
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