JP3631645B2 - Millimeter wave radar module - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミリ波帯域で用いられ、ミリ波の送信部にNRDガイドを使用した自動車等用のミリ波レーダーモジュールであって、パワー制御を行うことによって出力電力を一定に保持するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミリ波の送信部に非放射性誘電体線路(NonRadiative Dielectric waveguideで、以下、NRDガイドという)を用いたミリ波レーダーモジュールのブロック回路図を図2に示す。上記NRDガイドは、図3に示すように、一対の平行平板導体1,1の間隔をλ/2(λは使用周波数において空気中での高周波信号(電磁波)の波長)とすることにより、外部から誘電体線路2へのノイズの侵入をなくしかつ外部への高周波信号の放射をなくして、誘電体線路2中に高周波信号を伝送させるものである。
【0003】
図2において、21は、ガンダイオードとバラクタダイオードから構成される電圧制御発振器(VCO:Voltage Control Oscillator)であり、22は、NRDガイドの2本の誘電体線路3,4を図4のようにカップラ型に構成して信号電力を分配する分配器、23は、送信時と受信時とで信号の伝送方向を切り換えるサーキュレーター、24はミリ波の送受信用アンテナ、25は中間周波数(IF:Intermediate Frequency)出力を得るためのミキサーである。なお、図4において、矢印は信号の伝搬方向、波線形の矢印は空間伝搬する信号をそれぞれ示し、Lは結合長を表わす。
【0004】
上記電圧制御発振器21は図8,図9に示すような構成であり、これらの図において、32は、ガンダイオード33を設置(マウント)するための金属ブロック等の金属部材、33は、ミリ波を発振する高周波ダイオードの1種であるガンダイオード、34は、金属部材32の一側面に設置され、ガンダイオード33にバイアス電圧を供給するとともに高周波信号の漏れを防ぐローパスフィルタとして機能するチョーク型バイアス供給線路34aを形成した配線基板、35は、チョーク型バイアス供給線路34aとガンダイオード33の上部導体とを接続する金属箔リボン等の帯状導体、36は、誘電体の基体に共振用の金属ストリップ線路36aを設けた金属ストリップ共振器、37は、金属ストリップ共振器36により共振した高周波信号を電圧制御発振器21外へ導く誘電体線路である。
【0005】
さらに、誘電体線路37の中途には、周波数変調用ダイオードであって可変容量ダイオードの1種であるバラクタダイオード30を装荷した配線基板38を設置している。このバラクタダイオード30のバイアス電圧印加方向は、誘電体線路37での高周波信号の伝搬方向に垂直かつ平行平板導体の主面に平行な方向(電界方向)とされている。また、バラクタダイオード30のバイアス電圧印加方向は、誘電体線路37中を伝搬するLSM01モードの高周波信号の電界方向と合致しており、これにより高周波信号とバラクタダイオード30とを電磁結合させ、バイアス電圧を制御することによりバラクタダイオード30の静電容量を変化させることで、高周波信号の周波数を制御できる。また、39は、バラクタダイオード30と誘電体線路37とのインピーダンス整合をとるための高比誘電率の誘電体板である。
【0006】
また図9に示すように、配線基板38の一主面には第2のチョーク型バイアス供給線路40が形成され、チョーク型バイアス供給線路40の中途にビームリードタイプのバラクタダイオード30が配置される。第2のチョーク型バイアス供給線路40のバラクタダイオード30との接続部には、接続用の電極31が形成されている。
【0007】
そして、ガンダイオード33から発振された高周波信号は、金属ストリップ共振器36を通して誘電体線路37に導出される。次いで、高周波信号の一部はバラクタダイオード30部で反射されてガンダイオード33側へ戻る。この反射信号がバラクタダイオード30の静電容量の変化に伴って変化し、発振周波数が変化する。
【0008】
また、図2のミリ波レーダーモジュールはFMCW(Frequency Modulation Continuous Waves)方式であり、その動作原理は以下のようなものである。電圧制御発振器21の変調信号入力用のMODIN端子に、図5(a)の実線で示すように電圧振幅の時間変化が三角波となる入力信号を入力し、その出力信号を周波数変調し、電圧制御発振器21の出力周波数偏移を図5(a)の縦軸のように偏移させる。そして、送受信用アンテナ24より出力信号(電波)を放射した場合、図5(b)のように送受信用アンテナ24の前方にターゲットが存在すると、電波の伝搬速度の往復分の時間差をともなって、図5(b)の点線に示される反射波(受信波)が戻ってくる。この時、ミキサー25の出力側のIFOUT端子には、図5(a)の実線と点線の周波数差が出力される。
【0009】
このIFOUT端子の出力周波数等の周波数成分を解析することで、Fif=4R・fm・Δf/c(Fif:IF出力周波数,R:距離,fm:変調周波数,Δf:周波数偏移幅,c:光速)という関係式から距離を求めることができる。
【0010】
一般に、FMCW方式のミリ波レーダーにおいて、ターゲット方向での分解能は1m程度必要であり、この分解能を得るためには、r=c/2Δf(r:距離分解能,Δf:周波数偏移幅,c:光速)という式から150MHzの周波数変化が必要である。実際には、電圧制御発振器21のフリーランでの発振周波数にばらつきがある為、必要な周波数変化の帯域は、量産性を考慮して最低でも500MHz程度必要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、NRDガイドの誘電体線路や図2の分配器22には特有の周波数特性があり、所望の帯域でその周波数特性を完全にフラットとすること、即ち或る帯域で送信波の強度を一定レベルに保つことは困難であった。また、一般的に電圧制御発振器21には温度特性があり、温度が上昇するとその発振器出力が低下する。これらの周波数特性、温度特性から、送受信用アンテナ24から出力される出力電力は一定とはならず、数dBの偏差が現れるという問題点があり、従って従来ミリ波レーダーモジュールでは送信出力(パワー)の精度の良い制御ができなかった。
【0012】
また、図2の従来例において、MMIC(Microwave Monolithic Integrated Circuit)を用いたミリ波レーダーモジュールも提案されているが、車載用の77GHz帯域のMMICは量産性が悪く高価である。またMMICを用いた場合、NRD型ガイドとの接続が難しいためコプレナー線路等が用いられるが、高周波信号の損失が77GHz帯域において大きいため実用上問題がある。
【0013】
本発明は、上記事情に鑑みて完成されたものであり、その目的は、送信部に起因する周波数特性、温度特性により変動する送信出力、即ち送信出力偏差を抑制し、ミリ波レーダーモジュールにおける送信出力の高精度な制御を実現するとともに、低損失のものとすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明のミリ波レーダーモジュールは、高周波ダイオードから出力された高周波信号を、バイアス電圧印加方向が前記高周波信号の電界方向に合致するように前記高周波信号の伝搬路中に配置された可変容量ダイオードのバイアス電圧を周期的に制御することにより、三角波に周波数変調した送信用のミリ波信号として出力する電圧制御発振器と、サーキュレーターとショットキーダイオードが設けられた反射器とからなり、前記電圧制御発振器から出力され前記サーキュレータに入力された前記送信用のミリ波信号を、制御電圧信号がバイアス電圧として入力される前記ショットキーダイオードにより検波して消費するかまたは反射して出力することにより、その減衰比を前記制御電圧信号が増大すると減衰特性も増大するように制御して、前記送信用のミリ波信号の信号強度を所定レベルに維持して出力するように動作する可変減衰器と、前記送信用のミリ波信号を前記可変減衰器側および前記送信用のミリ波信号の一部と受信波とが入力され中間周波信号を生成するミキサー側に分配する第1の分配器と、入力されたミリ波信号をショットキーダイオードで検波し直流化して検波電圧信号として出力し、入力された前記ミリ波信号の入力電力が増大すると前記検波電圧信号も増大する検波器と、前記可変減衰器から出力された前記ミリ波信号の一部を、送受信用アンテナ側および前記検波器側に分配する第2の分配器と、前記検波器により前記出力用のミリ波信号の一部を直流化して得られた前記検波電圧信号と基準電圧信号とを比較することにより、前記検波電圧信号が前記基準電圧信号より大きい場合には利得制御信号を上げて前記可変減衰器の前記減衰比を上げ、前記検波電圧信号が前記基準電圧信号より小さい場合には前記利得制御信号を下げて前記可変減衰器の前記減衰比を下げるように前記減衰比を制御する前記制御電圧信号を出力する比較器とを具備して成り、前記電圧制御発振器・第1の分配器・可変減衰器・第2の分配器および検波器は、それぞれ前記ミリ波信号の波長の2分の1以下の間隔で配置した平行平板導体間に配設した誘電体線路を信号伝送線路として具備することを特徴とする。
【0015】
本発明は、上記構成により、送信部に起因する周波数特性、温度特性による送信出力偏差を抑制し、所望の帯域で送信波の強度を一定レベルに保つことで、ミリ波レーダーモジュールにおける送信出力の高精度な制御を実現することができ、その結果ミリ波レーダーの探知距離の低下を防いでその性能を維持することができ、さらには損失の小さいものとすることができる。
【0016】
前記誘電体線路はMg,Al,Siの複合酸化物を主成分とする焼結体から成ることを特徴とする。これにより、従来のアルミナセラミックス等よりも低比誘電率のセラミックス等からなる誘電体線路を用いることで低損失のものとでき、また低比誘電率ではあるが伝搬モードのLSMモードの電磁波がLSEモードへ変換され易いテフロン等よりもさらに低損失となる。よって、伝送損失が少なく、かつ安価で高い形状精度の誘電体線路を作製することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明のミリ波レーダーモジュールについて以下に説明する。図1は、本発明のミリ波レーダーモジュールの一実施形態を示すブロック回路図である。図1において、11は高周波ダイオードとしてのガンダイオードと可変容量ダイオード(バラクタダイオード)とを有する電圧制御発振器(VCO)であり、高周波ダイオードより発振した高周波信号を、バイアス電圧印加方向が高周波信号の伝搬方向に垂直な方向(電界方向)に合致するように高周波信号の伝搬路中に配置された可変容量ダイオードのバイアス電圧を周期的に制御することにより、三角波に周波数変調した送信用のミリ波信号を発振する。また、12は第1の分配器、13は可変減衰器、14は第2の分配器(カップラー)、15はサーキュレーター、16は送受信用アンテナ、17は検波器、18は電圧比較器、19はミキサーである。なお、電圧制御発振器11の基本構成は図8,図9のものと同様であり、その詳細な説明は省略する。
【0018】
電圧制御発振器11で三角波の入力により周波数変調された発振器出力は、第1の分配器12で分配され、可変減衰器13,カップラー14,サーキュレーター15を通り、送受信用アンテナ16より出力される。ターゲットからの反射波は送受信用アンテナ16で受信され、サーキュレーター15を通り、ミキサー19で第1の分配器12からの電圧制御発振器11の出力(ミリ波信号の一部で分配波)と混合され、受信波と分配波との周波数差が出力される。
【0019】
カップラー14の構造は第1の分配器12と同じであり、図4に示すように、空間的に電磁結合した2本の誘電体線路3,4から成る。カップラー14では間隔(結合長)Lを第1の分配器12よりも広げ、その結合度を弱くし、分配比を低くしたものである。分配された送信信号(ミリ波信号)の電力の一部は、検波器17でショットキーダイオードにより検波され、直流電圧となって出力され、電圧比較器18で基準電圧と比較された後、その出力を可変減衰器13にフィードバックし、その出力を一定に保つように制御される。
【0020】
以下に、上記の利得制御について詳細に説明する。検波器17においては、例えばその入力電力と検波電圧信号Vdet との間には、入力電力が増大すると検波電圧信号Vdet も一定の関係で増大する正の相関関係を有するものとする。また、可変減衰器13においても、例えば制御電圧信号Vcと減衰特性との間には、制御電圧信号Vcが増大すると減衰特性も増大する正の相関関係を有するものとする。
【0021】
一方、電圧比較器18は、検波電圧信号Vdet が例えばプラス(+)側に、出力電力設定の基準となる基準電圧信号Vref がマイナス(−)側に入力される。この基準電圧信号Vrefは、例えばこのミリ波レーダーモジュールの回路の電源電圧(例えば5V)を抵抗で分圧する等の方法により所望の設定値の電圧(例えば2.5V)とされる。また、一般に検波電圧信号Vdetは基準電圧信号Vrefに比べてかなり小さいので、オペアンプ等により2.5V程度になるように増幅する。
【0022】
そして、検波電圧信号Vdetと基準電圧信号Vrefとの関係がVdet>Vrefの場合、すなわち送信信号の電力が設定より大きい場合にはその出力である利得制御信号Vcを上げ、それにより可変減衰器13の減衰比を上げて送信信号の電力を小さくする。他方、Vdet<Vrefの場合、すなわち送信信号の電力が設定より小さい場合にはその出力である利得制御信号Vcを下げ、それにより可変減衰器13の減衰比を下げて送信信号の電力を大きくする。このようにして、常にVdet =Vrefとなるように利得制御信号Vcを調整することによって、ミリ波レーダーモジュールの送信出力が一定となるように制御するループを構成している。
【0023】
次に可変減衰器13について説明する。可変減衰器13は図6のようにサーキュレーターと反射器とから構成される。図6において、61は、入力用の誘電体線路51の一端に設けられた送信信号(ミリ波)の入力ポート、62は、反射用の誘電体線路52の一端に設けられた反射ポート、63は、出力用の誘電体線路53の一端に設けられた出力ポートである。また、64は、誘電体線路51,52,53を往き来する信号を誘電体線路51,52,53間で結合させるとともに、サーキュレーターとして機能するフェライト、65は、インピーダンス整合用のエアギャップ、66は、ショットキーダイオードをマウントするためのダイオードマウント(ダイオード設置用基板)、66aはショットキーダイオード、67はアルミナ(Al2O3)セラミックス等からなるインピーダンス整合用の高比誘電率(比誘電率10程度以上)の誘電体薄板、68は負荷抵抗である。
【0024】
この可変減衰器13において、ショットキーダイオード66aに順方向にバイアス電圧を印加した場合、入力ポート61から入力されたミリ波はショットキーダイオード66aにて検波され、負荷抵抗68にて消費される。無バイアスあるいは逆方向バイアス時には不整合状態となり、ミリ波はショットキーダイオード66aで反射し、サーキュレーターを介して出力ポート63から出力される。この可変減衰器13の特性は、図7のように順方向バイアス電圧の増加に伴い減衰比が大きくなる。例えば、図7において順方向バイアス電圧が0〜5Vとすると、比較器18によって制御可能となる。
【0025】
このようにして、ショットキーダイオード66aのバイアス電圧として利得制御信号Vcを入力することにより、利得制御信号Vcが大きい場合(Vdet>Vrefの場合)減衰比を大きくして送信出力を下げ、利得制御信号Vcが小さい場合(Vdet<Vrefの場合)減衰比を小さくして送信出力を上げるという制御を行うことが可能となる。
【0026】
本発明において、電圧制御発振器11,第1の分配器12,可変減衰器13,第2の分配器14および検波器17をNRDガイドより構成するが、以下にNRDガイドの詳細な構成について説明する。
【0027】
図8,図9の電圧制御発振器11において、チョーク型バイアス供給線路34aおよび帯状導体35の材料は、Cu,Al,Au,Ag,W,Ti,Ni,Cr,Pd,Pt等から成り、特にCu,Agが、電気伝導度が良好であり、損失が小さく、発振出力が大きくなるといった点で好ましい。
【0028】
また、帯状導体35は金属部材32の表面から所定間隔をあけて金属部材32と電磁結合しており、チョーク型バイアス供給線路34aとガンダイオード素子33間に架け渡されている。即ち、帯状導体35の一端はチョーク型バイアス供給線路34aの一端に半田付け等により接続され、帯状導体35の他端はガンダイオード素子33の上部導体に半田付け等により接続されており、帯状導体35の接続部を除く中途部分は宙に浮いた状態となっている。
【0029】
そして、金属部材32は、ガンダイオード素子33の電気的な接地(アース)を兼ねているため金属導体であれば良く、その材料は金属(合金を含む)導体であれば特に限定するものではなく、真鍮(黄銅:Cu−Zn合金),Al,Cu,SUS(ステンレス),Ag,Au,Pt等から成る。また金属部材32は、全体が金属から成る金属ブロック、セラミックスやプラスチック等の絶縁基体の表面全体または部分的に金属メッキしたもの、絶縁基体の表面全体または部分的に導電性樹脂材料等をコートしたものであっても良い。
【0030】
また、誘電体線路37の材料は、コーディエライト(2MgO・2Al2 O3 ・5SiO2 )セラミックス等のMg,Al,Siの複合酸化物を主成分とする焼結体が好ましく、その他アルミナ(Al2 O3 )セラミックス,ガラスセラミックス等を用いてもよい。これらは高周波帯域において低損失であるが、特にMg,Al,Siの複合酸化物を主成分とする焼結体はより低損失なものが作製できる。
【0031】
図8の構成において、金属ストリップ共振器36を省き、ガンダイオード素子33と誘電体線路37とを直接電磁結合させ、かつ帯状導体35を共振器として機能させることもできる。この場合、ガンダイオード素子33と誘電体線路37との間隔は1.0mm程度以下が好ましく、1.0mmを超えると損失を小さくして電磁的結合が可能な最大離間幅を超える。またこの場合、チョーク型バイアス供給線路34aは、幅の広い線路の長さと幅の狭い線路の長さとがそれぞれ略λ/4の広狭線路から成り、また帯状導体35の長さは略{(3/4)+n}λ(nは0以上の整数)とするのが良い。さらに、この帯状導体35の長さは略3λ/4〜略{(3/4)+3}λが良く、略{(3/4)+3}λを超えると帯状導体35が長くなり、撓み、捩じれ等が生じ易くなり、個々の高周波ダイオード発振器間で発振周波数等の特性のばらつきが大きくなるとともに、種々の共振モードが発生して、所望の発振周波数と異なる周波数の信号が発生するという問題が生じる。より好ましくは、略3λ/4,略{(3/4)+1}λである。
【0032】
また、略{(3/4)+n}λとしたのは、{(3/4)+n}λから多少ずれていても共振は可能だからである。例えば、帯状導体35を{(3/4)+n}λよりも10〜20%程度長く形成しても良く、その場合、帯状導体35の接するチョーク型バイアス供給線路34aの1パターン目の長さλ/4のうち一部が共振に寄与すると考えられるからである。従って、帯状導体35の長さは{(3/4)+n}λ±20%程度の範囲内で変化させることができる。
【0033】
本発明でいう高周波帯域は、数10〜数100GHz帯域のマイクロ波帯域およびミリ波帯域に相当し、例えば30GHz以上、特に50GHz以上、更には70GHz以上の高周波帯域が好適である。
【0034】
また本発明のガンダイオード素子33等の高周波ダイオードとしては、インパット(impatt:impact ionisation avalanche transit time)・ダイオード,トラパット(trapatt:trapped plasma avalanche triggered transit)・ダイオード等のミリ波ダイオードが好適に使用される。
【0035】
本発明のNRDガイド用の平行平板導体1は、高い電気伝導度および加工性等の点で、Cu,Al,Fe,SUS(ステンレス),Ag,Au,Pt等の導体板、あるいはセラミックス,樹脂等から成る絶縁板の表面にこれらの導体層を形成したものでもよい。
【0036】
上記のNRDガイドに関する構成は、電圧制御発振器11ばかりでなく、第1の分配器12,可変減衰器13,第2の分配器14,検波器17にも適用されることはいうまでもない。
【0037】
また、図4に示す構造の第1の分配器12,第2の分配器14は、コーディエライト(2MgO・2Al2 O3 ・5SiO2 )セラミックス,アルミナ(Al2 O3 )セラミックス等の高周波に対して低損失の誘電体材料からなり、直線状の誘電体線路3とそれに電磁結合するように近接配置された弧状の誘電体線路4とから構成される。第1の分配器12の結合長(間隔)Lは、3dBの分配比となるため、例えば77GHz帯においてコーディエライトセラミックスを用いた場合1.25mm程度とする。一方、第2の分配器14の結合長(間隔)Lは、10dBの分配比とすると、例えば77GHz帯においてコーディエライトセラミックスを用いた場合2.25mm程度とする。
【0038】
次に、検波器17について説明する。図10は検波器17を示し、(a)は検波器17の斜視図、(b)検波器17用のショットキーダイオード93aの平面図である。同図において、81は入力用の誘電体線路、91は入力ポート、92はインピーダンス整合用の高比誘電率(比誘電率10程度以上)のアルミナセラミックス等からなる誘電体薄板、93はショットキーダイオード93aをマウントするためのダイオードマウントである。第2の分配器14で分岐されたミリ波信号の一方は、入力ポート91から入力され、誘電体線路81中を伝搬しショットキーダイオード93aで検波され直流化されて比較器(コンパレータ)18に入力される。
【0039】
本発明において、誘電体線路はMg,Al,Siの複合酸化物を主成分とする焼結体、具体的にはコーディエライトセラミックス等から成ることが好ましい。上記焼結体は比誘電率4.5〜8程度が良い。比誘電率をこの範囲に限定したのは、比誘電率が4.5未満の場合、伝搬モードのLSMモードの電磁波のLSEモードへの変換が大きくなるからである。また、比誘電率が8を超えると、50GHz以上の周波数で使用する際、誘電体線路の幅を非常に細くしなければならず、加工が困難になって形状精度が劣化し、強度の点でも問題が生じる。
【0040】
また誘電体線路の材料として、使用周波数50〜90GHzでのQ値が1000以上である、Mg,Al,Siの複合酸化物を主成分としたセラミックスを用いるのが良い。これは、近年におけるミリ波帯に含まれる50〜90GHzで使用される誘電体線路として、十分な低損失性を実現するものである。
【0041】
そして、誘電体線路の組成および組成比は、モル比組成式をxMgO・yAl2O3・zSiO2と表した時に、x=10〜40モル%,y=10〜40モル%,z=20〜80モル%,x+y+z=100モル%を満足するのがよい。
【0042】
本発明の誘電体線路の材料であるセラミックス(誘電体磁器組成物)の主成分の組成比を前記範囲に限定したのは、次の理由による。即ち、MgOのモル%を示すxを10〜40モル%としたのは、10モル%未満では良好な焼結体が得られず、また40モル%を超えると比誘電率が大きくなるからである。特にxは、60GHzでのQ値を2000以上とするという点から15〜35モル%が望ましい。
【0043】
また、Al2O3のモル%を示すyを10〜40モル%としたのは、Al2O3量yが10モル%よりも小さい場合には良好な焼結体が得られず、40モル%を超えると比誘電率が大きくなるからである。Al2O3量を示すyは、60GHzでのQ値を2000以上とするという点から17〜35モル%が望ましい。
【0044】
SiO2のモル%zを20〜80モル%としたのは、zが20モル%よりも小さい場合には比誘電率が大きくなり、80モル%を超えると良好な焼結体が得られずQ値が低下するからである。SiO2量を示すzは60GHzでのQ値を2000以上とするという点から30〜65モル%が望ましい。
【0045】
これらMgO,Al2O3,SiO2のモル%を示すx,y,zは、EPMA(Electron Probe Micro Analysis)法,XRD(X−ray Diffraction:X線回折)法等の分析方法で特定できる。
【0046】
また、本発明の誘電体線路用のセラミックス(誘電体磁器組成物)は、主結晶相がコーディエライト(2MgO・2Al2O3・5SiO2)であり、他の結晶相としてムライト(3Al2O3・2SiO2),スピネル(MgO・Al2O3),プロトエンスタタイト{メタ珪酸マグネシウム(MgO・SiO2)を主成分とするステアタイトの一種},クリノエンスタタイト{メタ珪酸マグネシウム(MgO・SiO2)を主成分とするステアタイトの一種},フォルステライト(2MgO・SiO2),クリストバライト{珪酸(SiO2)の一種},トリジマイト{珪酸(SiO2)の一種},サファリン(Mg,Alの珪酸塩の一種)等が析出する場合があるが、組成によってその析出相が異なる。なお、本発明の誘電体磁器組成物ではコーディエライトのみからなる結晶相であってもよい。
【0047】
本発明の誘電体線路用の誘電体磁器組成物は、以下のようにして製造する。原料粉末として、例えばMgCO3粉末,Al2O3粉末,SiO2粉末を用い、これらを所定割合で秤量し、湿式混合した後乾燥し、この混合物を大気中において1100〜1300℃で仮焼した後、粉砕し粉末状とする。得られた粉末に適量の樹脂バインダを加えて成形し、この成形体を大気中1300〜1450℃で焼成することにより得られる。
【0048】
原料粉末中に含まれるMg,Al,Siの各元素は、それぞれ酸化物,炭酸塩,酢酸塩等の無機化合物、もしくは有機金属等の有機化合物のいずれであってもよく、焼成により酸化物となるものであれば良い。
【0049】
なお、本発明の誘電体磁器組成物の主成分は、Mg,Al,Siの複合酸化物を主成分とし、50〜90GHzでのQ値を1000以上であるという特性を損なわない範囲で、上記元素以外に、粉砕ボールや原料粉末の不純物が混入したり、焼結温度範囲の制御、機械的特性向上を目的に他の成分を含有させても良い。例えば、希土類元素化合物、Ba,Sr,Ca,Ni,Co,In,Ga,Ti等の酸化物、ならびに窒化ケイ素等の窒化物などの非酸化物である。これらは単独または複数種が含まれていても良い。
【0050】
かくして、本発明は、送信部の各種部品の周波数特性、温度特性により変動するミリ波信号の送信出力、即ち送信出力偏差を抑制し、所望の帯域でミリ波信号の送信出力の強度を一定レベルに保つことで、ミリ波レーダーの探知距離の低下を防ぎその性能を高いレベルに維持でき、さらには損失の小さいものとし得るという作用効果を有する。
【0051】
例えば、本発明のコーディエライトセラミックスからなる誘電体線路を用いたNRD型ガイドによるミリ波レーダーモジュールの場合、0.1dB/cmというきわめて低損失のものが実現できた。
【0052】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や改良を加えることは何ら差し支えない。
【0053】
【発明の効果】
本発明のミリ波レーダーモジュールによれば、高周波ダイオードから出力された高周波信号を、バイアス電圧印加方向が高周波信号の電界方向に合致するように高周波信号の伝搬路中に配置された可変容量ダイオードのバイアス電圧を周期的に制御することにより、三角波に周波数変調した送信用のミリ波信号として出力する電圧制御発振器と、サーキュレーターとショットキーダイオードが設けられた反射器とからなり、電圧制御発振器から出力されサーキュレータに入力された送信用のミリ波信号を、制御電圧信号がバイアス電圧として入力されるショットキーダイオードにより検波して消費するかまたは反射して出力することにより、その減衰比を制御電圧信号が増大すると減衰特性も増大するように制御して、送信用のミリ波信号の信号強度を所定レベルに維持して出力するように動作する可変減衰器と、送信用のミリ波信号を可変減衰器側および送信用のミリ波信号の一部と受信波とが入力され中間周波信号を生成するミキサー側に分配する第1の分配器と、入力されたミリ波信号をショットキーダイオードで検波し直流化して検波電圧信号として出力し、入力されたミリ波信号の入力電力が増大すると検波電圧信号も増大する検波器と、可変減衰器から出力されたミリ波信号の一部を、送受信用アンテナ側および検波器側に分配する第2の分配器と、検波器により出力用のミリ波信号の一部を直流化して得られた検波電圧信号と基準電圧信号とを比較することにより、検波電圧信号が基準電圧信号より大きい場合には利得制御信号を上げて可変減衰器の減衰比を上げ、検波電圧信号が基準電圧信号より小さい場合には利得制御信号を下げて可変減衰器の減衰比を下げるように減衰比を制御する制御電圧信号を出力する比較器とを具備して成り、電圧制御発振器・第1の分配器・可変減衰器・第2の分配器および検波器は、それぞれミリ波信号の波長の2分の1以下の間隔で配置した平行平板導体間に配設した誘電体線路を信号伝送線路として具備することから、送信部の各種部品の周波数特性や温度特性による送信用のミリ波信号の送信出力偏差を抑制し、送信用のミリ波信号の送信出力の強度を一定レベルに保つことで、ミリ波レーダーモジュールにおける送信出力の高精度な制御を実現でき、その結果、送信出力の変動によるミリ波レーダーの探知距離の低下を防ぎ、その性能を高いレベルに維持でき、さらには低損失のものとし得るという作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミリ波レーダーモジュールのブロック回路図である。
【図2】従来のミリ波レーダーモジュールのブロック回路図である。
【図3】NRDガイドの基本構成を示す斜視図である。
【図4】本発明のミリ波レーダーモジュール用の第1の分配器,第2の分配器(カップラー)の基本構成を示す平面図である。
【図5】FMCW方式のレーダーの原理を示し、(a)は時間軸方向に三角波となるように周波数変調されたミリ波信号の送信波(実線)と受信波(破線)のグラフ、(b)はFMCW方式のレーダーの原理を説明するブロック図である。
【図6】本発明のミリ波レーダーモジュール用の可変減衰器の斜視図である。
【図7】可変減衰器のショットキーダイオードの順方向バイアス電圧と減衰比との関係を示すグラフである。
【図8】本発明の電圧制御発振器の斜視図である。
【図9】図8の電圧制御発振器における周波数変調用のバラクダダイオード部の平面図である。
【図10】本発明のミリ波レーダーモジュール用の検波器を示し、(a)は検波器の斜視図、(b)は検波器用のショットキーダイオードの平面図である。
【符号の説明】
11:電圧制御発振器
12:第1の分配器
13:可変減衰器
14:第2の分配器(カップラー)
15:サーキュレーター
16:送受信用アンテナ
17:検波器
18:電圧比較器
19:ミキサー
61:入力ポート
62:反射ポート
63:出力ポート
64:フェライト
66a:ショットキーダイオード[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a millimeter-wave radar module for an automobile or the like that is used in a millimeter-wave band and uses an NRD guide for a millimeter-wave transmitter, and that maintains output power constant by performing power control.
[0002]
[Prior art]
FIG. 2 shows a block circuit diagram of a millimeter wave radar module that conventionally uses a nonradiative dielectric line (hereinafter referred to as an NRD guide) for a millimeter wave transmitter. As shown in FIG. 3, the NRD guide has a distance of λ / 2 between the pair of parallel plate conductors 1 and 1 (λ is the wavelength of a high-frequency signal (electromagnetic wave) in the air at the operating frequency). The high frequency signal is transmitted into the
[0003]
In FIG. 2, 21 is a voltage controlled oscillator (VCO: Voltage Control Oscillator) composed of a Gunn diode and a varactor diode, and 22 is two
[0004]
The voltage controlled
[0005]
Further, a
[0006]
As shown in FIG. 9, a second choke type
[0007]
The high frequency signal oscillated from the Gunn
[0008]
Further, the millimeter wave radar module of FIG. 2 is an FMCW (Frequency Modulation Continuous Waves) system, and its operation principle is as follows. As shown by the solid line in FIG. 5 (a), an input signal whose voltage amplitude changes with time as a triangular wave is input to the modulation signal input MODIN terminal of the voltage controlled
[0009]
By analyzing the frequency components such as the output frequency of the IFOUT terminal, Fif = 4R · fm · Δf / c (Fif: IF output frequency, R: distance, fm: modulation frequency, Δf: frequency shift width, c: The distance can be obtained from the relational expression (light speed).
[0010]
In general, in the FMCW millimeter-wave radar, the resolution in the target direction is required to be about 1 m. In order to obtain this resolution, r = c / 2Δf (r: distance resolution, Δf: frequency deviation width, c: A change in frequency of 150 MHz is necessary from the equation of light speed. Actually, since the oscillation frequency in the free run of the voltage controlled
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, the dielectric line of the NRD guide and the distributor 22 of FIG. 2 have a specific frequency characteristic, and the frequency characteristic is completely flat in a desired band, that is, the intensity of the transmission wave is constant in a certain band. It was difficult to keep the level. In general, the voltage controlled
[0012]
In the conventional example of FIG. 2, a millimeter wave radar module using MMIC (Microwave Monolithic Integrated Circuit) has also been proposed. However, an in-vehicle 77 GHz band MMIC is poor in mass productivity and expensive. In addition, when the MMIC is used, a coplanar line or the like is used because it is difficult to connect to the NRD type guide, but there is a practical problem because the loss of the high frequency signal is large in the 77 GHz band.
[0013]
The present invention has been completed in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to suppress a transmission output that fluctuates depending on a frequency characteristic and a temperature characteristic caused by a transmission unit, that is, a transmission output deviation, and transmit in a millimeter wave radar module. The purpose is to achieve high-precision control of output and to achieve low loss.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The millimeter wave radar module of the present invention is a variable capacitance diode arranged in a propagation path of a high frequency signal such that a bias voltage application direction matches an electric field direction of the high frequency signal. By periodically controlling the bias voltage, it comprises a voltage-controlled oscillator that outputs a millimeter-wave signal for frequency modulation into a triangular wave, and a reflector provided with a circulator and a Schottky diode. The transmission millimeter-wave signal that is output and input to the circulator is detected by the Schottky diode to which a control voltage signal is input as a bias voltage and consumed or reflected and output, whereby the attenuation ratio Is controlled so that the attenuation characteristic increases as the control voltage signal increases. A variable attenuator that operates to maintain and output a signal intensity of the millimeter wave signal for transmission at a predetermined level, and the millimeter wave signal for transmission is connected to the variable attenuator side and the millimeter wave signal for transmission. A first distributor that receives a part of the received wave and generates an intermediate frequency signal and distributes it to the mixer side, and detects the input millimeter wave signal with a Schottky diode, converts it into a direct current, and outputs it as a detected voltage signal. A detector in which the detected voltage signal increases as input power of the input millimeter wave signal increases, and a part of the millimeter wave signal output from the variable attenuator is connected to the transmitting / receiving antenna side and the detector side The detected voltage signal by comparing the detected voltage signal obtained by converting a part of the output millimeter-wave signal into a direct current by the detector and the reference voltage signal. Before When the voltage is larger than the reference voltage signal, the gain control signal is increased to increase the attenuation ratio of the variable attenuator. When the detection voltage signal is smaller than the reference voltage signal, the gain control signal is decreased to decrease the variable attenuator. And a comparator for outputting the control voltage signal for controlling the attenuation ratio so as to lower the attenuation ratio of the voltage controlled oscillator, the first distributor, the variable attenuator, and the second distributor. Each of the detectors includes a dielectric line disposed as a signal transmission line between parallel plate conductors arranged at intervals of 1/2 or less of the wavelength of the millimeter wave signal.
[0015]
With the above configuration, the present invention suppresses transmission output deviation due to frequency characteristics and temperature characteristics caused by the transmission unit, and maintains the transmission wave intensity at a constant level in a desired band, so that the transmission output of the millimeter wave radar module can be reduced. High-precision control can be realized, and as a result, the detection range of the millimeter wave radar can be prevented from being lowered and its performance can be maintained, and further, the loss can be reduced.
[0016]
The dielectric line is characterized by comprising a sintered body whose main component is a composite oxide of Mg, Al, and Si. As a result, it is possible to reduce the loss by using a dielectric line made of ceramics having a relative dielectric constant lower than that of conventional alumina ceramics and the like. The loss is even lower than that of Teflon which is easily converted to the mode. Therefore, it is possible to manufacture a dielectric line with low transmission loss, low cost, and high shape accuracy.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The millimeter wave radar module of the present invention will be described below. FIG. 1 is a block circuit diagram showing an embodiment of the millimeter wave radar module of the present invention. In FIG. 1,
[0018]
The oscillator output frequency-modulated by the triangular wave input by the voltage controlled
[0019]
The structure of the
[0020]
The above gain control will be described in detail below. In the
[0021]
On the other hand, the
[0022]
When the relationship between the detection voltage signal Vdet and the reference voltage signal Vref is Vdet> Vref, that is, when the power of the transmission signal is larger than the set value, the gain control signal Vc that is the output is increased, thereby the
[0023]
Next, the
[0024]
In this
[0025]
In this way, by inputting the gain control signal Vc as the bias voltage of the
[0026]
In the present invention, the voltage controlled
[0027]
In the voltage controlled
[0028]
The strip-shaped
[0029]
The
[0030]
The material of the
[0031]
In the configuration of FIG. 8, the
[0032]
Further, the reason why it is substantially {(3/4) + n} λ is that resonance is possible even if it is slightly deviated from {(3/4) + n} λ. For example, the
[0033]
The high frequency band referred to in the present invention corresponds to a microwave band and a millimeter wave band of several tens to several hundreds GHz, and for example, a high frequency band of 30 GHz or higher, particularly 50 GHz or higher, and more preferably 70 GHz or higher is preferable.
[0034]
In addition, as the high-frequency diode such as the
[0035]
The parallel plate conductor 1 for NRD guide of the present invention is a conductor plate such as Cu, Al, Fe, SUS (stainless steel), Ag, Au, Pt, ceramics, resin, etc. in terms of high electrical conductivity and workability. These conductor layers may be formed on the surface of an insulating plate made of or the like.
[0036]
Needless to say, the configuration related to the NRD guide is applied not only to the voltage-controlled
[0037]
The
[0038]
Next, the
[0039]
In the present invention, the dielectric line is preferably made of a sintered body mainly composed of a composite oxide of Mg, Al, and Si, specifically cordierite ceramics. The sintered body preferably has a relative dielectric constant of about 4.5-8. The reason why the relative permittivity is limited to this range is that when the relative permittivity is less than 4.5, the conversion of the propagation mode LSM mode electromagnetic wave into the LSE mode becomes large. Also, if the relative dielectric constant exceeds 8, when using at a frequency of 50 GHz or more, the width of the dielectric line must be very thin, the processing becomes difficult, the shape accuracy deteriorates, and the strength point But problems arise.
[0040]
Further, as a material of the dielectric line, it is preferable to use ceramics whose main component is a composite oxide of Mg, Al, and Si having a Q value of 1000 or more at a use frequency of 50 to 90 GHz. This realizes sufficiently low loss as a dielectric line used at 50 to 90 GHz included in the millimeter wave band in recent years.
[0041]
The composition and composition ratio of the dielectric line are expressed by the molar ratio composition formula xMgO · yAl 2 O 3 ・ ZSiO 2 X = 10-40 mol%, y = 10-40 mol%, z = 20-80 mol%, and x + y + z = 100 mol% should be satisfied.
[0042]
The reason why the composition ratio of the main component of the ceramic (dielectric ceramic composition) which is the material of the dielectric line of the present invention is limited to the above range is as follows. That is, x indicating the mol% of MgO is set to 10 to 40 mol% because a favorable sintered body cannot be obtained if it is less than 10 mol%, and the relative dielectric constant increases if it exceeds 40 mol%. is there. In particular, x is preferably 15 to 35 mol% from the viewpoint that the Q value at 60 GHz is 2000 or more.
[0043]
Al 2 O 3 The reason why y indicating 10% by mole is 10% to 40% by mole is Al 2 O 3 This is because when the amount y is less than 10 mol%, a good sintered body cannot be obtained, and when it exceeds 40 mol%, the relative dielectric constant increases. Al 2 O 3 Y indicating the amount is preferably 17 to 35 mol% from the viewpoint that the Q value at 60 GHz is 2000 or more.
[0044]
SiO 2 The reason why the mol% z is 20 to 80 mol% is that when the z is less than 20 mol%, the relative dielectric constant increases, and when it exceeds 80 mol%, a good sintered body cannot be obtained and the Q value is obtained. This is because of a decrease. SiO 2 Z indicating the amount is preferably 30 to 65 mol% from the viewpoint that the Q value at 60 GHz is 2000 or more.
[0045]
These MgO and Al 2 O 3 , SiO 2 X, y, and z indicating the mol% of can be identified by an analysis method such as an EPMA (Electron Probe Micro Analysis) method or an XRD (X-ray Diffraction) method.
[0046]
In addition, the ceramic (dielectric ceramic composition) for dielectric lines of the present invention has cordierite (2MgO · 2Al) as the main crystal phase. 2 O 3 ・ 5SiO 2 And mullite (3Al) as the other crystal phase 2 O 3 ・ 2SiO 2 ), Spinel (MgO · Al 2 O 3 ), Protoenstatite {magnesium metasilicate (MgO · SiO 2 ), A type of steatite whose main component is}, clinoenstatite {magnesium metasilicate (MgO · SiO 2 ), Forsterite (2MgO · SiO) 2 ), Cristobalite {silicic acid (SiO 2 )}, Tridymite {silicic acid (SiO 2 ), Safarin (a kind of Mg, Al silicate), and the like may precipitate, but the precipitation phase differs depending on the composition. The dielectric ceramic composition of the present invention may be a crystalline phase composed only of cordierite.
[0047]
The dielectric ceramic composition for dielectric lines of the present invention is manufactured as follows. As raw material powder, for example, MgCO 3 Powder, Al 2 O 3 Powder, SiO 2 Using powder, these are weighed at a predetermined ratio, wet-mixed and then dried. The mixture is calcined at 1100 to 1300 ° C. in the air and then pulverized to obtain a powder. It is obtained by adding an appropriate amount of a resin binder to the obtained powder and molding it, and firing this molded body at 1300 to 1450 ° C. in the atmosphere.
[0048]
Each element of Mg, Al, and Si contained in the raw material powder may be either an inorganic compound such as an oxide, carbonate, or acetate, or an organic compound such as an organic metal. If it becomes.
[0049]
The main component of the dielectric ceramic composition of the present invention is mainly composed of a composite oxide of Mg, Al, and Si, and within the range not impairing the characteristic that the Q value at 50 to 90 GHz is 1000 or more. In addition to the elements, impurities in the pulverized ball and raw material powder may be mixed, or other components may be included for the purpose of controlling the sintering temperature range and improving mechanical properties. For example, rare earth element compounds, oxides such as Ba, Sr, Ca, Ni, Co, In, Ga, and Ti, and non-oxides such as nitrides such as silicon nitride. These may be contained alone or in combination.
[0050]
Thus, the present invention suppresses the transmission output of the millimeter wave signal that fluctuates depending on the frequency characteristics and temperature characteristics of various parts of the transmission unit, that is, the transmission output deviation, and the intensity of the transmission output of the millimeter wave signal in a desired band is constant. Therefore, the detection distance of the millimeter wave radar can be prevented from being lowered and its performance can be maintained at a high level, and the loss and loss can be reduced.
[0051]
For example, in the case of a millimeter wave radar module using an NRD type guide using a dielectric line made of cordierite ceramics according to the present invention, an extremely low loss of 0.1 dB / cm can be realized.
[0052]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various change and improvement may be added in the range which does not deviate from the summary of this invention.
[0053]
【The invention's effect】
According to the millimeter wave radar module of the present invention, the high-frequency signal output from the high-frequency diode is transmitted from the variable-capacitance diode disposed in the propagation path of the high-frequency signal so that the bias voltage application direction matches the electric field direction of the high-frequency signal. It consists of a voltage-controlled oscillator that outputs a millimeter-wave signal for transmission that is frequency-modulated into a triangular wave by periodically controlling the bias voltage, and a reflector with a circulator and a Schottky diode. The transmission millimeter wave signal input to the circulator is detected and consumed by the Schottky diode to which the control voltage signal is input as a bias voltage, or reflected and output, so that the attenuation ratio is controlled by the control voltage signal. As the attenuation increases, the attenuation characteristic also increases so that the millimeter-wave signal for transmission A variable attenuator that operates to maintain the signal strength at a predetermined level and outputs a millimeter wave signal for transmission to the variable attenuator side and a part of the millimeter wave signal for transmission and the received wave are input to an intermediate frequency The first distributor that distributes the signal to the mixer side, and the input millimeter-wave signal is detected by a Schottky diode, converted to direct current, and output as a detected voltage signal, and the input power of the input millimeter-wave signal increases. Then, a detector for increasing the detection voltage signal, a second distributor for distributing a part of the millimeter wave signal output from the variable attenuator to the transmitting / receiving antenna side and the detector side, and for output by the detector. If the detected voltage signal is larger than the reference voltage signal by comparing the detected voltage signal obtained by converting a part of the millimeter wave signal to DC and the reference voltage signal, the gain control signal is increased to attenuate the variable attenuator. Raise the ratio, A comparator that outputs a control voltage signal for controlling the attenuation ratio so as to lower the attenuation ratio of the variable attenuator by lowering the gain control signal when the wave voltage signal is smaller than the reference voltage signal. The oscillator, the first distributor, the variable attenuator, the second distributor, and the detector are each a dielectric line disposed between parallel plate conductors disposed at intervals of 1/2 or less of the wavelength of the millimeter wave signal. As a signal transmission line, the transmission output deviation of the millimeter wave signal for transmission due to the frequency characteristics and temperature characteristics of various parts of the transmitter is suppressed, and the intensity of the transmission output of the millimeter wave signal for transmission is at a certain level. Therefore, it is possible to control the transmission output of the millimeter-wave radar module with high accuracy.As a result, the detection range of the millimeter-wave radar due to fluctuations in the transmission output can be prevented and its performance can be maintained at a high level. In addition, it has the effect of being able to have a low loss.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block circuit diagram of a millimeter wave radar module of the present invention.
FIG. 2 is a block circuit diagram of a conventional millimeter wave radar module.
FIG. 3 is a perspective view showing a basic configuration of an NRD guide.
FIG. 4 is a plan view showing a basic configuration of a first distributor and a second distributor (coupler) for the millimeter wave radar module of the present invention.
FIG. 5 shows the principle of an FMCW radar, where (a) is a graph of a transmission wave (solid line) and a reception wave (dashed line) of a millimeter wave signal frequency-modulated so as to be a triangular wave in the time axis direction; ) Is a block diagram for explaining the principle of the FMCW radar.
FIG. 6 is a perspective view of a variable attenuator for the millimeter wave radar module of the present invention.
FIG. 7 is a graph showing a relationship between a forward bias voltage and an attenuation ratio of a Schottky diode of a variable attenuator.
FIG. 8 is a perspective view of a voltage controlled oscillator according to the present invention.
9 is a plan view of a varactor diode portion for frequency modulation in the voltage controlled oscillator of FIG. 8. FIG.
10A and 10B show a detector for a millimeter wave radar module according to the present invention, in which FIG. 10A is a perspective view of the detector, and FIG. 10B is a plan view of a Schottky diode for the detector.
[Explanation of symbols]
11: Voltage controlled oscillator
12: First distributor
13: Variable attenuator
14: Second distributor (coupler)
15: Circulator
16: Antenna for transmission and reception
17: Detector
18: Voltage comparator
19: Mixer
61: Input port
62: Reflection port
63: Output port
64: Ferrite
66a: Schottky diode
Claims (2)
サーキュレーターとショットキーダイオードが設けられた反射器とからなり、前記電圧制御発振器から出力され前記サーキュレータに入力された前記送信用のミリ波信号を、制御電圧信号がバイアス電圧として入力される前記ショットキーダイオードにより検波して消費するかまたは反射して出力することにより、その減衰比を前記制御電圧信号が増大すると減衰特性も増大するように制御して、前記送信用のミリ波信号の信号強度を所定レベルに維持して出力するように動作する可変減衰器と、
前記送信用のミリ波信号を前記可変減衰器側および前記送信用のミリ波信号の一部と受信波とが入力され中間周波信号を生成するミキサー側に分配する第1の分配器と、
入力されたミリ波信号をショットキーダイオードで検波し直流化して検波電圧信号として出力し、入力された前記ミリ波信号の入力電力が増大すると前記検波電圧信号も増大する検波器と、
前記可変減衰器から出力された前記ミリ波信号の一部を、送受信用アンテナ側および前記検波器側に分配する第2の分配器と、
前記検波器により前記出力用のミリ波信号の一部を直流化して得られた前記検波電圧信号と基準電圧信号とを比較することにより、前記検波電圧信号が前記基準電圧信号より大きい場合には利得制御信号を上げて前記可変減衰器の前記減衰比を上げ、前記検波電圧信号が前記基準電圧信号より小さい場合には前記利得制御信号を下げて前記可変減衰器の前記減衰比を下げるように前記減衰比を制御する前記制御電圧信号を出力する比較器とを具備して成り、
前記電圧制御発振器・第1の分配器・可変減衰器・第2の分配器および検波器は、それぞれ前記ミリ波信号の波長の2分の1以下の間隔で配置した平行平板導体間に配設した誘電体線路を信号伝送線路として具備することを特徴とするミリ波レーダーモジュール。Periodically controlling the bias voltage of the variable capacitance diode arranged in the propagation path of the high frequency signal so that the bias voltage application direction matches the electric field direction of the high frequency signal for the high frequency signal output from the high frequency diode A voltage-controlled oscillator that outputs a millimeter-wave signal for transmission that is frequency-modulated into a triangular wave, and
A circulator and a reflector provided with a Schottky diode, and the millimeter wave signal for transmission that is output from the voltage controlled oscillator and input to the circulator, and the Schottky in which a control voltage signal is input as a bias voltage. By detecting with a diode and consuming or reflecting and outputting, the attenuation ratio is controlled so that the attenuation characteristic increases when the control voltage signal increases, and the signal intensity of the millimeter wave signal for transmission is increased. A variable attenuator that operates to maintain and output at a predetermined level ;
A first distributor that distributes the millimeter wave signal for transmission to the variable attenuator side and a mixer side that receives a part of the millimeter wave signal for transmission and a reception wave to generate an intermediate frequency signal;
A detector that detects the input millimeter wave signal with a Schottky diode, converts it into a direct current and outputs it as a detection voltage signal, and increases the detection voltage signal when the input power of the input millimeter wave signal increases,
A second distributor for distributing a portion of the millimeter wave signal output from the variable attenuator, the transmitting and receiving antenna side and the detector side,
By comparing the detected voltage signal and a reference voltage signal obtained by direct a part of the millimeter-wave signal for the output by the detector, wherein when the detected voltage signal is greater than the reference voltage signal The gain control signal is increased to increase the attenuation ratio of the variable attenuator, and when the detection voltage signal is smaller than the reference voltage signal, the gain control signal is decreased to decrease the attenuation ratio of the variable attenuator. become comprises a comparator for outputting the control voltage signal for controlling the damping ratio,
The voltage controlled oscillator, the first divider, the variable attenuator, the second divider, and the detector are arranged between parallel plate conductors arranged at intervals of 1/2 or less of the wavelength of the millimeter wave signal. A millimeter-wave radar module comprising the dielectric line as a signal transmission line.
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