JP3631258B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、画像記録装置、詳しくは、複数の受光手段を有する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スチルカメラおよびビデオカメラの何れの機能も有したカメラが種々提案されており、特開昭63−116137号公報,特開昭63−117572号公報,特開昭63−151933号公報,特開昭63−259528号公報,特開昭63−261239号公報,特開昭63−261241号公報,特開昭63−261242号公報,特開昭63−261330号公報,特開昭63−261968号公報等において開示されている。そして、これらのカメラは、スチルカメラにおけるフィルムと、ビデオカメラにおける固体撮像素子等との異なる2つの受光手段を具備しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来技術では何れのカメラにおいても、異なる2つの受光手段にそれぞれ対応するため、独立した撮影光学系を必要としていた。したがって、装置自体の大型化は避けられず、携帯性が損なわれると共にコストの増大を招いていた。また、独立した撮影光学系で撮影を行うため、上記2つの受光手段における画像に空間的パララックスが生じるという問題点を有している。
【0004】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、小型化が可能で携帯性に優れ、複数の受光手段に対する空間的パララックスのない画像記録装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による画像記録装置は、撮影レンズと、上記撮影レンズの後方の光路上に該撮影レンズから射出された光束を該光束の延長方向とは異なる方向に向けて反射する位置と反射しない位置とに移動可能になされた反射型光学部材と、上記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介して受光するように設けられた第1の受光手段と、上記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介さずに受光するように設けられた第2の受光手段と、上記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介して上記第1の受光手段に受光させるときには、上記撮影レンズと上記反射型光学部材との間の光路中に介挿するように移動し、記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介さずに上記第2の受光手段に受光させるときには、上記反射型光学部材の移動に協動して上記撮影レンズと上記第1の受光手段の間の光路中から退避するように移動する透過型光学部材と、を備えたことを特徴とする。
なお、ここに、受光手段とは、各種の固体撮像素子,撮像管,フィルム等の光像に係る変換をなす手段である。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0008】
図1ないし図6は本発明の1実施例である画像記録装置を示している。図1,図2,図3は、それぞれビデオムービーでの撮影状態を示した正面図,右側面図,平面図であり、図4,図5,図6は、それぞれフィルム撮影状態を示した正面図,右側面図,平面図である。
【0009】
この第1実施例は、通常のビデオムービーとしての機能に加え、たとえば、35mmロールフィルムを使用する通常のスチルカメラとしての機能とを併せ持つ画像記録装置である。すなわち、カメラ本体1右側方には、スチルカメラ機能として、アパーチャ1aを挟んで上下部にスプール室5とパトローネ室4とが配設されている。そして、該パトローネ室4には図示の如くフィルムパトローネ3が装填されるようになっていて、該フィルムパトローネ3より引き出された一つの光感応要素としての撮影フィルム2は、上記スプール室5内のスプール6に巻装されるようになっている。さらに、後蓋8に配設された圧板7によって上記撮影フィルム2がアパーチャ1aに対して押圧されるようになっている。
【0010】
上記スプール室5左側方のカメラ本体1中央上部には、撮影レンズ15が前方に向けて突出形成されていて、該撮影レンズ15後方の光路上にはフィールドレンズ14が配設されている(図2参照)。また、該フィールドレンズ14のさらに後方の光路上には上記撮影レンズ15からの光束を下方に向けて反射させる固定ミラー13がカメラ本体1に固着されて配設されている。
【0011】
上記固定ミラー13の下方には、該固定ミラー13によって下方に向けられた光路に沿った所定の可動範囲内において、図示しないガイド軸によって上下方向にガイドされ上下方向に摺動自在であると共に、光軸に対して所定角度の回転動作が可能なリレーレンズ10が配設されている。このリレーレンズ10は、図1および図2中、実線にて示した位置(以下、第1の位置という)と、2点鎖線にて示した位置(以下、第2の位置という)との間を可動範囲として移動可能となっている。そして、この第1の位置と第2の位置とにあるときでは、互いに180度回転した位置関係を持ち、これにより異なる横倍率を有するようなっている。なお、該リレーレンズ10の配置および横倍率に関しては後に詳述する。
【0012】
また、カメラ本体1中央部の上記リレーレンズ10可動範囲近傍には、カメラ本体1の左右方向に揺動可能な可動ミラー9が、上記固定ミラー13によって下方に向けられた光路に対して介挿および退避可能となるように配設されている。この可動ミラー9は、カメラ本体1の所定位置において前後方向に固定された軸に軸支され、該カメラ本体1の左右方向に揺動するアームの自由端部に配設されており、該アームの揺動動作によって、上記光路中への介挿状態と光路からの退避状態とが切換わるようになっている。
【0013】
一方、第1の位置に配置される上記リレーレンズ10のさらに下方の光路終端には当該他の光感応要素としてのCCD12が配設されている。このCCD12は、上記リレーレンズ10が第1の位置に配置しているときに、上記撮影レンズ15からの被写体光束を集光する位置に当該受光面が配置されるように配設されている。また、該CCD12の上方には上記被写体光のうち定常光のみを同CCD12に透過させるローパスフィルタ11が配置されている。
【0014】
ところで、上記可動ミラー9およびリレーレンズ10の配置状態は撮影状態,すなわち、ビデオムービーでの撮影であるか、フィルムでの撮影であるかに依存し、また、互いに密接に関連しているが、以下、これを詳細に説明する。
【0015】
当該第1実施例の画像記録装置がビデオムービーでの撮影状態にあるとき、すなわち、図1ないし図3に示す状態にあるときは、上記リレーレンズ10は上述した第1の位置に配置されて所定の横倍率を有し、また、可動ミラー9は図中、実線にて示す退避状態となるように配置される。これにより、上記固定ミラー13によって下方に向けられた光束は、上記ローパスフィルタ11を介して上記光感応要素たるCCD12に集光されるようになっている。
【0016】
一方、該画像記録装置がフィルムでの撮影状態にあるとき、すなわち、図4ないし図6に示す状態にあるときは、上記リレーレンズ10は撮影レンズ15寄りの上述した第2の位置に配置され、上記第1の位置にあるときとは異なる横倍率を有し、可動ミラー9は、図4ないし図5中、実線で示すように光路中に介挿された状態となるように配置される。このとき、上記固定ミラー13によって下方に向けられた光束は該可動ミラー9によって反射され、右側方のアパーチャ1aに向けられるようになっている。これにより、上記撮影レンズ15からの被写体光が第2の光感応要素たる撮影フィルム2面上に集光されるようになっている。
【0017】
ここで、上記第1実施例における各光感応要素(撮影フィルム2,CCD12),撮影光学系(撮影レンズ15,リレーレンズ10)および可動ミラー9との位置関係について図7を参照して説明する。なお、図7は、上記各部の関係を模式的に示した線図である。
【0018】
図7において、符号100,101,102,103,104は、それぞれ撮影レンズ,リレーレンズ,可動ミラー,第2の光感応要素,第1の光感応要素を示している。また、上記リレーレンズ101および可動ミラー102は、撮影状態によって移動し、符号101a,102aは、上記第1の光感応要素104を使用しての撮影時、たとえば、ビデオムービー撮影時における上記リレーレンズ101および可動ミラー102の位置を示し、一方、符号101b,102bは、上記第2の光感応要素103を使用しての撮影時、たとえば、フィルム撮影時における同リレーレンズ101および可動ミラー102の位置を示している。
【0019】
なお、上記撮影レンズ100,リレーレンズ101,可動ミラー102,第2の光感応要素103,第1の光感応要素104は、それぞれ上記第1実施例における撮影レンズ15,リレーレンズ10,可動ミラー9,撮影フィルム2,CCD12と等価であり、また、符号101a,101bの位置は、上述した第1,第2の位置にそれぞれ相当し、さらに、符号102a,102bの位置は、上述した退避状態,介挿状態の位置にそれぞれ相当する。
【0020】
ところで、上記撮影レンズ100の焦点距離は、上記第1および第2の光感応要素104,103の対角線長をそれぞれa,bとすると、
Figure 0003631258
で表される。
【0021】
そして、第1の光感応要素104を使用しての撮影時においては、上記リレーレンズ101は符号101aの位置、すなわち、第1の位置にあるが、このとき符号101aの位置は、被写体像が第1の光感応要素104に結像されるように当該横倍率が、
Figure 0003631258
となるような位置に移動して配置されている。
【0022】
また、第2の光感応要素103を使用しての撮影時においては、上記リレーレンズ101は符号101bの位置、すなわち、第2の位置にあるが、このとき符号101bの位置は、被写体像が第2の光感応要素103に結像されるように当該横倍率が、
Figure 0003631258
となるような位置に反転移動して配置されている。
【0023】
すなわち、第1の光感応要素104に対しては、トータルの焦点距離がf、また、第2の光感応要素103に対しては、トータルの焦点距離が(b/a)・fとなるように上記リレーレンズ101が配置される。
【0024】
一方、上記可動ミラー102は、第1の光感応要素104を使用しての撮影時においては、上記リレーレンズ101と協動して符号102aで示される退避状態となるように揺動し、該第1の光感応要素104への光束を妨げない。また、第2の光感応要素103を使用しての撮影時においては、同じく、上記リレーレンズ101と協動して符号102bで示される介挿状態となるように揺動し、撮影レンズ100からの光束を第2の光感応要素103に結像させるべく屈折反射させる。
【0025】
次に、上記第1実施例の画像記録装置内のリレーレンズ10および可動ミラー9の切換部の構成をさらに詳しく説明する。
【0026】
まず、上記リレーレンズ10の構成を説明する。
【0027】
図8および図9は、図1に示す本第1実施例の画像記録装置を左側方、すなわち、フィルム面と反対側から見たときの上記リレーレンズ10とその周辺部を示す正面図である。なお、図8は、ビデオムービーでの撮影状態、すなわち、該リレーレンズ10が上述した第1の位置に配置されたときの状態を示しており、また、図9は、フィルムでの撮影状態、すなわち、該リレーレンズ10が上述した第2の位置に配置されたときの状態を示している。また、図20は、図1に示す本第1実施例の画像記録装置を下方から見た図である。
【0028】
図に示すように、図中、左側には上記CCD12が、また、右側には上記固定ミラー13を介して撮影レンズ15が配置されていて、上述したように、リレーレンズ10は上記CCD12と上記固定ミラー13との間の光軸上所定範囲において可動できるように配設されている。
【0029】
上記リレーレンズ10はリレーレンズ回転枠43に固着内設されていて、さらに、該リレーレンズ回転枠43はリレーレンズスライド枠42に、後述するように回動自在に内設されている。また、該リレーレンズ回転枠43正面側にはばね掛け43cが突出形成されていて、その先端部は、上記リレーレンズスライド枠42の対応する位置に穿設された穿設孔から延出するように突出している。さらに、上記リレーレンズスライド枠42正面側中央部にはばね掛け42dが突出形成されていて、上記ばね掛け43cと該ばね掛け42dとの間にはねじりコイルばね44が架設されている。そして、上記リレーレンズ回転枠43に内設された上記リレーレンズ10は、レンズ中央を通り、図8中、紙面前後方向に延びた軸を回転軸とし、上記リレーレンズスライド枠42内で図中、左右回りに180度の回動をするようになっている。
【0030】
すなわち、図8に示すビデオムービーでの撮影時に上述した第1の位置に配置されたリレーレンズ10は、図9に示すフィルムでの撮影時に第2の位置に移動する際に、上記ねじりコイルばね44は徐々に図中、左回りに回転し、思案点を越えた時点で図9に示す180度回転した位置に固定されるようになっている。なお、この状態よりビデオムービーでの撮影時に移行する際には、上述とは逆に該リレーレンズ10は図中、右回りに回転し、思案点を越えた時点で図8に示す180度回転した位置に固定されるようになっている。
【0031】
また、上記リレーレンズ回転枠43正面側一側部および裏面側一側部の同一回動軌跡上にはそれぞれ2つの従動突起部43a,43bが突出形成されていて、リレーレンズスライド枠42内に穿設された部分円弧形状のガイド孔に摺動可能に係合され、該リレーレンズ回転枠43の部分回動をガイドするようになっている。さらに、該リレーレンズ回転枠43一側面には回転止め43dが突出形成されていて、上記リレーレンズスライド枠42内面上下部に配設された係止片42e,42fによって、同リレーレンズ回転枠43の回動が規制されるようになっている。
【0032】
一方、カメラ本体1内の、上記リレーレンズ回転枠43に対して図中、上下方には、それぞれリレーレンズスライド軸45a,45bが配設されている。また、該リレーレンズスライド軸45a,45bの外方には親板28が配設されている。そして、リレーレンズスライド枠42は、上記リレーレンズスライド軸45a,45bにガイドされて光軸方向に摺動するようになっている。さらに、上記リレーレンズスライド枠42一側方にはばね掛け42cが図中、下方に向けて突出形成されていると共に、上記親板28内面所定位置にはばね掛け62が植設されていて、この両ばね掛けの間にはねじりコイルばね61が架設されている。
【0033】
上記ばね掛け42cは、上記ねじりコイルばね61が掛けられている部分よりさらに下方に向けて延出しており、その先端は、該リレーレンズスライド枠42のさらに図中、下方に配設されたリレーレンズホルダ押さえ46の凹部46aに係合している。このリレーレンズホルダ押さえ46は、後述するプーリ40に掛けられたベルト41と一体に光軸と平行な方向(図中、左右方向)に移動するようになっており、該リレーレンズホルダ押さえ46の移動に連動して同リレーレンズホルダ押さえ46の凹部46aの内壁一側面にばね掛け42cが当接することで上記リレーレンズスライド枠42が、すなわち、リレーレンズ10が光軸方向に移動することになる。このとき、該リレーレンズ10は、上記ねじりコイルばね61の思案点を境に前述した第1の位置と第2の位置とに配置されるようになっている。
【0034】
すなわち、上記リレーレンズ10は、ビデオムービーでの撮影時には図8に示す第1の位置に配置されているが、フィルムでの撮影時には、図中、右方向に向けて徐々に移動し、上記ねじりコイルばね61の思案点を越えた段階で図9に示す第2の位置に固定されるようになっている。また、第2の位置に配置された状態より第1の位置に移動する際には、上述とは逆に図中、左方向に向けて移動し、上記ねじりコイルばね61の思案点を越えた段階で図8に示す第1の位置に固定されるようになっている。
【0035】
なお、上記リレーレンズスライド枠42の図中、左右側面にはそれぞれ突出片42b,42aが配設されていて、上記リレーレンズ10の移動に伴い、カメラ本体1のそれぞれ上記突出片42b,42aに対応する位置に配設されたリーフスイッチ58,56に当接してオンさせることで、該リレーレンズ10が上記第1および第2の位置にあることを検出できるようになっている。
【0036】
つぎに、上記可動ミラー9およびその周辺部の構成を説明する。
【0037】
図10および図14は、共に図8および図9に示す本第1実施例の画像記録装置を紙面上方側から見たときの上記リレーレンズ10および可動ミラー9とその周辺部を示す図である。そして、図10は、ビデオムービーでの撮影状態、すなわち、該リレーレンズ10が上述した第1の位置に配置されたときの状態を、また、図14が、フィルムでの撮影状態、すなわち、該リレーレンズ10が上述した第2の位置に配置されたときの状態をそれぞれ示している。
【0038】
上記リレーレンズ10は、上述したようにベルト41に固定された上記リレーレンズホルダ押さえ46によって光軸上を移動するが、該ベルト41は、図中、左右に示すプーリ40a,40bに掛けられ、さらに、図11に示すリレーレンズ駆動モータ39を駆動源として可動するようになっている。図11に示すように、該リレーレンズ駆動モータ39からの駆動力はギアー列を介して上記プーリ40aに伝達されるようになっている。一方、図12は、上記プーリ40bを示した正面図である。
【0039】
図10および図14に戻って、上記リレーレンズ10よりフィルム面側(図中、下方)には、レバー20が配設されている。このレバー20は、その支点を揺動自在に、上記親板28の所定位置において図中、紙面の前後方向に延設されたばね掛け軸22に枢着されており、図中、一担右側に向けて延出し、さらにクランク状に曲折した後に再び右側に向けて延出した一腕20aを有している。また、該一腕20a先端部は上方に向けて曲折していて、この先端部にはばね掛け軸27を支点として揺動自在なレバー24が配設されている。該レバー20と該レバー24とは親子レバーの関係にあり、また、レバー24先端部は、上記リレーレンズ10が第2の位置に移動した際に、上記リレーレンズスライド枠42に配設された突出片42aと当接するようになっている(図14参照)。なお、上記ばね掛け軸22は図中、左右方向に移動可能となっている。
【0040】
一方、図中、左斜め下方に延出したレバー20の他腕20bの端部には回動自在なローラー19が配設されている。
【0041】
また、上記ばね掛け軸27を支軸にしたねじりコイルばね26が、上記レバー24の一腕先端部と上記レバー20の一腕20a先端部に植設されたばね掛け25とに掛けられていて、これにより、該レバー24は、ばね掛け軸27を支点に図中、右回りに付勢されるようになっている。
【0042】
上記リレーレンズ10よりフィルム面側(図中、下方)であって、上記レバー20の、図中、背面側には、山型形状を呈するスライド板34が、図中、左右方向に移動可能に配設されている。このスライド板34の両側方には長孔形状の穿設孔34a,34bが穿設されており、さらに、該穿設孔34a,34bには、それぞれ上記親板28の所定位置に固定されたスライド軸49a,49bが係合されていることより、図中、左右方向に摺動自在となっている。
【0043】
上記スライド板34の山部一側方において、上記レバー20の支点であるばね掛け軸22が貫設しており、これにより、上記レバー20の光軸と平行方向への移動に伴って該スライド板34も同方向へ移動することになる。また、該スライド板34の一側方において突出形成されたばね掛け34cとカメラ本体1の所定位置に固定されたばね掛け50との間には引張コイルばね38が架設されていて、該スライド板34を図中、左側に付勢するようになっている。
【0044】
これにより、上記リレーレンズ10が、図10に示す第1の位置より図14に示す第2の位置に移動すると、上述したようにリレーレンズスライド枠42の突出片42aに当接されてレバー24,レバー20が図中、右側へ移動し、これに連動して上記スライド板34が右側へ移動することになる。
【0045】
また、上記スライド板34の山部他側方には角形状の穿設孔34dが穿設されていて、上記可動ミラー9に配設されたミラー係合部30が係合している。
【0046】
上記可動ミラー9は、上記親板28の所定位置において図中、紙面の前後方向に延設されたミラー回転軸29を支点に揺動自在に枢着されたレバー形状を呈し、その一腕部に上記撮影レンズ15からの被写体光を反射するミラーが配設されている。また、該可動ミラー9の一腕先端部には、図中、背面側に向けて係合軸9aが植設されている。そして、該可動ミラー9が図10に示すように光路より退避しているときには、この係合軸9aによって、リーフスイッチ59に当接してオンさせ、また、該可動ミラー9が図14に示すように光路中まで回動した際には、リーフスイッチ57に当接してこれをオンさせるようになっている。これにより、該可動ミラー9の位置を把握できるようになっている。
【0047】
一方、上記可動ミラー9の他腕は、第1の他腕9bと該第1の他腕9b先端部に配設された上記ミラー係合部30を介して延設された第2の他腕9cとで構成される。そして、該第2の他腕9c先端部にはミラーばね掛け31が配設されていて、さらに、該ミラーばね掛け31と上記親板28の所定位置に配設されたばね掛け32との間にはねじりコイルばね33が架設されている。また、該ミラーばね掛け31の回動軌跡に対応する上記親板28の所定位置には円弧形状のガイド孔28aが穿設されている。さらに、山部の頂点に形成された折曲立上片と上記親板28の所定位置に配設されたばね掛け21との間にねじりコイルばね23が架設され、これにより、該スライド板34は、図中、上方へと付勢されている。また、上記親板28の、上記ミラー係合部30の移動路に対応する位置には、長孔形状のガイド孔28bが穿設されている。
【0048】
上記ミラー係合部30は、上述したようにスライド板34の穿設孔34dに係合している。これにより、該スライド板34の右方向への移動に伴って該ミラー係合部30は、上記ミラー回転軸29を支点とした円弧上を右に移動することになる。したがって、このミラー係合部30が右方向に移動することにより、上記可動ミラー9の、光路中への介挿が可能となる。
【0049】
すなわち、上記ミラー係合部30およびミラーばね掛け31は、ビデオムービーでの撮影時には図10に示す位置にあり、したがって、上記可動ミラー9は、ビデオムービーでの撮影時には同図に示すように光路から退避した位置に配置されている。そして、フィルムでの撮影時には、上記ミラー係合部30がスライド板34によって右方向へ上記ガイド孔28bに沿って移動され、これに伴い、ミラーばね掛け31も上記ガイド孔28aに沿って右方向に向けて徐々に移動し、さらに、可動ミラー9も光路へ向けて徐々に回動する。そして、上記ねじりコイルばね33の思案点を越えた段階で図14に示すように可動ミラー9は光路中へと回動し固定される。
【0050】
次に、一担光路中に介挿された可動ミラー9を該光路から退避させる機構について説明する。
【0051】
図10および図14に示すように、上記スライド板34の下方には、後述するミラー駆動モータ16の駆動力によって回動するアーム付きギアー35が配設されている。このアーム付きギアー35の先端部は、上記ミラーばね掛け31に当接するようになっていて、また、該アーム付きギアー35の自由端部に配設されたばね掛け35aと親板28の所定位置に配設されたばね掛け55との間には、引張コイルばね36が架設されている。そして、この引張コイルばね36の付勢力によって該アーム付きギアー35は、図中、右回りに付勢されるよになっている。
【0052】
図13および図15は、本第1実施例の画像記録装置を正面側から見たときの、上記可動ミラー9の退避機構を示す正面図である。そして、図13は、ビデオムービーでの撮影状態を、また、図15は、フィルムでの撮影状態を各々示している。すなわち、該図13,図15は、上記図10,図14に示す機構のさらに下方の機構をそれぞれ示している。
【0053】
上記レバー20他腕先端部に配設されたローラー19は、カムフォロワ18上面に当接している。このカムフォロワ18は上記親板28の所定位置に配設されたスライド軸48a,48bによって上下方向に摺動自在となっている。そして、該カムフォロワ18先端は、上記親板28の所定位置に配設されたスライド軸47a,47bによって図中、左右方向に摺動自在であるスライドカム17の上面カム面に当接している。
【0054】
上記スライドカム17の底面はラック部を形成しており、ミラー駆動モータ16からギアー列を図示の如く介して出力の一端となるピニオン17aと共にラックピニオン機構を構成している。また、該スライドカム17の上面は、中央部が図中、右下がりの斜面に、また、両端部が光軸に対して平行面となるカム面が形成されている。
【0055】
また、上記スライドカム17の一側方には係止部37およびリーフスイッチ60が配設されている。そして、図13および図15に示すように、該スライドカム17が図中、左側に摺動した際には、該一側面において係止部37に当接し、さらに、リーフスイッチ60をオンするようになっている。これにより、該スライドカム17の位置を検出できるようになっている。
【0056】
一方、上記ミラー駆動モータ16の出力他端はギアー列を介して図示の如く上記アーム付きギアー35のギアー部に噛合している。
【0057】
図16ないし図19は、本第1実施例の画像記録装置を正面側から見たときの、上記可動ミラー9の退避機構を説明する正面図である。
【0058】
上記ミラー駆動モータ16が回動すると、上記ギヤー列を介してその出力が上記ピニオン17aおよびアーム付きギアー35のギヤー部に伝達される。
【0059】
これにより、図17に示すように上記スライドカム17が図中、右方向に摺動する。これにともない、カムフォロワ18が該スライドカム17のカム面に到達し、図中、上方へ移動する。そして、図16に示すように、上記カムフォロワ18の上方への移動に伴って、上記ローラー19を介してレバー20が、ばね掛け軸22を支点とする右回りの揺動を開始すると共に、図中、左方向へ移動する。
【0060】
一方、上記アーム付きギアー35は、図16に示すように、図中、左回りに回転し、その先端部が上記ミラーばね掛け31に当接するようになる。
【0061】
上記ミラー駆動モータ16がさらに回動すると、図19に示すように、上記スライドカム17はさらに右側へ移動し、上記カムフォロワ18はさらに上方へ押し上げられる。そして、図18に示すように、上記カムフォロワ18のさらなる上方への移動に伴って、上記レバー20はさらに揺動して子レバー24が完全に上記リレーレンズスライド枠42の突出片42aから離間すると共に、図中、左方向へ移動する。
【0062】
一方、上記アーム付きギアー35は、図18に示すように、さらに、左回りに回動して上記ミラーばね掛け31を左端に移動させる。これにより、上記可動ミラー9は光路中より退避することになる。
【0063】
すなわち、上記ミラー駆動モータ16の回動により上記ミラーばね掛け31がガイド孔28aに沿って図中、左端に徐々に移動し、これにともない、図14に示すように、一担光路中に介挿された可動ミラー9も光路中より徐々に退避する。そして、上記ねじりコイルばね33の思案点を越えた時点において該可動ミラー9は退避位置に到達して保持される。なお、この動作中、上述したように上記レバー24はリレーレンズスライド枠42の突出片42aとは完全に離間しているので、リレーレンズ10は第2の位置を維持したまま移動することはない。
【0064】
図21は、本実施例の画像記録装置の動作を示したタイムチャートである。
【0065】
まず、ビデオムービーでの撮影状態(録画またはカメラスルー状態)で、図示しないレリーズボタンをオンする。これにより、絞りが閉じられ、同時にEVF等のモニタ画像がロックされる。そして、リレーレンズ駆動モータ39が正転し、リレーレンズ10が第1より第2の位置への移動を開始する。この移動に伴いリーフスイッチ58がオフし、第2位置への移動が終了するとリーフスイッチ56がオンする。
【0066】
そして、上記リレーレンズ10は反転し、また、可動ミラー9が退避状態より光路中へ介挿される。なお、このとき、リーフスイッチ59がオフし、また、リーフスイッチ57がオンする。
【0067】
所定時間後Δt後、シャッタ動作を行い絞りを閉じる。この後、ミラー駆動モータ16が正転して、可動ミラー9が光路中より退避する。なお、このとき、リーフスイッチ57がオフし、また、リーフスイッチ59がオンする。
【0068】
そして、上記リレーレンズ駆動モータ39およびミラー駆動モータ16を逆転させて、上記リレーレンズ10を第1の位置に移動させると共に、スライドカム17を初期位置に戻す。この移動動作が完了後、すなわち、リーフスイッチ60がオンし、また、リーフスイッチ58がオンすると、絞りを開いて、EVF等におけるモニタ画像のロックを解除する。
【0069】
このような実施例によると、ビデオムービーでの撮影時に所望のシーンに遭遇した際に、該ビデオムービーでの撮影動作を中断することなく、簡単な操作で通常のスチル写真を撮ることができる。
【0070】
なお、上記実施例では、通常のビデオムービーとしての機能に加え、たとえば、35mmロールフィルムを使用する通常のスチルカメラとしての機能とを併せ持つ画像記録装置の例を挙げたが、これに限ることなく、本発明は、たとえば、ビデオムービー機能とハーフサイズのスチルカメラ機能を併せ持つ画像記録装置,異なる画面サイズでの撮影が可能なスチルカメラ機能を有する画像記録装置,通常のスチルカメラ機能とHDTV方式のテレビジョン機能とを併せ持つ画像記録装置,NTSC方式とHDTV方式のテレビジョン機能を有する画像記録装置等に適用されてもよい。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、小型化が可能で携帯性に優れ、複数の受光手段に対する空間的パララックスのない画像記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である画像記録装置のビデオムービーでの撮影状態を示した正面図。
【図2】上記実施例の画像記録装置の、ビデオムービーでの撮影状態を示した右側面図。
【図3】上記実施例の画像記録装置の、ビデオムービーでの撮影状態を示した平面図。
【図4】上記実施例の画像記録装置の、フィルムでの撮影状態を示した正面図。
【図5】上記実施例の画像記録装置の、フィルムでの撮影状態を示した右側面図。
【図6】上記実施例の画像記録装置の、フィルムでの撮影状態を示した平面図。
【図7】上記実施例における各光感応要素,撮影光学系および可動ミラーの位置関係を模式的に示した線図。
【図8】ビデオムービーでの撮影状態における上記実施例の画像記録装置を、左側方から見たときのリレーレンズとその周辺部を示す正面図。
【図9】フィルムでの撮影状態における上記実施例の画像記録装置を、左側方から見たときのリレーレンズとその周辺部を示す正面図。
【図10】ビデオムービーでの撮影状態における上記実施例の画像記録装置を正面側から見たときのリレーレンズおよび可動ミラーとその周辺部を示す正面図。
【図11】上記実施例の画像記録装置におけるリレーレンズ駆動モータとその周辺部を示した正面図。
【図12】上記実施例の画像記録装置におけるプーリ40bを示した正面図。
【図13】ビデオムービーでの撮影状態での上記実施例の画像記録装置における可動ミラーの退避機構を示す正面図。
【図14】フィルムでの撮影状態における上記実施例の画像記録装置を正面側から見たときのリレーレンズおよび可動ミラーとその周辺部を示す正面図。
【図15】フィルムでの撮影状態での上記実施例の画像記録装置における可動ミラーの退避機構を示す正面図。
【図16】可動ミラーの退避時における上記実施例の画像記録装置を正面側から見たときのリレーレンズおよび可動ミラーとその周辺部を示す正面図。
【図17】可動ミラーの退避時における上記実施例の画像記録装置における可動ミラーの退避機構を示す正面図。
【図18】可動ミラーの退避時における上記実施例の画像記録装置を正面側から見たときのリレーレンズおよび可動ミラーとその周辺部を示す正面図。
【図19】可動ミラーの退避時における上記実施例の画像記録装置における可動ミラーの退避機構を示す正面図。
【図20】上記実施例の画像記録装置の下面図。
【図21】上記実施例の画像記録装置の動作を示したタイムチャート。
【符号の説明】
1…カメラ本体
2…撮影フィルム
3…フィルムパトローネ
4…パトローネ室
5…スプール室
6…スプール
7…圧板
8…後蓋
9…可動ミラー
10…リレーレンズ
11…ローパスフィルタ
12…CCD
13…固定ミラー
14…フィールドレンズ
15…撮影レンズ

Claims (2)

  1. 撮影レンズと、
    上記撮影レンズの後方の光路上に該撮影レンズから射出された光束を該光束の延長方向とは異なる方向に向けて反射する位置と反射しない位置とに移動可能になされた反射型光学部材と、
    上記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介して受光するように設けられた第1の受光手段と、
    上記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介さずに受光するように設けられた第2の受光手段と、
    上記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介して上記第1の受光手段に受光させるときには、上記撮影レンズと上記反射型光学部材との間の光路中に介挿するように移動し、記撮影レンズから射出された光束を上記反射型光学部材を介さずに上記第2の受光手段に受光させるときには、上記反射型光学部材の移動に協動して上記撮影レンズと上記第1の受光手段の間の光路中から退避するように移動する透過型光学部材と、
    を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 上記撮影レンズから射出した光束を上記第1の受光手段に受光させるときには、上記透過型光学部材を上記撮影レンズと第1の受光手段との間に介挿されるように移動を開始した後に上記撮影レンズから射出した光束を反射する位置に上記反射型光学部材の移動を開始させ、上記撮影レンズから射出した光束を上記第2の受光手段に受光させるときには、上記透過型光学部材を上記撮影レンズと第1の受光手段との間から退避するように上記上記透過型光学部材の移動を開始させる移動制御手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
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